JP2006177734A - 粘弾性測定装置および粘弾性材の測定方法 - Google Patents

粘弾性測定装置および粘弾性材の測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実使用条件を反映させた状態で粘弾性材の粘弾性測定を可能とする。
【解決手段】粘弾性材からなる一対の試験片11A、11Bを両端面に配置する中間支持体12と、試験片11A、11Bを挟んで中間支持体12の両側に配置し、中間支持体12と直線上に配列する一対の両側支持体13、14(一側支持体13および他側支持体14)と、中間支持体12に向けて両側支持体13、14に軸線方向の荷重を負荷して、試験片11A、11Bに圧縮荷重を負荷する加圧手段23、29と、中間支持体12に前記軸線と直交方向の加圧を周期的に負荷する加振手段42と、試験片11A、11Bからの剪断方向の反力を検出する荷重計31、32と、試験片11A、11Bの剪断変形量(剪断ひずみ量)を測定する剪断変形量計測手段41とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、粘弾性測定装置および粘弾性材の測定方法に関し、詳しくは、タイヤ等の材料となるゴム又はエラストマー等の粘弾性材の有する粘弾性特性を測定する方法および該方法に使用する測定装置に関し、タイヤの転がり抵抗やグリップ性能等のタイヤ性能を予測できるようにするものである。
従来より、ゴム等の粘弾性特性を測定するための手法が各種提供されている。
例えば、本出願人は特開2001−356086号公報(特許文献1)や特開2002−90275号公報(特許文献2)において、スプリットホプキンソン棒を用いた粘弾性特性値測定装置を提案している。該公報の装置では、粘弾性材からなる入力棒と出力棒との間に、粘弾性材からなる試験片を挟持し、打撃棒で入力棒に衝撃を与えて入力棒→試験片→出力棒に衝撃力が伝播させて波を発生させ、入力棒と出力棒とに取り付けた歪みゲージで入力棒、出力棒に生じるひずみ波を測定し、測定した歪み波の時刻歴を用い、試験片のひずみ速度、ひずみ、応力の各時刻歴を算出することにより、応力−ひずみ曲線を決定して粘弾性特性値を算出している。
また、実開昭59−32959号公報(特許文献3)の粘弾性測定装置では、図9に示すように、シリンダ1のロッド2の先端に針状部2aを突設し、該針状部2aを粘弾性材からなる被測定物3に押し出し、被測定物3から針状部2aに作用する応力を検出して粘弾性を測定している。
さらに、試験片に引張り荷重を与えて粘弾性特性値を測定する引張り式の粘弾性測定装置等も提供されている。
タイヤに用いるゴム材の粘弾性特性値を、転がり抵抗やグリップ性能等のタイヤ性能を予測するために測定する場合、ゴム材の動きを再現した条件でゴム材の粘弾性特性を測定する必要がある。即ち、タイヤを実車に装着した際の車の挙動、特に、センター付近のハンドリングとの相関をとりながら行う必要がある。
しかしながら、従来提供されている特許文献1〜3の粘弾性測定装置では、粘弾性材からなる試験片に動きを与えておらず、かつ、タイヤが地面にグリップされた時にタイヤに負荷される外力(圧縮荷重)も与えられていない状態で測定しているため、転がり抵抗やグリップ性能等のタイヤ性能の予測のためには利用価値が低い。特に、タイヤが強く地面にグリップされた限界付近での舵の効き等の挙動に関しては相関が低く、タイヤ用のゴム材の開発は経験に頼らざるを得ないという問題があった。
前記した理由より、実際のタイヤの挙動を反映させた状態で、ゴム材の粘弾性試験を行うことができる測定装置の開発が求めらている。
特開2001−356086号公報 特開2002−90275号公報 実開昭59−32959号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、使用条件を反映させた状態で粘弾性材の粘弾性測定を行うことができる方法および装置を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、粘弾性材からなる一対の試験片を両端面に配置する中間支持体と、
前記試験片を挟んで中間支持体の両側に配置し、中間支持体と直線上に配列する一対の両側支持体と、
前記中間支持体に向けて前記両側支持体に軸線方向の荷重を負荷して、前記試験片に圧縮荷重を負荷する加圧手段と、
前記中間支持体に、前記軸線と直交方向の加圧を周期的に負荷する加振手段と、
前記試験片からの剪断方向の反力を検出する荷重計と、
前記試験片の剪断変形量(剪断ひずみ量)を測定する剪断変形量計測手段とを備えていることを特徴とする粘弾性測定装置を提供している。
前記構成とすると、試験片に圧縮荷重が負荷された条件下において加振手段により試験片に剪断ひずみを加えて粘弾性試験を行っているので、圧縮状態で使用される粘弾性材の挙動を十分に反映させた測定を行うことができる。なお、中間支持体および両側支持体は互いに同質材としていることが好ましい。
本発明の粘弾性測定装置は、試験片としてタイヤのサンプルゴムを用い、車両装着状態でのタイヤの転がり抵抗およびグリップ性の予測用として好適に用いられるものである。
タイヤに用いられる加硫ゴムは粘弾性体で、速度に依存する粘性を有しており、該タイヤ用加硫ゴムを試験片とし、該試験片に圧縮荷重をかけた状態で周期的に加振させた状態とすると、タイヤを実車に装着した際にタイヤが強く地面にグリップされた限界付近でのタイヤの挙動を反映させることができる。
即ち、前記荷重計で検出される反力および剪断変形量計測手段で検出される剪断変形量からタイヤの損失係数が算出でき、トレッド表面に発生する振動を正確に把握してグリップ性能や転がり抵抗を正確に予測できる。このように、実使用状態に合致させた状態で粘弾性特性を測定すると信頼性の高い測定結果が得られ、タイヤ用のゴム材の開発を経験に頼らずに、正確な予測に基づいて効率的に行うことができる。
さらに、前記中間支持体を前記軸線を回転軸として所要角度回転させて、前記両側支持体との間で挟持する前記試験片に捻れを発生させる手段を備えていると好ましい。
前記構成とすると、試験片に圧縮荷重を負荷するだけでなく捻り荷重も負荷した条件下で試験片に剪断ひずみを加えて粘弾性試験を行うことができ、圧縮捩れ状態で使用される粘弾性材の挙動を十分に反映させた測定を行うことができる。
即ち、タイヤには、走行時に捩れ荷重も負荷される場合が多く、圧縮捩れ状態でのタイヤの挙動も反映でき、該圧縮捩れ状態でのタイヤのグリップ性および転がり抵抗も正確に予測できる。
具体的には、試験片への捻れの付与に関しては、初期設定で所要角度の捻れを与え、該状態で保持して、前記のように圧縮荷重と周期的な加振を加えて測定している。しかしながら、捻れの負荷と除荷とを周期的に繰り返して前記測定を行ってもよい。
このように、試験片に周期的な捻りを付与すれば、粘弾性材の捻りによる応力についても解析することができ、例えば、実車に装着されたタイヤの複雑な変形メカニズムについても予測可能となる。
前記中間支持体および両側支持体は金属製の円柱形状とし、該中間支持体の両側端面に円盤状の前記試験片が貼着された状態で前記両側支持体の間で試験片を挟持し、かつ、
前記加圧手段として前記両側支持体に連結される圧縮荷重用シリンダを用い、
前記加振手段として前記中間支持体と連結される昇降用シリンダを用い、
前記荷重計として前記両側支持体の連動部材の軸受に連結されたロードセルを用い、
前記剪断変形量計測手段は前記中間支持体と前記昇降用シリンダとを連結する昇降軸に連結した差動トランスを用いていることが好ましい。
前記構成とすると、中間支持体および両側支持体は円柱形状とし、かつ、それらにより挟持される試験片は円盤状としており、軸線に対して点対称の均一な形状であるため、測定の指向性をなくすことができ測定精度を安定化することができる。
両側支持体とロードセルとを繋ぐ連動部材は剛体として力を伝達できるものとし、試験片に生じる荷重を両側支持体から連動部材を介してロードセルで検出している。
ロードセルは、両側支持体の夫々に対して個別に検出可能に一対設けてもよいし、両側支持体に夫々対応する一対の連動部材を連結片で接続して、該連結片への荷重を1つのロードセルで検出する構成としてもよい。なお、荷重計としてロードセルを使用する代わりに、ピエゾタイプの圧電素子等を用いてもよい。
また、本発明は、前記した粘弾性測定装置を用いた測定方法を提供している。
該測定方法は、粘弾性材からなる一対の試験片を中間支持体の両端面と両側支持体との間に挟持させ、
初期設定で前記両側支持体を中間支持体に向けて加圧して前記各試験片に圧縮荷重を負荷しておき、
前記状態で、前記加振手段で中間支持体を軸線に対して直交方向に繰り返し昇降させ、
前記試験片の剪断方向の反力で前記両側支持体に発生する荷重を前記荷重計で測定すると共に、前記中間支持体の変位量を前記剪断変形量計測手段で測定している粘弾性材の測定方法を提供している。
さらに、前記初期設定において、前記捻れ手段で前記中間支持体を回転して前記各試験片に所要の捻れを負荷していると好ましい。
即ち、圧縮荷重を負荷したまま剪断方向に加振することで、圧縮状態で使用される粘弾性材の実使用状態を十分に反映させた測定結果を得ることができ、さらに捻れを負荷して測定を行えば、圧縮捩れ状態で使用される粘弾性材の挙動を反映した測定結果を得ることもできる。よって、タイヤのように複雑な負荷が掛かるゴム材の特性、例えば、グリップ性や転がり抵抗等も正確に予測することができる。
また、前記試験片としてタイヤのゴムサンプルを用い、前記試験片に生じる剪断方向の反力と剪断変形量とを用いて算出される粘弾性特性値を、測定時の温度条件と前記加振手段により負荷される周波数の条件とに基づき温度−周波数換算則を用いて所要周波数に換算し、ドライ路面とウエット路面でのタイヤのグリップ性および転がり抵抗を予測することができる。
タイヤに用いられるゴムの走行時における変形周波数はほぼ決まっており、転がり抵抗(タイヤの転動)に関しては約10Hz、路面の凹凸によるゴムの動きに関してはドライグリップ時は約10Hzで、ウェットグリップ時は10〜10Hzであることが知られている。よって、例えば、タイヤの転がり抵抗の性能を予測する場合には、加振周波数を10Hzとして測定を行った結果がタイヤの動きを再現していると考えられる。
しかし、路面の凹凸によるゴムの動きを再現しようと思えば、10Hz以上の高周波数
で測定を行わなければならず、装置の性能上の理由から不可能な場合が多い。
そこで、測定不可能な周波数での粘弾性特性を予想するするために、別の温度条件下において本発明の粘弾性測定装置により低周波数で測定した結果に基づいて温度−周波数換算則を適用して高周波数域に換算すれば、高周波数域における粘弾性特性について測定を行わずに予想することができる。したがって、路面の凹凸により高周波数で変形するタイヤの動きを再現した状態で、ゴム材のグリップ性能を評価することが可能となる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、試験片に圧縮荷重が負荷された条件下で中間支持体を剪断方向へ加振させ、試験片の剪断変形量および剪断方向の荷重を測定しているので、タイヤ材料等のように圧縮状態で使用される粘弾性材の挙動を十分に反映した実験を行うことができる。
また、タイヤ等には捩れ荷重も負荷される場合が多く、試験片に圧縮荷重を負荷するだけでなく捻り荷重も負荷した条件下で試験片に剪断ひずみを加えて粘弾性試験を行うことで、圧縮捩れ状態で使用される粘弾性材についても実使用状態と相関の高い試験結果を得ることが可能となる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態の粘弾性測定装置10の全体構成を示し、中間支持体12の両側に両側支持体(一側支持体13および他側支持体14)を水平方向Xの直線上に配列している。中間支持体12の両側端面には、タイヤ材料と同一の加硫ゴムからなる一対の円盤状の試験片11A、11Bを貼着し、一側支持体13および他側支持体14との間で両側から挟持している。また、図1中において、42が昇降用油圧シリンダ(加振手段)、31、32がロードセル(荷重計)、41が差動トランス(剪断変形量計測手段)、35が捻り手段である。
図2に示すように、両側支持体13、14を保持する狭持具16、17を対向配置するスプラインシャフト18,25の一端に取り付けると供に、これらスプラインシャフト18、15を軸受19、26で支承している。軸受19、26の上側には垂直軸78、79を立設し、垂直軸78、79の上端には垂直方向Zの荷重を検出するロードセル31、32(荷重計)を取り付けていると共に、該ロードセル31、32の上面を本体フレーム33の下面に固定している。即ち、軸受19、26はロードセル31、32を介し吊設している。ロードセル31、32は、図2に示すように、本体部31b、32bから垂直方向Zの下方に向けて検知部31a、32aが突出し、該検知部31a、32aを垂直軸78、79の上端に接続している。
また、図2に示すように、挟持具16、17→スプラインシャフト18、25→軸受19、26→垂直軸78、79→ロードセル31、32の荷重伝達経路は、上下方向に全体を剛体として力を伝達できるよう垂直方向Zに遊びが発生しないように互いを連結し、それぞれ剛性材(例えば金属等)で形成している。それにより、両側支持体(一側支持体13および他側支持体14)に垂直方向Zに負荷される荷重は、前記経路を伝達してロードセル31、32で正しく検出できるようになっている。
前記両側支持体13、14に連結するスプラインシャフト18、25は軸受19、26内を水平方向Xにスライド自在に貫通している。一方、中間支持体12は挟持具15で保持され、挟持具15の下端に固定された傾動軸34に捻り手段35を接続している。
図3および図4に示すように、中間支持体12、一側支持体13および他側支持体14は互いに同一径である円柱状の金属材からなり、同一径の円盤状にカットされた試験片11A、11Bを中間支持体12の両端面に貼着して一側支持体13および他側支持体14で両側より挟持している。中間支持体12、一側支持体13、他側支持体14および試験片11A、11Bの直径は5mm〜25mmとしており、試験片11A、11Bの厚みは2mm〜10mmとしている。
挟持具15〜17は、上側押え材67、70、73と、下側受け材68、71、74と、上側押え材67、70、73を下側受け材68、71、74に固定するボルト69、72、75とを備えている。
各挟持具15〜17はそれぞれ同一の構成であるので代表して挟持具15について説明すると、図4に示すように、上側受け材67は下面に半円状の押え面67aを凹設している一方、下側受け材68は上面に半円状の受け面68aを凹設している。また、押え面67aと受け面68aの曲率半径は中間支持体12の半径と同一としている。上側押え材67と下側受け材68とで中間支持体12を上下から挟持した状態で、ボルト69により互いを貫通して固定している。
捻り手段35は、図3中の紙面奥行き方向Y(水平方向)にモータ(図示せず)によりスライドされる可動軸76と、本体フレームに連繋固定された軸受77とを備え、可動軸76の移動に伴って軸受77を貫通して突出したスライド部76aがY方向にスライドする。スライド部76aは傾動軸34より突出する突起部34aと接続しており、図5に示すように、スライド部76aがY方向に移動することにより、傾動軸34が最大捻り角20〜10degで傾動して中間支持体12が回転する構成としている。
また、図1、図2に示すように、一方のスプラインシャフト18の他端には、水平方向Xの荷重を検出する圧縮荷重用ロードセル21を取り付け、前記軸受19の垂直軸78と連結した固定枠24に取り付けた圧縮荷重用油圧シリンダ24(加圧手段)がシリンダジョイント22を介してロードセル21と接続している。圧縮荷重用ロードセル21は、本体部21bから水平方向Xに検知部21aが突出し、該検知部21aをスプラインシャフト18と接続している。
他方のスプラインシャフト25の他端は、軸受26の垂直軸79と連結した固定枠30に取り付けた圧縮荷重用油圧シリンダ29(加圧手段)がシリンダジョイント28を介して接続している。
支柱20、27の下方側には固定フレーム40を水平に架け渡しており、固定フレーム40の中央に設けられたスライド軸受39を昇降軸38が垂直方向Zに貫通している。昇降軸38の上端は、傾動軸34の下端と連結部材36、37により接合している。昇降軸38の下側は差動トランス41(剪断変形量計測手段)を介して昇降用油圧シリンダ42(加振手段)に接続している。
圧縮荷重用油圧シリンダ23、29は、供給路45を介して油圧源ユニット43に接続しており、供給路45にはポンプ44、圧力調節弁46および電磁弁48を介設している。また、圧縮荷重用油圧シリンダ23、29の最大圧縮荷重は500Nとしている。
昇降用油圧シリンダ42は、供給路45および排出路66を介して油圧源ユニット43に接続しており、供給路45と排出路66の切替を行うサーボ弁49を介設している。昇降用油圧シリンダ42による最大加振力は3000N、最大振幅は片振幅10mm(両振幅で20mm)、加振周波数は0.5〜20Hzとしている。
コンピュータ50は、圧力調節弁46のサーボモータ47、電磁弁48、サーボ弁49を制御する駆動系制御回路51と接続しており、駆動系制御回路51はサーボモータ
47およびサーボ弁49との間にサーボアンプ52、53を介設している。圧縮荷重用ロードセル21の出力は変換アンプ54を介してサーボアンプ53に接続している。
差動トランス41の出力である変位信号およびロードセル31、32の出力である荷重信号は、変換アンプ55、56を介してコンピュータ50に送信している。
即ち、コンピュータ50で設定された圧縮荷重、振幅、加振周波数等の情報を駆動系制御回路51に入力する一方、圧縮荷重用ロードセル21での荷重検出結果を圧力調節弁46のモータ47に入力してフィードバック制御すると共に、差動トランス41からの出力をサーボ弁49に入力してフィードバック制御している。
測定対象となる試験片11A、11Bは試験室57に収容し、恒温状態で測定試験を行う構成としている。試験室57内には、エバポレータ60と、電気ヒータ61と、試験片11A、11Bの近傍に位置する温度センサ63と、モータ65に駆動されて試験室57内の空気を循環させるファン64とを配置している。
エバポレータ60には低温用電磁弁59を介して液体窒素保存容器58を接続し、温度系制御回路62で温度ヒータ61および低温用電磁弁59を制御しており、液体窒素のエバポレータ60と電気ヒータ61とを使い分けることで試験室57を−100℃〜200℃の雰囲気温度に制御可能としている。温度系制御回路62にはコンピュータ50での温度設定情報を入力すると共に、温度センサ63での温度検出結果をフィードバックして制御する構成としている。
次に、粘弾性測定装置10を用いて試験片11A、11Bの粘弾性特性を測定する方法について説明する。
試験片11A、11Bを中間支持体12の両側端面に配置し、一側支持体13および他側支持体14により両側から挟持し、コンピュータ50で所定の設定作業を行う。コンピュータ50での設定項目は、圧縮荷重用油圧シリンダ23、29により試験片11A、11Bを加圧する際の圧縮荷重値と、捻り手段35により傾動軸34を傾けて中間支持体12を回転させる角度と、昇降用油圧シリンダ42により中間支持体12を昇降させる変位量および加振周波数と、試験室57内の雰囲気温度とを設けている。
コンピュータ50からの指令で温度系制御回路62により試験室57を設定温度で恒温状態に保つ一方、駆動系制御回路51により圧縮荷重用油圧シリンダ23、29で一側支持体13および他側支持体14を中間支持体12側へ押圧して、試験片11A、11Bに水平方向Xの圧縮荷重を加える。この際、試験片11A、11Bに加える圧縮荷重は、タイヤが地面から受けている程度の圧力である1MPa〜10MPaの範囲に設定する。
また、図5に示すように、捻り手段35により傾動軸34を所定角度回転することで中間支持体12を所定角度回転し、試験片11A、11Bに捻りを付与した状態で停止させる。詳細には、捩り手段35で捩る時、ボルト72、75を緩めておき、ボルト69は締め付ける両側支持体13、14を滑らせ、所定角度になると停止させ、ボルト72、75を締め付け、傾動軸34を元に戻して試験片11A、11Bに捩りを付与している。
この状態から、駆動系制御回路51により昇降用油圧シリンダ42を稼働して中間支持体12を上下方向に往復運動させることで試験片11A、11Bに周期的な剪断ひずみを加える。この際、一側支持体13および他側支持体14に負荷される垂直方向Zの周期的な荷重は、挟持具16、17、スプラインシャフト18、25、軸受19、26、垂直軸78、79の全体を剛体としてロードセル31、32に伝達される。コンピュータ50はそれらロードセル31、32から受信した荷重信号を和算して試験片11A、11Bの剪断方向(Z方向)の反力として荷重値に変換する。また、差動トランス41は中間支持体12の垂直方向Zの変位を検出し、コンピュータ50は差動トランス41から受信した変位信号を試験片11A、11Bの剪断変形量(剪断ひずみ量)として変位値に変換する。
次いで、コンピュータ50では、ロードセル31、32で検出された荷重の時刻歴波形データや、差動トランス41で検出された変位量の時刻歴波形データを用い、公知の手法により損失係数tanδ等の粘弾性特性値を算出する。
具体的には、まず、以下の数式1により試験片11A、11Bの応力の最大振幅σ、ひずみの最大振幅εを求める。
Figure 2006177734
但し、Fはロードセル31、32で検出された最大荷重、Sは試験片11A、11Bの断面積、xは差動トランス41で検出された最大変位量、Lは試験片11A、11Bの長さとする。
対で、以下の数式2により絶対弾性率(複素弾性率の絶対値)|E*|を算出する。
Figure 2006177734
次いで、荷重の時系列波形データと変位量の時刻歴波形データとから、荷重波形と変位波形との間の位相ズレの位相角δを求め、以下の数式3により貯蔵弾性率E’と損失弾性率E”とを算出する。
Figure 2006177734
貯蔵弾性率E’および損失弾性率E”を用いて、以下の数式4により損失係数tanδが算出できる。
Figure 2006177734
次に、試験片11A、11Bからなるゴム材をタイヤに用いた場合のタイヤ性能(転がり抵抗やグリップ性能)について考察する。
転がり抵抗(タイヤの転動)を評価するには、図6に示すように、従来からの知見により約10Hz程度の低周波数で加振して約50℃の温度条件下において測定された損失係数tanδを評価対象としている。よって、試験室57内を約50℃に設定し、中間支持体12を約10Hzで加振した状態で測定された結果により求めた損失係数tanδを評価することとする。その際、転がり抵抗は小さいほど車の燃費向上に繋がるため、50℃での損失係数tanδが小さいほど性能が良いことになる。
一方、ウェット路面でのグリップ性能を評価するには、約10〜10Hz程度の高周波数で約0℃の温度条件下において測定された損失係数tanδを評価対象としている。しかし、本実施形態の粘弾性測定装置10の加振周波数範囲は0.5〜20Hzであるため、約10〜10Hzの高周波数で試験片11A、11Bを加振して測定を行うことは装置の性能上の理由より不可能である。
そこで、測定不可能な高周波数での粘弾性特性を予想するするために、別の温度条件下において低周波数で測定した結果について温度−周波数換算則を適用して高周波数域に換算することにする。
詳しくは、ガラス転移点より高い温度にある無定形高分子に対して、温度と周波数(時間)の置き換えができることが経験的に分かっている。図7(A)に示すように、ある温度T0(例えば、0℃)で周波数を変えて測定した粘弾性特性値(例えば、複素弾性率E*)をプロットした曲線は、グラフ上でシフトさせると図7(B)に示すように別の温度T(例えば、25℃)で測定したものと重ね合わせることができる。
前記シフトは、周波数軸の方向にlog(a)、物性軸の方向にlog(Tρ/Tρ)移動させて行うが(ρは温度T、ρは温度Tの時の試験片の密度)、実際には、密度の変化は小さくρ≒ρと仮定でき、また、T/T=298/273=1.09でlogT/T0≒0と仮定できるので、log(a)のみのシフト移動で曲線を重ねることができる。即ち、このシフトファクターaを用いて、種々の温度で測定した曲線を1つの曲線に重ねることができる。
以上のようにすれば、実際に測定が不可能な高周波数域まで粘弾性特性を予測することができ、例えば、約10〜10Hz程度の高周波数で約0℃の温度条件下における損失係数tanδが予測可能となり、ウェット路面でのグリップ性能を評価することができる。即ち、温度−周波数換算則を用いれば、高周波数域における粘弾性特性を測定を行わずに予想することができ、路面の凹凸により高周波数で変形するタイヤの動きを再現した状態でゴム材のグリップ性能を評価することが可能となる。
なお、前述の実施形態では捻り手段35により中間支持体12は所定角度回転したまま固定した状態で粘弾性試験を行っているが、測定中に傾動軸34を揺動させて中間支持体12を周期的に往復回転させることで、試験片11A、11Bに周期的な捻りを付与して測定を行ってもよい。
図8は第2実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、両側支持体(一側支持体13および他側支持体14)へ負荷される垂直方向Zの荷重を1つのロードセル81で検出している点である。
図8に示すように、軸受19、26の上側には断面逆凹形状の連結片80を立設している。詳しくは、連結片80は、水平部80cの両側から脚部80a、80bを垂下しており、夫々の脚部80a、80bの下端を軸受19、26の上面に固定している。水平部80cの上面には1つのロードセル81を設けている。即ち、ロードセル81は、本体部81bを固定フレームに固定していると共に検知部81aを水平部80cの上面に当接している。
一側支持体13および他側支持体14に負荷される垂直方向Zの周期的な荷重は、挟持具16、17→スプラインシャフト18、25→軸受19、26→連結片80と伝達されてロードセル81で検出される。
前記構成とすると、一側支持体13と他側支持体14との両方に負荷される上下方向の荷重を、1つのロードセル81で検出することが可能となる。したがって、第1実施形態のように2つのロードセルからの出力を和算する回路を不要とすることができると共に、ロードセル数も低減することができる。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本発明の第1実施形態の粘弾性測定装置の全体図である。 粘弾性測定装置の要部を拡大図である。 粘弾性測定装置の要部を拡大した一部断面図である。 図3のI−I線断面図である。 中間支持体を回転傾斜させた状態の断面図である。 損失係数と温度との関係を表したグラフである。 (A)は複素弾性率と周波数との関係を表したグラフ、(B)は温度−周波数換算則を適用して曲線をシフトして重ねたグラフである。 第2実施形態の粘弾性測定装置の要部を拡大した一部断面図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 粘弾性測定装置
11A、11B 試験片
12 中間支持体
13 一側支持体
14 他側支持体
15〜17 挟持具
18、25 スプラインシャフト
19、26 軸受
20、27 支柱
21 圧縮荷重用ロードセル
22、28 シリンダジョイント
23、29 圧縮荷重用油圧シリンダ(加圧手段)
24、30 固定枠
31、32 ロードセル(荷重計)
33、40 固定フレーム
34 傾動軸
34a 突起部
35 捻り手段
38 昇降軸
39 スライド軸受
41 差動トランス(剪断変形量計測手段)
42 昇降用油圧シリンダ(加振手段)
43 油圧源ユニット
44 ポンプ
46 圧力調節弁
47 サーボモータ
48 電磁弁
49 サーボ弁
50 コンピュータ
57 試験室
59 低温用電磁弁
60 エバポレータ
61 電気ヒータ
63 温度センサ
64 ファン
76 可動軸
76a スライド部
77 一軸テーブル

Claims (7)

  1. 粘弾性材からなる一対の試験片を両端面に配置する中間支持体と、
    前記試験片を挟んで中間支持体の両側に配置し、中間支持体と直線上に配列する一対の両側支持体と、
    前記中間支持体に向けて前記両側支持体に軸線方向の荷重を負荷して、前記試験片に圧縮荷重を負荷する加圧手段と、
    前記中間支持体に、前記軸線と直交方向の加圧を周期的に負荷する加振手段と、
    前記試験片からの剪断方向の反力を検出する荷重計と、
    前記試験片の剪断変形量(剪断ひずみ量)を測定する剪断変形量計測手段とを備えていることを特徴とする粘弾性測定装置。
  2. 前記中間支持体を前記軸線を回転軸として所要角度回転させて、前記両側支持体との間で挟持する前記試験片に捻れを発生させる手段を備えている請求項1に記載の粘弾性測定装置。
  3. 前記中間支持体および両側支持体は金属製の円柱形状とし、該中間支持体の両側端面に円盤状の前記試験片が貼着された状態で前記両側支持体の間で試験片を挟持し、かつ、
    前記加圧手段として前記両側支持体に連結される圧縮荷重用シリンダを用い、
    前記加振手段として前記中間支持体と連結される昇降用シリンダを用い、
    前記荷重計として前記両側支持体の連動部材の軸受に連結されたロードセルを用い、
    前記剪断変形量計測手段は前記中間支持体と前記昇降用シリンダとを連結する昇降軸に連結した差動トランスを用いている請求項1または請求項2に記載の粘弾性測定装置。
  4. 前記試験片はタイヤのサンプルゴムからなり、車両装着状態でのタイヤの転がり抵抗およびグリップ性の予測用としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の粘弾性測定装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の粘弾性測定装置を用い、粘弾性材からなる一対の試験片を中間支持体の両端面と両側支持体との間に挟持させ、
    初期設定で前記両側支持体を中間支持体に向けて加圧して前記各試験片に圧縮荷重を負荷しておき、
    前記状態で、前記加振手段で中間支持体を軸線に対して直交方向に繰り返し昇降させ、
    前記試験片の剪断方向の反力で前記両側支持体に発生する荷重を前記荷重計で測定すると共に、前記中間支持体の変位量を前記剪断変形量計測手段で測定している粘弾性材の測定方法。
  6. 前記初期設定において、前記捻れ手段で前記中間支持体を回転して前記各試験片に所要の捻れを負荷している請求項5に記載の粘弾性材の測定方法。
  7. 前記試験片としてタイヤのゴムサンプルを用い、前記試験片に生じる剪断方向の反力と剪断変形量とを用いて算出される粘弾性特性値を、測定時の温度条件と前記加振手段により負荷される周波数の条件とに基づき温度−周波数換算則を用いて所要周波数に換算し、ドライ路面とウエット路面でのタイヤのグリップ性および転がり抵抗を予測している請求項5または請求項6に記載の粘弾性材の測定方法。
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