JP2006185191A - 端末管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 各地域に分散して設置された情報閲覧端末の動作を遠隔から容易に管理する端末管理システムを提供する。
【解決手段】 端末管理システムは、店舗等の施設に設置され、料金投入により一定の時間、利用者等が希望する情報の閲覧が可能となる情報閲覧端末100と、その情報閲覧端末100の動作状態を管理する端末管理事業者により使用される端末管理サーバ200と、情報の配信業務を行う情報配信事業者により管理され、その情報閲覧端末100に閲覧情報を配信する情報配信サーバ300と、その情報閲覧端末100の動作状態を確認するための状態確認端末400と、ネットワーク500とを有して構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端末管理システムに関し、特に、ネットワークを介してシステムの構成要素の状態を管理する端末管理システムに関する。
従来、例えば、スーパーマーケット等のPOS(Point Of Sales)システム、または銀行のオンラインシステムのように、複数のPC等の電子機器をそれぞれ地理的に分散させて設置し、それら複数の電子機器間をネットワークを介して接続し、各機器間における情報の共有化を行っていた。
また、このような従来技術の一例としては、空港、駅、または店舗等に複数設置される情報閲覧用の端末があった。ユーザは、これら公共施設または店舗等に設置される情報閲覧端末を用いて、インターネット上のWebページを閲覧する。
また、一般に、このような電子機器を設置してユーザ側にサービスを提供する場合、これらの電子機器に不具合が生じているか否かを確認し、定期的にメンテナンスを行う必要がある。
前述のように、地理的に分散させて電子機器を設置する場合、各電子機器の設置場所を訪れて、その機器の動作状態を確認しようとすると、その確認作業の労力は多大なものとなってしまう。
このような問題点を解決するために、従来は、これらの複数の機器により構築されたシステムに、さらに各機器の動作状態を監視・管理するための管理装置を設け、これらの電子機器の管理者は、その管理装置を操作しながら監視対象の機器の動作状況を監視・管理していた。
このような電子機器の動作状態を監視・管理する従来技術の1つに、特許文献1が開示するところの情報提供システムがあった。
この特許文献1では、店舗端末は、自身に動作異常、例えばフリーズ状態が発生した場合に、そのフリーズ状態が発生した旨を示すフリーズ信号をその店舗端末を管理する基地局に送信する。その基地局は、そのフリーズ信号を確認すると、そのフリーズ信号の送信元の店舗端末を強制終了した後に、再起動の処理を実行させていた。
特開2002−261872
しかしながら、前述の特許文献1に開示された技術を含め、従来では以下のような問題が生じていた。
前述したように、従来は、管理対象の機器が、自身の動作異常を確認すると、動作異常が発生した旨の信号を管理装置に対して送出していた。このため、その管理対象の機器に、全動作が停止するような動作異常が発生し、その機器が、動作異常の信号自体を送出できない場合には、管理装置側において、管理対象の機器に動作異常が発生したことを検知できないといった問題が生じる。
このことから、管理者側は、その動作異常の管理対象の機器への対応が遅れてしまい、その機器を含めたシステム全体が、長時間ダウンしてしまう可能性があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、管理対象となる電子機器自体に信号の送出が不可能となるような不具合が発生したとき、その不具合を迅速に認識し、適切かつ迅速な対応を可能とする端末管理システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、閲覧用の画面情報を表示する情報閲覧端末と、情報閲覧端末の動作状態を管理する端末管理サーバと、端末管理サーバが管理する情報閲覧端末の動作状態を示す情報を受信して表示する状態確認端末と、を有する端末管理システムであって、情報閲覧端末は、正常動作時に、所定の信号を端末管理サーバに送信し、端末管理サーバは、情報閲覧端末から受信した所定の信号に基づいて、情報閲覧端末の動作状態を判断し、状態確認端末からの要求に応じて、情報閲覧端末の動作状態を示す情報を状態確認端末に送信することを特徴とする。
また、本発明によれば、端末管理サーバは、情報閲覧端末からの所定の信号の受信の有無に基づいて、情報閲覧端末の動作状態を判断することを特徴とする。
また、本発明によれば、端末管理サーバは、情報閲覧端末からの所定の信号を一定時間以上受信しないとき、情報閲覧端末に何らかの障害が発生したと判断することを特徴とする。
また、本発明によれば、端末管理サーバは、1以上の情報閲覧端末の画面表示を制御する設定情報をそれぞれ格納し、情報閲覧端末は、所定の時期に設定情報の取得を端末管理サーバに要求し、取得要求に応じて受信した設定情報に基づいて画面表示動作を行うことを特徴とする。
また、本発明によれば、状態確認端末は、設定情報の閲覧または書き込みを端末管理サーバに対して要求し、端末管理サーバは、状態確認端末からの設定情報の閲覧または書き込み要求を受信すると、予め設定されている設定情報へのアクセス権に基づいて、状態確認端末を認証し、認証が成功である場合、設定情報の閲覧または書き込みを状態確認端末に対して許可することを特徴とする。
また、本発明によれば、端末管理システムは、画面情報を格納する情報配信サーバをさらに有し、情報閲覧端末は、設定情報に含まれるアドレス情報で指定された情報配信サーバに対して、画面情報の取得要求とともに前記アドレス情報を送信し、情報配信サーバは、情報閲覧端末から受信したアドレス情報に該当する画面情報を情報閲覧端末に送信し、情報閲覧端末は、情報配信サーバから受信した画面情報を、閲覧用の画面情報の表示前に表示される待受用の画面情報として表示することを特徴とする。
また、本発明によれば、情報閲覧端末は、予め画面表示用の情報を格納しており、受信した設定情報に基づいて、予め格納された情報の表示の有無を切り替えることを特徴とする。
また、本発明によれば、端末管理サーバは、設定情報をWeb上に公開し、情報閲覧端末は、Web上に公開された設定情報をHTTPを用いて端末管理サーバから受信することを特徴とする。
また、本発明によれば、情報閲覧端末は、利用者による情報閲覧が終了すると、閲覧履歴、及び閲覧時に自端末に記録された利用者の個人情報を消去することを特徴とする。
また、本発明によれば、情報閲覧端末は、撮影手段を用いて自端末の周囲を撮影し、撮影映像を端末管理サーバに送信し、端末管理サーバは、情報閲覧端末から受信した撮影映像を格納し、状態確認端末からの取得要求に応じて、撮影映像を状態確認端末に送信することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明における端末管理システムは、利用者が閲覧を希望する閲覧用の画面情報を表示する1以上の情報閲覧端末と、ネットワークを介して閲覧情報を情報閲覧端末に配信する情報配信サーバとを有するシステムであって、情報配信サーバは、1以上の情報閲覧端末の画面表示を制御する設定情報をそれぞれ格納し、情報閲覧端末は、所定の時期に設定情報の取得を情報配信サーバに要求し、取得要求に応じて受信した設定情報に基づいて画面表示動作を行うので、各地域に分散して設置された情報閲覧端末の動作を遠隔から容易に管理することが可能となる。
<構成>
以下、図を用いて、本実施の形態における端末管理システムの構成について説明する。まず、端末管理システム全体の構成を説明してから、その後に、そのシステムの各構成要素について詳細な説明を行う。
(端末管理システム全体の構成)
図1は、本発明の実施の形態における端末管理システムの構成を示す図である。以下、図を用いて、端末管理システム全体の構成について説明を進める。
図に示すように、端末管理システムは、店舗等の施設に設置され、料金投入により一定の時間、利用者等が希望する情報の閲覧が可能となる情報閲覧端末100と、その情報閲覧端末100の動作状態を管理する端末管理事業者により使用される端末管理サーバ200と、情報の配信業務を行う端末管理事業者により管理され、その情報閲覧端末100に閲覧情報を配信する情報配信サーバ300と、その情報閲覧端末100の動作状態を確認するための状態確認端末400と、ネットワーク500とを有して構成される。
これら、情報閲覧端末100、端末管理サーバ200、情報配信サーバ300、および状態確認端末400は、ネットワーク500を介して相互接続される。
なお、端末管理システムを構成する端末及びサーバの数は、図に限定されないものとする。
この端末管理システムにおいて、端末管理サーバ200は、複数の分散した場所に設置された情報閲覧端末100の動作状況及び画面表示を遠隔から集中管理する。このことにより、情報閲覧端末100が設置された施設(以下、設置施設という)の従業員等が、その端末を扱うための知識が乏しい場合であっても、端末管理事業者は、情報閲覧端末100の設置場所を直接訪れることなく、情報閲覧端末100の動作状況の確認及び画面表示の設定等を容易に行うことが可能となる。
設置施設の管理者(店舗の経営者等)は、端末管理事業者との間で情報閲覧サービスおよび情報閲覧端末100の動作状態の確認サービスについての利用契約を結び、インターネット等に接続可能な1以上の情報閲覧端末100を端末管理事業者から一定の金額で購買しまたは借り受けて、自身の管理下の施設(経営店舗等)に設置する。
この情報閲覧端末100は、その利用者が閲覧を希望するWebページ等の表示画面である閲覧画面と、その利用者が閲覧希望する情報とは関係なく強制的に表示される待受画面と、を表示する。
情報閲覧端末100は、通常、その設置施設の広告等が示される待受画面を表示しているが、利用者等からの一定の料金投入を認識すると、その画面表示を待受画面から閲覧画面に切り替える。この待受画面から切り替わった最初の閲覧画面を以下、閲覧初期画面という。利用者は、情報閲覧端末100の画面表示を、その閲覧初期画面から自身が閲覧を希望する閲覧画面に自由に切り替えて閲覧することができる。投入金額分の時間が経過すると、情報閲覧端末100は、再度その画面表示を再度閲覧画面から待受画面に切り替える。このように、利用者は、投入金額分、Webページ等を閲覧することができ、その設置施設の経営者等は、その投入された料金の一部を情報閲覧サービスの提供の対価として得る。なお、直接料金を投入する代わりに、プリペイドカード等を用いてもよい。
また、情報閲覧端末100は、起動時に、自端末の動作内容を設定するための設定情報の取得を端末管理サーバ200に要求する。端末管理サーバ200は、この取得要求に応じて、該当する設定情報を、要求元の情報閲覧端末100に送信する。この設定情報には、情報閲覧端末100が表示する画面情報の内容とその表示時間を示す情報が含まれている。情報閲覧端末100は、設定情報を受信するごとに、自端末の画面表示設定をその受信した設定情報に更新して、その設定情報に示される画面情報の表示内容及び表示時間で、前述の待受画面を表示する。その後、前述したように料金が投入されると、情報閲覧端末100は、その投入された料金分、各種閲覧情報を表示することが可能となる。
端末管理サーバ200は、端末管理事業者により管理される情報処理装置である。
この端末管理サーバ200は、例えば情報閲覧端末100が正常に動作しているか否かといった各情報閲覧端末100の動作状況を管理する。
また、この端末管理サーバ200は、前述の設定情報を格納しており、情報閲覧端末100からの取得要求に応じて、該当する設定情報を抽出して情報閲覧端末100に送信する。
情報配信サーバ300は、情報閲覧端末100からの取得要求に応じて、Webページ等の各種閲覧情報を配信するWebサーバとして機能する。
状態確認端末400は、前述の端末管理事業者または設置施設側により使用される情報処理装置であって、端末管理サーバ200により管理される情報閲覧端末100の動作状態を表示および音声出力する。
端末管理事業者または設置施設側は、その状態確認端末400を用いて情報閲覧端末100の動作状態の内容を確認できるが、その確認可能な内容は、各ユーザに付与されているアクセス権限に応じて異なってもよい。
なお、前述した情報閲覧端末100および状態確認端末400は、例えば、タワー、デスクトップ、またはノートブックの各型のPCであってもよいし、携帯電話機、PHS、またはPDA等の移動通信端末であってもよい。
また、端末管理サーバ200および情報配信サーバ300は、例えば、ワークステーション等のハイエンドPCであってもよい。
以下、図2乃至図5を用いて、前述した情報閲覧端末100、端末管理サーバ200、情報配信サーバ300、および状態確認端末400の各構成について、それぞれさらに詳細に説明する。
(情報閲覧端末100の構成)
図2は、この情報閲覧端末100の構成を詳細に示した図である。
図に示すように、情報閲覧端末100は、情報閲覧端末100全体を制御する制御部101と、情報閲覧端末100への各種情報の入力等を行う操作部102と、各種情報を表示する表示部103と、情報閲覧端末100利用料金を投入するための料金投入部104と、その料金投入部104に料金が投入されたことを認識し、制御部101にその認識した旨の情報を出力する料金投入用基盤105と、ネットワーク500を介して情報の送受信を行う送受信部106と、記録媒体の情報の読み取り及び書き込みを行う情報読取書込部107と、情報閲覧端末100周囲の映像を撮影する撮影部108と、を有して構成される。
制御部101は、操作部102、表示部103、料金投入用基盤105、送受信部106、及び情報読取書込部107を含む情報閲覧端末100の各部位の制御を行う。
さらに図に示すように、制御部101は、CPU(Central Processing Unit)109と、例えばHDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリ等の蓄積部110と、メモリ111とを有して構成される。制御部101による一連の制御動作は、CPU109が蓄積部110に格納されたプログラムをメモリ111上に展開して実行することにより実現される。
この蓄積部110には、予めこの情報閲覧端末100固有の識別情報である端末IDと、この情報閲覧端末100の設置施設固有の識別情報である施設IDと、この情報閲覧端末100の動作を開始させる時期を示す開始時期情報と、が書き込まれている。さらに、蓄積部110には、待受画面及び閲覧画面上に表示するアイコン、アニメーション等の画像・文字等から構成される各種情報(以下、格納表示情報という)が格納されている。
CPU109は、この開始時期情報に示されている開始時期になると、制御部101内のフラッシュメモリ等に格納されているBIOS(Basic Input/Output System)により情報閲覧端末100を起動させる。
操作部102は、情報閲覧端末100を操作するための情報入力部位であって、例えば、キーボード、マウス等の情報入力装置である。
また、表示部103は、情報を表示する部位であって、例えば、CRT(Cathode−Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electronic Luminescence)ディスプレイ等の表示装置により構成されてもよい。
料金投入部104は、情報閲覧端末100の利用料金を投入する部位であって、例えば、硬貨や紙幣の投入口が設けられていてもよいし、その利用料金を支払うためのプリペイドカードの挿入口が設けられていてもよい。
また、料金投入用基盤105は、その料金投入部104への料金投入とその投入額とを検出し、その検出した料金投入及び投入額を示す信号を制御部101へ出力する。制御部101は、その信号入力に応じて、表示部103の画面表示を、待受画面から閲覧画面に移行させる。このようにして、利用者は、料金を投入すると、情報閲覧端末100を用いてWebページ等の自由な閲覧が一定時間可能となる。
送受信部106は、有線または無線で各種情報の送受信を行う部位である。例えば、この送受信部106に無線LANアダプタが備えられていてもよく、この場合、店舗の従業員等は、配線等を考慮することなく、情報閲覧端末100を自由な位置に設置することができる。
また、この送受信部106は、情報閲覧端末100が正常に動作していることを示す信号(以下、動作確認信号)を一定時間ごとに(例えば数秒ごとに)端末管理サーバ200に対して送信している。端末管理サーバ200は、この動作確認信号の受信を認識して、その情報閲覧端末100が正常に動作していることを確認する。
なお、情報閲覧端末100は、この動作確認信号とともに、各情報閲覧端末100を特定するための固有の情報を含む信号を送信する。このことにより、端末管理サーバ200は、その固有の情報により、動作確認信号の送信元の情報閲覧端末100を区別することができるものとする。
また、情報読取書込部107は、磁気、光、光磁気、または半導体等の各記録方式の記録媒体内の情報の読み取り及び書き込みを行う。例えば、利用者は、自身のICカード等を情報読取書込部107に接続し、情報閲覧端末100を用いてダウンロードした情報をそのICカード等に書き込んだり、そのICカード内の情報を読み取って、前述の表示部103に表示させたりすることができる。
撮影部108は、情報閲覧端末100の周囲、特に情報閲覧端末100の使用者を撮影するための部位であって、カメラおよびマイク等で構成される。この撮影部108により撮影された映像は、送受信部102により端末管理サーバ200に送信され、管理される。なお、この撮影部108による撮影は、例えば料金が投入され、ユーザにより情報閲覧端末100が使用されている間に行われる。
端末管理事業者等は、状態確認端末400を用いて、端末管理サーバ200にアクセスし、必要に応じてその撮影映像を閲覧することができる。
このように、端末管理サーバ200は、情報閲覧端末100のユーザの映像を管理するので、不正メールの送信等のように情報閲覧端末100が不正に使用されたとき、そのユーザを特定することが容易となり、情報閲覧端末100の不正使用を防止することが可能となる。特に、情報閲覧端末100使用時に、そのユーザの氏名、住所、ID等の入力を義務付け、端末管理サーバ200で管理することにより、さらにこういった不正使用の防止を強化することができる。
また、複数の情報閲覧端末100間において、撮影部108による撮影映像(音声も含む)をリアルタイムで相互交換することにより、情報閲覧端末100のユーザ同士による映像チャットを行うことも可能である。
また、この情報閲覧端末100は、食事または事務作業等を行うためのテーブルと一体化するように構成させてもよい。この場合、好適にはテーブルの作業面と表示部103の表示面とは、実質的に同一面上に配置される。このようにすることにより、情報閲覧端末100の利用者は、自身の作業等を行いながら、表示部103画面上の情報を閲覧することができる。
(端末管理サーバ200の構成)
図3は、前述の端末管理サーバ200の構成を詳細に示した図である。
図に示すように、端末管理サーバ200は、端末管理サーバ200全体を制御する制御部201と、各種情報の送受信を行う送受信部202と、各情報閲覧端末100の基本情報等を格納する基本情報格納部203と、前述の設定情報を情報閲覧端末100ごとに格納する設定情報格納部204と、各情報閲覧端末100における前述の動作確認信号の受信履歴等を格納する履歴情報格納部205とを有して構成される。
制御部201は、前述の送受信部202、基本情報格納部203、設定情報格納部204、及び履歴情報格納部205を含む端末管理サーバ200の各部位の制御を行う。
また、この制御部201は、RTC(Real Time Clock)機能を備えており、現在時刻を計時することができる。
送受信部202は、状態確認端末400からの取得要求に応じて、情報閲覧端末100の動作状態を示す情報等を状態確認端末400に送信する。
基本情報格納部203は、各情報閲覧端末100の基本情報と、各情報閲覧端末100の設置施設の基本情報とを格納する。
この各端末の基本情報としては、例えば以下のものが含まれる。
・端末ID
・その情報閲覧端末100が設置されている施設の施設ID
・各端末の動作開始時期
また、前述の各施設の基本情報は、その施設における情報閲覧端末100の設置状況等を示す情報であって、その詳細については後述する。
設定情報格納部204は、各情報閲覧端末100の設定情報を格納する。この設定情報とは、情報閲覧端末100の画面表示の内容等を設定するための情報であり、情報閲覧端末100ごとに定められている。この設定情報の詳細については具体例を用いて後述する。
履歴情報格納部205は、各情報閲覧端末100の使用履歴及び使用回数を示す情報を格納する。
さらに、履歴情報格納部205は、各情報閲覧端末100からの動作確認信号の最新の受信時期(最後に受信した時期)を格納する。
制御部201は、設定情報格納部204及びその履歴情報格納部205内の情報を参照して、各情報閲覧端末100の動作時間帯に、動作確認信号が受信されなくなってから一定時間経過すると、その情報閲覧端末100に障害が発生したと判断し、状態確認端末400に障害が発生した旨のメッセージを送信するように送受信部202を制御する。
また、履歴情報格納部206は、前述した蓄積部110に格納されている格納表示情報のバージョン情報、及びそのバージョンアップした時期等の情報を格納する。
(情報配信サーバ300の構成)
図4は、前述の情報配信サーバ300の構成を詳細に示した図である。
図に示すように、情報配信サーバ300は、情報配信サーバ300全体を制御する制御部301と、各種情報の送受信を行う送受信部302と、その送受信部302により配信されるWebページ等の閲覧情報を格納する配信情報格納部303と、を有して構成される。
制御部301は、前述の送受信部302および配信情報格納部303を含む情報配信サーバ300の各部位の制御を行う。
また、この制御部301は、RTC機能を備えており、現在時刻を計時することができる。
前述の送受信部302は、各情報閲覧端末100からの要求に応じて、配信情報格納部303に格納されている閲覧情報のうち該当するものを、その情報閲覧端末100に配信する。
(状態確認端末400の構成)
図5は、前述の状態確認端末400の構成を詳細に示した図である。
この状態確認端末400は、端末管理サーバ200から前述の障害が発生した旨のメッセージを受信すると、そのメッセージ内容を表示し、または音声出力等して、情報閲覧端末100に障害が発生した旨を端末管理事業者に対して通知する。端末管理事業者は、障害が発生した情報閲覧端末100が設置された店舗等に対して、この障害に対する対応策等を、FAX、電話、電子メール等の通信手段により提示する。
このようにして、店舗側は、発生した障害に対して迅速かつ適切な対応をとることが可能となる。
図に示すように、状態確認端末400は、状態確認端末400全体を制御する制御部401と、ネットワーク500を介して情報の送受信を行う送受信部402と、各種情報を表示する表示部403と、状態確認端末400への各種情報の入力等を行う操作部404とを有して構成される。
制御部401は、送受信部402、表示部403、及び操作部404を含む状態確認端末400の各部位の制御を行う。
前述の送受信部402は、有線または無線で各種情報の送受信を行う部位である。
また、表示部403は、情報を表示する。
この送受信部402が、端末管理サーバ200から情報閲覧端末100に障害が発生した旨のメッセージを受信すると、表示部403は、その受信されたメッセージを表示して、端末管理事業者にその表示内容を通知する。
また、操作部404は、状態確認端末400を操作するための情報入力部位である。
なお、制御部201、301、401は、制御部101と同様に、CPUと、蓄積部と、メモリとを有して構成される。制御部201、301、401による一連の制御動作は、CPUが蓄積部に格納されたプログラムをメモリ上に展開して実行することにより実現される。
また、表示部403は、表示部103と同様に、例えば、CRT、LCD、または有機ELディスプレイ等の表示装置により構成される。
また、操作部404は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置であってもよい。
(端末管理サーバ200へのアクセス権)
前述したように、端末管理サーバ200は、各情報閲覧端末100の設定情報、各施設の基本情報、及び動作確認信号の受信履歴等の各種情報を格納する。これらの端末管理サーバ200内の各種管理用の情報には複数段階のアクセス権が設定されており、各アクセス権の権限下において、端末管理事業者、並びに設置施設の経営者及び従業員は、情報閲覧端末100、状態確認端末400を用いて端末管理サーバ200内の管理用の情報を閲覧または変更することができる。
本実施の形態においては、アクセス権は以下の3段階に設定されている。
(1)店長権限
(2)オーナー権限
(3)管理者権限
以下、これらの各アクセス権について説明する。
(1)店長権限
この店長権限は、各施設の責任者(店舗の店長等)に付与される権限であって、その責任者の管理下の施設に設置された情報閲覧端末100の使用回数情報の閲覧のみを可能とするものである。
その各施設の責任者は、状態確認端末400を用いて、自身のID及びパスワードを入力してログインし、情報閲覧端末100の使用回数情報の取得を端末管理サーバ200に対して要求する。
端末管理サーバ200は、その取得要求を受信すると、ログイン時に入力されたIDに該当する施設に設置された情報閲覧端末100の使用回数情報を履歴情報格納部205から抽出し、状態確認端末400に返す。
状態確認端末400は、その受信した情報閲覧端末100の使用回数情報を表示する。
(2)オーナー権限
このオーナー権限は、複数の施設の責任者(複数店舗グループの経営者等)に付与される権限であって、その責任者の管理下の各施設に設置された情報閲覧端末100の使用回数情報の閲覧を可能とするものである。
その複数施設の責任者は、状態確認端末400を用いて、自身のID及びパスワードを入力してログインし、情報閲覧端末100の使用回数情報の取得を端末管理サーバ200に対して要求する。
端末管理サーバ200は、その取得要求を受信すると、ログイン時に入力されたIDに該当する複数施設に設置された情報閲覧端末100の使用回数情報を履歴情報格納部206から抽出し、状態確認端末400に返す。
状態確認端末400は、その受信した複数施設における情報閲覧端末100の使用回数情報を表示する。
(3)管理者権限
管理者権限は、端末管理事業者に付与される権限である。
この管理者権限では、前述したような店長権限およびオーナー権限により閲覧可能な使用回数情報に加えてさらに、各施設の基本情報及び情報閲覧端末100の設定情報の閲覧及び書き込みを可能としている。
端末管理事業者は、状態確認端末400を用いて、自身のID及びパスワードを入力してログインし、希望する情報(端末の使用回数情報、施設の基本情報、端末の設定情報等)の取得を端末管理サーバ200に対して要求する。
端末管理サーバ200は、その取得要求を受信すると、その該当する情報を自身から抽出し、状態確認端末400に返す。
状態確認端末400は、その受信した情報を表示する。
端末管理事業者は、状態確認端末400を用いて、表示された施設の基本情報または端末の設定情報の書き込み及び変更を行うことができる。
図6は、その施設における基本情報の一例を示す図である。この基本情報は基本情報格納部204に格納される。管理者権限が付与されたユーザ(端末管理事業者)は、図に示すような施設の基本情報の閲覧及び書き込みを行うことができる。
図に示すように、この施設の基本情報には、例えば以下の項目が含まれる。
・施設名
・施設ID
・当該施設への情報閲覧端末100の導入時期
・当該施設の閉館日
・当該施設の住所、電話(FAX)番号
・当該施設の端末の設置台数
・公開情報
・管理情報
・当該施設内のレイアウト(情報閲覧端末100の設置位置)
・当該施設の写真
これらの基本情報の各項目のうち、管理情報には、例えば施設に設置されている情報閲覧端末100の端末ID等の管理用の情報が含まれる。
また、公開情報は、店長権限及びオーナー権限の範囲においても閲覧可能な情報であり、例えば障害が発生した情報閲覧端末100の通知等が含まれる。この公開情報の欄には、端末管理サーバ200が障害発生を確認した情報閲覧端末100に対して自動的に障害発生の旨を書き込むようにしてもよいし、管理者権限が付与された者(端末管理事業者)が状態確認端末400等を利用して、書き込むようにしてもよい。
また、前述の公開情報の欄に障害発生の旨が書き込まれていた場合、店長、オーナー、または管理者の各権限でログイン後、状態確認端末400は、まず最初に、図7のような管轄下の情報閲覧端末100の一覧と、その端末に障害が発生している旨の情報を表示するようにしてもよい。
この場合、各アクセス権が付与された者は、ログイン後に、自分の管轄下の情報閲覧端末100に障害が発生したことを早期に確認することができるとともに、最後に動作確認信号の受信が確認された時期についても表示されるので、その障害発生の時期についても容易に特定することができる。
このように、端末管理事業者は、状態確認端末400を用いて管理者権限でログインすることにより、各施設に設置された情報閲覧端末100の情報を確認することができる。例えば情報閲覧端末100に障害が発生したとき、端末管理事業者は、施設内のレイアウトを確認して、障害が発生した情報閲覧端末100を設置施設側に容易に伝えることが可能となる。
図8の(a)及び(b)は、情報閲覧端末100の設定情報の一例を示す図である。管理者権限が付与されたユーザ(端末管理事業者)は、図に示すような設定情報の閲覧及び書き込みを行うことができる。
図に示すように、この設定情報には、例えば以下の項目が含まれる。
・情報閲覧端末100の待受画面のアドレス(URL)とその表示時間
・情報閲覧端末100の閲覧初期画面(待受画面から切り替わって最初に表示される閲覧画面)のアドレス(URL)
・表示指定情報
・1回の料金投入で閲覧可能な時間
・閲覧時間が残り少なくなったことを警告する時期(例えば残り3分で警告)
・無料で閲覧可能な時間
・無料で閲覧後、次に無料閲覧可能となるまでの時間
・情報閲覧端末100の動作開始・終了時期
・これら設定情報の内容の更新時期
また、前述したように、情報閲覧端末100の蓄積部110内には、予めアイコン等の文字・画像から構成される情報が格納されている。前述の表示指定情報とは、各待受または閲覧情報表示時に、これらの蓄積部110内の情報の表示の有無を指定するための情報である。例えば、この表示指定情報は、URLが「http://www.aaaaaaa」の閲覧初期情報表示時に、蓄積部110格納済みの情報のうち特定のアイコンを情報閲覧端末100に表示させるようなものであってもよい。
このように、情報閲覧端末100は、端末管理サーバ200からダウンロードされた待受・閲覧情報を表示させるだけではなく、予め格納されている情報を表示することで、ネットワーク500におけるデータの送受信量の削減を実現することが可能となる。
端末管理事業者は、状態確認端末400を用いて管理者権限でログインすることにより、各情報閲覧端末100の待受画面及び閲覧初期画面の画面表示の内容とその表示時間を任意に設定することができる。例えば、待受画面として広告情報を表示させることにより、端末管理事業者はその広告主から広告収入を得ることが可能となる。また、端末管理事業者は状態確認端末400を用い、その広告収入額に応じて、その広告情報の表示時間を設定するようにしてもよい。
また、端末管理事業者は、状態確認端末400を用いて、その設置施設において販売されている商品または提供されているサービスの一覧を示す画面情報(例えば飲食店のメニュー等)を待受画面として表示するように設定してもよい。
このとき、待受画面の内容は、繰り返し表示されることが好ましい。また、このような商品またはサービスの一覧の待受画面は、他の待受画面から移行可能としてもよい。
図9は、情報閲覧端末100の現在状況を示す情報の一例を示す図である。この端末の現在状況を示す情報は履歴情報格納部206に格納される。管理者権限が付与されたユーザ(端末管理事業者)は、図に示すような端末の現在状況を示す情報を閲覧することができる。
図に示すように、この現在状況を示す情報には、例えば以下の項目が含まれる。
・各情報閲覧端末100からの動作確認信号の最新の受信時期(最後に受信した時期)
・前述の蓄積部110内に格納済みの情報のバージョンとそのバージョンアップした時期
端末管理サーバ200は、この動作確認信号を最後に受信した時期から所定時間以上経過した情報閲覧端末100に対しては障害が発生したと判断し、状態確認端末400に、その障害が発生した旨を通知する。
以上説明したように、端末管理サーバ200において管理される各情報閲覧端末100及び各設置施設の情報へのアクセス権を管理側に設定し、情報閲覧端末100の一般の利用者による端末管理サーバ200内の情報へのアクセスを制限しているので、その端末管理サーバ200内の管理情報のセキュリティを維持することができる。
また、前述のアクセス権を、(1)店長権限、(2)オーナー権限、(3)管理者権限といったように複数段階に設定し、端末管理サーバ200内の管理情報の書き換えが許可されているユーザ(端末管理事業者)をさらに制限しているので、端末管理サーバ200内の管理情報への第三者による不正な書き換えを確実に防止することが可能となる。
また、本実施の形態では、状態確認端末400から各アクセス権へのログインを行っていたが、各情報閲覧端末100からも同様にログインできる構成であってもよい。
<動作>
以下、図に沿って、端末管理システムの各動作について説明する。
(情報閲覧端末100による情報取得動作)
図10は、情報閲覧端末100による情報取得動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図に沿って、利用者が、情報閲覧端末100を用いて端末管理サーバ200から閲覧情報を取得して表示する一連の動作について説明する。
前述したように、情報閲覧端末100は、自端末の動作を開始させる時期を示す開始時期情報を格納している。情報閲覧端末100は、その情報に示される開始時期となったと判断すると(ステップS101/Yes)、BIOS制御により自端末へ電源を投入し、動作を開始する(ステップS102)。
より具体的には、この電源投入時に、情報閲覧端末100は、蓄積部110に格納されているOS(Operating System)及びアプリケーションを起動させて、動作を開始する。
次に、情報閲覧端末100は、端末管理サーバ200にアクセスし、端末管理サーバ200から前述の設定情報を取得する(ステップS103)。
情報閲覧端末100は、現在設定されている動作終了時期と、ここで取得した設定情報に示される動作終了時期が異なるとき、その自身に設定されている動作終了時期をその新たに取得した設定情報の内容に書き換える。
情報閲覧端末100は、その取得した設定情報を用いて待受画面を表示する(ステップS104)。なお、この待受画面からは、その設定情報に予め設定されたWebページにしか移行(ジャンプ)することができず、自由にインターネット上の情報を閲覧することができない。この待受画面では、例えば広告やその設置施設に関連する情報等が表示される。
また、この待受画面の情報はWebページで構成されているとしてよい。ここで、情報閲覧端末100は、前述の受信した設定情報に含まれているアドレス情報(URL)で指定された情報配信サーバ300に待受画面情報の取得要求とともにそのURLを送信する。情報配信サーバ300は、その取得要求に応じて、その情報閲覧端末100から受信したURLの待受画面情報を情報閲覧端末100に送信する。情報閲覧端末100は、その待受画面情報を情報配信サーバ300から受信し、表示する。
このように、待受画面情報及び閲覧画面上の情報をWebページで構成した場合、情報閲覧端末100は、これらの画面情報を表示するためには一般的なWebブラウザを実装しているだけでよく、あらためて専用のソフトウェアをインストールする必要がない。また、このとき、情報閲覧端末100は、Flash(R)等ブラウザ上で稼動する各種アプリケーションを利用することができ、拡張性が高いため、アニメーション等、多種多様な情報を容易に表示することが可能となる。
ここで、情報閲覧端末100は、前述した設定情報内の動作停止時期を示す情報を参照して、現在時刻が、その動作停止時期に達したか否かを判断する(ステップS105)。
現在時刻がその動作停止時期に達したと判断された場合(ステップS105/Yes)、情報閲覧端末100は、自身への電源供給を停止し、動作を終了する。
一方、現在時刻が動作停止時期に達していないと判断された場合(ステップS105/No)、制御部101は、料金投入部104に利用料金が投入されたか否かを判断する(ステップS106)。
まだ料金投入が行われていないと判断された場合(ステップS106/No)、情報閲覧端末100は、ステップS104の待受画面の表示動作を継続する。
一方、料金投入が行われたと判断された場合(ステップS106/Yes)、情報閲覧端末100は、アクセス開始を示す情報を端末IDとともに端末管理サーバ200に送信する(ステップS107)。
端末管理サーバ200は、この料金投入時に情報閲覧端末100からアクセス開始を示す情報を受信するごとに、その送信元の情報閲覧端末100の使用回数としてカウントし、履歴情報格納部206に使用回数情報または使用履歴として書き込む。
次に、情報閲覧端末100は、前述の受信した設定情報に含まれているアドレス情報(URL)で指定された情報配信サーバ300に閲覧基本画面の取得要求とともにそのURLを送信する。情報配信サーバ300は、その取得要求に応じて、その情報閲覧端末100から受信したURLの閲覧基本画面を情報閲覧端末100に送信する。そして、情報閲覧端末100は、画面表示を現在の待受画面から、自由にインターネット上の情報の閲覧が可能な閲覧基本画面に切り替える(ステップS108)。
この時点で、利用者は、閲覧基本画面から閲覧画面としてWebページに自由に移行して閲覧することができるようになる。
なお、例えばこの閲覧基本画面の情報は待受画面と同様にWebページで構成されているとしてよい。このとき、情報閲覧端末100は、前述の受信した設定情報に示されているURLのWebページを端末管理サーバ200から受信し、閲覧基本画面として表示する。この閲覧基本画面は、Webページ閲覧のためのポータルサイトとして機能する。
その後、情報閲覧端末100は、投入された金額分の利用可能な時間が経過したか否かを判断する(ステップS109)。
まだ利用可能な時間が残っていると判断された場合(ステップS109/No)、情報閲覧端末100は、ステップS108の閲覧画面表示を継続し、そのまま情報の閲覧が可能な状態を維持する。
一方、投入金額分の利用可能な時間がすでに経過したと判断された場合(ステップS109/Yes)、情報閲覧端末100は、自身に記憶されていた利用者の利用履歴を消去し、閲覧画面の画面表示を終了し(ステップS110)、再度待受画面に画面表示を切り替える(ステップS104)。
以上説明したように、情報閲覧端末100は、所定の時期(動作開始時)になると、自動的に端末管理サーバ200から設定情報を読み込み、その設定情報に基づいて画面表示及び動作終了を行い、また、その設定情報は、端末管理事業者が状態確認端末400を用いて遠隔から自由に設定できるので、情報閲覧端末100の設置施設の従業員等が、その端末の画面表示を設定するための知識が乏しい場合であっても、端末管理事業者はその設置場所をわざわざ訪れて設定作業を行うことなく、その設置施設の関係者等の希望する情報閲覧端末100の動作条件に容易に設定することが可能となる。
なお、前述の設定情報、待受画面、及び閲覧情報の送受信は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルにより行われるとしてよいが、好適にはFTPよりも接続手順の少ないHTTPで行われる。このことにより、データ取得に要する時間を短縮することが可能となる。
(情報閲覧端末100による動作確認信号の送信動作)
本実施の形態では、端末管理サーバ200は、各情報閲覧端末100から送出される動作確認信号を監視し、その情報閲覧端末100が正常に動作しているか否かを確認する。情報閲覧端末100に障害が発生したときには、状態確認端末400に対して、その障害が発生した旨の通知が端末管理サーバ200から送信されるので、その発生した障害に対して迅速な対応が可能となる。
図11は、情報閲覧端末100による動作確認信号の送信動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図を用いて、情報閲覧端末100が、自身が正常に動作中であることを示す動作確認信号を端末管理サーバ200へ送信するときの動作について説明する。
まず、情報閲覧端末100は、自端末に電源が投入されると、一定の送信間隔で前述の動作確認信号を端末管理サーバ200に送信する(ステップS201)。情報閲覧端末100は、電源が正常に投入されていれば、その画面表示内容に依らず、この動作確認信号を送信するものとする。
次に、情報閲覧端末100は、現在時刻が前述の動作終了時期に達したか否かを判断する(ステップS202)。
現在時刻がその動作停止時期に達したと判断された場合(ステップS202/Yes)、情報閲覧端末100は、自身への電源供給を停止し、動作を終了する。このとき、情報閲覧端末100は動作確認信号の送信についても停止する。
一方、現在時刻が動作停止時期に達していないと判断された場合(ステップS202/No)、情報閲覧端末100は、前回動作確認信号を送信してから、前述の一定の送信間隔分、時間が経過したか否かを判断する(ステップS203)。
まだ、その設定時間経過していないと判断された場合(ステップS203/No)、ステップS203の動作が繰り返される。
一方、前回の動作確認信号が送信されてから、前述の一定の送信間隔分、時間が経過したと判断された場合(ステップS203/Yes)、ステップS201の動作に移行し、情報閲覧端末100は、再度、動作確認信号を端末管理サーバ200に送信する。
このように、情報閲覧端末100は、正常に動作している限り、電源投入時は一定の間隔で端末管理サーバ200に対して動作確認信号の送信を繰り返す。
(端末管理サーバ200による障害検出動作)
前述したように、情報閲覧端末100は、正常動作時には動作確認信号を繰り返し端末管理サーバ200に送信する。端末管理サーバ200は、その動作確認信号の受信の有無に基づいて、情報閲覧端末100に障害が発生したか否かを判定する。
図12は、端末管理サーバ200による障害検出動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図を用いて、端末管理サーバ200による情報閲覧端末100本体の故障またはネットワーク500の接続不良等の障害検出動作について説明する。
まず、端末管理サーバ200は、その管理対象の情報閲覧端末100から動作確認信号を受信したか否かを判断する(ステップS301)。
動作確認信号が受信されたと判断された場合(ステップS301/Yes)、端末管理サーバ200は、履歴情報格納部206にその信号の受信時期を書き込み(ステップS302)、その後、最後の信号受信時期から所定の時間(以下、基準時間という)経過したか否かを判断する(ステップS303)。
一方、動作確認信号が受信されていないと判断された場合(ステップS301/No)、そのままステップS303の動作に移行する。
動作確認信号を最後に受信した時期から、まだ基準時間経過していないと判断された場合(ステップS303/No)、ステップS301に戻り、前述の動作が繰り返される。
一方、最後の受信時期から、すでに基準時間経過したと判断された場合(ステップS303/Yes)、端末管理サーバ200は、設定情報格納部205内の動作開始時期及び動作終了時期を示す情報を参照し、管理対象の情報閲覧端末100に現在、電源が投入されている時間帯であるか否かを判断する(ステップS304)。
その情報閲覧端末100に電源が投入されていない時間帯であると判断された場合(ステップS304/No)、ステップS301の動作が繰り返される。
一方、電源が投入されている時間帯であると判断された場合(ステップS304/Yes)、端末管理サーバ200は、その該当する情報閲覧端末100に障害が発生したとして、その情報閲覧端末100の端末IDと、その情報閲覧端末100からの最後の動作確認信号の受信時期、すなわち正常動作が確認された最新の時期を示す情報を、状態確認端末400に送信する(ステップS305)。
状態確認端末400は、その端末管理サーバ200からの情報を受信すると、その障害が検出された情報閲覧端末100の端末IDと、その情報閲覧端末100の正常動作が確認された最新の時期を画面表示または音声出力する等して、端末管理事業者及び設置施設の従業員に通知する。
また、ここで、端末管理サーバ200は、情報閲覧端末100の障害を検出すると、基本情報格納部204に格納される基本情報内の公開情報の欄に、障害が発生した旨を書き込むようにしてもよい。
このようにして、端末管理サーバ200は、情報閲覧端末100から動作確認信号を受信しない状態が一定時間以上継続すると、その情報閲覧端末100に障害が発生したものと判断して、その障害が発生した旨を状態確認端末400に通知する。
従って、端末管理事業者及び店舗の従業員等は、該当する情報閲覧端末100における障害、または該当する情報閲覧端末100と端末管理サーバ200との間のネットワーク500の接続不良が発生した可能性があることを認識し、迅速にその不具合に対処することができる。
また、このとき、端末管理事業者は、施設内のレイアウトを参照して、電話、FAX、または電子メール等で障害が発生した情報閲覧端末100の詳細な設置位置等を施設の従業員等に伝えることにより、該当する情報閲覧端末100の特定が容易となる。
以上説明した実施の形態では、端末管理サーバ200は、最後に動作確認信号を受信した時期からの経過時間に基づいて、障害発生の有無を判断していたが、情報閲覧端末100への電源投入後に、1度も動作確認信号が受信されていない場合は、その電源投入時期からの経過時間に基づいて、障害発生の有無を判断する。
この場合、端末管理サーバ200は、設定情報格納部205を参照して、該当する情報閲覧端末100の電源投入時期を抽出して、その抽出した電源投入時期から経過した時間に基づいて障害発生の有無を判断する。すなわち、端末管理サーバ200は、その電源投入時期から一定時間、動作確認信号を受信しない状態が継続すると、その該当する情報閲覧端末100に障害が発生したと判断する。
以上説明したように、本実施の形態では、端末管理サーバ200が、能動的に全情報閲覧端末100の状況を監視せずに、情報閲覧端末100からの動作確認信号の受信状況により、各情報閲覧端末100が正常に動作しているか否かを確認するので、各情報閲覧端末100にそれぞれ異なる固定のグローバルアドレスを付与する必要が無い。
また、好適には、端末管理サーバ200は、前述の動作確認信号をHTTPにより受信する。端末管理サーバ200をWebサーバとして機能させるとき、HTTPのポートは必ず使用可能となっているため、このように、動作確認信号を受信するときのプロトコルにHTTPを用いる場合は、新たにポートを開放する作業を省略することができる。また、このとき、HTTP以外のポートを開放する必要がないため、端末管理システムは、最小の開放ポート数で動作確認信号の送受信を行うことができ、外部からの不正なアクセスの機会を減少させ、高度なセキュリティを保つことが可能となる。
<画面構成>
前述したように、情報閲覧端末100は、電源投入後に待受画面が表示され、利用料金が投入されると、閲覧画面に移行する。
以下、図を用いて、この待受画面及び閲覧画面の画面構成の具体例について説明する。
図13は、前述の待受画面の一例を示した図である。
以下、図を用いて、待受画面の画面構成例について説明する。
図に示すように、待受画面上には、お試し11、説明12、占い13、メニュー14、及び問合せ15といったアイコンがそれぞれ設けられている。
なお、図に示すWeb画面表示領域51には、Webページが表示される。
利用者は、操作部102を用いて、お試しアイコン11を選択すると、画面表示が閲覧画面に切り替わり、料金が投入されなくても一定時間インターネットを利用してWebページ等の閲覧画面を自由に閲覧することができる。なお、情報閲覧端末100は、お試しアイコン11による情報閲覧後は、一定時間、お試しアイコン11による情報閲覧を禁止するように制御するようにしてもよい。この場合、店舗等の情報閲覧端末100設置側は、利用者に対して情報閲覧端末100利用の促進を行うことが可能となるとともに、利用者が無制限に無料で情報閲覧端末100を連続して利用することを抑止することが可能となる。
また、利用者は、操作部102を用いて、説明アイコン12を選択すると、情報閲覧端末100の操作方法が表示される。
さらに、利用者は、操作部102を用いて、占いアイコン13を選択すると、本日の占いが表示される。このように、待受画面上では、料金を投入しなくても制限内で所定の情報を閲覧できるようにしてもよい。
また、利用者は、操作部102を用いて、メニューアイコン14を選択すると、現在利用者が操作している情報閲覧端末100の設置場所に関する情報が表示される。例えば、情報閲覧端末100がレストランに設置されている場合、そのレストランの飲食メニュー等が表示されるようにしてもよい。
また、利用者は、操作部102を用いて、問合せアイコン15を選択すると、情報閲覧端末100による情報閲覧サービスの提供者、すなわち端末管理事業者の連絡先が表示される。
また、待受画面上には、広告情報16が表示されていてもよい。
図14は、閲覧初期画面の一例を示した図である。
次に、図を用いて、本実施の形態における閲覧初期画面の画面構成例について説明する。
料金投入部104に料金が投入されると、表示部103の画面表示が、図14に示されるような閲覧初期画面に切り替わる。
図に示すように、閲覧初期画面上には、戻る21、進む22、中止23、更新24、ホーム25、メール26、画面ミュート31、再起動32、及び終了33といった各アイコンが設けられている。
なお、図に示すWeb画面表示領域52には、Webページが表示される。
戻る21、進む22、中止23、更新24、及びホーム25の各アイコンは、一般的なインターネットブラウザ(例えば、Internet Explorer(R))における各アイコンと同様であり、各表示画面間の切り替え等に用いられる。
また、利用者は、操作部102を用いてメールアイコン26を選択すると、表示部103は、その画面表示を新規メール作成画面に切り替える。この新規メール作成画面上で、利用者は電子メールを作成し、指定した宛先に送信することができる。
また、情報閲覧端末100は一般の店舗等に設置されるため、その画面の表示内容は第三者の目に触れやすい。利用者は、現在閲覧中の画面内容を第三者に見られたくないとき、操作部102を用いて画面ミュートアイコン31を選択することにより、現在表示中の画面を一旦変更することができる。
また、利用者は、操作部102を用いて再起動アイコン32を選択すると、表示部103は料金投入直後の閲覧初期画面を再度表示する。このことにより、プログラム上の障害等により画面がフリーズ等したとき、正常な画面状態に容易に復帰することが可能となる。
また、利用者は、操作部102を用いて終了アイコン33を選択すると、情報閲覧可能な時間がまだ残っている場合であっても、表示部103の画面表示が待受画面に切り替わり、情報閲覧可能な状態が強制的に終了する。このとき、情報閲覧端末100は、利用者の利用履歴(Cookie等)を消去する。さらに、情報閲覧端末100は、先ほどまで利用者により使用されていた画面設定(解像度等)をデフォルトする。
このことにより、利用者は、情報閲覧可能な時間がまだ残っているときに情報閲覧端末100の設置場所を離れる場合であっても、情報閲覧端末100周囲の第三者に自身の利用履歴等を知られることを防止することができる。
また、閲覧初期画面上には、情報閲覧可能な残り時間35、及び現在時刻36がそれぞれ表示される。この残り時間35には、閲覧可能な残り時間が一定時間以下になると、その旨を通知し、再度の料金投入を促す旨を表示するようにしてもよい。
さらに、閲覧初期画面上には、現画面のアドレス(URL:Uniform Resource Locator)41、キーワード検索42、無料オンラインゲーム43、おすすめサイト44、新着情報45、地域情報リンク集46、及びカテゴリ別リンク集47の各表示領域が表示される。
利用者は、操作部102を用いてそのキーワード検索42の入力欄に任意のキーワードを入力すると、情報配信サーバ300は、そのキーワードを含む閲覧情報を検索し、その検索結果を情報閲覧端末100に返す。
また、利用者は、操作部102を用いて無料オンラインゲーム43、おすすめサイト44、及び地域情報リンク集46に表示された各項目を選択すると、端末管理サーバ200はその選択項目の閲覧情報を情報閲覧端末100に送信し、表示部103は、その受信された閲覧情報を表示する。
<実施の形態のまとめ>
以上説明したように、本実施の形態では、情報閲覧端末100は、所定の時期になると、端末管理サーバ200から設定情報を自動的に取得して画面表示等の自端末の動作に反映させる。端末管理事業者は、状態確認端末400を用いて、この設定情報を遠隔から変更可能であるので、情報閲覧端末100の設置施設の管理責任者等が、その設置された端末の画面表示の設定等の変更を希望するとき、端末管理事業者がその設置場所に出向くことなく容易にその設定作業を行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、端末管理サーバ200は、情報閲覧端末100からの信号が一定時間以上確認できなかった場合、その情報閲覧端末100自体またはこの情報閲覧端末100との間のネットワーク500に障害が発生したと判断し、各端末にその旨を通知するので、端末管理事業者は、情報閲覧端末100の設置店舗の従業員等に迅速にその障害に対する対処方法を指示でき、またその従業員等は、その指示に従って、その不具合に対して迅速かつ的確に対処することが可能となる。
なお、情報閲覧端末100の設置施設としては、飲食店、スーパーマーケット、インターネットカフェ、レンタル店等の各種店舗であってもよいし、駅、空港、高速道路等のサービスエリア、病院、宿泊施設、銭湯等の公共の施設や役場などの公的機関の施設等であってもよい。
また、本実施の形態では、情報閲覧端末100は、動作開始時ごとに設定情報を端末管理サーバ200から取得していたが、この取得時期についてはその端末の動作開始時に限定されず、また、その設定情報の取得については周期的に行われてもよいし、不定期に行われてもよい。
また、本実施の形態では、情報配信サーバ300が情報閲覧端末100にWebページを配信する例について説明したが、配信される閲覧情報のデータ形式はHTML(Hyper Text Markup Language)に限定されず、XML(eXtensible Markup Language)等他のデータ形式であってもよい。また、その閲覧情報の内容は、文字、画像(静止画、動画を含む)、または音声等の各データ、ならびにそれらの組み合わせにより構成されたものであってもよい。
また、情報閲覧端末100は、待受画面及び閲覧画面の画面表示を制御するプログラムと、画面表示を総合的に制御するプログラムとによる処理を並行的に実行する。このことにより、不正な処理またはプログラム上の不具合により、待受画面の表示が強制的に終了してしまった場合であっても、早急に待受画面の表示を復帰させることが可能となる。
また、情報閲覧端末100では、OS等の基本ソフトウェア及びアプリケーションを保護するためのドライブと、頻繁に書き換えられるデータを保存するためのドライブとが、それぞれ個別に蓄積部110内に作成されている。このことにより、データ書き換え等の影響により、OS等の基本ソフトウェアの障害発生を防止することが可能となる。
さらに、情報閲覧端末100起動ごとに、ソフトウェアを保護するドライブの内容がデフォルトされて、初期状態に復元される。従って、情報閲覧端末100は、ウイルスの攻撃等によりOSやアプリケーションに損傷が生じても再起動をかけるだけで元の状態に回復するので、安定した動作を容易に保証することが可能となる。
また、本実施の形態では、管理の対象となる機器を、Webページ等を閲覧可能な情報閲覧端末100としたが、動作確認信号を出力する機器であれば、各種端末(POS端末、銀行、駅、空港等のオンライン端末)、通信装置(基地局装置、無線LANアクセスポイント等)、印刷装置(プリンタ、コピー機等)、または照明装置(信号機、街灯等)等の他の機能を備えた機器であってもよい。
上記の端末管理システムにおける各機能は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記の端末管理システムの各機能をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施の形態は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本発明の実施の形態における端末管理システムの構成を示す図である。 情報閲覧端末の構成を詳細に示した図である。 端末管理サーバの構成を詳細に示した図である。 情報配信サーバの構成を詳細に示した図である。 状態確認端末の構成を詳細に示した図である。 ある施設における基本情報の一例を示す図である。 ある管轄下の情報閲覧端末の一覧と、その端末に障害が発生している旨の情報の一例を示す図である。 (a)及び(b)は情報閲覧端末の設定情報の一例を示す図である。 情報閲覧端末の現在状況を示す情報の一例を示す図である。 情報閲覧端末による情報取得動作の流れを示すフローチャートである。 情報閲覧端末による動作確認信号の送信動作の流れを示すフローチャートである。 端末管理サーバによる障害検出動作の流れを示すフローチャートである。 待受画面の一例を示した図である。 閲覧画面の一例を示した図である。
符号の説明
11 お試しアイコン
12 説明アイコン
13 占いアイコン
14 メニューアイコン
15 問合せアイコン
16 広告情報
21 戻るアイコン
22 進むアイコン
23 中止アイコン
24 更新アイコン
25 ホームアイコン
26 メールアイコン
31 画面ミュートアイコン
32 再起動アイコン
33 終了アイコン
35 残り時間
36 現在時刻
41 アドレス表示領域
42 キーワード検索表示領域
43 無料オンラインゲーム表示領域
44 おすすめサイト表示領域
45 新着情報表示領域
46 地域情報リンク集表示領域
47 カテゴリ別リンク集表示領域
51、52 Web画面表示領域
100 情報閲覧端末
101、201、301、401 制御部
102、404 操作部
103、403 表示部
104 料金投入部
105 料金投入基盤
106、202、302、402 送受信部
107 情報読取書込部
108 撮影部
109 CPU
110 蓄積部
111 メモリ
200 端末管理サーバ
203 基本情報格納部
204 設定情報格納部
205 端末管理履歴格納部
300 情報配信サーバ
400 状態確認端末
500 ネットワーク

Claims (10)

  1. 閲覧用の画面情報を表示する情報閲覧端末と、前記情報閲覧端末の動作状態を管理する端末管理サーバと、前記端末管理サーバが管理する前記情報閲覧端末の動作状態を示す情報を受信して表示する状態確認端末と、を有する端末管理システムであって、
    前記情報閲覧端末は、
    正常動作時に、所定の信号を前記端末管理サーバに送信し、
    前記端末管理サーバは、
    前記情報閲覧端末から受信した所定の信号に基づいて、前記情報閲覧端末の動作状態を判断し、前記状態確認端末からの要求に応じて、前記情報閲覧端末の動作状態を示す情報を前記状態確認端末に送信することを特徴とする端末管理システム。
  2. 前記端末管理サーバは、
    前記情報閲覧端末からの所定の信号の受信の有無に基づいて、前記情報閲覧端末の動作状態を判断することを特徴とする請求項1記載の端末管理システム。
  3. 前記端末管理サーバは、
    前記情報閲覧端末からの所定の信号を一定時間以上受信しないとき、前記情報閲覧端末に何らかの障害が発生したと判断することを特徴とする請求項2記載の端末管理システム。
  4. 前記端末管理サーバは、
    前記1以上の情報閲覧端末の画面表示を制御する設定情報をそれぞれ格納し、
    前記情報閲覧端末は、
    所定の時期に前記設定情報の取得を前記端末管理サーバに要求し、該取得要求に応じて受信した設定情報に基づいて画面表示動作を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の端末管理システム。
  5. 前記状態確認端末は、
    前記設定情報の閲覧または書き込みを前記端末管理サーバに対して要求し、
    前記端末管理サーバは、
    前記状態確認端末からの前記設定情報の閲覧または書き込み要求を受信すると、予め設定されている前記設定情報へのアクセス権に基づいて、前記状態確認端末を認証し、該認証が成功である場合、前記設定情報の閲覧または書き込みを前記状態確認端末に対して許可することを特徴とする請求項4記載の端末管理システム。
  6. 前記端末管理システムは、
    画面情報を格納する情報配信サーバをさらに有し、
    前記情報閲覧端末は、
    前記設定情報に含まれるアドレス情報で指定された前記情報配信サーバに対して、画面情報の取得要求とともに前記アドレス情報を送信し、
    前記情報配信サーバは、
    前記情報閲覧端末から受信したアドレス情報に該当する画面情報を前記情報閲覧端末に送信し、
    前記情報閲覧端末は、
    前記情報配信サーバから受信した画面情報を、前記閲覧用の画面情報の表示前に表示される待受用の画面情報として表示することを特徴とする請求項4または5記載の端末管理システム。
  7. 前記情報閲覧端末は、
    予め画面表示用の情報を格納しており、前記受信した設定情報に基づいて、前記予め格納された情報の表示の有無を切り替えることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の端末管理システム。
  8. 前記端末管理サーバは、
    前記設定情報をWeb上に公開し、
    前記情報閲覧端末は、
    前記Web上に公開された設定情報をHTTPを用いて前記端末管理サーバから受信することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の端末管理システム。
  9. 前記情報閲覧端末は、
    利用者による情報閲覧が終了すると、該閲覧履歴、及び該閲覧時に自端末に記録された利用者の個人情報を消去することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の端末管理システム。
  10. 前記情報閲覧端末は、
    撮影手段を用いて自端末の周囲を撮影し、該撮影映像を前記端末管理サーバに送信し、
    前記端末管理サーバは、
    前記情報閲覧端末から受信した撮影映像を格納し、前記状態確認端末からの取得要求に応じて、該撮影映像を前記状態確認端末に送信することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の端末管理システム。
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