JP2006178614A - フォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法 - Google Patents

フォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006178614A
JP2006178614A JP2004369378A JP2004369378A JP2006178614A JP 2006178614 A JP2006178614 A JP 2006178614A JP 2004369378 A JP2004369378 A JP 2004369378A JP 2004369378 A JP2004369378 A JP 2004369378A JP 2006178614 A JP2006178614 A JP 2006178614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
bus
cpu
synchronization
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004369378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4117685B2 (ja
Inventor
Motohiro Sugimoto
基浩 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004369378A priority Critical patent/JP4117685B2/ja
Publication of JP2006178614A publication Critical patent/JP2006178614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4117685B2 publication Critical patent/JP4117685B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)

Abstract

【課題】同期状態を意識することなく、IOアクセスが容易にでき、同期外れを起こすことのないフォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法を提供する。
【解決手段】バス経路制御部112,122は、各CPUから発行される命令のうち同期動作が必要な命令は、同期制御部113,123を通過するバス115,116及び125,126を経由して同期制御部113,123に送る。同期制御部113,123では、各CPUから発行された命令のチェックを行い、IOアドレス制御部114,124へ命令を転送する。同期外れを起こす自系内のローカル・アドレス空間へのアクセスでは、同期制御部113,123を通過しないバス117,127を経由してIOアドレス制御部114,124へ命令を発行することにより、同期制御部での同期外れを防ぐことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のCPUサブシステムがクロック同期して同じ命令列を処理するロックステップ方式のフォルトトレラント・コンピュータシステムに関する。
従来、2つの情報処理装置に同期化装置を接続し、各情報処理装置からのデータをバッファに保持して同期化回路で照合し、同期をとるシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、複数のCPUサブシステム(CPUとそれに対応するメインメモリ及びメモリコントローラ等から構成)がクロック同期して同じ命令列を処理するロックステップ方式のフォルトトレラント・コンピュータシステムにおいて、自サブシステム系の内部情報や、自系に接続されるデバイス情報、他サブシステム系の内部情報、他系に接続されるデバイス情報等にアクセスの際に、単純に命令を発行し、同期制御部で同期状態の監視をおこなっていると同期はずれを起こしてしまう。
このための対策として、内部情報などを参照するための命令を実行する際に、一旦同期状態を止めてからアクセスし、命令実行終了後、再同期するなど同期状態を意識して命令を実行するとなると、ハードウェアの構成だけではなく、ソフトウェアの構成の複雑化を招くことになる。
特開2002−14943号公報
しかしながら、従来のロックステップ方式のフォルトトレラント・コンピュータシステムの場合、各CPUサブシステムが自系にローカルに割り当てられたアドレス空間へのアクセスが同期制御部を通過すると、同期制御部には他系からのアクセスがないために同期外れをおこす問題がある。
また、このような自系のローカル・アドレス空間へのアクセスの場合、システムが同期を維持するためには同期制御部においてアクセスのアドレスや命令の種別を意識して命令の監視を行い、命令による例外処理を設けなければならず同期制御部における処理を複雑化してしまう。
また、同期制御部に命令、アドレス等による例外処理を持たない場合には、同期外れを防ぐために、同期動作中は特定のアクセスを禁止するなどのアクセス制限を設ける必要が生じ、同期状態を管理するなどの制御の複雑化やリアルタイム・アクセスが不可能となるなどの制限が発生するという問題がある。
そこで本発明は、同期状態を意識することなく、自系、他系のサブシステムへのアクセスが容易にでき、かつ同期外れを起こすことのないフォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、複数のCPUサブシステムがクロック同期して同じ命令列を処理するロックステップ方式のコンピュータシステムのフォルトトレラント・コントローラであって、各CPUサブシステムに対応して、CPUバスの制御を行うCPUバス制御部と、CPUバス制御部からの命令をどのバスを経由して発行するのか選択するバス経路制御部と、各CPUサブシステムのクロック毎の同期状態を監視する同期制御部と、メモリアクセス又はIOアクセスのアドレス制御を行うIOアドレス制御部と、CPUバス制御部からの命令を、同期制御部を介してIOアドレス制御部へ転送する第1のバスと、CPUバス制御部からの命令を、同期制御部を介さずにIOアドレス制御部へ転送する第2のバスとを備え、前記バス経路制御部は、メモリアクセス又はIOアクセス命令の対象アドレスに応じて前記第1のバス又は第2のバスのいずれを経由して命令を発行するのか選択して、その命令をIOアドレス制御部へ転送することを特徴とする。
以上の構成によって、同期状態を意識することなく、自系、他系のサブシステムへのアクセスが容易にできるようになり、かつ同期外れを起こすこともなくなる。バス経路制御部ではメモリ又はIOに割り当てられたアドレス空間に応じてアクセスするバスを選択することにより、同期制御部には必ず同期した命令のみが転送されることになり、例外処理の必要性がなくなり、同期監視のための機能を簡素化することが可能となる。
本発明による第1効果は、サブシステムに割り当てられたアドレス空間毎に命令を転送するバスを切り替えることにより、どのようなアクセスに対しても、同期制御部において同期外れを起こすことがなくなるため、サブシステムの同期状態を意識することなく命令を実行することが可能となる。
また、サブシステムに割り当てられたアドレス空間により命令を転送するバスを切り替えることにより、同期制御部は同期命令のみが転送されるため、命令内容やアクセス先を意識することなく、同期外れをチェックすることができるようになり、同期制御回路を簡素化することが可能となる。
その理由は、同期制御部に転送される命令が、必ず同期が取れる命令だけに保障されているからである。これにより同期制御部では、各CPUから発行された命令に差異があった場合には、同期外れとして容易に判断することが可能となる。
第2の効果は、自系サブシステムのローカル・アドレス空間、サブシステム別に固有に割り当てられた共有アドレス空間を用意することにより、自系の内部へのアクセスや、自系に接続されるデバイスへのアクセス、または他系サブシステムの内部情報へのアクセスや、他系に接続されるデバイスの内部情報を、アドレス空間のみを意識して命令を実行することが可能となり、同期状態を意識する必要がなく、アクセスが容易にできるようになる。
その理由は、アドレス空間別にハードウェアが自動的にアクセスするバスを選択するので、同期状態を意識する必要がないからである。また、サブシステム別に固有の共有メモリ空間を実装することによる効果として、他系のデバイスのエラー情報の参照が容易となり、同期外れの原因などデバイスのエラー情報の参照が容易にでき、障害情報等の特定も容易にできるようになることがあげられる。
第3の効果は、サブシステムに割り当てられたアドレス空間の一部を固有デバイスのアドレス空間へのアクセスとして実装することにより、他系サブシステムのメモリアクセスとして利用することが可能となる。また、他に他系サブシステムへの命令発行用としてメモリ空間を割り当てることにより、他系への命令の発行を容易に行うことも可能になる。この機能はエラー時などの要因の特定等に利用することができる。
その理由は、同期制御部で同期外れを検出した場合などサブシステムでエラーを検出した際に、全てのCPUサブシステムからそれぞれの固有に割り当てられた共有アドレス空間へアクセスを発行することにより、どのサブシステムで最初にエラーを検出したかを調べることができるためである。
次に、本発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したロックステップ方式のフォルトトレラント・コンピュータシステムの概略構成を示す。サブシステム11,12の各フォルトトレラント(FT)・コントローラは、CPU、メインメモリ、IO(Input/Output)ブリッジの制御部と、CPUから発行される命令をチェックする同期制御部と、CPUから発行された命令を他系の同期制御部へ転送するデータ転送部から構成される。CPUから発行された命令は内部のパスもしくはデータ転送部を通過し、いずれかのコントローラの同期制御部に送られ、データの差異のチェックを実施している。同期制御部内でデータの差異が検出された場合には、同期外れのエラーとなり、エラーを起こしたシステム側を切り離して動作する。
図2は、本発明によるフォルトトレラント・コントローラの要部概略構成を示す。CPUバス制御部111,121は、CPU(図示省略)に接続されてCPUバスの制御を行う。バス経路制御部112,122は、CPUバス制御部111,121からの命令をどのバスを経由して発行するのか選択する。バス115,116及び125,126は、同期制御部113,123を通過させるバスである。バス117,127は、同期制御部を通過させずIOアドレス制御部114、124を直接アクセスするためのバスである。
バス経路制御部112,122では、各CPUから発行される命令に対し、命令の対象アドレスから通常に行われるデバイスへの命令の場合、同期動作が必要な命令としてバス115,116及び125,126を経由して同期制御部113,123に送る。同期制御部113,123では、各CPUから発行された命令のチェックを行い、IOアドレス制御部114,124へ命令を転送する。IOアドレス制御部114,124では、メモリアクセス又はIOアクセスのアドレス制御を行い、IO(又はメモリ)コントローラ118,128にアクセスする。
同期外れを起こす自系内のローカル・アドレス空間へのアクセスでは、同期制御部113,123を通過しないバックドアパスであるバス117,127を経由してIOアドレス制御部114,124へ命令を発行することにより、同期制御部での同期外れを防ぐことが可能となる。また同期制御部113,123は同期命令のみが転送されるため、命令の内容などを意識することなく同期状態を監視することが可能となる。
図3は、本発明によるロックステップ方式のフォルトトレラント・コンピュータシステムの動作例を示す。CPU110,120から発行されたIOコントローラ128への命令は、CPUバス制御部111,121を通過し、バス経路制御部112,122によって命令の転送先の決定を行う。CPU110から発行された命令は、バス経路制御部112において他系のデバイスへの命令として認識され、データ転送部(図示省略)を経由して同期制御部123へと転送される。
CPU120から発行された命令は、バス経路制御部122で自系のデバイスへの命令としてデコードされ、コントローラ内部のインターフェースを通り同期制御部123に送られる。同期制御部123では、CPU110,120から発行されたそれぞれの命令の比較を行い、命令に差異がない場合にIOアドレス制御部124に命令を転送する。この同期制御部で差異を検出した場合には、エラーとして、エラーを起こしたシステムを切り離し、残りのシステムで動作する。
図4は、本発明によるアドレス空間割り当てを示す。システム内部情報のアクセスのために、サブシステム11用に割り当てた共有空間211と、サブシステム12用に割り当てた共有空間212と、それぞれのサブシステム内でローカルに割り当てた空間210を用意する。これらのそれぞれの空間へアクセスする際の手段として、IOアドレス制御部にアクセスするバスは、同期制御部を経由するバス115,116及び125,126と、同期制御部を経由せず直接IOアドレス制御部をアクセスできるバス117,127を実装している。バス経路制御部では、アクセスされたアドレス空間から、どのバスを経由してアクセスすべきか判断し、命令の転送を行う。
図5は、サブシステム内のローカル空間へのアクセスを示す。ローカル・サブシステムへ割り当てられた空間210へ命令が発行された場合、バス経路制御部112,122は同期制御部113,123を経由しないバス117,127を選択して、それぞれのサブシステム内にあるIOアドレス制御部114,124にアクセスする。バス117,127を経由することにより、他系の同期制御部には命令が転送されないので、サブシステムのローカル空間への命令の際の同期外れを防ぐことができる。
もし、バス経路制御部112,122がバス115,125を経由して同期制御部113,123に命令を転送すると、サブシステム内のローカル・アドレスに割り当てられた空間のため、各CPUから発行された命令は自系の同期制御部に送られ、同期制御部には他系のCPUからの命令が転送されず、同期外れを引き起こす。
図6は、各サブシステムの共有空間へのアクセスを示す。IOアドレス制御部114に対応してサブシステム11に割り当てられたアドレス空間211、もしくはIOアドレス制御部124に対応してサブシステム12に割り当てられたアドレス空間212にアクセスする場合、片側のサブシステムにしか実装されていない空間のため、他系のCPUからのアクセスも同期制御部を通過することになり、同期外れを起こすことはない。
この場合、CPU110から発行された命令は、バス経路制御部112よりバス115を経由して同期制御部113に送られる。CPU120から発行された命令は、バス経路制御部122よりバス126を経由して同期制御部113に命令が転送され、同期制御部113により命令の同期チェックが実施される。
IOアドレス制御部114に送られた命令は、割り当てられたアドレス空間211をアクセスし、内部情報のアクセスが可能となる。また、システム固有のメモリ空間を使用することにより、外部の特定のデバイスにアクセスすることも可能である。この場合固有に割り当てたメモリ空間を特定のアドレスに振り替える機能を実装することによりアクセスが可能となる。
このようにバス経路制御部では、CPUから発行された命令をアドレス別に経路を選択し、同期外れの原因となるアドレスへの命令を別のバス(バックドアパス)を利用することにより、同期制御部での同期外れを起こすことなく自系、他系のサブシステムへのアクセスを容易にすることができる。また、システムに固有に割り当てられたメモリ空間を利用することによりデバイス情報だけではなく、他系のメインメモリの内容を読み出すことや、エラー時の処理として他系システムの命令の発行を行うことも可能である。
以上の説明では、サブシステム内で割り当てられたローカル空間、サブシステムそれぞれの共有空間をIOアドレス空間として説明したが、それぞれの空間をメモリ空間に割り当て、メモリアドレスによってバスを選択する方法も可能である。各図のIOアドレス制御部をシステムの共有メモリ空間およびローカルに割り当てたローカル・メモリ空間のアドレス制御部として扱うことにより同様の機能を実現することが可能である。
実施例1では、命令の対象アドレスによってバスを選択していたが、本実施例のフォルトトレラント・コントローラでは、CPUが発行したメモリアクセス又はIOアクセス命令のコマンドによって、どのバスを経由して発行するのか選択する機能を有する。このため、実施例1のIOアドレス制御部の代わりに、メモリアクセス又はIOアクセスのコマンド制御を行うIOコマンド制御部を有する。
バス経路制御部では、各CPUから発行される命令に対し、命令のコマンドから通常に行われるデバイスへの命令の場合、同期動作が必要な命令として同期制御部を通過させるバスを経由して同期制御部に送る。同期制御部では、各CPUから発行された命令のチェックを行い、IOコマンド制御部へ命令を転送する。IOコマンド制御部では、メモリアクセス又はIOアクセスのコマンド制御を行い、IO(又はメモリ)コントローラにアクセスする。
同期外れを起こす可能性のあるコマンドでは、同期制御部を通過しないバックドアパスであるバスを経由してIOコマンド制御部へ命令を発行することにより、同期制御部での同期外れを防ぐことが可能となる。また同期制御部は同期命令のみが転送されるため、命令の内容などを意識することなく同期状態を監視することが可能となる。
本実施例のバス経路制御部では、CPUから発行されたメモリアクセス又はIOアクセス命令のコマンド別にIOコマンド制御部への経路を選択し、同期外れの原因となるコマンドを別のバス(バックドアパス)を利用して転送することにより、同期制御部での同期外れを起こすことなく自系、他系のサブシステムへのアクセスを容易にすることができる。
本発明を適用したフォルトトレラント・コンピュータシステムの概略構成図である。 本発明によるフォルトトレラント・コントローラの要部概略構成図である。 本発明によるフォルトトレラント・コンピュータシステムの動作例を示す図である。 本発明によるアドレス空間割り当てを示す図である。 発明によるローカル・サブシステムへのアクセスを示す図である。 発明による各サブシステムの共有空間へのアクセスを示す図である。
符号の説明
11,12 サブシステム
111,121 CPUバス制御部
112,122 バス経路制御部
113,123 同期制御部
114,124 IOアドレス制御部
115,116,125,126 同期制御部を通過するバス
117,127 同期制御部を通過しないバス

Claims (6)

  1. 複数のCPUサブシステムがクロック同期して同じ命令列を処理するロックステップ方式のコンピュータシステムのフォルトトレラント・コントローラであって、
    各CPUサブシステムに対応して、
    CPUバスの制御を行うCPUバス制御部と、
    CPUバス制御部からの命令をどのバスを経由して発行するのか選択するバス経路制御部と、
    各CPUサブシステムのクロック毎の同期状態を監視する同期制御部と、
    メモリアクセス又はIOアクセスのアドレス制御を行うIOアドレス制御部と、
    CPUバス制御部からの命令を、同期制御部を介してIOアドレス制御部へ転送する第1のバスと、
    CPUバス制御部からの命令を、同期制御部を介さずにIOアドレス制御部へ転送する第2のバスとを備え、
    前記バス経路制御部は、メモリアクセス又はIOアクセス命令の対象アドレスに応じて前記第1のバス又は第2のバスのいずれを経由して命令を発行するのか選択して、その命令をIOアドレス制御部へ転送することを特徴とするフォルトトレラント・コントローラ。
  2. 各CPUサブシステム毎に割り当てられた共有アドレス空間と、CPUサブシステムが自系内でローカルにアクセスするためのローカル・アドレス空間とを有し、
    前記バス経路制御部は、命令がアクセスする対象アドレスが共有アドレス空間の場合、前記第1のバスを選択し、命令がアクセスする対象アドレスがローカル・アドレス空間の場合、前記第2のバスを選択して、その命令を前記IOアドレス制御部へ転送することを特徴とする請求項1記載のフォルトトレラント・コントローラ。
  3. 複数のCPUサブシステムがクロック同期して同じ命令列を処理するロックステップ方式のコンピュータシステムのフォルトトレラント・コントローラであって、
    各CPUサブシステムに対応して、
    CPUバスの制御を行うCPUバス制御部と、
    CPUバス制御部からの命令をどのバスを経由して発行するのか選択するバス経路制御部と、
    各CPUサブシステムのクロック毎の同期状態を監視する同期制御部と、
    メモリアクセス又はIOアクセスのコマンド制御を行うIOコマンド制御部と、
    CPUバス制御部からの命令を、同期制御部を介してIOコマンド制御部へ転送する第1のバスと、
    CPUバス制御部からの命令を、同期制御部を介さずにIOコマンド制御部へ転送する第2のバスとを備え、
    前記バス経路制御部は、メモリアクセス又はIOアクセス命令のコマンドに応じて前記第1のバス又は第2のバスのいずれを経由して命令を発行するのか選択して、その命令をIOコマンド制御部へ転送することを特徴とするフォルトトレラント・コントローラ。
  4. 複数のCPUサブシステムで同じ命令列をクロック同期させて処理するロックステップ方式のコンピュータシステムにおいて、
    請求項1〜3のいずれかに記載のフォルトトレラント・コントローラを有することを特徴とするフォルトトレラント・コンピュータシステム。
  5. CPUバスの制御を行うCPUバス制御部と、CPUバス制御部からの命令をどのバスを経由して発行するのか選択するバス経路制御部と、各CPUサブシステムのクロック毎の同期状態を監視する同期制御部と、メモリアクセス又はIOアクセスのアドレス制御を行うIOアドレス制御部と、CPUバス制御部からの命令を同期制御部を介してIOアドレス制御部へ転送する第1のバスと、CPUバス制御部からの命令を同期制御部を介さずにIOアドレス制御部へ転送する第2のバスとを備えたCPUサブシステムが、複数サブシステムでクロック同期して同じ命令列を処理するロックステップ方式のフォルトトレラント・コンピュータのバス選択制御方法であって、
    前記バス経路制御部が、メモリアクセス又はIOアクセス命令の対象アドレスに応じて前記第1のバス又は第2のバスのいずれを経由して命令を発行するのか選択して、その命令をIOアドレス制御部へ転送することを特徴とするフォルトトレラント・コンピュータのバス選択制御方法。
  6. CPUバスの制御を行うCPUバス制御部と、CPUバス制御部からの命令をどのバスを経由して発行するのか選択するバス経路制御部と、各CPUサブシステムのクロック毎の同期状態を監視する同期制御部と、メモリアクセス又はIOアクセスのコマンド制御を行うIOコマンド制御部と、CPUバス制御部からの命令を同期制御部を介してIOコマンド制御部へ転送する第1のバスと、CPUバス制御部からの命令を同期制御部を介さずにIOコマンド制御部へ転送する第2のバスとを備えたCPUサブシステムが、複数サブシステムでクロック同期して同じ命令列を処理するロックステップ方式のフォルトトレラント・コンピュータのバス選択制御方法であって、
    前記バス経路制御部が、メモリアクセス又はIOアクセス命令のコマンドに応じて前記第1のバス又は第2のバスのいずれを経由して命令を発行するのか選択して、その命令をIOコマンド制御部へ転送することを特徴とするフォルトトレラント・コンピュータのバス選択制御方法。
JP2004369378A 2004-12-21 2004-12-21 フォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法 Expired - Fee Related JP4117685B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004369378A JP4117685B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 フォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004369378A JP4117685B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 フォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006178614A true JP2006178614A (ja) 2006-07-06
JP4117685B2 JP4117685B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=36732692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004369378A Expired - Fee Related JP4117685B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 フォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4117685B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040879A1 (ja) * 2007-09-25 2009-04-02 Fujitsu Limited 情報処理装置及び制御方法
CN104461793A (zh) * 2014-12-05 2015-03-25 中国航空工业集团公司第六三一研究所 一种高可靠多节点容错计算机系统及同步方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009040879A1 (ja) * 2007-09-25 2009-04-02 Fujitsu Limited 情報処理装置及び制御方法
KR101038464B1 (ko) 2007-09-25 2011-06-01 후지쯔 가부시끼가이샤 정보 처리 장치 및 제어 방법
US8181064B2 (en) 2007-09-25 2012-05-15 Fujitsu Limited Information processing apparatus for inhibiting instructions, saving and restoring internal information in response to abnormality in redundant processor system
JP5299281B2 (ja) * 2007-09-25 2013-09-25 富士通株式会社 情報処理装置及び制御方法
CN104461793A (zh) * 2014-12-05 2015-03-25 中国航空工业集团公司第六三一研究所 一种高可靠多节点容错计算机系统及同步方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4117685B2 (ja) 2008-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1675006A2 (en) Fault tolerant computer system and interrupt control method for the same
US7568054B2 (en) Duplicate synchronization system and method of operating duplicate synchronization system
JP4168403B2 (ja) フォールトトレラントシステム、これで用いる制御装置、アクセス制御方法、及び制御プログラム
JP7211487B2 (ja) 車両制御システム、車両の制御方法及び車両の制御プログラム
JP2010003081A (ja) 演算処理装置多重化制御システム
JP2006338094A (ja) 多重系電子計算機
JP4161276B2 (ja) フォルトトレラントコンピュータ装置およびその同期化方法
JP4117685B2 (ja) フォルトトレラント・コンピュータとそのバス選択制御方法
JP2009098988A (ja) フォルトトレラントコンピュータシステム
JP2007334668A (ja) メモリダンプ方法、クラスタシステム、それを構成するノードおよびプログラム
JP4829821B2 (ja) マルチプロセッサシステムおよびマルチプロセッサシステムにおける復旧方法
JP2008226111A (ja) 2重化コントローラシステム、その稼動系コントローラ
CN111190345B (zh) 每个硬件单元配有多个处理器单元的冗余的自动化系统
EP3696627B1 (en) Distributed control system
JP2006236371A (ja) 制御システム
JP2007323190A (ja) データ通信を行う計算制御システム及びその通信方法
JP2626127B2 (ja) 予備系ルート試験方式
JP5227653B2 (ja) 多重化計算機システム、及びその処理方法
JPH11194961A (ja) 遠方監視制御装置および遠方監視制御システム
JP4792958B2 (ja) データ制御システム、共有ディスク装置及びそれらに用いるディスクアクセス規制の切替方法
JP2946541B2 (ja) 二重化制御システム
JP3903688B2 (ja) バンク切替システム
JPH08212093A (ja) フォールトトレラント計算機システム
JP2006065631A (ja) 通信制御システム
JPH08137709A (ja) 情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080514

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20080828

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees