JP2006182412A - 包装箱および紙器打抜装置 - Google Patents

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Yoichi Nishikawa
洋一 西川
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Abstract

【課題】蓋体の開放時にユーザに怪我をさせることを防止する。
【解決手段】多角形状をなす有底箱形状の箱本体10を備え、該箱本体10の上端開口を蓋体20によって閉塞する包装箱において、前記蓋体20は、閉塞状態で前記箱本体10の周壁(本体側壁12A〜12D)の外面に重畳する少なくとも1つの側壁22A〜22Dを備え、該側壁の下端に、内向きに湾曲した湾曲縁部26を設けた構成としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱および該包装箱を打ち抜くための紙器打抜装置に関するものである。
従来よりギフト商品を収容する場合には、上端開口の箱本体と、該箱本体とは別体または一体に設けられた蓋体とからなる包装箱が使用されている。箱本体と別体に設けられた蓋体は、箱本体の上端開口を閉塞する天壁の外周縁から、前記箱本体の本体周壁の外面に重畳する蓋周壁が設けられている。また、箱本体と一体に設けられた蓋体は、前記と同様の天壁において、箱本体と連続した壁と対向する縁に、少なくとも箱本体の外面に重畳する側壁が設けられている。
しかしながら、これらの包装箱は、箱本体を開放する場合、箱本体の周壁に重畳した蓋体の下端縁に所定の指を当て、蓋体を箱本体に対して相対的に移動させることにより行う。そして、この開放作業時には、包装箱が紙製である場合、紙の端縁で添えた指を怪我させる可能性がある。
本発明では、蓋体の開放時にユーザに怪我をさせることを防止することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、平面視多角形状をなす有底箱形状の箱本体を備え、該箱本体の上端開口を蓋体によって閉塞する包装箱において、前記蓋体は、閉塞状態で前記箱本体の周壁の外面に重畳する少なくとも1つの側壁を備え、該側壁の下端に、内向きに湾曲した湾曲縁部を設けた構成としている。
また、この包装箱のブランクを打ち抜くための紙器打抜装置は、紙を載置するメン板と、所定形状をなすようにカット刃を配設した抜型とを備え、これらメン板と抜型とを相対的に移動させることにより予め設定された所定形状のブランクを打ち抜く紙器打抜装置において、前記ブランクの所定の縁を切断するカット刃において、少なくともブランク内に位置する内側部に、前記カット刃の先端に向けて窪む湾曲凹部を有する弾性部材を配設するとともに、前記メン板における前記弾性部材との対向位置に、前記弾性部材の湾曲凹部と所定間隔をもって位置する湾曲部を有する湾曲縁部形成溝を設け、前記ブランクの打ち抜き時に、組立状態での所定の縁に内向きに湾曲する湾曲縁部を形成可能としたものである。
本発明の包装箱は、箱本体から蓋体を開放する場合、従来と同様に、箱本体の周壁の外面に重畳した蓋体の側壁の下端縁に所定の指を当て、蓋体を箱本体に対して相対的に移動させることにより開放する。しかし、本発明では、指を添える蓋体の側壁の縁に内向きに湾曲した湾曲縁部を設けているため、紙の縁に指が当たることはなく、怪我させる問題を確実に防止できる。
また、前記湾曲縁部は、メン板と抜型とを備えた紙器打抜装置において、カット刃の少なくとも内側部に配設した湾曲凹部を有する弾性部材と、前記メン板の湾曲部を有する湾曲縁部形成溝を設けることにより、ブランクの打ち抜き時に形成するため、製造工数が増加することはなく、コストアップや生産性の低下に繋がることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図3は、本発明の実施形態に係る包装箱を示し、図4は該包装箱を打ち抜くための紙器打抜装置を示す。この包装箱は、図2に示すように、商品を収容する箱本体10の上端開口を、別体からなる下端開口の蓋体20により閉塞するもので、ダイカッター方式の紙器打抜装置によって段ボール紙を連続した一枚のブランクとして打ち抜いて成形される。なお、前記段ボール紙は、一対の表紙1と裏紙2との間に波状の中しん3を配設したものである。
前記箱本体10は、長方形状をなす底壁11の外周縁に4方を囲繞する本体周壁を構成する本体側壁12A〜12Dを設けた有底箱形状のものである。これら本体側壁12A〜12Dは、底壁11に連続する外側面13と、該外側面13に連続して内側に折り返される内側面14とからなる二重壁構造に形成されている。
本実施形態の蓋体20のブランクは、図3に示すように、組立状態の箱本体10の外法と略同一の長方形状をなす天壁21を備えている。この天壁21には、上下端縁および左右端縁に、前記本体側壁12A〜12Dの外側面13に重畳する蓋側壁22A〜22Dが連設されている。そして、これら天壁21と蓋側壁22A〜22Dの境界部分には、肉厚を圧縮するように罫を入れて形成した折曲線23が設けられている。
前記蓋側壁22A〜22Dは、その全高が箱本体10の本体側壁12A〜12Dの全高より若干小さくなるように形成されている。また、これら蓋側壁22A〜22Dのうち、上下の蓋側壁22A,22Cの両側縁には、隣接する蓋側壁22B,22Dに貼着するための糊代部24が連設され、その境界部分に前記と同様の折曲線25が設けられている。また、この糊代部24を形成していない蓋側壁22B,22Dには、組立状態で下端となる先端に、内向きに湾曲した湾曲縁部26が設けられている。なお、この湾曲縁部26は、図3において、二点鎖線を記載した部分が湾曲開始位置であり、本実施形態では、この二点鎖線と先端との間が全体にかけて一様に湾曲されるように構成している。
次に、前記蓋体20のブランクを打ち抜くための紙器打抜装置について説明する。
ダイカッター方式の紙器打抜装置は、図示しない基枠に対して、図4(A)に示すように、固定されたメン板30と、図示しない駆動手段により上下に移動可能とした抜型34とを配設したものである。
前記メン板30は、連続した段ボール紙を位置決めして載置する金属製のものである。このメン板30には、後述する弾性部材38A,38Bと対応する位置、即ち、前記蓋体20の蓋側壁22B,22Dの先端と対応する位置に、硬質のウレタン材からなる一対のメンボリ板31A,31Bが配設され、これらの間に湾曲縁部形成溝32を形成している。この湾曲縁部形成溝32の開口端を構成する前記メンボリ板31A,31Bの角部には、円弧状に湾曲させた湾曲部33が形成されている。
前記抜型34は、木製の木枠35に、打ち抜く蓋体20のブランクの外周縁に沿って板状のカット刃36を配設するとともに、折曲線23,25と対応する位置に板状の罫(図示せず)を配設したものである。この抜型34は、駆動手段に連結された金属製の昇降枠37に対して装着することにより、前記メン板30に対して相対的に移動される。本実施形態の抜型34には、前記蓋体20の蓋側壁22B,22Dを切断するためのカット刃36において、その内側部および外側部に前記メンボリ板31より軟質なコルク材からなる弾性部材38A,38Bが配設されている。これら弾性部材38A,38Bには、前記湾曲部33と所定間隔をもって位置し、カット刃36の先端に向けて窪む湾曲凹部39が形成されている。ここで、該抜型34が下降したブランクの切断状態において、前記湾曲部33と湾曲凹部39との隙間は、段ボール紙の肉厚、即ち、表紙1と裏紙2の間隔より小さくなるように構成している。
この紙器打抜装置では、昇降枠37を介して抜型34が下降されると、従来と同様に、カット刃36によって予め設定された図3に示すブランク形状で蓋体20を打ち抜くとともに、罫によって肉厚を圧縮した折曲線23,25を形成する。また、蓋側壁22B,22Dの切断部位では、図4(B)に示すように、その先端縁が弾性部材38A,38Bの湾曲凹部39の内面で押圧され、湾曲縁部形成溝32内に没入するように変形されながら、カット刃36によって切断される。この際、弾性部材38A,38Bは弾性的に変形され、また、蓋側壁22B,22Dの先端縁は内部の中しん3が潰されて肉厚が圧縮される。そして、抜型34が上昇されると、弾性部材38A,38Bは弾性的に復元しながら離間する一方、蓋側壁22B,22Dの先端縁は湾曲縁部形成溝32内に没入した変形状態を維持する。
このように、本実施形態の紙器打抜装置は、段ボール紙を所定のブランクとして打ち抜く際に、そのブランクの所定位置に湾曲縁部26を同時に形成することができる。そのため、打ち抜き後の組立工程は、湾曲縁部26を形成しない従来の方法と同一であり、製造工数が増加することはない。その結果、コストアップや生産性の低下に繋がることを防止できる。
具体的には、このようにして打ち抜いた蓋体20のブランクは、自動的に組み立てる図示しない製箱装置によって、各糊代部24にホットメルトなどの周知の接着剤が塗布される。また、折曲線23に沿って各蓋側壁22A〜22Dが折り曲げられるとともに、折曲線に沿って各糊代部24が折り曲げられ、これら糊代部24が隣接する蓋側壁22B,22Dの内面に貼着され、図1および図2に示す蓋体20として製箱される。
また、前記蓋体20によって箱本体10の上端開口を閉塞した場合には、図1に示すように、蓋側壁22B,22Dの先端は、湾曲縁部26により箱本体10の対応する本体側壁12B,12Dを臨むように内向きに湾曲する。そのため、この蓋体20を取り外して箱本体10を開放する場合には、ユーザは、蓋側壁22B,22Dの下端縁である湾曲縁部26による湾曲した面に指を当て、蓋体20を箱本体10に対して相対的に移動させることにより開放する。これにより、ユーザは、段ボール紙の縁に指が当たることはない。その結果、開放時にユーザに怪我をさせる問題を確実に防止できる。
なお、本発明の包装箱は前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、4面の蓋側壁22A〜22Dのうち2面の蓋側壁22B,22Dに湾曲縁部26を形成したが、全ての蓋側壁22A〜22Dに設けてもよい。また、図5に示すように、箱本体10の1つの本体側壁12Aに蓋体20の天壁21を連続させた一体式の包装箱である場合には、その連続部分と対向する蓋側壁22Bの1面のみに設けてもよい。勿論、包装箱は、平面視矩形状に限られず、平面視三角形以上の多角形状であればよい。即ち、前記湾曲縁部26は、その包装箱の形状を加味して蓋体20の少なくとも1つの側壁に設けてあればよい。
また、本発明の紙器打抜装置も前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、メン板30に一対のメンボリ板31A,31Bを配設することにより湾曲縁部形成溝32を設けたが、金属製のメン板30に対して直接、湾曲縁部形成溝32を刻設してもよい。また、前記実施形態では、カット刃36における内外側部の両方に湾曲部33および湾曲凹部39を形成したが、これら湾曲部33および湾曲凹部39は、ブランクの内側に位置する側(図4中、メンボリ板31Aの湾曲部33および弾性部材38Aの湾曲凹部39)にのみ設けてもよい。
また、前記紙器打抜装置によって打ち抜くブランクは包装箱に限られず、組仕切部材の縁部を切断するカット刃36に湾曲縁部形成溝32および前記弾性部材38Aを適用してもよく、このようにすれば組付時に怪我をさせることを確実に防止できる。
さらに、前記包装箱は、段ボール紙製に限られずボール紙(単紙)製であってもよく、また、このボール紙であっても前記紙器打抜装置によって湾曲縁部を同様に形成することが可能である。
本発明の実施形態に係る包装箱の一部を示す断面図である。 包装箱の分解斜視図である。 包装箱の蓋体のブランクを示す平面図である。 (A),(B)は蓋体を打ち抜く紙器打抜装置の一部を示す概略図である。 包装箱の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1…表紙 2…裏紙
3…中しん
10…箱本体 12A〜12D…本体側壁
20…蓋体 22A〜22D…蓋側壁
26…湾曲縁部
30…メン板 31A,31B…メンボリ板
32…湾曲縁部形成溝 33…湾曲部
34…抜型 36…カット刃
38A,38B…弾性部材 39…湾曲凹部

Claims (2)

  1. 平面視多角形状をなす有底箱形状の箱本体を備え、該箱本体の上端開口を蓋体によって閉塞する包装箱において、
    前記蓋体は、閉塞状態で前記箱本体の周壁の外面に重畳する少なくとも1つの側壁を備え、該側壁の下端に、内向きに湾曲した湾曲縁部を設けたことを特徴とする包装箱。
  2. 紙を載置するメン板と、所定形状をなすようにカット刃を配設した抜型とを備え、これらメン板と抜型とを相対的に移動させることにより予め設定された所定形状のブランクを打ち抜く紙器打抜装置において、
    前記ブランクの所定の縁を切断するカット刃において、少なくともブランク内に位置する内側部に、前記カット刃の先端に向けて窪む湾曲凹部を有する弾性部材を配設するとともに、
    前記メン板における前記弾性部材との対向位置に、前記弾性部材の湾曲凹部と所定間隔をもって位置する湾曲部を有する湾曲縁部形成溝を設け、
    前記ブランクの打ち抜き時に、組立状態での所定の縁に内向きに湾曲する湾曲縁部を形成可能としたことを特徴とする紙器打抜装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57134214U (ja) * 1981-02-14 1982-08-21

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