JP2006181205A - Chair - Google Patents
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- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/36—Support for the head or the back
- A47C7/40—Support for the head or the back for the back
- A47C7/46—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
Abstract
Description
本願発明は、椅子に関するものである。 The present invention relates to a chair.
椅子の背もたれや座は様々の構造のものがあるが、事務用回転椅子の場合、一般に、合成樹脂製のシェルにクッションを張った構造のものと、フレームにネットを張った構造とが多用されている。 Chair backrests and seats come in a variety of structures, but office swivel chairs generally use a structure in which a cushion is stretched on a synthetic resin shell and a structure in which a net is stretched over a frame. ing.
また、いずれのタイプにおいても、背もたれについては、着座した人の腰や背を部分的に強く押すためのランバーサポートを設けることが行われている。バックフレームにネットが張られた構造の背もたれにおいてランバーサポートを設けたものとしては、例えば特許文献1が挙げられる。
ところで、椅子の背もたれについて見ると、背もたれに凭れ掛かった状態での座り心地を高めるには、背もたれのクッション性を向上させる必要がある。この点について、樹脂製の背板(インナーシェル)にクッション材を張った構造において、背板を着座者の体圧(背もたれ荷重)によって撓み変形する構造とすることによってクッション性を高めることが行われている。 By the way, when looking at the back of the chair, it is necessary to improve the cushioning property of the back to improve the sitting comfort when leaning on the back. In this regard, in a structure in which a cushioning material is stretched on a resin back plate (inner shell), the cushioning property can be improved by adopting a structure in which the back plate is bent and deformed by the body pressure (backrest load) of the seated person. It has been broken.
この場合、背板は背支柱に固定しているのが一般的であり、従って、背板は縦長中心線を挟んだ左右両側の部分が後方に曲がるように変形することになる。更に述べると、背板は一般に平面視で前向き凹状(弓形)に湾曲しているが、着座者の背もたれ荷重によって背板は平坦に近づくように変形することになり、全体として後方に移動するような変形は行われず、このためクッション性に劣る場合があった。 In this case, the back plate is generally fixed to the back column, and therefore the back plate is deformed so that the left and right side portions sandwiching the longitudinal center line bend backward. More specifically, the back plate is generally curved in a forward-facing concave shape (bow shape) in plan view, but the back plate is deformed so as to approach flatness due to the backrest load of the seated person, so that it moves backward as a whole. Therefore, there was a case where the cushioning property was inferior.
他方、特許文献1のようにバックフレームにバックシートを張った構造の椅子の場合、バックシートは着座者の背もたれ荷重によって伸びるように若干の弾性を有しており、このため、着座者が背もたれにもたれ掛かるとバックシートは後方に沈むように延び変形することになる。しかし、バックシートはピンと張った状態でバックフレームに取付けられているため、着座者の身体を包み込むような機能に乏しく、この点で座り心地を向上できない場合があった。
On the other hand, in the case of a chair having a structure in which a back seat is stretched on the back frame as in
また、特許文献2において、ランバーサポートはバックフレームに固定した支持体に取付けられているが、支持体は剛体構造であるため、ランバーサポートによる突き上げ感が強すぎる場合があった。
Further, in
本願発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。 This invention makes it a subject to improve such a present condition.
本願発明者は、前記の課題を解決すべく、各請求項の構造を創作した。このうち請求項1の発明は、背もたれ又は座若しくは両方を、表裏に開口したフレームで身体受け部を支持した構造としている椅子において、前記身体受け部は、少なくとも、着座した人の体圧が掛かると当該体圧の作用方向に沈むように弾性変形する板状支持体を備えており、この板状支持体の周縁部を前記フレームに取付けている。
The inventor of the present application created the structure of each claim in order to solve the above-described problems. Of these, the invention according to
請求項2の発明は、請求項1において、前記身体受け部は、前記板状支持体に加えて、可撓性を有する(すなわち、折り畳み自在)シート状支持体を備えており、着座した人の体圧がシート状支持体を介して板状支持体で支持されるようになっている。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the body receiving portion includes a sheet-like support body having flexibility (that is, foldable) in addition to the plate-like support body. The body pressure is supported by the plate-like support via the sheet-like support.
請求項3の発明は請求項2の発明を背もたれに適用したものであり、前記フレームは背もたれを構成するバックフレームであって、前記板状支持体の前面又は裏面に、着座した人の腰又は背を集中的に押すランバーサポートを配置している。
Invention of
請求項1の発明によると、フレーム構造の背もたれ又は座において、着座者の身体は弾性変形する板状支持体で支持されるが、板状支持体はその周縁部がフレームに取付けられていることにより、板状支持体は、背もたれの場合は全体として後方に沈むように変形し、座の場合は全体として下方に沈むように変形する。このため、着座者に高いフィット感を与えて座り心地を向上させることができる。また、板状支持体は、予め人の身体にフィットする形状に製造できるため、ネット状のバックシートのみで支持する場合に比べてもフィット性を向上できる。
According to the invention of
請求項2のようにシート状支持体と板状支持体とを併用すると、シート状支持体を単体のみで使用する場合に比べて弾性変形しやすい構造にしておくことにより、より高いフィット性とクッション性とを確保することができて、より好適である。
When the sheet-like support and the plate-like support are used in combination as in
また、請求項3のように背もたれに適用してランバーサポートを設けると、ランバーサポートも着座者の背もたれ荷重によって弾性に抗して後方に移動するため、ランバーサポートによる過度の突き上げ感をなくして着座者に快適な座り心地を提供することができる。
In addition, when the lumbar support is provided by applying to the backrest as in
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は椅子の背もたれに適用している。 Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. This embodiment is applied to the backrest of a chair.
(1).第1実施形態の概要
図1〜図10では第1実施形態を示している。図1は椅子の全体斜視図、図2(A)は正面図、図2(B)は部分的な背面図、図3は左側面図である。これらの図面から理解できるように、本実施形態は事務用等の回転椅子に適用しており(勿論、パイプ椅子等の非回転式椅子や講堂用椅子のような固定式椅子にも適用できる)、椅子は、キャスター及びガスシリンダ式脚柱を備えた脚1と、脚柱の上端に固定した支持ベース2と、座3と背もたれ4とを備えている。
(1) Outline of First Embodiment FIGS. 1 to 10 show the first embodiment. 1 is an overall perspective view of the chair, FIG. 2A is a front view, FIG. 2B is a partial rear view, and FIG. 3 is a left side view. As can be understood from these drawings, the present embodiment is applied to a rotating chair for office use or the like (of course, it can also be applied to a non-rotating chair such as a pipe chair or a fixed chair such as a lecture chair). The chair includes a
支持ベース2は上向きに開口した箱状の形態であり、その前部には中間支持体5が左右長手の第1軸6によって傾動自在に取付け(連結)されており、座体3はこの中間支持体5に前後位置調節可能に装着されている。また、支持ベース2の前後略中間部には背受け部材7が左右長手の第2軸8によって後傾動自在に連結されており、背受け部材7の前後中途部と中間支持体5とは左右長手の第3軸9によって相対傾動自在に連結されている。
The
詳細は省略するが、第1軸6は支持ベース2に対して前後動可能に挿通されており、かつ、第1軸6は支持ベース2の内部に配置したばね(図示せず)によって後方から支持されている。このため、座体3は背もたれ4の後傾動に連動して(シンクロして)後傾しつつ後退動する。
Although not described in detail, the
背受け部材7と支持ベース2とはガスシリンダ10で連結されており、ガスシリンダ10をロック状態とフリー状態とに切り換え操作することにより、背もたれ4は、背受け部材7の外面側に配置したレバー11の回動操作により、自在に後傾動するフリー状態と任意の姿勢で後傾不能に保持されたロック状態とに切り換えることができる。図示していないが、ガスシリンダの前端部は支持ベースの後端部に突設したブラケットにピンで回動可能に取付けられている。
The
図2(B)及び図3に示すように、背受け部材7の左右後部に後方及び下方に開口した凹部(或いは段部)24を形成して、この凹所24にガスシリンダ10を操作するためのレバー11が配置されている。このように構成すると、レバー11がバックフレーム13の外側にはみ出ることを防止できるため、体裁が良いと共に例えば人の衣服がレバー11に引っ掛かるといったことも防止でき、更に、ランバーサポート15の操作部15aとの干渉を回避できる利点がある。
As shown in FIGS. 2B and 3, a recess (or step) 24 that opens rearward and downward is formed in the left and right rear portions of the
レバー11は、図2(B)に一点鎖線で示す回動構造を採用することもできる。すなわち、レバー11を中心軸11aと平行な偏心軸11cに取り付けて、偏心軸11cと中心軸11aとを連結体11bで連結することにより、全体としてクランク状の回動構造にしたものであり、中心軸11aは背受け部材7に軸受けを介して回転自在に取付けられている。この場合は、背受け部材7には必ずしも凹所24を形成する必要はない。なお、レバー11は背受け部材7の片側(一般には右側が多い)に設ければ良いことは言うまでもない。
The
背もたれ4は、サイドメンバー13a及びその上端に繋がったアッパーメンバー13bとから成るバックフレーム13と、このバックフレーム13に被さった袋状のバックバックシート14を備えている。バックフレーム13は背もたれ4の外形を構成するもので、バックフレーム13で囲われた部分は前後に開口して空間になっている(例えば左右のサイドメンバー13aを上下途中高さ位置で連結する中間メンバーを備えていても良い)。
The
バックシート14は、着座者の背中が当たる表面部14aとその裏側に位置した裏面部14bとを備えており、両者の間には空間が空いている。そして、表面部14aと裏面部14bとの間の空間に、主として着座者の腰椎を支持するランバーサポート15が上下動自在に配置されている。ランバーサポート15は、その裏側に配置した板状支持体16に上下動自在に取り付けられている。本実施形態では、板状支持体16とバックシート14とが身体受け部を構成している。
The
そして、ランバーサポート15はバックシート14の外側に露出する操作部(アーム部)15aを備えており、バックシート14の左右側部下部(下コーナー部)には、ランバーサポート15の操作部15aを露出させるための切欠き17が形成されている。
The
なお、バックフレーム13のアッパーメンバー13bはサイドメンバー13aとは別部材に構成しているが、サイドメンバー13aとアッパーメンバー13bとを単一部材とすることも可能である。
The
(2).背もたれの詳細
次に、背もたれの詳細を図4以下の図面も参照して説明する。図4(A)はバックシートを省略した状態での正面図、図4(B)(C)は板状支持体16の取付け例を示す断面図、図5は背受け部材7の斜視図、図6のうち(A)はバックシート14の取り付け状態を示す側断面図、(B)はバックシート14の取り付け手順を示す図、図7のうち(A)は図2のVIIIA-VIIIA 視断面図、(B)は図2のVIIIB-VIIIB 視断面図、図8のうち(A)はランバーサポート15とその板状支持体16との分離斜視図、(B)はランバーサポート15を板状支持体16に取り付けた状態の斜視図、(C)は(B)のC−C視断面図、図9のうち(A)は板状支持体16及びランバーサポート15の要部背面図、(B)はランバーサポート15の部分斜視図、図10のうち(A)は図10のXIIA-XIIA 視断面図、(B)は図10のXIIB-XIIB 視断面図、(C)は図10のXIIC-XIIC 視断面図、(D)は(A)のD−D視断面図である。
(2) Details of the backrest Next, the details of the backrest will be described with reference to FIG. 4 and subsequent drawings. 4 (A) is a front view with the back sheet omitted, FIGS. 4 (B) and 4 (C) are cross-sectional views showing examples of mounting the plate-
図5から容易に理解できるように、背受け部材7は、左右の前向きアーム7aを備えており、このアーム7aの上面にブリッジ状ブラケット22をねじ止めで固定している。背受け部材7はその左右アーム7aの先端が第2軸8によって支持ベース2に連結されており、ブリッジ状ブラケット22に取り付けた軸受け部材(図示せず)に第3軸9が保持されている。第3軸9は背受け部材7に直接に連結することも可能である。
As can be easily understood from FIG. 5, the
背受け部材7はアルミダイキャストのような金属の一体成形品であり、その後部は平坦部7bとなっており、平坦部7bの後端にはその上下にはみ出た後ろ壁部7cが左右略全長にわたって延びるように形成されている。平坦部7cの上面のうち後ろ壁部7cの手前側には左右に分離した土手部7dが上向きに突設されており、土手部7dと後ろ壁部7cとの間が、バックシート15の下端を固定するための縁部材固定部7eになっている。
The
背受け部材7の左右両端部後部には、バックフレーム13のサイドメンバー13aを取付けるための起立部7fを設けている。起立部7fはバックフレーム13のサイドメンバー13aと同じ平面形状であり、サイドメンバー13aは連結軸23を介して起立部7fに固定されている。バックフレーム13のサイドメンバー13aは断面楕円形の中空パイプを素材として製造しており、その下端の内部には、連結軸23を嵌めるための中子体(図示せず)が固着されている。
詳細は省略するが、背受け部材7は下向きに開口しており、その内部に、ガスシリンダ10を取付けるための金具25や、ガスシリンダ10を操作するための操作軸、操作軸を保持する軸受け部材等を配置している。
Although details are omitted, the
背受け部材7の起立部7fとバックフレーム13のサイドメンバー13aとはビスによって連結軸23に抜け不能に保持されている。バックフレーム13のアッパーメンバー13bとサイドメンバー13aとは、両者に貫通した中子体(図示せず)を介して連結されている。なお、バックフレーム13を背受け部材7と一体構造とすることも可能である。逆に、背受け部材7を複数のパーツで構成することも可能であり、更に、背受け部材7は板金製や樹脂製とすることも可能である。
The standing
バックシート14は適度の空隙を有する織地又は編地を素材として製造されており、表面部14aと裏面部14bとの左右側部は縫着や融着によって一体に繋がっている。そして、図6や図7に示するように、表面部14aの下端縁と裏面部14bの下端縁とは、それぞれ樹脂板又は金属板から成る平面視弓形(緩い曲率の三日月状)の縁部材20,21に縫い付け(溶着や接着でも良い)によって離脱不能に固定されている。縁部材20,21は背受け部材7における縁部材固定部7eに殆どずれない状態に嵌まる寸法に設定されている。
The
図5及び図6に示すように、本実施形態では、表面部14aに固着した縁部材20に複数本(4本)のボルト(ねじ軸)31を左右適宜間隔で下向き突設する一方、裏面部14bの下端に固着した縁部材21にはボルト31が貫通する通穴32を形成しており、両縁部材20,21を重ねた状態でボルト31を背受け部材7に設けた取付け穴33に上方から貫通して、ボルト31にナット34をねじ込むことにより、両縁部材20,21を背受け部材7に共締めしている。勿論、バックシート14は他の方法で背受け部材7に固定してもよい。
As shown in FIGS. 5 and 6, in the present embodiment, a plurality of (four) bolts (screw shafts) 31 are protruded downward at right and left intervals on the
板状支持体16は、合成樹脂製であり、左右横長でかつ中間部に行くに従って上下巾が狭くなっている。また、撓み変形を容易ならしめる弱化手段の一例として、左右両端部に外向きの凹所を形成して当該左右両端部を二股状に形成することによって4本の足部16aを形成しており(すなわち、正面視で略横長X字状に形成しており)、各足部16aの先端をバックフレーム13のサイドメンバー13aに取付けている。板状支持体16は前後方向に撓み変形可能な柔構造になっており、このため、板状支持体16も背もたれ4のクッション性を担っている。
The plate-
板状支持体16の取付け手段としては、図4(B)に示すように、ビス16bでサイドメンバー13aの前面に固定しているが、図4(C)に変形例として示すように、サイドメンバー13aの内側面又は裏面にブラケット16cを溶接等によって固定し、このブラケット16cの前面又は裏面にビス16bで固定することも可能である。
As shown in FIG. 4B, the plate-
ランバーサポート15は合成樹脂製であり、例えば図7及び図8から理解できるように、ランバーサポート15のうち着座した人の身体に当たる支持部は正面視で楕円形でかつ平面視では前向き凹状に湾曲しており、支持部の下部に左右に延びる操作用アーム15bを一体に形成し、操作用アーム15bの先端を操作部15aとしてバックシート14の切欠き17から露出させている。
The
また、ランバーサポート15を上下動自在に支持するガイド手段として、板状支持体16に上下長手のガイド溝36とその下方に位置した第2突起37とを形成する一方、ランバーサポート15の裏面に、ガイド溝36に嵌合する頭38a付き第1突起38と、板状支持体16の第2突起37を左右ずれ不能に挟み保持する左右一対のガイドレール部39を形成している。本実施形態では、ガイド溝36と第1突起38とは主ガイド手段を構成し、第2突起37とガイドレール部39とは補助ガイド手段を構成している。
Further, as a guide means for supporting the
第1突起38は上下に2本あってガイド溝36に摺動自在に嵌まる太さであり(上下に長い1つの板状支持体に形成しても良い)、頭38aはガイド溝36の溝幅よりも大きい外径である。頭38aは正面視で円形に形成されており、板状支持体16への頭38aの嵌め入れを許容するため、板状支持体16には、ガイド溝36の下端と連通した円形の窓穴40を開けている。
The
この場合、窓穴40の内部に、窓穴40の内周面とは間隔を隔てて分離している舌片40aを、その上端が自由端となって下端が付け根となるように形成し、かつ、舌片40aの下端の付け根40aを細巾に形成している。換言すると、舌片40aは団扇状に形成されている。
In this case, a
ランバーサポート15は、舌片40の弾性に抗して第1突起38を窓穴40に挿入してから上方にスライドさせることにより、板状支持体16にワンタッチ的に取付けることができる。板状支持体16の舌片40aは弾性変形するため第1突起38の挿入には支障はなく、かつ、第1突起38を上方にスライドさせると舌片40aが元の姿勢に戻ることにより、第1突起38が下降しても窓穴40には入り込まず(すなわち舌片40aがストッパーとして働き)、このため、ランバーサポート15を下端まで下降させても外れることはない。
The
ランバーサポート15のうち第1突起38を挟んだ左右両側に側面視後ろ向き山形の爪41が形成されている一方、板状支持体16には爪41の先端が当たる凹凸部42を形成している。爪41の左右両側はスリット43で分断されており、このため弾性に抗して前後方向に移動し得る。このため、ランバーサポート15を軽い力で段階的に高さ調節することができる。
On the left and right sides of the
ランバーサポート15の操作部15aはバックフレーム13のサイドメンバー13aの外側にはみ出しており、このはみ出し部分を後ろ向き凸の碗状に形成している。これは、操作部15aにある程度のボリュームを持たせて人が掴みやすくするため、及び、碗状の部分をサイドメンバー13aの外側面に当てることによって上下動をガイドさせるためである。操作部15aはサイドメンバー13aからはみ出ない構成とすることも可能であり、この場合は、操作部15aはフラットのままでも良いし、前向き凸の碗状に形成してもよい。
The
以上の構成において、着座した人が背もたれ4にもたれ掛かると、人の体圧(凭れ荷重)はバックシート14に作用し、背もたれ荷重のうちの一部はランバーサポート15を介して板状支持体16で支持される。そして、例えば図10(B)一点鎖線で示すように、板状支持体16は全体として後方に沈むように弾性変形するため、着座者に対して高いフィット性とクッション性とを与えることができ、これにより、過度の突き上げ感を無くして快適な座り心地を得ることができる。
In the above configuration, when a seated person leans against the
なお、人が椅子を使用する場合、背もたれ4に凭れ掛かってロッキングさせることなく、ランバーサポート15に腰を当てて上半身を略直立させた姿勢で作業(例えばパソコンの操作)を行うことも多いが(実際にはこのような使用態様が多い)、この状態でランバーサポート15が板状支持体16の弾性に抗して若干ながら後退し得るため、突っ張り感を無くして快適な座り心地を得ることができる。
In addition, when a person uses a chair, the user often performs a work (for example, operation of a personal computer) in a posture in which the upper body is substantially upright by placing the waist on the
なお、身体受け部としてバックシート14と板状支持体16とを併用する場合、背もたれ荷重はバックシート16によって広い面積で支持されるため、板状支持体16はランバーサポート15の箇所のみに位置するように上下巾が小さいもので構わない。
When the
(4).第2実施形態(図11)
図11では、本願発明の第2実施形態を示している。この例でもバックシート14は袋状に形成されており、バックシート14の中空部内に、合成樹脂製の板状支持体16とランバーサポート15とが配置されている。板状支持体16には、変形容易化手段として多数のスリット46が形成されており、左右端部でかつ下部が、バックフレーム13のサイドメンバー13aにブラケット47を介して固定されている。板状支持体16の左右側部は殆ど撓み変形しない剛体構造になっている。
(4). Second embodiment (FIG. 11)
FIG. 11 shows a second embodiment of the present invention. Also in this example, the
この実施形態では、ランバーサポート15は第1実施形態とは異なって殆ど撓み変形しない剛構造になっており、ランバーサポート15を板状支持体16の裏側に配置している。図面では表示していないが、この例では、板状支持体16に第1突起38が形成され、ランバーサポート15にガイド穴36が形成されることになる。また、符号48で概念的に示すように、上下長手の上下長手のレールからなるガイド手段が上下長手の中心線を挟んだ左右両側に配置されている。
In this embodiment, the
第1実施形態で説明したガイド穴36と第1突起38とから成るガイド手段、或いは、第2突起37とガイドレール部39とからなる補助ガイド手段は、板状支持体16及び操作アーム15bの左右側部に形成したり、左右両側部と中間部との3カ所に形成するなどしてもよい。また、ガイドレール部に代えて長溝を採用してもよい。要は、ランバーサポート15のガイド部と支持体のガイドとが嵌まり合って上下方向に相対動したら良いのである。
The guide means composed of the
(5).第3〜第4実施形態(図12〜図13)
図12では板状支持体の変形例である第3実施形態を示している。この実施形態では板状支持体16はバックフレーム13との間に若干の間隔が空く程度の広い面積に形成されており、また、変形容易化手段の一例として左右外向きに開口した凹所16dを形成している。前記両実施形態と同様にバックシート14を備えている。
(5). Third to fourth embodiments (FIGS. 12 to 13)
FIG. 12 shows a third embodiment which is a modification of the plate-like support. In this embodiment, the plate-
なお、バックシート14と板状支持体16とは荷重が掛かっていない状態で密着させておいても良いし、背もたれ荷重が掛かってからバックシート14が板状支持体16に当たるように設定しておいても良い。また、板状支持体16をバックフレーム13に取付ける位置は特に限定はなく、バックフレーム13のアッパーメンバー13b及びリアメンバー13cに取付けても良いし、或いは、バックフレーム13の4つのコーナー部に取付けるなどしても良い。
Note that the
図13に示す第4実施形態は板状支持体16の撓み変形容易化手段の別例であり、このうち(A)に示す例では、板状支持体16の側縁部に湾曲部16eを形成している。また、(B)に示す例では、サイドメンバー13aの前面と板状支持体16との間に間隔を空けている。
The fourth embodiment shown in FIG. 13 is another example of means for facilitating the deformation of the plate-
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、必ずしもバックシートは必要はなく、板状支持体にクッション材を張った構造とすることも可能である。例えば背もたれに適用する場合、複数の板状支持体を上下に分けて配置することも可能である。
(6). Others The present invention can be embodied in various ways other than the above embodiment. For example, a back sheet is not necessarily required, and a structure in which a cushion material is stretched on a plate-like support may be used. For example, when applying to a backrest, it is also possible to arrange | position a several plate-shaped support body separately on upper and lower sides.
2 支持ベース
3 座体
4 背もたれ
7 背受け部材
13 バックフレーム
13a サイドメンバー
14 身体受け部を構成するバックシート
15 ランバーサポート
16 身体受け部を構成する板状支持体
16a 足部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記身体受け部は、少なくとも、着座した人の体圧が掛かると当該体圧の作用方向に沈むように弾性変形する板状支持体を備えており、この板状支持体の周縁部を前記フレームに取付けている、
椅子。 A chair having a structure in which a backrest or a seat or both support a body receiving portion with a frame opened on the front and back,
The body receiving portion includes at least a plate-like support body that is elastically deformed so as to sink in the action direction of the body pressure when the body pressure of a seated person is applied, and the peripheral portion of the plate-like support body is attached to the frame. Installing,
Chair.
請求項1に記載した椅子。 The body receiving portion includes a sheet-like support body having flexibility in addition to the plate-like support body, and the body pressure of a seated person is supported by the plate-like support body via the sheet-like support body. It has become so,
The chair according to claim 1.
請求項2に記載した椅子。 The frame is a back frame that constitutes a backrest, and a lumbar support that intensively presses the waist or back of a seated person is disposed on the front surface or the back surface of the plate-like support.
The chair according to claim 2.
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JP2004379572A Pending JP2006181205A (en) | 2004-12-28 | 2004-12-28 | Chair |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009106420A (en) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Itoki Corp | Chair with backrest |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10211051A (en) * | 1997-01-30 | 1998-08-11 | Okamura Corp | Lumbar support device |
JP2001299501A (en) * | 2000-04-27 | 2001-10-30 | Itoki Crebio Corp | Framed backrest or seat body of chair |
JP2002065794A (en) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Taiyo Kogyo Corp | Health improving implement |
JP2003284621A (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-07 | Kokuyo Co Ltd | Chair |
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-
2004
- 2004-12-28 JP JP2004379572A patent/JP2006181205A/en active Pending
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