JP2006177757A - 水位測定装置 - Google Patents

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武彦 吉村
Shinji Hazama
眞二 間
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Abstract

【課題】 極力人手を要することなく高精度の水位測定を長期間にわたって安定的に行うことが可能な水位測定装置を提供する。
【解決手段】 水位の測定対象である導電液の上方に上下方向移動可能に保持される第1電極27と、これを昇降駆動する駆動機構44と、第1電極27から離間し且つ常時導電液に接した状態で配置される第2電極11と、駆動機構44による所定の基準位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段45と、第1電極27と第2電極11との間に流れる電流値に基づいて第1電極27が導電液の液面に接触しているか否かを判定する判定手段と、駆動機構44による第1電極27の降下駆動中に、判定手段により第1電極27が導電液の液面に接触した旨の判定が行われたときに、駆動量検出手段45により検出された駆動量を取得する駆動量取得手段とを備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水、その他の導電液の液面の位置を検出する水位測定装置に関するものである。
例えば水盛法によるレベル計測を行う際には、複数地点において水等の液体の液面位置(以下、液体の種類に拘わらず水位という)を正確に測定する必要がある(例えば特許文献1参照)。このような場合に用いられる水位測定方法としては、圧力式測定方法、フロート式測定方法、マイクロメータ等による目視測定方法等が一般的であった。
圧力式測定方法は、圧力センサを水底に設置し、その圧力センサにより検出された圧力値に基づいて水底から液面までの距離を求めるものである。フロート式測定方法は、液面に浮かべた浮きの位置を測定するものである。また、マイクロメータ等による目視測定方法は、液面の位置をマイクロメータを用いて人間が目視により測定するものである。
特開平5−223566号公報
上述した従来の水位測定方法では、夫々次のような問題点があった。即ち、圧力式測定方法では、気圧の変化や液体の比重の相違によって圧力センサにより検出される圧力値が変化し、測定精度に大きな影響を与える問題があった。
また、フロート式測定方法では、浮きを常時液体に浮かべておく必要があるが、経年変化によって浮きの浮き具合が変化する等により測定精度が低下する問題があった。
更に、マイクロメータ等による目視測定方法では、読み取りに個人差があるため高精度での測定が困難である上に、他の方法に比べて人手を要するという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、極力人手を要することなく高精度の水位測定を長期間にわたって安定的に行うことが可能な水位測定装置を提供することを目的とする。
本発明は、水位の測定対象である導電液の上方に上下方向移動可能に保持される第1電極27と、該第1電極27を昇降駆動する駆動機構44と、前記第1電極27から離間して設けられ且つ少なくとも前記第1電極27が前記導電液の液面に接したときには前記導電液に接した状態となる第2電極11と、前記駆動機構44による所定の基準位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段45と、前記第1電極27と前記第2電極11との間に流れる電流値に基づいて前記第1電極27が前記導電液の液面に接触しているか否かを判定する判定手段115と、前記駆動機構44による前記第1電極27の降下駆動中に、前記判定手段115により前記第1電極27が前記導電液の液面に接触した旨の判定が行われたときに、前記駆動量検出手段45により検出された前記駆動量を取得する駆動量取得手段116とを備えたものである。
本発明によれば、駆動量取得手段116により取得された駆動量が水位に対応する値となるが、この値は、気圧の変化や液体の比重等による影響を受けず、また第1電極27の液面への接触状態は経年変化の影響を受けにくいため、高精度の水位測定を長期間にわたって安定的に行うことが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。本実施形態に係る水位測定装置1は、例えば水盛り計測等において用いられるもので、水容器2の内面等に着脱自在に固定され、その水容器2内の液体3の水位を測定可能となっている。なお、水容器2内の液体3は、導電性を有するもの(導電液)であれば何でもよく、本実施形態では例えば水道水等の純水でない水を用いている。
水位測定装置1は、図1に示すように、少なくともその一部分が水容器2内の水3に常時浸かる状態で上下方向に配置されるパイプ11と、このパイプ11内に上下方向移動可能に保持される吊り下げ部材12と、パイプ11の上側に設けられ且つ吊り下げ部材12を昇降可能に保持する本体部13と、例えばパイプ11を水容器2の内面等に着脱自在に固定する固定手段14とを備えている。
パイプ11は、第2電極の一例であって、ステンレス鋼等の導電性材料により例えば薄板円筒状に形成されており、その下端側が水容器2内の水3に浸かった状態で固定手段14により略鉛直に支持されている。
固定手段14は、図1,図2,図7等に示すように、水容器2の内面等に着脱可能な固定部材15と、この固定部材15とパイプ11とを連結する連結ブラケット16とを備えている。
固定部材15は、例えば永久磁石等を内蔵すると共にその固定面17a側の磁力の強/弱(又はON/OFF)を切り換え可能な着脱固定部17と、この着脱固定部17から例えば固定面17aに垂直な方向に突設された円柱状等の支持ロッド18とを備えている。固定部材15は、着脱固定部17の固定面17aが、ステンレス鋼等の磁性体よりなる水容器2の内面に磁力により着脱自在に固着されることにより、支持ロッド18が水容器2の内側に向けて略水平に保持されるようになっている。
連結ブラケット16は、パイプ11側を保持する第1保持部19と、支持ロッド18側を保持する第2保持部20とが連結部21において略90°に連結された略L字型に一体形成されている。第1保持部19にはパイプ11を挿通可能な例えば円筒状の第1挿通孔19aが、第2保持部20には支持ロッド18を挿通可能な例えば円筒状の第2挿通孔20aが、それらの中心軸が同一面内で且つ互いに略直交するように形成されている。更に、連結部21は、第1挿通孔19aと第2挿通孔20aとの両中心軸を含む平面に沿って形成され且つ第1挿通孔19aと第2挿通孔20aとを連結する所定幅の切り込み部22により左右に分離され、更にその切り込み部22に直交する締結孔23が貫通状に形成されている。
連結ブラケット16は、第1挿通孔19aにパイプ11を、第2挿通孔20aに支持ロッド18を夫々挿通させた状態で、締結孔23に装着したボルト等の締結具24により連結部21を締結することにより、固定手段14側の支持ロッド18とパイプ11とを略直交するように連結し、例えばパイプ11を略鉛直方向に支持可能となっている。
吊り下げ部材12は、図2,図7等に示すように、ウェイト25、ガイド(短絡防止部材)26、可動電極(第1電極)27等を備え、ステンレス鋼等の導電性材料により例えば縒り線状に形成されたワイヤ28によりパイプ11内に吊り下げられている。
ウェイト25は、当該吊り下げ部材12を安定的に吊り下げるための錘としての役割を果たすもので、例えばパイプ11の内径よりも小径の円柱状に形成されたウェイト本体部29と、そのウェイト本体部29の上下両端側に所定長さで設けられ且つ雄ねじ加工が施されたウェイト本体部29よりも小径の固定ボルト部30,31とを備え、ステンレス鋼等の導電性材料により例えば一体に形成されている。
ガイド26は、当該吊り下げ部材12をパイプ11の内周面に沿って軸方向(上下方向)に案内すると共に、パイプ11とウェイト25、可動電極27等との間の短絡を防止するためのもので、合成樹脂等の非導電性材料により例えばウェイト25よりも大径で且つパイプ11の内径よりも小径の略円板状に形成され、その中心部には固定ボルト部30,31が嵌合可能な貫通孔32が形成されており、ウェイト25の上下両端側に夫々着脱自在に装着されている。
なお、本実施形態のガイド26は、その外周上に等間隔で3箇所の円弧部25aを残してそれ以外の円弧部分を切り落とした形状としているが、円弧部25aを4箇所以上残してもよいし、円弧部分を切り落とすことなく円板状のままとしてもよい。また、ガイド26は、その中心部からの距離がウェイト25の半径よりも大きく且つパイプ11の半径よりも小さい張り出し部を周方向の少なくとも三方に備えたものであればよく、その張り出し部の形状は必ずしも円弧状である必要はない。
ガイド26は、ウェイト25の上下両端側の固定ボルト部30,31に夫々環挿させた状態で上固定ナット33,下固定ナット34をねじ込むことによりウェイト25の上下両端側に着脱自在に固定されている。
ウェイト25の上端側には、固定ボルト部30の端面30aからウェイト25の中心軸に平行に所定半径、所定深さのワイヤ装着孔35が形成されており、更にウェイト25の外周面から内向きにワイヤ装着孔35に略直交するワイヤ固定孔36が、少なくともワイヤ装着孔35に連通する深さに形成されている。また、ワイヤ装着孔35は、ウェイト25の中心軸から所定距離偏芯させて設けられている。
ワイヤ28は、その先端側がこのワイヤ装着孔35に挿入され、更にワイヤ固定孔36にワイヤ固定ネジがねじ込まれることによりウェイト25に着脱自在に固定されている。
また、ウェイト25の下端側には、固定ボルト部31の端面31aからウェイト25の中心軸に沿って所定半径、所定深さの電極装着孔38が形成されている。この電極装着孔38には、例えば断面円形の細長状に形成された可動電極27が、その先端部27aを下側に突出させた状態で挿入されており、この可動電極27は、下固定ナット34の下部側にねじ込まれた止めネジ39により着脱自在に固定されている。なお、可動電極27の先端部27aは錐状に形成されている。
以上のような構成により、吊り下げ部材12の可動電極27とワイヤ28とは、ウェイト25を介して導通した状態となっている。
本体部13は、図1〜図6等に示すように、パイプ11の上端側に固定されるベース41と、このベース41の上方に複数のポール42a,42b等を介して支持される上ブラケット43と、可動電極27を備えた吊り下げ部材12を昇降駆動する駆動機構44と、この駆動機構44による所定の基準位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段45等を備えている。
ベース41は、合成樹脂等の非導電性材料により、例えば前後方向(図1における右側を前、左側を後とする)に長い所定形状の板状に形成されており、パイプ11の上端側に略水平に配置されている。ベース41の下面側には、例えばその前端部近傍にパイプ11と略同径のパイプ装着部46が上向き凹入状に形成されており、このパイプ装着部46にパイプ11の上端側が上向きに嵌合している。また、ベース41には、その前端側の側面47からパイプ装着部46に連通する連通孔48が1又は複数形成されており、この連通孔48に固定ネジ49をねじ込むことによりパイプ11に対してベース41が着脱自在に固定されるようになっている。更に、ベース41には、ワイヤ28が通過可能なワイヤ案内孔50が、パイプ装着部46の中心部に対応して上下方向に貫通状に形成されている。
また、ベース41の上面側には、例えば下面側のパイプ装着部46よりも後側の位置に、所定半径の軸受け装着部51が下向き凹入状に形成されている。
ベース41の上面側には、左右一対のポール42a,42bと、その前側に配置されたガイド軸52とが着脱可能に立設されており、これらポール42a,42b、ガイド軸52の上端側に上ブラケット43が着脱可能に装着されている。ポール42a,42bは、ステンレス鋼等により例えば同一径、同一長さ(高さ)の円柱状に形成されており、パイプ装着部46と軸受け装着部51との間の左右両側に配置されている。なお、ポール42a,42bの配置位置は、軸受け装着部51の中心から等距離となっている。
上ブラケット43は、前側に設けられた平板板状の前板部53と、後側に設けられた厚肉状の軸受け収容部54とを、互いに下面側が面一となるように一体に備えており、前板部53の左右両端側近傍にポール42a,42bの上端側が、前板部53の前端側近傍にガイド軸52の上端側が夫々ネジ止め等により着脱自在に固定されることにより、その下面側がベース41と平行になるように支持されている。
軸受け収容部54の下面側には、所定半径の軸受け装着部55が上向き凹入状に形成されている。また、前板部53の下側には、僅かな隙間を介して平行にスリット取付板56が配置され、その左右両端側において前板部53に固定されている。
ガイド軸52は、ステンレス鋼等により例えばポール42a,42bと同一長さ(高さ)の略円柱状に形成されており、ワイヤ案内孔50の近傍に配置されている。ガイド軸52は、その下部側の外周の一部に面取り部57が形成されており、その面取り部57に、ワイヤ28を案内するガイドローラ58が、水平軸廻りに回転可能に装着されている。ガイドローラ58の外周側には、ワイヤ28を案内するための案内溝58aが周方向に形成されている。
駆動機構44は、ワイヤ28が巻き掛けられるワイヤドラム61と、このワイヤドラム61を回転駆動する駆動手段62とを備えている。
ワイヤドラム61は、ドラム部63と、そのドラム部63の上側に隣接して設けられ且つドラム部63よりも小径の小径部64と、ドラム部63の下部側から下向きに突設された下軸部65と、小径部64の上部側から上向きに突設された上軸部66とを、上下方向の同一中心軸に沿って例えばステンレス鋼等の導電性材料により一体に備えており、ベース41側の軸受け装着部51に装着された下軸受け部67により下軸部65が、上ブラケット43側の軸受け装着部55に装着された上軸受け部68により上軸部66が、夫々回転自在に支持されている。なお、上軸部66には、駆動手段62側の駆動軸62aが嵌合、固定される駆動軸固定孔66aが、上端面66b側から中心軸に沿って所定深さで形成されている。
ドラム部63の外周側には、回転軸方向、即ち上下方向の両端側に鍔部70,71を残してそれらの間に一定半径の溝状の巻き掛け部69が形成されている。巻き掛け部69の深さ、即ち巻き掛け部69と鍔部70,71との半径差は例えばワイヤ28の直径と略等しくなっている。また、下側の鍔部71は、上側の鍔部70よりも軸方向に幅広に形成されている。
また、ドラム部63には、その下面側の例えば外周側近傍の所定位置に、円形状の凹入部72が所定深さ、例えば下側の鍔部71の厚さと略同じ深さで上向きに形成されており、更にその凹入部72の中心位置に対応して凹入部72よりも小径のネジ孔73がワイヤドラム61の軸方向に例えば貫通状に形成されている。更に、ドラム部63には、その外周側と凹入部72とを半径方向に連通させるワイヤ装着孔74が、1又は複数、例えば2つ隣接して設けられている。ワイヤ装着孔74は、下側の鍔部71の上縁側近傍と、凹入部72周面部の上端側近傍とを接続している。
吊り下げ部材12の上端側にその一端側が固定されたワイヤ28は、その他端側がパイプ11側からワイヤ案内孔50、ガイドローラ58を介してワイヤドラム61のワイヤ装着孔74に外側から挿入され、凹入部72側からネジ孔73にねじ込まれたワイヤ固定ボルト75により凹入部72内に固定されている。ワイヤドラム61が所定方向、例えば平面視反時計方向に回転すると、ワイヤ28はガイドローラ58からドラム部63と左側のポール42aとの隙間を経て巻き掛け部69に巻き掛けられる。
ここで、ガイドローラ58は、図2,図6等に示すように、その外周側に沿って環状に形成された案内溝58aが、ワイヤ案内孔50を通る鉛直方向の第1の直線と、その第1の直線を通り且つワイヤドラム61の巻き掛け部69に接する第2の直線との両方に接するように配置されており、ワイヤ案内孔50を通って鉛直に張られたワイヤ28の軸線方向をワイヤ案内孔50の上側で横向きに変更して、鉛直軸廻りに回転するワイヤドラム61の巻き掛け部69側にスムーズに案内するようになっている。更に、ガイドローラ58は、図1,図2等に示すように、その案内溝58aの最上部がワイヤドラム61の巻き掛け部69の軸方向幅の所定位置、例えば中央と略同じ高さとなるように配置されている。
また、ワイヤドラム61は、図6に示すように、ドラム部63の外周側、即ち鍔部70,71の外周側がポール42a,42bの外周側に略接するように配置されている。更に、ワイヤドラム61に対してワイヤ28の巻き取り/繰り出し側に配置されたポール42aは、巻き取りの際にワイヤ28がワイヤドラム61に最初に接する位置(以下、巻き取り接点位置という)又はその近傍においてワイヤドラム61と略接している。
駆動手段62は、例えば減速機付モータ等により構成されており、駆動軸62aを軸受け装着部55内に下向きに突出させた状態で上ブラケット43の軸受け収容部54上に着脱自在に固定されており、その駆動軸62aはワイヤドラム61側の駆動軸固定孔66aに上側から嵌合、固定されている。この駆動手段62の正逆方向の作動により、駆動軸62aを介してワイヤドラム61が巻き取り方向(平面視反時計方向)、繰り出し方向(平面視時計方向)に夫々回転駆動される。
駆動手段62の駆動によりワイヤドラム61が巻き取り方向に回転すると、ワイヤ28が徐々にワイヤドラム61の巻き掛け部69に巻き取られ、そのワイヤ28に吊り下げられている吊り下げ部材12は徐々に上昇する。このとき、ワイヤ28は、金属で縒り線状に形成されているために曲げ方向に弾性を有すると共に、ワイヤドラム61の前でガイドローラ58によりその軸線方向が略90°曲げられており、しかもワイヤ28には先端側に吊された吊り下げ部材12により適度な張力が作用しているため、図9(a)に示すように、ガイドローラ58よりもワイヤドラム61側ではそのワイヤ28にはそれ自体の弾性により上向きの力が働き、これによってワイヤ28は巻き掛け部69の上縁側、即ち上側の鍔部70に沿うように巻き取られていく(図9(a))。
また、ワイヤドラム61が巻き上げ方向に1回転以上して二巻き目に入ると、ワイヤ28は一巻き目と鍔部70との間に割り込む形となり(図9(b))、以後、同様に直前の巻き目の上側に順次割り込むように巻き取りが進行する(図9(c))。このとき、ワイヤ28は、巻き取り接点位置又はその近傍においてポール42aと巻き掛け部69との間のワイヤ一本分の隙間を通過しつつ巻き取られるため、後の巻き目が先の巻き目の上側に乗り上げて二層以上になることはない。従って、ワイヤドラム61の駆動量と、それによる可動電極27の昇降量とは常に一定の関係が保持される。
また、駆動手段62の駆動によりワイヤドラム61が繰り出し方向に回転すると、巻き取り時とは逆の動作により、ワイヤドラム61に巻き取られていたワイヤ28が徐々に繰り出され、吊り下げ部材12は徐々に降下する。
駆動量検出手段45は、例えばインクリメンタル式のロータリーエンコーダにより構成されており、回転スリット板81、固定スリット板82、投光基板83、受光基板84等を備えている。
回転スリット板81は、例えばワイヤドラム61のドラム部63と略同径の薄板円盤状に形成され、上ブラケット43の下面側に沿うように、ワイヤドラム61の小径部64の上面側に同心状に固定されており、ワイヤドラム61と共に回転するようになっている。
回転スリット板81には、図5に示すように、所定幅、所定間隔で円周方向に多数配置された第1スリット91と、第1スリット91とは異なる半径位置に例えば1個配置された第2スリット92とが設けられている。なお、第1スリット91と第2スリット92とは、図4,図5等に示すように、回転スリット板81の回転により上ブラケット43の前板部53とその下側のスリット取付板56との間の隙間を通過する位置に設けられている。
固定スリット板82は、図5,図8等に示すように、例えば略矩形の薄板状に形成され、上ブラケット43の前板部53とスリット取付板56との間で且つ回転スリット板81の下面側に沿って配置され、例えばその左右両端側においてスリット取付板56に着脱自在に固定されている。
固定スリット板82には、回転スリット板81側の第1スリット91に対応する位置に 配置され且つ夫々1又は複数のスリットよりなるA相スリット93及びB相スリット94と、回転スリット板81側の第2スリット92に対応する位置に1個配置されたZ相スリット95とが設けられている。A相スリット93とB相スリット94とは、回転スリット板81側の第1スリット91に対して1/4周期の位相差を持つように配置されている。
投光基板83は、その下面側に3つの発光素子97a,97b,97zを備え、上ブラケット43の前板部53の上面側に着脱自在に固定されている。なお、発光素子97a,97b,97zは、夫々固定スリット板82側のA相スリット93、B相スリット94、Z相スリット95に対応する位置に配置されており、それら各発光素子97a,97b,97zからの光は、前板部53に設けられた投光孔98を介して各スリット93〜95側に照射されるようになっている。
受光基板84は、その上面側に3つの受光素子102a,102b,102zを備え、スリット取付板56の下面側に着脱自在に固定されている。受光素子102a,102b,102zは、夫々発光素子97a,97b,97zに対応する位置に配置されており、発光素子97a,97b,97zから照射され、回転スリット板81及び固定スリット板82の各スリットを通過した光を、スリット取付板56に設けられた受光孔103を介して受光するようになっている。
なお、受光素子102aから出力されるパルス列(以下、A相という)と、受光素子102bから出力されるパルス列(以下、B相という)との間には1/4周期の位相差があることにより、ワイヤドラム61の回転方向によって両者の位相関係が異なることとなるため、A相とB相の位相関係に基づいてワイヤドラム61の回転方向を判断することが可能となっている。また、受光素子102zから出力されるパルス列(以下、Z相という)は、ワイヤドラム61の1回転毎に1パルス出力される。
また、本体部13には、例えばベース41よりも上側の部分を覆うようにカバー104が装着され、例えばベース41に対して着脱自在に固定されている。
図10は、本発明の制御系の構成を示すブロック図である。本制御系は、CPU基板111を中心に構成されており、このCPU基板111に、駆動手段62が接続されたモータ基板112、投光基板83、受光基板84、可動電極(第1電極)27、パイプ(第2電極)11が接続されている。なお、CPU基板111及びモータ基板112は、本体部13の上部側、カバー104の内側等の適宜箇所に装着可能である。
ここで、可動電極27は、例えばウェイト25、ワイヤ28、ワイヤドラム61、上軸受け部68を介してCPU基板111に導通されている。また、パイプ11は、任意箇所、例えばベース41への固定部分又はその近傍に接続されたリード線等によりCPU基板111に導通されている。なお、可動電極27とCPU基板111、パイプ11とCPU基板111の間の各導通経路はこれらに限られるものではなく任意である。例えば、可動電極27は、ウェイト25、ワイヤ28、ガイドローラ58、ガイド軸52等を介してCPU基板111に導通させてもよい。
CPU基板111上には、CPU、ROM等により駆動量検出制御手段113、昇降制御手段114、判定手段115、駆動量取得手段116等が構成されている。
駆動量検出制御手段113は、投光基板83、受光基板84等と共に駆動量検出手段45を構成するもので、電源投入中の少なくとも駆動手段62の作動中に発光素子97a,97b,97zを発光させる機能と、受光素子102zからのZ相のパルスに基づいて原点位置を検出する機能と、受光素子102a,102bからのA相、B相の各パルス列に基づいて、駆動機構44による所定の基準位置(原点位置)からの駆動量、即ち可動電極27の昇降量を測定する機能とを備えている。
昇降制御手段114は、駆動機構44の駆動制御、即ち可動電極27の昇降制御を行うもので、電源投入後の原点復帰動作、及びその後に所定のタイミングで行われる水位検出動作においてモータ基板112を介して駆動手段62の所定方向への駆動及びその停止を制御する機能と、原点復帰動作において上限リミットの検出を行う機能等を備えている。なお、上限リミットの検出は、吊り下げ部材12が上昇移動の限界位置としての上限リミット位置に到達して駆動手段62による駆動が停止したことを検出することにより行うようにしてもよいし、その他の方法、例えば吊り下げ部材12が所定の上限リミット位置に到達したことを検出する上限リミットスイッチを別に設け、その上限リミットスイッチからの検出信号に基づいて行うようにしてもよい。
判定手段115は、可動電極27とパイプ11との間に流れる電流値に基づいて可動電極27が水面に接触しているか否かを判定するものである。この判定処理は、所定の微小時間間隔で行われる。
駆動量取得手段116は、可動電極27の降下駆動中に、判定手段115により可動電極27が水面に接触した旨の判定が行われたときに、駆動量検出手段45により検出された駆動量を取得するものである。
続いて、CPU基板111側の制御による原点復帰動作、水位検出動作の処理手順を具体的に説明する。
まず、原点復帰処理は例えば図11に示すような手順で行われる。即ち、水位測定装置1の電源が投入されると(S1:Yes)、昇降制御手段114の制御により駆動手段62がワイヤ28の巻き取り方向に作動して、可動電極27の上昇方向への駆動が開始される(S2)。その後、昇降制御手段114により上昇リミットが検出されると(S3:Yes)、続いて駆動手段62がそれまでと逆方向、即ちワイヤ28の繰り出し方向に作動して、可動電極27の降下方向への駆動が開始される(S4)。そして、駆動量検出制御手段113によりZ相のパルスが検出された時点で(S5:Yes)、可動電極27の駆動が停止され(S6)、これによって可動電極27は原点位置で停止する。
また、水位検出処理は例えば図12に示すような手順で行われる。即ち、例えば所定の検出開始要求が発生すると(S11:Yes)、昇降制御手段114の制御により駆動手段62がワイヤ28の繰り出し方向に作動して、可動電極27の降下方向への駆動が開始される(S12)。なお、この場合の可動電極27の降下開始位置は、上述した原点復帰処理直後にあっては原点位置、それ以外の場合には後述する検出待機位置である。
ここで、所定の検出開始要求は、例えば水位検出を所定時間毎に行う場合には、所定時間経過毎にタイマ手段その他から出力され、例えば人のボタン操作等があったときに水位検出を行う場合には、ボタン操作を検出するボタン操作検出手段から出力される。
そして、判定手段115により、可動電極27とパイプ11との間の電流値が所定のしきい値を超えた、即ち可動電極27が水面に接触したと判定されると(S13:Yes)、駆動量検出手段45からその時点の駆動量、即ち可動電極27の昇降位置が取得される(S14)。ここで取得された昇降位置の値が、その時点での水位に対応するものである。
その後、昇降制御手段114の制御により駆動手段62の作動方向が逆転され、可動電極27の駆動方向が上昇方向に切り換えられる(S15)。そして、判定手段115により可動電極27とパイプ11との間の電流値が略ゼロとなった、即ち可動電極27が水面から離れたと判定され(S16:Yes)、更にそこから可動電極27が所定距離(又は所定時間)上昇した時点(S17:Yes)で可動電極27の駆動が停止され(S18)、可動電極27は検出待機位置で停止して、次の検出処理の開始までそのまま待機する (S11)。
ここで、可動電極27を引き上げた際にその先端部27aに水滴が溜まったままになると、次の検出処理の際に、可動電極27が水面位置まで降下するよりも先にその水滴によって水面と可動電極27とが導通するために測定精度が低下するが、本実施形態では可動電極27の先端部27aが錐状に形成されているため水滴が落下しやすく、次の検出処理においても高精度を維持できる。
なお、この検出待機位置は、次の水位検出処理まで可動電極27の先端が水面から確実に離間した状態を保持可能な位置に設定する必要があるが、水位検出処理を迅速に行うためには水面からの距離をできるだけ小さくすることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態の水位測定装置1は、水位の測定対象である水(導電液)3の上方に上下方向移動可能に保持される可動電極(第1電極)27と、この可動電極27を昇降駆動する駆動機構44と、可動電極27から離間して設けられ且つ少なくとも一部が水3に浸かった状態となるパイプ(第2電極)11と、駆動機構44による所定の基準位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段45と、可動電極27とパイプ11との間に流れる電流値に基づいて可動電極27が水面に接触しているか否かを判定する判定手段115と、駆動機構44による可動電極27の降下駆動中に、判定手段115により可動電極27が水面に接触した旨の判定が行われたときに、駆動量検出手段45により検出された駆動量を取得する駆動量取得手段116とを備えているため、気圧の変化や液体の比重等による影響を受けることなく、また経年変化の影響を受けることなく、高精度の水位測定を長期間にわたって安定的に行うことが可能である。
また、可動電極27が水面に接触した時点での駆動量を、可動電極27とパイプ11との間に流れる電流値に基づいて取得するようになっているため、可動電極27が水面に接触した時点でその可動電極27を停止させるような高精度の駆動制御を行う必要はなく、駆動系の構成を簡略化できる利点もある。
第2電極としてのパイプ11は、筒状に形成され且つその下端側が水3に浸かった状態で上下方向に配置され、第1電極としての可動電極27は、パイプ11の内部に上下方向移動可能に保持され、可動電極27又はパイプ11に、両者の短絡を防止する短絡防止部材としてのガイド26を設けているため、第2電極に第1電極を安定的に昇降させるための案内部材としての機能を持たせることができる。
可動電極27は導電性のワイヤ28により吊り下げられた状態で保持されており、駆動機構44は、上下方向の軸廻りに回転駆動されることによりワイヤ28の巻き取り・繰り出しを行うワイヤドラム61を備え、ワイヤドラム61側から横向きに引き出されたワイヤ28を鉛直方向下向きに案内するガイドローラ58を備えているため、ワイヤ28による可動電極27の吊り下げ位置を常に一定に保持することができると共に、ワイヤドラム61、駆動手段62等を上下方向に配置することで装置の小型化が容易となる利点もある。
更に、ワイヤ28は曲げ方向に弾性を有する金属製の縒り線等により構成されているため、ワイヤ28の巻き取り時にはガイドローラ58に案内されたワイヤ28がワイヤドラム61の巻き掛け部69の上縁側に沿って順次巻き取られることとなり、更にワイヤドラム61の外周に設けられた巻き掛け部69は、ワイヤ28の外径と略同じ深さの溝状に形成されており、ワイヤドラム61におけるワイヤ28の巻き取り・繰り出し位置の近傍には、ワイヤドラム61の外周に略摺接又は転接する巻き取りガイド42aが配置されているため、ワイヤ28は偏ることなく巻き掛け部69の上縁側から順次単層で巻き取られることとなる。これにより、簡単な構成であるにも拘わらず、ワイヤドラム61の駆動量と、それによる可動電極27の昇降量とが常に一定の関係が保持され、より安定的且つ正確な水位測定が可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第2電極は、第1電極27を案内するパイプ11とは別に設けてもよいし、パイプ11を非導電性部材により形成すると共にその外周側等に沿って第2電極を配置してもよい。
また、第2電極は、常時導電液に接した状態である必要はなく、少なくとも第1電極27が導電液の液面に接したときには導電液に接した状態となればよい。従って、例えば第2電極を第1電極と共に昇降可能に設けると共に、第1電極よりも第2電極を低い高さ位置に配置し、又は両者を同じ高さ位置に配置して、常に第1電極よりも第2電極の方が先に、又は同時に液面に接触するように構成してもよい。
第1電極27を昇降駆動する駆動機構44は、所定の駆動量検出手段45によりその駆動量を正確に検出可能なものであればどのような構成を採用してもよい。しかも、その駆動量を正確に制御する必要がないため、例えば、ボールネジを用いたものの他、電磁ソレノイド、エアシリンダ等を用いたもの等、幅広い選択が可能である。
固定部材15は、水位測定装置1を液面に対して垂直に保持できるものであればどのようなものでもよい。例えば、パイプ11側ではなく本体部13側を保持するものであってもよい。
また、本発明は水のみならず導電性を有する液体全般を測定対象とすることが可能である。
本発明の一実施形態を示す水位測定装置の側面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置の側面断面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置の正面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置の平面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置のA−A断面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置のB−B断面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置のC−C断面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置の要部拡大断面図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置のワイヤ巻き取り状態の説明図である。 本発明の一実施形態を示す水位測定装置の制御系のブロック図である。 本発明の一実施形態を示す原点復帰処理手順のフローチャートである。 本発明の一実施形態を示す水位検出処理手順のフローチャートである。
符号の説明
11 パイプ(第2電極)
26 ガイド(短絡防止部材)
27 可動電極(第1電極)
28 ワイヤ
42a ポール(巻き取りガイド)
44 駆動機構
45 駆動量検出手段
58 ガイドローラ
61 ワイヤドラム
69 巻き掛け部
115 判定手段
116 駆動量取得手段

Claims (5)

  1. 水位の測定対象である導電液の上方に上下方向移動可能に保持される第1電極(27)と、該第1電極(27)を昇降駆動する駆動機構(44)と、前記第1電極(27)から離間して設けられ且つ少なくとも前記第1電極(27)が前記導電液の液面に接したときには前記導電液に接した状態となる第2電極(11)と、前記駆動機構(44)による所定の基準位置からの駆動量を検出する駆動量検出手段(45)と、前記第1電極(27)と前記第2電極(11)との間に流れる電流値に基づいて前記第1電極(27)が前記導電液の液面に接触しているか否かを判定する判定手段(115)と、前記駆動機構(44)による前記第1電極(27)の降下駆動中に、前記判定手段(115)により前記第1電極(27)が前記導電液の液面に接触した旨の判定が行われたときに、前記駆動量検出手段(45)により検出された前記駆動量を取得する駆動量取得手段(116)とを備えたことを特徴とする水位測定装置。
  2. 前記第2電極(11)は、筒状に形成され且つその下端側が導電液に浸かった状態で上下方向に配置され、前記第1電極(27)は、前記第2電極(11)の内部に上下方向移動可能に保持され、前記第1電極(27)又は前記第2電極(11)に、両者の短絡を防止する短絡防止部材(26)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の水位測定装置。
  3. 前記第1電極(27)は導電性のワイヤ(28)により吊り下げられた状態で保持されており、前記駆動機構(44)は、上下方向の軸廻りに回転駆動されることにより前記ワイヤ(28)の巻き取り・繰り出しを行うワイヤドラム(61)を備え、前記ワイヤドラム(61)側から横向きに引き出された前記ワイヤ(28)を鉛直方向下向きに案内するガイドローラ(58)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の水位測定装置。
  4. 前記ワイヤ(28)は曲げ方向に弾性を有するものであることを特徴とする請求項3に記載の水位測定装置。
  5. 前記ワイヤドラム(61)の外周に設けられた巻き掛け部(69)は、前記ワイヤ(28)の外径と略同じ深さの溝状に形成されており、前記ワイヤドラム(61)における前記ワイヤ(28)の巻き取り・繰り出し位置の近傍には、前記ワイヤドラム(61)の外周に略摺接又は転接する巻き取りガイド(42a)が配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の水位測定装置。
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