JP2006174335A - 電子カメラ用クレードル - Google Patents
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Abstract
【課題】 コネクタケーブルを機種に対応して接続しなおす煩雑さを解消し、複数の異なる機種の電子カメラを同時に接続可能で、必要に応じてカメラを選択しつつ、画像の表示や記録された画像データ出力等の通信を行うことのできる電子カメラ用クレードルを得る。
【解決手段】 電子カメラを着脱自在なカメラ装着部と、カメラ装着部に装着された電子カメラとの通信を行う通信手段と、外部機器と通信を行うための外部機器用通信手段と、を有する電子カメラ用クレードルにおいて、カメラ装着部以外の部位に、インターフェイス手段を備えた電子カメラ用クレードルとする。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子カメラを着脱自在なカメラ装着部と、カメラ装着部に装着された電子カメラとの通信を行う通信手段と、外部機器と通信を行うための外部機器用通信手段と、を有する電子カメラ用クレードルにおいて、カメラ装着部以外の部位に、インターフェイス手段を備えた電子カメラ用クレードルとする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子カメラを着脱自在になしたカメラ装着部を有する電子カメラ用クレードルに関するものである。
従来より、デジタルスチルカメラ等の電子カメラの分野において、クレードルを用いて、電池の充電を行ったり、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続してデータの送受信を行うシステムが知られている。
このようなクレードルに関し、電子カメラと、自己現像型フィルムを有して現像後の画像をデジタル画像データとして読み取り記憶するカメラと、の双方を着脱可能なカメラ装着部を備え、クレードルに装着されたカメラがどちらのカメラであるか判別し、この判別結果に基づいて読み出しプログラムを選択して、装着したカメラからデジタル画像データを読み出して、センターサーバへ送信する画像通信装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−319329号公報
被写体像を光電変換する撮像素子を備えた電子カメラの普及は急速に進み、一家に一台を越え、一人が一台保有するようになりつつある。
また、電子カメラに用いられるクレードルの多くは、機種に対応して専用ユニット化されている。即ち、異なるメーカ製であったり、異なる機種である電子カメラを複数所有している場合、それぞれ個々に対応した複数のクレードルを、機種に応じて所有のパーソナルコンピュータに接続しなおして使用しなくてはならず、煩雑さを有するものである。
また、電子カメラには、記録した画像データをビデオ信号に変換して出力し、家庭用テレビジョンで画像を表示させるビデオ出力機能を有するものがある。このビデオ出力のためにカメラ側に配置されている出力端子は、カメラ小型化のために専用の形状となっているものが大多数である。
このため、異なる形状のビデオ出力端子を有する複数の電子カメラに記録した画像を、1台の家庭用のテレビに表示させるには、それぞれに対応したコネクタケーブルを、機種に応じてテレビに接続しなおして使用しなくてはならず、煩雑さを有するものであった。
更に、近年増加しているプラズマディスプレイや液晶ディスプレイ等を用いた薄型大画面サイズのテレビに表示させる場合、これらは前面にビデオ入力端子を備えていないものが多く、背面にまわってコネクタケーブルを接続しなおさねばならず、煩雑で不便なものである。
一方、上記の特許文献に記載の画像通信装置は、異なる機種のカメラを着脱可能にした便利なものであるが、異なるカメラを着脱可能とするために、カメラ側の着脱部周辺の形状を共通なものとせねばならず、また、同時に2種のカメラを接続して必要に応じてカメラを選択しつつ、通信を行うことはできないものである。
本発明は、上記問題に鑑み、コネクタケーブルを機種に対応して接続しなおす煩雑さを解消し、複数の異なる機種の電子カメラを同時に接続可能で、必要に応じてカメラを選択しつつ、画像の表示や記録された画像データ出力等の通信を行うことのできる電子カメラ用クレードルを得ることを目的とするものである。
上記の目的は、以下の構成により解決される。
1)被写体像を光電変換する撮像素子を備えた第1の電子カメラを着脱自在なカメラ装着部と、前記カメラ装着部に装着された前記第1の電子カメラとの通信を行う通信手段と、外部機器と通信を行うための外部機器用通信手段と、を有する電子カメラ用クレードルにおいて、前記カメラ装着部以外の部位に、第2の電子カメラとのインターフェイス手段を備えたことを特徴とする電子カメラ用クレードル。
2)前記カメラ装着部に装着された前記第1の電子カメラとの通信を行う通信手段は、ビデオ入力、オーディオ入力、USBコネクタのうち、少なくともいずれか1つである1)の電子カメラ用クレードル。
3)前記第2の電子カメラとのインターフェイス手段は、ビデオ入力、オーディオ入力、USBコネクタのうち、少なくともいずれか1つである1)の電子カメラ用クレードル。
4)前記カメラ装着部に装着された前記第1の電子カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラ装着部以外の部位に備えられた前記第2の電子カメラとのインターフェイス手段のいずれか一方を選択する選択手段を備えた1)〜3)のいずれかの電子カメラ用クレードル。
5)前記外部機器用通信手段は、無線による通信手段である1)〜4)のいずれかの電子カメラ用クレードル。
上記1)〜5)のいずれかの発明によれば、コネクタケーブルを機種に対応して接続しなおす煩雑さを解消し、複数の異なる機種の電子カメラを同時に接続可能で、必要に応じてカメラを選択しつつ、記録された画像データ出力等の通信を行うことのできる電子カメラ用クレードルを得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る電子カメラ用クレードル100の概略の構成例を示す図である。
同図において、100は本実施の形態に係るクレードルであり、クレードル100の上部にはカメラ装着部30を有している。1はクレードル100の上部のカメラ装着部30に着脱自在となされた第1の電子カメラであり、この第1の電子カメラとしては、例えばデジタルカメラ(以下、DSCと称す)が相当する。図示していないが、カメラ装着部30には、ビデオ信号入力コネクタ、オーディオ信号入力コネクタ、USB接続コネクタが設けられDSC1との通信が可能となっている。
このクレードル100には、AC電源に接続するプラグ31、AC電源をDC電源に変換するアダプタ32により直流電源が入力できるようになっている。またクレードル100には、テレビ(以下、TVと称す)に画像を送出するビデオ信号出力コネクタ33、TVに音声を送出するためのオーディオ信号出力コネクタ34、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)と通信を行うためのUSB接続コネクタ35が備えられている。このビデオ信号出力コネクタ33、オーディオ信号出力コネクタ34から、ケーブルにより、所望のTVへビデオ画像及び音声が出力され、USB接続コネクタ35に接続されたケーブルにより、所望のPCとデータの入出力等の通信が行われるようになっている。
また、本実施の形態におけるクレードル100には、カメラ装着部30以外の部位にも、インターフェイス手段であるビデオ信号入力コネクタ36、オーディオ信号入力コネクタ37、USB接続コネクタ38が設けられている。この、ビデオ信号入力コネクタ36、オーディオ信号入力コネクタ37、USB接続コネクタ38は、オーディオ・ビデオ用ケーブル39及びUSBケーブル40により、第2の電子カメラであるDSC2との通信が可能となっている。この第2の電子カメラも、例えばデジタルカメラ(以下、DSCと称す)が相当する。また、無線LAN(Local Area Network)用のアンテナ43が設けられ、この無線LAN用のアンテナ43により、無線LAN機能を有するPCや無線LANブロードバンドルータとの通信を行うことも可能となっている。
更に、クレードル100には電源スイッチ41と、DSC1及びDSC2のいずれのビデオ画像と音声をTVへ出力するかを選択する選択スイッチ42が設けられている。
即ち、本実施の形態におけるクレードル100は、カメラ装着部30に設けられたビデオ信号入力コネクタ、オーディオ信号入力コネクタ、USB接続コネクタと、カメラ装着部30以外の部位に設けられたビデオ信号入力コネクタ36、オーディオ信号入力コネクタ37、USB接続コネクタ38により、2台のデジタルカメラを接続することができるようになっている。
なお、上述のビデオ信号入力コネクタ36、オーディオ信号入力コネクタ37、USB接続コネクタ38には、DSC1と異なるデジタルカメラであっても接続可能とするため、一般的に用いられている標準インターフェイスであることが、より好ましい。
図2は、本実施の形態に係る電子カメラ用クレードル100の内部構成の例を示すブロック図である。なお、以下の図においては、同機能部材には同符号を付与し、説明の重複を避けて説明する。
同図に示すように、カメラ装着部30(図1参照)には、DSC1のためのインターフェイスであるビデオ信号入力コネクタ51、オーディオ信号入力コネクタ52、USB接続コネクタ53が設けられ、DSC2のためのインターフェイスであるビデオ信号入力コネクタ36、オーディオ信号入力コネクタ37、USB接続コネクタ38が、それぞれ設けられている。
ビデオ信号入力コネクタ51とビデオ信号入力コネクタ36は、切り替えスイッチ42aにより入力コネクタが選択され、選択された入力コネクタに接続されたカメラからのビデオ信号が入力され、ビデオ信号出力コネクタ33からTVへ出力されるようになっている。また、オーディオ信号入力コネクタ52とオーディオ信号入力コネクタ37は、切り替えスイッチ42bにより入力コネクタが選択され、選択された入力コネクタに接続されたカメラからのオーディオ信号が入力され、オーディオ信号出力コネクタ34からTVへ出力されるようになっている。なお、切り替えスイッチ42aと42bは、図1に示すように一体化された切り替えスイッチ42とされていても良く、この場合は、切り替えスイッチ42により、カメラが選択され、選択されたカメラからのビデオ信号とオーディオ信号が、ビデオ信号出力コネクタ33とオーディオ信号出力コネクタ34からTVへ出力されることになる。
なお、切り替えスイッチ42は、DSC1、DSC2のいずれかのビデオ信号出力を選択するように構成したが、例えば、TVがビデオ信号入力を2系統有しているタイプの場合に対応して、DSC1、DSC2のビデオ信号を共に出力することもできるよう構成し、TV画面上にDSC1とDSC2のビデオ信号に基づいて双方の画像を同時に表示できるようにしてもよい。
PCと接続されるUSB接続コネクタ35とDSC1に対応したUSB接続コネクタ53、DSC2を接続するUSB接続コネクタ38は、USBインターフェイスIC55によりUSBプロトコルに従って、USB接続コネクタ35に接続されたPCとDSC1もしくはDSC2のいずれかと、相互の通信が行われるようになっている。またUSBインターフェイスIC55は、DSC1、DSC2のいずれが接続されているかをPCへ送信する機能をも有している。
CPU56は、無線LANインターフェイスIC59の制御及びUSBインターフェイスIC55との仲介を行うものであり、ROM57及びRAM58はCPU56を動作させるソフトウェアその他を格納するものである。これにより無線LAN用のアンテナ43を用い無線LANによる通信の可能なPCやルータ等と、USB接続コネクタ53に接続されたDSC1もしくはUSB接続コネクタ38に接続されたDSC2と相互の通信を行えるようになっている。
即ち、本実施の形態における電子カメラ用クレードル100は、2台のデジタルカメラを同時に接続することができ、TVへ送出するビデオ信号、オーディオ信号を、選択したいずれのデジタルカメラからも送出することができ、異なるカメラで記録した画像を接続し直すことなく、必要に応じてTVに表示して鑑賞できるものである。
また接続されたPCと、画像データその他のデータ通信に関しても、PCからの選択に従い、いずれのデジタルカメラとも通信を行うことができ、2台の異なるカメラを接続し直すことなく、必要に応じて相互の通信を可能としたものである。
なお、USBインターフェイスIC55は、画像データその他のデータ通信に関して、DSC1、DSC2のいずれかを選択するように構成したが、例えばビデオカードを複数有したPCに対応して、モニタ上にDSC1とDSC2の画像データを同時に表示するよう構成してもよい。
また、USB接続コネクタ35にはPCが接続された例で説明したが、IPアドレスを取得し、ネットワークへ接続することもできるものである。
以上のような電子カメラ用クレードル100の動作について説明する。
図3は、本実施の形態に係る電子カメラ用クレードル100の使用される環境の一例を示す概念図である。
同図は、ネットワーク61に接続されたPC62及びPC62近傍に配置されているTV63に、電子カメラ用クレードル100が接続された環境を示している。また、電子カメラ用クレードル100には、DSC1とDSC2が上述の如く接続されている。
図4は、図3に示す環境での電子カメラ用クレードル100に接続されたDSC1とDSC2の、TVへのビデオ信号の送出に関わる操作概略のフローチャートである。なお、同図に示すフローは、予めTVには電源がONされ、ビデオ入力状態にあるものとし、また接続されているDSC1とDSC2はビデオ信号やオーディオ信号を送出できる動作モードにセットされているものとしている。以下、同図に示すフローに従い説明する。
まず、切り替えスイッチ42を操作し、利用するDSC側へ切り替える(ステップS101)。これによりDSC1もしくはDSC2のいずれかが選択される。次いで、選択された一方のDSCの電源をONし、TVに再生する画像を選択する(ステップS102)。この再生する画像の選択は、例えばDSCに備えられた表示装置にサムネイル画像の表示を行い、このサムネイル画像から、DSCに備えられた操作部材を操作して選択することで行われる。
これにより、一方のDSCで選択された画像のビデオ信号がTVに送出され、TVでは送出されたビデオ信号に基づき、画像表示が行われる。
選択されていない他方のDSCの画像を再生したい場合(ステップS103;Yes)には、ステップS104へ移行し、切り替えスイッチ42(図1参照)を切り替え、ステップS102へ戻り、他方のDSCの電源をONし、同様にTVに再生する画像を選択する。
これにより、他方のDSCで選択された画像のビデオ信号がTVに送出され、TVでは送出されたビデオ信号に基づき、画像表示が行われる。
また、他方のDSCではなく(ステップS103;No)、ビデオ信号を送出しているDSC内の他の画像を表示させたい場合(ステップS105;Yes)には、ステップS106へ移行し、再生画像の選択を行う。この選択は、再度、表示装置にサムネイル画像の表示を行い、このサムネイル画像から異なる画像を選択することで行われる。
これにより、一方のDSCで選択された異なる画像のビデオ信号がTVに送出され、TVでは送出されたビデオ信号に基づき、画像表示が行われる。
終了する場合には、DSCの電源をOFFにする(ステップS107)ことで、ビデオ信号の送出は停止され、表示も終了することとなる。
即ち、本例の電子カメラ用クレードル100によれば、ステップS102〜ステップS106を繰り返すことにより、2台のDSC内に記録されている画像をコネクタケーブルを接続しなおすこと無く、自由に選択してTVに表示させることができる。なお、ビデオ信号をTVへ送出する例で説明したが、同時にオーディオ信号も送出可能であるのは勿論である。また、ビデオ信号やオーディオ信号を増幅するオペアンプ等を備えたクレードルの場合には、まずクレードルのオペアンプに電源を入力する操作を最初に行うようにすればよい。
図5は、図3に示す環境での電子カメラ用クレードル100に接続されたDSC1及びDSC2と、PCとのデータの通信に関わる動作概略のフローチャートである。なお、同図に示すフローは、PCは起動しており、DSC1及びDSC2はPCとの通信が可能となされたモードにセットされているものとしている。以下、同図に示すフローに従い説明する。
まず、クレードル100の電源スイッチをONする(ステップS201)。クレードル100の電源スイッチがONされると、PCにはクレードル100の接続表示が行われる(ステップS202)。この時のPCに表示した例を図6に示す。
図6は、PCのモニタに表示された、クレードル100の接続表示の例を示した図である。図6に示すように、PCのモニタには、例えば、PCに接続されているハードディスクドライブ71、CD−ROMドライブ72に加え、クレードル100の表示73が新たに表示されるようになる。
図5に戻り、次いでクレードル100は、DSC1がクレードル100に接続されているかを確認する(ステップS203)。DSC1が接続されていれば(ステップS203;Yes)、DSC1と通信し、記録メディアの状態を確認する(ステップS204)。記録メディアとは、画像やソフトウェアが記録された内蔵メモリ、着脱可能なカード型のリムーバブルメモリ等である。DSC1が接続されていなければ(ステップS203;No)、ステップS204はジャンプする。
更に、クレードル100は、DSC2がクレードル100に接続されているかを確認する(ステップS205)。DSC2が接続されていれば(ステップS205;Yes)、DSC2と通信し、記録メディアの状態を確認する(ステップS206)。DSC2が接続されていなければ(ステップS205;No)、ステップS206はジャンプする。
このステップS202〜S206の動作は、クレードル100に設けられたUSBインターフェイスIC55(図2参照)により行われる。
次いで、クレードル100の電源スイッチがONされているか判断し、電源スイッチがONされている場合(ステップS207;Yes)は、PCからクレードル100へアクセスがあるまで待機する(ステップS208;No)。PCからクレードル100へアクセスがあると(ステップS208;Yes)、ステップS203〜S206の結果であるDSC1、DSC2が共に接続されているか、一方のみが接続されているかを、USBインターフェイスIC55(図2参照)はPCへ送信し、PCでは接続されているDSCの接続表示が行われる(ステップS209)。この時のPCの表示例を図7に示す。
図7は、PCのモニタに表示された、DSCの接続表示の例を示した図である。図7に示すように、PCのモニタにはクレードル100に接続されているDSCが新たに表示されるようになる。図7は、DSC1及びDSC2が共に接続されている場合を示しており、一方しか接続されていない場合には、接続されているDSCだけが表示される。
図5に戻り、PC側で、表示されているクレードル100に接続されたDSCを選択(ステップS210)し、選択したDSC内の記録メディアのファイルを選択する(ステップS211)。
クレードル100側では、選択されたDSC内の選択されたファイルのデータをPCへUSBインターフェイスIC55(図2参照)を介して送信する(ステップS212)。PC側では、送信されたファイルデータを取り込み、表示する(ステップS213)。
これにより、クレードル100に接続された2台のDSCから何れかを選択し、選択されたDSC内のファイルデータをPC側で取り込み、表示することができる。このファイルデータを、必要に応じてPC内の記録媒体へ記録する(ステップS214)。
次いで、再度クレードル100の電源スイッチがONされているか判断し(ステップS215)、電源スイッチがONされている場合(ステップS215;Yes)は、S208へ戻り、S208〜S214の動作を繰り返すことができる。電源スイッチがONされていない場合、即ち、電源スイッチがOFFされている場合(ステップS215;No)には、USB通信を遮断し、クレードル100の終了処理(ステップS216)を行い、終了する。
また、ステップS207で、電源スイッチがONされていない場合、即ち電源スイッチがOFFされている場合(ステップS207;No)には、ステップS216へジャンプし、USB通信を遮断し、クレードル100の終了処理(ステップS216)を行い、終了する。
以上が、図3に示す環境での電子カメラ用クレードル100にUSBで接続されたDSC1及びDSC2と、PCとのデータの通信に関わる動作概略である。
即ち、本例の電子カメラ用クレードル100によれば、コネクタケーブルを機種に対応して接続しなおす煩雑さが解消でき、複数の異なる機種の電子カメラを同時に接続して、カメラを選択しつつ、画像の表示や記録された画像データ出力等の通信を行うことのできる電子カメラ用クレードルを得ることが可能となる。なお、PCがDSC1とDSC2間で、相互のファイル交換等も行えるように構成しても良い。
図8は、本実施の形態に係る電子カメラ用クレードル100の使用される環境のその他の例を示す概念図である。同図は、無線LAN環境内で本実施の形態に係る電子カメラ用クレードル100を使用する場合を示している。
同図において、PC75は無線LANブロードバンドルータ77と、LANケーブル78により接続されており、PC79は無線LAN機能を有するPCである。また、本実施の形態に係る電子カメラ用クレードル100は、IPアドレスを取得しており、図2に示すように無線LANインターフェイスIC59を介して無線LAN用のアンテナ43を用い無線LANによる通信が可能である。
以上のような環境においても、TVへのビデオ信号やオーディオ信号の送信は、図4に示す操作概略のフローと同様にして、行うことができる。
図9は、図8に示す環境での、DSCが接続された電子カメラ用クレードル100と、PCとのデータの通信に関わる動作概略のフローチャートである。なお、同図に示すフローは、DSC1及びDSC2はPCとの通信が可能となされたモードにセットされているものとしている。以下、フローに従い説明する。
まず、クレードル100の電源スイッチをONする(ステップS301)。クレードル100の電源スイッチがONされると、クレードル100は、DSC1がクレードル100に接続されているかを確認する(ステップS303)。DSC1が接続されていれば(ステップS303;Yes)、DSC1と通信し、記録メディアの状態を確認する(ステップS304)。記録メディアとは、画像やソフトウェアが記録された内蔵メモリ、着脱可能なカード型のリムーバブルメモリ等である。DSC1が接続されていなければ(ステップS303;No)、ステップS304はジャンプする。
更に、クレードル100は、DSC2がクレードル100に接続されているかを確認する(ステップS305)。DSC2が接続されていれば(ステップS305;Yes)、DSC2と通信し、記録メディアの状態を確認する(ステップS306)。DSC2が接続されていなければ(ステップS305;No)、ステップS306はジャンプする。
次いで、クレードル100の電源スイッチがONされているか判断し、電源スイッチがONされている場合(ステップS307;Yes)は、PCからクレードル100へアクセスがあるまで待機する(ステップS308;No)。PCからクレードル100へアクセスがあると(ステップS308;Yes)、ステップS303〜S306の結果であるDSC1、DSC2が共に接続されているか、一方のみが接続されているかを、無線LAN用のアンテナ43から送信し、PC側では接続されているDSCの記録メディアのネットワーク接続表示が行われる(ステップS309)。次いで、PC側で、DSCの記録メディア内のファイルを選択する(ステップS310)。
クレードル100側では、選択されたDSC内の選択されたファイルのデータをPCへ無線LANインターフェイスIC59(図2参照)を介して送信する(ステップS311)。PC側では、送信されたファイルデータを取り込み、表示する(ステップS312)。
これにより、クレードル100に接続された2台のDSCから何れかを選択し、選択されたDSC内のファイルデータをPC側で取り込み、表示することができる。このファイルデータを、必要に応じてPC内の記録媒体へ記録する(ステップS313)。
次いで、再度クレードル100の電源スイッチがONされているか判断し(ステップS314)、電源スイッチがONされている場合(ステップS314;Yes)は、S308へ戻り、S308〜S313の動作を繰り返すことができる。電源スイッチがONされていない場合、即ち、電源スイッチがOFFされている場合(ステップS314;No)には、無線LAN通信及びDSCへのUSB通信を遮断し、クレードル100の終了処理(ステップS315)を行い、終了する。
また、ステップS307で、電源スイッチがONされていない場合、即ち電源スイッチがOFFされている場合(ステップS307;No)には、ステップS315へジャンプし、クレードル100の終了処理(ステップS315)を行い、終了する。
以上が、図8に示す環境での、DSCが接続された電子カメラ用クレードル100と、PCとのデータの通信に関わる動作概略である。
以上説明したように、本実施の形態に係る電子カメラ用クレードル100は、外部機器用通信手段として、無線による通信手段を用いることもできる。
なお、本実施の形態においては、クレードルに2台のDSCを接続する例で説明したが、カメラ装着部以外の部位に配置されるインターフェイス手段を複数台分設けても良いのは勿論である。
また、カメラ装着部及びカメラ装着部以外の部位に備えた、インターフェイス手段に、ビデオ入力、オーディオ入力、USBコネクタを有するもので説明したが、それぞれ少なくとも何れか1つを有しているものも本発明を逸脱するものでない。
1 デジタルカメラ(DSC)
2 デジタルカメラ(DSC)
30 カメラ装着部
33 ビデオ信号出力コネクタ
34 オーディオ信号出力コネクタ
35 USB接続コネクタ
36 ビデオ信号入力コネクタ
37 オーディオ信号入力コネクタ
38 USB接続コネクタ
39 オーディオ・ビデオ用ケーブル
40 USBケーブル
41 電源スイッチ
42 選択スイッチ
43 アンテナ
100 クレードル
2 デジタルカメラ(DSC)
30 カメラ装着部
33 ビデオ信号出力コネクタ
34 オーディオ信号出力コネクタ
35 USB接続コネクタ
36 ビデオ信号入力コネクタ
37 オーディオ信号入力コネクタ
38 USB接続コネクタ
39 オーディオ・ビデオ用ケーブル
40 USBケーブル
41 電源スイッチ
42 選択スイッチ
43 アンテナ
100 クレードル
Claims (5)
- 被写体像を光電変換する撮像素子を備えた第1の電子カメラを着脱自在なカメラ装着部と、前記カメラ装着部に装着された前記第1の電子カメラとの通信を行う通信手段と、外部機器と通信を行うための外部機器用通信手段と、を有する電子カメラ用クレードルにおいて、
前記カメラ装着部以外の部位に、第2の電子カメラとのインターフェイス手段を備えたことを特徴とする電子カメラ用クレードル。 - 前記カメラ装着部に装着された前記第1の電子カメラとの通信を行う通信手段は、ビデオ入力、オーディオ入力、USBコネクタのうち、少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ用クレードル。
- 前記第2の電子カメラとのインターフェイス手段は、ビデオ入力、オーディオ入力、USBコネクタのうち、少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ用クレードル。
- 前記カメラ装着部に装着された前記第1の電子カメラとの通信を行う通信手段と、前記カメラ装着部以外の部位に備えられた前記第2の電子カメラとのインターフェイス手段のいずれか一方を選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子カメラ用クレードル。
- 前記外部機器用通信手段は、無線による通信手段であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子カメラ用クレードル。
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