JP2006183157A - タフテッドカーペットの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】タフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)を変更するとき、各パーツ部品の交換をしなくても、短時間で多種類のタフトゲージへの変更を可能にする。
【解決手段】少なくとも二本のニードルバーを備えるタフティング機において、それぞれのニードルバーが互いに独立して左右に移動または固定できる機構を備え、ニードルに送るパイル糸の本数を設定して、基布にパイル糸を差し込む密度(タフトゲージ)を決めることによって、多種類のタフトゲージ得ることができる。
【選択図】図4
【解決手段】少なくとも二本のニードルバーを備えるタフティング機において、それぞれのニードルバーが互いに独立して左右に移動または固定できる機構を備え、ニードルに送るパイル糸の本数を設定して、基布にパイル糸を差し込む密度(タフトゲージ)を決めることによって、多種類のタフトゲージ得ることができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、基布にパイル糸を差し込んでパイルを植設(タフティング)するタフテッドカーペットにおいて、様々な密度(タフトゲージ)にパイルを植設する技術に関するものである。
従来からの技術として、タフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)を変更する場合、異るゲージのパーツ部品(ニードルバー、ルーパーハ゛ー、ヤーンガイド等)と交換する方法が一般的である。例えば1/8ゲージのループ機から1/10ゲージのループ機にゲージを変更する場合は、ニードルバー、ルーパーハ゛ー、ヤーンガイドの各パーツを1/8ゲージ用のものから1/10ゲージ用に全て交換することが必要で、このため、たいへんな時間と労力を費やさなければならなかった。
タフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)を変更するとき、各パーツ部品の交換をしなくても、短時間で多種類のタフトゲージへの変更を可能にする。
本発明は、タフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)を変更したいとき、各パーツ部品の交換をしなくても、現在設置されているニードルの内、任意に選定したニードルのみにパイル糸を通すことによって、多くの種類のタフトゲージのカーペットが得られることを見出し、本発明に至ったものである。上記課題を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]少なくとも二本のニードルバーを備えるタフティング機において、それぞれのニードルバーが互いに独立して左右に移動または固定できる機構を備え、ニードルに送るパイル糸の本数を設定して、基布にパイル糸を差し込む密度(タフトゲージ)を決めることを特徴とするタフテッドカーペットの製造方法。
少なくとも二本のニードルバーを備えるタフティング機において、それぞれのニードルバーが互いに独立して左右に移動または固定できる機構を備え、ニードルに送るパイル糸の本数を設定して、基布にパイル糸を差し込む密度(タフトゲージ)を決めるので多種類のタフトゲージを表現することができる。
例えば、二本のニードルバーのうち一本を1/8ゲージ、もう一本の方を1/4ゲージとし、全てのニードルにパイル糸を通した場合は、1/12ゲージとなる。また、1/4ゲージのニードルバーのニードルのうち一本おきにパイル糸を通した場合は、1/10ゲージとなり、各パーツ部品の交換をしなくても多種類のタフトゲージを表現することができる。さらに、二本のニードルバーが互いに独立して左右に移動するものであれば、カーペット表面全面に均一なパイル密度とすることが出来る。
本発明のタフテッドカーペットの製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。図4のタフティング機は前列のニードルバー2と後列のニードルバー3の二本のニードルバーを具備している。それぞれのニードルバーは、互いに独立して左右に移動出来るようにニードルバーホルダー4に支持されている。ニードルバーホルダー4は、プッシュロッド5によって垂直に上下動させられるように、プッシュロッド5に固定されており、パイル糸6,7の通ったニードル8,9を基布10に刺し込み、各ニードルに対応したルーパー11,12によって前記パイル糸6,7を引っ掛けループパイルを形成する。
図1〜3はニードルバーの概略図で、ニードル穴の位置とゲージの関係及びパイル糸の有る無しを示している。ニードルバーには、ゲージに対応した間隔にニードルを固定する穴が開けられ、ニードルを入れて固定ネジでセットするようになっている。ゲージとは1インチ間にある針数で表し、例えばニードルバーの1インチ間に8本のニードルがセットされるようなニードルバーであれば1/8ゲージと表現する。図1〜3において前列のニードルバーは1/8ゲージ、後列のニードルバーは1/4ゲージとしている。パイル糸の通っている場合は●、通っていない場合は○で示しいてる。
前記二本のニードルバーは、左右移動装置(図示せず)により、互いに独立して左右に移動出来るように支持されている。左右に移動する距離は、ニードルバーのゲージの整数倍で、一度に移動する距離は1ステッチで1〜4ゲージ左右に移動させることができる。また、この移動は左右に何回か移動を繰返し、始めの位置に戻って1サイクルを完成する。この左右移動装置の駆動には、油圧によるものとカムによるものがあるが、どちらの方法による駆動でもよいが、ゲージの整数倍正確に移動することが要求される。
図4においてパイル糸6,7は、二本のニードルバー2,3に対応して各ガイド13,14を通過して、各ニードル8,9に供給されている。ニードルを通ったパイル糸が基布の下側でルーパー11,12に引っ掛けられてループパイルを形成していく。
<実施例1>
図1は本発明のニードルバーのゲージとパイル糸の配列を表記したものである。ニードルバーは二本で前列のニードルバーは1/8ゲージ、後列のニードルバーは1/4ゲージで、全てのニードルにパイル糸を通している。この場合のタフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)は1インチ間に12本の糸を刺し込んでいるので1/12ゲージとなる。
図1は本発明のニードルバーのゲージとパイル糸の配列を表記したものである。ニードルバーは二本で前列のニードルバーは1/8ゲージ、後列のニードルバーは1/4ゲージで、全てのニードルにパイル糸を通している。この場合のタフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)は1インチ間に12本の糸を刺し込んでいるので1/12ゲージとなる。
<実施例2>
図2は実施例1において、後列のニードルバーに、一本おきのニードルにパイル糸を通している。この場合のタフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)は1/10ゲージとなる。一本おきにニードルから外された糸は、糸送りローラーとの接触から外し、ガイド等に固定すれば、次ぎに使用するときに直ぐにニードルに通して使用することが出来る。
図2は実施例1において、後列のニードルバーに、一本おきのニードルにパイル糸を通している。この場合のタフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)は1/10ゲージとなる。一本おきにニードルから外された糸は、糸送りローラーとの接触から外し、ガイド等に固定すれば、次ぎに使用するときに直ぐにニードルに通して使用することが出来る。
<実施例3>
図3は実施例1において、前列のニードルバーに、一本おきのニードルにパイル糸を通している。この場合のタフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)は1/8ゲージとなる。
図3は実施例1において、前列のニードルバーに、一本おきのニードルにパイル糸を通している。この場合のタフテッドカーペットの密度(タフトゲージ)は1/8ゲージとなる。
1 タフティング機
2 前列のニードルバー
3 後列のニードルバー
4 ニードルバーホルダー
5 プッシュロッド
6 パイル糸
7 パイル糸
8,9 ニードル
10 基布
11,12 ルーパー
13,14 ガイド
2 前列のニードルバー
3 後列のニードルバー
4 ニードルバーホルダー
5 プッシュロッド
6 パイル糸
7 パイル糸
8,9 ニードル
10 基布
11,12 ルーパー
13,14 ガイド
Claims (1)
- 少なくとも二本のニードルバーを備えるタフティング機において、それぞれのニードルバーが互いに独立して左右に移動または固定できる機構を備え、ニードルに送るパイル糸の本数を設定して、基布にパイル糸を差し込む密度(タフトゲージ)を決めることを特徴とするタフテッドカーペットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004375529A JP2006183157A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | タフテッドカーペットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004375529A JP2006183157A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | タフテッドカーペットの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006183157A true JP2006183157A (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=36736476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004375529A Pending JP2006183157A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | タフテッドカーペットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006183157A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107385716A (zh) * | 2017-08-22 | 2017-11-24 | 湖北绿城塑业有限公司 | 一种人造草坪地毯的多色同簇装置及其簇绒工艺 |
CN110702081A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-01-17 | 青海崇霖测绘科技有限公司 | 一种快速调节测绘用定位桩 |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004375529A patent/JP2006183157A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107385716A (zh) * | 2017-08-22 | 2017-11-24 | 湖北绿城塑业有限公司 | 一种人造草坪地毯的多色同簇装置及其簇绒工艺 |
CN110702081A (zh) * | 2019-10-24 | 2020-01-17 | 青海崇霖测绘科技有限公司 | 一种快速调节测绘用定位桩 |
CN110702081B (zh) * | 2019-10-24 | 2021-10-01 | 河南城建学院 | 一种快速调节测绘用定位桩 |
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