JP2006185052A - 情報処理装置、画像形成装置、情報処理装置のための制御方法、コンピュータプログラム、並びに、コンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置、情報処理装置のための制御方法、コンピュータプログラム、並びに、コンピュータ可読記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の印刷条件を設定する際の操作性を向上させる。
【解決手段】 複数の処理条件のうちの設定された処理条件に従ったデータ処理を実行可能な情報処理装置であって、CPU2001は、複数の選択項目をユーザインタフェース手段に提示させ、前記複数の選択項目のうちのユーザにより選択された項目に予め関連付けられた処理条件を設定させ、ユーザにより選択された項目が、所定の選択項目である場合に、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件を設定し、且つ、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件とは異なる別の処理条件の設定可否をユーザにより選択可能にする為の選択項目、及び、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件をユーザにより設定変更可能にする為の選択項目、の少なくとも何れかの特定選択項目を、前記ユーザインタフェース手段に、提示させる。
【選択図】 図14

Description

情報処理装置、画像形成装置、情報処理装置のための制御方法、コンピュータプログラム、並びに、コンピュータ可読記憶媒体に関する。
従来の情報処理装置の一例として、“モードメモリ機能”を有する複写機やプリンタなどの画像形成装置が提案されている。
“モードメモリ機能”とは、例えば、ユーザが画像形成装置によって画像形成をする場合に、ユーザにより頻繁に使用される処理モード、例えば、倍率、用紙選択、をユーザにより画像形成装置の記憶手段に予め記憶させておくことができる機能であって、処理モードでユーザが画像形成する場合に、処理モードで画像形成をするたびに処理モードの設定を1からすることなく、モードメモリキーを介した入力により、記憶手段より予め登録された該処理モード(印刷条件)を読み出し、設定し、画像形成装置に画像形成を実行させることができるものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−44313
しかしながら、例えば、画像形成装置において、ユーザが画像処理装置に画像形成をさせる場合であって、ユーザにより頻繁に使用する処理モードを機能によって記憶手段より読み出す場合であっても、必ずしも常に処理モードそのままで画像形成を実行させるとは限らない。例えば、“モードメモリ機能”の使用後に、頻繁に、処理モードの一部を変更する場合又は/及び処理モードを追加したい場合がある。これらの場合、処理モードを変更又は/及び追加するためには、変更又は/及び追加の設定を通常する場合と同様の操作を1からしなければならなかった。よって、このような現状では解決できない課題を解決し、更なる操作性の向上をさせることが望ましい。
本発明は、上記課題を解決し、更なる操作性の向上をさせた情報処理装置、画像形成装置、情報処理装置のための制御方法、コンピュータプログラム、並びに、コンピュータ可読記憶媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による情報処理装置は、複数の選択項目をユーザインタフェース手段に提示させ、前記複数の選択項目のうちのユーザにより選択された項目に予め関連付けられた処理条件を設定させ、ユーザにより選択された項目が、所定の選択項目である場合に、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件を設定し、且つ、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件とは異なる別の処理条件の設定可否をユーザにより選択可能にする為の選択項目、及び、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件をユーザにより設定変更可能にする為の選択項目、の少なくとも何れかの特定選択項目を提示させることを特徴とする。
本発明によると、例えば、画像形成装置において、ユーザが画像処理装置に画像形成をさせる場合であって、ユーザにより頻繁に使用する処理モードを機能によって記憶手段より読み出す場合で“モードメモリ機能”の使用後に、頻繁に、処理モードの一部を変更する場合又は/及び処理モードを追加したい場合において、処理モードの変更又は/及び追加をするために通常と同様の操作を1からすることなしに、関連付けられた情報を用いて処理モードの変更又は/及び追加を実現するため、操作性が著しく向上するという効果を奏する。
モードメモリ機能を用いることなく、処理モードをユーザにより操作手段より入力させ、設定をして処理を実行させ、また、モードメモリ機能を用いて、登録された処理モードを、モードメモリキーを介した入力に応じてCPUがHDDから読み出し、実行する処理モードとしてセットし、処理を実行させ、更に、モードメモリ機能を使用した場合において、その使用されたモードメモリキーに応じた操作に関するキーを、CPUがHDD等の記憶手段から読み出し操作手段に表示させるため、セットされた処理内容で処理を実行させることができる。このため、ユーザによるモードメモリに応じた操作をしやすくする事が可能である。
つまり、本発明はユーザが処理モードを設定する際の操作性を著しく向上させる効果を奏する。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[システムの構成]
図1は本実施例におけるシステムを説明したブロック図である。本実施例記載のシステムは、複写機能(コピー機能)、送信機能(ファクシミリ機能、ファイル送信機能)、読取機能(スキャナ機能)、及び印刷機能(プリンタ機能)を有する画像形成装置1001と、パーソナルコンピュータ(a)1002、パーソナルコンピュータ(b)1003、サーバ機1004、及び、その他の画像形成装置1005を含み、LAN(ローカルエリアネットワーク)などによりこれらが通信可能に構成されている。
尚、本形態では、このように複写機能や印刷機能を有する複合機能型の画像形成装置(マルチファンクションペリフェラル、MFPとも呼ぶ)で説明するが、例えば複写機能のみを具備した単一機能型の画像形成装置(シングルファンクションペリフェラル、SFPとも呼ぶ)であっても良い。
[画像形成装置の構成]
図2は、画像形成装置1001の主要部の構成を示すブロック図である。画像形成装置1001はコントローラユニット2000を含み、コントローラユニット2000には、画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095が接続されるとともに、操作手段2012が接続される。コントローラユニット2000は、画像をスキャナ2070に読み込ませる制御や、読み取られた画像データをプリンタ2095により印刷出力する複写機能を実現するための制御を行う。また、コントローラユニット2000は、スキャナ2070で読み取られた画像データや、図1のPC3、サーバ機、並びにその他の画像形成装置等及びFAX等の外部装置からネットワークI/F(インタフェース)2010やモデム2050等のインタフェース手段を介して送られてきた画像データを、CPU2001の制御により、HDD2004に格納させ、プリンタ2095に印刷させる。また、コントローラユニット2000は、CPU2001の制御によりスキャナ2070で読み取られた画像データや、外部装置より送られてきた画像データをHDD2004に取り込んだ画像データを、外部装置に例えばEメール(電子メール)などで送信する。
また、コントローラユニット2000は、具体的には、画像形成装置の各構成要素を制御するために、画像形成装置の制御において中心的な役割を担うCPU(中央演算装置)2001を有し、CPU2001は、ROM(リードオンリーメモリ)2003に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げ、このOS上で、アプリケーションプログラムや画像データを記憶する記憶手段としてのHDD(ハードディスクドライブ)2004に格納されているアプリケーションプログラムを読み出して実行し、これによって各種処理を実行させる。また、ROM2003やHDD2004に記憶された、後述する各種のフローチャートに関するプログラム、や、後述する各種の表示制御に関するプログラム、等もコントローラユニット2000のCPU2001の制御により実行する。このCPU2001の作業領域としてはRAM(ランダムアクセスメモリ)2002が用いられる。RAM2002は、作業領域を提供するとともに、画像データ(文書データ)を一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD2004は、上記アプリケーションプログラムや画像データ等を格納する。CPU2001には、システムバス2007を介して、ROM2003およびRAM2002とともに、操作部I/F(操作部インタフェース)2006、ネットワークI/F(ネットワークインタフェース)2010、モデム2050およびイメージバスI/F(イメージバスインタフェース)2005が接続される。
操作部I/F2006は、タッチパネルを有する操作部2012とのインタフェースであり、操作部2012に表示すべき画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012においてユーザにより入力された情報をCPU2001に送出する。タッチパネルに表示される画像は、HDD2004やその他の記憶手段からCPU2001に読み出されたプログラムに基づいてCPU2001によって制御される。
次に、ネットワークI/F2010は、LAN1006に接続され、LAN1006を介してLAN1006上の画像形成装置、サーバ機、PC、及び、その他の各装置と情報の送受信を行う。モデム2050は、公衆回線1008に接続され、公衆回線1008を介して情報の送受信を行う。
イメージバスI/F2005は、システムバス2007と、画像データを高速で転送する画像バス2008とを接続し、データ形式を変換するためのバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394から構成される。画像バス2008上には、ラスタイメージプロセッサ(以下、「RIP」という)2060、デバイスI/F2020、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030、および画像圧縮部2040が設けられる。
RIP2060は、PDLコードをビットマップイメージに展開するプロセッサである。デバイスI/F2020には、スキャナ2070およびプリンタ2095が接続され、デバイスI/F2020は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対してプリンタ2095に応じた補正、解像度変換などを行う。画像回転部2030は、画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、MHなどのデータに圧縮するとともに、その伸張処理を行う。
次に、スキャナ2070およびプリンタ2095のハードウェア構成について図3を参照して説明する。
図3は、図2に示すスキャナ2070およびプリンタ2095のハードウェア構成を示す側断面図である。 本実施例において、スキャナ2070とプリンタ2095とは、図3に示すように、一体的に構成されている。なお、スキャナ2070やプリンタ2095などのユニットが、各々別体として構成され、なんらかの通信部により通信可能に構成されていてもよい。
スキャナ2070は、原稿給紙ユニット250を搭載し、原稿給紙ユニット250は、原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、各原稿の読取動作が終了する毎に、その原稿をプラテンガラス211から排出トレイ(図示せず)に排出する。スキャナ2070は、原稿がプラテンガラス211上に給送されると、ランプ212を点灯し、移動ユニット213の移動を開始する。この移動ユニット213の移動によりプラテンガラス211上の原稿に対する読取走査が行われる。この読取走査中、原稿からの反射光は、各ミラー214,215,216およびレンズ217を経てCCD(CCD(電荷結合素子)イメージセンサ)218に導かれ、原稿上の画像がCCD218の撮像面上に結像される。CCD218は、撮像面に結像された画像を電気信号に変換し、この電気信号が所定の処理施された後に制御装置(図示せず)に入力される。
プリンタ2095は、レーザドライバ321を有し、レーザドライバ321は、制御装置から入力された画像データに基づきレーザ発光部322を駆動する。これにより、レーザ発光部322からは画像データに応じたレーザ光が発光され、このレーザ光は走査されながら感光ドラム323上に照射される。感光ドラム323上には、照射されたレーザ光により静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器324から供給されたトナーによりトナー像として可視像化される。レーザ光の照射タイミングに同期して、各カセット311,312から記録紙が搬送路を介して感光ドラム323と転写部325との間に給紙され、感光ドラム323上のトナー像は転写部325により給紙された記録紙上に転写される。
トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルトを介して定着ローラ対(加熱ローラと加圧ローラ)326に送られ、定着ローラ対326は、記録紙を熱圧し、記録紙上のトナー像を記録紙上に定着させる。この定着ローラ対326を通過した記録紙は、排紙ローラ対327により排紙ユニット330に排紙される。排紙ユニット330は、ソート、ステイプルなどの後処理を施すことが可能なシート処理装置からなる。
また、両面記録モードが設定されている場合には、記録紙を排紙ローラ対327まで搬送した後に、排紙ローラ対327の回転方向を逆転させ、フラッパ328によって再給紙搬送路339へ導く。再給紙搬送路339に導かれた記録紙は、上述したタイミングで感光ドラム323と転写部325との間に再給紙され、この記録紙の裏面にトナー像が転写される。
図4は、図2に示す操作部2012の構成を示す平面図である。
LCD表示部2013は、LCD上にタッチパネルシートが貼られた構造となっており、CPU2001が制御し表示させる画像形成装置1001の操作画面を表示するとともに、該画面に表示されたキーが押されると(指等でふれられると)その位置情報をコントローラユニット2000のCPU2001に伝え、各種情報をユーザにより入力可能に構成している。スタートキー2014は、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いられる。スタートキー2014の中央部には、緑と赤の2色LED2018が設けられ、その色によってスタートキー2014が使える状態にあるか否かを示す。ストップキー2015は、稼働中の動作を止めるときに操作される。IDキー2016は、使用者のユーザIDを入力する時に用いられる。リセットキー2017は、操作部2012からの設定を初期化する時に用いられる。テンキー2019は、印刷枚数等の数字の入力を行うのに用いられる。ただし、操作部について、本実施例ではタッチパネルシートが貼られた構造であるとしたが、ハードキーによる操作部であってもハードキーを押下した場合の機能を変化させることが出来る構成であればかまわない。ユーザモードキー2020は、ユーザにより画像形成装置のデフォルトや、その他の使用設定をする際に用いられる。
図5は、操作部2012上のLCD表示部2013に、CPU2001が制御し、表示させる操作画面の一例を示す図である。
操作部2012の操作画面の上部には、タッチキーからなり、各種の機能を選択するためのコピーモードキー901、パーソナルコンピュータやFAX装置に画像データを送信するための送信/FAXモードキー902、画像データをHDD201に保存しまた保存された画像データを用いて印刷するためのボックスモードキー903、ネットワーク上の画像データやタグ付データにアクセスしそれらを印刷させるためのブラウザモードキー904、右矢印タブ905が表示される。
図5は、コピーモードキー901のタッチキーがユーザにより押下された場合、これに応じてCPU2001が操作部2012上に表示させるコピー機能の初期画面の一例を表している。コピー機能に関する表示は領域906で行なわれ、領域906の上から、「コピーできます」が表示されている領域には、コピー機能で表示すべきステータスをCPU2001の制御によって表示させ、その下の領域には、倍率、選択給紙段、置数を表示させる。また、コピー機能の動作モードを設定するためのタッチキーとして、等倍(現在の印刷条件のうち、倍率を等倍にするためのキー)、倍率(元原稿に対しての画像形成の際の倍率を設定するためのキー)、用紙選択(画像形成される媒体(例えば記録紙)について、サイズやその他の性質などを設定するためのキー)、ソータ(画像形成の後処理について、ソートをするか否か、パンチ穴を開けるか否か、ステイプルをするか否か等を設定するためのキー)、両面(両面に画像形成するか否か、元原稿が両面に画像形成されているものか否か等を設定するためのキー)、割込み(割り込みコピーを実行させるためのキー)、文字(画質を選択するためのキーで、文字のみの原稿、文字/写真混在、写真等から選択させ、原稿の画質に応じてコピーの画質を調節するためのキー)、コピー濃度を手動で調節するための、薄くするに対応する左矢印キー、濃くするに対応する右矢印キー、濃度を自動調整する自動キーをCPU2001の制御により表示させ、また、初期画面に表示しきれない動作モードの指定画面は、ユーザにより応用モードキーからの指示を受けることにより、CPU2001の制御で階層的に領域906内に表示させるように構成されている。
また、表示領域907は、画像形成装置1001のステータスを表示する領域であり、例えば、ジャムなどのアラームメッセージや、PDLプリントが行われているときにPDLプリント中であることを示すステータスメッセージをCPU2001の制御により表示させ、また後述するお好みキーをCPU2001の制御により表示させる領域である。また、CPU2001は表示領域907にシステム状況/中止タッチキー908を表示さる。CPU2001は、該システム状況/中止タッチキー908からユーザにより指示を受けると、画像形成装置1001のデバイス情報や、プリントジョブ状況(図示せず)を表示させ、ユーザの指示を受けた場合に、ジョブの中止を行うことが可能に制御している。
送信/FAXモードキー902を押下すると、画像形成装置1001で読み取った画像をLAN1006を使用して送信可能である機器にE−メール送信や、FTP送信などをしたり、また公衆回線1008を使ってファクシミリ送信したりするための設定画面(図示せず)を表示する。
ボックスモードキー903を押下すると、画像形成装置1001上で読み取った画像をHDD2004内のボックス領域に保存したり、ボックス領域に保存されている画像データを指定して印刷したり、LAN1006上の機器に送信したりするための設定画面(図示せず)を表示する。
また、5つ以上の機能がコントローラユニット2000に装備されている場合は、コピー、送信/FAX、ボックス、ブラウザの4つ機能タブ901〜904の右横に右矢印キー905が表示され、右矢印キー905が押下されると、別の機能のための画面が表示されるようになっている。
本実施例で実現するモードメモリ機能について説明する。モードメモリ機能とは、例えば、ユーザが画像形成装置によって印刷をする場合に、ユーザにより頻繁に使用される処理モード(印刷条件、印刷設定)、例えば、倍率、用紙選択等、をユーザにより画像形成装置に予め登録させておき、このメモリに登録された処理モードでユーザが画像形成する場合に、処理モードの設定を1からすることなく、モードメモリキーを使って、メモリ等の記憶部から予め登録された該処理モードを読み出し、処理モードとして設定し、画像形成装置に画像形成を実行させることができる機能である。登録できる処理モードは1つであっても良いが、複数ある場合、モードメモリキーも複数になる。これら複数のモードメモリキーそれぞれと処理モードとを関連付けて、HDD2004を一例とする記憶部に予め記憶させておく(モードメモリキーと処理モードとを関連付けて記憶させ、モードメモリキーを介して処理モードを読み出し、画像形成装置にセット可能にする動作を、今後「モードメモリキーに登録する」と呼ぶ)。指示されたモードメモリキーに関連付けられた処理モードをCPU2001が読み出し、画像形成装置に設定(セット)する。ユーザはこの処理モードで印刷したり、また、更に処理モードを変更、追加したりするなどして印刷をすることが出来る。
これら上記のように構成された画像形成装置1001をふまえて、本実施例における画像形成装置は、モードメモリ機能を用いることなく、処理モードをユーザにより操作部2012により入力させ、設定をして印刷を実行させる事が可能である。また、モードメモリ機能を用いて、登録された処理モードをモードメモリキーを介した入力に応じてCPU2001がHDD2004から読み出し、画像形成装置に設定し、印刷を実行させる事も可能である。更に、モードメモリ機能を使用した場合、その使用されたモードメモリに応じた操作に関する表示を、CPU2001がHDD2004等の記憶部から読み出し操作部2012に表示させ、ユーザによるモードメモリに応じた操作をしやすくする事が可能である。
モードメモリキーに処理モードを登録する方法を以下に説明する。
CPU2001の制御により、図6(a)の標準画面6051を表示させ、ユーザにより、例えば用紙選択キー6001や、倍率キー6002を介して登録したい印刷条件を設定させ、図6(b)の随時設定を反映させた設定画面6052を表示させる(ここで仮に用紙サイズA3、倍率141%、印刷部数20部を設定させたこととして、今後第1設定と呼ぶ)。CPU2001は、ここで、応用モードキー6003が押された場合、図6(c)の応用モード画面6053を表示させ、モードメモリ機能を使用するための指示(モードメモリ機能キー6004)が入力された場合、図6(d)のモードメモリ画面6054(モードメモリ機能を使用するための画面を今後モードメモリ画面と呼ぶ)を表示させる(モードメモリ機能を使用するためモードメモリ画面を表示させるための指示を標準画面から入力できるような構成でもよい)。CPU2001は、ここで、複数のモードメモリキーがある場合は、登録したいモードメモリキー(ここでは例としてM1キー6006)をユーザにより指示させ登録をする指示(登録キー6005を介した指示)を受けた場合登録を確認する図6(e)の確認画面6055を表示させる。CPU2001は、登録してよい旨の指示(はいキー6007)をユーザより受けた場合に、ユーザにより入力されモードメモリキーに登録する指示をうけた処理モード(本例では第1設定)を表示させ、モードメモリキーに登録する指示をうけた処理モードと、登録するモードメモリキー(M1キー6006)に関する情報を関連付けてHDD2004に保存させる。
CPU2001はユーザにより、モードメモリキー(例えばM1キー6006)が選択され、名称登録キー7001が押下された場合に図7(a)のモードメモリ画面7051を表示させ、名称を入力するための図7(b)の名称入力画面7052を表示させ、ユーザにより名称が文字入力領域7002を介して入力されると随時図7(c)の名称入力画面7053のように入力を反映させて表示させ、入力完了である旨の指示(OKキー7003)を受けた場合に、名称を付したM1キー6006を含む図7(d)のモードメモリ画面7054を表示させ、モードメモリキーの名称をM1キー6006と関連付けてHDD2004に保存させる。ユーザはこの名称を付したM1キー6006を介して処理モードを設定することが可能である。名称を付けることにより、モードメモリキーに関連付けられた処理モードが分かりやすくなり、ユーザにおける操作性が向上する。
図8(a)の標準画面8051の様に、ユーザによる予めの設定により、モードメモリ機能キー8001を配置し、モードメモリキーを介して印刷モードを画像形成装置にセットし印刷させる場合について説明する。
モードメモリ機能を使用するためのモードメモリ機能キー8001を含む図8(a)の標準画面8051を表示している場合に、モードメモリ機能キー8001からの指示を受けると(本実施例においては、応用モードキーの入力により、他の応用モードの設定や使用のためのキーと共にモードメモリを設定するためのモードメモリ機能キー6004を利用しても同じ処理がされるように構成されている。)、図8(b)に図示される、モードメモリキーを選択するためのモードメモリ画面8052を表示する。CPU2001は、ここで、M1キー6006が選択されたことに応じて、選択されたモードメモリキーに関連付けられた処理モードである第1設定をHDD2004から読み出し、読み出された第1設定をセットし、第1設定がセットされた図8(c)の設定画面8053を表示させる。設定がセットされた状態でスタートキー2014から、印刷の指示を受けた場合、CPU2001は画像をスキャナ2070に読み取らせ、読み取られた画像データを、HDD2004に保存させ、プリンタ2095に、セットされた処理モードである第1設定で印刷出力させる制御を行う。
次に、更にモードメモリを登録したい場合について図9を用いて説明する。CPU2001は、更にモードメモリに登録したい設定(これを第2設定と呼ぶ)がユーザから入力された場合には図9(d)の設定画面9052のように第2設定を反映させた画面を表示させ、1つ目の登録と同様の流れで図9(d)のモードメモリ機能画面を表示させる。ここで、1つ目に登録されたモードメモリキーとは異なるモードメモリキー(例えば本実施例においてはM2キー9002)が選択され、選択されたモードメモリに登録する旨の指示(登録キー6005を介した指示)に応じて、CPU2001は登録してよいか確認する旨の表示を図9(e)のモードメモリ画面9056のように表示させる。登録をしても良い旨の指示(はいキー6007を介した指示)を受けた場合に、ユーザにより入力されモードメモリキーに登録する指示をうけた処理モード(第2設定)を表示させ、モードメモリキーに登録する指示をうけた処理モードと、登録するモードメモリキー(M2キー9002)に関する情報を関連付けてHDD2004に保存させる。
同様の手順で、3つ目のモードメモリキーに第3設定を登録させる(図10)。
ここで、お好みキー機能について説明する。お好みキー機能とは、ユーザが処理モードを設定(追加、変更)するための表示やキーへのショートカットをユーザにより設定させることを可能とし、さらにユーザにより設定されたショートカットからの処理モードの設定を実現する機能である。お好みキーは単数であってもよいし、複数であってもよい。また、複数である場合に、お好みキーが処理モードを追加するものと変更するものが混在しても、どちらか一方の物のみであってもよい。
お好みキー機能を使用するために、HDD2001に、お好みキーに関連する情報と、処理モードを設定するための表示やキーへのショートカットを関連付けて、ユーザにより記録させる(以後、これをお好みキーに登録と呼ぶ)ための手順について説明する。ユーザモードキー2020が押された場合、CPU2001は図22(b)のようなユーザモードを設定するためのユーザモード画面22052を表示させる。ここで、コピー仕様設定キー22001を介して、コピー仕様設定をする旨の指示がユーザより入力された場合、CPU2001は図22(c)のコピー仕様設定画面22053を表示させる。ここで、お好みキー1設定キー22002が押下された場合、CPU2001は図22(d)のお好みキー設定画面22054を表示させ、ユーザにお好みキー1に関連付けて保存させる処理モードのセットや表示をさせるためのキーを選択させる。CPU2001はソータキー22003が押下されると、ソータに関する各種キー領域22004が表示させ、各種キー領域22004から、印刷された媒体をシフトソートさせるための印刷条件を設定するためのシフトソートキー22005が選択されて確定する旨の指示があった場合に、シフトソートキー22005とお好みキー1とを関連付けてHDD2004のような記憶領域に記憶させ、また、図22(e)に図示するように、お好みキーとしてシフトソートへのショートカットの役割を果たすお好みキーシフトソート22006を含む標準画面22055を表示させる。お好みキー機能を使用して、印刷条件をセットする場合は、お好みキーシフトソート22006を介する入力をうけて、CPU2001はお好みキー1に関連付けられたシフトソートをHDD2004のような記憶領域から読出し、ここで読み出されたシフトソートを現在の設定にセットし、図22(f)のように、現在の設定を反映させた設定画面22056を表示させる。
モードメモリキーに応じてお好みキーとして表示させるキーを変化させるためにお好みキーを関連付けてHDD2004に保存させる(これをモードメモリキーにお好みキーを登録すると呼ぶ)場合について、M1キー6006にお好みキーを登録する場合を例に説明する。モードメモリキーにお好みキーを設定する旨の設定がなされていた場合に、CPU2001はモードメモリに処理モードの登録をして良い旨の指示を受けて(例えば、図11(a)ではいキー6007を介した指示を受けて)、モードメモリにお好みキーを登録するかを入力させる図11(b)の確認画面11052を表示させる。モードメモリにお好みキーを登録する旨の指示(例えば図11(b)に表示されたはいキー11001を介した指示を受けて)が入力された場合に、CPU2001はモードメモリに登録するお好みキーを選択させる図11(c)のお好みキーリスト画面11053を表示させる(お好みキーが一つだけである構成であっても良い)。ここで、モードメモリに登録するお好みキー(例えば図11(c)のお好みキーリスト画面11053に表示されたお好みキー1設定キー11002)が選択された場合に、CPU2001はモードメモリに登録するお好みキーに登録する、機能や表示に関するキーを選択するための図11(d)のお好みキー設定画面11054を表示させる。ユーザにより、モードメモリに登録するお好みキーに登録する機能や表示に関するキー(例えば原稿をコピーしたときにできる周囲の影や枠線を消すための設定をする表示に関するキーである枠消しキー)が選択された場合に、CPU2001はこのキーに関する情報を、登録されたモードメモリと関連付けてHDD2004に保存し、領域11004に登録された内容を含めたモードメモリ機能画面11055を表示させる。OKキー11005を介した指示を受けた場合、CPU2001はモードメモリキーに登録した処理モードがセットされたことを反映しかつ登録されたお好みキー枠消し11006を含む図11(f)の設定画面11056を表示させる。お好みキー枠消し11006を介した指示が入力された場合、CPU2001は図23(a)に図示する枠消しの処理モードをセットするための枠消し設定画面23051を表示させ、OKキー23001を介した指示が入力された場合、枠消しの処理モードをセットし、枠消しの処理モードを含めたセットされた処理モードを反映させた図23(b)の設定画面23052を表示させる。一方、ユーザが枠消しを、お好みキーを使わずに設定する場合について図26を用いて説明する。応用モードキー6003が押下された場合に、CPU2001は、図26(d)の応用モード画面26052を表示させる。ここで、枠消しキー26001が押下された場合に、CPU2001は図26(c)の枠消し設定画面26053を表示させる。そして、OKキー26002が押下された場合に、CPU2001は枠消し設定を反映させて、図26(d)の設定画面26054を表示させる。お好みキーを使用する場合としない場合を比較すると、応用モード画面26052を表示するステップが含まれる分だけ、お好みキーを使用しない場合の手順が多くなることがわかる。このように、お好みキーを使用することにより、ユーザにおける操作性が向上する。
モードメモリを設定するための指示を図12(a)の標準画面12051から入力できるような構成でモードメモリの設定後に、モードメモリにお好みキーを登録する場合について説明する。
モードメモリを設定するための指示が入力された場合に、CPU2001は図12(b)モードメモリ機能画面12051を表示させる。モードメモリにお好みキーを登録する旨の指示(お好みキー登録キー12001を介しての指示)の入力に応じて、CPU2001はモードメモリに登録するお好みキーを選択させる図12(c)のお好みキーリスト画面12053を表示させる。ここで、モードメモリに登録するお好みキーが選択された場合に、CPU2001はモードメモリに登録されたお好みキーに登録するキーを選択するための図12(d)のお好みキー設定画面12054を表示させる。ユーザにより、モードメモリに登録するお好みキーに登録するキーが選択された場合に、CPU2001はこのキーに関する情報を、登録されたモードメモリと関連付けてHDD2004に保存させる。
次に、モードメモリを用いた後に、設定をお好みキーを用いて、一部変更して印刷をする場合について図13を用いて説明する。
モードメモリを設定するためのキーを含む図13(a)の標準画面13051を表示している場合に、モードメモリを設定するためのモードメモリ機能キー8001からの指示を受けると、図13(b)に図示されるモードメモリを選択するためのモードメモリ機能画面13052を表示する。CPU2001は、ここで、モードメモリA3−20page(モードメモリM1キー6006)が選択された場合、選択されたモードメモリの設定をHDD2004から読み出し、読み出された設定をセットし、設定がセットされた図13(c)の設定画面13053)を表示させる。ここでたとえば、予め、両面原稿を両面に画像形成して印刷処理するための処理モードをセットするための表示(これを両面画面と呼ぶ)に関わる両面>両面キーがお好みキーとしてモードメモリM1キー6006に登録されている場合、図13(c)に図示しているように、この、設定がセットされた設定画面13053では、モードメモリA3−20pageに登録されたお好みキー両面>両面13001と、お好みキーパンチソートが含まれて表示させられる。お好みキー両面>両面13001を使用する指示がユーザにより入力された場合に、CPU2001は図13(d)の両面画面13054を表示させる。この時、両面画面13054(両面画面13054の中で、両面原稿を両面に画像形成して印刷処理するための処理モード(以下、両面>両面と呼ぶ)のキーが図13(d)に図示するように予めセットされているように構成することも可能であるし、また、ここに確認のステップを設けずに、両面>両面をセットされるように構成することも、より短い手順で操作したいユーザにおける操作性を向上する。両面>両面を設定するための両面画面13054でこの両面>両面がセットされてよい旨の指示(OKの押下)が入力された場合に、CPU2001はこの両面>両面をセットした図13(e)の設定画面13053を表示させる(お好みキー両面>両面13002の表示を変化させて表示させる)。この、両面>両面がセットされた状態でスタートキー2014から、印刷の指示を受けた場合、CPU2001は画像をスキャナ2070に読み取らせ、読み取られた画像データを、HDD2004に保存させ、プリンタ2095に、両面>両面を含めたセットされた印刷設定で印刷出力させる制御を行う。
モードメモリに対応したお好みキーを表示させたくないユーザと、表示させたいユーザとがいる場合にも利便性の高い制御について、図14を用いて説明する。
モードメモリにお好みキーが登録されている場合において、モードメモリを呼び出した場合に(図14(b))、CPU2001は、モードメモリM3キー10001に登録されているお好みキーを呼び出すかをユーザに入力させる画面(図14(c))を表示させる。ここでお好みキーを呼び出す指示を、はいキー14001を介して受けた場合、CPU2001はモードメモリM3キー10001に登録されたお好みキーステイプルソート14002とお好みキー移動を含めた画面(図14(d))を表示させる。また、お好みキーを呼び出さない指示が入力された場合に、CPU2001は図14(d)の下部にあるお好みキーステイプルソート14002のようなお好みキーを表示せずに、設定を反映させた画面を表示させる(図示せず)。この構成においても、ユーザよりお好みキーを呼び出す指示を受けた場合には、前述と同様にお好みキーを使用し設定を変更することが可能である。図14(d)でお好みキーステイプルソート14002を介した指示が入力されて、決定された場合、CPU2001は図14(e)に図示するようなモードメモリM3キーに関連付けられてHDD2001に記憶されることにより登録された処理モードから一部変更し、ステイプルソートの処理モードを含めた処理モードをセットした画面を表示させる。スタートキー2014から、印刷の指示を受けた場合、CPU2001は画像をスキャナ2070に読み取らせ、読み取られた画像データを、HDD2004に保存させ、プリンタ2095にセットされた設定で印刷処理を実行させる。このように、例えば、画像形成装置において、ユーザが画像処理装置に画像形成をさせる場合であって、ユーザにより頻繁に使用する処理モードを機能によって記憶手段より読み出す場合で “モードメモリ機能”の使用後に、頻繁に、処理モードの一部を変更する場合又は/及び処理モードを追加したい場合において、処理モードの変更又は/及び追加をするために通常と同様の操作を1からすることなしに、関連付けられた情報を用いて処理モードの変更又は/及び追加を実現するため、操作性が著しく向上するという効果を奏する。また、ここで説明したモードメモリに登録されているお好みキーを呼び出すかをユーザに入力させる画面を表示させるか否かを、表示させない場合にはモードメモリに登録されているお好みキーを呼び出すか否かをも、予めユーザのデフォルト設定(標準設定)などにより、設定可能に構成し、モードメモリに登録されているお好みキーを呼び出すかをユーザに入力させる画面を表示する設定になっている場合のみ、このような制御を実施するように構成することにより、モードメモリに対応したお好みキーを表示させたくないユーザと、モードメモリに対応したお好みキーを表示させたいユーザと、がいる場合にも利便性が高く、モードメモリに対応したお好みキーを表示させたいユーザが多い場合にも利便性が高く、かつ、モードメモリに登録されているお好みキーを呼び出したくないユーザが多い場合にも利便性の高い制御を実現する。
CPU2001の制御について、再度図15に図示したフローチャートを用いて説明する。S1501でスタートし、S1502でユーザモードで登録したお好みキーの有無をHDD2004に記憶されたデータを読み出すことにより確認する。ユーザモードで登録したお好みキーがあった場合は、S1503でユーザモードで登録したお好みキーを含めた、例えば図22(e)に図示した標準画面22055のような、画面を表示させ、ユーザモードで登録したお好みキーがなかった場合には、S1504でお好みキーを含めない、例えば図6の(a)の標準画面6051のような、画面を表示させる。その後、印刷条件をセットするための処理S1505にはいる。S1505については後に詳述する。S1505が終了し、S1506でスタートキーの入力があった場合には、S1507で原稿の読み取りスキャンを開始し、S1508で読み取った画像データをHDD2004などの記憶部に記憶させ、S1509で記憶された画像データをHDD2004などの記憶部から読み出して、セットされた印刷条件でプリント処理を実行させる。また、S1506でスタートキーの入力がなかった場合に、CPU2001はリセットキーの入力の有無を確認し、リセットキー入力があった場合にはS1512で印刷条件をクリアし、再びS1502もどる。S1512で印刷条件をクリアする場合に、後述するS1505の印刷条件設定処理にてモードメモリに対応したお好みキーが表示されていた場合でも、ユーザモードで登録したお好みキーを表示させるように画面を更新することが可能である。また、ユーザモードで登録したお好みキーがなかった場合に、後述するS1505の印刷条件設定処理にてモードメモリに対応したお好みキーが表示されていた場合は、ユーザモードで登録したお好みキーを表示しないように画面を更新させるようCPU2001が制御する。モードメモリに対応したお好みキーを、印刷条件と同様に扱うことでこれを実現してもよいし、また、モードメモリに対応したお好みキーは印刷条件とは別に扱い、リセットキーが押下された際に上述のような制御によって実現させることも可能である。S1511でリセットキーの入力がなかった場合には、再びS1505の印刷条件設定処理に戻る。
S1505の印刷条件設定処理について、図16を用いて説明する。S1601で印刷条件設定処理がスタートし、S1602にて、モードメモリ機能キーによる入力の有無を確認する。ここでモードメモリ機能キーを介した入力がされた場合に、後述するS1603のモードメモリ機能処理に入る。モードメモリ機能キーを介した入力がされなかった場合に、S1604にすすみ、例えば図6(a)の標準画面6051にある印刷する用紙を選択するための用紙選択キー6001や、画像の倍率を指定させるための倍率キー6002、図9(a)の印刷後の後処理時のソートの仕方においてステイプルの有無や、ソートのタイプ、パンチ穴の有無等を指定するためのソータキー9001、などの、設定用キーの入力の有無を確認する。S1604で設定用キーの入力があった場合に、S1605に進み、設定画面を入力されたキーに対応した表示に更新させ、S1605に進む。S1605でCPU2001は、入力されたキーに応じて、印刷条件を、RAM1607などにセットし、S1611へ進む。S1604で設定用キーの入力がなかった場合に、CPU2001はS1607でお好みキーの有無を判断させる。ここでいうお好みキーは、ユーザモードで設定されたお好みキーであるか、モードメモリキーに登録されたお好みキーであるかは問わない。これを判別するために、現在のお好みキーに関する情報をRAM2002に保持させておいてもよいし、またHDD2004に記憶させておいてもよい。S1607でお好みキーがないと判断された場合に、後述するS1611に進む。S1607でお好みキーがあると判断された場合に、S1608でお好みキーを介した入力がされたか否かをさらに判断する。S1607でお好みキーがないと判断された場合、および、S1608でお好みキーの入力がないと判断された場合に、CPU2001はS1611へと進む。S1608でお好みキーを介した入力がされたと判断された場合に、S1609で入力されたお好みキーに対応する画面を表示させる。S1609で表示される画面は、例えば、図13(d)の両面画面13054や、図23(a)の枠消し設定画面23051のような画面ある。S1609で表示される画面は、S1605にて表示させる画面と同じ画面であってもよい。S1609で画面を表示させるとS1610でCPU2001は入力されたお好みキーを介して入力された印刷条件をRAM2002などにセットし、S1611に進む。S1611で、CPU2001は印刷条件としてセットされている内容をRAM2002などを参照することにより読み出し、セットされている印刷条件を反映させた表示に更新し、S1612へすすみ、終了する。
モードメモリ機能処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。S1701でモードメモリ機能処理に入ると、S1702に進み、モードメモリキーの一覧と選択後の指示をするためのキーを含めたモードメモリ画面を表示する(例えば図6(d)のモードメモリ画面6054)。S1703で、モードメモリリストからモードメモリキーが選択されているか否かを判断し、選択されていないと判断された場合にはS1702に戻る。S1703で、モードメモリリストからモードメモリキーが選択されていると判断された場合に、例えば、図13(b)のモードメモリ画面13052でM1キー6006が押下され場合に、S1704に進み、モードメモリに登録された印刷条件をセットする指示が操作部を介してされたか否かを確認する。S1704でモードメモリに登録された印刷条件をセットする指示(例えば、図13(b)のモードメモリ画面13052のOKキー13003を介した指示)を受けた場合に、CPU2001は、S1705に進み、選択されたモードメモリキーに対応する印刷条件をHDD2004から読み出し、S1706で読み出された印刷条件を現在の印刷条件としてRAM2006などにセットする。次に、CPU2001はS1707に進み、読み出したモードメモリキーと関連付けられたお好みキー(モードメモリキーに登録されたお好みキー)の有無を確認し、ここで、モードメモリキーに登録されたお好みキーがないと判断された場合に、S1708に進み、モードメモリキーに登録された印刷条件を反映させた表示に更新させ、S1721に進みモードメモリ機能処理を終了する。S1707で、モードメモリキーにお好みキー登録が有ると判断された場合に、S1709に進む。S1709では、例えば図14(c)のようなお好みキー読み出し確認画面14053を介した入力や、もしくは、予めユーザモードなどで設定されたモードメモリキーに登録されたお好みキー表示を行うか否かの設定などを参照し、モードメモリキーに登録されたお好みキーを表示するか否かを判断する。ここで、モードメモリキーに登録されたお好みキーを表示しないと判断された場合に、S1710に進み、モードメモリキーに登録された印刷条件を反映し、さらに、モードメモリキーに登録されたお好みキーは表示しない表示に更新し、S1721に進み終了する。S1709でモードメモリキーに登録されたお好みキーを表示すると判断された場合に、S1711に進み、モードメモリキーに登録された印刷条件と、お好みキーを反映させた表示に更新し、S1721に進み終了する。S1709の判断があることにより、モードメモリキーにお好みキーが登録してある場合においても、使う必要のないユーザやユーザモードに登録されたお好みキーを使用したいユーザ等がいた場合でも対応することができ、ユーザにおける操作性をさらに向上するものとなっている。S1704でモードメモリに登録された印刷条件をセットすると判断されなかった場合に、S1712に進み、モードメモリキーに設定を登録するための指示(例えば、図6(d)の登録キー6005)が入力されたか否かを判断する。S1712で登録するための指示が入力されていないと判断された場合に、CPU2001はS1702に進み、入力に待機する。S1712で登録するための指示が入力されたと判断された場合に、CPU2001はS1713に進み、現在の印刷条件をモードメモリキーと関連付けて、HDD2001などの記憶部に記憶させる。このS1713で、例えば図6(e)の確認画面6055のように現在の設定と選択されたモードメモリキーを表示しユーザにより登録する旨の指示が、はいキー6007を介して入力された場合に、登録するような構成でもよい。確認画面を設けることにより、ユーザにおける間違いを減らす効果があり、ユーザの操作性をさらに向上する。S1714では、お好みキーを登録するか否かを確認するために図11(b)に図示する確認画面11052のような表示を実行する。次にS1715に進み、モードメモリキーにお好みキーを登録するか否かを判断する。例えば、図11(b)のはいキー1101を介した指示が入力され場合に、CPU2001はモードメモリキーにお好みキーを登録すると判断し、S1716に進む。S1716で、CPU2001は図11(c)のお好みキーリスト画面11053を表示させ、S1717に進み、ユーザにより選択されたお好みキーとお好みキーに登録する指示を出されたキーとを関連付けてHDD2004に記憶させることにより登録し、S1718に進む。S1715で、モードメモリキーにお好みキーを登録しないと判断した場合に、CPU2001はS1718に進む。S1718ではモードメモリキーに名称を登録するか否かの判断が行われる。S1718にて、名称を登録しないと判断された場合(例えば、図11(e)においてOKキー11005を介した指示が入力された場合)に、CPU2001はS1721に進み、モードメモリ機能処理を終了する。S1718にて、例えば図11(a)のモードメモリ画面7051の名称登録キー7001を介して、名称登録をする旨の指示が入力され、名称登録をする旨の指示が入力されたと判断された場合に、S1719に進み、例えば、図7(b)の名称登録画面7052のような名称を登録するための画面を表示する。次にCPU2001はS1720の名称登録ステップに進み、ユーザによる名称の登録を受け付ける。図7(c)の名称登録画面7053に図示するように、キーボードの画像を表示させることにより、このキーボードの画像を解した入力により名称登録を受けてつけてもよい。ユーザによる名称の入力は、随時入力した文字が反映した画面を表示すると、何を入力したのかユーザがわかるため、操作性が向上する。例えば、図7(c)のOKキー7003を介した入力などで、名称の登録が終了すると、CPU1721はS1721に進み、モードメモリ機能処理を終了させる。上述したS1721でモードメモリ機能を終了させる処理の変わりに、S1721で、図7(d)のようにモードメモリ画面7054を表示させ、OKやキャンセルなどの入力があった場合にモードメモリ機能処理を終了し、そうでなければ、S1702に再び戻るような構成もユーザにおける利便性を向上させる。
これらのフローチャートを用いて、特徴的な動作についてのシーケンスを例示する。
ユーザがモードメモリと、モードメモリに登録されたお好みキーを使用して処理モードをセットし、コピー処理をする場合について説明する。
この場合ユーザは、モードメモリ機能キーを押す→モードメモリを選択する→モードメモリの処理モードをセットする→お好みキーを表示させる→お好みキーを使用して処理モードをセットする→スタートキーを押す、といった操作をすることになる。これに対応するフローチャートは、S1501でスタートし、S1505に進み印刷条件設定処理を開始し、S1602でモードメモリ機能キーによる入力があるために、S1603のモードメモリ機能処理に進み、S1702でモードメモリリストを表示させ、モードメモリリストからモードメモリキーが選択されているためS1704に進み、処理モードをセットする指示があるためS1705に進み、読み出された処理モードを現在の処理モードとしてセットし、S1707でモードメモリキーにお好みキーが登録されているためS1709に進む。S1709で、モードメモリキーに登録されたお好みキーを表示するか確認して、ユーザにより表示する指示を受けているため、S1711に進み、モードメモリキーに登録された処理モードとお好みキーを含んだ表示に更新する、そして、S1607に進み、お好みキーがあるため、S1608に進み、お好みキーが入力されるため、S1609に進み入力されたお好みキーに対応する画面を表示させ、S1610で処理モードをセットさせる。次にS1611でセットされている処理モードを反映させた表示に更新して、印刷条件設定処理を終了し、S1506でスタートキーが入力されているため、S1507に進み、スキャン処理を実行させる。S1507でスキャンした画像データをS1508でHDDに記憶させ、S1509に進み、セットされた処理モードでプリント処理を実行させる。S1510でプリントが終了しているため、ここでシーケンスを終了する。
また、既に登録されているモードメモリにお好みキーを登録する場合は、モードメモリを選択するための表示と共に、お好みキー登録のための表示(図12(b)のお好みキー登録キー12001)をし、この表示を介して、モードメモリキーと関連付けて記憶させたいお好みキーの選択をするための画面を表示し、ユーザにより登録したいお好みキーとそのお好みキーに関連付けるキーを入力可能にすることにより、お好みキー情報を登録することが可能である。
また、ログインユーザごとに対応するモードメモリ情報格納部を設け、ログインIDと関係付けてHDD2004に登録させ(図21(a))、CPU2001の制御により、ログインIDに関係付けられたからモードメモリを、モードメモリの登録テーブル(図21(b))から読み込ませ、そちらのお好みキーTable情報から、関連付けられたお好みキーテーブル(図21(c))を読み出すことにより、ユーザ毎のお好みキーを読み込ませ、使用可能にすることも可能である。
この場合、ログインされたときに、ログインしたユーザごとにお好みキー表示を変更することができる。また、ログインしたユーザごとにモードメモリを変更することも可能である。
これまでに述べた実施形態は、画像形成装置において複写をする場合を例としたものであったが、本発明はこれに限られるものではない。即ち、情報処理装置から送られた画像データを画像形成させる場合や、画像形成装置から他の画像形成装置へ画像データを転送する場合、その他様々な処理モードを設定するための手段としても有効である。
なお、上記形態では画像形成装置は複合機としているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、レーザービームプリンターやインクジェットプリンタなどのプリンタを画像形成装置とした場合にも、本発明を適用することが出来る。
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム、若しくはプログラムを記憶させた記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(例えば図15乃至図17に図示したフローチャートに記載したステップを実行するためのプログラムや、その他実施例に記載された方法を情報処理装置により実現するためのプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは、遠隔から(例えば図1に図示したサーバ機1004のような通信可能に接続された情報処理装置から)供給し、そのシステムあるいは装置の情報処理装置(例えば、図1のPC(a)1002のようなシステム上の情報処理装置を含む)が供給されたプログラムコードを読み出したうえで実行することによって達成される場合をも含む。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性メモリカード、DVD(DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW)等があるが、コンピュータ読取可能な記録媒体であれば良い。
記録媒体に記録されたプログラムの供給方法として、記録媒体を装置や装置に接続された他の装置から読み込ませる方法の他にも、例えばブラウザやその他のアプリケーションソフトなどを介して、インターネット上のホームページから、本発明に含まれるプログラムをダウンロードすることによって供給する方法もあり、これについても本発明に含まれる。
本発明に含まれるプログラムは、プログラムそのもののみならず、プログラムそのものをパソコンなどの情報処理装置に実行させることが出来るものであればよい。例えば、記憶容量を減らす等の目的で圧縮されているもの、セキュリティのために、暗号化してあるもの等であっても、これらは復号し使用することが前提であり、本発明に含まれるものである。
また、本発明に含まれるプログラムが、例えば複数の記録媒体に記録されている場合であっても、それらを組み合わせて使用することにより、本発明の請求の範囲に該当する場合のこれらの複数の記録媒体も含まれる。このような形態には、複数のファイル転送可能なサーバが記録媒体を有しており、この複数のサーバから分割されたファイルを複数ダウンロードし、複数のダウンロードされたファイルを組み合わせることにより本発明の機能をそうする場合なども含まれる。
また、情報処理装置にインストールされるプログラムコード自体が本発明の機能処理を情報処理装置で実現する場合、及び、すでに情報処理装置にインストールされている基本ソフトなどの上にインストールし、分業することにより本発明の機能処理を情報処理装置で実現する場合の基本ソフトを前提とした上でインストールするコンピュータプログラム自体も本発明の請求項に記載の範囲においては本発明に含まれる。
例として、本発明を携帯電話などの情報処理装置のユーザインタフェースとして使用する例について説明する。例えば、携帯電話の処理モードとしてマナーモードと呼ばれる着信音を鳴らさないモードがあるが、このモードがユーザにより選択された場合に、これと関連付けられて特定のキー(メニュー項目)のショートカットの役割を果たすお好みキーを登録可能にするような場合が考えられる。近年の携帯電話は、カメラ、テレビ、動画再生などさまざまな機能を実装し、操作項目も増えているため、この場合においても本発明はユーザの操作性を向上するという効果を奏する。
例えば、ドライバを基本ソフトにインストールしネットワークなどの接続手段を介して画像形成装置と接続されている場合について具体的に説明する。
ユーザの操作やアプリケーションを介した指示により、ドライバが起動されると、図1のPC(a)のCPU(図示せず)は図24(a)に図示されるようなドライバ画面24051(ウィンドウ)を表示させる。ドライバ画面24051には、処理条件を決定するために必要な項目や選択肢を表示させ、その中にモードメモリキーを選択するためのリストボックス24001を含む。リストボックスとは、選択肢を表示する旨の指示をユーザの入力により受けた場合に、選択肢を表示させ、ユーザにより選択肢を選択可能に構成したもので、それぞれの選択肢をドライバにおけるモードメモリキーとして割り当てて使用する。本ドライバにおいては、選択肢はモードメモリキーとしての機能をもち、処理モードを名前やIDと関連付けてHDD(図示せず)に保持するように構成されている。ここで、モードメモリ2ページ/枚(片面)24003を選択する指示が入力された場合、PC(a)のCPUはHDDよりモードメモリ2ページ/枚(片面)24003を読出し、関連付けられた処理条件を呼び出し、RAM等のメモリにセットする。そして、図24(c)に図示するように、セットされた処理モードを反映させた画面の領域24003にお好みキーとしてソートに関する設定をするための表示をするキーや、ソートに関する設定をするためのキーを含めて表示させる。
ドライバにおいて本発明を実施する際のフローを図25のフローチャートを用いて説明する。ドライバからの流れにおいても、印刷条件設定処理など原則的には同じであるが、S2506でスタートキー(印刷開始キー)を介する入力を受けると、メモリに保存された印刷条件は情報処理装置のCPUを用いてネットワークを介して接続された画像形成装置を制御するためのコマンドに変換されて送信される。ネットワークを介して接続された画像形成装置は、このコマンドと印刷データを受信することにより、ユーザ所望の処理モードで印刷処理を実行する。このように、本発明の制御方法(操作方法、処理方法)をドライバにてパソコンなどの情報処理装置から実施することにより、上述したような操作性を向上するという更なる効果を奏する。
本実施形態における、システム構成図である。 本実施形態における、画像形成装置のブロック図である。 本実施形態における、画像形成装置の断面図である。 本実施形態における、画像形成装置の操作部の図である。 本実施形態における、画像形成装置の操作部の表示部の図である。 本実施形態における、モードメモリ登録時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリ名称登録時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリ呼び出し時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリ登録時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリ登録時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリキーにお好みキー登録時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリキーにお好みキー登録時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリキーに登録されたお好みキー使用時の画面遷移図である。 本実施形態における、モードメモリキーに登録されたお好みキー使用時の画面遷移図である。 本実施形態における、制御を示すフローチャートである。 本実施形態における、印刷条件設定処理を示すフローチャートである。 本実施形態における、モードメモリ機能処理を示すフローチャートである。 本実施形態における、モードメモリの記憶テーブル図である。 本実施形態における、モードメモリの記憶テーブル図である。 本実施形態における、モードメモリの記憶テーブル図である。 本実施形態における、モードメモリの記憶テーブル図である。 本実施形態における、ユーザモードへのお好みキー登録時の画面遷移図である。 本実施形態における、お好みキー呼び出し時の画面遷移図である。 本実施形態における、ドライバ画面の遷移図である。 本実施形態における、ドライバ処理のフローチャートである。 本実施形態における、お好みキーを使わない設定時の画面遷移図である。

Claims (45)

  1. 複数の処理条件のうちの設定された処理条件に従ったデータ処理を実行可能な情報処理装置であって、
    複数の選択項目をユーザインタフェース手段に提示させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記複数の選択項目のうちのユーザにより選択された項目に予め関連付けられた処理条件を設定させ、
    更に、前記制御手段は、
    ユーザにより選択された項目が、所定の選択項目である場合に、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件を設定し、且つ、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件とは異なる別の処理条件の設定可否をユーザにより選択可能にする為の選択項目、及び、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件をユーザにより設定変更可能にする為の選択項目、の少なくとも何れかの特定選択項目を、前記ユーザインタフェース手段に、提示させる、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、前記インタフェース手段としての表示手段に前記特定選択項目の表示を実行させる、ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2記載の情報処理装置であって、
    前記所定の選択項目は複数あり、複数の前記所定の選択項目それぞれに異なる処理条件を関連付けて設定させることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記所定の選択項目が選択された場合に、提示される前記特定選択項目は複数あり、複数の前記特定選択項目のそれぞれは、前記所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件とは異なる別の処理条件の設定可否をユーザにより選択可能にする為の選択項目、及び、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件をユーザにより設定変更可能にする為の選択項目、の少なくとも何れかであることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、ユーザにより選択された項目が前記所定の選択項目である場合に、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件が設定されたことをユーザにより識別可能にする表示と、前記所定の選択項目に関連付けられた前記特定選択項目の表示を、前記表示手段に、実行させる、ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記所定の選択項目は、ユーザが予めにより処理条件と関連付けられた選択項目である、ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記特定選択項目は、ユーザが予め選択したものである、ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記所定の選択項目と前記特定選択項目との関連付けは、予めユーザが選択したものである、ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、
    前記所定の選択項目が選択され、選択された前記所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目があった場合に、前記選択された所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目を、前記ユーザインタフェース手段を介して提示しない、ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は
    ユーザによる、前記選択された所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目を、前記ユーザインタフェース手段を介して提示しない指示に応じて、前記ユーザインタフェース手段に提示させない、ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記選択された所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目を提示するか否かをユーザにより選択可能にする為の項目を、前記ユーザインタフェース手段に提示させるか否かは予めユーザにより選択可能である、ことを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記所定の選択項目と関連付けられた処理条件として、現在の処理条件を変化させない処理条件が設定可能である、ことを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項1乃至12の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御手段は、
    前記特定選択項目が提示されていて、前記ユーザインタフェース手段を介して設定された処理条件をリセットするためのリセット指示を受けた場合に、前記特定項目を非提示とする、ことを特徴とする情報処理装置。
  14. 入力手段と、記憶手段と、制御手段とを有する情報処理装置であって、
    前記制御手段は、
    前記入力手段からの入力に応じて、ユーザにより前記記憶手段に前記入力と関連付けられて予め記憶させられた第1の処理モードを読み出し、
    前記入力に関連付けられて、ユーザにより前記記憶手段に予め記憶させられた、第2の処理モードをユーザに設定させるための制御を実行可能にするための情報に基づいた制御を実行可能にし、前記する第2の処理モードをユーザに設定させるための制御を実行するための指示を受けた場合に、第2の処理モードをユーザに設定させるための制御を実行する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、画像形成装置、及び、画像形成装置とデータ通信可能なホストコンピュータ、及び、携帯電話、の少なくとも何れかである、ことを特徴とする情報処理装置。
  16. 請求項1乃至14の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は画像形成装置、及び、画像形成装置とデータ通信可能なホストコンピュータであって、
    前記処理条件は、画像形成処理のための印刷条件である、ことを特徴とする情報処理装置。
  17. 請求項16に記載の情報処理装置であって、
    前記印刷条件は、印刷部数、ステイプル、用紙サイズ、及び、倍率のうちの少なくとも何れか一つに関する印刷条件を含む、ことを特徴とする情報処理装置。
  18. 第1処理条件、第2処理条件、第3処理条件、及び第4処理条件のうちの、ユーザにより予め登録された前記第1処理条件及び第2処理条件を保持可能なモードメモリ手段を有する画像形成装置であって、
    第1指示を受けた場合に、前記モードメモリ手段の前記第1処理条件を設定し、かつ、前記第3処理条件を設定するか否かをユーザ操作により選択可能にするための第1表示を操作手段に実行させる設定制御手段と、
    前記第1表示を介して第3処理条件が設定された場合に、前記第1処理条件に基づいた処理を前記画像形成手段に実行させるとともに前記第3処理条件に基づいた処理を前記画像形成装置に実行させ、一方、前記第1表示を介し前記第3処理条件が設定されなかった場合に、前記第3処理条件に基づいた処理を前記画像形成装置に実行させずに前記第1処理条件に基づいた処理を前記画像形成装置に実行させる動作制御手段と、を有し、
    前記設定制御手段は、
    第2指示を受けた場合に、前記モードメモリ手段の前記第2処理条件を設定し、かつ、前記第1表示を操作手段に実行させずに前記第4処理条件を設定するか否かをユーザ操作により選択可能にするための第2表示を前記操作手段に実行させ、
    前記動作制御手段は、
    前記第2表示を介して第4処理条件が設定された場合に、前記第2処理条件に基づいた処理を前記画像形成手段に実行させるとともに前記第4処理条件に基づいた処理を前記画像形成装置に実行させ、一方、前記第2表示を介し前記第4処理条件が設定されなかった場合に、前記第4処理条件に基づいた処理を前記画像形成装置に実行させずに前記第2処理条件に基づいた処理を前記画像形成装置に実行させる、ことを特徴とする画像形成装置。
  19. ユーザにより予め登録された複数のモード及び複数のキー指示情報及び第2キー指示情報を記憶可能な記憶手段を有する画像形成装置であって、
    第1モードの設定を指示する第1モードメモリキーより指示を受けた場合に、前記記憶手段の前記第1モードを当該画像形成装置に設定し、かつ、第1モードに関連付けられた第1キー指示情報があった場合に第1キーを操作手段に表示させ、
    前記第1キーに関連付けられた第1表示を介してパラメータが設定された場合に、前記第1モードに基づいた処理を前記画像形成装置に実行させるとともに前記パラメータに基づいた処理を前記画像形成装置に実行させ、一方、前記第1表示を介しパラメータが設定されなかった場合に、前記第1モードに基づいた処理を前記画像形成装置に実行させる動作制御手段と、を有し、
    前記設定制御手段は、
    第2指示を受けた場合に、前記記憶手段の前記第2モードを設定し、前記第1キーを操作手段に表示させずに前記第2キーを操作手段に表示させ、
    前記動作制御手段、
    前記第2キーを介して第2パラメータが設定された場合に、前記第2モードに基づいた処理を前記画像形成装置に実行させるとともに前記第2パラメータに基づいた処理を前記画像形成装置に実行させ、一方、前記第2キーを介しパラメータが設定されなかった場合に、前記第2モードに基づいた処理を前記画像形成装置に実行させる、ことを特徴とする画像形成装置。
  20. 複数の処理条件のうちの設定された処理条件に従ったデータ処理を実行可能な情報処理装置のための制御方法であって、
    複数の選択項目をユーザインタフェース手段に提示させ、
    前記複数の選択項目のうちのユーザにより選択された項目に予め関連付けられた処理条件を設定させ、
    ユーザにより選択された項目が、所定の選択項目である場合に、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件を設定し、且つ、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件とは異なる別の処理条件の設定可否をユーザにより選択可能にする為の選択項目、及び、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件をユーザにより設定変更可能にする為の選択項目、の少なくとも何れかの特定選択項目を提示させる、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  21. 請求項20記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記提示とは表示である、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  22. 請求項20または21記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記所定の選択項目は複数あり、複数の前記所定の選択項目それぞれに異なる処理条件を関連付けて設定させることを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  23. 請求項20乃至22のいずれかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記所定の選択項目が選択された場合に、提示される前記特定選択項目は複数あり、複数の前記特定選択項目のそれぞれは、前記所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件とは異なる別の処理条件の設定可否をユーザにより選択可能にする為の選択項目、及び、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件をユーザにより設定変更可能にする為の選択項目、の少なくとも何れかであることを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  24. 請求項20乃至23の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    ユーザにより選択された項目が前記所定の選択項目である場合に、該所定の選択項目に予め関連付けられた処理条件が設定されたことをユーザにより識別可能にする表示と、前記所定の選択項目に関連付けられた前記特定選択項目の表示を、実行させる、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  25. 請求項20乃至24の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記所定の選択項目は、ユーザが予めにより処理条件と関連付けられた選択項目である、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  26. 請求項20乃至25の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記特定選択項目は、ユーザが予め選択したものである、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  27. 請求項20乃至26の何れかに記載の情報処理装置であって、
    前記所定の選択項目と前記特定選択項目との関連付けは、予めユーザが選択したものである、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  28. 請求項20乃至27の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記所定の選択項目が選択され、選択された前記所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目があった場合に、前記選択された所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目を提示しない、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  29. 請求項20乃至28の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    ユーザによる、前記選択された所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目を提示しない指示に応じて、提示させない、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  30. 請求項20乃至29の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記選択された所定の選択項目と関連付けられた前記特定選択項目を提示するか否かをユーザにより選択可能にする為の項目を、提示させるか否かを予めユーザにより選択可能する、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  31. 請求項20乃至30の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記所定の選択項目と関連付けられた処理条件として、現在の処理条件を変化させない処理条件を設定可能とする、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  32. 請求項20乃至31の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記特定選択項目が提示されていて、設定された処理条件をリセットするためのリセット指示を受けた場合に、前記特定項目を非提示とする、ことを特徴とする情報処理装置。
  33. 入力手段と、記憶手段と、制御手段とを有する情報処理装置のための制御方法であって、
    前記制御手段は、
    前記入力手段からの入力に応じて、ユーザにより前記記憶手段に前記入力と関連付けられて予め記憶させられた第1の処理モードを読み出し、
    前記入力に関連付けられて、ユーザにより前記記憶手段に予め記憶させられた、第2の処理モードをユーザに設定させるための制御を実行可能にするための情報に基づいた制御を実行可能にし、前記する第2の処理モードをユーザに設定させるための制御を実行するための指示を受けた場合に、第2の処理モードをユーザに設定させるための制御を実行する、
    ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  34. 請求項20乃至32の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記情報処理装置は画像形成装置、及び、画像形成装置とデータ通信可能なホストコンピュータであって、
    前記処理条件は、画像形成処理のための印刷条件である、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  35. 請求項34に記載の情報処理装置であって、
    前記印刷条件は、印刷部数、ステイプル、用紙サイズ、及び、倍率のうちの少なくとも何れか一つに関する印刷条件を含む、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  36. 第1処理条件、第2処理条件、第3処理条件、及び第4処理条件のうちの、ユーザにより予め登録された前記第1処理条件及び第2処理条件を保持可能なモードメモリ手段を有する画像形成装置のための制御方法であって、
    第1指示を受けた場合に、前記モードメモリ手段の前記第1処理条件を設定し、かつ、前記第3処理条件を設定するか否かをユーザ操作により選択可能にするための第1表示を実行させ、
    前記第1表示を介して第3処理条件が設定された場合に、前記第1処理条件に基づいて画像形成を実行させるとともに前記第3処理条件に基づいた画像形成を実行させ、一方、前記第1表示を介し前記第3処理条件が設定されなかった場合に、前記第3処理条件に基づいた画像形成を実行させずに前記第1処理条件に基づいた画像形成を実行させ、
    第2指示を受けた場合に、前記モードメモリ手段の前記第2処理条件を設定し、かつ、前記第1表示を操作手段に実行させずに前記第4処理条件を設定するか否かをユーザ操作により選択可能にするための第2表示を実行させ、
    前記第2表示を介して第4処理条件が設定された場合に、前記第2処理条件に基づいた画像形成を実行させるとともに前記第4処理条件に基づいた画像形成を実行させ、一方、前記第2表示を介し前記第4処理条件が設定されなかった場合に、前記第4処理条件に基づいた画像形成を実行させずに前記第2処理条件に基づいた画像形成を実行させる、ことを特徴とする画像形成装置のための制御方法。
  37. ユーザにより予め登録された複数のモード及び複数のキー指示情報及び第2キー指示情報を記憶可能な記憶手段を有する画像形成装置のための制御方法であって、
    第1モードの設定を指示する第1モードメモリキーより指示を受けた場合に、前記記憶手段の前記第1モードを当該画像形成装置に設定し、かつ、第1モードに関連付けられた第1キー指示情報があった場合に第1キーを表示させ、
    前記第1キーに関連付けられた第1表示を介してパラメータが設定された場合に、前記第1モードに基づいた画像形成を実行させるとともに前記パラメータに基づいた画像形成を実行させ、一方、前記第1表示を介しパラメータが設定されなかった場合に、前記第1モードに基づいた画像形成を実行させ、
    第2指示を受けた場合に、前記記憶手段の前記第2モードを設定し、前記第1キーを操作手段に表示させずに前記第2キーを表示させ、
    前記第2キーを介して第2パラメータが設定された場合に、前記第2モードに基づいた画像形成に実行させるとともに前記第2パラメータに基づいた画像形成を実行させ、一方、前記第2キーを介しパラメータが設定されなかった場合に、前記第2モードに基づいた画像形成を実行させる、ことを特徴とする、画像形成装置のための制御方法。
  38. 請求項20乃至37の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    表示を、情報処理装置とネットワークを介して接続された他の情報処理装置の表示装置に実行させることを特徴とする、情報処理装置のための制御方法。
  39. 請求項20乃至38の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    表示を、自装置の表示装置に実行させることを特徴とする、情報処理装置のための制御方法。
  40. 請求項20乃至39の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    表示を、自装置に接続された制御用の情報処理装置に実行させる、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  41. 請求項20乃至40の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記情報処理装置は、自装置に読取手段を有し、
    処理されるデータは前記読取手段を介して入力される、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  42. 請求項20乃至41の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記情報処理装置は、自装置にネットワークと接続する接続手段を有し、
    処理されるデータは前記接続手段を介して入力される、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  43. 請求項20乃至42の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法であって、
    前記情報処理装置は、自装置にネットワークと接続する接続手段を有し、
    ネットワークで接続された他の情報処理装置を制御するためのコマンドを前記接続手段から送信する、ことを特徴とする情報処理装置のための制御方法。
  44. 請求項20乃至43の何れかに記載の情報処理装置のための制御方法を実行するためのコンピュータプログラム。
  45. 請求項44記載のコンピュータプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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