JP2006185041A - コンテンツ分散配置システム、端末及びコンテンツ分散配置システムの動作方法 - Google Patents

コンテンツ分散配置システム、端末及びコンテンツ分散配置システムの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レプリカの削除を行なうために生じる検索などのトラフィックの増加や削除の時のレスポンスの低下の発生を避けながら、アクセス分散に必要なレプリカがネットワークに一定数以上存在することを確保できるようにする。
【解決手段】分散配置されるレプリカを削除制限フラグと関連付けて保持する端末からなるようにしたコンテンツ分散配置システムを提供する。レプリカを削除する場合には、そのレプリカに関連付けられた削除制限フラグの内容を調べて、その内容に応じた処理を行なうことにより、必要な数のレプリカの存在を保証する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ピアトゥピア(P2P)などを用いてコンテンツが取得される際に、特定のコンテンツ配置端末へのアクセスにより生じる負荷であるアクセス負荷が集中しないようにコンテンツのレプリカを一定数以上保持するためのコンテンツ分散配置システム、端末及びコンテンツ分散配置システムの動作方法に関する。
インターネットの普及によって、映画、音楽、ゲームなどのマルチメディアコンテンツの配信、取得が容易になった。従来は、サーバ装置からコンテンツを取得するためにダウンロードなどを行なう場合が多かったが、近年のパーソナルコンピュータの処理能力と通信能力の向上により、サーバ装置を介さずに端末の間で直接コンテンツを交換できるグリッドネットワークが実現してきている。特に、P2P技術の進展によって、コンテンツを記録するファイルの交換などが容易に行なえるようになってきた。
このような状況においては、特定のサーバ装置や端末にアクセス負荷が集中してしまう場合が多い。そのため、複数のサーバ装置や端末にコンテンツのレプリカ(複製)を配置することが利用されてきている(例えば特許文献1参照。)。
特開2003−256256号公報
上で述べたように、特定の端末へのアクセス負荷の集中を防ぐためには、一定数以上のコンテンツのレプリカを複数の端末に分散させることが行なわれる。これにより、アクセス負荷が分散される。しかしながら、端末に保持されるレプリカは、その端末の管理者であるユーザにより自由に削除可能であるため、ユーザの任意に任せているのでは、ネットワーク全体でのレプリカの数が一定数未満になってしまう虞がある。このため、再び、特定の端末にアクセス負荷が集中してしまうという課題がある。
この課題を解決するためには、常にネットワーク全体に存在するレプリカの数が、アクセスを分散させるのに必要な一定の数以上になることを維持しなければならない。しかし、現状では、このような維持を実現するためには、レプリカの削除が行なわれるたびに、ネットワーク全体に存在するレプリカの数を検索などによって知る必要がある。このようなことを削除のたびに行なっているのでは、検索などのためにネットワークにおける通信トラフィックが増加してしまう上、削除の時のレスポンス速度が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明では、レプリカの削除を行なうために生じる検索などのトラフィックの増加や削除の時のレスポンスの低下の発生を避けながら、アクセス分散に必要なレプリカがネットワークに一定数以上存在することを確保できる技術を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、コンテンツを配置した端末であるコンテンツ配置端末のうち、特定の端末へのアクセス負荷を分散させるために必要な数のレプリカを、ネットワーク上の複数の端末に分散配置するコンテンツ分散配置システムにおいて、分散配置されるレプリカを削除制限フラグと関連付けて保持する端末により構成されるようにしたコンテンツ分散配置システムを提供する。ここに削除制限フラグとは、特定の端末へのアクセス負荷を分散させるために必要な数に応じてレプリカに関連付けられるフラグである。
このようなコンテンツ分散配置システムにより、必要な数を構成するレプリカであるかどうかによって削除制限フラグが示す内容が異なるようにすることにより、必要な数を構成するレプリカの削除を制限することが可能であり、課題が解決される。
また、削除制限フラグは、必要な数を確保するために計数されるべきレプリカであることを示すNGフラグと、そうでないレプリカであることを示すOKフラグと、の少なくとも二種類のフラグ種によって構成されていてもよい。
これにより、NGフラグと関連付けられて保持されているレプリカの削除を制限することができる。
また、端末は保持されているレプリカを削除制限フラグと関連付けてコピーし、そのコピーの履歴を保持するようになっていてもよい。
これにより、コピーの履歴に基づいた処理を行なうことで、削除が制限されているレプリカを削除することが可能となる。
また、端末は、レプリカの削除命令に対して、そのレプリカに関連付けられている削除制限フラグに応じて、削除命令に対する処理手段を選択できるようになっていてもよい。
これにより、削除制限フラグに応じて、削除命令に対する処理を選択することが可能となる。
また、端末は、コピーの履歴に応じても削除命令に対する処理を選択できるようになっていてもよい。
これにより、レプリカのコピーの履歴に応じて、削除命令に対する処理を選択することが可能となる。
また、フラグ種は、これまでのアクセス数に応じて決定されるようになっていてもよい。
これにより、アクセス数が多かった場合には、今後もアクセス数が多いとの判断を行ない、アクセス負荷を分散させるために必要なレプリカの数を増加させることが可能となる。
また、端末は、レプリカに有効期限を関連付けて保持し、有効期限に応じて削除制限フラグのフラグ種を変更するようになっていてもよい。
これにより、レプリカに対するアクセスの、時間経過の経過などにより生ずる変化に応じて、レプリカの数を調整することが可能である。
また、端末は、所持者やその設置場所などに応じてグループ分けがされ、そのグループ別に有効期限を保持するようになっていてもよい。
これにより、グループによってアクセス数が異なる場合に、グループに応じて適切な数のレプリカを配置することが可能となる。
本発明によれば、アクセス分散に必要なレプリカがネットワークに一定数以上存在することを確保できるので、レプリカの削除を行なうために生じる検索などのトラフィックの増加や削除の時のレスポンスの低下の発生を避けることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を用いて実施形態として説明する。なお、本発明は以下に説明する実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は主に請求項1、17、18、19について説明する。実施形態2は主に請求項2、17について説明する。実施形態3は主に請求項3、17について説明する。実施形態4は主に請求項4、17について説明する。実施形態5は主に請求項5、17について説明する。実施形態6は主に請求項6、7、8、9、17について説明する。実施形態7は主に請求項10、17について説明する。実施形態8は主に請求項11、12、13、14、17について説明する。実施形態9は主に請求項15、17について説明する。実施形態10は主に請求項16、17について説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1として、レプリカを削除制限フラグと関連付けて保持する端末からなるコンテンツ分散配置システムについて説明する。なお、削除制限フラグとは、特定の端末(コンテンツ配置端末)へのアクセス負荷を分散させるために必要な数に応じてコンテンツのレプリカに関連付けられるフラグである。
(実施形態1:構成)
図1は、本発明の実施形態1に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の機能ブロック図を例示する(以下、「実施形態1の端末」という。他の実施形態に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末についても同様である。)。端末100は、削除制限レプリカ保持部101を有する。なお、本発明に係るコンテンツ分散配置システムは、特定のコンテンツ配置端末へのアクセス負荷を分散させるために必要な数のレプリカを、ネットワーク上の複数の端末に分散配置するものである。したがって、コンテンツ分散配置システムは、複数の端末から構成される。また、これらの複数の端末が通信網に接続される。
「削除制限レプリカ保持部」101は、前記分散配置されるレプリカを削除制限フラグと関連付けて保持するための部である。「前記分散配置されるレプリカ」とは、本発明に係るコンテンツ分散配置システムを構成する複数の端末に分散して配置されるレプリカである。また、「削除制限フラグ」とは、前記必要な数に応じて付されるフラグであり、「前記必要な数」とは、特定のコンテンツ配置端末へのアクセス負荷を分散させるために必要なレプリカの数である。この数の決定の方法としては、例えば、これまでのコンテンツのアクセスの状況や、コンテンツを製作した者がどれだけ人気を有しているかなどに応じて決定する方法がある。また、コンテンツ配置端末の処理能力に応じても決定することができ、処理能力が低ければそれに応じて必要な数を多く設定する。また、コンテンツ分散配置システムに接続される端末の総数に応じても決定することができる。
図2は、削除制限レプリカ保持部101の内部構成を例示する。図2では、削除制限レプリカ保持部101は、"Aのスペイン旅行映像"というタイトルを有するコンテンツのレプリカ201と"BのオリジナルCG映画"というタイトルを有するコンテンツのレプリカ202とを保持している。また、削除制限レプリカ保持部101は、レプリカを削除制限フラグと関連づけるためのテーブル203を有している。テーブル203においては、"Aのスペイン旅行映像"というタイトルを有するコンテンツのレプリカ201を"制限無し"という削除制限フラグと関連付け、"BのオリジナルCG映画"というタイトルを有するコンテンツのレプリカ202を"制限有り"という削除制限フラグと関連付けている。これにより、"BのオリジナルCG映画"というタイトルを有するコンテンツのレプリカ202は、特定のコンテンツ配置端末へのアクセス負荷を分散させるために必要な数を構成するレプリカであることが示される。なお、削除制限フラグの内容は、制限の有無だけ示すのではなく、削除の制限の程度を種々の段階で示すことができる。例えば、絶対に削除してはいけない、削除制限レプリカ保持部の空き容量が一定のレベル未満になっていれば優先して削除してもよい、所定の条件が成立していなければ削除してはいけない、などである。
なお、「コンテンツのレプリカ」という言葉を用いて説明したが、本発明においては、レプリカはコンテンツ単位に複製されて得られるものに限定はされず、コンテンツを構成する情報を所定の構造に基づいて分解した場合におけるセグメント単位にレプリカを生成するようになっていてもよい。また、レプリカは端末がキャッシュとして用い、端末の利用者が直接あるいは容易にアクセスできないようになっており、必要に応じて端末により自動的に削除されるようになっていてもよい。
図3は、図1に機能ブロック図が例示される端末の内部構成の一例を示す。端末300は、コンテンツ蓄積部301と、コンテンツ管理部302と、削除制限フラグ管理部303と、コンテンツ削除判定部304と、受信部305と、を有する。コンテンツ蓄積部301は、削除制限レプリカ保持部101の一部を構成し、レプリカデータを保持する。したがって、コンテンツ蓄積部301は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶機能を有する部品により構成することができる。コンテンツ管理部302は、コンテンツ蓄積部301に蓄積されるレプリカの読出し、書込み、削除などの管理を行なうプログラムなどによって実現できる。削除制限フラグ管理部303は、テーブル203に相当するデータを保持して管理する。したがって、削除制限フラグ管理部303は、削除制限レプリカ保持部101の一部を構成すると言うこともできる。コンテンツ削除判定部304は、受信部305により外部より受信したレプリカに対する削除命令に対して、削除制限フラグ管理部303で管理される削除制限フラグを調べて、削除の可否などを決定する。また、その決定にしたがって、コンテンツ蓄積部に蓄積されたレプリカの管理をコンテンツ管理部302へ命令を出力する。
なお、図3に例示される端末の内部構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここでは主にそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できる。以後、本明細書で参照する端末などの内部構成の図、機能ブロック図についても同様である。
図4は、端末の処理の一部を説明するためのフローチャートを例示する。まず、ステップS401において、レプリカの削除命令を受信するまで待つことを行なう。もし、レプリカの削除命令が受信されれば、ステップS402へ処理を移行させ、削除制限フラグを読み出す命令がコンテンツ削除判定部304から削除制限フラグ管理部303へ出力され、その応答として、削除制限フラグが読み出される。ステップS403において、読み出された削除制限フラグの内容を調べて、削除についての制限が有るかどうか、また、その制限はどの程度であるかを判断する。もし、削除についての制限が有るなどと判断されれば、ステップS404へ処理を移行させ、その制限に応じた処理を行なう。例えば、削除が絶対的に禁止されているのであれば、削除を行なわないようにする。また、削除が制限されていないと判断されれば、ステップS405へ処理を移行させ、レプリカの削除を行なう。
なお、本発明においては、レプリカを削除制限フラグと関連付けて生成する装置が必要である。そこで、その装置の一例として、レプリカ生成端末について以下に説明する。
図5は、レプリカ生成端末の内部構成の一例を示す。レプリカ生成端末500は、コンテンツ蓄積部501と、コンテンツ管理部502と、レプリカ配置管理部503と、削除制限フラグ判定部504と、受信部505と、送信部506と、を有する。コンテンツ蓄積部は、コンテンツを蓄積する。蓄積されるコンテンツは、オリジナルのデータであってもよいし、他のレプリカ生成端末により生成されたレプリカであってもよい。コンテンツ管理部502は、コンテンツ蓄積部501に蓄積されるコンテンツの読出し、書込み、削除などの管理を行なう。レプリカ配置管理部503は、生成されたレプリカに関連づける削除制限フラグを決定するためのデータを管理する。例えば、レプリカを配信する予定の数と、実際に配信された数とをコンテンツごとに保持するテーブルを管理する。「レプリカを配信する予定の数」とは、特定のコンテンツ配置端末へのアクセス負荷を分散させるために必要なレプリカの数に相当する。
図6は、コンテンツごとにレプリカを配信する予定の数と、実際に配信された数と、を保持するテーブルの一例を示す。"Aのスペイン旅行映像"というコンテンツは、配信する予定の数は3であり、実際に配信された数は2になっている。したがって、次に"Aのスペイン旅行映像"というコンテンツのレプリカを配信する際には、削除についての制限が有ることを示す削除制限フラグが関連付けられるのが好ましい。一方、"BのオリジナルCG映画"というコンテンツは、配信する予定の数が4であり、実際に配信された数も4であるので、必要なレプリカが配置されていることになっている。したがって、次に"BのオリジナルCG映画"というコンテンツのレプリカを配信する際には、削除についての制限が無いことを示す削除制限フラグが関連付けられるのが好ましいことになる。
削除制限フラグ判定部504は、受信部505で受信されるレプリカ要求に応じて、レプリカ配置管理部503に保持されるテーブルの内容を参照して、コンテンツ蓄積部に蓄積されるコンテンツのレプリカに関連付ける削除制限フラグを決定する。具体的な処理については、上の段落で説明をしたので省略する。
送信部506は、コンテンツ管理部502を通して取得されるコンテンツのレプリカと、削除制限フラグ判定部507で決定される削除制限フラグとを関連付けて、レプリカ要求を送信した端末へ送信し、その端末に、レプリカを削除制限フラグと関連付けて保持させることを行なう。
(実施形態1:主な効果)
本実施形態により、必要な数を構成するレプリカであるかどうかによって削除制限フラグが異なるようにすることにより、必要な数を構成するレプリカの削除を制限することが可能となる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2として、実施形態1において、削除制限フラグの構成をより明確にした実施形態を説明する。
(実施形態2:削除制限フラグの構成)
本発明の実施形態2においては、削除制限フラグは、NGフラグとOKフラグとの少なくとも二種類のフラグ種により構成されている。「NGフラグ」とは、NGフラグと関連付けられているレプリカが、前記必要な数を確保するために計数されるべきレプリカであることを示す削除制限フラグの一種である。したがって、NGフラグと関連付けられたレプリカについては、無条件で削除されないのが好ましい。一方、「OKフラグ」とは、OKフラグと関連付けられているレプリカが、前記必要な数を確保するために係数されるべきレプリカ以外であることを示す削除制限フラグの一種である。したがって、OKフラグと関連付けられたレプリカについては、無条件で削除してもよい。
図7は、削除制限レプリカ保持部101がレプリカを削除制限フラグと関連付けるためのテーブルの一例を示す。図2では、"Aのスペイン旅行映像"には、"制限無し"が関連付けられていたが、本実施形態では、"OKフラグ"が関連付けられる。また、"BのオリジナルCG映画"には、"NGフラグ"が関連付けられるようになっていてもよい。"制限有り"を"NGフラグ"にするべきかどうかは、"制限有り"が示す削除の制限の内容と"NGフラグ"が示す削除の制限の内容とを比較することにより決定される。"制限無し"と"OKフラグ"とについても同様である。
(実施形態2:レプリカ生成端末の処理)
図9は、本実施形態において削除制限フラグが、NGフラグとOKフラグとの二種類のフラグ種からなる場合のレプリカ生成端末の処理の流れを説明するためのフローチャートを例示する。ステップS901において、レプリカ要求を受信部505により受信する。ステップS902において、削除制限フラグ判定部504が、レプリカ配置管理部503が管理するコンテンツの配信予定数と配信済数とを読み出す。ステップS903において、配信予定数と配信済数とを比較する。もし、"配信予定数>配信済数"という不等式が成り立てば、ステップS904に処理を移行させる。もし、"配信予定数>配信済数"という不等式が成り立たなければステップS905へ処理を移行させる。ステップS904において、レプリカにNGフラグを関連付ける処理を行なう。ステップS905においては、レプリカにOKフラグを関連付ける処理を行なう。ステップS904、S905の処理が終了した後では、ステップS906へ処理を移行させる。ステップS906においては、配信済数を1増やす。すなわち、図6のテーブルの該当する箇所の値を1だけ増やす。ステップS907においては、削除制限フラグと関連付けたレプリカを送信部506により送信する。なお、送信部506により削除制限フラグと関連付けたレプリカが送信される場合には、どのコンテンツのレプリカがどの端末へどのような削除制限フラグと関連付けられて送信されたかを記録するようになっていてもよい。
図8は、そのような記録を行なうためのテーブルの一例である。図8のテーブルでは、"Aのスペンイン旅行映像"というタイトルを有するコンテンツのレプリカが、111222という識別子で識別される端末へ、NGフラグと関連付けて送信され、また、同じコンテンツのレプリカが、333444という識別子で識別される端末へOKフラグと関連付けられて送信されたことなどが記録されている。このようなテーブルにより記録を行なうことにより、例えば、111222で識別される端末において、"Aのスペンイン旅行映像"のレプリカを削除しなければならない状況になった場合、(1)111222で識別される端末がレプリカ生成端末500へ要求を送信し、(2)レプリカ生成端末500が、OKフラグと関連付けてレプリカを送信した端末(例えば、333444で識別される端末)に対して、OKフラグをNGフラグに変更するよう要求を送信し、(3)レプリカ生成端末500は、OKフラグのNGフラグへの変更が完了した旨の通知を受け取った後に、111222で識別される端末へ削除を認容する信号を返信するという処理が可能となる。これにより、NGフラグと関連付けられたレプリカが削除されても、必要な数のレプリカを維持することが可能となる。
また、レプリカ生成端末が、コンテンツのオリジナルを保持できなくなった場合には、コンテンツのオリジナルを他のレプリカ生成端末へ移動させるとともに、図8のテーブルの内容を他のレプリカ生成端末へ移動するようになっていてもよい。この際、図8のテーブルを参照して、レプリカが送信された端末へコンテンツのオリジナルを保持するレプリカ生成端末が変更になったことを通知する。
(実施形態2:主な効果)
本実施形態により、NGフラグと関連付けられて保持されているレプリカの削除を制限することができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3として、レプリカをコピーし、コピーの履歴を保持する端末からなるコンテンツ分散配置システムについて説明を行なう。
(実施形態3:構成)
図10は、本発明の実施形態3に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の機能ブロック図を例示する。端末1000は、削除制限レプリカ保持部101と、コピー部1001と、コピー履歴保持部1002と、を有する。したがって、本実施形態に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末は、実施形態1または2に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末がコピー部とコピー履歴保持部とを有する構成となっている。なお、本実施形態に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末は、図10に機能ブロック図が例示された端末に限定されることはなく、実施形態1の端末も本実施形態に係るコンテンツ分散配置システムを一部構成してもよい。以後の実施形態に係るコンテンツ分散配置システムについても同様であり、実施形態Nに係るコンテンツ分散配置システムは、n<Nとなるnについての実施形態nの端末により一部が構成されていてもよい。
「コピー部」1001は、削除制限レプリカ保持部101に保持されたレプリカを前記必要な数に応じて、ネットワーク上の他の端末の削除制限レプリカ保持部に、削除制限フラグと関連付けてコピーする。例えば、他の端末のレプリカ要求に応じて、他の端末へレプリカの複製を送信する。あるいは、端末1000が他の端末にレプリカの複製を受信するよう命令を発して、コピーを行なってもよい。コピーをする場合、削除制限フラグは、削除制限レプリカ保持部101に保持されたレプリカに関連付けられたものと同じものであってもよい。あるいは、異なるものであってもよい。例えば、削除制限レプリカ保持部101に保持されたレプリカがNGフラグであれば、端末1000はレプリカの削除が制限されるので、他の端末は自由に削除を行なってよいので、OKフラグを関連付けてレプリカのコピーをしてもよい。
また、レプリカのコピー元の端末において、レプリカが削除の制限が有ることを示す削除制限フラグに対応付けられている場合に、コピー部は、レプリカのコピー元の端末とコピー先の端末とを比較して、必要に応じて、コピー元のレプリカに関連付けられる削除制限フラグを、削除の制限が無いことを示す削除制限フラグに変更し、コピー先の端末において、レプリカが削除の制限が有ることを示す削除制限フラグに関連付けられるようにコピーを行なってもよい。この場合の「必要に応じて」の一つとしては、例えば、コピー元の端末の性能よりもコピー先の端末の性能が上回っている場合がある。端末の性能としては、例えば、コンテンツ蓄積部の空き容量や通信速度に基づいて判定される。また、コピー先の端末が同種のコンテンツのレプリカをコピー元の端末より多く保持している場合もある。この場合には、コピー先の端末でのレプリカの削除の可能性が低いと判断されるからである。また、コピー先の端末のアクセス頻度がコピー元の端末よりも小さい場合である。この場合には、コピー先の端末がレプリカを削除せずに保持することにより、アクセス負荷の分散をもたらすと考えられるからである。
「コピー履歴保持部」1002は、コピー部1001でのコピー履歴を保持する。コピー履歴とは、例えば、どのコンテンツのレプリカをどの端末へコピーしたかを示す情報である。また、レプリカのコピーがされた端末では、どの端末からレプリカを受け取ったかを示す情報を含めてもよい。したがって、コンテンツのオリジナルのレプリカがコピーされた端末は、コンテンツのオリジナルを保持する端末の識別子を有することになる。さらに、レプリカをコピーする際には、コンテンツのオリジナルを保持する端末の識別子をレプリカと関連付けてコピーしてもよい。
図11は、本実施形態における端末の内部構成を例示する。本実施形態においては、端末は、レプリカ生成端末の機能を有することになる。したがって、端末1100は、コンテンツ蓄積部1101と、コンテンツ管理部1102と、削除制御フラグ管理部1103と、レプリカ配置管理部1104と、コンテンツ削除判定部1105と、削除制限フラグ判定部1106と、受信部1107と、送信部1108と、を有することになる。これらの部については既に図3、図5を用いて説明を行なったので、説明を省略する。なお、コピー部1001は、主に削除制限フラグ判定部1106と送信部1108とを用いて構成され、コピー履歴保持部は、主にレプリカ配置管理部1104を用いて構成されることになる。
図12は、コピー履歴保持部1002が保持するコピー履歴を保持するためのテーブルを例示する。"Aのスペイン旅行映像"というコンテンツのオリジナルは、000111で識別される端末に保持され、レプリカは111222で識別される端末からコピーされたことが示され、そのレプリカは、222333で識別される端末へ配信されてコピーされたことが示されている。また、"BのオリジナルCG映画"というコンテンツのオリジナルは000444で識別される端末に保持され、レプリカも000444で識別される端末からコピーされたことが示され、そのレプリカは、555666で識別される端末へ配信されてコピーされたことが示されている。したがって、"BのオリジナルCG映画"は、オリジナルを保持する端末から直接コピーされたことが示されている(すなわち、"BのオリジナルCG映画"はオリジナルのレプリカである。)。
このようにオリジナル保持端末、レプリカ取得元の端末の識別子をコピー履歴として保持することにより、NGフラグが関連付けられるなどの理由により、削除についての制限が有るレプリカの削除を行なう必要が生じた場合に、オリジナル保持端末やレプリカ取得元の端末に対して、削除を行なう必要が生じたことを通知して、オリジナル保持端末やレプリカ取得元の端末が新たに削除についての制限が有るレプリカを生成したことを確認してからレプリカの削除を行なうことができる。
なお、コピー履歴保持部1002は、さらに、図8に例示されるように、どのコンテンツがどの端末に対して、どのような削除制限フラグと関連付けられてコピーされたかを示すテーブルを管理するようになっていてもよい。
(実施形態3:主な効果)
本実施形態により、コピーの履歴に基づいた処理を行なうことで、削除についての制限が有るレプリカを削除することが可能となる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4として、レプリカの削除命令に対して、そのレプリカに関連付けられている削除制限フラグに応じて、削除命令に対する処理手段を選択できる端末から構成されるコンテンツ分散配置システムについて説明する。
(実施形態4:構成)
図13は、本発明の実施形態4に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の機能ブロック図を例示する。端末1300は、削除命令に対する複数の処理手段を有するものとする。また、端末1300は、削除制限レプリカ保持部101と、コピー部1001と、コピー履歴保持部1002と、処理手段選択部1301と、を有する。したがって、本実施形態の端末は、実施形態3の端末が処理手段選択部1301を有する構成となっている。
なお、「削除命令」とは、削除制限レプリカ保持部101に保持されたレプリカを削除することを示す命令である。削除命令は、例えば、端末の管理者により発せられる。
「処理手段選択部」1301は、レプリカに関連付けられている削除制限フラグに応じて、削除命令に対する処理手段を選択することを行なう部である。例えば、図4に例示されたフローチャートにおいて、ステップS404とステップS405とに対応して削除手段が用意され、ステップS403での判断結果に応じて、それらの削除手段を選択することを行なう。
(実施形態4:主な効果)
本実施形態により、削除制限フラグに応じて、削除命令に対する処理を選択することが可能となる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5として、コピー履歴に応じて処理手段を選択する端末から構成されるコンテンツ分散配置システムについて説明する。
(実施形態5:構成)
図14は、本発明の実施形態5に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の機能ブロック図を例示する。端末1400は、削除制限レプリカ保持部101と、コピー部1001と、コピー履歴保持部1002と、処理手段選択部1301を有し、処理手段選択部1301は、コピー履歴依存処理手段選択手段1401を有している。したがって、本実施形態の端末は、実施形態4の端末の処理手段選択部がコピー履歴依存処理手段選択手段を有した構成となっている。
「コピー履歴依存処理手段選択手段」1401は、コピー履歴保持部1002に保持されているコピー履歴に応じて処理手段を選択する。したがって、本実施形態においては、処理手段選択部1301は、レプリカに関連付けられている削除制限フラグと、コピー履歴と、に応じて処理手段を選択することが可能となっている。すなわち、処理手段選択部1301は、図6などに例示されたテーブルと、図12に例示されたテーブルとを参照しながら、処理手段を選択することになる。このような処理手段の選択の方法の一例としては、実施形態3で説明を行なった。また、実施形態6においても例を示すので、ここでは説明を省略する。
(実施形態5:主な効果)
本実施形態においては、コピー履歴に応じても削除手段を選択することができるので、より複雑な削除の処理を行なうことができる。
(実施形態6)
本発明の実施形態6において、削除命令に対する処理手段による処理についていくつか説明を行なう。なお、以下の説明においては、実施形態2で定義された「NGフラグ」、「OKフラグ」という語が用いられているが、これらの語は、それぞれ、「削除についての制限が有ることを示す削除制限フラグ」、「削除についての制限が無いことを示す削除制限フラグ」に置き換えることができる。
(実施形態6:第一の処理手段)
第一の処理手段は、NGフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合、コピー履歴に基づいて、OKフラグに関連付けられてネットワーク上の他の端末にコピーされた同一コンテンツを探し、関連付けられているOKフラグをNGフラグに変更する変更命令を出力し、その後削除命令で特定されるレプリカを削除するという処理を行なう。
図15は、第一の処理手段における処理のフローチャートを例示する。まず、ステップS1501において、削除命令の対象のレプリカが、OKフラグに関連付けられてコピーされたかどうかを、コピー履歴を参照して判断する。この判断は、例えば、図8に例示されたテーブルを参照することにより、行なうことができる。また、参照の結果として、OKフラグと関連付けられてコピーが行なわれた端末の識別子が得られる。例えば、"Aのスペイン旅行映像"については、333444で識別される端末へOKフラグと関連付けてコピーされたことがわかる。ステップS1501において、YESと判断されれば、ステップS1502へ処理を移行させ、NOと判断されれば、ステップS1504へ処理を移行させる。
ステップS1502において、OKフラグに関連付けられてコピーされたレプリカをNGフラグに関連付ける変更命令を出力する。図8の場合には、333444で識別される端末に対して、変更命令を出力する。次のステップS1503では、削除命令の対象であるレプリカを削除することを行なう。
一方、ステップS1502でNOと判断されれば、ステップS1504において、別の処理を行なう。この処理としては、例えば第三の処理手段として説明する処理がある。
(実施形態6:第二の処理手段)
第二の処理手段は、OKフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合には、コピー履歴を参照することなく、そのレプリカを削除するという処理を行なう。すなわち、図4のフローチャートにおいて、ステップS403で削除制限フラグが削除OKであれば、ステップS405へ処理を移行させて、レプリカを削除する処理に相当する。
(実施形態6:第三の処理手段)
第三の処理手段は、NGフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合には、コピー履歴に基づいて、OKフラグと関連付けられてネットワーク上の他の端末にコピーされた同一コンテンツを探し、これを見つけることができない場合には、コピー部1001に対して削除命令で特定されるレプリカをNGフラグと関連付けてネットワーク上の他の端末にコピーするコピー命令を出力し、その後削除命令で特定されるレプリカを削除するという処理を行なう。
図16は、第三の処理手段における処理のフローチャートを例示する。まず、ステップS1601において、削除命令の対象のレプリカが、OKフラグに関連付けられてコピーされたかどうかを、コピー履歴を参照して判断する。この判断は、例えば、図8に例示されたテーブルを参照することにより、行なうことができる。例えば、削除命令が"BのオリジナルCG映画"のレプリカに対して出されたとし、図8に例示されたテーブルを検索しても、"BのオリジナルCG映画"がOKフラグと関連付けられてコピーされた履歴が見つからなかったとする。
この場合、ステップS1603へ処理を移行させ、コピー部1001に対してコピー命令を出力することによって、"BのオリジナルCG映画"のレプリカをNGフラグと関連付けて他の端末にコピーする。この処理は、端末が積極的に他の端末に"BのオリジナルCG映画"をコピーするように働きかけてもよいし、他の端末からレプリカのコピーを受け入れたい旨の要求が来るまで待っていてもよい。他の端末にコピーが済むと、ステップS1604へ処理を移行させ、削除命令の対象となっているレプリカを削除する。
もし、ステップS1601において、YESの判断結果が得られれば、ステップS1602へ処理を移行させ、別の処理を行なう。例えば、第一の処理で説明した処理を行なう。
(実施形態6:第四の処理手段)
第四の処理手段は、NGフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合には、コピー履歴に基づいて、OKフラグに関連づけられてネットワーク上の他の端末にコピーされた同一コンテンツを探し、これを見つけることができない場合には、オリジナルコンテンツを保持する端末のコピー部に対して削除命令で特定されるレプリカをNGフラグと関連付けてネットワーク上の他の端末にコピーさせるコピー強制命令を出力し、その後、削除命令で特定されるレプリカを削除するという処理を行なう。
図17は、第四の処理手段における処理のフローチャートを例示する。まず、ステップS1701において、削除命令の対象のレプリカがOKフラグに関連づけられてコピーされたかどうかを、コピー履歴を参照して判断する。この判断は、例えば、図8に例示されたテーブルを参照することにより、行なうことができる。例えば、削除命令が"BのオリジナルCG映画"のレプリカに対して出されたとし、図8に例示されたテーブルを検索しても、"BのオリジナルCG映画"がOKフラグと関連付けられてコピーされた履歴が見つからなかったとする。
この場合、ステップS1703へ処理を移行させ、図12に例示されるテーブルを参照して、"BのオリジナルCG映画"のオリジナル保持端末の識別子である000444を得る。そして、000444で識別される端末のコピー部に対して、コピー強制命令を出力する。コピー強制命令を出力することにより、000444で識別される端末のコピー部は、"BのオリジナルCG映画"をNGフラグと関連づけてネットワーク上の他の端末にコピーを行なう。このコピーが完了すると、ステップS1704へ処理を移行させ、削除命令の対象となっているレプリカを削除する。
もし、ステップS1701において、YESの判断結果が得られれば、ステップS1702へ処理を移行させ、別の処理を行なう。例えば、第一の処理で説明した処理を行なう。
(実施形態6:主な効果)
本実施形態においては、コピー履歴に応じても削除手段を選択することができるので、より複雑な削除の処理を行なうことができることが示された。
(実施形態7)
本発明の実施形態7として、過去のコンテンツに対するアクセス数に応じてフラグ種を決定する端末から構成されるコンテンツ分散配置システムについて説明する。
(実施形態7:構成)
図18は、本発明の実施形態7に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の機能ブロック図を例示する。端末1800は、削除制限レプリカ保持部101と、コピー部1001と、コピー履歴保持部1002と、を有し、コピー部1001は、フラグ種決定手段1801を有している。したがって、本実施形態の端末は、実施形態3から6のいずれかの実施形態の端末のコピー部がフラグ種決定手段を有した構成となっている。
「フラグ種決定手段」1801は、ネットワーク上の他の端末の削除制限レプリカ保持部にコピーするレプリカに関連付けるべき削除制限フラグのフラグ種(すなわちフラグの種類、あるいはフラグが示す内容)を決定するための手段である。本実施形態においては、フラグ種決定手段1801は、過去のそのコンテンツに対するアクセス数に応じてフラグ種を決定する。具体的には、図6に例示されるテーブルにおいて、コンテンツごとに配信予定数が格納されているが、この配信予定数を、コンテンツの過去のアクセス数に応じて決定することが一例として挙げられる。すなわち、過去にアクセス数が大きいコンテンツほど、特定の端末に対するアクセス負荷を分散させる必要性が高いので、より多くの端末にレプリカを配置することを行なう。このために、配信予定数を大きく設定する。
図19は、フラグ種決定手段1801の処理を説明するためのフローチャートを例示する。まず、ステップS1901において、端末1800において、コンテンツを公開することを決定する。ステップS1902において、そのコンテンツが初めて公開されるものであるかを判断する。もし、初めて公開されるものであれば、ステップS1903へ処理を移行させ、過去のアクセス数が不明であるので、配信予定数を最少数に設定する「最少数」とは自然数で最小の数である1に限られず、任意に定められた所定の数である。
ステップS1902において、初めて公開されるものでなければ、過去のアクセス数を読出し、例えば、前回公開したレプリカ数ではアクセス負荷が過大であり、あるいはアクセス負荷が集中し、レプリカの数が足りなかったかどうかを判断する。もし、足りなかったと判断されれば、ステップS1905へ処理を移行させ、配信予定数を増やすことを行なう。例えば、前回の配信予定数を2倍したものとする。また、ステップS1902において、足りていたと判断されれば、ステップS1906へ処理を移行させ、不要なレプリカを生成しないようにするために、配信予定数を減らす。例えば、二分の一にしたり、適当な数を減じたりする。
(実施形態7:主な効果)
本実施形態により、過去のアクセス数に応じて配信予定数などが決まるので、レプリカの数を適切なものとすることができ、ネットワーク上の資源の無駄な使用を防止することができる。
(実施形態8)
本発明の実施形態8として、レプリカに有効期限が関連付けて保持され、有効期限に応じてフラグ種を変更する端末から構成されるコンテンツ分散配置システムについて説明する。
(実施形態8:構成)
図20は、本発明の実施形態8に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の機能ブロック図を例示する。端末2000は、削除制限レプリカ保持部101を有し、削除制限レプリカ保持部101は、有効期限保持手段2001と、フラグ種変更手段2002と、を有する。したがって、本実施形態の端末は、実施形態2から7のいずれかの実施形態の端末の削除制限レプリカ保持部が有効期限保持手段とフラグ種変更手段とを有する構成となっているということができる。
「有効期限保持手段」2001は、保持されるレプリカに関連付けて有効期限を保持する。「保持されるレプリカ」とは、削除制限レプリカ保持部101に保持されるレプリカを意味する。
図21は、有効期限保持手段2001に保持される有効期限を管理するためのテーブルを例示する。図21では、例えば、"Aのスペイン旅行映像"というタイトルのコンテンツのレプリカには、2005年4月30日0時0分という有効期限が関連づけられている。この有効期限が経過すると、レプリカのフラグ種が削除についての制限無しへ変更されることが表わされている。
「フラグ種変更手段」2002は、有効期限保持手段に保持された有効期限が経過すると、その有効期限に関連づけられているレプリカのフラグ種を変更する。「レプリカのフラグ種」とは、レプリカと関連付けられている削除制限フラグのフラグ種を意味する。
このように有効期限の経過によってフラグ種を変更することにより、ニュースやイベント映像など、公開直後にアクセスが集中する傾向を示すコンテンツは、有効期限を短めに設定することにより、必要以上のレプリカがネットワーク上に残らないようにすることができる。
なお、有効期限には、このように日時で明確に示されるものの他に、レプリカに対して特定の条件が成立してからの時間経過の長さで示すことができる。例えば、レプリカがコピーされるという条件が成立してから、7日後という長さで有効期限を示すことができる。これにより、他の端末にレプリカがコピーされ、7日が経過すると十分な数のレプリカが生成されるとみなして、例えば、削除についての制限が無いという削除制限フラグに変更することができる。
また、別の種類の有効期限として、レプリカに対して特定の条件が継続する時間経過の長さで示すものもある。「条件が継続する」とは、条件が成立している状態が続くことである。例えば、レプリカへのアクセスがないという条件が継続する時間の長さが30日経過したという有効期限がある。すなわち、この有効期限により、レプリカが最後にアクセスされてから30日間アクセスされなかったということを表わす。このような有効期限により、30日経過すれば、コピーされたレプリカのほとんどは削除されたとみなして、削除についての制限が有るという削除制限フラグに変更することができる。
以上の説明では、特定の条件が成立してから所定の期間が経過すれば、削除についての制限が無いという削除制限フラグに変更し、特定の条件が継続する時間の長さが所定の長さになれば削除についての制限が有るという削除制限フラグに変更する場合について述べたが、特定の条件が成立してから所定の期間が経過すれば、削除についての制限が有るという削除制限フラグに変更し、また、特定の条件が継続する時間の長さが所定の長さになれば、削除についての制限が無いという削除制限フラグに変更することも可能である。
例えば、一週間アクセスがなければ、NGフラグからOKフラグに変更することもできる。このようにすることにより、自主制作映像や旅行映像などのアクセス頻度の予測が難しいコンテンツについては、アクセスの減少に伴なって、ネットワーク上のレプリカ数を減少させることができる。
(実施形態8:主な効果)
本実施形態においては、有効期限を設定して、削除制限フラグを変更することが可能であるので、レプリカに対するアクセスの時間などによる変化に応じて、レプリカの数を調整することが可能となる。
(実施形態9)
本発明の実施形態9として、レプリカに有効期限が関連付けて保持され、有効期限の経過によりレプリカの削除を行なう端末から構成されるコンテンツ分散配置システムについて説明する。
(実施形態9:構成)
図22は、本発明の実施形態9に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の機能ブロック図を例示する。端末2200は、削除制限レプリカ保持部101を有し、削除制限レプリカ保持部101は、有効期限保持手段2001と、削除手段2201とを有する。したがって、本実施形態の端末は、実施形態8の端末がフラグ種変更手段に代えて、削除手段を有する構成となっている。
「削除手段」2201は、有効期限保持手段2001に保持された有効期限が経過すると、その有効期限に関連付けられているレプリカを削除する。この削除を行なう際には、実施形態4、5、6などのように処理手段が適宜選択されて処理が行なわれるようになっていてもよい。
また、有効期限は、実施形態8のように、日時で明確に示されるものの他に、レプリカに対して特定の条件が成立してからの時間経過の長さや、レプリカに対して特定の条件が継続する時間経過の長さで示すことができるものがあってもよい。また、実施形態8と実施形態9の端末の機能を融合することもできる。
図23は、端末の機能を融合した場合の有効期限保持手段が管理するテーブルを例示する。例えば、"Aのスペイン旅行映像"については、現在、削除制限フラグが"NGフラグ"となっているが、これを、2004年4月30日0時0分に"OKフラグ"に変更し、"Cのお笑い映像"について、現在、削除制限フラグが"OKフラグ"であるが、アクセスがされてから1週間後に削除することができ、また、"Dの地元映像"については、現在、削除制限フラグが"NGフラグ"であるが、2週間アクセスがなければ"OKフラグ"へ変更することもできる。
(実施形態9:主な効果)
本実施形態においては、有効期限の経過に伴なって、レプリカを削除することができ、無駄なレプリカを保持することに伴なう資源の無駄な消費を防止することができる。また、実施形態4、5、6と組み合わせることにより、他の端末にレプリカをコピーしてから自端末のレプリカを削除するなどの動作をすることができ、他の処理能力の高い端末にレプリカを保持させることができる。
(実施形態10)
本発明の実施形態10として、端末がグループに分けられており、有効期限がグループごとに設定されるコンテンツ分散配置システムについて説明する。
(実施形態10:構成)
本実施形態に係るコンテンツ分散配置システムを構成する端末の構成は、実施形態8または9の端末の構成と同じである。ただし、本実施形態においては、端末は所定のグループに分類されている。端末をグループに分けるには、例えば、端末が保持している情報を利用する。端末が存在する住所(例えば、GPS(全地球測位システム)などの計測に基づいて設定される住所や、端末の所持者が設定した住所など)や、住所を示す郵便番号を利用する。あるいは、端末の所持者の情報である年齢や性別、趣味、あるいは、所持者の指紋などの生体情報の類似性に基づいて端末をグループに分けてもよい。また、端末同士が独自のグループを形成し、形成されたグループを識別する名所を他の端末に通知することにより、その通知された端末がグループに加わることによりグループに分けられるようになっていてもよい。
図24は、端末をグループに分けた様子を示している。端末Bと端末Cとはグループ1に属し、端末A、端末D、端末Eはグループ2に属している。端末間を結ぶ矢印は、レプリカがコピーされた経路を示す。例えば、端末Aから端末Bにレプリカがコピーされ、グループをまたぐコピーが行なわれたが、このような場合であってもグループ1に属する端末Bにおけるレプリカの有効期限と、グループ2に属する端末Aにおけるそのレプリカの有効期限は、一般に異なる。また、端末Bから端末Cにレプリカがコピーされ、端末Cから端末Eへもコピーがされ、レプリカは最初のうちはグループ2に属する端末Aに保持されていたが、その後、異なるグループ1に属する端末Bと端末Cに保持され、再びグループ2に属する端末Eにコピーされるが、このような場合であっても、端末Aと端末Eとにおけるそのレプリカの有効期限は同一となる。
図25は、本実施形態において、有効期限保持手段が管理するテーブルを例示する。図25において、"Aのスペイン旅行映像"には、二つのグループである"男性の所有"という端末のグループと、"30歳までの男性の所有"という端末のグループそれぞれに有効期限が設定されている。同様に、"Eの外資企業紹介映像"には、端末が存在する住所により、"日本"と"米国"とで示されるグループが設定されている。
"Eの外資企業紹介映像"について説明を行なうと、日本に存在する端末では、削除制限フラグが2005年3月31日0時0分にOKフラグに変更され、削除についての制限が無くなるのに対して、米国に存在する端末では、削除制限フラグが2005年5月15日0時0分にOKフラグに変更され、削除が無制限にできるのが米国のグループの方がおそくなっている。これは、"Eの外資企業紹介映像"が米国では好んで視聴されるという予想に基づくものであるためである。このようにアクセス数に差があるグループ毎に最適なレプリカ数をそのグループに設定することが可能である。
なお、本実施形態において、レプリカが他の端末にコピーされる場合には、その端末のグループの有効期限のみならず、他のグループの有効期限などもコピーされるのが好ましい。
(実施形態10:主な効果)
本実施形態においては、端末のグループごとに有効期限が設定されるので、アクセス数に差があるグループ毎に最適なレプリカ数をそのグループに設定することが可能となる。
本発明に係るコンテンツ分散配置システム、端末、コンテンツ分散配置システムの動作方法、コンテンツ分散配置プログラムによれば、アクセス分散に必要なレプリカがネットワークに一定数以上存在することを確保できるので、レプリカの削除を行なうために生じる検索などのトラフィックの増加や削除の時のレスポンスの低下の発生を避けることができるので、本発明は産業上有用である。
本発明の実施形態1の端末の機能ブロック図 削除制限レプリカ保持部101の内部構成の一例図 本発明の実施形態1の端末の内部構成の一例図 端末の処理を説明するためのフローチャート レプリカ生成端末の内部構成の一例図 レプリカを配信する予定の数と実際に配信された数とを保持するテーブルの一例図 レプリカを削除制限フラグと関連付けるためのテーブルの一例図 どのコンテンツのレプリカがどの端末へどのような削除制限フラグと関連付けられて送信されたかを記録するためのテーブルの一例図 レプリカ生成端末の処理の流れを説明するためのフローチャート 本発明の実施形態3の端末の機能ブロック図 本発明の実施形態3の端末の内部構成の一例図 コピー履歴を保持するためのテーブルの一例図 本発明の実施形態4の端末の機能ブロック図 本発明の実施形態5の端末の機能ブロック図 第一の処理手段における処理のフローチャート 第三の処理手段における処理のフローチャート 第四の処理手段における処理のフローチャート 本発明の実施形態7の端末の機能ブロック図 フラグ種決定手段1801の処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施形態8の機能ブロック図 有効期限を管理するためのテーブルの一例図 本発明の実施形態9の端末の機能ブロック図 有効期限保持手段が管理するテーブルの一例図 端末をグループに分けた様子の一例図 有効期限保持手段が管理するテーブルの一例図
符号の説明
100 端末
101 削除制限レプリカ保持部

Claims (19)

  1. 特定のコンテンツ配置端末へのアクセス負荷を分散させるために必要な数のレプリカを、ネットワーク上の複数の端末に分散配置するコンテンツ分散配置システムにおいて、
    端末は、前記分散配置されるレプリカを、前記必要な数に応じて付される削除制限フラグと関連付けて保持するための削除制限レプリカ保持部を有するコンテンツ分散配置システム。
  2. 前記削除制限フラグは、前記必要な数を確保するために計数されるべきレプリカであることを示すNGフラグと、前記必要な数を確保するために計数されるべきレプリカ以外であることを示すOKフラグと、の少なくとも二種類のフラグ種によって構成されている請求項1に記載のコンテンツ分散配置システム。
  3. 端末は、
    前記削除制限レプリカ保持部に保持されたレプリカを前記必要な数に応じてネットワーク上の他の端末の削除制限レプリカ保持部に削除制限フラグと関連付けてコピーするコピー部と、
    前記コピー部でのコピー履歴を保持するコピー履歴保持部と、
    を有する請求項1又は2に記載のコンテンツ分散配置システム。
  4. 端末は、
    削除命令に対する複数の処理手段を有し、
    レプリカに関連付けられている削除制限フラグに応じて、削除命令に対する処理手段を選択する処理手段選択部、
    を有する請求項3に記載のコンテンツ分散配置システム。
  5. 前記処理手段選択部は、コピー履歴保持部に保持されているコピー履歴に応じて処理手段を選択するコピー履歴依存処理手段選択手段を有する請求項4に記載のコンテンツ分散配置システム。
  6. 前記複数の処理手段の中の一は、NGフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合には、コピー履歴に基づいて、OKフラグに関連付けられてネットワーク上の他の端末にコピーされた同一コンテンツを探し、関連付けられているOKフラグをNGフラグに変更する変更命令を出力し、その後削除命令で特定されるレプリカを削除するとの処理である請求項5に記載のコンテンツ分散配置システム。
  7. 前記複数の処理手段の中の一は、OKフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合には、コピー履歴を参照することなくそのレプリカを削除する処理である請求項5に記載のコンテンツ分散配置システム。
  8. 前記複数の処理手段の中の一は、NGフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合には、コピー履歴に基づいて、OKフラグに関連付けられてネットワーク上の他の端末にコピーされた同一コンテンツを探し、これを見つけることができない場合には、前記コピー部に対して削除命令で特定されるレプリカをNGフラグと関連付けてネットワーク上の他の端末にコピーするコピー命令を出力し、その後削除命令で特定されるレプリカを削除するとの処理である請求項5に記載のコンテンツ分散配置システム。
  9. 前記複数の処理手段の中の一は、NGフラグに関連付けられたレプリカに対して削除命令があった場合には、コピー履歴に基づいて、OKフラグに関連付けられてネットワーク上の他の端末にコピーされた同一コンテンツを探し、これを見つけることができない場合には、オリジナルコンテンツを保持する端末のコピー部に対して削除命令で特定されるレプリカをNGフラグと関連付けてネットワーク上の他の端末にコピーさせるコピー強制命令を出力し、その後削除命令で特定されるレプリカを削除するとの処理である請求項5に記載のコンテンツ分散配置システム。
  10. 前記コピー部は、ネットワーク上の他の端末の削除制限レプリカ保持部にコピーをするレプリカに関連付けるべき削除制限フラグのフラグ種を決定するためのフラグ種決定手段を有し、
    前記フラグ種決定手段は、過去のそのコンテンツに対するアクセス数に応じてフラグ種を決定する請求項3に記載のコンテンツ分散配置システム。
  11. 前記削除制限レプリカ保持部は、
    保持されるレプリカに関連付けて有効期限を保持する有効期限保持手段と、
    有効期限保持手段に保持された有効期限が経過すると、前記有効期限に関連付けられているレプリカのフラグ種を変更するフラグ種変更手段と、
    を有する請求項2に記載のコンテンツ分散配置システム。
  12. 前記有効期限は、関連付けられているレプリカに対して特定の条件が成立してからの時間経過の長さで示される請求項11に記載のコンテンツ分散配置システム。
  13. 前記有効期限は、関連付けられているレプリカに対して特定の条件が継続する時間経過の長さで示される請求項11に記載のコンテンツ分散配置システム。
  14. 前記フラグ種変更手段は、NGフラグをOKフラグに変更する請求項11から13のいずれか一に記載のコンテンツ分散配置システム。
  15. フラグ種変更手段に代えて、有効期限保持手段に保持された有効期限が経過すると、前記有効期限に関連付けられているレプリカを削除する削除手段を有する請求項11から13のいずれか一に記載のコンテンツ分散配置システム。
  16. 端末は所定のグループに分類されており、前記有効期限保持手段に保持される有効期限はグループ別に設定されて保持される請求項11から15のいずれか一に記載のコンテンツ分散配置システム。
  17. 請求項1から16のいずれか一に記載のコンテンツ分散配置システムを構成する端末。
  18. 特定のコンテンツ配置端末へのアクセス負荷を分散させるために必要な数のレプリカを、ネットワーク上の複数の端末に分散配置するコンテンツ分散配置システムの動作方法において、
    端末に、前記分散配置されるレプリカを、前記必要な数に応じて付される削除制限フラグと関連付けて保持させるステップを含むコンテンツ分散配置システムの動作方法。
  19. 特定のコンテンツ配置端末へのアクセス負荷を分散させるために必要な数のレプリカを、ネットワーク上の複数の端末に分散配置するコンテンツ分散配置システムが構成されるように計算機を動作させるためのプログラムにおいて、
    端末に、前記分散配置されるレプリカを、前記必要な数に応じて付される削除制限フラグと関連付けて保持するステップを計算機に実行させるためのプログラム。
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