JP2006171375A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masuo Kawamoto
益雄 河本
Keiji Matsuoka
啓二 松岡
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Abstract

【課題】 移動時におけるユーザーの安全を確保した画像形成装置を提供する。
【解決手段】 側面1に把持部2を設ける一方、底面5にキャスター3を設けた画像形成装置29において、画像形成装置29の重心位置Pから最離間している側面に把持部2を設ける一方、キャスター3は、画像形成装置29の重心位置P側の底面5に設けるようにし、さらに、把持部2から地平面に至るまでの側面1の表面が、地平面に対して鋭角になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動可能な画像形成装置に関するものである。
図9に示すような従来のコピー機、プリンター等の画像形成装置129には、キャスター103が設けられている。そのため、このキャスター103を転がすことによって、非常に重い(およそ100〜200Kg程度)画像形成装置129であっても、移動可能になっている。
この図9に示すような、特許文献1の画像形成装置129では、画像形成装置129自体の重心位置P’を一方の端部側に寄せ、その重心位置側の端部にキャスター103が設けられるようになっている。そのため、ユーザーが、画像形成装置129の重心位置P’側を自らの手前にさせるとともに、キャスター103を支点に傾けるようにさせて、その画像形成装置129を移動(運搬)させることができる。
特開平8−123118号公報(図2参照)
しかしながら、この図9に示すように、画像形成装置129の重心位置P’側を手前にして傾けながら移動させている場合、ユーザーが力を抜いてしまったり、何らかの拍子で手が離れてしまったりすると、ユーザー側の画像形成装置129の側面(重心位置P’側の側面101)が地面に向けて倒れ込むようになってしまう。
つまり、画像形成装置129自体がユーザーに向かって倒れ込むようになってしまう(画像形成装置129がひっくり返って、地面と画像形成装置129との間にユーザーがはさまれてしまう)。そのため、特許文献1の画像形成装置129は、極めて移動時における安全の確保されていない画像形成装置といえる。
また、図9に示すように、ユーザー側に位置するキャスター103を支点にして、画像形成装置129を傾けさせている。そのため、ユーザーに対して奥側の画像形成装置129の端部(すなわち、重心位置から離間した画像形成装置129の端部)が、ユーザーの視界を遮ってしまう。そのため、移動させづらい画像形成装置となっている。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、移動時におけるユーザーの安全を確保した画像形成装置を提供することにある。
本発明は、側面に把持部を設けた画像形成装置であって、上記把持部の設けられた側面は、上記画像形成装置の重心位置から最離間している側面であるとともに、上記把持部から地平面に至るまでの上記側面の表面に、窪みが形成されていることを特徴としている。
これによると、この把持部の配設位置は、画像形成装置の重心位置から最も離間した側面に設けられるようになっている。そのため、重心位置側の底面の端部を支点として容易に持ち上げることができる。つまり、画像形成装置の移動のときにおいて、最初の持ち上げ動作が容易に行える。
そして、特に画像形成装置の側面の表面には窪みが形成されている。この窪みは、画像形成装置の側面上から堀り込まれるとともに、画像形成装置の底面から堀り込まれることで形成された空間となっている。
特に、上記側面上からの堀り込みの方向と地平面との交差角が、鋭角になっていることで、上記窪みを構成する一面が傾斜面となっていることが好ましい。
このような窪みがあれば、万が一、把持部から手が離れ、画像形成装置が倒れ込んできたとしても、ユーザーの脚がこの窪み内に入るようになる。つまり、画像形成装置とユーザーの脚とが接触しづらくなっている。そのため、本発明の画像形成装置は、極めて移動時の安全性の高い画像形成装置となっている。
また、本発明では、側面に把持部を設ける一方、底面に脚輪(キャスター)を設けた画像形成装置であって、把持部の設けられた側面は、画像形成装置の重心位置から最離間している側面である一方、脚輪は、画像形成装置の重心位置側の底面に設けられるようになっている。
また、特に、把持部から地平面に至るまでの側面の表面が、地平面に対して鋭角になっていることで、傾斜面になっている。
これによると、この把持部の配設位置は、画像形成装置の重心位置から最も離間した側面に設けられるようになっている上、重心位置側に脚輪が設けられている。そのため、重心位置側に設けられた脚輪を支点とするとともに、把持部を握って、持ち上げるようにして、画像形成装置を移動させることができる。
したがって、画像形成装置の重心位置をユーザーから最も離間させた状態で、その画像形成装置を移動させられるようになっている。そのため、画像形成装置の重心位置がユーザーに向かって、倒れ込むような事態を防止できる。その上、重心位置から離間した側面側を持ち上げていることから、画像形成装置自体がひっくり返るような事態も防止できる。
また、画像形成装置を地平面に載置したとき、把持部から地平面に至るまでの側面の表面が、地平面に対して鋭角になっていることで、傾斜面になっている。このような傾斜面を有すると、画像形成装置の側面(具体的には傾斜面)とユーザーの脚との接触が起きないため、移動させやすい画像形成装置となっている。
その上、傾斜面があることから、万が一、把持部から手が離れ、画像形成装置が倒れ込んできたとしても、ユーザーの脚と画像形成装置の側面とが接触しづらくなっている。そのため、本発明の画像形成装置は、極めて移動時の安全性の高い画像形成装置となっている。
また、本発明の画像形成装置では、その画像形成装置の正面および背面に接する上記傾斜面の端部から、その傾斜面に対して立ち上がるようになった壁部が設けられていることが好ましい。
また、特に、上記壁部の一面は、上記画像形成装置の正面および背面と面一状態になっていることが好ましい。
これらによると、画像形成装置を正面からみた場合、壁部によって傾斜面は見えなくなり、画像形成装置のデザイン性が向上する。
なお、画像形成装置を正面からみた場合、上記壁部が、上記把持部を遮蔽するようにしていてもよい。
また、本発明の画像形成装置では、上記把持部には、突起部が設けられており、その突起部が、上記画像形成装置に設けられた嵌合部に嵌め込まれることで、上記把持部と、画像形成装置とが不動になることが好ましい。
特に、上記嵌合部は、鉛直方向に沿って、複数設けられている。そのため、ユーザーが嵌合部を選択することによって、把持部の位置(高さ)を調整できるようになっている。
また、本発明の画像形成装置では、上記突起部は、上記把持部の長手方向に対して突起するように複数設けられ、かつ、各突起部の突起方向は同一方向となっており、上記の複数ある突起部における一方の突起部の嵌め込まれる嵌合部と、他方の突起部の嵌め込まれる嵌合部とを結ぶ仮想線が、地平面に対して傾斜している。そのため、仮想線に沿うように、把持部を取り付けるようにすると、その把持部の角度を変更させることもできる。
また、本発明の画像形成装置では、上記傾斜面に、電流供給コードが設けられるようにしてもよい。
また、本発明の画像形成装置では、上記重心位置側の画像形成装置には、この画像形成装置の奥行き方向を軸方向として回動可能となった柱状部と、この柱状部の端部に設けられた補助輪とから構成される補助輪ユニットが設けられていてもよい。なぜなら、この補助輪ユニットによって、画像形成装置の転倒を防止することができるためである。
[実施の形態1]
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本発明の画像形成装置29を示した概略構成図である。この図1に示すように、本発明の画像形成装置29の側面1には、把持部2が設けられるようになっている。なお、この図1において、紙面表側からみえる画像形成装置の面を「正面」、この「正面」の裏側の面(つまり紙面裏側からみえる画像形成装置の面)を「背面」と表現する。また、正面から背面に至る方向を奥行き方向と表現する。
この把持部2について詳説する。まず、把持部2の形状や取り付け方等は種々想定される。例えば、収納式で、棒状(バータイプ)の把持部2等が考えられる。このような、把持部2であれば、必要なとき(画像形成装置29の移動時)に限って画像形成装置29の内部から外部へと引き出せる一方、画像形成装置29の設置時には収納できる。そのため、画像形成装置29の設置時に、把持部2が障害とならない利点がある。
また、把持部2の形状としては、開口を有している把持部2が好ましい(後述の図6参照)。かかるような把持部2であれば、開口の一方向から親指を、他方向から親指以外の残りの指を挿入させることで、把持部2を強力に握りしめることができるためである。また、このような把持部2でも、画像形成装置29の本体中に収容可能になっていると、さらに好ましい。
また、図2に示すように、画像形成装置29の側面1に、窪みを設けることで、把持部2を構成させるようにしてもよい。このような窪み式の把持部2の場合、窪みの縦断面形状は、親指以外の残りの指が食い込むように、英字のほぼL字状であることが好ましい。
そして、この把持部2の配設位置は、画像形成装置29の重心位置Pから最も離間した側面1に設けられるようになっている。このように、把持部2を配設させると、図3に示すように、重心位置P側の底面5に設けられたキャスター(脚輪)3を支点とするとともに、把持部2を握って、持ち上げるようにして、画像形成装置29を移動させることができる。つまり、画像形成装置29の重心位置をユーザーから最も離間させた状態で、その画像形成装置29を移動させられるようになっている。
そのため、画像形成装置29の重心位置がユーザーに向かって、倒れ込むような事態を防止できる。その上、重心位置Pから離間した側面1側を持ち上げていることから、画像形成装置29自体がひっくり返るような事態も防止できる。
また、図1・図3に示すように、本発明の画像形成装置29では、移動させている画像形成装置29の側面1が、ユーザーの脚(特に、膝等)に接触してしまう事態を回避させたい。そこで、把持部2から地平面側(地面側)に至る画像形成装置29の側面1が傾斜させられるようになっている(側面1に傾斜面1aが形成されるようになっている)。
この傾斜面1a(具体的には傾斜面1aの表面)は、地平面から鋭角を有するような傾斜を有するようになっている(図1参照)。つまり、画像形成装置29を地平面に載置したとき、地平面に対して例えば垂直面を有するようになっている画像形成装置29の側面1(特に把持部2から地平面側に至るまでの側面1)を削り取るようにすることで、傾斜面1aを形成させるようにしている。
このような傾斜面1aを有すると、画像形成装置29の側面1(具体的には傾斜面1a)とユーザーの脚との接触が起きないため、移動させやすい画像形成装置29となっている。その上、傾斜面1aがあることから、万が一、把持部2から手が離れ、画像形成装置29が倒れ込んできたとしても、ユーザーの脚と画像形成装置29の側面1aとが接触しづらくなっている。
また、画像形成装置29の移動時における支点(重心位置P側のキャスター3)が、ユーザーの視界の先にある(ユーザーから離間した側にある)。そのため、画像形成装置29の移動時に、ユーザーから離間した側(重心位置P側)の画像形成装置29が視界にはいることはあり得ない。その結果、移動時におけるユーザーの視界性の向上が図られた画像形成装置29となっている。そのため、本発明は、極めて移動時の安全性の高い上に、移動容易な画像形成装置29となっている。
[実施の形態2]
図1・図3に示す画像形成装置29は、上述したように、移動時の安全性の高い画像形成装置29となっている。しかし、画像形成装置29の側面1に傾斜面1aを設けることから、画像形成装置29を正面から見たとき、デザイン的に優れているとは言い難い面もある。
そこで、図4に示すように、画像形成装置29の正面視において、傾斜面1aを隠すような遮蔽部(傾斜面遮蔽体11;壁部)を設けるようにしてもよい。具体的には、画像形成装置29の正面および背面に接する傾斜面1aの端部から、その傾斜面1aに対して立ち上がるようになった(例えば垂直に延びた)傾斜面遮蔽体11が設けられるようにしておけばよい。
このような傾斜面遮蔽体11を設けておけば、正面から傾斜面1aは見えなくなり、画像形成装置29のデザイン性が向上する。なお、傾斜面遮蔽体11の一面は、画像形成装置29の正面および背面と面一状態になっていると、一層デザイン性が向上するといえる。
しかしながら、このような傾斜面遮蔽体11だけでは、正面視において把持部2が見えてしまうおそれもある。そこで、図5・図6に示すように、把持部2も遮蔽できる把持部遮蔽体(壁部)12を設けるようにしてもよい。このような把持部遮蔽体12を設けておけば、正面から把持部2は見えなくなり、画像形成装置29のデザイン性が一層向上する。
なお、把持部2が、上述した窪み式の把持部の場合、把持部遮蔽体12を設けていなくても、傾斜面遮蔽体11が設けられていれば、デザイン性は高いものになっている。
また、傾斜面遮蔽体11と把持部遮蔽体12とを一体的な構造を有するようにしてもよい。つまり、傾斜面遮蔽体11を延ばすようにして構成させることで(延成させることで)把持部遮蔽体12を設けるようにしてもよい。
[実施の形態3]
実施の形態1・2では、コピー機である画像形成装置29を用いて説明した。しかしながら、本発明はプリンターのような画像形成装置29であっても構わない。
例えば、図10は、側面1に窪み式の把持部2を設けた画像形成装置(プリンター)29を示している。そして、この把持部2の設けられた側面1は、例えば画像形成装置29の重心位置から最離間している側面1となっている。また、この画像形成装置29には、把持部2から地平面に至るまでの側面1の表面に、窪み21が形成されるようになっている。なお、把持部2の設けられている側面1は、画像形成装置29の重心位置から最離間している側面1には限定されず、他の側面1であっても構わない。
この窪み21は、画像形成装置29の側面1上から堀り込まれるとともに、画像形成装置29の底面5から堀り込まれることで形成された空間となっている。
このような窪みは、上述した傾斜面1aと同様の機能を有するようになっている。つまり、万が一、把持部2から手が離れ、画像形成装置29が倒れ込んできたとしても、ユーザーの脚がこの窪み21内に入るようになる。つまり、画像形成装置29とユーザーの脚とが接触しづらくなっている。そのため、このようなプリンターである画像形成装置29は、極めて移動時の安全性の高いものとなっている。
なお、後述する図13に示すように、画像形成装置29の側面1上からの堀り込みの方向のライン(堀り込み方向線)と地平面との交差角が、鋭角(θ)になっていることで、窪み21を構成する一面が傾斜面1aとなっていても構わない。
また、図10に示すプリンターである画像形成装置29には、底面5に台座23が設けられているが、これに代わってキャスター3が設けられるようにしても構わない。
なお、図10では、把持部2は、窪み式のものを図示しているが、図11(a)に示すように、収納式のバータイプの把持部2であっても構わない。そして、このような収納式のバータイプの把持部2は、図11(b)に示すように、画像形成装置29内部に設けられている不図示のレール上をスライドするための係合部2aが設けられるようになっている。
また、図10・図11(a)のような窪み21は、当然コピー機である画像形成装置29にも応用できる(図12参照)。また、図13は、上述したように、コピー機である画像形成装置29の側面1上からの堀り込みの方向線が、地平面に対して鋭角(θ)になっていることで、窪み21を構成する一面が傾斜面となっていてものを図示している。
[実施の形態4]
実施の形態1〜3の画像形成装置29に設けられる把持部2の他の一例について、説明する。
この実施の形態4にて説明する把持部2は、図14に示すように、例えば画像形成装置29から取り外し可能となっている(着脱式の把持部2となっている)。
そして、この把持部2には、突起部2bが設けられており、この突起部2bが、図15に示す画像形成装置に設けられた開口状の嵌合部31に嵌め込まれることで、把持部2と、画像形成装置29とが不動になるようにされている。つまり、この着脱式の把持部2を嵌合部31に嵌め込み、その把持部2を持ち上げて、画像形成装置29を移動させられるようになっている。
なお、突起部2bは、図14に示すように、把持部2の長手方向に対して突起するように(例えば長手方向に対して垂直方向に突起するように)複数設けられ、かつ、各突起部2bの突起方向(隆起方向)は同一方向となっている。その上、突起部2bの先端には、膨出部2cが形成されるようになっている。
一方、この突起部2bが嵌め込まれる嵌合部31は、図16に示すように相異なる開口サイズ(大サイズ開口31a・小サイズ開口31b)を有する開口が連なるようにして構成されている。そして、大サイズ開口31aは、突起部2bの膨出部2cのサイズよりも大きく、小サイズ開口31bは、膨出部2cのサイズよりも小さくなっている。
そのため、突起部2bの膨出部2cを嵌合部31の大サイズ開口31aから差し込ませ、かつ、膨出部2c・突起部2bを嵌合部31の小サイズ開口31bに引っかけさせることで、画像形成装置29と把持部2とが不動となるようになっている。
また、図15・図16に示すように、この嵌合部31は、鉛直方向に沿って複数設けられている。特に、複数ある突起部(例えば図14のように1つの把持部2に対して2個の突起部)に対応するように、2列(複数列)になって、嵌合部31が設けられるようになっている。その上、突起部2bにおける一方の突起部2bの嵌め込まれる嵌合部31と、他方の突起部2bの嵌め込まれる嵌合部31とを結ぶ仮想線が、地平面に対して傾斜するようになっている。
そのため、図16(a)に示すように、地平面に対して把持部2の長手が平行関係を有するようにしたり、図16(b)・図16(c)に示すように、地平面に対して把持部2の長手が鋭角関係・鈍角関係を有するようにしたりすることができる。なお、図17(a)・図17(b)・図17(c)は、図16(a)・図16(b)・図16(c)と対応するようになっている。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば傾斜面1aの傾斜角は特に限定されず、ユーザーの脚が接触しない範囲の角度であればよい。
把持部2の設置高(地平面からの高さ)も特に限定されるものではなく、ユーザーが画像形成装置29の一端側の側面1を持ち上げやすい高さであればよい。例えば、ユーザーが腕を垂れ下げるようにしたときに、手の位置する高さに把持部2が設けられるようにしておけばよい。
したがって、画像形成装置29の使用地域に対応させて、把持部2の設置高をかえるようにしてもよい。例えば、日本での使用を主とする画像形成装置29の場合、日本人の平均身長である170cm程度のユーザーが腕を垂れ下げるようにしたときに、手の位置する高さ、地平面からおよそ60〜70cm離れた位置に把持部2を設けるようにしておけばよい。
また、本発明の画像形成装置29では、傾斜面1aが設けられている。そのため、その傾斜面1aを部屋の壁等に密着させるようにして画像形成装置29を載置した場合、壁と傾斜面1aとの間には空間が介在するようになる。そこで、図7に示すように、傾斜面1aに画像形成装置29の電源コード(電流供給コード)15を設けるようにしておけば、この空間内に電源コード15が位置するようになる。
そのため、電源コード15が障害となって、画像形成装置29を壁に密着させることができないというような事態を防止できる。また、傾斜面遮蔽体11が設けられていれば、画像形成装置29の正面視において、電源コード15が見えないようになり、デザイン的にも優れたものとなる。なお、図7の画像形成装置29では、収納式の把持部2を採用しているため、画像形成装置29の設置時には、画像形成装置29の本体内に収納され、側面1から突び出ないようになっている。
また、図8(上方からの平面図)に示すように、遮蔽部(把持部遮蔽体12や傾斜面遮蔽体11)と、画像形成装置29の側面1(傾斜面1aも含む)とに囲まれる空間に、収容BOX16等を設けるようにしてもよい。このような収容BOX16を設けておけば、画像形成装置29において使用する消耗品(感光体やトナー等)を収容することができるためである。なお、この収容BOX16は、常時設けておく必要はなく、画像形成装置29の移動時には取り外し、画像形成装置29の設置時には取り付けるようにしておけばよい。
なお、本発明の画像形成装置29では、ユーザーから最も離間した位置にあるキャスター3を支点にしている。そのため、そのキャスター3を、例えば壁ぎわに移動させるだけで、壁に密着させるようにして、画像形成装置29を載置させることができる。
つまり、従来のようにユーザーに最も近い位置のキャスターを支点として移動させる場合、ユーザーから離間した側の画像形成装置の側面位置を把握することが難しく、壁ぎわに、画像形成装置を載置させづらかった。しかし、本発明は上述したように、壁ぎわに画像形成装置29を載置させやすい。つまり、取り回しの容易な画像形成装置29であるともいえる。
また、キャスター3が、弾性部材から構成されていてもよい。例えば、中空状のタイヤ等からなるキャスターであっても構わない。
また、本発明の画像形成装置では、図18に示すように、重心位置P側に、この画像形成装置29の奥行き方向を軸方向として回動可能となった柱状部41と、この柱状部の端部に設けられた補助輪42とから構成される補助輪ユニット43が設けられるようにしてもよい。このような補助輪ユニット43を設けると、画像形成装置29の転倒を防止することができるためである。
本発明は、移動可能な画像形成装置において有用である。
本発明の画像形成装置を正面からみたときの概略平面図である。 本発明の画像形成装置に設けられた把持部の概略断面図である。 図1の画像形成装置を移動させるときの説明図である。 図3の他の一例を示す説明図である。 図3・図4の他の一例を示す説明図である。 図5を上方からみたときの説明図である。 電源コードを設けた画像形成装置の概略平面図である。 収納BOXを取り付けた画像形成装置を上方からみたときの説明図である。 従来の画像形成装置を移動させるときの説明図である。 本発明の画像形成装置を示す斜視図である。 (a)は図10の他の一例を示す斜視図であり、(b)は(a)に図示されている把持部の拡大斜視図である。 図10・図11(a)の他の一例を示す画像形成装置の斜視図である。 図10・図11(a)・図12の他の一例を示す画像形成装置の斜視図である。 図11(b)の他の一例を示す把持部の斜視図である。 図1の他の一例を示す画像形成装置の斜視図である。 把持部を画像形成装置に取り付けたとき、把持部の突起部近傍を示した説明図である。 図16に対応した画像形成装置の平面図である。 補助輪ユニットを取り付けた画像形成装置の平面図である。
符号の説明
1 画像形成装置の側面
1a 傾斜面
2 把持部
3 キャスター(脚輪)
5 画像形成装置の底面
11 傾斜面遮蔽体(壁部)
12 把持部遮蔽体(壁部)
15 電源コード(電流供給コード)
16 収容BOX
29 画像形成装置
31 嵌合部
43 補助輪ユニット

Claims (14)

  1. 側面に把持部を設けた画像形成装置において、
    上記把持部から地平面に至るまでの上記側面の表面に、窪みが形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記窪みは、上記側面上から堀り込まれるとともに、上記画像形成装置の底面から堀り込まれることで形成された空間であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記側面上からの堀り込みの方向線と地平面との交差角が、鋭角になっていることで、上記窪みを構成する一面が、傾斜面となっていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 上記底面に脚輪または台座が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 側面に把持部を設ける一方、底面に脚輪を設けた画像形成装置において、
    上記把持部の設けられた側面は、上記画像形成装置の重心位置から最離間している側面である一方、
    上記脚輪は、上記画像形成装置の重心位置側の底面に設けられており、
    上記把持部から地平面に至るまでの上記側面の表面が、地平面に対して鋭角になっていることで、傾斜面になっていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 上記画像形成装置の正面および背面に接する上記傾斜面の端部から、その傾斜面に対して立ち上がるようになった壁部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 上記壁部の一面は、上記画像形成装置の正面および背面と面一状態になっていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 上記画像形成装置を正面からみた場合、上記壁部が、上記把持部を遮蔽していることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  9. 上記把持部には、突起部が設けられており、
    その突起部が、上記画像形成装置に設けられた嵌合部に嵌め込まれることで、上記把持部と、画像形成装置とが不動になることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 上記嵌合部は、鉛直方向に沿って、複数設けられていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 上記突起部は、上記把持部の長手方向に対して突起するように複数設けられ、かつ、各突起部の突起方向は同一方向となっており、
    上記の複数ある突起部における一方の突起部の嵌め込まれる嵌合部と、他方の突起部の嵌め込まれる嵌合部とを結ぶ仮想線が、地平面に対して傾斜していることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 上記脚輪が弾性部材から構成されていることを特徴とする請求項4〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 上記傾斜面に、電流供給コードが設けられていることを特徴とする請求項3〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 上記重心位置側の画像形成装置には、
    この画像形成装置の奥行き方向を軸方向として回動可能となった柱状部と、この柱状部の端部に設けられた補助輪とから構成される補助輪ユニットが設けられていることを特徴とする請求項5〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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JP2016133789A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 コニカミノルタ株式会社 取手装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017056585A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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