JP2006173948A - ドキュメント処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のドキュメント処理装置MFDが存在する環境で、クライアント端末装置MTが選択したドキュメント処理装置に容易且つ迅速に接続してドキュメント処理を実行する。
【解決手段】 クライアント端末装置MTとドキュメント処理装置MFD(A)〜MFD(C)はそれぞれ無線通信機能を有し、ドキュメント処理装置MFD(A)がビーコン信号により自己に無線接続するために必要な設定情報を送信し、クライアント端末装置MTが受信した設定情報によりドキュメント処理装置MFD(A)に接続し、ドキュメント処理装置MFD(A)が他のドキュメント処理装置MFD(B)、MFD(C)にアドホック無線接続するための設定情報を送信し、クライアント端末装置MTが受信した設定情報に基づいて他のドキュメント処理装置MFD(B)とアドホック接続してドキュメント処理ジョブを送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モバイル機器等のクライアント端末装置と、プリンタ装置等のドキュメント処理装置とが無線LANアドホック接続して、クライアント端末装置からのドキュメント処理ジョブをドキュメント処理装置が実行するドキュメント処理技術に関し、特に、複数台存在するドキュメント処理装置の内の1台が無線接続に必要な設定情報をクライアント端末装置に提供して、クライアント接続装置が所望のドキュメント処理装置に迅速にアドホック接続することができるようにした技術に関する。
近年、有線LANを用いたネットワーク通信に対して、無線通信の高速化や規格化による相互接続性の改善により、無線通信によるネットワーク環境が拡大しつつある。例えば、無線LANのIEEE802.11系、Bluetoothなどの近距離無線通信を用いたデータの送受信が実用化されている。
プリンタ装置、スキャナ装置、これらドキュメント処理機能を複合的に備えた複合機等といったドキュメント処理装置も無線通信機能を搭載することで、オフィスに限らず、店舗、公共スペース等において、モバイルPC、PDA、携帯電話機等といったクライアント端末装置とワイヤレスで接続し、クライアント装置からのドキュメント処理ジョブを実行することが可能となっている。特に、外出先でのプリントニーズではワイヤレスによる利便性は大きく、今後、無線を用いたプリント出力の利用が拡大されることが予測されている。
このような無線プリントに用いることができる通信手段として、例えば、IEEE802.11系無線LAN通信では、クライアント端末装置がアクセスポイント(AP)と呼ばれる無線基地局を経由して、ドキュメント処理装置にネットワーク接続されるインフラストラクチャモードと、アクセスポイントを経由することなく、クライアント端末装置がドキュメント処理装置に直接接続するアドホックモードとがサポートされている。
なお、通常は、アクセスポイントを経由してLANに接続することを前提としているため、プリンタ等のドキュメント処理装置もインフラストラクチャモードで接続されるようにLAN上に置かれている。
このため、外出先のオフィス等でクライアント端末装置からドキュメント処理装置を利用してドキュメント印刷をする場合には、先ずクライアント端末装置をアクセスポイントに接続し、そのネットワーク上にあるドキュメント処理装置にプリント処理ジョブを出力することが必要となる。
しかしながら、クライアント端末装置をアクセスポイントに接続するためには、アクセスポイントの検索、当該アクセスポイントのサービスセットID(ESSID)やMACアドレス情報の取得、LAN接続のためのIPアドレスの取得が必要となる。更には、セキュリティ対策から、無線接続時の認証や暗号化処理を行う場合もあり、認証を行う場合には、特定のユーザしか接続が許可されないため、事前にクライアント端末装置の情報を登録する必要があり、 また、暗号化処理された場合では、暗号鍵情報が必要となる。
したがって、外部環境においては、これらアクセスポイントに接続するための設定情報を予め設定しておく必要があり、極めて煩雑な処理や操作が必要とされる。
また、クライアント端末装置をアクセスポイントに接続しても、ジョブ内容に適したドキュメント処理装置を検索する必要があり、例えば、ユーザの目の前のプリンタ装置にプリント出力したい場合でも、当該プリンタで処理するためにはプリンタのIPアドレスやホスト名等の情報が必要となって容易ではない。
このような接続操作の煩わしさを解消する方法として、クライアント端末装置とドキュメント処理装置をと一対一で直接無線接続するアドホックモード接続を利用する方法が考えられる。すなわち、クライアント端末装置と目的のドキュメント処理装置とを直接接続することで、クライアント端末装置はネットワークに接続する必要なくして、接続先となるドキュメント処理装置との間で予め規定した手順を踏むことで無線通信に係わる設定を取り交わし、ドキュメント処理ジョブをドキュメント処理装置へ送信して実行させることができる。
なお、相手端末がネットワーク接続又はアドホック接続の端末であるかをキャッシュテーブルに保持することにより、ユーザが相手端末がいずれの通信が可能であるかを意識する必要なしに無線端末間を通信接続を可能にする発明が提案されている(特許文献1参照。)。
また、ネットワーク接続されている情報処理機器名を管理し、複数の機器間で管理情報の更新を通知して更新を管理する発明が提案されている(特許文献2参照。)。
また、印刷装置に2つの無線ネットワークへの接続切替え機能を設け、第1の設定情報に基づいてユーザ無線LANに接続し、第2の設定情報に基づいてメーカ無線LANに接続し、新たにユーザ無線LANに接続しようとするプリンタに対してユーザLANに係る設定情報を送付することで、当該プリンタに対してユーザが設定操作する手間を低減する発明が提案されている(特許文献3参照。)。
また、端末装置の機能とサービスセットIDとを連動させて設定し、端末装置の検索時には、サービスセットIDを見て所望の通信相手を選択するようにした発明が提案されている(特許文献4参照。)。
特開平07―303105号公報。 特開2002―158673号公報。 特開2003―163668号公報。 特開2003―289306号公報。
上記のようにアドホックモード接続では、ネットワーク接続のための煩雑な操作や処理を必要としないが、クライアント端末装置は目的のドキュメント処理装置に直接接続するために必要な情報を設定する必要がある。複数台のドキュメント処理装置が存在する場合には、無線接続に使用するサービスセットIDや通信周波数チャネル等を各ドキュメント処理装置との間で設定する必要がある。
したがって、クライアント端末装置が目的のドキュメント処理装置にアドホックモード接続しようとする度に、この接続情報の設定をしなければならず、操作や処理が煩雑であるという課題があった。
また、クライアント端末装置のユーザは、目的のドキュメント処理装置がどのような処理機能を有しているかを認識した上でジョブ処理を実行させたい要求があるが、これを判断するための情報が必要となる。
ドキュメント処理装置が複数存在する場合には、クライアント端末装置が各ドキュメント処理装置にそれそれ接続してドキュメント処理装置に対して機能を問い合わせる操作処理を行うとすると、その都度、ドキュメント処理装置とクライアント端末装置との間で無線接続設定を繰り返す必要があり、操作や処理が煩雑であるという課題があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたのもであり、ドキュメント処理装置によるドキュメント処理をクライアント端末装置により利用し易い環境を実現することを目的としている。
すなわち、本発明は、クライアント端末装置が通信可能な範囲に複数のドキュメント処理装置の内から選択したドキュメント処理装置に容易且つ迅速に接続して、当該ドキュメント処理装置によるドキュメント処理を利用し易い環境を実現することを目的としている。
また、本発明は、各ドキュメント処理装置が実行し得る機能も提供して、クライアント端末装置によりドキュメント処理装置を選択し易い環境を実現することを目的としている。
本発明は、それぞれ無線通信機能を有するクライアント端末装置とドキュメント処理装置とが無線LANアドホック接続して当該クライアント端末装置からのドキュメント処理ジョブを当該ドキュメント処理装置が実行するドキュメント処理システム、このような装置選択システムを構成するドキュメント処理装置、このようなドキュメント処理装置をコンピュータにより構成するプログラム、このようなドキュメント処理システムにより実施される方法である。
ここに、クライアント端末装置としては、パーソナルコンピュータ、モバイル機器、携帯電話機等のように無線で通信する機能を有した情報処理機器が用いられる。
ドキュメント処理装置としては、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、コピー装置、これら機能を複合的に備えた複合機等のドキュメント処理を行う装置が用いられる。
本発明では、複数台のドキュメント処理装置が存在する環境において、ドキュメント処理装置がビーコン信号により自己に無線接続するために必要な設定情報を送信し、クライアント端末装置が受信したビーコン信号に含まれる設定情報により前記ドキュメント処理装置に接続し、ドキュメント処理装置が他のドキュメント処理装置にアドホック無線接続するために必要な設定情報とを当該接続したクライアント端末装置に送信し、クライアント端末装置が、受信した設定情報に基づいて選択したドキュメント処理装置とアドホック接続処理して、当該ドキュメント処理装置にドキュメント処理ジョブを送信する。
本発明に係るシステムでは、ドキュメント処理装置は、クライアント端末装置が自己に無線接続するために必要な設定情報と他のドキュメント処理装置に無線接続するために必要な設定情報とを保持する情報保持手段と、クライアント端末装置に対して当該情報保持手段が保持する設定情報を送信する情報提供手段と、を備え、クライアント端末装置は、前記ドキュメント処理装置から受信した設定情報に基づいて選択されたドキュメント処理装置とアドホック接続処理を行う通信制御手段を備えている。
これにより、クライアント端末装置が他のドキュメント処理装置にアドホック接続しようとする場合には、当該他の装置から再度設定情報を取得する操作や処理を行う必要がなく、クライアント端末装置が選択したドキュメント処理装置に迅速にアドホック接続してドキュメント処理を実行させることができる。
ここで、クライアント端末装置に保持している接続設定情報を提供するドキュメント処理装置は、アドホック通信の窓口として設定された特定のドキュメント処理装置であってもよく、或いは、全てのドキュメント処理装置であってもよい。後者の場合には、クライアント端末装置がいずれかのドキュメント処理装置に接続すれば、他のドキュメント処理装置にアドホック接続するための設定情報を得ることができ、更には、或るドキュメント処理装置がクライアント端末装置とアドホック接続している状況であっても、他のクライアント端末装置へいずれかのドキュメント処理装置により情報提供をすることができる。
また、情報保持手段にドキュメント処理装置の機能情報も保持させ、情報提供手段がクライアント端末装置に対して当該機能情報も送信するようにしてもよい。これにより、ドキュメント処理装置が例えばプリンタである場合には、用紙サイズ、カラー或いはモノクロの印刷種別、印刷速度等といった機能情報をクライアント端末装置が得ることができ、適切なドキュメント処理を選択してアドホック接続しようとするユーザを支援することができる。
なお、クライアント端末装置は、ドキュメント処理装置から受信した情報を画面表示するユーザインタフェースを備え、通信制御手段は当該ユーザインタフェースによりユーザが選択したドキュメント処理装置とアドホック接続処理を行うようにしてもよく、或いは、予め設定登録した条件とドキュメント処理装置から受信した情報とを比較して、当該条件に合うドキュメント処理装置を自動的に選択するようにしてもよい。
また、情報提供手段が、既にアドホック接続しているドキュメント処理装置に係る情報を省いて、クライアント端末装置に対して情報保持手段が保持する情報を送信するようにしてもよく、これによって、アドホック接続可能なドキュメント処理装置に関する情報をクライアント端末装置に提供することができる。
また、ドキュメント処理装置は、ネットワークで接続された他のドキュメント処理装置から前記情報保持手段に保持する情報を取得する情報収集手段を備えてもよく、他のドキュメント処理装置に係る情報を随時更新できるようにしてもよい。
また、ドキュメント処理装置は、アドホック接続に用いる通信チャネルを生成して、アドホック接続しようとするクライアント端末装置及びドキュメント処理装置に提供するようにしてもよく、これによって、無線LANネットワークで使用する通信チャネルと異なる通信チャネルによりアドホック接続させて、アドホック接続するクライアント端末装置とドキュメント処理装置をネットワークから切り離し、ネットワークセキュリティの保障することができる。
また、ドキュメント処理装置は、無線LANサービスセットIDを生成して、アドホック接続しようとするクライアント端末装置及びドキュメント処理装置に提供するようにしてもよく、これによって、無線LANネットワークで使用するサービスセットIDと異なるIDにより、アドホック接続するクライアント端末装置とドキュメント処理装置をネットワークから切り離し、ネットワークセキュリティの保障することができる。
本発明によると、複数のドキュメント処理装置が存在する環境で、クライアント端末装置が接続したドキュメント処理装置により他のドキュメント処理装置に係る接続設定情報も提供するようにしたため、クライアント端末装置が複数のドキュメント処理装置の内から選択したドキュメント処理装置に容易且つ迅速に接続して、当該ドキュメント処理装置によるドキュメント処理を利用することができる。
また、本発明によると、クライアント端末装置が接続したドキュメント処理装置が各ドキュメント処理装置の機能も提供するようにしたため、クライアント端末装置によりドキュメント処理装置を容易に選択することができる。
本発明を一実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1に示すように、本例は、クライアント端末装置として無線通信機能を備えたモバイル機器MTを用い、無線通信機能を備えたドキュメント処理装置として3台の複合機MFD(A)、MFD(B)、MFD(C)を用いたドキュメント処理システムである。
これら複合機MFD(A)、MFD(B)、MFD(C)はLANにより接続されて、接続設定情報や機能情報を交換することができる。
ここで、クライアント端末装置MTが複合機MFD(A)から接続設定報や機能情報を取得して、他の複合機MFD(B)にアドホック接続してドキュメントの印刷処理ジョブを依頼する例を説明するが、複合機MFD(C)や、情報提供を受けた複合機MFD(A)に印刷処理ジョブを依頼する場合も同様に処理することができる。
図2には、本例のクライアント端末装置MTと複合機MFD(A)が備える機能構成を示してある。
クライアント端末装置MTは、複合機MFD等と無線通信する無線通信手段1、無線通信の接続情報を設定する等の制御を行う通信制御手段2、情報を画面表示しまたユーザからの入力を受け付けるユーザインタフェース(UI)3、複合機MFDに印刷処理を依頼するドキュメントデータ等を保持するメモリ4を有している。
複合機MFD(A)は、印刷処理等のドキュメント処理を行うデータ処理手段10、クライアント端末装置MT等と無線通信する無線通信手段11、無線通信の接続情報を設定する等の制御を行う通信制御手段12、複合機MFD(A)及び他の複合機MFD(B)、MFD(C)の無線接続に必要な設定情報や複合機の機能情報を保持する情報テーブル13、他の複合機MFD(B)、MFD(C)と接続するLANの入出力手段14を有している。
情報テーブル13には、図3に示すように、各複合機MFD(A)、MFD(B)、MFD(C)をそのMACアドレスで識別して、サービスセットID(ESSID)、使用する通信チャネル(CH)、IPアドレス等といった無線接続に必要な設定情報、及び、各複合機が有する処理機能の情報(カラー印刷の可否、両面印刷の可否、印刷可能な用紙サイズ等)が保持される。
なお、情報テーブル13が保持する情報はクライアント端末装置MTに送信されて、そのユーザインタフェース3の画面に図3に示すような態様で一覧表示され、ユーザがユーザインタフェース3から入力して、当該一覧中の所望の複合機をアドホック通信相手に選択することができる。
更に、上記の通信制御手段12は、自己の接続設定情報(MACアドレス、使用する通信チャネル、サービスセットID(ESSID)等)を含むビーコン信号を発信するビーコン発信手段15、情報テーブル13に保持した情報をクライアント端末装置MTへ提供する情報提供手段16、クライアント端末装置MTと選択された複合機(本例では、MFD(B))にアドホック接続に用いる通信チャネル及びサービスセットIDを提供する生成手段17、アドホック接続に用いるIPアドレスの割り当て処理を行うDHCP手段18、LANを介して他の複合機MFD(B)、MFD(C)からそれらの機能情報や無線接続設定情報を取得する情報収集手段19を有している。
なお、図2では複合機MFD(A)を代表して説明したが、他の複合機MFD(B)、MFD(C)も同様な機能構成を有している。
また、ドキュメント処理装置が備える上記の各機能手段11から19は専用のハードウエアで構成してもよいが、本例では、ドキュメント処理装置(複合機)のコンピュータハードウエアにより本発明に係るプログラムを実行することで構成している。
図4には、上記ドキュメント処理システムによる処理手順の一例を示してある。
本例では、複合機MFD(A)だけが検索用のビーコン信号を定期的に発信するように設定してあり、クライアント端末装置MTが検索すると、複合機MFD(A)の通信チャネルやESSIDを含む検索用ビーコン信号が検出される。
なお、複合機MFD(A)が選択されてクライアント端末装置MTとアドホック接続した場合には、複合機MFD(A)がアドホック接続していない他のいずれかの複合機MFD(B)、MFD(C)に通知して、他の複合機が同様に検索用ビーコン信号を発信する。
ここで、複合機MFD(A)は情報収集手段19により、既に他の複合機MFD(B)、MFD(C)からこれら装置に係る無線接続設定情報及び機能情報を取得して、図3に示すように、情報テーブル3に保持している。
なお、本例では、複合機MFD(A)は自己の無線接続設定情報も情報テーブル3に保持している。
クライアント端末装置MTは、受信したビーコン信号に含まれる通信チャネルやESSID当に基づいて、複合機MFD(A)に接続要求(RTS)を無線送信し、複合機MFD(A)が受信可能であれば応答(CTS)を返信する。
次いで、クライアント端末装置MTは、複合機MFD(A)のIPアドレス要求(ARP)を無線送信し、複合機MFD(A)が自己のIPアドレスを提供する。
そして、クライアント端末装置MTは、自己のIPアドレス要求(DHCP)を無線送信し、複合機MFD(A)DHCP手段18で割り当てたクライアント端末のIPアドレスを提供する。
次いで、クライアント端末装置MTは、複合機MFD(A)に情報要求を無線送信し、複合機MFD(A)が情報テーブル13に保持している情報(図3)を提供する。
そして、クライアント端末装置MTは、受信した情報を画面3に表示し、ユーザから複合機MFD(B)をジョブ依頼先に選択する入力がされると、通信制御手段2が受信した情報に含まれる複合機MFD(B)に係る接続設定情報に基づいて無線通信手段1を設定し、複合機MFD(B)とアドホック接続してメモリ4に保持するドキュメントデータとともに印刷出力ジョブを送信する。
一方、複合機MFD(B)では、クライアント端末装置MTからの接続処理に応じてクライアント端末装置MTとのアドホック接続を確立し、印刷出力ジョブに応じてデータ処理手段10によりドキュメントの印刷出力を行い、処理が終了したところでクライアント端末装置MTに終了通知を送信する。
したがって、クライアント端末装置MTのユーザは、受信した情報から各複合機の機能を認知することができ、実行したいジョブに応じて最適な複合機を選択することができる。また、クライアント端末装置MTは受信した情報に基づいて、選択された複合機と迅速にアドホック接続してジョブを送信することができる。
ここで、本発明では、例えば図5に示すように、クライアント端末装置MTと、ジョブ処理の依頼先として選択された複合機MFD(B)とに、複合機MFD(A)が生成手段17で生成したアドホック接続用の通信チャネルとESSIDを提供して、クライアント端末装置MTと複合機MFD(B)とに当該通信チャネルとESSIDに基づいてアドホック接続されるようにしてもよい。
これにより、クライアント端末装置MTと複合機MFD(B)とをネットワーク通信とは異なる通信チャネルとESSIDでアドホック接続させることができ、当該クライアント端末装置MTをネットワークから切り離してネットワークセキュリティを保障することができる。
また、本発明では、例えば図6に示すように、複合機MFD(A)の情報提供手段16がクライアント端末装置MTへ提供する情報(設定情報、機能情報)から既に他のクライアント端末装置とアドホック接続している複合機(図示の例では、複合機MFD(B))を省くようにしてもよい。これに応じて、クライアント端末装置MTのユーザインタフェース画面3には図3に示すように省かれた複合機MFD(B)について「使用中」等といった表示をする等して、ユーザによる選択対象から外すようにすることができる。
本発明の一実施例に係るドキュメント処理システムの構成図である。 本発明の一実施例に係るドキュメント処理システムの機能構成図である。 本発明の一実施例に係る情報テーブルを説明する図である。 本発明の一例に係る処理手順を説明する図である。 本発明の他の一例に係る処理手順を説明する図である。 本発明の他の一例に係る情報テーブルを説明する図である。
符号の説明
1:無線通信手段、 2:通信制御手段、
3:ユーザインタフェース、 10:データ処理手段、
11:無線通信手段、 12:通信制御手段、
13:情報テーブル(情報保持手段)、 15:ビーコン発信手段、
16:情報提供手段、 17:通信チャネル/SSID生成手段、
18:DHCP手段、 19:情報収集手段、
MT:クライアント端末装置、
MFD(A)、MFD(B)、MFD(C):複合機(ドキュメント処理装置)。

Claims (10)

  1. それぞれ無線通信機能を有するクライアント端末装置とドキュメント処理装置とが無線LANアドホック接続して、当該クライアント端末装置からのドキュメント処理ジョブを当該ドキュメント処理装置が実行するドキュメント処理システムであって、
    ドキュメント処理装置は、クライアント端末装置が自己に無線接続するために必要な設定情報と他のドキュメント処理装置に無線接続するために必要な設定情報とを保持する情報保持手段と、クライアント端末装置に対して当該情報保持手段が保持する設定情報を送信する情報提供手段と、を備え、
    クライアント端末装置は、前記ドキュメント処理装置から受信した設定情報に基づいて選択されたドキュメント処理装置とアドホック接続処理を行う通信制御手段を備えたことを特徴とするドキュメント処理システム。
  2. 請求項1に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記情報保持手段は、自己のドキュメント処理装置の機能情報と他のドキュメント処理装置の機能情報も設定情報とともに保持し、
    前記情報提供手段は、クライアント端末装置に対して当該情報保持手段が保持する情報を送信することを特徴とするドキュメント処理システム。
  3. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記情報提供手段は、既にアドホック接続しているドキュメント処理装置に係る情報を省いて、クライアント端末装置に対して当該情報保持手段が保持する情報を送信することを特徴とするドキュメント処理システム。
  4. 請求項1又は請求項3に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記ドキュメント処理装置は、ネットワークで接続された他のドキュメント処理装置から前記情報保持手段に保持する情報を取得する情報収集手段を備えていることを特徴とするドキュメント処理システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記ドキュメント処理装置は、アドホック接続に用いる通信チャネルを生成して前記クライアント端末装置及び前記ドキュメント処理装置に提供するチャネル生成手段を備えていることを特徴とするドキュメント処理システム。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記ドキュメント処理装置は、無線LANサービスセットIDを生成して前記クライアント端末装置及び前記ドキュメント処理装置に提供するID生成手段を備えていることを特徴とするドキュメント処理システム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のドキュメント処理システムにおいて、
    前記クライアント端末装置は、前記ドキュメント処理装置から受信した情報を画面表示するユーザインタフェースを備え、前記通信制御手段は当該ユーザインタフェースによりユーザが選択したドキュメント処理装置とアドホック接続処理を行うことを特徴とするドキュメント処理システム。
  8. 無線通信機能を有するクライアント端末装置と無線LANアドホック接続して、当該クライアント端末装置からのドキュメント処理ジョブを実行するドキュメント処理装置であって、
    クライアント端末装置と無線通信を行う無線通信手段と、クライアント端末装置が自己に無線接続するために必要な設定情報と他のドキュメント処理装置に無線接続するために必要な設定情報とを保持する情報保持手段と、クライアント端末装置に対して当該情報保持手段が保持する設定情報を送信する情報提供手段と、を備えていることを特徴とするドキュメント処理装置。
  9. 無線通信機能を有するクライアント端末装置と無線LANアドホック接続して、当該クライアント端末装置からのドキュメント処理ジョブを実行するドキュメント処理装置を、コンピュータにより構成するプログラムであって、
    クライアント端末装置が自己に無線接続するために必要な設定情報と他のドキュメント処理装置に無線接続するために必要な設定情報とを保持する情報保持手段と、クライアント端末装置に対して当該情報保持手段が保持する設定情報を送信する情報提供手段と、をコンピュータに構成することを特徴とするプログラム。
  10. それぞれ無線通信機能を有するクライアント端末装置とドキュメント処理装置とが無線LANアドホック接続して、当該クライアント端末装置からのドキュメント処理ジョブを当該ドキュメント処理装置が実行するドキュメント処理方法であって、
    ドキュメント処理装置が、ビーコン信号により自己に無線接続するために必要な設定情報を送信し、
    クライアント端末装置が、受信したビーコン信号に含まれる設定情報により前記ドキュメント処理装置に接続し、
    前記ドキュメント処理装置が、他のドキュメント処理装置にアドホック無線接続するために必要な設定情報を当該接続したクライアント端末装置に送信し、
    クライアント端末装置は、受信した設定情報に基づいて選択したドキュメント処理装置とアドホック接続処理して、当該ドキュメント処理装置にドキュメント処理ジョブを送信することを特徴とするドキュメント処理方法。
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