JP2006172407A - Caseツール開発部品及びcaseツール開発方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】対応できる機能範囲が限定的であったり、開発環境に依存したりすることのないCASEツールの開発装置及び開発方法を提供する。
【解決手段】CASEツール開発部品は、特定のプログラミング言語、開発プラットフォーム等には依存しないコンポーネント・ミドルウェアとして実現し、ビジュアル開発環境に対応する視覚的な開発手段を備え、CASEツールの定義情報であるメタデータに基づいて自己の行動を決定する行動決定手段を備える。このビジュアル開発環境において、最初に必要なプログラミング部品を配置し、それらのメタデータを設定し、必要に応じて協調動作をプログラムすることによりCASEツールを完成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムの開発に利用されるCASEツールの開発に関する。
情報処理システムの開発に、CASEツールを利用することで、その開発作業を効果的に行うことができる。しかし、そのようなCASEツールを独自に開発するのには、多大な労力と時間が必要であり、またCASEツールの開発に関する高度な専門技能を必要とする。これらを軽減するための開発方法や開発装置などが幾つか提案されている。
特開2000−148839号公報 特開平11−045177号公報 特開平06−131165号公報 「The Metaview Project」、http://www.cs.ualberta.ca/〜softeng/Metaview/project.html 「METAEDIT+」、http://www.moonglow.com/METAEDIT/
CASEツールの開発を効率的に行う方法として、既存のプログラミング部品を再利用する方法や、自動開発ツールにより必要な機能のプログラム・コードを自動生成する方法がある。自ら仕様を考案して設計し、一からプログラムを開発するという、古典的な開発方法と比べると、アルゴリズム設計やプログラム開発に必要な労力と時間を大幅に削減することができ、有効であるが、以下に述べるような問題もある。
CASEツールの開発方法として、関数やデータ構造のような既存のプログラミング部品を利用する方法がある。しかし、これらの多くは、必要に応じて必要な部分の機能を利用することを前提としたモジュール群であり、それらがサポートしているCASEツールの機能範囲は限定的である。それゆえ、CASEツールの開発者はアルゴリズム設計やプログラム開発の大部分を負担しなければならない。また、これらのプログラミング部品の多くは、特定のプログラミング言語や開発プラットホームに依存しており、使用可能なプログラミング言語や開発環境は限定される。
自動開発ツールを用いる方法では、CASEツールの開発者は自動開発ツールを用いてCASEツールをデザインするか、CASEツールの定義情報であるメタデータを自動開発ツールに解析させることにより、必要な機能に該当するプログラム・コードを自動生成する。しかしながら、これらの方法は、開発中にCASEツールの一部の機能を変更する場合などに、既存のプログラム・コードとの不整合を引き起こす。CASEツールの開発者は、変更箇所に関連するコードを調べ上げて修正しなければならない。また、多くの場合、特定のプログラミング言語などに依存したコードを生成するので、やはり使用可能なプログラミング言語や開発環境は限定される。
本発明の目的は、上記の従来法における問題を解決する、CASEツールの開発装置と、それを利用するCASEツールの開発方法を提供することである。
CASEツールを開発する手段を、プログラミング部品の形態で提供するCASEツール開発部品であって、特定のプログラミング言語、開発プラットフォーム等には依存しないコンポーネント・ミドルウェアとして実現され、ビジュアル開発環境に対応する視覚的な開発手段を備え、CASEツールの定義情報であるメタデータに基づいて自己の行動を決定する行動決定手段を備えた、CASEツール開発部品を提供する。これをCASEツールの開発に利用することにより、ビジュアル開発環境において、最初に必要なプログラミング部品を配置し、それらのメタデータを設定し、必要に応じて協調動作をプログラム言語により記述して行く、部品組み立て型の開発方法を実現し、上記の従来法における課題を解決する。
前記メタデータに基づき自己の行動を決定する行動決定手段について補足説明すると、本発明におけるCASEツール開発部品は、それぞれ固有のCASEツール開発手段を備えているが、例えば、自己の取り扱うデータの種類によって、行動パターン(振る舞い)を変更したいといった場合が考えられる。この場合は、取り扱うデータの種類を事前に判断する必要がある。メタデータを解析させることにより、事前にデータの種類を判断させれば、行動パターンを変更することが可能になる。但し、メタデータとは、あくまで「CASEツールの定義情報」のことであり、一般的なパラメータ情報とは異なる。
前記部品組み立て型の開発方法についての例を挙げると、CASEツール開発に必要な開発手段を備えた、本発明のCASEツール開発部品が提供されていたとする。CASEツールの開発者は、ビジュアル開発環境にて、最初にそれらの必要なCASEツール開発部品を配置し、メタデータを設定して、あとは必要に応じて協調動作をプログラムして行く。図1は、前記部品組み立て型の開発方法の流れを示した概要図である。
従来のプログラミング部品を利用した開発方法では、モジュール群がサポートしているCASEツールの機能は限定的であり、また使用可能なプログラム言語や開発環境が限定されるという問題があった。本発明のCASEツール開発部品には、メタデータに基づいて行動を決定する手段が備わっており、各々のプログラミング部品に多様な行動パターンを与えることが可能である。また、本発明のCASEツール開発部品は、非言語依存のコンポーネント・ミドルウェアとして実現されているので、使用するプログラム言語や開発環境は限定されない。
従来の自動開発ツールを利用した開発方法では、プログラム・コードの自動生成という方法を採用しており、コードの不整合を引き起こすという問題があった。本発明のCASEツール開発部品は、メタデータによりCASEツールの機能や構成を定義し、これをプログラミング部品に解析させて動作させることが可能である。これにより、ハードコーティング(直接的なプログラミング)の量を大幅に減らすことができ、コードの不整合に関する問題の大部分を解決する。
本発明のCASEツール開発部品は、非言語依存なコンポーネント・ミドルウェアとして実現されており、特定のプログラミング言語に依存しない。従って、CASEツールの開発に、生産性が高く習得が容易な簡易言語(スクリプト)を使用することで、CASEツールの開発を高速かつ容易に行うことができる。このことは、開発に必要な労力と時間の削減と、高度な専門技能の不要化に貢献する。
本発明のCASEツール開発部品は、ビジュアル開発環境に対応する。コントロール形式のCASEツール開発部品は、一般にユーザー・インターフェイスの開発手段を備えることになる。これにより、CASEツールの開発者は、CASEツールを視覚的・直感的に開発可能であり、また特定のユーザー・インターフェイス部分の再開発を不要にする。このことは、開発に必要な労力と時間の削減と、高度な専門技能の不要化に貢献する。
本発明のCASEツール開発部品は、メタデータに基づいて自己の行動を決定するので、CASEツールにおける共通機能を開発するのに、一貫して同じ部品を利用することが可能であり、行動パターン毎に異なる共通機能を開発する必要はなくなる。また、メタデータによりCASEツールの機能や構成を定義することは、使用目的に特化した生産性の高いプログラミング言語を使用するのと同様の効果をもたらす。メタデータの作成に自動生成ツールを用いれば、生産性・簡易性はさらに向上する。
CASEツールの開発に、本発明のCASEツール開発部品を利用することで部品組み立て型の開発方法が実現される。従来のプログラミング部品を使用する開発方法は、必要に応じてモジュール(関数やデータ構造)を使用するという開発方法であった。部品組み立て型の開発方法では、まず最初に必要なプログラミング部品を配置し、それらを協調動作させるための「接着剤」として、必要に応じてプログラミングを行う。これにより、必要なコストを最小限に抑えた開発方法を実現することが可能である。
以下、本発明の実施形態を具体的に説明する。
本発明のCASEツール開発部品は、CASEツール開発における共通の基盤技術となるものである。従って、CASEツール開発部品が備えるべき開発手段は、大凡特定することができる。ここでは、CASEツールにおける、一般的な基本機能を開発する開発手段を備えたCASEツール開発部品を、本発明における実施形態の例に挙げて説明する。
本発明の実施形態におけるCASEツール開発部品には、ビジュアル開発環境に対応する視覚的な開発手段を備えたコントロール形式と、プログラミング言語からのみ利用するオブジェクト形式がある。コントロール形式のCASEツール開発部品は、CASEツールにおけるユーザー・インターフェイスの特定機能を中心にプログラミング部品化したものであり、ビジュアル開発環境に対応する視覚的な開発手段を備えている。一方のオブジェクト形式のCASEツール開発部品は、これらコントロール形式のCASEツール開発部品の利用を補佐するものであり、CASEツールの開発者が、コントロール形式のCASEツール開発部品を利用してCASEツールの動作を容易にプログラミングできるようにする。なお、オブジェクト形式のCASEツール開発部品の代わりに、単純なサポート関数群を提供したり、あるいはコントロール形式のCASEツール開発部品に、必要なすべての開発手段を単独で備えさせる、といった方式により実施してもよい。
コントロール形式のCASEツール開発部品には、メタデータ・アダプタ、スタンダード・カタログ、ドキュメント・カタログ、プロジェクション・スクリーン、テンポラリデータ・テーブルの5つがある。ビジュアル環境にて開発を行う場合、CASEツールの開発者はこれらのコントロールをユーザー・インターフェイスとなるウィンドウ上に配置し、オブジェクト形式のCASEツール開発部品を利用してこれらの協調動作をプログラミングする。図2は、CASEツール開発部品の形態とコントロールの種類を示した系統図であり、図3はそれらのコントロール形式のCASEツール開発部品同士がどのような相互関係にあり、どのように協調動作するかを示した関連図である。
本発明の実施形態におけるCASEツール開発部品は、「COM:Component Object Model」をベースに実装されたコンポーネント・ミドルウェアである。コントロール形式のCASEツール開発部品は「ActiveXコントロール」として、オブジェクト形式のCASEツール開発部品は「COMインターフェイス」として実装されている。COMをサポートする環境であれば自由なプログラミング言語で利用できる。なお、「.NET Framework」あるいはその他の類似技術をベースに実装する方式により実施してもよい。
本発明の実施形態において使用されるメタデータは、「XML:Extensible Markup Language」により記述されたCASEツールの定義ファイルであり、CASEツールにおける、機能体系を定義するメタデータと、作業標準(1つの作業における標準的な手順と成果物の総称)を定義するメタデータと、プロジェクトの中間データ(プロジェクトにて生成される一時的なデータ)のフォーマットを定義するメタデータとの、3種類のXMLファイルがある。各々のCASEツール開発部品は、これらのメタデータ(XMLファイル)を解析し、自己の行動パターンを特定する。なお、メタデータはXMLに限らず、その他の定義言語や独自言語を使用する方式により実施してもよい。
機能体系を定義するメタデータには、図4で示すように、CASEツールが保持する作業標準と、それら作業標準をタスク(工程)に分類する方法を定義する。また、機能体系を形成するために必要な、各々の作業標準に関する情報なども定義する。
作業標準のメタデータには、図5で示すように、1つの作業標準における、作業標準に関する概要情報、ドキュメントの構成(成果物構成)、ドキュメントを編集するための複数のエディタ(編集方法と編集形式)、などを定義する。図5において、Contentsタグで囲まれた範囲にはドキュメントの構成を定義し、TemplateタグまたはDiagramタグで囲まれた範囲には、ドキュメントを編集するために用いるエディタを定義する。
中間データのフォーマットを定義するメタデータには、図6で示すようなリスト形式の定義方法と、図7で示すような木構造形式の定義方法と、図8で示すようなテキスト形式の定義方法がある。これらの定義方法は、扱おうとする中間データの種類により異なる。リスト形式では、一つのリスト項目に含まれる、1つあるいは複数の属性(カラム)を定義し、木構造形式では、中間データ項目同士の階層構造を定義する。なお、テキスト形式においては、フリーフォームとなり、特に定義すべき情報はない。
以下、本発明の実施形態における、コントロール形式のCASEツール開発部品である、メタデータ・アダプタ、スタンダード・カタログ、ドキュメント・カタログ、プロジェクション・スクリーン、テンポラリデータ・テーブルについて、それぞれ説明する。
メタデータ・アダプタは、CASEツール上の一つの作業標準に対応して機能するCASEツール開発部品である。作業標準に関する情報を管理する情報管理手段と、前記情報管理手段の管理対象となる作業標準に関連する処理を定義する定義手段とを備え、指定された作業標準のメタデータに基づいて、前記情報管理手段の管理対象となる作業標準を決定し、その作業標準に関する情報を生成して管理する。
メタデータ・アダプタにおけるコントロールの概観は、CASEツールの開発者が識別し易いように、作業標準の名称と種類を表示する程度の単純なものであり、CASEツールの実行時には不可視となる。メタデータ・アダプタはCASEツールの開発者の為だけに存在するので、CASEツールのユーザーからは隠蔽される。
メタデータ・アダプタは、管理対象の作業標準に関する情報を管理する情報管理手段を備えている。作業標準に関する情報は、主に作業標準のメタデータに定義されている情報や状態変数などである。前記情報管理手段は、メタデータに基づいて生成された作業標準に関する情報の設定取得手段を、CASEツール開発者へ提供する。
メタデータ・アダプタは、管理対象の作業標準に関連する処理を定義する定義手段を備えている。図3に示すように、他のコントロールから送られてくる作業標準に関連するイベントを処理する。正確には、ドキュメント・カタログ、プロジェクション・スクリーン、テンポラリデータ・テーブルから通知される作業標準に関連したイベントを受信し、対応するイベント処理ルーチンを呼び出して実行する。CASEツールの開発者は、メタデータ・アダプタの持つイベント処理ルーチンにプログラムを記述することにより、対応する作業標準に関連する処理を定義することができる。
スタンダード・カタログは、CASEツール上の作業標準を管理するCASEツール開発部品である。複数の作業標準における構成を管理する構成管理手段と、前記構成管理手段が管理する各々の作業標準に対応するメタデータ・アダプタへの参照情報を保持する保持手段とを備え、指定されたメタデータに基づいて、前記構成管理手段における作業標準の構成管理方法を決定する。
スタンダード・カタログにおけるコントロールの概観は、図9に示すように、前記構成管理手段が管理する複数の作業標準を、タスク(工程)項目別に分類し、それぞれの名称と種類を作業標準項目として表示するものである。各々の作業標準項目は、それらの作業標準に対応する、メタデータ・アダプタへの参照情報を保持する。CASEツールのユーザーは、これら作業標準項目を選択することで、CASEツールの操作対象となる作業標準(メタデータ・アダプタ)を選択することができる。
スタンダード・カタログにおける、タスク項目とそれに属する作業標準項目は、通常はCASEツールの開発時に、初期設定パラメータとして登録されるが、これらの設定情報を、図4に示すような、CASEツールの機能体系を定義したメタデータを指定することにより、自動的に設定することもできる。このメタデータによる自動設定はランタイムに行われるため、任意の時点でスタンダード・カタログの項目構成を変更する事ができる。
ドキュメント・カタログは、CASEツール上のドキュメント(プロジェクトにおける開発データの管理単位)を管理するCASEツール開発部品である。複数のドキュメントにおける構成を管理する構成管理手段と、前記構成管理手段が管理する複数のドキュメントの構成情報とそれらドキュメントのデータを、外部の記憶媒体を利用して永続化する永続化手段とを備え、指定されたメタデータに基づいて、前記構成管理手段におけるドキュメントの構成管理方法を決定する。
ドキュメント・カタログにおけるコントロールの概観は、図10に示すように、前記構成管理手段が管理する複数のドキュメントの構成を階層的に表示する。あるドキュメントが階層を持つ場合、そのドキュメントの下層には、複数の下位ドキュメントが含まれる。また、カテゴリを設けることで、関連のある複数のドキュメントを1つの分類項目に従属させて纏めることもできる。CASEツールのユーザーは、これらのドキュメント項目を選択することで、操作対象となるドキュメントを選択することができる。
ドキュメント・カタログにおける、ドキュメント項目の挿入・更新・削除といった管理操作は、作業標準のメタデータに基づいて実行の可否が決定される。正確には、作業標準のメタデータにドキュメントの構成を問い合わせ、特定のドキュメントに対する管理操作が有効であるか無効であるかを判断し、その結果をCASEツールのプログラム側へ伝える。これにより、CASEツールの開発者は、ドキュメント構成の整合性を保証する機能を容易に実現する事ができる。
前記の、指定されたメタデータに基づいて、ドキュメントの構成管理方法を決定する仕組みについて、図5を基に解説する。図5におけるContentsタグで囲まれた範囲は、作業標準におけるドキュメントの構成管理情報である。1つのDocumentタグが1つのドキュメントの種類に対応し、また1つのCategoryタグが1つのカテゴリの種類に対応する。そして、それらのタグが包括している複数のタグを、下位に持つことを示している。例えば、「Bドキュメント」という種類のドキュメントの下層には、「Xカテゴリ」という種類のカテゴリを複数追加することが可能で、さらにその下層には、「Cドキュメント」という種類のドキュメントを複数追加することが可能である。メタデータには、このようなドキュメントの構成管理における規則が示されている。ドキュメント・カタログは、この構成管理における規則に従って、特定のドキュメントに対する管理操作(挿入・更新・削除など)を許可し、その結果を外部に伝達する。
ドキュメント・カタログは、構成管理手段が管理する複数のドキュメントの構成情報とそれらドキュメントのデータを、外部の記憶媒体を利用して永続化する永続化手段を備えている。図10で示すように、作業標準における複数のドキュメントの構成とそれらのデータを、オブジェクト形式のCASEツール開発部品により提供される、入出力ストリームを介して永続化する。CASEツールの開発者は、この永続化手段を利用することにより、プロジェクトにおける開発データを永続化するための、リポジトリ機能を容易に実現することができる。
プロジェクション・スクリーンは、CASEツール上のドキュメントのデータを編集する手段を提供するCASEツール開発部品である。ドキュメントのデータを、エディタを用いて編集する編集手段と、前記編集手段により編集されたドキュメントのデータを、外部のソフトウェアにより作成される電子文章へ埋め込むことを可能にする埋め込み手段とを備え、指定されたメタデータに基づいて、前記編集手段におけるドキュメントの編集に用いるエディタを決定する。
プロジェクション・スクリーンにおけるエディタには、テンプレートとダイアグラムの二つのタイプがある。テンプレート・タイプのエディタは、図12に示すような文字データの編集を専門とする帳票形式のエディタである。一方のダイアグラム・タイプのエディタは、図13に示すような図形データの編集を専門とする図面形式のエディタである。いずれも、オブジェクト形式のCASEツール開発部品を利用して、メタデータに記述された行動以外の動作をプログラムすることが可能である。
プロジェクション・スクリーンは、編集対象のドキュメントの編集に用いるエディタを、作業標準のメタデータに基づいて決定する。作業標準のメタデータには、図5に示すように、ドキュメントの編集に用いるエディタの種類と、テンプレートの構成と書式、ダイアグラムの表記法が定義されており、プロジェクション・スクリーンは、これらの情報に基づき、ドキュメントを編集する専用のエディタを作成し、その上にドキュメントのデータを表示する。編集されたデータは、ドキュメント専用の記憶領域に一時的に保存される。
前記の、指定されたメタデータに基づいて、編集対象のドキュメントを編集するエディタを決定する方法について、図5を基に解説する。図5におけるContentsタグで囲まれた範囲は、作業標準におけるドキュメントの構成管理情報である。1つのDocumentタグが1つのドキュメントの種類に対応する。TemplateタグまたはDiagramタグで囲まれた範囲は、ドキュメントを編集するために用いるエディタの定義であり、各々のエディタには、ドキュメントの編集方法と編集形式が定義されている。Documentタグのeditorパラメータには、その種類のドキュメントの編集に用いるエディタ名が記載されており、プロジェクション・スクリーンは、このパラメータに従って、ドキュメントの編集に用いるエディタを決定する。例えば、「Aドキュメント」という種類のドキュメントの編集には「テンプレート1」を、「Cドキュメント」という種類のドキュメントの編集には「ダイアグラム1」を用いることを示している。
ダイアグラムの定義情報からダイアグラムを生成する方法については、例えば、特許文献3のCASEダイアグラム変換装置などが、それを実現する例として挙げられるが、本発明の実施形態における趣旨からは逸脱するので、ダイアグラムの生成方法についての解説は省略する。また、テンプレートの定義情報からテンプレートを生成する方法についても、幾つかの方法が考えられるが、例えばテンプレートにおける記載項目を単純に一覧表にして、それらに記載欄を設けるだけのものであっても良い。
プロジェクション・スクリーンにて編集されたドキュメントは、外部のアプリケーションにて作成される電子文章への埋め込みが可能である。ユーザーは、CASEツールで編集したドキュメントのデータを、ワープロ・ソフトなどを用いて作成する仕様書の中で使用したい場合がある。このような場合に、その電子文章の中へ編集したドキュメントを挿入することで、CASEツールでの編集イメージをそのまま挿入することができる。エディタ自体が伝票形式と図面形式なので、編集イメージは違和感なく表示される。このドキュメントの埋め込み手段は、COMがその基盤を提供している、OLE(Object Linking and Embeding)により実現される。
テンポラリデータ・テーブルは、中間的に生成されるプロジェクトのデータを管理するCASEツール開発部品である。プロジェクトにおける複数の中間データを管理する管理手段と、前記管理手段が管理する複数の中間データの構成情報とそれら中間データの内容を、外部の記憶媒体を対象として入出力する入出力手段とを備え、指定された中間データのフォーマットであるメタデータに基づいて、前記管理手段における中間データの管理方法を決定する。
テンポラリデータ・テーブルにおけるコントロールの概観は、図11に示すように、プロジェクトの中間データを、複数のカラムを持つリスト形式か、あるいは階層化されたリスト形式、またはテキスト形式で表示して管理する。この管理形式はメタデータに基づいて決定される。CASEツールのユーザーは、プロジェクトにおいて、テンポラリデータ・テーブルの中間データの項目を、開発にて利用することができる。
テンポラリデータ・テーブルの管理手段は、挿入・更新・削除といった中間データの項目に対する管理操作を提供する。管理操作は、指定された中間データのメタデータに基づいて実行の可否が決定される。正確には、メタデータに中間データの構成を問い合わせ、特定の中間データに対する管理操作が有効であるか無効であるかを判断し、その結果をCASEツールのプログラム側へ伝える。これにより、CASEツールの開発者は、中間データ構成の整合性を保証する機能を容易に実現する事ができる。
前記の、指定されたメタデータに基づいて、中間データの管理方法を決定する仕組みについて、図6、図7、図8を基に解説する。図6は、リスト形式の中間データのフォーマットのメタデータである。1つの中間データ項目には、「カラム1」「カラム2」「カラム3」「カラム4」という4つの属性が含まれることを示している。図7は、木構造形式の中間データのフォーマットのメタデータである。1つのTreeItemタグが1つの中間データ項目の種類に対応し、それらのタグが包括している複数のTreeItemタグを、下位に持つことを示している。例えば、「AAAデータ」という種類の中間データ項目の下層には、複数の「BBBデータ」という種類の中間データ項目と、その「BBBデータ」の集合に続いて、複数の「CCCデータ」という種類の中間データ項目を追加することが可能である。さらにその下層には、「DDDデータ」という種類の中間データを複数追加することが可能である。図7は、テキスト形式の中間データのフォーマットのメタデータである。中間データは任意のテキストであることが示されている。メタデータには、このような中間データの管理における規則が示されている。テンポラリデータ・テーブルは、この管理規則に従って、特定の中間データ項目に対する管理操作(挿入・更新・削除など)を許可し、その結果を外部に伝達する。
テンポラリデータ・テーブルが管理する中間データは、図11に示すように、外部の記録媒体に作成されたテンポラリ・ファイルから読み込まれる。CASEツールの開発者は、プロジェクトにおいて生成した中間データを、テンポラリ・ファイルへ書き出す操作を実装する必要がある。外部のテンポラリ・ファイルへの読み書きは、オブジェクト形式のCASEツール開発部品が提供する、入出力ストリームを利用して容易に実現することができる。なお、プロジェクトの中間データは、ドキュメント・カタログが提供する管理操作を利用して、対象となるドキュメントから必要なデータを抽出し、それらを適切な形に加工することにより生成することができる。
以下、基幹業務システムの開発に使用するCASEツールの開発を例に取り上げ、本発明の実施形態におけるCASEツール開発部品を利用する、CASEツールの開発方法を解説する。だたし、ここでは説明の簡略化のために、「業務フロー」と「現行業務マップ」という、2つの作業標準だけを持つCASEツールの開発を前提とする。
本発明の実施形態におけるCASEツール開発部品を利用するCASEツールの開発では、ビジュアル開発環境として、「Microsoft Visual Basic6.0」を使用する。なお、使用するビジュアル開発環境は、当開発環境に限らず「Microsoft Visual C++」や「Borland Delphi」など、別の開発環境を使用する方式により実施してもよい。
開発手順としては、先ず、CASEツール開発部品群を利用できるようにするため、該当するCOMコンポーネントをプロジェクトで参照可能にする。次に、CASEツールのユーザー・インターフェイスを開発するために、コントロール形式のCASEツール開発部品を配置するためのフォームを作成する。さらに、作成したフォーム上に、必要なCASEツール開発部品を配置し、それらにメタデータや初期パラメータを設定する。そして、コントロールのイベント・プロシージャに、必要なワーク変数を宣言し、イベントに対する処理や部品同士の協調動作をプログラミングして行く。
CASEツールの開発者は、当該CASEツールにおけるユーザー・インターフェイスの設計図である、図14と図15に示すように、スタンダード・カタログ1、ドキュメント・カタログ2、プロジェクション・スクリーン3、「現行業務マップ」のメタデータ・アダプタ4、「業務フロー」のメタデータ・アダプタ5、テンポラリデータ・テーブル6を、フォーム上に配置する。図16と図17は、当開発環境において、CASEツール開発部品をフォーム上に配置した時の開発画面の例である。
配置されたスタンダード・カタログ1に、「戦略立案」「業務分析」「概要設計」といったタスク項目を追加する。その「業務分析」タスクの下層に、「現行業務マップ」と「業務フロー」という作業標準項目を追加し、それぞれに対応するメタデータ・アダプタ4と、メタデータ・アダプタ5への参照を設定する。この一連の作業は、図18に示すようなメタデータを設定することにより、自動的に行わせることもできる。
ユーザーによってクリックされた、スタンダード・カタログ1の作業標準項目を、新しい操作対象として選択できるように、スタンダード・カタログ1のイベント・プロシージャを編集する。このとき、クリックされた作業標準項目からメタデータ・アダプタへの参照情報を取得し、ドキュメント・カタログ2とプロジェクション・スクリーン3のイベント送信先として設定するようにプログラミングする。
配置されたドキュメント・カタログ2は、スタンダード・カタログ1のイベント・プロシージャによって、操作対象である作業標準に対応するメタデータ・アダプタが、イベント送信先として設定される。これにより、ドキュメント・カタログ2は、設定されたメタデータ・アダプタのメタデータから、管理対象となる作業標準のドキュメント構成を知ることができるので、各々のドキュメント項目に対する有効な管理操作(挿入・更新・削除など)を、実行中のCASEツール(プログラム)側へ提供する。
ユーザーによってダブル・クリックされた、ドキュメント・カタログ2のドキュメント項目を、プロジェクション・スクリーン3にて編集できるようにするため、ドキュメント・カタログ2のイベント・プロシージャを編集する。このとき、ダブル・クリックされたドキュメント項目から取得した編集対象となるドキュメント(のオブジェクト)を、プロジェクション・スクリーン3に設定するようにプログラムする。
プロジェクトにおける開発データを永続化するリポジトリための機能は、ドキュメント・カタログ2が提供している永続化手段を利用して実現することができる。CASEツールの開発者は、プロジェクトにおける作業標準のドキュメント・データを読み書きする操作を実装するために、専用のコマンド関数(またはメニュー関数)を用意し、その中で、入出力ストリーム(のオブジェクト)を利用して、リポジトリ内のファイルに永続化するように実装する。
配置されたプロジェクション・スクリーン3は、ドキュメント・カタログ2のイベント・プロシージャによって、編集対象であるドキュメントが設定される。プロジェクション・スクリーン3は、編集に用いるエディタを決定するために、イベント送信先に指定されているメタデータ・アダプタが管理する作業標準のメタデータより、エディタに関する定義情報を取得する。そして、その定義情報に基づき、編集用のエディタを特定して作成し、その上にドキュメントのデータを表示して編集可能にする。
配置されたテンポラリデータ・テーブル6は、「現行業務マップ」から生成した中間データを、図面要素として「業務フロー」にて利用可能にする。CASEツールの開発者は、「業務フローの自動生成」コマンド関数(メニュー関数)を作成し、その中で、中間データのフォーマットが定義されたメタデータ(図21のXMLファイル)を設定するように指示し、ドキュメント・カタログ2が提供する管理操作を利用して「現行業務マップ」から抽出した中間データを、入出力ストリーム(のオブジェクト)を利用して指定のテンポラリ・ファイルへ出力させ、さらにテンポラリデータ・テーブル6が、そのテンポラリ・ファイルを読み込むするようにプログラムする。
開発するCASEツールには、「現行業務マップ」と「業務フロー」の作業標準に対応する、2つのメタデータ・アダプタが必要である。フォーム上に配置された、メタデータ・アダプタ4とメタデータ・アダプタ5が、それぞれの作業標準に対応する。CASEツールの開発者は、メタデータ・アダプタ4に「現行業務マップ」の作業標準のメタデータ(図19のXMLファイル)を、メタデータ・アダプタ5に「業務フロー」の作業標準のメタデータ(図20のXMLファイル)を、それぞれ設定する。
CASEツールの開発者は、それぞれのメタデータ・アダプタ4とメタデータ・アダプタ5に、他のコントロールから送られてくる作業標準に関するイベントに対する処理をプログラムする。一例として、テンポラリデータ・テーブル6の中間データの項目が、プロジェクション・スクリーン3へマウス操作によりドラック&ドロップされた時に、編集中の「業務フロー」のドキュメントに新しいモデル要素(図面要素)を挿入するするようにプログラムしておけば、中間データを利用する操作が行い易いものになる。
以下に、本発明の実施形態におけるCASEツール開発部品を利用して開発した、上記のCASEツールの使用例を解説する。
CASEツールのユーザーは、基幹業務システムの分析作業において、上記の実施形態のCASEツール開発部品を利用して開発したCASEツールを使用している。図22と図23は、そのCASEツールの実行例(実行画面)である。彼は、業務分析にて収集した知識を整理するため、スタンダード・カタログ1から「現行業務マップ」を操作対象に選択し、ドキュメント・カタログ2に新しいドキュメントを作成する。そして、プロジェクション・スクリーン3のテンプレートに、業務分析にて収集した情報を入力して行く。
「現行業務マップ」を使った作業が終わると、今度は入力したデータに基づいて、業務フロー図を作成する作業に取り掛かる。スタンダード・カタログ1から「業務フロー」を選択して、ドキュメント・カタログ2に新しいドキュメントを作成する。彼はここで、「業務フローの自動生成」コマンドを使用し、テンポラリ・ファイルに中間データを出力して、そのファイルのデータをテンポラリデータ・テーブル6に取り込んだ。そして、テンポラリデータ・テーブルの中間データ項目をプロジェクション・スクリーン3へドラック&ドロップし、業務フローの図面要素を挿入しながらダイアグラムを編集して行く。すべての編集が終わると、彼はプロジェクトの開発データをファイルへ保存して、CASEツールの使用(開発作業)を終了した。
ユーザーは、基幹業務システムの仕様書を作成するために、文章作成アプリケーションを起動し、新しい電子文章を作成する。このとき、先ほどCASEツールにて編集したプロジェクトの開発データを、仕様書の作成に使用したいと考える。彼は、使用している文章作成アプリケーションの「オブジェクトの挿入」コマンドを選択し、対象とするドキュメントが保存されているリポジトリ内のファイルを指定する。文章作成アプリケーションは、ドキュメントのデータをOLEオブジェクトとして扱い、作成中の電子文章内に、プロジェクション・スクリーン3で編集したドキュメントのイメージをそのまま表示する。一連のようにして、ユーザーは仕様書を作成することができる。
本発明のCASEツール開発部品は、CASEツール開発における基盤技術を提供するものである。特に、上記の本発明の実施形態にて挙げたような、一般的な共通機能を開発する手段を備えたCASEツール開発部品は、CASEツール開発におけるデファクト・スタンダード(業界標準)となる可能性もある。このような、CASEツール開発における、共通のインフラ(基盤)が整備されていれば、有効なソフトウェア工学の理論を備えたCASEツール開発部品が開発されたとき、ユーザーが現在使用しているCASEツールに、そのCASEツール開発部品を装備させることで、有効な理論が組み込まれたCASEツールが完成する。本発明のCASEツール開発部品を基盤技術として、様々な開発手段や工学理論を備えたCASEツール開発部品が市場に流通する可能性がある。
本発明のCASEツール開発部品を利用した部品組み立て型の開発の流れを示した概要図 本発明の実施形態に係わるCASEツール開発部品の形態とコントロールの種類を示した系統図 同CASEツール開発部品同士の協調動作の概要を示した関連図 同XMLによる機能体系のメタデータの記述形式 同XMLによる作業標準のメタデータの記述形式 同XMLによるリスト形式中間データのメタデータの記述形式 同XMLによる木構造形式中間データのメタデータの記述形式 同XMLによるテキスト形式中間データのメタデータの記述形式 同CASEツール開発部品による作業標準の構成管理を表した概念図 同CASEツール開発部品によるドキュメント管理と編集を表した概念図 同CASEツール開発部品によるデータの管理と利用を表した概念図 同テンプレート・タイプのエディタを用いたドキュメントの編集例 同ダイアグラム・タイプのエディタを用いたドキュメントの編集例 本発明の実施形態のCASEツール開発部品を利用して開発するCASEツールに係わるユーザー・インターフェイスの設計図 同中間データ管理機能のユーザー・インターフェイスの設計図 同CASEツール開発部品を利用したCASEツールの開発画面 同CASEツール開発部品を利用した中間データ管理機能の開発画面 同スタンダード・カタログに設定するメタデータのXMLファイル記述例 同作業標準「現行業務マップ」のメタデータのXMLファイル記述例 同作業標準「業務フロー」のメタデータのXMLファイル記述例 同図面要素となる中間データのメタデータのXMLファイル記述例 同開発されたCASEツールの実行画面 同開発された中間データ管理機能の実行画面
符号の説明
1 スタンダード・カタログ
2 ドキュメント・カタログ
3 プロジェクション・スクリーン
4 「現行業務マップ」のメタデータ・アダプタ
5 「業務フロー」のメタデータ・アダプタ
6 テンポラリデータ・テーブル

Claims (8)

  1. CASEツールを開発する手段を、プログラミング部品の形態で提供するCASEツール開発部品であって、特定のプログラミング言語、開発プラットホーム等には依存しないコンポーネント・ミドルウェアとして実現され、ビジュアル開発環境に対応する視覚的な開発手段を備え、CASEツールの定義情報であるメタデータに基づいて自己の行動を決定する行動決定手段を備えた、CASEツール開発部品。
  2. 作業標準に関する情報を管理する情報管理手段と、前記情報管理手段の管理対象となる作業標準に関連する処理を定義する定義手段とを備え、請求項1に記載の行動決定手段は、指定されたメタデータに基づいて、前記情報管理手段の管理対象となる作業標準を決定すること、を特徴とする請求項1に記載のCASEツール開発部品。
  3. 複数の作業標準における構成を管理する構成管理手段と、前記構成管理手段が管理する各々の作業標準に対応する、請求項2のCASEツール開発部品への参照情報を保持する保持手段とを備え、請求項1に記載の行動決定手段は、指定されたメタデータに基づいて、前記構成管理手段における作業標準の構成管理方法を決定すること、を特徴とする請求項1に記載のCASEツール開発部品。
  4. 複数のドキュメントにおける構成を管理する構成管理手段と、前記構成管理手段が管理する複数のドキュメントの構成情報とそれらドキュメントのデータを、外部の記憶媒体を利用して永続化する永続化手段とを備え、請求項1に記載の行動決定手段は、指定されたメタデータに基づいて、前記構成管理手段におけるドキュメントの構成管理方法を決定すること、を特徴とする請求項1に記載のCASEツール開発部品。
  5. ドキュメントのデータを、エディタを用いて編集する編集手段と、前記編集手段により編集されたドキュメントのデータを、外部のソフトウェアにより作成される電子文章へ埋め込むことを可能にする埋め込み手段とを備え、請求項1に記載の行動決定手段は、指定されたメタデータに基づいて、前記編集手段におけるドキュメント編集方法と編集に用いるエディタを決定すること、を特徴とする請求項1に記載のCASEツール開発部品。
  6. プロジェクトにおける複数の中間データを管理する管理手段と、前記管理手段が管理する複数の中間データの構成情報とそれら中間データの内容を、外部の記憶媒体を対象として入出力する入出力手段とを備え、請求項1に記載の行動決定手段は、指定されたメタデータに基づいて、前記管理手段における中間データの管理方法を決定すること、を特徴とする請求項1に記載のCASEツール開発部品。
  7. 請求項1に記載のCASEツール開発部品を利用するCASEツールの開発方法。
  8. 請求項2〜6に記載のCASEツール開発部品のうち、少なくとも1つを利用するCASEツールの開発方法。
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