JP2006183836A - 載置スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】 電話機等が載せられる受け台の角度を変化させることのできる載置スタンドを提供すること。
【解決手段】 ベース11に支持された支柱12と、この支柱12の上部に連結された受け台13とを備えて載置スタンド10が構成されている。支柱は、第1のアーム部材23と第2のアーム部材24とからなり、第1のアーム部材23の上端部は、受け台13側に設けられた連結穴H1〜H5に選択的に連結され、この連結位置の調整により、支柱が起立姿勢から倒伏姿勢に回転したときに、受け台13の傾斜角度が変位するように設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は載置スタンドに係り、更に詳しくは、支柱の上部に支持された受け台の位置を前後及び上下に調整可能に設けるとともに、支柱の角度変化に応じて受け台の角度を変化させることのできる載置スタンドに関する。
従来より、オフィス等における各人の電話機は、机上の後部上面に配置しておく態様が一般的となっているが、机上の作業面積を有効に利用する場合には、机の後部や、デスクトップパネルのフレームを利用して載置スタンドを取り付け、当該載置スタンドの受け台に電話機を載せる、という態様も見られる。ここで、載置スタンドとしては、机やデスクトップパネルに固定される支柱と、当該支柱の上端部に取り付けられた受け台とを備えて構成されている。
前述した載置スタンドによれば、電話機が机上面よりも上方に配置されるため、机の上部空間を有効に利用することができるが、この場合には、電話機が常に机の後部上方に位置する状態となり、ケーブルタイプの受話器では移動範囲が限定的なものとなる。すなわち、受話器を持つ者が着座した状態で上半身を後方へ傾けたり、或いは、引き出し内に書類等を出し入れする際の姿勢変化に受話器を追従させることができなくなってしまう、という不都合がある。
このような不都合は、例えば、アーム型の蛍光灯スタンド等に見られるように、載置スタンドの支柱を角度変位させることによって、受け台を机上の前部側に移動可能とすることで対応可能となるが、電話機は、その上面側に各種の操作ボタンが配置された通信機器であるため、机上空間の前後若しくは左右に移動可能とするだけでは、操作ボタンの操作性や視認性を良好に確保することはできない。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、受け台を移動させたときに、当該受け台の角度を変化させることのできる載置スタンドを提供することにある。
また、本発明は、前記角度変化の程度を載置対象物の特性若しくは形状に応じて調整することのできる載置スタンドを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、ベースに支持されるとともに起立位置と倒伏位置との間で回転可能に連結された支柱と、当該支柱に相対回転可能に連結された受け台とを備えた載置スタンドであって、
前記支柱が起立位置と倒伏位置との間で回転したときに、当該支柱の回転角度の変化に応じて前記受け台の傾斜角度を変化させる角度調整機構を備える、という構成を採っている。
また、本発明は、ベースに支持されるとともに起立位置と倒伏位置との間で回転可能に連結された支柱と、当該支柱に相対回転可能に連結された受け台とを備えた載置スタンドであって、
前記支柱が起立位置と倒伏位置との間で回転したときに、当該支柱の回転角度の変化に応じて前記受け台の傾斜角度を変化させる機構と、支柱の回転角度の変化にかかわらず前記受け台の傾斜角度を略一定に保つ機構とを有する角度調整機構を備える、という構成を採っている。
本発明において、前記支柱は、第1のアーム部材と、当該第1のアーム部材に沿って配置された第2のアーム部材とからなり、
前記第1及び第2のアーム部材の下端側が前記ベースに回転可能に連結される一方、上端側が前記受け台の下面側に回転可能に連結され、
前記角度調整機構は、前記第1のアーム又は第2のアームの連結位置を調整可能に設けられる、という構成を採っている。
また、前記受け台は下面側に連結用ブラケットを備え、当該連結用ブラケットは、前記第1のアーム部材の連結位置を選択的に変更させる複数の連結穴を備えているとともに、前記第2のアーム部材の連結位置を一定に保つ連結穴を備える、という構成を採ることができる。
更に、前記第1のアームと第2のアームとの間に引っ張りばねが設けられるとともに、前記支柱が倒伏位置のときに、前記引っ張りばねに接触して当該引っ張りばねを屈曲若しくは湾曲させる突片を備える、という構成を採るとよい。
また、前記受け台は、所定の対象物を載置したときに当該対象物の前後位置を決定する前部ストッパ及び後部ストッパを備え、
前部ストッパは固定位置に保たれる一方、後部ストッパは、前後に移動可能に設けられる、という構成を採っている。この際、後部ストッパは、常時は前部ストッパに向かって弾発されて前記対象物に挟持力を付与するように設けることが好ましい。
更に、前記受け台の前部に把手を設けるとよい。
本発明によれば、角度調整機構により、支柱の回転角度に応じて受け台の傾斜角度を変化させたり、或いは略一定に維持することが可能となり、例えば、受け台に載せられる対象物が電話機である場合には、当該電話機の操作ボタンを見易い角度に設定したり、或いは、電話機の使用時における操作性を良好に保つことが可能となる。
また、第1及び第2のアームを利用して角度調整機構を構成することができるため、リンク動作を利用した角度調整となる。従って、連結位置を特定した状態においては、受け台が一定の軌跡に沿って変位するものとなり、個々のユーザー毎に設定を行っておくことで、最適な位置にセットすることができる。
更に、連結位置を特定するための連結穴が連結用ブラケットに複数設けられているため、連結位置の変更を容易に行うことができる他、連結穴の形成数に対応したバリエーションで受け台の角度変位を選択する自由度が拡大される。
また、前記引っ張りばねと突片とを備えた構成によれば、支柱を起立位置から倒伏位置まで回転操作する際に、回転抵抗を付与して支柱が勢いよく回転してしまうことを防止できる一方、支柱を倒伏位置から起立位置に戻す際の操作力の軽減を図ることができる。
また、受け台に前後のストッパを設けた構成では、前記対象物を受け台から脱落することなく支持できる他、対象物を受け台の上に配置する際に、一方の手で対象物を持ったまま他方の手で後部ストッパを操作すればよいので、初期の作業を極めて容易に行うことができる。
更に、受け台の前部に把手を設けた場合には、受け台及び支柱を回転させる際の操作部位が特定され、操作力の負担軽減も図ることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、本明細書において、図2中左側を「前」とする一方、右側を「後」とする。また、「右」とは、図2中紙面直交方向の手前側について用いられ、「左」とは同奥行き側について用いられる。
図1には、本発明の実施形態に係る載置スタンドの概略斜視図が示され、図2には、その正面図が示されている。これらの図において、載置スタンド10は、ベース11と、当該ベース11に支持されるとともに起立位置と倒伏位置との間で回転可能に連結された支柱12と、当該支柱12に角度調整機構14を介して相対回転可能に連結された受け台13とを備えて構成されている。
ベース11は、下部ベース15と、当該下部ベース15の上部に着脱自在に設けられた上部ベース16とからなる。下部ベース15は、当該下部ベース15の下面との間に、図示しない机等の天板後部を上下より挟み込むためのクランプ部材17を備えて構成されている。上部ベース16は、ここでは詳細構造を省略しているが、本実施形態では、左右二分割型とされ、これらを相互に連結する方向にベース下部軸20及びベース上部軸21が配置されて前記支柱12を回転可能に連結するようになっている。
前記支柱12は、ベース下部軸20を介して上部ベース16に回転可能に連結された第1のアーム部材23と、当該第1のアーム部材23に沿って配置されるとともに、ベース上部軸21を介して上部ベース16に回転可能に連結された第2のアーム部材24とからなる。第1のアーム部材23は、図3ないし図8に示されるように、後部が開放する形状に設けられて第2のアーム部材24を受容可能に設けられている。これを更に詳述すると、第1のアーム部材23は、上下方向に延びる前板26と、この前板26の左右両側から後方に屈曲するとともに上方から下方に向かうに従って前後幅が次第に小さく設けられた一対の側板27とからなる。第1のアーム部材23の下部には、前記ベース下部軸20が貫通するベース下部軸受穴29が形成されている一方、上部には、角度調整機構14の一部を構成する調整用軸受穴30が形成されている。また、図6に示されるように、調整用軸受穴30の直下において、前記前板26の内面(後面)側にはボルト挿入筒32が形成されており、当該ボルト挿入筒32には、ボルト33(図3参照)がねじ込まれるようになっている。なお、側板27の上部外面側には、リング状のスペーサ34(図4参照)を取り付けるための凹部35,35が調整用軸受穴30の上下にそれぞれ形成されている。
前記第2のアーム部材24は、図7及び図8に示されるように、第1のアーム部材23における側板27,27間に収まる左右幅を備えて構成されている。この第2のアーム部材24は、後面37と、この後面37の左右両側に連なる左右一対の内側側板38,38を含み、後面37の内面すなわち前面にはリブ39及び突片39Aが形成されている。内側側板38,38の下部には、前記ベース上部軸21が貫通するベース上部軸受穴41が形成されている一方、上部間には前記受け台13の回転中心を決定する中心軸43が形成されている。また、前記後面37において、ベース上部軸受穴41の上方位置にはボルト挿入筒45(図3参照)が形成されているとともに、当該ボルト挿入筒45にはボルト46がねじ込み固定され、このボルト46と、第1のアーム部材23の上部に設けられたボルト33との間に引っ張りばね47が掛け渡されるようになっている。引っ張りばね47は、支柱12を起立位置から倒伏位置に回転させる際の回転抵抗を付与して当該支柱12が勢いよく倒伏してしまうことがないように保つ。この一方、支柱12が倒伏したときに、引っ張りばね47の中間部に前記突片39Aに食い込んで屈曲形状若しくは湾曲形状に変形し、これが元に戻ろうとする弾発力を発揮して支柱12を起立位置に戻す際の操作力を軽減する。
図9に示されるように、前記受け台13は、図示しない電話機を対象物として支持する受け面部50と、当該受け面部50の下面側に取り付けられた連結用ブラケット51と、電話機の前後位置を決定する前部ストッパ53及び後部ストッパ54と、前記受け台の前部に配置された把手56とを備えて構成されている。
受け面部50は、上板60及び下板61との組み合わせからなる。上板60は、図1、図9及び図10に示されるように、長手方向(図9中左右方向)が前後方向となる平面視略小判型をなし、当該上板60の前部上面には前部ストッパ53を支持するための凸部63と、この凸部63の後部に位置するフック64が設けられている。上板60の後部中央部には、当該上板60の後端中央部を開放するように設けられた切欠部65が形成され、この切欠部65の領域を通じて後部ストッパ54が前後方向移動可能に配置されている。また、図10及び図11に示されるように、上板60の下面側において、その前方寄りの短寸幅方向の二箇所にコイルばね67,67の一端(前端)を引っ掛けるための凸部からなるばね受け部68,68が形成されている他、下板61及び後述する連結用ブラケット51との連結を行うための筒部69が複数箇所に形成されている。
前記下板61は、図9及び図12に示されるように、上平面部70と、当該上平面部70の前端に段部72を介して連なる下平面部71と、前記上平面部70の後端部に連なる凹部74とを備えている。下平面部71は、上板60との間に空間を形成して前記ばね受け部68,68を受容するとともに、後部ストッパ54の前端側下部領域を受容するようになっている。ここで、下平面部71の面内には、下端側が開放する筒状部76が複数箇所に形成されており、当該筒状部76の下端から差し込まれるねじ78(図9参照)を介して下板61が上板60に一体化されるように構成されている。下板61において、前記凹部74には、その底部中央を略半円弧状にして第2のアーム部材24との連結位置を一定に保つ連結穴を構成する軸受上形成面74Aが設けられており、その直後にねじ筒74Bが形成されている。なお、前記把手56は、下板61における幅方向両側から前方に突出する一対のアーム80,80と、これらアーム80の前端間に設けられた連結バー81とにより構成されている。
前記連結用ブラケット51は、図9、図13ないし図16に示されるように、前記下板61における上平面部70の下面側に取り付けられている。この連結用ブラケット51は、受け面部50の幅方向に沿って相対配置された略半円弧状の一対の翼板84,84と、これら翼板84の上部間に設けられた連結板部85とにより構成されている。各翼板84,84の下部中央には、受け面部50の幅方向に向く軸線上に五つの連結穴H1〜H5がそれぞれ形成され、これらの連結穴H1〜H5によって第1のアーム部材23の上部連結位置を選択的に変更できるようになっている。また、連結板部85は、前後方向略中央部に形成された水平面部86と、この水平面部86の前端に連なるとともに、前記後部ストッパ54における前端側下部領域の移動空間を保つ凹状屈曲部87と、水平面部86の後端側に設けられるとともに、前記下板61の後端部における凹部74の下に回り込む後部屈曲部89とを含んで構成されている。ここで、後部屈曲部89の底部には、前述した軸受上形成面74Aとねじ筒74Bに対応する軸受下形成面89Aと貫通穴89Bが形成され、前記軸受上形成面74Aと軸受下形成面89Aとの間に前記第2のアーム部材24の上端部に設けられた中心軸43が位置するように設けられている。また、貫通穴89Bには、下方からねじ90が挿入され、当該ねじ90がねじ筒74Bにねじ込みできるように設けられ、これにより、連結用ブラケット51の後部が下板61に固定される一方、前記凹状屈曲部87の前端に形成された爪部87Aが下板61の段部72に側に形成された保持穴72Aに引っ掛けられようになっている。なお、連結用ブラケット51の後部左右両側には、図14中上下二箇所にねじ挿入穴91、91が形成されており、当該ねじ挿入穴91の下方から挿入される図示しないねじは下板61を貫通して上板60の後部に設けられた筒部69にねじ込まれるようになっている。
前記前部ストッパ53は、図1及び図9に示されるように、平面視略弓状に設けられた外形を備えており、その中央部に下方に開放する嵌合筒93が設けられている。嵌合筒93は、下端側が開放した形状をなし、当該嵌合筒93に上板61の凸部63が嵌合可能となっている。なお、嵌合筒93の図9中下部右端部分は水平凸部93Aが設けられており、当該水平凸部93Aがフック64に係り合うことで前部ストッパ53の脱落を防止して固定位置に保つようになっている。
後部ストッパ54は、図9,図17及び図18に示されるように、上下方向に延びる補強リブ100を備えた起立部101と、この起立部101を支持する板状の支持部102とからなる。支持部102は、前後方向中間部に段部102Aが設けられており、当該段部102Aよりも前方領域が若干低い位置に設けられたスライド板部103とされ、このスライド板部103は前記上板60の下面側に位置して前後に移動可能に設けられている。図11に示されるように、スライド板部103の下面側には、前記コイルばね67の後端側が引っ掛け可能となる突軸部105,105が幅方向二箇所に設けられており、これにより、後部ストッパ54は常に前向きに弾発力を付与されて電話機を前部ストッパ53との間に挟み付けるようになっている。
前記角度調整機構14は、図2及び図4に示されるように、前記連結用ブラケット51に設けられた連結穴H1〜H5と、第1のアーム部材23の調整用軸受穴30と、当該調整用軸受穴30を貫通して延びるボルト110と、図4中左側に位置して前記ボルト110を支持する第1の回転操作部材111と、前記ボルト110の先端側にねじ係合するナット部材112を受容するとともに図4中右側に位置する第2の回転操作部材114とを含む。第1及び第2の回転操作部材111、114は、略円盤状に設けられているとともに、それらの外周面は波状に設けられて指先との滑りが防止可能に設けられている。
次に、本実施形態における作用について、図19ないし図23を参照しながら説明する。なお、図19ないし図23は、本実施形態に係る載置テーブル10の作用を説明するための模式図であり、前述した各構成に対応する部分には同一の参照符号が用いられている。
図19に示されるように、連結穴H1に第1のアーム部材23の上部連結位置となる調整用軸受穴30を一致させてボルト110を貫通させた状態では、ベース下部軸20、ボルト110、ベース上部軸21,中心軸43を結ぶ直線は、略平行四辺形リンクを構成する状態となる。この状態では、支柱12が起立姿勢のときに、受け台13はやや前方傾斜姿勢となり、支柱12を略水平姿勢に倒伏しても、受け台12の前傾姿勢(傾斜角度)は略同一の状態で維持されることとなる。
図20に示されるように、第1のアーム部材23の上部連結位置を連結穴H2に変更すると、受け台13は、中心軸43を回転中心として前部が水平よりもやや上位となる姿勢となり、支柱12が起立姿勢及び倒伏姿勢の何れにおいても、略同一の傾斜角度を保つようになる。
図21に示されるように、第1のアーム部材23の上部連結位置を連結穴H3に変更した場合には、図19の状態よりも受け台13の前傾姿勢が一層強くなる状態となる。なお、この場合でも、受け台13の傾斜角度は、支柱12の起立、倒伏各状態において、略同一の傾斜角度に保たれる。
また、図22に示されるように、連結穴H4に第1のアーム部材23の上部を連結した場合には、支柱12の起立時において、受け台13が前傾姿勢となり、支柱12を倒伏するに従って、その前傾姿勢を次第に水平にし、支柱12の略水平倒伏状態で受け台13が略水平姿勢に変位することとなる。
更に、図23に示されるように、連結穴H5を利用したときは、支柱12の起立時において受け台13が水平に近いやや前傾姿勢となる一方、支柱12を倒伏したときに、前傾姿勢の程度が強くなる状態に変位することとなる。
なお、前記支柱12が倒伏したときに、第1及び第2のアーム部材23,24間に掛け渡されている引っ張りばね47の中間部に突片39Aが食い込んで当該引っ張りばね47が屈曲若しくは湾曲するようになる。そのため、引っ張りばね47は、直線的に戻ろうとする弾発力を発揮し、この弾発力によって支柱12を起立姿勢に戻す操作を行うときの操作力を軽減するように作用する。この一方、支柱12を起立位置から倒伏位置に回転させると、支柱12及び受け台13の重さが回転モーメントとして支柱12の端部側に働いて支柱12が倒れ込もうとする力が生ずるが、引っ張りばね47の引っ張り力が、前述した屈曲若しくは湾曲変形によって増大して支柱12の倒れ込む方向への回転抵抗を付与するように作用し、これによって支柱12が勢いよく倒れ込むおそれを防止する。
このように、本実施形態における載置スタンド10によれば、第1のアーム部材23の上部連結位置を連結穴H1〜H5の何れかに合わせて連結することにより、受け台13の姿勢を調整することができ、従って、受け台13に載せられる電話機毎に異なる上面角度や、使用者の使い勝手に応じて連結位置を予め調整しておくことで、電話機の操作性や、視認性を良好に確保することが可能となる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、位置、数量その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、位置、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、第1のアーム部材23の上部連結位置を変更する場合について図示、説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2のアーム部材24の上部連結位置を変更可能としたり、或いは、第1及び第2のアーム部材23,24の双方について連結位置を変更可能とすることでもよい。要するに、本発明は、支柱12の姿勢に応じて、受け台13の角度変位をもたらすことが可能である限り、種々の設計変更を行うことができる。
また、前記載置スタンド10は、電話機に限らず、その他の対象物を載せて利用することを妨げない。
実施形態に係る載置スタンドの概略斜視図。 前記載置スタンドの正面図。 前記載置スタンドの一部縦断面図。 前記載置スタンドの一部を断面した要部側面図。 (A)は第1のアーム部材の平面図、(B)はその正面図。 (A)は図5(A)のA−A線断面図、(B)は図5(B)の右側面図。 (A)は第2のアーム部材の正面図、(B)はその右側面図。 図7(B)のB−B線断面図。 受け台の断面正面図。 (A)は受け台の上板正面図、(B)はその断面図。 図1の平面図。 (A)は受け台の下板正面図、(B)はその断面図。 連結用ブラケットの中央断面正面図 連結用ブラケットの平面図。 図14の右側面図。 図14のC−C線断面図。 後部ストッパの側面図。 図17のD−D線断面図。 連結穴H1を利用した連結状態を示す作用説明図。 連結穴H2を利用した連結状態を示す作用説明図。 連結穴H3を利用した連結状態を示す作用説明図。 連結穴H4を利用した連結状態を示す作用説明図。 連結穴H5を利用した連結状態を示す作用説明図。
符号の説明
10 載置スタンド
11 ベース
12 支柱
13 受け台
14 角度調整機構
23 第1のアーム部材
24 第2のアーム部材
51 連結用ブラケット
53 前部ストッパ
54 後部ストッパ
56 把手
67 コイルばね
H1,H2,H3,H4,H5 連結穴

Claims (8)

  1. ベースに支持されるとともに起立位置と倒伏位置との間で回転可能に連結された支柱と、当該支柱に相対回転可能に連結された受け台とを備えた載置スタンドであって、
    前記支柱が起立位置と倒伏位置との間で回転したときに、当該支柱の回転角度の変化に応じて前記受け台の傾斜角度を変化させる角度調整機構を備えたことを特徴とする載置スタンド。
  2. ベースに支持されるとともに起立位置と倒伏位置との間で回転可能に連結された支柱と、当該支柱に相対回転可能に連結された受け台とを備えた載置スタンドであって、
    前記支柱が起立位置と倒伏位置との間で回転したときに、当該支柱の回転角度の変化に応じて前記受け台の傾斜角度を変化させる機構と、支柱の回転角度の変化にかかわらず前記受け台の傾斜角度を略一定に保つ機構とを有する角度調整機構を備えたことを特徴とする載置スタンド。
  3. 前記支柱は、第1のアーム部材と、当該第1のアーム部材に沿って配置された第2のアーム部材とからなり、
    前記第1及び第2のアーム部材の下端側が前記ベースに回転可能に連結される一方、上端側が前記受け台の下面側に回転可能に連結され、
    前記角度調整機構は、前記第1のアーム又は第2のアームの連結位置を調整可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の載置スタンド。
  4. 前記受け台は下面側に連結用ブラケットを備え、当該連結用ブラケットは、前記第1のアーム部材の連結位置を選択的に変更させる複数の連結穴を備えているとともに、前記第2のアーム部材の連結位置を一定に保つ連結穴を備えていることを特徴とする請求項3記載の載置スタンド。
  5. 前記第1のアームと第2のアームとの間に引っ張りばねが設けられるとともに、前記支柱が倒伏位置のときに、前記引っ張りばねに接触して当該引っ張りばねを屈曲若しくは湾曲させる突片を備えていることを特徴とする請求項3又は4記載の載置スタンド。
  6. 前記受け台は、所定の対象物を載置したときに当該対象物の前後位置を決定する前部ストッパ及び後部ストッパを備え、
    前部ストッパは固定位置に保たれる一方、後部ストッパは、前後に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の載置スタンド。
  7. 前記後部ストッパは、常時は前部ストッパに向かって弾発されて前記対象物に挟持力を付与することを特徴とする請求項6記載の載置スタンド。
  8. 前記受け台の前部に把手が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の載置スタンド。
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CN112050044A (zh) * 2020-08-03 2020-12-08 重庆工商大学 一种视觉检测用具有升降调节结构的图像收录装置

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