JP2006180352A - 電子部品 - Google Patents

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Koichi Shinohara
広一 篠原
Atsumi Kobayashi
篤美 小林
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Abstract

【課題】必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力する電子部品において、全体の回路素子の点数を低減し、小型化、低コスト化を図る。
【解決手段】電子部品10Aは、分波回路12と、第1及び第2のスイッチ14a及び14bとを有する。第1及び第2のスイッチ14a及び14bは、分波回路12の2つの出力端子18a及び18bからそれぞれ出力される信号成分のうち、いずれか1つの信号成分を選択して出力信号として出力する。分波回路12は、入力信号Sinを、高域の信号成分SHと低域の信号成分SLとに振り分ける分波部22と、高域の信号成分SHから第1の信号成分Sa(周波数帯域f11〜f12)を抽出する第1のフィルタ部24aと、低域の信号成分SLから第2の信号成分Sb(周波数帯域f21〜f22)を抽出する第2のフィルタ部24bとが配線基板26に実装されることによって一体化されて1つの部品として構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力する電子部品に関し、例えば電力線通信において、ノイズの多いキャリア帯域を避ける場合等に用いて好適な電子部品に関する。
近時、高速PLC(電力線通信)技術が提案され、開発されている。この電力線通信は、100V(50/60Hz)の電力線に高周波信号を重畳させ、電力線を伝送路として双方向の通信を行う方式である(例えば特許文献1〜3参照)。
この電力線通信は、既存の電灯引込線・コンセントがそのまま利用できるため、新規の配線工事が不要であり、経済的である。プラグをコンセントに差し込むだけで接続でき、すぐに利用可能であるという利便性がある。
特開2003−347976号公報 特開2003−218750号公報 特開2003−188778号公報
しかし、電力線通信は、高周波を使用帯域としており、周辺の既存無線設備等に対する影響を背景電磁雑音以下とするような有効な漏洩電界の低減技術の確立が不可欠となっている。
つまり、電力線通信には、雑音・信号減衰を含めた以下の課題が存在する。国内における電力線は、ほとんどが架空配線であり、不平衡な線路を形成している。そのため、高周波電流を流すと電力線から電磁波が放射される。使用する高周波帯域では家電機器から発生する負荷ノイズや空中を伝播する飛来ノイズなどが電力線に重畳しモデムに混入する。電力線での信号減衰量が非常に大きい。これは、電力線に接続された末端負荷や電線路長および電線路分岐の影響があると考えられている。
そこで、上述のような電力線通信において、ノイズの多いキャリア帯域を避ける方式を用いることが考えられ、図13に示すような提案例に係る電子部品100の構成が考えられる。
この電子部品100は、図13に示すように、入力端子102と、第1のスイッチ104a、第2のスイッチ104b、第1のフィルタ106a、第2のフィルタ106b、第3のスイッチ104c、第4のスイッチ104d及び出力端子108を有する。
第1のスイッチ104aは、入力端子102から延びる2つの信号ライン110a及び110bのうち、一方の信号ライン110aに接続され、該一方の信号ライン110aを伝達する信号を選択的に導通/非導通とする。
第1のフィルタ106aは、第1のスイッチ104aを通じて出力される信号から第1の周波数帯域の信号成分S1を抽出する。
第3のスイッチ104cは、前記一方の信号ライン110aに接続され、第1のフィルタ106aから出力される信号成分S1を選択的に導通/非導通とする。
第2のスイッチ104bは、入力端子102から延びる2つの信号ライン110a及び110bのうち、他方の信号ライン110bに接続され、該他方の信号ライン110bを伝達する信号を選択的に導通/非導通とする。
第2のフィルタ106bは、第2のスイッチ104bを通じて出力される信号から第2の周波数帯域の信号成分S2を抽出する。
第4のスイッチ104dは、前記他方の信号ライン110bに接続され、第2のフィルタ106bから出力される信号成分S2を選択的に導通/非導通とする。
そして、例えば第1のスイッチ104a及び第3のスイッチ104cをオン、第2のスイッチ104b及び第4のスイッチ104dをオフにすることで、第1の周波数帯域の信号成分S1が出力端子108から出力される。
また、第1のスイッチ104a及び第3のスイッチ104cをオフ、第2のスイッチ104b及び第4のスイッチ104dをオンにすることで、今度は、第2の周波数帯域の信号成分S2が出力端子108から出力される。
このように、第1〜第4のスイッチ104a〜104dを制御することで、第1の周波数帯域の信号成分S1と第2の周波数帯域の信号成分S2を選択的に出力端子108から出力させることができる。
しかしながら、上述の提案例に係る電子部品100は、4つのスイッチ104a〜104dと2つのフィルタ106a及び106bにて構成するようにしており、特に、第1〜第4のスイッチ104a〜104dは、機械的なリレースイッチを使用することから、構成が複雑になり、サイズも大きくなるという問題がある。
この問題は、搬送波で使用する周波数帯域の種類が多くなるほど顕著になり、例えば3つの周波数帯域を使用する場合は、7つのスイッチが必要になり、4つの周波数帯域を使用する場合は、10個ものスイッチが必要になる。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、上述のような電力線通信において、ノイズの多いキャリア帯域を避ける場合に用いられる電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる電子部品を提供することを目的とする。
本発明に係る電子部品は、1つの入力端子と、複数の出力端子とを有し、前記入力端子に供給された入力信号を複数の信号成分に分波して、それぞれ対応する出力端子から出力する分波回路と、前記複数の出力端子にそれぞれ対応して接続された複数のスイッチとを有し、前記複数のスイッチに対するオン/オフ制御によって、前記複数の出力端子からそれぞれ出力される信号成分のうち、いずれか1つの信号成分を選択して出力することを特徴とする。
これにより、電力線通信において、ノイズの多いキャリア帯域を避ける場合に用いられる電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる。
そして、前記構成において、前記分波回路は、少なくとも、前記入力信号を、高域の信号成分と低域の信号成分とに振り分ける分波部と、前記高域の信号成分から第1の周波数帯域の信号成分を抽出する第1のフィルタ部と、前記低域の信号成分から第2の周波数帯域の信号成分を抽出する第2のフィルタ部とが一体化されて1つの部品として構成してもよい。
すなわち、分波部と、第1のフィルタ部と、第2のフィルタ部とが一体化されて1つの分波回路(部品)とされるため、必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力する電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる。
また、前記分波部は、前記入力端子と前記第1のフィルタ部間に接続されたキャパシタンスと、前記入力端子と前記第2のフィルタ部間に接続されたインダクタンスとを有するようにしてもよい。この場合、入力信号のうち、高域の信号成分がキャパシタンスを通過し、この高域の信号成分のうち、第1の周波数帯域の信号成分が第1のフィルタにおいて抽出されて第1の出力端子に供給される。一方、入力信号のうち、低域の信号成分がインダクタンスを通過し、この低域の信号成分のうち、第2の周波数帯域の信号成分が第2のフィルタにおいて抽出されて第2の出力端子に供給される。そして、第1の周波数帯域の信号成分と第2の周波数帯域の信号成分のうち、いずれか1つの信号成分が、第1及び第2のスイッチによって選択されて出力されることになる。なお、前記分波部は、容量リアクタンス、誘導リアクタンスによる分波機能を有し、これは各リアクタンスによるスイッチ機能としても捉えることができることから、リアクタンススイッチとして定義することもできる。
また、前記構成において、前記第1のフィルタ部は、前記分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記分波部の前記キャパシタンスとが合算された回路構成を有し、前記第2のフィルタ部は、前記分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記分波部の前記インダクタンスとが合算された回路構成を有するようにしてもよい。この場合、分波部の形成を省略しても、等価的に第1及び第2のフィルタ部の初段において分波部が形成された形となるため、更なる小型化を図ることができる。
また、前記構成において、前記分波回路は、さらに、前記第1のフィルタ部あるいは前記第2のフィルタ部からの信号成分を、高域の第1の信号成分と低域の第2の信号成分とに振り分ける第2の分波部と、前記第1の信号成分から第3の周波数帯域の信号成分を抽出する第3のフィルタ部と、前記第2の信号成分から第4の周波数帯域の信号成分を抽出する第4のフィルタ部とを含めて一体化されて1つの部品として構成するようにしてもよい。
この場合、前記第2の分波部は、前記第1のフィルタ部あるいは前記第2のフィルタ部と前記第3のフィルタ部間に接続されたキャパシタンスと、前記第1のフィルタ部あるいは前記第2のフィルタ部と前記第4のフィルタ部間に接続されたインダクタンスとを有するようにしてもよい。
そして、前記第3のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記第2の分波部の前記キャパシタンスとが合算された回路構成を有し、前記第4のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記第2の分波部の前記インダクタンスとが合算された回路構成を有するようにしてもよい。
また、前記構成において、前記分波回路は、さらに、前記第1のフィルタ部からの信号成分を、高域の第1の信号成分と低域の第2の信号成分とに振り分ける第2の分波部と、前記第2のフィルタ部からの信号成分を、高域の第3の信号成分と低域の第4の信号成分とに振り分ける第3の分波部と、前記第1の信号成分から第3の周波数帯域の信号成分を抽出する第3のフィルタ部と、前記第2の信号成分から第4の周波数帯域の信号成分を抽出する第4のフィルタ部と、前記第3の信号成分から第5の周波数帯域の信号成分を抽出する第5のフィルタ部と、前記第4の信号成分から第6の周波数帯域の信号成分を抽出する第6のフィルタ部とを含めて一体化されて1つの部品として構成するようにしてもよい。
この場合、前記第2の分波部は、前記第1のフィルタ部と前記第3のフィルタ部間に接続された第1のキャパシタンスと、前記第1のフィルタ部と前記第4のフィルタ部間に接続された第1のインダクタンスとを有し、前記第3の分波部は、前記第2のフィルタ部と前記第5のフィルタ部間に接続された第2のキャパシタンスと、前記第2のフィルタ部と前記第6のフィルタ部間に接続された第2のインダクタンスとを有するようにしてもよい。
そして、前記第3のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記第2の分波部の前記第1のキャパシタンスとが合算された回路構成を有し、前記第4のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記第2の分波部の前記第1のインダクタンスとが合算された回路構成を有し、前記第5のフィルタ部は、前記第3の分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記第3の分波部の前記第2のキャパシタンスとが合算された回路構成を有し、前記第6のフィルタ部は、前記第3の分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記第3の分波部の前記第2のインダクタンスとが合算された回路構成を有するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る電子部品によれば、例えば電力線通信において、ノイズの多いキャリア帯域を避ける場合に用いられる電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる。
以下、本発明に係る電子部品を例えば電力線通信においてノイズの多いキャリア帯域を避ける場合等に適用した実施の形態例を図1〜図12を参照しながら説明する。
まず、第1の実施の形態に係る電子部品10Aは、図1に示すように、分波回路12と、2つのスイッチ(第1及び第2のスイッチ14a及び14b)とを有する。第1及び第2のスイッチ14a及び14bとしては、機械式のリレースイッチ等を使用することができる。
分波回路12は、1つの入力端子16と、2つの出力端子(第1及び第2の出力端子18a及び18b)とを有し、入力端子16に供給された入力信号Sinを2つの信号成分Sa及びSbに分波して、それぞれ対応する出力端子18a及び18bから出力する。なお、入力信号Sinとしては、限られた周波数帯の信号を想定している。
そして、第1及び第2のスイッチ14a及び14bに対するオン/オフ制御によって、前記第1及び第2の出力端子18a及び18bからそれぞれ出力される信号成分のうち、いずれか1つの信号成分が選択され、メインの出力端子20を通じて出力信号Soutとして出力される。すなわち、第1のスイッチ14aは、分波回路12の第1の出力端子18aに接続され、該第1の出力端子18aから出力された信号成分Saを選択的に導通/非導通とする。第2のスイッチ14bは、分波回路12の第2の出力端子18bに接続され、該第2の出力端子18bから出力された信号成分Sbを選択的に導通/非導通とする。
特に、分波回路12は、入力信号Sinを、高域の信号成分SHと低域の信号成分SLとに振り分ける分波部22と、高域の信号成分SHから第1の信号成分Sa(周波数帯域f11〜f12)を抽出する第1のフィルタ部24aと、低域の信号成分SLから第2の信号成分Sb(周波数帯域f21〜f22)を抽出する第2のフィルタ部24bとが一体化されて1つの部品として構成されている。
分波部22は、図2に示すように、入力端子16と第1のフィルタ部24a間に接続されたキャパシタンスCaと、入力端子16と第2のフィルタ部24b間に接続されたインダクタンスLaとを有する。
また、第1のフィルタ部24aは、キャパシタンスC11より始まるn段HPF(ハイパスフィルタ)であり、その出力側に第1の出力端子18aが接続されている。第2のフィルタ部24bは、インダクタンスL21より始まるn段LPF(ローパスフィルタ)であり、その出力側に第2の出力端子18bが接続されている。
1つの部品とは、図1に示すように、例えば1つの配線基板26上に分波部22と、第1のフィルタ部24aと、第2のフィルタ部24bとが実装された形態などを示す。もちろん、1つの誘電体基板内に分波部22、第1のフィルタ部24a及び第2のフィルタ部24bを形成して1つの部品としてもよい。
ここで、第1の実施の形態に係る電子部品10Aの作用について説明する。まず、入力信号Sinのうち、高域の信号成分SHが分波部22のキャパシタンスCaを通過し、この高域の信号成分SHのうち、第1の信号成分Saが第1のフィルタ部24aにおいて抽出されて第1の出力端子18aに供給される。
一方、入力信号Sinのうち、低域の信号成分SLが分波部22のインダクタンスLaを通過し、この低域の信号成分SLのうち、第2の信号成分Sbが第2のフィルタ部24bにおいて抽出されて第2の出力端子18bに供給される。
そして、第1の信号成分Saと第2の信号成分Sbのうち、いずれか1つの信号成分が、第1及び第2のスイッチ14a及び14bによって選択されてメインの出力端子20より出力信号Soutとして出力されることになる。
このように、第1の実施の形態に係る電子部品10Aにおいては、分波部22と、第1のフィルタ部24aと、第2のフィルタ部24bとが一体化されて1つの分波回路12(部品)とされるため、必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力する電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる。これは、例えば電力線通信に使用される各種機器の小型化につながり、電力線通信の普及に寄与させることができる。
上述の第1の実施の形態では、分波部22を、第1のフィルタ部24a及び第2のフィルタ部24bとは別の回路で形成した場合を示したが、その他、図3の変形例に係る電子部品10Aaのように、第1のフィルタ部24aの初段のキャパシタンスC101の値を、図2における分波部22のキャパシタンスCaと第1のフィルタ部24aのキャパシタンスC11とを合算した値に設定し、第2のフィルタ部24bの初段のインダクタンスL201の値を、図2における分波部22のインダクタンスLaと第2のフィルタ部24bのインダクタンスL21とを合算した値に設定することにより、分波部22の形成を省略しても、等価的に分波部22が形成された形となるため、更なる小型化を図ることができる。
次に、第2の実施の形態に係る電子部品10Bについて図4及び図5を参照しながら説明する。
この第2の実施の形態に係る電子部品10Bは、図4に示すように、上述した第1の実施の形態に係る電子部品10Aとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、分波回路12は、第1の分波部22a、第1のフィルタ部24a、第2のフィルタ部24b、第2の分波部22b、第3のフィルタ部24c及び第4のフィルタ部24dが、例えば1つの配線基板26に実装されることにより、一体化されて1つの部品として構成されている。
つまり、第2のフィルタ部24bから出力された第2の信号成分Sbから第3の信号成分Scと第4の信号成分Sdを抽出する第2の分波部22b、第3のフィルタ部24c及び第4のフィルタ部24dを有する点で異なる。
第2の分波部22bは、図5に示すように、第2のフィルタ部24bの出力側と第3のフィルタ部24c間に接続されたキャパシタンスCbと、第2のフィルタ部24bの出力側と第4のフィルタ部24d間に接続されたインダクタンスLbとを有し、第2のフィルタ部24bからの信号成分Sbを、高域の信号成分SbHと低域の信号成分SbLとに振り分ける。
第3のフィルタ部24cは、キャパシタンスC31より始まるn段HPF(ハイパスフィルタ)であり、高域の信号成分SbHから第3の信号成分Sc(周波数帯域f31〜f32)を抽出して第2の出力端子18bに供給する。
第4のフィルタ部24dは、インダクタンスL41より始まるn段LPF(ローパスフィルタ)であり、低域の信号成分SbLから第4の信号成分Sd(周波数帯域f41〜f42)を抽出して第3の出力端子18cに供給する。
すなわち、第1のフィルタ部24aでハイパスフィルタが構成され、第2及び第3のフィルタ部24b及び24cでバンドパスフィルタが構成され、第2及び第4のフィルタ部24b及び24dでローパスフィルタが構成される。
また、図4に示すように、第1、第2及び第3のスイッチ14a、14b及び14cは、それぞれ分波回路12の第1、第2及び第3の出力端子18a、18b及び18cに接続され、これら第1、第2及び第3の出力端子18a、18b及び18cから出力された3種類の信号成分Sa、Sb及びScを選択的に導通/非導通とする。つまり、第1、第2及び第3のスイッチ14a、14b及び14cに対するオン/オフ制御によって、第1、第2及び第3の出力端子18a、18b及び18cからそれぞれ出力される信号成分Sa、Sb及びScのうち、いずれか1つの信号成分が選択されて出力されることになる。
この第2の実施の形態に係る電子部品10Bにおいても、必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力する電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる。
この場合も、図6の変形例に係る電子部品10Baのように、第1及び第2の分波部22a及び22bの形成を省略することが可能である。図6において、第3のフィルタ部24cの初段のキャパシタンスC301は、図5における第2の分波部22bのキャパシタンスCbと第3のフィルタ部24cのキャパシタンスC31とを合算した値に設定され、第4のフィルタ部24dの初段のインダクタンスL401の値は、図5における第2の分波部22bのインダクタンスLbと第2のフィルタ部24bのインダクタンスL41とを合算した値に設定される。
これにより、第1及び第2の分波部22a及び22bの形成を省略しても、等価的に第1及び第2の分波部22a及び22bが形成された形となるため、更なる小型化を図ることができる。
次に、第3の実施の形態に係る電子部品10Cについて図7及び図8を参照しながら説明する。
この第3の実施の形態に係る電子部品10Cは、図7に示すように、上述した第1の実施の形態に係る電子部品10Aとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、分波回路12は、第1の分波部22a、第1のフィルタ部24a、第2のフィルタ部24b、第3の分波部22c、第5のフィルタ部24e及び第6のフィルタ部24fが、例えば1つの配線基板26に実装されることにより、一体化されて1つの部品として構成されている。
つまり、第1のフィルタ部24aから出力された第1の信号成分Saから第5の信号成分Seと第6の信号成分Sfを抽出する第3の分波部22c、第5のフィルタ部24e及び第6のフィルタ部24fを有する点で異なる。
第3の分波部22cは、図8に示すように、第1のフィルタ部24aの出力側と第5のフィルタ部24e間に接続されたキャパシタンスCcと、第1のフィルタ部24aの出力側と第6のフィルタ部24f間に接続されたインダクタンスLcとを有し、第1のフィルタ部24aからの信号成分Saを、高域の信号成分SaHと低域の信号成分SaLとに振り分ける。
第5のフィルタ部24eは、キャパシタンスC51より始まるn段HPF(ハイパスフィルタ)であり、高域の信号成分SaHから第5の信号成分Se(周波数帯域f51〜f52)を抽出して第1の出力端子18aに供給する。
第6のフィルタ部24fは、インダクタンスL61より始まるn段LPF(ローパスフィルタ)であり、低域の信号成分SaLから第6の信号成分Sf(周波数帯域f61〜f62)を抽出して第2の出力端子18bに供給する。
すなわち、第1及び第5のフィルタ部24a及び24eでハイパスフィルタが構成され、第1及び第6のフィルタ部24a及び24fでバンドパスフィルタが構成され、第2のフィルタ部24bでローパスフィルタが構成される。
また、図7に示すように、第1、第2及び第3のスイッチ14a、14b及び14cは、それぞれ分波回路12の第1、第2及び第3の出力端子18a、18b及び18cに接続され、これら第1、第2及び第3の出力端子18a、18b及び18cから出力された3種類の信号成分Se、Sf及びSbを選択的に導通/非導通とする。つまり、第1、第2及び第3のスイッチ14a、14b及び14cに対するオン/オフ制御によって、第1、第2及び第3の出力端子18a、18b及び18cからそれぞれ出力される信号成分Se、Sf及びSbのうち、いずれか1つの信号成分が選択されて出力されることになる。
この第3の実施の形態に係る電子部品10Cにおいても、必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力する電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる。
この場合も、図9の変形例に係る電子部品10Caのように、第1及び第3の分波部22a及び22cの形成を省略することが可能である。図9において、第3のフィルタ部24cの初段のキャパシタンスC501は、図8における第3の分波部22cのキャパシタンスCcと第5のフィルタ部24eのキャパシタンスC51とを合算した値に設定され、第6のフィルタ部24fの初段のインダクタンスL601の値は、図8における第3の分波部22cのインダクタンスLcと第6のフィルタ部24fのインダクタンスL61とを合算した値に設定される。
これにより、第1及び第3の分波部22a及び22cの形成を省略しても、等価的に第1及び第3の分波部22a及び22cが形成された形となるため、更なる小型化を図ることができる。
次に、第4の実施の形態に係る電子部品10Dについて図10及び図11を参照しながら説明する。
この第4の実施の形態に係る電子部品10Dは、第2の実施の形態に係る電子部品10Bと、第3の実施の形態に係る電子部品10Cとを組み合わせた構成を有する。つまり、この第4の実施の形態に係る電子部品10Dは、図10及び図11に示すように、第1のフィルタ部24aから出力された第1の信号成分Saから第5の信号成分Seと第6の信号成分Sfとを抽出する第3の分波部22c、第5のフィルタ部24e及び第6のフィルタ部24fと、第2のフィルタ部24bから出力された第2の信号成分Sbから第3の信号成分Scと第4の信号成分Sdとを抽出する第2の分波部22b、第3のフィルタ部24c及び第4のフィルタ部24dとを有する。なお、第2及び第3の実施の形態に係る電子部品10B及び10Cと重複する部材については同符号を付してその説明を省略する。
そして、第1、第2、第3及び第4のスイッチ14a、14b、14c及び14dに対するオン/オフ制御によって、第1、第2、第3及び第4の出力端子18a、18b、18c及び18dからそれぞれ出力される信号成分Se、Sf、Sc及びSdのうち、いずれか1つの信号成分が選択されて出力されることになる。
この第4の実施の形態に係る電子部品10Dにおいても、必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力する電子部品において、全体の回路素子の点数を低減することができ、小型化、低コスト化を図ることができる。
この場合も、図12の変形例に係る電子部品10Daのように、第1、第2及び第3の分波部22a、22b及び22cの形成を省略することが可能である。つまり、第1、第2及び第3の分波部22a、22b及び22cの形成を省略しても、等価的に第1、第2及び第3の分波部22a、22b及び22cが形成された形となるため、更なる小型化を図ることができる。
上述の例では、電力線通信において、ノイズの多いキャリア帯域を避ける場合等に適用した場合を示したが、必要な周波数帯域の信号成分を選択して出力するものであれば、様々な電子機器に適用することができる。
なお、本発明に係る電子部品は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
第1の実施の形態に係る電子部品を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る電子部品における分波回路を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る電子部品の変形例における分波回路を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る電子部品を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る電子部品における分波回路を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る電子部品の変形例における分波回路を示す回路図である。 第3の実施の形態に係る電子部品を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係る電子部品における分波回路を示す回路図である。 第3の実施の形態に係る電子部品の変形例における分波回路を示す回路図である。 第4の実施の形態に係る電子部品を示すブロック図である。 第4の実施の形態に係る電子部品における分波回路を示す回路図である。 第4の実施の形態に係る電子部品の変形例における分波回路を示す回路図である。 提案例に係る電子部品を示すブロック図である。
符号の説明
10A、10Aa、10B、10Ba、10C、10Ca、10D、10Da…電子部品
12…分波回路 14a〜14d…スイッチ
16…入力端子 18a〜18d…出力端子
20…メインの出力端子 22、22a〜22c…分波部
24a〜24f…フィルタ部 26…配線基板

Claims (10)

  1. 1つの入力端子と、複数の出力端子とを有し、前記入力端子に供給された入力信号を複数の信号成分に分波して、それぞれ対応する出力端子から出力する分波回路と、
    前記複数の出力端子にそれぞれ対応して接続された複数のスイッチとを有し、
    前記複数のスイッチに対するオン/オフ制御によって、前記複数の出力端子からそれぞれ出力される信号成分のうち、いずれか1つの信号成分を選択して出力することを特徴とする電子部品。
  2. 請求項1記載の電子部品において、
    前記分波回路は、少なくとも、
    前記入力信号を、高域の信号成分と低域の信号成分とに振り分ける分波部と、
    前記高域の信号成分から第1の周波数帯域の信号成分を抽出する第1のフィルタ部と、
    前記低域の信号成分から第2の周波数帯域の信号成分を抽出する第2のフィルタ部とが一体化されて1つの部品として構成されていることを特徴とする電子部品。
  3. 請求項2記載の電子部品において、
    前記分波部は、
    前記入力端子と前記第1のフィルタ部間に接続されたキャパシタンスと、前記入力端子と前記第2のフィルタ部間に接続されたインダクタンスとを有することを特徴とする電子部品。
  4. 請求項3記載の電子部品において、
    前記第1のフィルタ部は、前記分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記分波部の前記キャパシタンスとが合算された回路構成を有し、
    前記第2のフィルタ部は、前記分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記分波部の前記インダクタンスとが合算された回路構成を有することを特徴とする電子部品。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品において、
    前記分波回路は、さらに、
    前記第1のフィルタ部あるいは前記第2のフィルタ部からの信号成分を、高域の第1の信号成分と低域の第2の信号成分とに振り分ける第2の分波部と、
    前記第1の信号成分から第3の周波数帯域の信号成分を抽出する第3のフィルタ部と、
    前記第2の信号成分から第4の周波数帯域の信号成分を抽出する第4のフィルタ部とを含めて一体化されて1つの部品として構成されていることを特徴とする電子部品。
  6. 請求項5記載の電子部品において、
    前記第2の分波部は、
    前記第1のフィルタ部あるいは前記第2のフィルタ部と前記第3のフィルタ部間に接続されたキャパシタンスと、前記第1のフィルタ部あるいは前記第2のフィルタ部と前記第4のフィルタ部間に接続されたインダクタンスとを有することを特徴とする電子部品。
  7. 請求項6記載の電子部品において、
    前記第3のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記第2の分波部の前記キャパシタンスとが合算された回路構成を有し、
    前記第4のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記第2の分波部の前記インダクタンスとが合算された回路構成を有することを特徴とする電子部品。
  8. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品において、
    前記分波回路は、さらに、
    前記第1のフィルタ部からの信号成分を、高域の第1の信号成分と低域の第2の信号成分とに振り分ける第2の分波部と、
    前記第2のフィルタ部からの信号成分を、高域の第3の信号成分と低域の第4の信号成分とに振り分ける第3の分波部と、
    前記第1の信号成分から第3の周波数帯域の信号成分を抽出する第3のフィルタ部と、
    前記第2の信号成分から第4の周波数帯域の信号成分を抽出する第4のフィルタ部と、
    前記第3の信号成分から第5の周波数帯域の信号成分を抽出する第5のフィルタ部と、
    前記第4の信号成分から第6の周波数帯域の信号成分を抽出する第6のフィルタ部とを含めて一体化されて1つの部品として構成されていることを特徴とする電子部品。
  9. 請求項8記載の電子部品において、
    前記第2の分波部は、前記第1のフィルタ部と前記第3のフィルタ部間に接続された第1のキャパシタンスと、前記第1のフィルタ部と前記第4のフィルタ部間に接続された第1のインダクタンスとを有し、
    前記第3の分波部は、前記第2のフィルタ部と前記第5のフィルタ部間に接続された第2のキャパシタンスと、前記第2のフィルタ部と前記第6のフィルタ部間に接続された第2のインダクタンスとを有することを特徴とする電子部品。
  10. 請求項9記載の電子部品において、
    前記第3のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記第2の分波部の前記第1のキャパシタンスとが合算された回路構成を有し、
    前記第4のフィルタ部は、前記第2の分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記第2の分波部の前記第1のインダクタンスとが合算された回路構成を有し、
    前記第5のフィルタ部は、前記第3の分波部側の初段がキャパシタンスである回路構成であって、かつ、該キャパシタンスと前記第3の分波部の前記第2のキャパシタンスとが合算された回路構成を有し、
    前記第6のフィルタ部は、前記第3の分波部側の初段がインダクタンスである回路構成であって、かつ、該インダクタンスと前記第3の分波部の前記第2のインダクタンスとが合算された回路構成を有することを特徴とする電子部品。
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