JP2006171176A - トナー濃度センサー - Google Patents

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Abstract

【課題】 調整が不要で、安価であり、然も、ダイナミックレンジが広く、ノイズに強く、温度変動による影響を受けることがないトナー濃度センサーを提供する。
【解決手段】 濃度センサーユニット7は発振器を含み、スクレイパー8を回転させ、センサーユニット7のコイルの周辺に現像剤2が充満された状態と、現像剤2が存在しない状態とを作る。濃度センサーユニット7の発振出力は、コイルの周辺に現像剤2が充満されている状態のときには、トナーの濃度に応じた周波数の発振出力となり、現像剤2が存在していない状態のときには、固有の周波数となる。アップダウンカウンタで、濃度センサーユニット7の発振出力をアップ/ダウンカウントし、現像剤2が充満されている状態のときの発振周波数と、現像剤2が存在していない状態のときの発振周波数との周波数差を求め、トナーの濃度が検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キャリアと呼ばれる磁性粉と、着色剤であるトナーにより構成されるを2成分現像方式を使用した電子写真方式による記録装置に使用されるトナー濃度センサーに関する。
電子写真方式の画像記録装置(プリンタ)において、現像剤が、キャリアと呼ばれる磁性粉と、着色剤であるトナーにより構成された2成分現像方式が多用される。2成分現像方式では、キャリアとトナーの混合比を最適値に保つために、例えば特許文献1に示すように、その混合比検出用の透磁率センサーが使用されている。
図16は、従来のトナー濃度センサー回路の一例を示すものである。図16に示すように、従来のトナー濃度センサー回路は、差動トランス101と、コンデンサ102、103と、抵抗104と、XORゲート105とからなる発振回路と、差動トランス101の他巻線からの出力を波形整形するコンデンサ106、107と、抵抗108、ANDゲート109とからなるバッファ回路と、この位相差を比較するXORゲート110と、抵抗111、コンデンサ112とからなる積分回路により構成されている。
差動トランス近傍に現像剤であるトナーとキャリアの混合物があると、その透磁率の変化により、差動トランス101の各巻線間のインダクタンスのアンバランスが生じる。その波形の位相差を整形された矩形波の重なりを検出し、積分することで、位相差に比例したアナログ電圧を得ている。
現像剤のトナーの濃度が低下すると、磁性体であるキャリアの濃度は相対的に増加し、透磁率は増加する。反対にトナー濃度が上昇すると、磁性体であるキャリアの濃度は相対的に現象し、透磁率は現象する。したがって、透磁率を観測することにより、現像剤のトナー濃度を検出することができる。
特開2002−296893号公報
上述の従来のセンサー回路は、透磁率の変化を差動トランス101による位相差で検出しているため、検出可能なダイナミックレンジが狭いという欠点がある。透磁率の感度を高く取ると、その観測範囲を越えた場合、位相検出回路が飽和し、アナログ出力が零、あるいは最大値となってしまう。そのため、差動トランス101のコア位置を一つ一つ調整し、所望の透磁率で出力の変化が最大となる動作点に調整しなければならなかった。また、製造時にコアの調整が必要なため、濃度センサーの価格が高価になるという問題があった。また、出力がアナログ電圧で、出力インピーダンスも高いことから、ノイズに弱く、接続方法も、信頼性の高いコネクタを使用する必要があった。
本発明は、上述の課題を鑑み、調整が不要で、安価であり、然も、ダイナミックレンジが広く、ノイズに強く、温度変動による影響を受けることがないトナー濃度センサーを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明に係るトナー濃度センサーは、2成分現像方式を使用した電子写真方式による記録装置に使用されるトナー濃度センサーにおいて、トナーとキャリアとからなる現像剤が収納された収納手段と、コイルとコンデンサからなる共振回路を有し、発振器の共振回路を形成するコイルを、そのインダクタンスが収納手段に収納された現像剤の透磁率により変化する部位に配置する発振器と、発振器の共振回路を形成するコイルの近傍に設けられ、周期的に接近と離脱を行う比較標準となる透磁率を有する試料若しくは現像剤の空乏部位、又は現像剤の空乏部位作成手段により、コイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段と、コイル近傍の透磁率の周期的な変化による、発振器の発振周波数の周期的な変化タイミングを検出し、この変化タイミングの情報を基に、発振器の周波数の周期的な変化を観測し、発振器の周波数の周期的な変化量を測定することにより現像剤の透磁率を検出する手段とを備え、現像剤の透磁率から現像剤のトナー濃度を検出することを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、発振器の発振出力は、現像剤の収納手段を支持する記録装置本体側の構造体上のコイルの近傍に相対する位置に設置された検出コイルにより電磁誘導により伝達されることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、コイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段又はコイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段と同期して動作する部位に、コイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段の周期と位相を検出するための変化タイミング検出手段を設け、変化タイミング検出手段からのタイミング情報を基に、コイル近傍の透磁率の周期的な変化による、発振器の発振周波数の周期的な変化タイミングを検出することを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項3の発明において、変化タイミング検出手段で検出されたタイミング情報を基に、発振器の発振出力の計数動作を行うカウンタ回路から構成される演算回路により、発振器の周波数の周期的な変化による発振周波数の差を求めることを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項3の発明において、変化タイミング検出手段からのタイミング情報は、発振器の出力に多重化して送信されることを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項5の発明において、変化タイミング検出手段からのタイミング情報は、発振器に発振の停止期間を設けることで発振器の発振出力に多重化して伝送されるようにしたことを特徴とする。
請求項7の発明では、請求項5の発明において、発振器からの発振出力に多重化される情報中に、現像剤の収納手段を構成するカートリッジの個別認識情報を含めるようにしたことを特徴とする。
請求項8の発明では、請求項1の発明において、カウンタ回路により発振器の発振出力の計数値の変化を周期的に観測することにより、コイルの近傍の透磁率の周期的な変化による、発振器の発振周波数の周期的な変化タイミングを検出することを特徴とする。
請求項9の発明では、検出されたタイミング情報を基に、発振器の発振出力の計数動作を行うカウンタ回路から構成される演算回路により、発振器の周波数を周期的な変化による発振周波数の差を求めることを特徴とする。
本発明では、コイルにより発振周波数が変化する発振器を有する濃度センサーユニットに対して、コイルの周辺に現像剤が充満されている状態と、空乏状態又は比較標準となる試料が存在する状態とを作るようにしている。コイルの周辺に現像剤が充満されている状態のときには、トナーの透磁率により、トナーの濃度に応じた周波数の発振出力となり、空乏状態又は比較標準となる試料が存在する状態では、固有の周波数となる。したがって、各状態での発振周波数の差を検出することで、現像剤の透磁率が求まり、これにより、トナー濃度を求めることができる。
かかる本発明では、検出可能なダイナミックレンジは、透磁率の検出範囲が、空気程度から、所望の標準透磁率の数倍にまで及ぶため、無調整で、高精度なトー濃度センサーが実現可能なだけでなく、回路規模の非常に大きい高精度な除算器、あるいは減算器を用いること無く、回路構成の小型化が図れる。また、各センサーの温度による周波数偏差がキャンセルされ、温度補償や、キャリブレーションが不要である。更に、本発明では、全てロジック回路で構成されており、カスタムLSIに回路を内蔵してしまうことが可能となる。
また、本発明によれば、現像剤の収納手段が交換カートリッジで構成される場合、その個別認識データをセンサー信号に多重化が可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態を示すものである。
図1において、ハウジング1は、現像ユニットの構造体を兼ね備えており、ハウジング1内には、図示せぬトナー補給装置によって、現像剤2が必要量だけ蓄えられる。現像剤2は、キャリアと呼ばれる磁性粉と、着色剤であるトナーとを混合したものである。ハウジング1は、ロアーシャーシ3により支持される。
ミキサー4は、ハウジング1内の現像剤2の濃度を一定に保ち、かつ、トナーとキャリアを均一に混合させるものである。ミキサー4の回転軸4aには、ギア5が取り付けられ、このギア5がギア6に歯合される。ギア6は、図示せぬモータにより回転され、この回転がギア6、ギア5を介して、ミキサー4に伝えられる。これにより、ミキサー4がハウジング1内で回転され、ハウジング1内の現像剤2が攪拌され、現像剤2を構成するトナーとキャリアが均一に混合される。
現像剤2の格納手段を構成する構造体上に、濃度センサーユニット7が設けられる。濃度センサーユニット7は発振器を含んでおり、図2に示すように、PCB(Printed Circuit Board)21上に構成されている。濃度センサーユニット7を構成するPCB21には、発振周波数を決めるコイル22が実装されている。
また、図1において、現像剤2を攪拌するミキサー4の周上には、濃度センサーユニット7に相対向する部位に、スクレイパー8が設けられている。スクレイパー8は、ミキサー4の回転に伴って回転し、スクレイパー8が回転することにより、ハウジング1の下部に溜まった現像剤2が攪拌され、濃度センサーユニット7の周辺の現像剤2が一時的に除去される。これにより、ミキサー4の回転の半周期毎に、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態と、現像剤2が存在しない状態の2つの状態が作り出される。
前述したように、濃度センサーユニット7は、発振器を含んでいる。濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態のときと、周辺に現像剤2が存在していない状態のときとでは、コイル22に対する透磁率が異なり、コイル22のインダクタンスが変わってくる。このため、濃度センサーユニット7の発振周波数は異なってくる。
濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態のときの透磁率は、現像剤2のキャリアとトナーとの混合比に応じて変化する。すなわち、トナーの濃度が低下すると、磁性体であるキャリアの濃度は相対的に増加し、透磁率は増加する。トナーの濃度が上昇すると、磁性体であるキャリアの濃度は相対的に減少し、透磁率は減少する。したがって、コイル22の周辺に現像剤2が充満されている状態のときには、濃度センサーユニット7の発振周波数は、トナーの濃度に応じた周波数となる。
これに対して、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が存在していない状態のときには、濃度センサーユニット7の発振周波数は、キャリアとトナーとの混合比に係わらず、固有の周波数となる。
ミキサー4の回転軸4aには、スリットディスク9が取り付けられる。スリットディスク9は、図3に示すように、半周期毎の位置に、透過スリット42a及び42bを有するディスクである。図1において、スリットディスク9の円周部は、フォトインタラプタ10内に配置される。スリットディスク9はミキサー4の回転軸4aと共に回転し、フォトインタラプタ10からは、ミキサー4の回転位相の検出信号が出力される。このフォトインタラプタ10の検出信号は、濃度センサーユニット7に供給される。
濃度センサーユニット7からは、ミキサー4の回転の半周毎に、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態のときの発振出力と、現像剤2が存在しない状態のときの発振出力とが交互に出力される。また、この濃度センサーユニット7の発振器は、フォトインタラプタ10から検出信号が送られてくるタイミングで、発振動作を停止する。
濃度センサーユニット7としては、例えば、図4に示すような構成のものが用いられる。
図4において、NANDゲート23は、単ゲートのCMOS IC(Integrated Circuit)から構成されている。NANDゲート23の出力端子と接地間に、抵抗24と、コンデンサ25とが接続される。NANDゲート23の一方の入力端子と接地間に、コンデンサ26が接続される。コンデンサ25とコンデンサ26との間に、コイル22が接続される。
フォトインタラプタ10を構成するフォトトランジスタ28のコレクタは、抵抗30を介して電源端子27に接続されると共に、フォトトランジスタ28のコレクタと抵抗30との接続点がNANDゲート23の他方の入力端子に接続される。フォトトランジスタ28のエミッタは接地される。
フォトインタラプタ10を構成する発光ダイオード29のカソードが接地される。発光ダイオード29のアノードは、抵抗31を介して、電源端子27に接続される。
図4において、コンデンサ25及び26と、コイル22から成る共振回路と、ゲインを決定する抵抗24と、NANDゲート23により発振器が構成され、この発振器により、コンデンサ25及び26のキャパシタンスと、コイル22のインダクタンスで決まる発振周波数で方形波が発振される。
コイル22は、図2に示したように、PCB21上に実装されている。このコイル22の周辺に現像剤2が充満されている状態のときと、現像剤2が存在していない状態のときとでは、透磁率の変化によりコイル22のインダクタンスが変化し、濃度センサーユニット7の発振周波数が変化する。
また、トナーの濃度が低下すると、磁性体であるキャリアの濃度は相対的に増加し、透磁率は増加する。トナーの濃度が上昇すると、磁性体であるキャリアの濃度は相対的に減少し、透磁率は減少する。したがって、コイル22の周辺に現像剤2が充満されている状態のときには、トナーの濃度に応じた周波数の発振出力となる。
フォトインタラプタ10は、ミキサー4の回転軸4aに取り付けられたスリットディスク9の回転位相を検出するものである。透過スリット42a、42bの無い所では、発光ダイオード29からの光は遮断され、フォトトランジスタ28はオフしている。フォトトランジスタ28がオフのときには、抵抗30とフォトトランジスタ28のコレクタとの接続点はHレベルになる。したがって、コンデンサ25及び26と、コイル22と、抵抗24と、NANDゲート23とからなる発振器の発振動作が行われている。
スリットディスク9の透過スリット42a及び42bの位置では、発光ダイオード29からの光が透過スリット42a及び42bを介してフォトトランジスタ28に照射され、フォトトランジスタ28がオンする。フォトトランジスタ28がオンすると、抵抗30とフォトトランジスタ28のコレクタとの接続点はLレベルになる。したがって、コンデンサ25及び26と、コイル22と、抵抗24と、NANDゲート23とからなる発振器の発振動作が停止する。
このように、濃度センサーユニット7からは、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態のときの発振出力と、現像剤2が存在しない状態のときの発振出力とが交互に出力される。また、フォトインタラプタ10の検出出力により、濃度センサーユニット7の発振動作が停止されることで、フォトインタラプタ10の検出出力がブランク信号の形で、濃度センサーユニット7の出力信号に多重化される。濃度センサーユニット7の出力信号は出力端子32から出力され、構造体とそれを支持するロアーシャーシ3との間に設けられた電気接点41(図1)より出力される。
前述したように、濃度センサーユニット7からの発振出力は、コイル22の周辺に現像剤2が充満されている状態のときには、トナーの濃度に応じた周波数の発振出力となり、現像剤2が存在していない状態のときには、固有の周波数となる。したがって、現像剤2が存在していない状態のときの発振周波数を基準として、現像剤2が充満されている状態のときの発振周波数を検出すれば、現像剤2の透磁率が検出でき、これにより、トナーの濃度が検出できる。すなわち、現像剤2が充満されている状態のときの発振周波数と、現像剤2が存在していない状態のときの発振周波数との周波数差により、現像剤2の透磁率が検出できる。スクレイパー8はミキサー4と共に回転し、ミキサー4の回転位相はフォトインタラプタ10により検出されるので、フォトインタラプタ10の検出出力から、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態にあるか、現像剤2が存在しない状態にあるかが判断できる。
図5は、濃度センサーユニット7の出力信号から、現像剤2のトナーの濃度を検出するための論理演算回路の一例を示すものである。
図5において、濃度センサーユニット7の出力信号は、構造体とそれを支持するロアーシャーシ3との間に設けられた電気接点41により出力され、プリアンプ11、バッファアンプ12を介して、ANDゲート13の一方の入力端に供給されると共に、ブランク信号検出回路14に供給される。
ブランク信号検出回路14により、濃度センサーユニット7の出力信号中のブランク信号が検出され、これにより、ミキサー4の回転位相が検出できる。このブランク信号検出回路14の検出出力は、シーケンサ15に供給される。
シーケンサ15は、ブランク信号検出回路14により検出されたブランク信号を基に、ミキサー4の回転位相を判断し、所定のタイミングで、リセット信号、アップ/ダウンカウントイネーブル信号、ラッチ信号を出力する。リセット信号はアップダウンカウンタ16のリセット端子に供給される。アップ/ダウンカウントイネーブル信号は、アップダウンカウンタ16のイネーブル端子に供給されると共に、ANDゲート13の他方の入力端子に供給される。
アップダウンカウンタ16は、シーケンサ15からのリセット信号によりリセットされ、シーケンサ15からのアップ/ダウンカウントイネーブル信号により、ブランク信号検出回路14でブランク信号が検出される毎に、アップカウントとダウンカウントを繰り返す。そして、シーケンサ15からのラッチ信号により、アップダウンカウンタ16のカウント値がラッチ17にラッチされる。
アップダウンカウンタ16からは、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態のときの発振出力と、現像剤2が存在しない状態のときの発振出力との周波数差に応じたカウント値が得られる。したがって、ラッチ17にラッチされた値により、現像剤2の透磁率に対応するデータが得られ、これにより、現像剤2のキャリアとトナーとの混合比の検出データが得られる。ラッチ17の出力が出力端子18から出力される。
図6は、図5に示す論理回路の動作を示すものである。図6(A)に示すように、濃度センサーユニット7からは、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態のときの発振出力と、現像剤2が存在しない状態のときの発振出力とが交互に出力される。また、この信号には、フォトインタラプタ10の検出出力がブランク信号として多重化されており、このブランク信号は、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態と、現像剤2が存在しない状態との切り替わりに対応して出力される。
図6(B)に示すように、ブランク信号が検出されると、それから所定のタイミングで、アップカウントイネーブル信号(図6(C))がシーケンサ15から出力される。これにより、図6(F)に示すように、濃度センサーユニット7の発振出力がアップカウントされていく。
次に、ブランク信号が検出されたら(図6(B))、それから所定のタイミングで、ダウンカウントイネーブル信号(図6(C))がシーケンサ15から出力される。これにより、図6(F)に示すように、濃度センサーユニット7の発振出力がダウンカウントされていく。
アップダウンカウンタ16のカウント値(図6(F))から、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態のとき発振出力と、現像剤2が存在しない状態のときの発振出力との周波数差に応じた値が得られる。図6(D)に示すラッチ信号により、このカウント値がラッチ17にラッチされる。これにより、図6(G)に示すように、周波数差データが得られる。
上述の構成において、透磁率μ1と透磁率μ2(透磁率μ1と透磁率μ2のうちの一方は現像剤2が充満された状態、他方は現像剤2がない状態)における発振周波数をそれぞれf1、f2とすると、アップダウンカウンタ16のカウント値mは、(m=f1−f2)となり、検出可能なダイナミックレンジは、f1が零から、アップダウンカウンタのビット数を増やすことでf2の数倍にまで及ぶ。そのため、無調整で、高精度なトナー濃度センサーが実現可能なだけでなく、回路規模の非常に大きい高精度な減算器を用いることなく、回路が構成可能であり、図示せぬ制御回路内部に内蔵してしまうことも可能となる。更に、温度による周波数偏差がキャンセルされ、温度補償や、キャリブレーションといった複雑な手順を必要としない。
濃度センサーユニット7の発振周波数は、図4におけるコイル22のインダクタンスを100μH、コンデンサ25、26のキャパシタンスを200pFとした時、現像剤2が存在しない状態では約1.6MHzとなり、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態では、約1MHzが得られる。そしてトナー濃度の変化に対しては、実験値で、1%の濃度変化に対して、約1.2KHzの偏差が得られた。したがって、トナー濃度に対し、十分な検出精度を有することがわかる。
また、一般に用いられる、ミキサーによる周波数混合とフィルターによる周波数検出回路では、積分回路、あるいはフィルター等のアナログ回路が必要になるが、上述の構成では、全てロジック回路で構成されており、図示せぬ制御回路のカスタムLSI(Large Scale Integration )に回路を内蔵してしまうことが可能となる。
発振周波数は前述の如くMHzオーダーであるため、ミキサー4の回転周期に対し十分速い(数mSec)時間の分解能で観測することができ、十分な精度のビット数のアップダウンカウンタを使用することで、高い精度を得ることができる。
なお、図1に示した実施形態では、スクレイパー8を使って、濃度センサーユニット7の周辺の現像剤を一時的に除去して、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態と、現像剤2が存在しない状態を作り、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が存在しない状態のときの発振出力と、現像剤2が充満している状態のときの発振出力との差周波数を求めることで、現像剤2のトナー濃度を検出するようにしている。
このように、スクレイパー8を使って、濃度センサーユニット7のコイル22の近傍に空乏部位を作成する、又は空乏部位を作成する手段を設ける代わりに、図7に示すように、比較標準となる透磁率を有する標準試料51を設け、この標準試料51を濃度センサーユニット7のコイル22の近傍に周期的に配設するようにしても良い。
図7の例では、ミキサー4の回転と共に、標準試料51が回転し、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態と、標準試料51が存在する状態とが作られる。濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に標準試料51が存在している状態のときの発振出力と、現像剤2が充満している状態のときの発振出力との周波数差を求めることで、トナー濃度を検出することができる。
また、図1に示した実施形態では、スリットディスク9とフォトインタラプタ10を使って、ミキサー4の回転位相を検出しているが、図8に示すように、スティールディスク59と検出コイル60を使うようにしても良い。
つまり、図8に示すように、ミキサー4の回転軸4aに、スティールディスク59が取り付けられる。スティールディスク59には、一部に、図9に示すように、磁気回路となる切片43a、43bが設けられている。また、このスティールディスク59の回転位相を検出する検出コイル60が設けられる。
図10は、スティールディスク59と検出コイル60を使うようにした場合の濃度センサーユニット7の構成を示すものである、なお、図10において、図4と同一部分については、同一符号を付して、その説明を省略する。
図10において、スティールディスク59の切片43a、43bが検出コイル60を通過することにより、検出コイル60から検出出力が現れる。検出コイル60の出力は、インバータ61で反転されて、NANDゲート23の他方の入力端子に供給される。検出コイル60から検出出力が生じると、インバータ61の出力がLレベルになり、コンデンサ25及び26と、コイル22と、抵抗24と、NANDゲート23とからなる発振器の発振動作が停止される。
また、図1に示した実施形態では、濃度センサーユニット7からの出力信号を、構造体とそれを支持するロアーシャーシ3との間に設けられた電気接点41により出力させるようにしているが、電磁結合を利用することで、濃度センサーユニット7の出力信号を非接触で外部に出力させるようにしても良い。
つまり、図11に示すように、ロアーシャーシ3の外側の濃度センサーユニット7と対応する位置に、検出コイル71が配設される。検出コイル71は、濃度センサーユニット7のコイル22と電磁結合している。濃度センサーユニット7の出力信号は、コイル22と検出コイル71との電磁結合により誘起され、プリアンプ11(図5)に入力される。
プリアンプ11としては、図12に示すように、NANDゲート72及び73からなるバッファアンプ兼波形整形回路と、カップリングコンデンサ74と、フィードバック抵抗75及び76からなるものが用いられる。
検出コイル71としては、数百ターン、数百μHのコイルであり、そのインピーダンスは低く、検出コイル71からプリアンプの入力までの配線長の影響(ノイズの影響)が少なく、プリアンプ以降の回路を、図示せぬ印字装置の制御回路を構成する印刷回路基板上に共通に実装可能である。
また、図1に示した実施形態では、フォトインタラプタ10の出力信号をブランク信号として濃度センサーユニット7の出力信号に多重化して、ブランク信号検出回路14(図5)において、ミキサー4の回転位相を検出しているが、この情報は、他にも利用可能である。
例えば、図13に示すように、スリットディスク9に、現像剤収納手段を構成する構造体の種類別に、複数の透過スリット42a、42b、42c、42d…を設け、そのパターンを変化させる。例えば、現像剤の収納手段が交換カートリッジとして構成される場合、類似機種、あるいはカラー機であれば、現像剤の色毎に、この透過スリットのパターンを変えておく。このようにすると、ブランク信号のパターンから、カートリッジを判断することができ、カートリッジの誤使用を防ぐ効果を同時に得ることができる。
上述までの実施形態では、スリットディスク9とフォトインタラプタ10とにより、又は、スティールディスク59と検出コイル60とにより、ミキサー4の回転位相を検出し、この検出出力を使って、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態と、現像剤2が存在しない状態との変化点を判断するようにしているが、この変化点は、ミキサー4の回転位相を使わずに、判断することができる。
つまり、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態にあるときと、現像剤2が存在しない状態にあるときでは、その発振周波数が変化する。このことから、濃度センサーユニット7の周波数差が大きく変化したら、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態と、現像剤2が存在しない状態との変化点であると判断できる。すなわち、カウントアップとカウントダウンが交互に一定周期で繰り返し、そのカウント値の差分がある範囲を越えたタイミングを変化点として検出すれば良い。
ところが、カウントアップとカウントダウンを交互に一定周期で繰り返し、そのカウント値の差分がある範囲を越えたタイミングを変化点として検出するようにした場合、カウントを始めるタイミングによっては、偶然、少ない値をカウントしてしまい、計数差分が検出できない場合がある。
そこで、計数差分が表れない、すなわち同じ周波数が連続しているタイミングでの計数値をラッチし、この値と、カウントアップ時の計数値とを常時比較する。この比較値との差分がある範を越えた区間が、前述の計数値と異なる区間、即ちラッチした時の周波数から、周波数が変化した区間である。
図14は、このようにして、周波数の変化した区間を検出する回路を設け、ミキサー4の回転位相を検出することなく、周波数の変化タイミングが検出できるようにしたものである。図14に示すように、この回路では、アップダウンカウンタ81と、タイミング信号を発生する発振器82及び分周器83と、シーケンサ84と、振幅比較器85と、ラッチ86と、レジスタ87と,ANDゲート88からなる変化タイミング検出回路80が設けられている。この変化タイミング検出回路80により、同じ周波数が連続しているタイミングでの計数値と、入力された濃度センサーユニット7の発振出力の計数値とを常時比較することで、周波数の変化が検出される。
図15は、この変化タイミング検出回路80の動作を示すものである、図15(A)に示すように、濃度センサーユニット7からの信号が入力されると、図15(B)及び図15(C)に示すアップカウントイネーブル信号及びダウンカウントイネーブル信号により、濃度センサーユニット7からのの信号がアップカウント及びダウンカウントされる。これにより、アップダウンカウンタ81のカウント値は、図15(E)に示すように変化する。レジスタ87には、図15(F)に示すように、計数差分の発生がない値が基準計数値としてラッチされる。
アップダウンカウンタ81では、上述のように、アップカウントとダウンカウントが繰り返される。このアップダウンカウンタ81のカウント値が振幅比較器85に供給され、振幅比較器85で、レジスタ87の出力と比較される。振幅比較器85からは、図15(G)に示すような比較出力が得られる。この比較出力から、変化区間のタイミングが検出される。
この変化タイミング区間を、図示せぬ画像記録装置本体の制御部のCPU(Central Processing Unit)に割り込み等の手法により通報する。CPUはこのタイミングを元に、周波数の異なる2点につき、アップダウンカウンタ16のカウント開始、アップ、ダウンの指令を行い、2点間の計数値の差分を読み込む。これら一連の動作により、CPUは、現像剤の透磁率を周波数の差分として検知する。
このように、同じ周波数が連続しているタイミングでの計数値と、入力された濃度センサーユニット7の発振出力の計数値とを常時比較することで、周波数の変化を検出することができる。これにより、スリットディスク9とフォトインタラプタ10、又は、スティールディスク59と検出コイル60とを用いることなく、濃度センサーユニット7のコイル22の周辺に現像剤2が充満された状態と、現像剤2が存在しない状態との変化点を検出することができる。
なお、濃度センサーユニット7の発振周波の差分を求める計数方法については、図5と同様であり、対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
以上述べたように、本発明によれば、検出可能なダイナミックレンジは、透磁率の検出範囲が、空気程度から、所望の標準透磁率の数倍にまで及ぶ。そのため、無調整で、高精度なトー濃度センサーが実現可能なだけでなく、回路規模の非常に大きい高精度な除算器、あるいは減算器を用いること無く、回路が構成可能であり、図示せぬ制御回路内部に内蔵してしまうことも可能となる。
また、各センサーの温度による周波数偏差がキャンセルされ、温度補償や、キャリブレーションといった複雑な手順を必要としない。
更に、本発明の回路では、全てロジック回路で構成されており、図示せぬ制御回路のカスタムLSIに回路を内蔵してしまうことが可能となる。したがって、無調整、安価なトナー濃度センサーを実現することが可能となり、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4原色の現像器を有する、カラー印字装置においてはその効果は絶大である。
また、図13に示したように、特有のパターンの透過スリットを設けることで、現像剤の収納手段が交換カートリッジで構成される場合、その個別認識データ(ID)をセンサー信号に多重化が可能となる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明は、プリンタやコピー機等、2成分現像方式を使用した電子写真方式による記録装置に使用されるトナー濃度センサーに用いることができる。
本発明が適用されたトナー濃度センサーの配置状態の一例を示す側面図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーの実装形態を示す説明図である。 スリットディスクの説明図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーユニットの一例の構成を示す接続図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーにおける論理演算回路の一例の構成を示すブロック図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーにおける論理演算回路の一例の説明に用いるタイミングチャートである。 本発明が適用されたトナー濃度センサーの配置の他の例を示す側面図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーの配置の更に他の例を示す側面図である。 スティールディスクの説明図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーユニットの他の例の構成を示す接続図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーの配置の更に他の例を示す側面図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーにおけるプリアンプの説明に用いる接続図である。 スリットディスクに識別情報を配置した例の説明図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーにおける論理演算回路の他の例の構成を示すブロック図である。 本発明が適用されたトナー濃度センサーにおける論理演算回路の他の例の説明に用いるタイミングチャートである。 従来のトナー濃度センサーの説明に用いる接続図である。
符号の説明
2 現像剤
4 ミキサー
7 濃度センサーユニット
8 スクレイパー
9 スリットディスク
10 フォトインタラプタ
11 プリアンプ
14 ブランク検出
16 アップダウンカウンタ
21 PCB
22 コイル

Claims (9)

  1. 2成分現像方式を使用した電子写真方式による記録装置に使用されるトナー濃度センサーにおいて、
    トナーとキャリアとからなる現像剤が収納された収納手段と、
    コイルとコンデンサからなる共振回路を有し、前記発振器の共振回路を形成するコイルを、そのインダクタンスが前記収納手段に収納された前記現像剤の透磁率により変化する部位に配置する発振器と、
    前記発振器の共振回路を形成するコイルの近傍に設けられ、周期的に接近と離脱を行う比較標準となる透磁率を有する試料若しくは現像剤の空乏部位、又は現像剤の空乏部位作成手段により、前記コイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段と、
    前記コイル近傍の透磁率の周期的な変化による、前記発振器の発振周波数の周期的な変化タイミングを検出し、この変化タイミングの情報を基に、前記発振器の周波数の周期的な変化を観測し、前記発振器の周波数の周期的な変化量を測定することにより前記現像剤の透磁率を検出する手段とを備え、
    前記現像剤の透磁率から前記現像剤のトナー濃度を検出することを特徴とするトナー濃度センサー。
  2. 前記発振器の発振出力は、前記現像剤の収納手段を支持する記録装置本体側の構造体上の前記コイルの近傍に相対する位置に設置された検出コイルにより電磁誘導により伝達されることを特徴とする請求項1に記載のトナー濃度センサー。
  3. 前記コイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段又は前記前記コイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段と同期して動作する部位に、前記コイル近傍の透磁率を周期的に変化させる手段の周期と位相を検出するための変化タイミング検出手段を設け、前記変化タイミング検出手段からのタイミング情報を基に、前記コイル近傍の透磁率の周期的な変化による、前記発振器の発振周波数の周期的な変化タイミングを検出することを特徴とする請求項1に記載のトナー濃度センサー。
  4. 前記変化タイミング検出手段で検出されたタイミング情報を基に、前記発振器の発振出力の計数動作を行うカウンタ回路から構成される演算回路により、前記発振器の周波数の周期的な変化による発振周波数の差を求めることを特徴とする請求項3に記載のトナー濃度センサー。
  5. 前記変化タイミング検出手段からのタイミング情報は、前記発振器の出力に多重化して送信されることを特徴とする請求項3に記載のトナー濃度センサー。
  6. 前記変化タイミング検出手段からのタイミング情報は、前記発振器に発振の停止期間を設けることで前記発振器の発振出力に多重化して伝送されるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のトナー濃度センサー。
  7. 前記発振器からの発振出力に多重化される情報中に、前記現像剤の収納手段を構成するカートリッジの個別認識情報を含めるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のトナー濃度センサー。
  8. カウンタ回路により前記発振器の発振出力の計数値の変化を周期的に観測することにより、前記コイルの近傍の透磁率の周期的な変化による、前記発振器の発振周波数の周期的な変化タイミングを検出することを特徴とする請求項1に記載のトナー濃度センサー。
  9. 前記検出されたタイミング情報を基に、前記発振器の発振出力の計数動作を行うカウンタ回路から構成される演算回路により、前記発振器の周波数を周期的な変化による発振周波数の差を求めることを特徴とする請求項8に記載のトナー濃度センサー。

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