JP2006175538A - Biaxial actuator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、同一平面内で互いに直交するX軸及びY軸の両方向に被駆動部(例えば電子部品吸着ノズルなどが搭載された被駆動部等)を駆動する二軸アクチュエータに関する。 The present invention relates to a biaxial actuator that drives a driven portion (for example, a driven portion on which an electronic component suction nozzle or the like is mounted) in both directions of an X axis and a Y axis that are orthogonal to each other in the same plane.
同一平面内で互いに直交するX軸及びY軸の両方向に被駆動部を駆動する装置として、図5〜図7に示されるような二軸アクチュエータが知られている。この二軸アクチュエータはプレート状の固定ベース30を備えており、固定ベース30の上面には、被駆動部HUをX軸方向に駆動するX方向駆動機構31が設けられているとともに、被駆動部HUをY軸方向に駆動するY方向駆動機構36がX方向駆動機構31を介して設けられている。
A biaxial actuator as shown in FIGS. 5 to 7 is known as an apparatus for driving a driven part in both directions of X axis and Y axis orthogonal to each other in the same plane. The biaxial actuator includes a plate-like
X方向駆動機構31はガイドレール32a及びスライダ32bからなる複数のリニアガイド32(図6参照)を介して固定ベース30の上面に設けられたスライドテーブル33を備えており、このスライドテーブル33をX軸方向に送り駆動するボールねじ34のねじ軸34aは、固定ベース30に固定された駆動モータ35により回転駆動されるようになっている。
The
一方、Y方向駆動機構36はスライドテーブル33の上面に設置されたプレート状の可動ベース37を備えており、この可動ベース37の上面には、ガイドレール38a及びスライダ38bからなる複数のリニアガイド38(図6参照)を介してスライドテーブル39が設けられている。また、Y方向駆動機構36はスライドテーブル39をY軸方向に送り駆動するボールねじ40を備えており、このボールねじ40のねじ軸40aは、可動ベース37に固定された駆動モータ41により回転駆動されるようになっている。
On the other hand, the Y-
したがって、駆動モータ35によりボールねじ34を駆動すると、スライドテーブル33及びY方向駆動機構36がX軸方向に移動するので、被駆動部HUをX軸方向に移動させることができる。また、駆動モータ41によりボールねじ40を駆動すると、スライドテーブル39がY軸方向に移動するので、被駆動部HUをY軸方向に移動させることができる。
Therefore, when the
しかしながら、上述した二軸アクチュエータでは、ボールねじ34,40を駆動する二つの駆動モータ35,41のうち一方の駆動モータ41が可動部に設けられている。このため、スライドテーブル33をX軸方向に移動させたときの慣性力のほうがスライドテーブル39をY軸方向に移動させたときの慣性力よりも大きくなり、ボールねじ34を駆動する駆動モータの負荷が大きくなる。さらに、スライドテーブル33をX軸方向に移動させたときに駆動モータ41の給電ケーブルも動くことになるため、引き摺られて損傷するおそれがあり、これを防止するために、駆動モータ41の給電ケーブルを保護するための方策も必要となり、より安全なものは大掛かりなものとなり、しかもスライドテーブル33をX軸方向に移動させたときに騒音や塵埃が発生するという問題がある。
However, in the above-described biaxial actuator, one of the two
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、電子部品装着ヘッド等の被駆動部を互いに直交するX軸及びY軸の両方向に精度よく駆動することのできる二軸アクチュエータを提供することを目的とするものである。また、本発明の他の目的は、ケーブルの保護具に起因する騒音や塵埃の発生を抑制することのできる二軸アクチュエータを提供することにある。 The present invention has been made paying attention to such problems, and is a biaxial actuator capable of accurately driving a driven part such as an electronic component mounting head in both directions of the X axis and the Y axis perpendicular to each other. Is intended to provide. Another object of the present invention is to provide a biaxial actuator that can suppress the generation of noise and dust caused by a cable protector.
上記の目的を達成するために、本発明は、同一平面内で互いに直交するX軸及びY軸の両方向に被駆動部を駆動する二軸アクチュエータであって、ベースと、このベース上にリニアガイドを介して設けられた二つのスライドテーブルと、これらのスライドテーブルを前記X軸方向に各々独立に送り駆動する二つのテーブル送り機構と、これらのテーブル送り機構を各々独立に駆動する二つの駆動モータとを備え、前記二つのスライドテーブルのうち一方のスライドテーブルが前記X軸方向に延びるラックギヤを有し、かつ前記二つのスライドテーブルのうち他方のスライドテーブルが前記ラックギヤに噛合するピニオンギヤを有すると共に該ピニオンギヤと協働して前記被駆動部を前記Y軸方向に送り駆動するベルト式送り機構を有することを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides a biaxial actuator that drives a driven part in both directions of the X axis and the Y axis orthogonal to each other in the same plane, and a base and a linear guide on the base. , Two table feed mechanisms for independently feeding and driving these slide tables in the X-axis direction, and two drive motors for independently driving these table feed mechanisms One slide table of the two slide tables has a rack gear extending in the X-axis direction, and the other slide table of the two slide tables has a pinion gear that meshes with the rack gear, and A belt-type feed mechanism that cooperates with a pinion gear to feed and drive the driven part in the Y-axis direction; And it features.
本発明に係る二軸アクチュエータによれば、二つのスライドテーブルのうち一方のスライドテーブルにX軸方向に延びるラックギヤを設けるとともに、ラックギヤと噛合するピニオンギヤおよび該ピニオンギヤと協働して被駆動部をY軸方向に送り駆動するベルト式送り機構を他方のスライドテーブルに設けたことにより、テーブル送り機構を各々独立に駆動する駆動モータをベースに固定した状態で被駆動部をX軸及びY軸の両方向に駆動することができる。したがって、二つのスライドテーブルのうち一方のスライドテーブルに駆動モータやボールねじ等の重量物を搭載する必要がない。 According to the biaxial actuator according to the present invention, one of the two slide tables is provided with the rack gear extending in the X-axis direction, and the pinion gear meshing with the rack gear and the driven portion is set in cooperation with the pinion gear. By providing a belt-type feed mechanism that feeds in the axial direction on the other slide table, the driven part can be moved in both the X-axis and Y-axis directions with the drive motor that independently drives the table feed mechanism fixed to the base. Can be driven. Therefore, it is not necessary to mount a heavy object such as a drive motor or a ball screw on one of the two slide tables.
また、ボールねじを駆動する駆動モータとして高出力で高価なモータを用いることなく被駆動部をX軸及びY軸の両方向に駆動することができるので、コストの低減を図ることができる。さらに、テーブル送り機構を各々独立に駆動する二つの駆動モータをベースに固定した状態で被駆動部をX軸及びY軸の両方向に駆動することができ、これにより、駆動モータの給電ケーブルも移動することがなくなるため、これを保護する特別な保護具が必要がなくなり、このような保護具に起因する騒音や塵埃の発生もなくなるため、静粛性や清浄性が求められる用途にも好適に使用できる。 In addition, since the driven part can be driven in both the X-axis and Y-axis directions without using a high-output and expensive motor as a driving motor for driving the ball screw, the cost can be reduced. In addition, the driven part can be driven in both the X-axis and Y-axis directions with the two drive motors that independently drive the table feed mechanism fixed to the base, which also moves the power supply cable of the drive motor This eliminates the need for special protective equipment to protect this, and eliminates the generation of noise and dust caused by such protective equipment, making it suitable for applications that require quietness and cleanliness. it can.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る二軸アクチュエータの平面図であり、同図に示すように、第1の実施形態に係る二軸アクチュエータはベース2を備えている。このベース2はプレート状に形成されており、ベース2の上面にはスライドテーブル4A,4Bがそれぞれ複数(例えば二つ)のリニアガイド6を介してスライド可能に設けられている。これらのスライドテーブル4A,4Bはテーブル送り機構としてのボールねじ8A,8BによりそれぞれX軸方向に送り駆動されるようになっており、ベース2の上面に設置されたモータブラケット12A,12Bには、上記ボールねじ8A,8Bのねじ軸8aを各々独立に回転駆動する駆動モータ10A,10Bが取り付けられている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view of a biaxial actuator according to a first embodiment of the present invention. As shown in the drawing, the biaxial actuator according to the first embodiment includes a
図2は図1のII−II断面図、図3は図2のIII−III断面図、図4は図2のIV−IV断面図であり、図2に示すように、スライドテーブル4A,4Bのうち一方のスライドテーブル、例えばスライドテーブル4AにはX軸方向に延びるラックギヤ14が設けられ、ラックギヤ14を有していない他方のスライドテーブル4Bにはピニオンギヤ16が設けられている。
2 is a sectional view taken along line II-II in FIG. 1, FIG. 3 is a sectional view taken along line III-III in FIG. 2, and FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV in FIG. One slide table, for example, the slide table 4A, is provided with a
ラックギヤ14及びピニオンギヤ16は互いに噛合しており、ピニオンギヤ16が設けられたスライドテーブル4Bには、ピニオンギヤ16と協働して被駆動部HUをY軸方向に送り駆動するベルト式送り機構18が設けられている。このベルト式送り機構18はタイミングベルト20と複数のタイミングプーリ22を備えており、これらタイミングプーリ22の一つがピニオンギヤ16と一体に回転するようになっている。また、ベルト式送り機構18は被駆動部HUをY軸方向に案内するガイド部材24を備えており、各タイミングプーリ22は上記ガイド部材24にプーリ軸を介して回転自在に支持されている。
The
なお、リニアガイド6はガイドレール6a及びスライダ6b(図2参照)を備えて構成されており、ガイドレール6aはベース2に固定され、スライダ6bはスライドテーブル4A,4Bに固定されている。また、ボールねじ8A,8Bのナット8bはスライドテーブル4A,4Bの下面に固定されている。
このような構成において、被駆動部HUをY軸方向に移動させる場合は、ボールねじ8A,8Bを駆動する二つの駆動モータ10A,10Bのうち駆動モータ10Aを駆動してスライドテーブル4AのみをX軸方向に移動させる。そうすると、スライドテーブル4Bに設けられたピニオンギヤ16がスライドテーブル4Aに設けられたラックギヤ14の移動量に応じて回転するので、スライドテーブル4Bに設けられたベルト式送り機構18により被駆動部HUをY軸方向のみに移動させることができる。
The
In such a configuration, when the driven portion HU is moved in the Y-axis direction, only the slide table 4A is driven by driving the
また、被駆動部HUをX軸方向に移動させる場合は、ボールねじ8A,8Bを駆動する二つの駆動モータ10A,10Bを駆動してスライドテーブル4A,4Bの両方を同じ速度でX軸方向に移動させることにより、被駆動部HUをX軸方向のみに移動させることができる。さらに、被駆動部HUをX軸及びY軸の両方向に同時に移動させる場合は、ボールねじ8A,8Bを駆動する二つの駆動モータ10A,10Bの回転速度を適宜の値とすればよく、例えば、駆動モータ10Bを駆動してスライドテーブル4BのみをX軸方向に移動させることにより、被駆動部HUをX軸とY軸の両方向に同時に移動させることができ、X軸方向の移動量とY軸方向の移動量との比はピニオンギヤ14及びタイミングプーリ22の径の比に応じた値となる。
Further, when the driven part HU is moved in the X-axis direction, the two
上述したように、第1の実施形態に係る二軸アクチュエータでは、スライドテーブル4A,4Bのうち一方のスライドテーブル4Aにラックギヤ14をX軸方向に沿って設けるとともに、ラックギヤ14と噛合するピニオンギヤ16およびピニオンギヤ16と協働して被駆動部HUをY軸方向に送り駆動するベルト式送り機構18を他方のスライドテーブル4Bに設けたことにより、ボールねじ8A,8Bを駆動する駆動モータ10A,10Bをベース2に固定した状態で被駆動部HUをX軸及びY軸の両方向に移動させることができる。したがって、二つのスライドテーブル4A,4Bのうち一方のスライドテーブルに駆動モータやボールねじ等の重量物を搭載する必要がない。
As described above, in the biaxial actuator according to the first embodiment, the
また、ボールねじ8A,8Bを駆動する駆動モータとして高出力で高価なモータを用いることなく被駆動部HUをX軸及びY軸の両方向に駆動することができるので、コストの低減を図ることができる。
さらに、ボールねじ8A,8Bを各々独立に駆動する二つの駆動モータ10A,10Bをベース2に固定した状態で被駆動部HUをX軸及びY軸の両方向に駆動することができ、これにより、駆動モータの給電ケーブルも移動しなくなるため、例えば給電ケーブルをケーブルベア(登録商標)のような保護具で保護する必要がないので、このような保護具に起因する騒音や塵埃の発生を抑制することができるので、静粛性や清浄性が求められる用途にも好適に使用できる。さらに、ベルトによる駆動を最も負荷の小さい被駆動部HUのY軸方向移動のみにし、他の駆動は剛性の高いボールねじ及びラックギヤとピニオンギヤとの噛合により行っているので、可動部の軽量化と高精度位置決めの両立も可能である。
In addition, since the driven unit HU can be driven in both the X-axis and Y-axis directions without using a high-output and expensive motor as a drive motor for driving the
Furthermore, the driven portion HU can be driven in both the X-axis and Y-axis directions with the two
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。たとえば、上述した第1の実施形態ではスライドテーブル4A,4BをX軸方向に各々独立に送り駆動するテーブル送り機構としてボールねじを用いた場合を例示したが、スライドテーブルをX軸方向に各々独立に送り駆動するテーブル送り機構として、例えばリニアモータやベルト式送り機構を用いてもよい。 The present invention is not limited to the embodiment described above. For example, in the first embodiment described above, a case where a ball screw is used as a table feed mechanism for independently feeding and driving the slide tables 4A and 4B in the X-axis direction is exemplified. However, the slide table is independent in the X-axis direction. For example, a linear motor or a belt-type feed mechanism may be used as the table feed mechanism that feeds and feeds.
2 ベース
4A,4B スライドテーブル
6 リニアガイド
6a ガイドレール
6b スライダ
8A,8B ボールねじ
8a ねじ軸
8b ナット
10A,10B 駆動モータ
12A,12B モータブラケット
14 ラックギヤ
16 ピニオンギヤ
18 ベルト式送り機構
20 タイミングベルト
22 タイミングプーリ
24 ガイド部材
2
Claims (1)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|---|
CN102029370A (en) * | 2010-12-16 | 2011-04-27 | 东莞市星河精密压铸模具有限公司 | Automatic taking machine of die casting machine |
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2004
- 2004-12-21 JP JP2004370089A patent/JP2006175538A/en active Pending
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