JP2006180504A - 超音波変換生成方法による音響再生スクリーン - Google Patents

超音波変換生成方法による音響再生スクリーン Download PDF

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Abstract

【課題】超音波に載せて伝送される音声信号を、超音波から分離し音声信号を再生する超音波変換再生装置の構造を提示することによって、構造が簡単ながら変換効率が極大化された超音波変換再生方法による音響再生スクリーンを提供する。
【解決手段】超音波変換再生方法による音響再生スクリーンは、音声信号の載せた超音波が入射されると音声信号を反射する振動体を備え、所定の体積を有する少なくとも1つのセルと、セルが連続的に連結されたマトリックス構造のスクリーンとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波に載せて伝送される音声信号を再生する装置に関し、詳細には超音波変換再生方法による音響再生スクリーンに関する。
音声信号を遠距離送信するために用いられる方法のうち、超音波に音声信号を載せて送信する方法がある。このような方法は、最初、潜水艦のような軍事用に開発され、最近では一般の家庭用および産業用スピーカとして開発されている。
超音波は可聴周波数より高い20kHz以上の周波数を有する音波のことを言う。音声信号を超音波に乗せて伝達する場合、通常の音声に比べて強度が高く、且つ方向性のある音源を得ることができる。
超音波の性質を用いた従来のスピーカは、主に、音波を超音波で振幅変調する方法を使用している。スピーカの出力信号は、媒質の非線形性によって伝達される過程で人が聴くことのできる可聴帯域の音声信号に変換される。
従来の超音波音源は音波を遠くへ伝送したり、特定の一点に向かうように指向性を持たせることができるが、超音波信号に載せられた音声信号のパワーの一部だけが実際に伝達されるものであり、一般のスピーカに比して強力な出力を出す必要がある。従って、一般の可聴帯域の音声信号のみを出力するスピーカに比べて人が聴取するための音源としては不適な部分がある。
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、超音波に載せて伝送される音声信号を超音波から分離し、音声信号を再生する超音波変換再生装置の構造を提示することによって、構造が簡単ながら変換効率が極大化された、超音波変換再生方法による音響再生スクリーンを提供することにある。
前述の目的を達成するために本発明に係る音響再生スクリーンは、音声信号を載せた超音波が入射すると前記音声信号を反射する振動体を備え、所定の体積を有する少なくとも1つのセルと、前記セルを連続的に連結したマトリックス構造のスクリーンとを含む。
好ましくは、前記スクリーンは、スクリーンの直径と音声信号の波長との比率であるウェーブサイズが1より大きく、音声信号の周波数は10Hzより大きく10kHzより小さいことが好ましい。
前記セルは、前記超音波が入射するとこの超音波により振動しながら前記音声信号を反射する、弾性力のある平板状の薄膜弾性体と、前記弾性体の振動の一方向の変位を制限するために、前記弾性体と所定間隔離れて前記弾性体と平行に設けられた網構造の連続する穴を有する堅固なネットとを含むことが好ましく、さらには、前記弾性体は薄膜のフィルムで構成することが好ましい。
なお、薄膜フィルムの厚さと、薄膜フィルムの密度と、超音波の角速度とを掛けたものである薄膜フィルムの機械的なインピーダンスは、空気のインピーダンスとほぼ同一であることが好ましい。
本発明の他の実施形態に係る前記セルは、前記超音波が入射すると前記超音波により振動しながら前記音声信号を反射するホーン(horn)と、前記ホーンの振動が伝わる方向の反対方向の変位を有し、前記ホーンを支持するシリンダあるいはドーム構造の弾性力のあるシェル(shell)と、前記ホーンおよび前記弾性力のあるシェルに連結され、前記ホーンの振動を前記弾性力のあるシェルに伝える支持体と、前記弾性力のあるシェルを支持し、前記入射する超音波による前記弾性力のあるシェルの振動が可能になるよう設けられる網構造の連続する穴を有す堅固なネットとを有することを特徴とする。
前記ホーンは平板の円型ディスク状であり、前記支持体は前記ホーンの中心と前記弾性力のあるシェルの中心に連結され、直線状の剛性部材で構成されることが好ましい。
本発明の更なる実施形態に係る前記セルは、前記超音波が入射すると前記超音波により振動しながら前記音声信号を反射する、弾性力のある平板状の薄膜弾性体と、磁場が形成される所定空間が特定されるよう前記弾性体と前記空間を取り巻き、前記弾性体の振動により電流が誘導されるコイルと、前記コイルの両端末に連結され、前記コイルに誘導された電流が流れる方向に沿って前記弾性体の振動を制限するダイオードとを含むことを特徴とする。
前記弾性体は、弾性力のある薄膜であることが好ましい。
本発明の更なる実施形態に係る前記セルは、前記超音波から変換された電気的な信号から前記超音波のエンベロープ(envelope)を抽出するデータ処理部と、前記超音波を受信し電気的な信号に変換し、前記エンベロープが伝達されて音声信号に変換し出力する振動部とを含むことを特徴とする。
前記振動部は、前記入射する超音波を受信し電気的な信号に変換し前記データ処理部へ出力する受信部と、前記データ処理部から抽出された前記エンベロープを音声信号に変換して出力する送信部とを含むことができる。
また、前記データ処理部は、前記電気的な信号から所定周波数以上の信号を分離する高域通過フィルタと、前記高域通過フィルタの出力から前記エンベロープを抽出する整流器と、前記整流器から出力される前記エンベロープで所定の周波数以下の信号を分離する低域通過フィルタとを含み、前記電気的な信号を所定の利得で増幅し前記高域通過フィルタに出力する第1増幅器と、前記低域通過フィルタの出力を願望する所定の出力を有するよう所定の利得で増幅する第2増幅器とを更に含むことができる。
前記振動部は、前記超音波が入射すると前記超音波により振動しながら前記音声信号を反射する弾性力のある平面上の薄膜の第1フィルムと、前記第1フィルムの内側および外側に取り付けられ、前記第1フィルムの振動により電気的な信号を誘起し、前記データ処理部に連結される第1および第2メタル層と、前記第2メタル層に取り付けられ、前記第1フィルムの振動に共振を発生させる平板状の第2フィルムと、前記データ処理部の出力に連結され、前記第2フィルムの内側に所定間隔の空間が形成されるべく前記空間の内側および外側に形成され、前記第2フィルムと平行し平板状である第3および第4メタル層とを含む。
ここで、前記第1フィルムは圧電フィルムであり、前記第2フィルムはポリエチレンフィルムであることが好ましい。
本発明によると、第1に、音響再生スクリーンは、音が響く全体空間のうち任意の一定領域へ大部分の音を伝達する。その結果、聴取者は自分の前、あるいは後から実際のような3次元音響空間を感じることができる。
また、仮想音響空間を極めて高い空間的解像度(resolution)を有するものとすることができる。即ち、これを介して1つのバンドの各楽器の位置を示すことができる。
第2に、本発明のスピーカは動いている仮想の音源のような特別音響効果を生成できる。
第3に、音声スペクトラムの低周波領域の生成において際立つ特性を示す。
第4に、本発明の音響再生スクリーンは簡単な構造により製造され、壁紙のよう薄く製造することができるので設置および運用の容易性を確保できると共に、スクリーンの材質により映像スクリーンとしても活用できる。この場合、観覧者は例えば車や動物のような自分が見ているものの音源位置からの出力を正確に聴取できる。
以下、添付の図面に基づいて本発明の好適な実施形態を詳述する。
図1は本発明に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの構成を示す斜視図である。
本発明の音響再生スクリーン100はマトリックス(matrix)構造のスクリーン形状に形成され、簡単にスピーカとも呼ぶ。本発明のスクリーン100は、その正面以外の場所に位置してスクリーン100に超音波を放射する少なくとも1つのセットの小さい超音波音源(図示せず)と共に動作する。
非線形の超音波音源(図示せず)により生成される信号は人が感知できない超音波帯域の信号であり、振幅変調により可聴帯域の音声信号を含む。
スクリーン100は、単位セル101が連続し集積されたマトリックス構造であり、各セル101は所定の幅と面積を有している。
スクリーン100に達した超音波は、スクリーン100の各セル101の整流動作により変換されながら反射し、反射された音波は整流された形態で聴取者が聴取できる可聴帯域の音声信号を含む。なお、スクリーン100の各セル101は整流器として動作する。
スクリーン100からの音声信号はまるでスクリーン100の裏の仮想音源(図示せず)から伝達されるよう感じられる。反射された可聴帯域の音声信号は入射する超音波に含まれた位相情報をそのまま維持する。
スクリーン100によって反射される音声信号を含む超音波は、少なくとも1つの装置(図示せず)から生成されスクリーン100に向うように構成することができる。
セル101は、大きく受動装置であるセルと能動装置であるセルとに分けられる。
受動装置および能動装置であるセルは、入射する超音波のエネルギーを音声信号のエネルギーに変換する。
受動装置は、スクリーンそのものであることからいかなるエネルギー供給も必要としない。係る受動装置の長所は、スクリーン100のセル101が比較的に単純であるところにある。
能動装置であるセル101は、動作のための電源供給が必要である。しかし、各セル101での電源消費は比較的に小さい。かかる能動装置の長所は聴取者が高強度超音波にさらされることを防止するところにある。
また、本発明のスクリーン100は、各セル101の動作に基づいて独立して動作するものと全体的に動作するものとに分けられる。
また、スクリーン100は、機械的な動作原理によるものと電磁気的な原理によるものとに分けられる。そして、整流子として動作することにおいて、波の変位を整流するか、あるいは速度を整流するかに分けて分類できる。
以下、本発明の音響再生スクリーン100の全体動作を説明し、このために超音波音源(図示せず)からの超音波信号を反射して音声信号を出力する各セル101を1つのコンパクトスピーカと見なして詳説する。
本発明のスクリーン100は、主に各セル101が音声信号の高周波領域を担当し、各セル101を合わせた全体スクリーン100が低周波領域を担当し音を再生する。全てのセル101は個別に駆動される。
図1に図示された音声再生スクリーン100によると、スクリーン100裏側に位置する仮想の音源(図示せず)により生成される、真に迫った音響空間を再生することができる。係る効果はHuygens−Fresnel理論に基づく。
Huygens−Fresnel理論によると、スクリーン100裏に仮想の音源(図示せず)が存在し、仮想の音源(図示せず)によりスクリーンの前面から2次元音源が生成され、このような2次音源により聴取者が音を聴取できるように感じられる。
スクリーン100のセル101は2次元音源に当る。即ち、Huygens−Fresnel理論によると、実際の音源がスクリーンの裏に位置し、仮想の2次音源がスクリーンの前面に位置する一方、本発明によると、スクリーン100の裏に仮想の音源が存在し、スクリーン100にセル101という実際音源が存在する。各セル101での音声信号の振幅と位相を適切に選択調整すれば、聴取者に音源到達の効果は同一である。聴取者はスクリーン100の裏に存在する仮想の音源(図示せず)から音声信号が伝達されるよう感じられる。
以下、音響再生スクリーン100が連続システムとして動作するための各セル101の大きさについて説明する。ここで、スクリーン100の全体がセル101に覆われている。なおセル101の大きさというのは各セル101の幅を指す。
理論的には人の聴取できる周波数fは約20kHzである。この周波数に対応する波長の長さは周波数fで音速(c=330m/s)を割ることによって算出することができる。その結果、約2cmである。
本発明に係るセル101の大きさが前記波長の半分である1cmより小さければ、セル101の配列は連続的なものであり、スクリーン100の個別に区分付けられた特性に基づいた効果は無視できる。
しかし1cmという大きさは実質的に大きいものである。実質的な可聴周波数の閾値ははるかに低い。少なくとも10kHzより低い周波数は、それが情報を有するものとみなすことができる。この場合、セル101の大きさは約2cmとなる。
1cmの幅を有するスクリーン100は連続的に動作することができ、全ての可聴周波数領域で実質的な3次元音声現場を生成することができる。さらに、セル101の大きさが約5cm〜7cm程度であれば、3次元音声を生成するのに十分である。
以下、可聴帯域の音声信号のうち低周波領域での動作について説明する。
高周波数と低周波数の音声信号を生成する過程において主な違いは、スピーカの直径と波長の比率であるスピーカのウェーブサイズと関連する。ウェーブサイズが1より大きければスピーカの音声出力は効率的である。しかし、ウェーブサイズの値が1より小さければ、スピーカの音声出力の効率は著しく落ちる。この状況でスピーカに適用される空気負荷(Air load)は極めて低くなる。それは小さい質量に適用された強い力と同様、振動の振幅は大きく、空気の負荷により伝達されるエネルギーは小さくなる。
各セル101の観点から、5kHz〜10kHzの周波数より小さい周波数に関して、セル101のウェーブサイズは小さいものである。しかし、全体スクリーン100の動作を測定するためにはスクリーン100のウェーブサイズを考慮すべきであり、全体スクリーン100のウェーブサイズはセル101と異なって特定される。もし、スクリーン100が十分に大きければ、スクリーン100のウェーブサイズは約100Hz程度までは十分であるものの、100Hzより小さい周波数については小さくなる。この値は相対的に小さいので、10Hz〜100Hz帯域でのスクリーン100の効率は各セル101に対応されるオーディオチャネルの簡単な振幅補正により増大される。
以下、本発明の音響再生スクリーン100の各セル101について他の実施形態について詳説する。
図2A、図2B、及び図2Cに示すように、超音波変換の再生方法による音響再生スクリーンの各セルの断面図である。
同図における音響再生スクリーン100は、各セル200が個別で機械的に動作し、外部電源によらない受動システムであって、FN(Film−Net)とも呼ぶ。各セル200は、その内部に別のスピーカを含んでいない。外部からの音声を超音波に載せてスクリーン100の前面に向わせた場合、スクリーン100は音声信号のみを反射する。図2A、図2B,および図2Cはそのセル200の断面を示したものである。
以下、図2A,図2B、および図2Cの各構成応訴の動作と特徴を説明する。図2Aに示すように、本発明の一実施の形態に係る音響再生スクリーン100の各セル200は、前面に薄膜のフィルム201を備え、所定の間隔(d1)離間した網構造の連続する穴を有する堅固なネット203を含む。薄膜フィルムはポリマーフィルムであることが好ましい。
セル200のフィルム201に向って超音波である入射波が伝達されると、フィルム201は入射波により振動する。図2Cに示すように、その波がネット203からフィルム201を引っ張るとそれは自在に動くようになる。そして、図2Bに示すように、その波がフィルム201をネット203に押すと、ネット203が堅固な状態であるためフィルム201により動かないことから、フィルム201のネット203側の変位ξは制限される。
フィルム201の振動により反射波が生成されることができる。明確に、フィルム201の応答が非線形であれば、反射は非線形の部分を含む。
フィルム201とネット203を含むセル200の動作はダイオードと同様に、波の変位ξを整流することができる。入射波は振幅変調されたものとして見なす。入射波と反射波の変位ξを表すグラフは図3の通りである。
図3Aおよび図3Bは図2のポリマーフィルムを使用する音響再生スクリーンの入射波と反射波の変位ξを示したグラフである。図3Aは、入射波の変位ξinを示しており、図3Bは反射波の変位ξrを示している。図3Aおよび図3Bの横軸は時間を、縦軸は各変位ξを示す。
図3Aに示したように、低周波の音声信号が高周波である超音波に振幅変調されたことが分かる。図3Bのグラフはフィルム201のネット203側の変位が制限されることにより整流された波形を示す。
反射波は低周波成分を含んでいる。もし、変位を用いて表示した入射波ξinが数1のようであれば、低周波成分の振幅は AΩ=Aω/πである。なお、πは円周率であり、Aωは入射波の振幅を示す。
Figure 2006180504
ここで、Ωは反射波の角速度であり、ωは入射波の角速度である。したがって、入射波の周波数fはf =ω/(2π) = 40 kHzであり、低周波成分の周波数Fは F =Ω/(2π) = 約1 kHzである。
図2Aの音響再生スクリーン100の反射波は図1における各セル101のスピーカと同一の役割を果し、図2Aの音響再生スクリーン100は図1と同一動作を行う。それ以降の動作は図1と同様である。
フィルム201は振動の振幅と同一振幅を有する超音波として振動する。このためにフィルム201は軽くなければならない。
フィルム201が与えられた情況で軽いかどうかを判断するためには、フィルム201の機械的インピーダンスを求め空気のインピーダンスと比較する。インピーダンスが空気のインピーダンスに近いというのは、フィルム201の材質による減衰がないことを意味する。
フィルム201の厚さhを2×10-6mとする場合、フィルム201のインピーダンスは数2から求められる。
Figure 2006180504
ここで、pは圧力、uは速度、aは加速度を示す。ωは入射波の角速度であり、pfはフィルムの密度を示す。例えば、フィルムの密度pfを103kg/m3とすると、Zfは空気のインピーダンスに近い5×102Pa*s/mになるので、適切なフィルム201に選択できる。
ネット203は一連の連続した穴を有する格子形態をなし、フィルム201の振動により形成される音波の境界領域である音声境界層(acoustic boundary layer)のサイズがネット203の穴より小さくなければならない。小さいことによりフィルム201の振動が可能となる。逆に、音声境界層のサイズがネット203より大きければネット203は壁のように作用する。
音声境界層δは数3に基づいて求められ、ネット203の穴はδより大きい。
Figure 2006180504
ここで、ωは入射波の角速度であり、ηは空気の動的粘度であって、3×10-5kg/(ms)であり、p0は空気の密度である。従って、δは約10-5mとなる
要するに、図2の音響再生スクリーン100は、約2ミクロン(micron)より小さい厚さを有するフィルム201と10-5mより大きい穴を有する堅固なネット203により具現される。フィルム201とネット203との間隔d1は超音波において波の変位より小さいことがよい。
図4A、図4B、および図4Cは、本発明の他の実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの断面図の一部である。図4Aは本発明の他の実施形態にかかる音響再生スクリーン400の一部を示した図であり、図4Bはスクリーン400の各セル410を示した図である。
図4Cは各セル410に含まれたシェル(shell)405の動きを説明するための図であって、半円のドーム構造のシェル405の頂点に超音波の入射による力が伝わった場合、シェル405が変位ξ1 だけの動きを表示する。
図4Aの音響再生スクリーン400は、複数のセル410が格子をなして1つのスクリーンを形成している。各セル410は、前面にディスク構造のホーン(horn)401があり、ホーン401の裏面に半円のドーム構造の弾性体であるシェル405が存在している。ここでホーン401とシェル405は針状の剛体である支持体403により連結されている。シェル405の裏面にはシェル405を支持する一連の穴が連結された網であるネット407が形成されている。
ホーン401は音声インピーダンス整合のためのものであり、平たいメタルディスクで具現できる。図2のフィルム201のインピーダンスと同様、空気と非線形素子であるホーン401との間のインピーダンス整合が必要である。
ホーン401のディスクは効果的な受信機または送信機として動作するためには空気中の波長に対応すべきサイズでなければならない。ディスクの共振周波数は搬送波である超音波周波数ωと同一でなければならない。ディスクの出力インピーダンスは支持体403に加えられた力と振動速度の比率であって、数4の通りである。
Figure 2006180504
ここで、Fは支持体403に加えられた力、uは振動速度、Z0は空気のインピーダンス、Sはホーン401の面積である。
シェル405は非線形の弾性特性を有する表面を形成し、超音波信号に乗せられた音声信号を分離する。シェル405の変位ξ1は圧力に対する2次関数であり、それは2次非線形の応答を行う。シェル405はドーム構造でなくとも弾性力のあるシリンダー構造であればよい。
支持体403はホーン401とシェル405の中心を繋ぐ1つの直線状であり、さらに、ホーン401境界の少なくとも1つの地点に接続され、それから延長された少なくとも1つの支持体が三角錐の形態をなし、前記三角錐の頂点から延長された支持体403がシェル405と連結された構造を持つ。係るホーン401の中心と三角錐の頂点を通って支持体403のシェル405に連結された縦断の直線は、ホーン401の中心に向ってネット407と直交している。
図4A、図4B、および図4Cにおける音響再生スクリーンは、図2のFN装置と類似した原理に基づいて動作する。ホーン401は非線形素子であるシェル405に連結される。シェル405は音声圧力Pと変位ξ1 との間に非線形の形態を持つ。変位ξ1の非線形特性により反射波は変調周波数Ωを含むこととなる。
図5は本発明の更なる実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの単位セルの斜視図である。
図5のセル510を単位構造にする音響再生スクリーンは電磁気誘導現像を用いる。
セル510は磁場中に位置し、所定の六面体であり、空気が占めている空間505の前面に弾性力のある薄い膜501が覆われている。空間505と膜501とを取り囲むようにしてコイル503が巻回されている。コイル503の両端は半導体であるダイオード(図示せず)と連結されている。
セル510は磁場中に位置し、入射する超音波により膜501が振動するときに共に振動するコイル503に電場が誘導される。もし、電場がダイオード(図示せず)の正の方向にバイアスされれば、電流がコイル503に沿って流れ、係る電流は膜501の振動を減衰させる。逆の方向にバイアスされれば、膜501は自在に動く。それにより振動速度が整流される。この場合膜501は十分軽くなければならない。
図5の他の実施形態は、膜501に所定の間隔をおいて他のフィルム(図示せず)をさらに一層形成することもできる。この場合、入射する超音波の周波数ωにより2つのフィルムによる振動に共振が発生すべく、2つのフィルム間の間隔を調整する。
図6Aおよび図6Bは、本発明の更なる実施形態に係る超音波変換再生方法により音響再生スクリーンの単位セルのブロック図である。
図6Aは本発明の他の実施形態に係る単位セル610を示し、単位セル610は超音波である入射波を受信する受信部601、データ処理部620、及び整流された音声信号を出力する送信部603を含む。
図6Bは、データ処理部620を示したものであり、第1増幅器621、高域通過フィルタ623、整流器625、低域通過フィルタ627、および第2増幅器629を含んでなる。
高域通過フィルタ623と低域通過フィルタ627は、信号の入力と出力との間の正帰還(positive feedback)を防止するためのものであって、高域通過フィルタ623は超音波帯域の所定周波数以上の信号のみを通過させるとき、30kHz以上の周波数信号をフィルタリングすることが好ましい。低域通過フィルタ627は可聴周波数帯域の信号をフィルタリングし、10kHz未満の周波数信号を通過させることが好ましい。
非線形素子として動作する整流器625は受信部601を介して入射した信号のエンベロープ(envelope)を追跡して検出する。従って、受信部601からの入射信号はデータ処理部620からの入射信号のエンベロープを検出して適した出力レベルで増幅し送信部603を介して出力する。
図6Aおよび図6Bの他の実施形態は、受信部601と送信部603が1つの装置である振動部(図示せず)として具現され、図7はその一例を示す。
図7は図6における音響再生スクリーン単位セルの他の実施形態に係る断面図である。
同図に示したように、受信部601と送信部603は1つの構造物である振動部700から形成される。振動部700は、所定厚さの第1フィルム701、該第1フィルム701の内側および外側には第1および第2メタル層705、707が形成されている。内側の第2メタル層707の内側には振動モードを形成するための第2フィルム703が形成されている。第1フィルム701は圧電フィルムからなることが好ましく、第2フィルム703はポリエチレンフィルムであることが好ましい。
第2フィルム703の内側には空気が充填されている空間709が存在し、この空間709の内側および外側は第3および第4メタル層711,713により取り囲まれている。第1フィルム701を取り囲んでいる第1および第2メタル層705、707はデータ処理部620と連結され、受信部601の出力に対応される。また空間709を取り囲んだ第3および第4メタル層711,713はデータ処理部620の出力に連結され、送信部603に対応する。
第1フィルム701に入射する超音波による振動は、振動部700の第1および第2メタル層705、707に電圧を引き起こす。この電圧は、音声信号としてデータ処理部620にて処理された後、データ処理部620から出力される低周波電圧信号は第3および第4メタル層711,713に伝達される。第1および第2フィルム701、703、空間709、および第4メタル層713はコンデンサーの出力スピーカと同様に動作する。
係る方法により超音波変換の再生方法による音響再生スクリーンが動作する。
以上、図面に基づいて本発明の好適な実施形態を図示および説明してきたが本発明の保護範囲は、前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
本発明に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの各セルの断面図である。 本発明の一実施の形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの各セルの断面図である。 本発明の一実施の形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの各セルの断面図である。 図2のポリマーフィルムを使用する音響再生スクリーンの入射波の変位ξを示すグラフである。 図2のポリマーフィルムを使用する音響再生スクリーンの反射波の変位ξを示すグラフである。 本発明の他の実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの断面図の一部を示す。 本発明の他の実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの断面図の一部を示す。 本発明の他の実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの断面図の一部を示す。 本発明の更なる実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの単位セルの斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの単位セルのブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る超音波変換再生方法による音響再生スクリーンの単位セルのブロック図である。 図6の音響再生スクリーンの単位セルの他の実施形態に係る断面図である。
符号の説明
100 音響再生スクリーン
101 セル

Claims (17)

  1. 音声信号を載せた超音波が入射されると前記音声信号を反射する振動体を備え、所定の体積を有する少なくとも1つのセルと、
    前記セルが連続的に連結されたマトリックス構造のスクリーンと、
    を含むことを特徴とする音響再生スクリーン。
  2. 前記スクリーンは、スクリーンの直径と前記音声信号の波長との比率であるウェーブサイズが1より大きく、前記音声信号の周波数は10Hzより大きく10kHzより小さいことを特徴とする請求項1に記載の音響再生スクリーン。
  3. 前記セルは、
    前記超音波が入射すると前記超音波により振動しながら前記音声信号を反射する、弾性力のある平板状の薄膜弾性体と、
    前記弾性体の振動の一方向の変位を制限するために、前記弾性体と所定間隔離れて前記弾性体と平行に設けられた網構造の連続する穴を有する堅固なネットと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の音響再生スクリーン。
  4. 前記弾性体は薄膜のフィルムを含むことを特徴とする請求項3に記載の音響再生スクリーン。
  5. 前記薄膜フィルムの厚さと、薄膜フィルムの密度および前記超音波の角速度とをかけた値である機械的なインピーダンスが、空気のインピーダンスとほぼ同一であることを特徴とする請求項4に記載の音響再生スクリーン。
  6. 前記セルは、
    前記超音波が入射すると前記超音波により振動しながら前記音声信号を反射するホーン(horn)と、
    前記ホーンの振動が伝わる方向の反対方向の変位を有し、前記ホーンを支持するシリンダあるいはドーム構造の弾性力のあるシェル(shell)と、
    前記ホーンおよび前記弾性力のあるシェルに連結され、前記ホーンの振動を前記弾性力のあるシェルに伝える支持体と、
    前記弾性力のあるシェルを支持し、前記入射する超音波による前記弾性力のあるシェルの振動が可能になるよう設けられる網構造の連続する穴を有す堅固なネットと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の音響再生スクリーン。
  7. 前記ホーンは、平板の円型ディスク状であることを特徴とする請求項6に記載の音響再生スクリーン。
  8. 前記支持体は、前記ホーンの中心と前記弾性力のあるシェルの中心に連結され、直線状の剛性部材で構成されることを特徴とする請求項7に記載の音響再生スクリーン。
  9. 前記セルは、
    前記超音波が入射すると前記超音波により振動しながら前記音声信号を反射する、弾性力のある平板状の薄膜弾性体と、
    磁場が形成される所定空間が特定されるように前記弾性体と前記空間を取り巻き、前記弾性体の振動により電流が誘導されるコイルと、
    前記コイルの両端末に連結され、前記コイルに誘導された電流が流れる方向に沿って前記弾性体の振動を制限するダイオードと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の音響再生スクリーン。
  10. 前記弾性体は、弾性力のある膜を含むことを特徴とする請求項9に記載の音響再生スクリーン。
  11. 前記セルは、
    前記超音波から変換された電気的な信号から前記超音波のエンベロープ(envelope)を抽出するデータ処理部と、
    前記超音波を受信し電気的な信号に変換し、前記エンベロープが伝達されて音声信号に変換し出力する振動部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の音響再生スクリーン。
  12. 前記振動部は、
    前記入射する超音波を受信し電気的な信号に変換し前記データ処理部へ出力する受信部と、
    前記データ処理部から抽出された前記エンベロープを音声信号に変換して出力する送信部と、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の音響再生スクリーン。
  13. 前記データ処理部は、
    前記電気的な信号から所定周波数以上の信号を分離する高域通過フィルタと、
    前記高域通過フィルタの出力から前記エンベロープを抽出する整流器と、
    前記整流器から出力される前記エンベロープで所定の周波数以下の信号を分離する低域通過フィルタと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の音響再生スクリーン。
  14. 前記データ処理部は、
    前記電気的な信号を所定の利得で増幅し前記高域通過フィルタに出力する第1増幅器と、
    前記低域通過フィルタの出力が所望の所定出力となるように所定の利得で増幅する第2増幅器と、
    を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の音響再生スクリーン。
  15. 前記振動部は、
    前記超音波が入射すると前記超音波により振動しながら前記音声信号を反射する弾性力のある平板状の薄膜の第1フィルムと、
    前記第1フィルムの内側および外側に取り付けられ、前記第1フィルムの振動により電気的な信号を誘起し、前記データ処理部に連結される第1および第2メタル層と、
    前記第2メタル層に取り付けられ、前記第1フィルムの振動に共振を発生させる平面上の第2フィルムと、
    前記データ処理部の出力に連結され、前記第2フィルムの内側に所定間隔の空間が形成されるべく前記空間の内側および外側に形成され、前記第2フィルムと平行し平面状である第3および第4メタル層と、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の音響再生スクリーン。
  16. 前記第1フィルムは圧電フィルムを含むことを特徴とする請求項15に記載の音響再生スクリーン。
  17. 前記第2フィルムはポリエチレンフィルムを含むことを特徴とする請求項15に記載の音響再生スクリーン。
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