JP2006173665A - ソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法、及びソフトウェア無線機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異種の無線通信システムの通信を高速かつ継ぎ目無く切り替える方法を提供すること。
【解決手段】 複数のCPU、FPGAを備えたソフトウェア無線機を用いた異なる無線通信システム間の通信切り替え方法を提供する。一方のCPU及びプログラマブル電子素子群が、現在の無線通信を行いながら通信状態値を測定する。その値が第1の閾値よりも悪化した場合には、他のCPU、FPGAに対して現在の無線通信システムのプログラムを書き込んで通信可能な次候補の無線通信システムを探索する。次候補無線通信システムが見つかると、その状態で待機し、さらに、現在の通信状態値が第2の閾値よりも悪化すると、該次候補無線通信システムに現在の無線通信システムを切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明はソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法と、それを用いたソフトウェア無線機に関し、特にソフトウェア無線機の構成に特徴を有して高速かつ連続した切り替えを可能にする技術に係るものである。
近年、携帯電話やPHS等のセルラー移動通信手段が広く普及し、どこでも音声通信やインターネットアクセスが可能になってきた。また、セルラー移動通信以外の無線アクセスシステムとしては、2.4GHz、5GHzおよび25GHz帯を用いた無線LAN系無線アクセスシステムや、通信速度が100Mbps以上である22GHz、26GHz、38GHz帯を用いたFWA(Fixed Wireless Access)に代表される固定系無線アクセスシステムがあり、その普及も進んでいる。
このように、ユーザーは今後たくさんの無線アクセスシステムを利用できるようになる。しかし、これらの無線アクセスシステムをすべて利用できる端末をユーザーが持ち歩くことは現在の技術では困難である。
また、相異なる無線アクセスシステム間での通信や、および複数の無線通信システムを利用しての通信を行う技術は一般的に提供されていない。
加えてこれらの無線アクセスシステムは、複数のIEEE802系の無線LANやBluetooth等が混在している2.4GHz帯のように、同じ無線周波数帯を用いることも予定されている。すなわち、干渉が多数存在する中で一定の品質で通信を行う必要性がある。
このような複数の通信システムが混在する環境で所要の品質を満たしつつ通信を行うためには、端末を持つユーザーの観点からすると、ユーザーのいる位置や、その位置における周波数の混み具合(干渉の度合い、受信信号強度)、ユーザーが端末に対して思っている条件 (例えば料金を安くしたいとか省電力にしたいといったもの)にあわせてユーザーが必要としている情報量をユーザーが希望している時間内に一番よい通信回線を有線無線問わずに選択し、情報を通信の相手方に伝えることが必要である。
また、基地局の観点からすると、自局がカバーしているエリア内に存在する同一周波数を用いた他の基地局の状態を認識(認知)して、ユーザーに対して最高の通信品質を与えることができる通信システムを選択する必要がある。
このように「複数の通信システムが混在した中で各無線機が自身のおかれている環境を自らが認知し、その認知結果に応じて必要な通信システムを選択する」機構を無線機内に構築し、それを用いて複数システム間をつなぎ目なく通信を行うシステムが新世代モバイル通信として考えられている。
また、新世代モバイル通信を実現するために不可欠な技術として着目されているものがソフトウェア無線技術である。
ソフトウェア無線技術は、非特許文献1に開示されるように通信機器内で生じたバグ、アップグレード等に迅速に対応する技術として提案されている。
また、本件発明者らによって非特許文献2及び3に開示されるように、車等の環境の中で省スペースに複数の無線機の機能を実現するための手段としてもその有効性が示されてきた。
J. Mitra, IEEE Communications Magazine, vol.33, no. 5, pp.26-38, 1995年 原田他,信学技報, SR99-12, pp. 81-88, 1999年 H. Harada et.al., IEICE Trans. Commun., Vol. E85-B, No. 12, pp. 2703-2715, 2002年
また、ソフトウェア無線技術に関する特許文献としては、本件出願人が提案した特許文献4がある。
特許文献4の技術では、制御部が、信号処理部にセットされているソフトウェア情報の機能及び情報記憶部に記憶されている複数のソフトウェア情報それぞれの機能を管理する。一方、信号処理部は、サービス機能を実行している状態で、他のサービス機能の要求に応じて、他のサービス機能に対応するソフトウェア情報を情報記憶部から読み出して信号処理部にセットし、信号処理部に複数のサービス機能を並行して実行させるように構成している。
本技術は、利用可能な複数のサービス機能を同時に利用することができるようにするものであり、ユーザーの利便性を高めた技術である。
本技術は、例えばETC(Electric Toll Collection)、FMラジオ、AMラジオ、GPS(Global Positioning System)のいずれか1つの機能を切り替えて実行するというように、用途の異なる通信システムを切り替えることを想定している。従って、インターネットアクセスのように1つのアクセスの途中で別の通信システムに切り替える場合には、本技術では切り替えに時間がかかる問題がある。
上述したように各種の無線アクセスシステム間でつなぎ目のない通信を行う際に、そのまま適用することができない。
特開2004-153662号公報
上記特許文献3及び4に示されるように、ソフトウェア無線機では切り替える無線通信システムに対応したプログラムをソフトウェア無線機に書き込んで、機能を切り替えることが行われている。
そして、従来の書込方法は、例えば特許文献5及び6に開示されるように有線又は無線等の伝送路で書き換えプログラムを伝送し、ソフトウェア無線機におけるプログラムを書き換えることが行われている。
特許文献6にも開示される通り、ソフトウェア無線に書き込まれるソフトウェアには中央制御信号処理装置を構成するCPU(Central Processing Unit)のプログラムや、プログラマブル信号処理装置を構成するDSP(Digital Signal Processor)等のプログラム、FPGA(Field Programmable Gate Array)の電子回路構成を示すコンフィギュレーションデータ、アナログ・ディジタル変換部やアナログ処理部の制御情報等が含まれる。
このように伝送路等を介してプログラムを書き込むためには一定の時間を必要とし、高速で無線通信システムを切り替える場合などにはこのような手法では対応できない。また、伝送工程でエラーを生じていると、通信が続行できない問題もある。
特開2002-094639号公報 特開2004-274727号公報
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みて創出されたものであり、異種の無線通信システムの通信を高速かつ継ぎ目無く切り替える方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のようなソフトウェア無線機における異なる無線通信システム間の通信切り替え方法を提供する。
本発明で用いるソフトウェア無線機は、中央制御信号処理装置及びプログラマブル信号処理装置、無線通信ボードから構成される。
そして、OSI階層モデルにおける少なくともデータリンク層及びネットワーク層の信号処理を司る該中央制御信号処理装置には複数のCPUを備えると共に、物理層もしくは物理層と物理層よりもOSI階層モデルの上の層のうち高速で信号処理を必要とする部分の信号処理を司る該プログラマブル信号処理装置には、複数のプログラマブル電子素子群(1群は単数又は複数のプログラマブル電子素子から構成される)を備える。
請求項1に記載の発明は、一方のCPU及びプログラマブル電子素子群が、現在の無線通信を行いながら、現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値を測定する工程、該通信状態値が第1の閾値よりも悪化した場合には、他の少なくともいずれかのCPU及びプログラマブル電子素子群に対して現在の無線通信システムとは異なる無線通信システムに係るプログラムを書き込んで通信可能な次候補の無線通信システムを探索する工程、該次候補無線通信システムが見つかると、その状態で待機をする工程、さらに、現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値が、第1の閾値よりも状態の悪い第2の閾値よりも悪化すると、
該次候補無線通信システムを構成するCPU及びプログラマブル電子素子群に現在の無線通信システムを切り替える工程を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記の所定の通信状態値が、受信電力値、ビット誤り率値、パケット誤り率値のいずれかであることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記第1の閾値及び第2の閾値の少なくともいずれかがユーザーによって選択されることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、前記通信可能な次候補の無線通信システムを探索する工程において、複数の次候補無線通信システムが見つかった場合に、あらかじめ定義された優先順位に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択した後、当該次候補無線通信システムに設定した状態で待機をする工程に進む構成を提供する。
請求項5に記載の発明は、前記あらかじめ定義された優先順位として、通信料金の安い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、前記あらかじめ定義された優先順位として、通信速度の速い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とするものである。
本発明は次のようなソフトウェア無線機を提供することもできる。
すなわち、請求項7に記載の発明は、中央制御信号処理装置及びプログラマブル信号処理装置、無線通信ボードから構成されるソフトウェア無線機であって、該ソフトウェア無線機には、OSI階層モデルにおける少なくともデータリンク層及びネットワーク層の信号処理を司る該中央制御信号処理装置には複数のCPUを備えると共に、物理層もしくは物理層と物理層よりもOSI階層モデルの上の層のうち高速で信号処理を必要とする部分の信号処理を司る該プログラマブル信号処理装置には、複数のプログラマブル電子素子群(1群は単数又は複数のプログラマブル電子素子から構成される)を備える。
そして、無線通信ボードに、現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値を測定する通信状態測定手段と、中央制御信号処理装置に、予め第1の閾値及びそれよりも通信状態値が悪い第2の閾値を設定し、該通信状態値が各閾値よりも悪化したことを検出する検出手段とを備える。
また、中央制御信号処理装置に、検出手段により通信状態値が第1の閾値よりも悪化したことを検出すると、他の少なくともいずれかのCPU及びプログラマブル電子素子群に対して現在の無線通信システムとは異なる無線通信システムに係るプログラムを書き込んで通信可能な次候補の無線通信システムを探索する次候補無線通信システム探索手段と、現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値が、検出手段により第2の閾値よりも悪化したことを検出すると、該次候補無線通信システムを構成するCPU及びプログラマブル電子素子群に現在の無線通信システムを切り替える無線通信システム切り替え手段とを備える。
請求項8に記載の発明は、前記所定の通信状態値が、受信電力値、ビット誤り率値、パケット誤り率値のいずれかであることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、前記中央制御信号処理装置に、前記第1の閾値及び第2の閾値の少なくともいずれかがユーザーによって選択する選択手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、前記次候補システム探索手段が、通信可能な次候補の無線通信システムを探索して複数の次候補無線通信システムが見つかった場合に、あらかじめ定義された優先順位に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムとする構成を提供する。
請求項11に記載の発明は、前記あらかじめ定義された優先順位として、通信料金の安い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、前記あらかじめ定義された優先順位として、通信速度の速い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とするものである。
本発明は、上記の通り、2つ以上のCPUやプログラマブル電子素子群を用いて、現在通信中の無線通信システムを用いながらその通信状態を監視し、2段階の閾値で次候補の無線通信システムの準備を行う。
そして、2段目の閾値よりも悪化すると、準備していた次候補無線通信システムに接続する無線通信システムを切り替えする。
本構成によって、無線通信システムの高速で継ぎ目のない切り替えができると共に、予め次候補の無線通信システムの接続が確認できるため、上記伝送エラーによる通信の遮断が回避できる。
以下、本発明の実施形態を、図面に示す実施例を基に説明する。なお、実施形態は下記に限定されるものではない。
図1に示すように、本発明によるソフトウェア無線機(1)は、中央制御信号処理装置(10)、プログラマブル信号処理装置(20)、無線通信ボード(30)からなる。
無線通信ボード(30)ではアンテナ(7)からの受信信号電力や、ビット誤り率(BER)、パケット誤り率(PER)を通信状態測定部(6)で測定する。これらの測定方法は公知である。
無線通信ボード(30)には複数の無線通信システムを備えており、本発明による中央制御信号処理装置(10)やプログラマブル信号処理装置(20)の無線通信システムの切り替えに連動して作動する。
本ソフトウェア無線機(1)は図2のように、中央制御信号処理装置であるCPUボード(10)と、プログラマブル信号処理装置であるFPGAボード(20)と、無線通信ボード(30)から構成される。
本発明の装置で用いる通信プロトコルは任意であるが、例えば無線通信ボード(30)で受信した信号をFPGAボード(20)でデコード等の信号処理し、CPUボード(10)でTCP/IPパケットに変換して、接続したパーソナルコンピュータから動静止画像や音声の形で出力することができる。
また無線送信時には、撮影した動静止画像や音声信号をCPUボード(10)でTCP/IPパケットの形にしてFPGAボード(20)に入力するように作用する。
CPUボード(10)には、メインCPU(11)及びサブCPU(12)の2個のCPUを有し、それぞれに対応するシステムバス(13)(14)を備えている。
CPUボード(10)とFPGAボード(20)とはコネクタ(15)(16)により接続されている。本発明は各ボードを別個に提供し、コネクタ(15)(16)で簡便に接続することができる。
FPGAボード(20)には、電子回路構成をプログラム可能なプログラマブル電子素子であるFPGAが用いられる。本発明の特徴として、2基にカテゴリ化されたFPGA群(便宜上、左右のチャネルと呼ぶ。)(21)(22)が形成され、各チャネルには各々2個ずつFPGA(23)(24)が配置される。
そして、上記CPUボード(10)のメインCPU(11)及びサブCPU(12)が、左右チャネルのFPGA群のいずれかを制御可能に構成している。両者の作用は、メインCPU(11)が一方のチャネルのFPGA群を用いて無線通信を行っている間に、サブCPU(12)が切り替え先の通信方式に他方のチャネルのFPGA群を設定して通信可能な状態で待機する。
ユーザーからの切り替え指示や、所定の切り替え契機で待機している通信方式へ切り替える際には、信号処理がメインCPU(11)からサブCPU(12)に切り替えられる。この切り替えはすでに通信が確立した状態で、単に回路上の信号経路を切り替えるだけであるから、途切れることなく瞬時に通信システムが切り替えられる。
本発明で提供する信号処理装置(3)は、このように複数のCPUを備えたCPUボードと、複数のFPGAを備えたFPGAボードを用いることを特徴としたソフトウェア無線機である。
さらに、各構成要素について以下に詳述する。
図3には、FPGAボード(20)の詳細な構成を示す。
各チャネルのFPGA群には、無線通信ボード(30)を制御するシリアルインターフェース(40)、外部接続用デジタルインターフェース(41)、無線通信ボードで送受信した信号を入出力するための複数のAD・DA変換器(42)、FPGAに電子回路構成をプログラムするためのインターフェース(43)等を備える。
シリアルインターフェース(40)には、デジタル出力及び、アナログ入力、アナログ出力に係るAD・DA変換器と、バッファが含まれる。
また、無線通信ボード(30)から動作クロックを入力する。図1のように1系統の入力クロックを所定の倍数のクロックに分周してそれぞれのFPGA群に分配して入力する。図3は分配後のクロック入力インターフェース(44)である。
このように1つの入力クロックを分周して用いることにより、FPGA群に複数種類の周波数を持つクロックを供給するのみならず、2つのチャネルが完全に同期した状態で作動させることもできる。
FPGAボードでは、主にOSI参照モデルにおける第1層(物理層)の処理及び第2層以上の処理のうち高速処理を必要とする処理を全て行う。すなわち、データを通信回線に送出するための電気的な変換や機械的処理やユーザー間での通信調整を行う場合の高速処理である。
図に示すように2基のFPGA群で1つのシステムを構成しており、本FPGAボードには4基のFPGAがのっているため、少なくとも2つの通信システムを同時に動作可能である。
なお、本発明のCPU数、FPGA群数は、複数で任意に構成することができる。すなわち、多数の通信システムから高速で最適なシステムを選択する場合には、1個のアクティブなシステムと共に、待機する2個以上のシステムを稼働させてもよく、その場合CPU、FPGA群は3基以上の構成を用いてもよい。
さらに、各FPGA(23)にはそれぞれにコンパクトフラッシュ(登録商標)を読み出すための読出部としてコンパクトフラッシュ(登録商標)インターフェース部(45)を備え、コンパクトフラッシュ(登録商標)(46)を挿入すると、該プログラムの情報がコネクタ(15)を介してメインCPU(11)の処理によってメモリ空間(7)であるフラッシュROMに転送される。
そして、メインCPU(11)がフラッシュROMからFPGA(23)にプログラムを書き込み動作する。
本実施例で用いたFPGAボードの仕様は、AD変換器は2チャンネルで変換レートが170Msps、12ビットであり、DA変換器は2チャンネルで変換レートが500Msps、12ビットである。
FPGAには、ザイリンクス(Xilinx)(登録商標)のXC2V4000、XC2V6000,XC2V8000(いずれも製品名)を用いている。
図4には、CPUボード(10)の詳細な構成を示す。
各CPU(11)(12)には、RS232Cインターフェース(50)が接続される。
また、システムバス(13)(14)には、メモリとしてSDRAM(51)、フラッシュROM(52)が接続され、フラッシュROM(52)には信号処理にかかるソフトウェアが記憶される。
システムバスには、イーサネット(登録商標)等のネットワークアダプタ(53)や、音声コーデック処理回路(54)、USB等のデータ伝送バス(55)が接続される。これらはシステムの要求に応じて、いずれか1つを設けてもよいし、複数備えてもよい。またその他のインターフェースを含んでもよい。
また、システムバスには上記FPGAボードとは別に、FPGA(56)をそれぞれ配設している。
そして、外部からCPUの処理を規定するプログラムはインターフェース(57)もしくは(58)を用いて、フラッシュROM(52)に書き込まれる。その後、該フラッシュROMからCPU(11)(12)で必要となるプログラムをそれぞれCPU(11)に必要なものはSDRAM(51)、CPU(12)で必要なものはSDRAM(52)に展開し、プログラムを駆動させる。また、DPRAMはCPU(11)(12)間で共有される情報をやりとりするために用いる。
また、各種通信システムを実現するプログラムは、フラッシュROM(52)及びFPGA(56)に書き込まれ、後述する信号処理を行う。
プログラムは、フラッシュROM(52)及びFPGA(56)に書き込まれ、後述する信号処理を行う。
CPUボード(10)にも、コンパクトフラッシュ(登録商標)インターフェース部(57)を備え、コンパクトフラッシュ(登録商標)(58)を挿入すると、メインCPU(11)又はサブCPU(12)が各システムバス(13)(14)上のフラッシュROM(52)にプログラムを転送する。
プログラムROM(52)からは必要な際にFPGA(56)にプログラムが書き込みされて、所定の通信プロトコルを実現するデバイスとして機能する。
なお、本実施例のCPUボードは、携帯端末でも使用可能になるよう240MHzで動作する430MIPSのμ-ITRONで動作するCPU2個から構成されている。
本実施例では、そして以上のプラットフォーム上でW-CDMA及びIEEE802.11a無線LANのIP層以下の機能をソフト化した。これらのソフトはユーザーの希望、 伝搬路情報等にあわせ自由に変更可能である。
図5には本発明にかかる無線通信システムの切り替え手順を示す。
まず現在の通信(S1)状態から、無線通信ボード(30)において通信状態値を測定する。測定には図1に示す通信状態測定部(6)を用いる。本実施例は一例としてビット誤り率を測定する。(S2)
そして、中央制御信号処理装置(10)の閾値比較部(2)が、BERが予めユーザーが設定した第1閾値を下回っているか否かを監視し、下回った場合(S3)には次の処理に進む。
すなわち、ソフトウェア無線機が移動すると、無線通信システムのエリアから徐々に外れ、他のアクセス可能な無線通信システムに切り替える必要がある。
このとき、図6のように移動に伴ってBERが低下し、第1閾値を下回った時点を検出する。
中央制御信号処理装置(10)の次候補通信システム探索部(3)は、少なくともプログラマブル信号処理装置(20)のFPGA群(5)のうち、現在のシステム以外のいずれかのFPGA群(5)に対して書き込みが可能なプログラムを順に書き込んでいく。そして、それぞれの無線通信システムが通信可能な状態か否か、通信状態測定部(6)により検出し、試行する。(S4)
さらに、本発明ではユーザーがあらかじめ各無線通信システムについての使用優先順位を設定しておき、複数の無線通信システムが利用可能な場合には最も優先順位の高いものを選択(S5)する。
最終的に優先順位が1番高いものについて、FPGA群やサブCPU(サブシステムと呼ぶ)に対して当該無線通信システムの通信プロトコル等のプログラムを書き込みする。
この状態でサブシステムは待機する。
さらに、通信状態測定部(6)が現在の通信状態の監視を続け、図6に示す変化のように、第2の閾値を下回ったことを検出(S7)すると、無線通信システム切り替え部が、現在の無線通信システムから次候補無線通信システムに切り替えを行う。(S8)
このときは単に受け持つCPU、FPGA群が切り替わるだけの処理であり、高速かつ、つなぎ目無く処理が行われる。
次に、FPGAボード及びCPUボードに上記の異なる通信システムを導入する具体例を説述する。
まず、W-CDMA用ソフトウェアは、FPGAボードに物理層がインストールされる。さらに、FPGA1(23)には、コーデック処理部が、FPGA2(24)には変復調処理部がそれぞれインストールされる。
このときの電子回路構成を図7及び図8に示す。図7はFPGA1(23)で構成する電子回路であり、図中の各ブロック名が示す機能は、次の表1の通りである。なお、表1には該機能に必要なスライス数を示している。
図8はFPGA2(24)で構成する電子回路であり、図中の各ブロック名が示す機能は、次の表2の通りである。なお、表2には該機能に必要なスライス数を示している。
表から分かるように、物理層の容量として、ターボ復号器の容量が大きいがこれはこのソフトがHSDPA対応であるためである。以上の結果からFPGA1(23)は800万ゲートクラスのFPGAが、FPGA2(24)には600万ゲートクラスのFPGAが必要になることがわかる。
一方、CPUボードにはデータリンク層(第2層)、ネットワーク層(第3層)に係る信号処理のプログラムがインストールされる。これによって、例えばIPプロトコルによる入出力が可能になる。
IPプロトコルに変換された後は、本装置に設けられるイーサネット(登録商標)アダプタによりパーソナルコンピュータ等と接続し、IP通信を行うことができる
なお、本装置のCPUボードには第2層及び第3層の処理を少なくとも行うことを要件としており、それ以上のレイヤの処理を行う処理回路を付設してもよい。
本発明は、異なる通信システム間の切り替えが可能であり、例えば上記W-CDMAを左チャネルのFPGA群にインストールした状態で、右チャネルのFPGA群にIEEE802.11a 無線LANシステムをインストールすることができる。
具体的には、W-CDMAのときと同様にFPGAに物理層(FPGA1 にコーデック、FPGA2に変復調器)、CPUにデータリンク層、ネットワーク層がインストールされる。なお、IEEE802.11aではコーデック処理を要さないため、実際にはFPGA1にはCPUボードとのインターフェースのみになる。
IEEE802.11a用のFPGA1およびFPGA2に入るソフトウェアの構成を図9に、そして各ブロック名の内容及び使用するFPGAスライス数を表3に示す。
表3より、FPGA2は20000スライスすなわち600万ゲートクラスのFPGAが必要になるが、FPGA1はCPUインターフェースのみなので700スライスである。
すなわち本来600万ゲートクラスのFPGA1つで構築可能であることがわかる。また、W-CDMA、IEEE802.11a 共通して、直交変復調はデジタル信号処理で行っている。
そして、FPGAボード(20)と接続する無線通信ボード(30)としては、例えば5GHz帯用のボード及び2GHz帯用のボードを備えておく。該無線通信ボードには予め対応する周波数帯域等の情報を保持させておき、上記シリアルインターフェース(40)を通して、接続した無線通信ボード(30)の種類を通知する。また該インターフェース(40)を通しては、受信信号レベルやビット誤り率等の受信状況に関する情報も通知することができる。
無線通信ボードには、無線周波数信号と、中間周波数信号又はベースバンド信号とを周波数変換する周波数変換回路を備えている。周波数変換回路では、周波数シンセサイザから出力された局部発振信号とミキシングされて周波数変換を行う。本技術は周知である。もちろん、無線通信ボードには図示しないアンテナが付設される。
周波数シンセサイザから発生される局部発振信号の周波数はFPGAボードからの制御信号によって指示される。
アナログ信号である中間周波数信号又はベースバンド信号は、送信時にはFPGAボードのDA変換器(42)により出力するものであり、受信時には無線通信ボードからFPGAボードのAD変換器(42)に送出されるものである。
FPGAボード(20)では、無線通信ボード(30)に対して可能な無線通システムを対応付けし、CPUボード(10)、FPGAボード(20)、無線通信ボード(30)が連携して無線通信を行う。
本発明のソフトウェア無線機の全体構成図である。 本発明のソフトウェア無線機における信号処理装置の全体構成図である。 本発明のプログラマブル信号処理装置の構成図である。 本発明の中央制御信号処理装置の構成図である。 無線通信システムの切り替え手順を示す流れ図である。 本発明による書込手順を実現する表示部の表示画像である。 W-CDMA通信時にFPGA1にプログラムする電子回路の構成図である。 W-CDMA通信時にFPGA2にプログラムする電子回路の構成図である。 IEEE802.11a通信時にFPGA群にプログラムする電子回路の構成図である。
符号の説明
1 ソフトウェア無線機
2 閾値比較部
3 次候補無線通信システム探索部
4 無線通信システムの切り替え部
5 FPGA群
6 通信状態測定部
7 アンテナ
10 CPUボード
11 メインCPU
12 サブCPU
13 システムバス
14 システムバス
15 コネクタ
16 コネクタ
20 FPGAボード
21 左チャネルのFPGA群
22 右チャネルのFPGA群
23 FPGA
24 FPGA
30 無線通信ボード

Claims (12)

  1. 中央制御信号処理装置及びプログラマブル信号処理装置、無線通信ボードから構成されるソフトウェア無線機における異なる無線通信システム間の通信切り替え方法であって、
    OSI階層モデルにおける少なくともデータリンク層及びネットワーク層の信号処理を司る該中央制御信号処理装置には複数のCPUを備えると共に、
    物理層もしくは物理層と物理層よりもOSI階層モデルの上の層のうち高速で信号処理を必要とする部分の信号処理を司る該プログラマブル信号処理装置には、複数のプログラマブル電子素子群(1群は単数又は複数のプログラマブル電子素子から構成される)を備え、
    一方のCPU及びプログラマブル電子素子群が、現在の無線通信を行いながら、
    現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値を測定する工程、
    該通信状態値が第1の閾値よりも悪化した場合には、
    他の少なくともいずれかのCPU及びプログラマブル電子素子群に対して現在の無線通信システムとは異なる無線通信システムに係るプログラムを書き込んで通信可能な次候補の無線通信システムを探索する工程、
    該次候補無線通信システムが見つかると、その状態で待機をする工程、
    さらに、現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値が、第1の閾値よりも状態の悪い第2の閾値よりも悪化すると、
    該次候補無線通信システムを構成するCPU及びプログラマブル電子素子群に現在の無線通信システムを切り替える工程
    を含むことを特徴とするソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法。
  2. 前記所定の通信状態値が、受信電力値、ビット誤り率値、パケット誤り率値のいずれかである
    請求項1に記載のソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法。
  3. 前記第1の閾値及び第2の閾値の少なくともいずれかがユーザーによって選択される
    請求項1又は2に記載のソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法。
  4. 前記通信可能な次候補の無線通信システムを探索する工程において、複数の次候補無線通信システムが見つかった場合に、
    あらかじめ定義された優先順位に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択した後、
    当該次候補無線通信システムに設定した状態で待機をする工程に進む
    請求項1ないし3のいずれかに記載のソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法。
  5. 前記あらかじめ定義された優先順位として、通信料金の安い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とする
    請求項4に記載のソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法。
  6. 前記あらかじめ定義された優先順位として、通信速度の速い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とする
    請求項4に記載のソフトウェア無線機における無線通信システム切り替え方法。
  7. 中央制御信号処理装置及びプログラマブル信号処理装置、無線通信ボードから構成されるソフトウェア無線機であって、該ソフトウェア無線機には、
    OSI階層モデルにおける少なくともデータリンク層及びネットワーク層の信号処理を司る該中央制御信号処理装置には複数のCPUを備えると共に、
    物理層もしくは物理層と物理層よりもOSI階層モデルの上の層のうち高速で信号処理を必要とする部分の信号処理を司る該プログラマブル信号処理装置には、複数のプログラマブル電子素子群(1群は単数又は複数のプログラマブル電子素子から構成される)を備え、
    無線通信ボードに、現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値を測定する通信状態測定手段と、
    中央制御信号処理装置に、予め第1の閾値及びそれよりも通信状態値が悪い第2の閾値を設定し、該通信状態値が各閾値よりも悪化したことを検出する検出手段と、
    中央制御信号処理装置に、検出手段により通信状態値が第1の閾値よりも悪化したことを検出すると、他の少なくともいずれかのCPU及びプログラマブル電子素子群に対して現在の無線通信システムとは異なる無線通信システムに係るプログラムを書き込んで通信可能な次候補の無線通信システムを探索する次候補無線通信システム探索手段と、
    現在の無線通信システムにおける所定の通信状態値が、検出手段により第2の閾値よりも悪化したことを検出すると、該次候補無線通信システムを構成するCPU及びプログラマブル電子素子群に現在の無線通信システムを切り替える無線通信システム切り替え手段と
    を備えたことを特徴とするソフトウェア無線機。
  8. 前記所定の通信状態値が、受信電力値、ビット誤り率値、パケット誤り率値のいずれかである
    請求項7に記載のソフトウェア無線機。
  9. 前記中央制御信号処理装置に、
    前記第1の閾値及び第2の閾値の少なくともいずれかがユーザーによって選択する選択手段を設けた
    請求項7又は8に記載のソフトウェア無線機。
  10. 前記次候補システム探索手段が、
    通信可能な次候補の無線通信システムを探索して複数の次候補無線通信システムが見つかった場合に、
    あらかじめ定義された優先順位に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムとする
    請求項7ないし9のいずれかに記載のソフトウェア無線機。
  11. 前記あらかじめ定義された優先順位として、通信料金の安い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とする
    請求項10に記載のソフトウェア無線機
  12. 前記あらかじめ定義された優先順位として、通信速度の速い順に従って最も順位の高い無線通信システムを次候補無線通信システムと選択することを特徴とする
    請求項10に記載のソフトウェア無線機。

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