JP2006179899A - 高解像度および低解像度にパターニングされた膜特徴部分をもつ大面積電子装置 - Google Patents

高解像度および低解像度にパターニングされた膜特徴部分をもつ大面積電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】大面積の電子装置の製造に利用できるパターニングされたIC用薄膜層の形成方法として、安価に大面積のパターンを形成できるパターニング技術と、小さな特徴パターンを形成できる微細パターニング技術と、を同時に実現する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、装置の基板上にパターニングされた薄膜層を形成する方法であって、第1の処理ツールを用いて、前記装置基板上に比較的高解像度の第1構造を形成するステップ(ブロック110)と、第2の処理ツールを用いて、前記装置基板上に、前記第1構造と接続されるように、比較的低解像度の第2構造を形成するステップ(ブロック120)と、を含む方法であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は集積回路(IC)製造に関し、特に、大面積の電子装置の製造に利用できるパターニングされたIC用薄膜層の形成方法に関する。
フラットパネルディスプレイ、センサアレイ、およびスペースアンテナ等の大面積電子装置は、一般的に薄膜トランジスタ(TFT)ならびに他の電気および電子装置(受動部品およびホトダイオード等)によってアドレス指定および/または制御される、大面積のセンサまたは発光電子セル群を含む。このような大面積電子装置は、電子セルアレイが比較的大型(例えば1000cm以上)であり、かつ隣接するTFT間の間隔が比較的広いため、従来のホトリソグラフィ技術による製造では高価になってしまう。一般的な(300cm以下)IC装置を製造する従来のホトリソグラフィ装置は、一般的には所定サイズの半導体ウェハを収容して処理するように構成されており、かかるウェハは一般的には大面積の電子装置の基板よりも大幅に小さい。従って、大型基板用の特別のホトリソグラフィ装置を、一般的には高い経費で開発しなければならない。さらに、従来のホトリソグラフィ装置は、大面積電子装置の多数の要素で要求されるよりかなり小型の特徴部分が形成できるように構成される光学およびその他の処理ツールを含むため、このようなホトリソグラフィ装置を用いて大面積の電子装置を製造するのは非常に効率が悪い。
ジェット印刷は、高価なホトリソグラフィ処理を、プリントヘッドから噴射される材料を用いて層構造を形成する簡単な印刷動作で代用することにより、IC製造に関連するコストを削減しようとする新しい技術である。従来のIC製造で用いられる繊細で時間のかかるリソグラフィプロセスを用いる代わりに、ICパターンをデバイス基板上に直接印刷することにより、IC印刷システムはICの製造コストを大幅に削減できる。印刷されたICパターンは、実際のIC特徴部分(すなわちTFTのゲート、ソース、およびドレイン領域、信号線、半導体、光電子コンポーネント等の最終ICに組み入れられる要素群)を含むか、または後続の半導体処理ステップ(エッチング、インプラント等)で用いる、基板上に印刷されたマスクとなる。本明細書では、このようなマスクを「ジェット印刷したエッチマスク」と称する。
一般的に、ジェット印刷は、印刷溶液(一般には溶剤または液体に材料を溶解させたもの)を、固体基板を横切る一本の軸(「印刷移動軸」)に沿ってラスタービットマップに従って堆積させるステップを含む。プリントヘッド、特にプリントヘッドに組み入れられるイジェクタの配列は、この印刷移動軸に沿って印刷するように最適化される。プリントヘッドの下に固体基板が設置され、固定されたプリントヘッドに対して基板が移動するか、または固定された基板上をプリントヘッドが移動する。いずれの場合も、ICパターンの印刷はラスター状に行われ、プリントヘッドが基板を横切って「印刷パス」を行う間に、プリントヘッド中の1つまたは複数のイジェクタが印刷溶液の液滴を基板上に与える。1回の印刷パスが終了するごとに、プリントヘッドが印刷移動軸に対して垂直方向にシフトし、その後、新たな印刷パスを開始する。プリントヘッドは、ICパターンが完全に印刷されるまで、このように基板を横切って印刷パスを継続する。印刷溶液の液滴は、プリントヘッドのイジェクタから吐出されると、ぬれ作用(wetting action)によって基板に付着し、その後、キャリア溶剤の蒸発によって乾燥するか、または純粋材料が堆積される場合は凝固する。
コンピュータにパターンが記憶される「ディジタルリソグラフィ」とも称されるエッチマスクのジェット印刷は、特定のウェハサイズに限定されないので、大面積ディスプレイまたはセンサアレイの駆動等に用いられる薄膜トランジスタの大面積アレイの製造に有望な技術である。ただし、現在のところ、ジェット印刷の使用は比較的解像度の低い特徴部分(30μm〜50μm等)の製造に限定されており、従って大面積アレイの要件すべてには合致できない。すなわち、大半の大面積電子装置は、相互接続に幅広の金属線が必要なため、(特徴部分などは)低解像度で印刷してもよい。だが以下に詳述するが、微細特徴部分(約1μm等)をもつトランジスタのほうが性能がはるかに優れており、従って高解像度の印刷プロセスに適している。
米国特許第5,900,160号明細書 米国特許第6,334,960号明細書 米国特許第6,655,286号明細書 米国特許出願公開第2004/0219246号明細書 米国特許出願番号第10/224,701号明細書
ジェット印刷技術によって製造される大型の特徴部分の問題点は、大面積の電子装置を形成するTFT群の速度および寄生容量を限定することであり、かつ多くの場合は静電容量が高くなることがより深刻な問題である。TFT1300の一般的な金属コンタクトの設計を図13に示す。TFT1300は、ゲート領域1310と、ソース領域1320と、ドレイン領域1330とを含み、これら領域はすべて導電材料から構成され、ソース領域1320とドレイン領域1330は、誘電層(図示せず)によってゲート領域1310から分離されている。TFT1300の導電率は、TFT1300のソースおよびドレイン構造の幅をL、長さをWとした場合に、W/L比に比例する。TFT1300の面積はW×L(幅×長さ)であり、遷移時間はL/移動度に比例し、寄生容量は、ゲート領域とソース領域との重複距離をDとした場合にW×Dに比例し、Dは特徴部分よりは小さいが桁は同じである。
TFT1300の動作速度は、一般にRC(抵抗−キャパシタンス)時間定数によって制限され、最終的にはTFT自体のRC時間定数によって制限される。低抵抗(高電流)TFTではW/Lが大きくなければならないが、大型の特徴部分(幅広のD等)をもつように製造される場合は寄生容量が増大するため、電力消費量を増加させ、動作速度を減速させてしまう。簡単に近似すると、容量は特徴部分の大きさの平方に比例する。従って、ジェット印刷等の比較的低解像度の処理ツールを用いて大面積の電子装置を製造すると、比較的低速で低効率のTFTが形成される。特定的には、ジェット印刷法は一般的には大型の特徴部分を形成し、現在のところ従来のプリントヘッド用としては20μm〜40μmの特徴部分を形成する。特徴部分の大きさを大幅に縮小することも可能と考えられるが、1μm〜2μmに達することができるかどうかは不明であり、従ってジェット印刷によって低容量高速TFTを製造する能力には限界がある。しかしながら、ジェット印刷では液滴の配置精度が液滴の噴射方向のランダムなばらつきによってのみ制約され、これは5μm未満にまで減じることが可能なため、層間のレジストレーション(見当合わせ)を非常に良好に行うことができる。
ソフトリソグラフィ(別名スタンピング印刷またはマイクロコンタクト印刷)およびインプリントリソグラフィは、小型の特徴部分(例えば1μmを十分下回る寸法が立証されている)をもつ回路構造の製造、ひいてはジェット印刷技術を用いて製造されるものよりはるかに高性能のTFTの製造を可能にする比較的高解像度の印刷技術である。ソフトリソグラフィは、ソフト材料(ポリジメチルシロキサン等)から構成したスタンプと呼ばれる印刷プレス様の構造を形成するステップを含み、このスタンプによって、装置基板に堆積された材料(金属等)層上に直接レジストパターンを印刷する。スタンプは適切なX−Y配置表を用いて希望の基板領域上に位置決め(見当合わせ)され、その後、所定の力で装置基板に押圧されて、レジスト層のパターンを基板上に転写する。他の例では、インプリントリソグラフィと呼ばれるプロセスにおいて、レジスト層を基板上に被覆して、これをスタンプによってエンボス加工する。
ソフトリソグラフィの問題点は、層間のレジストレーション精度がジェット印刷の場合よりもやや低く、このため大面積の電子装置の製造では小型特徴部分の利点が実現されないことである。さらに、大型スタンプ(すなわち大面積電子装置の重要な層全体を印刷するのに適している)の製造は、スタンプの特徴部分に機械的な歪みが生じる可能性があるため、困難である。
本発明は、装置の基板上にパターニングされた薄膜層を形成する方法であって、第1の処理ツールを用いて、前記装置基板上に比較的高解像度の第1構造を形成するステップと、第2の処理ツールを用いて、前記装置基板上に、前記第1構造と接続されるように、比較的低解像度の第2構造を形成するステップと、を含む方法であることを特徴とし、さらに、前記第1構造を形成するステップは、ソフトリソグラフィ、インプリントリソグラフィ、およびホトリソグラフィのうちの1つ以上の方法を用いるステップを含み、前記第2構造を形成するステップは、ジェット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、およびグラビア印刷のうちの1つ以上の方法を用いるステップを含む方法であることを特徴とする。
また、本発明は、基板上に集積回路を形成する方法であって、前記基板上に材料層を形成するステップと、前記材料層の第1部分を処理して、比較的高解像度の第1特徴部分を規定するステップと、前記材料層の第2部分を、ジェット印刷されたエッチマスクを用いてパターニングして、前記第1特徴部分に接続される比較的低解像度の第2特徴部分を規定するステップと、を含む方法であることを特徴とする。
また、本発明は、
基板上にボトムゲート型薄膜トランジスタを形成する方法であって、
前記基板上にゲート構造を形成するステップと、
前記ゲート構造上に誘電層を形成するステップと、
前記ゲート構造上の前記誘電層上に、高解像度の処理ツールを用いて、ソース電極とドレイン電極とを形成するステップと、
低解像度の処理ツールを用いて、前記ソース電極に接続される第1の相互接続構造と、前記ドレイン電極に接続される第2の相互接続構造とを形成するステップと、
を含む方法であることを特徴とする。
以下に、本発明の実施形態の例、主として大面積電子装置用の薄膜トランジスタ(TFT)の製造を含む実施形態を参照して本発明を説明する。以下の説明では、特に大面積電子装置用のTFTに関して説明するが、本発明は大面積電子装置上で使用される他の電気および電子回路の製造にも利用できる。また本明細書に記載する方法は、必ずしも大面積電子装置の製造に限定するものではなく、小面積の電子装置用の費用効果の高い製造方法として利用できる。従って、特に明記しない限りは、前掲の特許請求の範囲は以下に説明する実施形態に限定するものではない。
図1は、本発明の一般的な実施形態を示すフロー図であり、図2(A)および図2(B)は、図1に示す方法に従って形成した特徴部分(構造)を示す斜視図である。本発明は、一般には装置基板上に2段階工程で低解像度および高解像度の両構造を形成するステップを含み、高解像度の構造を第1段階で形成し、低解像度の構造を第2段階で形成する。
製造工程の第1段階では、高解像度の特徴部分(例えばサイズのオーダが1μm〜5μmの特徴部分をもつ構造)を、高解像度の処理ツール(ソフトリソグラフィまたはインプリントリソグラフィ等)を用いてデバイス構造上に形成する(ブロック110)。図2(A)は、基板201上に形成した高解像度構造の例210を示す。高解像度構造210は、例えば特徴部分のサイズ(幅)F1が例えば1μmの金属TFTソース/ドレイン構造である。高解像度構造210は、低解像度構造(相互接続線など)との接続用のコンタクト部215を含む。
製造工程の第2段階では、低解像度の特徴部分(例えばサイズのオーダが10μm〜50μmの特徴部分をもつ構造)を、低解像度の処理ツール(ジェット印刷またはスクリーン印刷)を用いて、対応する高解像度の特徴部分に接触するようにデバイス基板上に形成する(ブロック120)。図2(B)は、プリントヘッド250を用いて基板201上に形成した低解像度構造の例220を示し、プリントヘッド250が印刷溶液255を噴射して、高解像度構造210のコンタクト部215に接続するように低解像度構造220を形成する。低解像度構造220は、例えば特徴部分のサイズ(幅)F2が20μm〜40μmのオーダである金属相互接続線である。
図1に戻って、その後、(必要に応じて)製造工程を再開し、高解像度および低解像度の特徴部分を組み合わせて形成した構造を組み入れた希望の電子装置を完成させる(ブロック130)。後続処理には、例えば組み合わせ構造上に保護層を形成するステップ等を含む。低解像度構造220は高解像度構造210に接続されるため(図2(B)参照)、本発明は、高解像度の処理技術によって製造される高性能な構造と、経済的な低解像度の処理技術を用いて製造される相互接続構造とを組み合わせた電子装置の製造を可能にする。
図3は、本発明の一実施形態に従う集積回路製造方法を示すフロー図である。図4(A)〜図4(D)は、簡略化した構造を用いて図3の方法を示す図である。
図3の上部分および図4(A)を参照して、この方法ではまず、材料(金属等)層410を基板201A上に形成し(ブロック305)、その後、ソフトリソグラフィスタンプ430を用いて、金属層410を処理して高解像度構造を形成する(ブロック110A)。図4(A)に示すように、金属層410を処理するステップは、金属層410を形成し(例えばスパッタ法、蒸着、めっき、堆積、またはその他の方法によって)、その後、スタンプ430を用いて所定のエッチレジストパターン425を金属層410の保持部分415上に堆積させる。より特定的には、スタンプ430は、レジスト材料で被覆された隆起構造435を含み、スタンプ430を基板201Aに押圧する(すなわち図中、矢印「A」で示す方向に移動させる)と、この隆起構造435がレジスト層425に転写される。露出部分412(すなわち金属層410のうちエッチレジストパターン425で覆われていない部分)は、金属層410のうち後続のエッチング工程で除去される部分であり、エッチレジストパターン425は、後続のエッチング工程中に保持部分415を保護する。インプリントリソグラフィ法を用いる場合、基板をソフトレジスト材料で被覆し、スタンプ430を基板表面へ押圧して、スタンプの隆起構造435に対応するインプリントパターンを形成する。インプリントされたパターンは、エッチングして希望のパターンを形成できる金属層を露出させる。エッチングの前に、通常、レジストパターンは洗浄(プラズマ等によって)される。
図4(B)は、公知の技術を用いてエッチングを行い、金属層410の露出部分412を除去して高解像度の特徴部分210Aを規定(形成)した金属層410を示す。本実施形態では、高解像度の特徴部分210Aは、コンタクト部215Aによって金属層410の保持部分415に接続される。後ほど説明するが、本実施形態では、サブトラクティブ法(リソグラフィ法など)を用いて保持部分415をさらに処理し、希望の低解像度の特徴部分を形成する。他の実施形態では、上述したスタンピング法を用いて高解像度の特徴部分210Aおよびコンタクト部215Aのみを形成し(すなわちこれら構造を規定する保持部分415はエッチング工程中に除去される)、低解像度の特徴部分は、図2(B)のところで説明したジェット印刷動作を追加で用いて形成できる。
図3および図4(C)を参照して、サブトラクティブ法ジェット印刷技術を用いて保持領域415を処理し、希望の低解像度の特徴部分を形成する(ブロック120A)。本実施形態では、ジェット印刷技術は、プリントヘッド250(上記に記載)を用いて、印刷溶液(レジスト)255A1を基板201Aの保持領域415の選択部分416上に噴射して、レジスト層460を、前部417が露出する(すなわちレジスト層460で被覆されない)ように形成する。その後、露出した前部417を公知の技術を用いてエッチングし、図4(D)に示すように選択部分416から低解像度の構造220Aを形成する。レジスト層460の一部は高解像度の特徴部分およびコンタクト部215A上にも形成されるため、第2のエッチング工程中にこれら構造が除去されるのを防止する。
図3を再度参照して、本発明の他の態様によれば、高解像度および低解像度の特徴部分を形成した後、(必要に応じて)スティッチング(補修)工程を実施し、形成時にスタンプまたはジェット印刷マスクの少なくともいずれかの誤整列等のために分離された可能性のある高解像度の特徴部分210Aと低解像度の特徴部分220Aとを接続する(ブロック330)。高解像度の特徴部分と低解像度の特徴部分との間のこのような隙間(ギャップ)は、IC構造の重要な領域で発生した場合は、誤動作または装置の機能不全の少なくともいずれかを生じうる。ブロック330に従って行われるスティッチング工程によって処理の欠陥を補修するメカニズムを設けることにより、製造歩留まりの向上を可能にする。スティッチング工程は、例えばプリントヘッド250を用いて、輸送溶媒(transport solvent)に懸濁させた導電材料(導電性のナノ粒子等)を含む印刷溶液255A2を、高解像度の構造と低解像度の構造とを分離しているギャップ中に噴射して、導電ブリッジ構造を形成する。プリントヘッド250と基板201Aとの位置決めおよび較正は、本明細書にその全体を引用して援用する、本発明と同一所有者かつ同時継続中の特許文献(特許文献5(発明の名称「マルチイジェクタプリントヘッドを用いて均一な電子材料を印刷する方法(”Method for the Printing of Homogeneous Electronic Material with a Multi−Ejector Print Head”)(代理人ドケット番号No.XCP−030)参照)に記載されている。このようにジェット印刷は、低解像度の特徴部分を形成し、かつ高解像度の特徴部分と低解像度の特徴部分との間の不要なギャップの補修に利用できるので、大面積の電子装置製造に特に有用である。
多くの場合、高解像度の特徴部分の形成に利用されるスタンプパターンはデバイス基板よりもかなり小さく、基板全面をパターニングするにはスタンピング動作を複数回実行する。このような複数回のスタンピング動作は、1つのスタンプを使用するか(例えばTFTのソースおよびドレイン構造等の重要な構造を複製する場合)、または高解像度の異なる特徴部分をパターニングするように構成された複数のスタンプを使用してもよい。比較的小型のスタンプとは反対に、ジェット印刷されるマスクは印刷ソフトウェアで現像される。マスクのサイズの物理的な制約はプリンタシステムのサイズだけなので、原理上、マスクは装置基板全面をパターニング可能な任意の大型のマスクにできる。いずれの場合も、高解像度および低解像度の特徴部分の配置を調整する信頼できるメカニズムを設けて、開路状況を回避することが重要である。
図5(A)〜図5(C)は、高解像度および低解像度処理技術を調整して大面積電子装置を信頼性をもって製造できるようにする、アライメント(位置合わせ)マークの使用例を簡略化した図を示す。
図5(A)は、スタンプ430Bの底面(図面左側)と、スタンプ430Bをソフトリソグラフィ工程中に適用するデバイス基板201Bの上面の一部(図面右側)とを示す。図5(A)の左側を参照すると、上述のように形成したスタンプ430Bは、周辺の隆起領域434Bで囲まれた空洞領域432Bの内側に位置する高解像度の隆起構造435Bを含む。高解像度の隆起構造435BはTFTのソースおよびドレイン電極として形成され、これら電極構造は周辺の隆起領域434Bに接続される。空洞領域432B中には1つ以上の隆起したアライメントマーク構造438Bも含まれ、これを以下に説明するような態様で使用して、基板201B上にアライメントマークを形成する。図5(A)の右側を参照すると、基板201Bは、誘電または絶縁層(図示せず)の下に位置するゲート構造205B(点線部分)を含み、誘電層の上には金属層410Bを形成する。金属層410Bはすでにスタンプ430Bによってスタンプされ、かつ上述のようにエッチングされて、高解像度のソース/ドレイン構造210B、コンタクト部215B、アライメントマーク218B、および開領域(すなわち金属層410B中の穴)212Bが形成されている。一実施形態では、ソース/ドレイン構造210Bは、幅2μm、開(白)部分の面積が(例えば)50μm×50μmである。後ほど詳述する本発明に関連した利点を説明するため、スタンプ430Bは最適位置からわずかにずれて(すなわち斜めになって)いるとする。
図5(B)は、ジェット印刷したエッチマスク450Bの一部(図面左側)と、マスク450Bを用いてレジスト層をパターニングして、金属層410B上にレジストパターン(構造)465Bを形成した装置基板201B(図面右側)とを示す。図5(B)の左側を参照して、上述のように形成した印刷マスク450Bは、印刷したレジスト領域455Bと、未被覆領域457Bとを含む。上述と同様、パターンを基板上に位置合わせさせ、ジェット噴射によってレジスト特徴部分465Bを形成する。
本発明の他の態様に従えば、マスク450Bの位置決めに用いる制御システムによって、アライメントマーク218Bの位置に基づいて、レジストパターン465Bがソース/ドレイン構造210Bと低解像度の相互接続構造を設けるのに必要な金属層210Bの一部とを覆うように、レジストパターン465Bの最適位置を求める。上記の実施形態と同じく、金属層410Bの残りの露出部分417Bは除去(エッチング)する。
図5(C)は、マスクパターンを基板中にエッチングした後に得られる構造を示す。ソース電極210B1とドレイン電極210B2とによって形成されるソース/ゲート構造はゲート構造205B上に位置するが、誘電層(図示せず)によって分離されている。その後、半導体材料を堆積させてソースコンタクトとドレインコンタクトとを接続し、これによりゲート構造205Bに印加される電圧に応じてソース電極210B1からドレイン電極210B2へと電流が流れるようにする。また、ソース電極210B1はコンタクト部215B1を介して(カラム用の)相互接続構造220B1に接続され、ドレイン電極210B2はコンタクト部215B2を介して(ロウ用の)相互接続構造220B2に接続されて、例えば(カラム用の)相互接続構造220B1から(ロウ用の)相互接続構造220B2へ電流が流れるようにする。こうして、スタンプ430B(図5(A))の高解像度パターンが、ジェット印刷したエッチマスク450B(図5(B))によって形成される低解像度の相互接続線に接続され、エッチマスク450Bはアライメントマーク438Bの測定位置を用いて位置決めされる。ゲート金属構造205Bが大きくても、ソース/ドレイン領域の寸法が小さいため寄生容量は低くなっている。例えば、高解像度スタンプ430Bの線幅およびギャップが2μmならば、W/L比10のTFTは、約80μmのコンタクト領域をゲート構造205B上にもつ。これに対して、もしソース電極およびドレイン電極を低解像度の処理ツール(ジェット印刷等)を用いて形成すると、チャネルは長さ約40μm、オーバラップ(D)約10μmとなり、これに対応して約8000μmの領域が形成されるため、本発明によって得られる改善度は100となる。ジェット印刷した特徴部分が長さ20μmでオーバラップ5μmの場合でも、1桁以上の容量の改善度が得られる。
高解像度の特徴部分の形成時に作成されるアライメントマークは、先に形成した高解像度の特徴部分に対して低解像度の特徴部分の位置決めをする信頼性のあるメカニズムを与えることに加えて、(上述した)意図しないギャップの補修に用いるスティッチング工程、または希望のTFTアレイの別形成された部分との接続に用いる予定されたスティッチング工程時に、プリントヘッドを自動的に制御(配置)するためにも使用される。
図6(A)および図6(B)は、上述したスティッチング工程を用いて、ピクセルアレイの別途形成した特徴部分に接続(「スティッチ(縫合)」)する例を示す。図6(A)は、共有ゲート構造205C1〜205C4上に形成されるTFT群610を含むピクセルアレイ600を示す。各TFT610は、対応するゲート構造上にソフトリソグラフィによって上述した態様で形成した高解像度のソース端子および高解像度のドレイン端子を含み、これらソースおよびドレイン端子に、上述したジェット印刷したマスク技術によって低解像度のカラムおよびロウのコンダクタが接続される。例えば、TFT610−11のソースはカラムコンダクタセグメント220C10に接続され、TFT610−11のドレインはロウコンダクタセグメント220C11に接続される。同様に、TFT610−12のソースはカラムコンダクタセグメント220C10に接続され、TFT610−12のドレインはロウコンダクタセグメント220C12に接続される。同様に、TFT610−21およびTFT610−22のソースはカラムコンダクタセグメント220C20に接続され、TFT610−21のドレインはロウコンダクタセグメント220C21に、かつTFT610−22のドレインはロウコンダクタセグメント220C22に接続される。
本例では、低解像度の相互接続構造の形成に用いるジェット印刷したマスク(図示せず)は、ピクセルアレイ600が形成される基板より小さいものとし、従ってアレイ全体をカバーするために何回かのステップで再配置かつ使用しなければならない。例えば、TFT610−11および610−12の形成に用いるスタンプおよびマスク動作は、TFT610−21および610−22(カラムコンダクタセグメント220C20と、ロウコンダクタセグメント200C21および220C22とにそれぞれ接続される)で用いるスタンプおよびマスク動作とは異なる時間に実行される。従って、連続して行われる低解像度工程間の位置合わせの誤差により、カラムコンダクタセグメント220C10と220C20間にギャップGが生じる場合がある。本実施形態では、ジェット印刷したマスクは、アライメントマーク(図示せず)を上述した態様で使用して、スタンプした関連のソース/ドレイン構造に対して位置決めするので、これによって生じる位置合わせの誤差により、隣接するカラムコンダクタセグメント間にギャップGが形成されている。このようなギャップは、高解像度のソース/ドレイン特徴部分とともに印刷されたアライメントマークの記録位置に基づいて、かつ低解像度の相互接続構造形成時のジェット印刷したエッチマスクの公知の位置に基づいて、工程制御システムによって検知され、ジェット印刷システムは導電性の印刷溶液255CをギャップG中に噴射して導電ブリッジ構造620を形成し、これにより関連カラムコンダクタセグメント(例えばカラムセグメント220C1と220C2)間を接続するように制御される。
さらに他の実施形態では、TFTアレイの隣接する部分間に意図的にギャップが形成され、低解像度のエッチングステップ後にこのギャップを塞ぐように、製造工程の一部にスティッチング工程が含まれる。例えば、n×n個のピクセルを含むスタンプを用いてピクセル部分を形成する。このスタンプを基板上でラスター状に動作させて、ピクセルがスタンプされたp×mアレイを形成する。その後、スタンプされたピクセルを処理して相互接続線を形成するか、またはスタンプされた各ピクセルアレイを、印刷された「スティッチ」相互接続を用いて相互接続する。このアプローチにより、ピクセル間を相互接続する「スティッチ」点の数量を減じ、またアレイ中のピクセルの寸法を小さくできる。
図7は、ポリマー半導体の製造、またはアモルファスシリコンTFTの製造にも適当と考えられるボトムゲートTFTアレイの製造方法を示すフロー図である。上述したように、本発明は、大面積電子装置用のTFTアレイを作成する非常に順応性のある(寛容な)方法の提供に用いることができる。
図7の上部分を参照すると、製造方法はまず、ジェット印刷した低解像度のエッチマスクを用いて、基板上にゲート構造および任意で第1のアライメントマークを形成するステップ(ブロック710)と、ゲート構造上に誘電層を形成するステップ(ブロック720)と、その後、誘電層上にソース/ドレイン金属層を堆積させるステップ(ブロック730)とを含む。一実施形態では、ゲート構造および関連のアライメントマークは、先に低解像度の相互接続構造の形成のところで説明したのと同じ態様で、ジェット印刷したエッチマスクを用いてパターニングされるゲート(第1)金属層から形成される。第1のアライメントマークはゲート構造とともにパターニングされ、ゲート金属のエッチング工程後にゲート構造から電気的に分離される。第1のアライメントマークの位置を検知・記憶して、後に(例えばソース/ドレイン電極形成のためスタンプを配置する際に)使用する。ゲート金属エッチング工程が完了すると、ゲート構造およびアライメントマーク上に誘電体を堆積させ、その後、誘電層上にソース/ドレイン金属層を形成する。
続いて、上述した態様で、高解像度のソース/ドレイン電極と低解像度の相互接続構造とを形成する。まず、ソース/ドレイン金属層をスタンプして処理し、高解像度のソース/ドレイン電極を形成する(ブロック110C)。第1のアライメントマークを用いて、ソース/ドレイン電極が関連のゲート構造上に形成されるようスタンプを位置決めする。次に、ソース/ドレイン金属層の保持部分を、ジェット印刷したエッチマスクを用いて上述した態様でパターニングし、関連の相互接続構造を形成する(ブロック120C)。低解像度工程は、ゲート金属およびスタンプしたソース−ドレイン金属のいずれかまたは両方のアライメントマークのセットを用いて、スタンピング工程中の位置合わせの誤差を補正できる。2セットのアライメントマークの位置をカメラ等によって測定して2つの層の正確な位置を計算することにより、位置合わせの誤差を縮小できる(この機能を自動的に実行するためにソフトウェアルーチンを用いてもよい)。印刷したエッチマスクはスタンプの微細特徴部分をカバーし、TFTを残りの回路部分に接続する低解像度パターンを与える。その後、トランジスタ動作ができるように各ソース/ドレイン電極対上に半導体構造を形成し(ブロック740)、その後、上述した方法に従って位置合わせの誤差によるギャップをスティッチする(ブロック750)。
図8(A)〜図8(D)は、図7に示す方法の一実施形態に従って形成したTFTアレイの上面の一部を簡略化した図である。
図8(A)は、ゲート金属がパターニングされ(薄い影の部分)、誘電体が堆積され、高解像度パターンがソース−ドレイン(S/D)金属中に印刷された装置構造を示す。濃い影の部分はソース/ドレイン金属が除去された部分を示す。各ピクセル中の異なる箇所に高解像度のソース/ドレイン電極構造が形成されており、これはスタンピングによるランダムなエラーを示す。
図8(B)に示す複数の円は、低解像度のエッチング工程中にソース/ドレイン金属層の残りの不用部分の除去に用いるエッチマスク作成のためにジェットプリンタから噴射される個々の液滴を表す。このエッチマスクは、スタンプパターンの位置誤差に対処するように設計されるが、スタンプされたTFTに大幅な位置誤差がある場合でもピクセルが正しい寸法になるように、ボトム金属に整列している。
図8(C)は、高解像度処理段階および低解像度処理段階後のソース/ドレイン金属層の最終パターンを示す。
図8(D)は、ソースおよびドレイン電極上にポリマー半導体810(楕円形の領域)が印刷された後のTFTを示す。ポリマー印刷された領域は、位置決めの誤差を考慮してTFT電極を十分にカバーできる広さをもつため、非常に寛容なTFT製造方法が得られる。
図9(A)および図9(B)は、電子回路の各種要件および予想されるスタンプ配置の不安定さに応じて、図8(D)に示す実施形態よりも有利と考えられる高解像度TFT用の他の設計を示す。
スタンプと第1の金属層との位置合わせ誤差に対する寛容度をさらに改善するため、高解像度工程中に冗長な特徴部分をスタンプしておき、もっとも良好に位置合わせされた特徴部分を第2のマスキングステップを用いて選択して、残りの特徴部分を除去するようにできる。例えばマスクは、図10(A)および図10(B)に示すように、異なる位置にソース−ドレインコンタクト構造の複製を含みうる。図10(A)は、主として水平方向および回転方向の位置合わせ誤差を補正する冗長な特徴部パターンを示し、図10(B)は、主として垂直方向の位置合わせ誤差を補正する冗長な特徴部パターンを示す。スタンピング工程後、2つの層のアライメントマークを検査して、自動的に最適なデバイス位置を選択できる。従って、第2のマスキングステップは、選択されたデバイスを(自動的に)維持し、かつ最適でない冗長パターンを削除するように設計される。パターンは、印刷工程における公知の種類および大きさの位置合わせ誤差を最適化するように設計できる。
図11は、ほぼ同一の複数の冗長な特徴部が、基板上のゲート構造(影をつけた部分)の近傍に印刷される他の冗長パターンを示す。ジェット印刷によってパターニングされたゲート構造の幅をGとすると、高解像度のスタンプの線幅および解像度はGよりも大幅に小さいことがわかる。高解像度のスタンプでパターニングされたTFTのチャネル長はLである。高解像度のスタンプとゲート線との間の角度のばらつきを簡単にほとんどなくす(スプロケット付きのローラの使用等によって)ことができるとすると、TFT間のG−Lのスペーシング中に、常に少なくとも1つのTFTがゲート線上にくるようにできる。
図12(A)〜図12(C)は、カラム中に冗長なデバイスを製造するように設計された他の高解像度のスタンプパターンを示す。図12(A)は、かかる冗長デバイスのアレイを示し、これは上述したような態様でゲート線(図示せず)上に延在しうる。図12(B)に示すように、後続の低解像度マスキングステップ(影をつけた部分で示す)では、ピクセルパッドにおけるオーバラップ容量を最低限に抑えるため、1つまたは複数の適当または最適な冗長構造が選択される。図12(C)に示すように、選択された特徴部分をマスキングした後、マスク(選択)されていなかった特徴部分、およびソース/ドレイン金属層の他の露出部分をエッチングすることによって、TFTが完成する。
また高解像度スタンプの冗長性によって、ピクセルパッドのバイアホール用の一般的なマスキング層の製造が可能となる。バイアは、TFT面より上方の金属コンタクト層に接続する。バイアホールをゲート線の両側に配置できるという考え方により、どのトランジスタのコンタクトがピクセルコンタクトとして選択されても、2つのうち一方のバイアホールがトランジスタに接触する。このバイア層はトランジスタの選択に用いられるマスキング層に整列するだけで、高解像度パターンからどのドランジスタおよびコンタクトが選択されたかとは関係ない。
本発明の一実施形態に従う一般的な集積回路製造方法を示すフロー図である。 図1の方法に従って製造される構造を単純化した斜視図である。 図1の方法に従って製造される構造を単純化した斜視図である。 本発明の他の実施形態に従う集積回路製造方法を簡略化したフロー図である。 図3の方法に従って製造される構造を簡略化した斜視図である。 図3の方法に従って製造される構造を簡略化した斜視図である。 図3の方法に従って製造される構造を簡略化した斜視図である。 図3の方法に従って製造される構造を簡略化した斜視図である。 本発明の他の実施形態に従ってアライメントマークを用いて集積回路を製造する方法を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従ってアライメントマークを用いて集積回路を製造する方法を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従ってアライメントマークを用いて集積回路を製造する方法を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従ってジェット印刷によるスティッチングを用いて集積回路を製造する方法を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従ってジェット印刷によるスティッチングを用いて集積回路を製造する方法を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従ってボトムゲートTFTを製造する方法を簡略化したフロー図である。 図7の方法から選択した製造段階の例を示す平面図である。 図7の方法から選択した製造段階の例を示す平面図である。 図7の方法から選択した製造段階の例を示す平面図である。 図7の方法から選択した製造段階の例を示す平面図である。 図7の方法を用いて製造される他のTFT構造を示す平面図である。 図7の方法を用いて製造される他のTFT構造を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従う冗長な高解像度構造を含むスタンプパターンを示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従う冗長な高解像度構造を含むスタンプパターンを示す平面図である。 本発明の他の実施形態に従うゲート構造上に形成された冗長な高解像度構造を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に従う冗長なソース/ドレイン構造を実装する製造工程を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に従う冗長なソース/ドレイン構造を実装する製造工程を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に従う冗長なソース/ドレイン構造を実装する製造工程を示す平面図である。 従来のTFT構造を上からみた平面図である。
符号の説明
201 基板、210 高解像度構造、215 相互接続構造、220 相互接続構造。

Claims (4)

  1. 装置の基板上にパターニングされた薄膜層を形成する方法であって、
    第1の処理ツールを用いて、前記装置基板上に比較的高解像度の第1構造を形成するステップと、
    第2の処理ツールを用いて、前記装置基板上に、前記第1構造と接続されるように、比較的低解像度の第2構造を形成するステップと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記第1構造を形成するステップは、ソフトリソグラフィ、インプリントリソグラフィ、およびホトリソグラフィのうちの1つ以上の方法を用いるステップを含み、
    前記第2構造を形成するステップは、ジェット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、およびグラビア印刷のうちの1つ以上の方法を用いるステップを含む方法。
  3. 基板上に集積回路を形成する方法であって、
    前記基板上に材料層を形成するステップと、
    前記材料層の第1部分を処理して、比較的高解像度の第1特徴部分を規定するステップと、
    前記材料層の第2部分を、ジェット印刷されたエッチマスクを用いてパターニングして、前記第1特徴部分に接続される比較的低解像度の第2特徴部分を規定するステップと、
    を含む方法。
  4. 基板上にボトムゲート型薄膜トランジスタを形成する方法であって、
    前記基板上にゲート構造を形成するステップと、
    前記ゲート構造上に誘電層を形成するステップと、
    前記ゲート構造上の前記誘電層上に、高解像度の処理ツールを用いて、ソース電極とドレイン電極とを形成するステップと、
    低解像度の処理ツールを用いて、前記ソース電極に接続される第1の相互接続構造と、前記ドレイン電極に接続される第2の相互接続構造とを形成するステップと、
    を含む方法。
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