JP2006170650A - 圧力センサおよび圧力式水位計 - Google Patents

圧力センサおよび圧力式水位計 Download PDF

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竜二 竹平
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近藤  誠
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Tomoyuki Ito
友幸 伊藤
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Abstract

【課題】測定流体により侵されたりスケールが付着せず、測定流体の正確な圧力検出が可能で、破損し難く長寿命な投げ込み圧力式水位計を提供する。
【解決手段】圧力導入部材31には圧力導入孔31cが貫通形成され、歪みゲージを備えたセンサチップ32の受圧面32aが圧力導入孔31cの末端側を塞ぐように取付固定される。同心円状のコルゲーションが設けられた円盤形のダイヤフラム33は、圧力導入孔31cを仕切るように取付固定される。シリコンオイル34は、ダイヤフラム33とセンサチップ32の受圧面32aとにより密閉された圧力導入孔31cに充填される。シリコンゲル35は、圧力導入孔31cのダイヤフラム33より先端側と円筒形のケース12の収容凹部12dとに充填される。測定流体からシリコンゲル35に印加された圧力は、ダイヤフラム33からシリコンオイル34を介してセンサチップ32に伝達される。
【選択図】 図4

Description

本発明は圧力センサおよび圧力式水位計に係り、詳しくは、流体の圧力を検出する圧力センサと、その圧力センサを用いて水位を検出する圧力式水位計とに関するものである。
従来より、静電容量の変化から受圧面に作用する圧力を検出する圧力検出素子を備え、この圧力検出素子の受圧面を樹脂等の絶縁材からなるハウジングの開口部に配置した静電容量型投込圧力式水位計において、前記圧力検出素子の受圧面は、前記ハウジングの開口部の開口端を閉塞する絶縁材からなるダイヤフラムと、該ダイヤフラムと圧力検出素子の受圧面との間に封入した圧力伝達媒体とにより被覆された静電容量型投込圧力式水位計が提案されている(特許文献1の請求項1参照)。
尚、特許文献1には、ダイヤフラムで電気的ノイズを遮断しつつ、ダイヤフラムに作用する水圧を、例えばシリコンゲル等の圧力伝達媒体で圧力検出素子の受圧面に伝えることが可能であるため、例え水中ポンプのインバータ運転等による電気的ノイズが水中で発生しても、圧力検出素子の受圧面には、絶縁材からなるダイヤフラムで電気的ノイズが遮断され、水圧のみが作用し、電気的ノイズに対して静電容量が影響を受けないようにして、電気的ノイズによるセンサ出力の変動をなくすことができると記載されている。
また、内蔵のセンサチップに対してケーシングに形成された圧力導入口から測定流体圧力を波及させて圧力検出をおこなう圧力センサであって、圧力導入口の内部にセンサチップに接触させてチップ保護流体を充填させ、チップ保護流体の外方にチップ保護流体を封止する外部圧力伝達部材を充填して成る圧力センサが提案されている(特許文献2の請求項1参照)。
尚、特許文献2には、測定流体はセンサチップには直接触れないため、センサチップを侵すような圧力流体であっても圧力測定を行いながら、外部圧力伝達部材で封止しているため圧力伝達でチップ保護流体が漏れるのを阻止することができると記載されている。
そして、特許文献2の請求項2には、前記チップ保護流体としてフッ素系オイルを使用し、前記外部圧力伝達部材としてゲル状体を使用することが記載されている。
尚、特許文献2には、フッ素系オイルは不活性であるためセンサチップの腐蝕を抑制することができる上にセンサチップとの間で良好な電気的絶縁が図れ、フッ素系オイルはゲル状体に比べて比重が大きいため両者が混じることがなく、所期通りの機能を長期にわたって奏することができると記載されている。
そして、特許文献2の請求項3には、前記チップ保護流体として磁性流体を使用することが記載されている。
尚、特許文献2には、磁性流体を使用すれば外部磁界によってセンサチップの破断を確認することが可能となり、センサチップの自己診断を行えると記載されている。
また、開口部及び孔内部を有した有底孔が設けられた有底筒状のボディと、孔内部に連通した軸孔を設けてその軸孔を遮蔽するよう圧力センサチップが基端部端面に密着固定された圧力導入管と、圧力導入管の軸孔及びボディの孔内部に充填されたオイルと、孔内部に設けられてオイルを密閉するとともにそのオイルに圧力を伝達する伝達ゲルとを備え、圧力センサチップがボディの開口部から導入された腐食性流体の圧力を伝達ゲル及びオイルを介して検知する圧力センサにおいて、前記伝達ゲルよりも良好な耐腐食性を有した耐食性ゲルは、前記開口部側における前記伝達ゲルの端部に設けられた圧力センサが提案されている(特許文献3の請求項1参照)。
尚、特許文献3には、ガソリン蒸気又は軽油等の腐食性流体が耐食性ゲルに接触して、伝達ゲルに直接接触せずその伝達ゲルを腐食しないので、オイルが開口部側へ漏出することを防止できるだけでなく、伝達ゲルが圧力センサチップにオイルを介して腐食性流体の圧力を正しく伝達して、正確に圧力を検知することができると記載されている。
そして、特許文献3の請求項2には、前記オイル及び前記伝達ゲルを、フッ素を含んだフッ素オイル及びフッ素オイルよりも軽くシリコンを含んだシリコンゲルにより形成することが記載されている。
尚、特許文献3には、シリコンゲルはフッ素オイルよりも軽いから、両者が互いに混じり合わず分離されて組立を容易に行うことができると共に、互いに化学反応しないので両者の劣化を防止して、長寿命化することができると記載されている。
そして、特許文献3の請求項3には前記耐食性ゲルをフッ素を含んだフッ素ゲルにより形成し、特許文献3の請求項4には前記耐食性ゲルを薄膜状に形成することが記載されている。
尚、特許文献3には、フッ素ゲルは腐食性流体に対して強い耐腐食性を有しているから、耐食性ゲルが腐食性流体によって腐食されることがなく、オイルが漏出することを確実に防止できると共に、腐食性流体の圧力をさらに正確に検知することができると記載されている。
また、特許文献3には、耐食性ゲルが薄膜状に形成すれば、高価なフッ素ゲルの使用量を減少してコストダウンを達成することができると記載されている。
特開2000−97748号公報(第2〜4頁 図1) 特開平10−206264号公報(第2〜4頁 図1〜図4) 特開平11−101702号公報(第2〜4頁 図1〜図3)
特許文献1には前記ダイヤフラムをゴム製にすることが記載されているが、そのゴム製のダイヤフラムにスケールが付着して水位の検出感度が低下するという問題がある。
尚、スケールとは水中に溶け込んでいる成分が不溶性となって析出・沈殿・付着したものであり、スケールの主要物質には炭酸カルシウム,シリカ,イオウなどがある。
また、ゴム製のダイヤフラムは、深井戸等の水圧が高いところで使用した場合に耐久性が劣るという問題もある。
ところで、特許文献1の前記ダイヤフラムをステンレスなどの金属製にした場合には、深井戸等の水圧の高いところで使用した場合にも高い耐久性が得られる。
しかし、金属製のダイヤフラムは、ゴム製に比べて、スケールが付着し易くなる上に、ダイヤフラムの動きが小さくなるため付着したスケールが取れ難いという問題がある。
また、金属製のダイヤフラムは、酸化や腐食により破損し易いという問題がある。特に、ステンレス製のダイヤフラムは、硫黄泉で使用した場合に温泉中のイオウにより腐食し易い。
特許文献2の技術では、測定流体から前記外部圧力伝達部材であるゲル状体に印加された圧力の変動によりゲル状体にストレスがかかり、そのストレスの応力により前記ケーシングからゲル状体が剥離した場合に、ゲル状体が封止していたチップ保護流体が漏出する破損故障が起こるという問題がある。
すなわち、ケーシングからゲル状体が剥離してチップ保護流体が漏出すると、前記センサチップが直に測定流体に晒され、その測定流体によりセンサチップが侵されて故障するおそれがある。
そして、特許文献2の前記外部圧力伝達部材,前記チップ保護流体,前記ケーシングは、特許文献3の前記耐食性ゲルおよび伝達ゲル,前記オイル,前記ボディにそれぞれ該当する。
そのため、特許文献3の技術でも、特許文献2の技術と同様に、測定流体から伝達ゲルに印加された圧力の変動により耐食性ゲルおよび伝達ゲルにストレスがかかり、そのストレスの応力によりボディから両ゲルが剥離した場合に、伝達ゲルが密閉していたオイルが漏出する破損故障が起こるという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであって、以下の目的を有するものである。
(1)測定流体により侵されたりスケールが付着せず、測定流体の正確な圧力検出が可能で、破損し難く長寿命な圧力センサを提供する。
(2)前記(1)の圧力センサを用いて水位を検出する圧力式水位計を提供する。
請求項1に記載の発明は、
伝達管路と、
その伝達管路の末端側を塞ぐように取付固定された圧力検出素子と、
前記伝達管路内を仕切って閉鎖するように取付固定されたダイヤフラムと、
前記伝達管路の先端開口部と前記ダイヤフラムとの間の当該伝達管路内に充填されたゲル状体と、
前記ダイヤフラムと前記圧力検出素子とによって密閉された前記伝達管路内に充填された伝達流体とを備え、
測定流体が前記伝達管路の先端開口部に導入されて前記ゲル状体に接触すると、当該測定流体から前記ゲル状体の表面側に圧力が印加され、その圧力が前記ゲル状体から前記ダイヤフラムに伝達され、その圧力に応じて前記ダイヤフラムが撓み変形を起こし、そのダイヤフラムの撓み変形により当該圧力が前記伝達流体から前記圧力検出素子へ伝達され、その圧力を前記圧力検出素子が検出する圧力センサを技術的特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の圧力センサにおいて、前記ダイヤフラムにコルゲーションが形成されていることを技術的特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の圧力センサにおいて、測定流体に接触する前記ゲル状体の表面積は、前記ダイヤフラムの表面積よりも広いことを技術的特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて、
前記ゲル状体はシリコンを含んだシリコンゲルであり、
前記伝達流体は、シリコンを含んだシリコンオイル、または、フッ素を含んだフッ素オイルであることを技術的特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて、
測定流体に接触する前記ゲル状体の表面を覆う耐腐食性を有した保護膜を備えたことを技術的特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧力センサを用いて測定流体の水位を検出する圧力式水位計を技術的特徴とする。
(請求項1)
請求項1の発明では、測定流体からゲル状体に印加された圧力の変動によりゲル状体にストレスがかかり、そのストレスの応力により伝達管路からゲル状体が剥離した場合でも、伝達流体はダイヤフラムにより密閉されているため、伝達管路から伝達流体が漏出するおそれがなく、伝達流体の漏出による破損故障を確実に防止できる。
すなわち、伝達管路からゲル状体が剥離し、ダイヤフラムが測定流体に晒された場合でも、圧力検出素子は測定流体に晒されないため、測定流体により圧力検出素子が侵されて故障することはない。
従って、請求項1の発明によれば、特許文献2および特許文献3の問題を解決できる。
また、ゲル状体は高い柔軟性を有するため、測定流体の圧力変動に対応して動き易い上に、その動きが大きくなることから、ゲル状体の表面にスケールが付着し難いことに加えて、付着したスケールが取れ易いという特長がある。
それに対して、特許文献1のゴム製のダイヤフラムは、ダイヤフラムの形状を保持するのに十分な硬さが必要であるため、測定流体の圧力変動に対応して動き難い上に、その動きが小さくなることから、ゴム製のダイヤフラムの表面にスケールが付着し易いことに加えて、付着したスケールが取れ難いという欠点がある。
逆に言うと、特許文献1のゴム製のダイヤフラムの柔軟性を、請求項1のゲル状体と同等にすると、形状を保持できないためダイヤフラムとして機能しなくなってしまう。
従って、請求項1の発明によれば、測定流体圧力を圧力検出素子により正確に検出可能になることから、特許文献1の問題を解決できる。
その結果、請求項1の発明によれば、測定流体により侵されたりスケールが付着せず、測定流体の正確な圧力検出が可能で、破損し難く長寿命な圧力センサを実現できる。
(請求項2)
請求項2の発明では、ダイヤフラムにコルゲーションが形成されているため、測定流体の圧力に応じてダイヤフラムが撓み変形を起こし易く、その圧力をゲル状体から伝達流体へダイヤフラムを介して確実に伝達することが可能になるため、その圧力を圧力検出素子により正確に検出すると共に検出感度を向上させることができる
尚、ダイヤフラムに形成されたコルゲーションは、ダイヤフラムの可撓性を高めるような形状であれば、どのような形状(例えば、同心円状など)であってもよい。
(請求項3)
請求項3の発明では、測定流体に接触するゲル状体の表面積はダイヤフラムの表面積よりも広くなり、ゲル状体を設けずダイヤフラムが直に測定流体に接触する場合に比べて、同量のスケールが付着した場合でも、スケールの付着による検出感度の低下を少なくすることができる。
また、ダイヤフラムをステンレス製にした場合には、ダイヤフラムが直に測定流体に接触すると、測定流体によりダイヤフラムが侵されて破損するおそれがあるが、測定流体に侵され難いゲル状体を使用すれば破損を防止できる。
さらに、ゲル状体を設けずダイヤフラムが直に測定流体に接触する場合には、狭い伝達管路内にゴミなどが詰まりやすいが、請求項1の発明ではそのような問題が起こらない。
(請求項4)
請求項4の発明において、シリコンゲルは、最適な弾性を有すると共に耐熱性・耐薬品性に優れるため、高温の測定流体にも侵され難く、測定流体の圧力をダイヤフラムに確実に伝達できる。
また、シリコンオイルまたはフッ素オイルは、最適な粘性を有すると共にシリコンと反応せず安定で耐熱性に優れるため、単結晶シリコン基板に作製されたセンサチップを侵すことなく、測定流体の圧力をセンサチップに確実に伝達できる。
(請求項5:第2実施形態に該当)
請求項5の発明によれば、ゲル状体が保護膜により保護されるため、特許文献3の請求項1の技術と同様に、腐食性の測定流体によりゲル状体が侵されるのを防止可能になり、請求項1〜4の発明の作用・効果を更に確実に得ることができる。
尚、保護膜を薄膜状に形成すれば、特許文献3の請求項3の技術と同様に、例えば、保護膜として高性能ではあるものの高価なフッ素ゲルを使用した場合に、フッ素ゲルの使用量を減らしてコストダウンを図ることができる。
(請求項6)
請求項6の発明によれば、請求項1〜5に記載の優れた圧力センサを用いることで、測定流体により侵されたりスケールが付着せず、測定流体の正確な圧力検出を行うことにより正確な水位の検出が可能で、破損し難く長寿命な圧力式水位計を実現でき、この圧力式水位計は固定タイプのみならず投げ込みタイプにも好適である。
(用語の説明)
尚、上述した[課題を解決するための手段]に記載した構成要素と、後述する[発明を実施するための最良の形態]に記載した構成部材との対応関係は以下のようになっている。
「伝達管路」は、ケース12の収容凹部12dおよび圧力導入部材31の圧力導入孔31cに該当する。
「圧力検出素子」は、センサチップ32に該当する。
「ゲル状体」は、シリコンゲル35に該当する。
「伝達流体」は、シリコンオイル34に該当する。
「保護膜」は、耐腐食性ゲル41に該当する。
以下、本発明を具体化した各実施形態について図面を参照しながら説明する。
尚、各実施形態において、第1実施形態と同一の構成部材については符号を等しくして説明を省略してある。
図1は、第1実施形態の投げ込み圧力式水位計10の縦断面図である。
図2は、圧力式水位計10の正面図である。
図3は、圧力式水位計10の左側面図(図2を矢印X方向から見た図)である。
図4は、圧力式水位計10の要部縦断面図(図1の要部拡大図)である。
図5は、圧力式水位計10に設けられたダイヤフラム33の斜視図である。
投げ込み圧力式水位計10は、圧力センサ11、ケース12、カバー13、ケーブル14、ケーブルホルダー15、Oリングホルダー16、Oリング17a〜17d、制御基板18、充填材19、リード線20、ワイヤー21などから構成されている。
圧力センサ11は、円筒形のケース12の先端部に取り付けられている。
略円筒形のカバー13は、ケース12の末端部に覆い被せられている。
ケース12の末端外周面にはリング状の各係止溝12a,12bが彫り込まれており、各係止溝12a,12bにカバー13がカシメられることにより、ケース12に対してカバー13が脱落不能に取付固定されている。
架橋ポリエチレンやエチレンプロピレンゴム(EPゴム)等で被覆されたケーブル14は、カバー13に挿通されている。
エチレンプロピレンゴム製で略円筒形のケーブルホルダー15は、ケース12の末端内部に隙間無く挿入されている。
ケーブル14の先端部は、ケース12の内部にてケーブルホルダー15の末端部側に挿入され、ケーブルホルダー15に対して脱落不能に取付固定されている。
略円筒形のOリングホルダー16は、ケース12の内部に隙間無く挿入されている。
Oリングホルダー16の外周面にはリング状の各取付溝16a,16bが彫り込まれており、各取付溝16a,16bにはそれぞれOリング17a,17bが嵌め込まれている。
ケーブルホルダー15の先端部は、Oリングホルダー16に隙間無く挿入されている。
プリント基板からなる制御基板18は、ケース12の略中央内部に収容されている。
ウレタン樹脂製の充填材19は、ケース12と制御基板18との空隙に充填されている。
制御基板18のプリント基板上に形成された制御回路は、リード線20を介して圧力センサ11に接続されると共に、ワイヤー21を介してケーブル14に接続されている。
圧力センサ11は、ケース12の先端開口部に設けられた収容凹部12d、圧力導入部材31、センサチップ32、ダイヤフラム33、シリコンオイル34、シリコンゲル35、取付部材36などから構成されている。
ケース12の先端開口部の周縁内側には、面取りされた切り欠き部12cが形成されている。
略円筒形の圧力導入部材31は、一体化された各部材31f,31gから成り、ケース12の先端部に隙間無く挿入されている。
ケース12の先端開口部と圧力導入部材31の先端面とに囲まれた空間により、横断面が円形の収容凹部12dが形成されている。
圧力導入部材31を構成する各部材31g,31fの外周面にはリング状の各取付溝31a,31bが彫り込まれており、各取付溝31a,31bにはそれぞれOリング17c,17dが嵌め込まれている。
圧力導入部材31の中央部には、横断面が円形の圧力導入孔31cが貫通形成されている。そのため、圧力導入孔31cの横断面積は、ケース12の先端開口部および収容凹部12dの横断面積よりも小さくなっている。
圧力導入孔31cの先端側周縁には、面取りされた切り欠き部31dが形成されている。
圧力導入部材31の末端側には収容凹部31eが形成されている。
センサチップ32は、圧力導入部材31の収容凹部31e内に収容され、センサチップ32の受圧面32aが圧力導入孔31cの末端側を塞ぐように取付固定されている。
尚、センサチップ32は、単結晶シリコン基板に作製された受圧シリコンダイヤフラムを受圧面32aとし、その受圧シリコンダイヤフラムに形成された不純物領域から成るピエゾ抵抗素子(圧電抵抗素子)により構成された歪みゲージを備えた半導体式圧力検出素子である。
円盤形のダイヤフラム33は、圧力導入孔31cの略中央部にて圧力導入孔31cを仕切って閉鎖するように取付固定され、ダイヤフラム33の周縁部は、圧力導入部材31を構成する各部材31f,31gの間に挟設されている。
尚、ダイヤフラム33には、同心円状の凹凸から成るコルゲーション(ひだ)が設けられている。
ところで、圧力導入部材31を2つの部材31f,31gによって構成しているのは、ダイヤフラム33の取付作業を容易にするためである。
シリコンを含み粘性を有したシリコンオイル34は、ダイヤフラム33とセンサチップ32の受圧面32aとによって密閉された圧力導入孔31cに充填されている。
シリコンを含み弾性を有したシリコンゲル35は、圧力導入孔31cにおけるダイヤフラム33より先端側と、ケース12の収容凹部12dとに充填されている。
取付部材36は、圧力導入部材31の収容凹部31eを塞ぐと共に、ケース12に隙間無く挿入されており、リード線20は取付部材36に挿通されている。
尚、ケース12,カバー13,Oリングホルダー16、圧力導入部材31、ダイヤフラム33、取付部材36はステンレス(SUS316L)製である。
また、各Oリング17a,17dはニトリルゴム(NBR)製であり、各Oリング17b,17cはフッ素ゴム(FKM)製である。
[第1実施形態の使用方法]
第1実施形態の投げ込み圧力式水位計10を使用するには、ケーブル14の末端部を水位検出装置(図示略)に接続した状態で、ケース12を測定流体(例えば、深井戸の水や温泉、水槽や海・池・河川の水など)中に投げ込む。
すると、測定流体がケース12の先端開口部から収容凹部12d内に導入され、測定流体がシリコンゲル35に接触することにより、測定流体からシリコンゲル35の表面側に圧力が印加され、その圧力(測定流体圧力)はシリコンゲル35からダイヤフラム33に伝達される。
そして、測定流体圧力に応じてダイヤフラム33が撓み変形を起こし、そのダイヤフラム33の撓み変形により測定流体圧力はシリコンオイル34に伝達される。
その測定流体圧力がシリコンオイル34を介してセンサチップ32の受圧面32aに印加されると、歪みゲージを備えたセンサチップ32は、測定流体圧力に応じた電圧信号を生成してリード線20に出力する。
制御基板18に形成された制御回路は、センサチップ32の電圧信号を増幅すると共に電流信号に変換し、その測定流体の水位に比例した電流信号をワイヤー21を介してケーブル14に出力する。
その結果、投げ込み圧力式水位計10のケーブル14から測定流体圧力に応じた電流信号が出力される。
そして、ケーブル14に接続された水位検出装置は、当該電流信号に基づいて測定流体圧力に対応した測定流体の水位を検出する。
[第1実施形態の作用・効果]
第1実施形態によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]
ケース12の収容凹部12dおよび圧力導入部材31の圧力導入孔31cにより、測定流体から印加された圧力が伝達される伝達管路が構成されている。
そして、当該伝達管路の末端側を塞ぐようにセンサチップ32が取付固定され、当該伝達管路内を仕切って閉鎖するようにダイヤフラム33が取付固定され、当該伝達管路の先端開口部とダイヤフラム33との間の当該伝達管路内にシリコンゲル35が充填され、ダイヤフラム33とセンサチップ32とによって密閉された当該伝達管路内にシリコンオイル34が充填されている。
そのため、測定流体からシリコンゲル35に印加された圧力の変動によりシリコンゲル35にストレスがかかり、そのストレスの応力によりケース12の収容凹部12dおよび圧力導入部材31の圧力導入孔31cからシリコンゲル35が剥離した場合でも、収容凹部12dおよび圧力導入孔31cからシリコンオイル34が漏出するおそれがなく、シリコンオイル34の漏出による破損故障を確実に防止できる。
すなわち、収容凹部12dおよび圧力導入孔31cからシリコンゲル35が剥離し、ダイヤフラム33が測定流体に晒された場合でも、センサチップ32は測定流体に晒されないため、測定流体によりセンサチップ32が侵されて故障することはない。
従って、第1実施形態によれば、特許文献2および特許文献3の問題を解決できる。
[2]
シリコンゲル35は高い柔軟性を有するため、測定流体の圧力変動に対応して動き易い上に、その動きが大きくなることから、シリコンゲル35の表面にスケールが付着し難いことに加えて、付着したスケールが取れ易いという特長がある。
それに対して、特許文献1のゴム製のダイヤフラムは、ダイヤフラムの形状を保持するのに十分な硬さが必要であるため、測定流体の圧力変動に対応して動き難い上に、その動きが小さくなることから、ゴム製のダイヤフラムの表面にスケールが付着し易いことに加えて、付着したスケールが取れ難いという欠点がある。
逆に言うと、特許文献1のゴム製のダイヤフラムの柔軟性を、第1実施形態のシリコンゲル35と同等にすると、形状を保持できないためダイヤフラムとして機能しなくなってしまう。
従って、第1実施形態によれば、測定流体圧力をセンサチップ32により正確に検出可能になることから、特許文献1の問題を解決できる。
[3]
ダイヤフラム33には同心円状にコルゲーションが形成されているため、測定流体圧力に応じてダイヤフラム33が撓み変形を起こし易く、測定流体圧力をシリコンゲル35からシリコンオイル34へダイヤフラム33を介して確実に伝達することが可能になるため、測定流体圧力をセンサチップ32により正確に検出して水位の検出感度を向上させることができる。
尚、ダイヤフラム33に形成されたコルゲーションは同心円状に限らず、ダイヤフラム33の可撓性を高めるような形状であれば、どのような形状であってもよい。
[4]
圧力導入孔31cの横断面積は、ケース12の先端開口部および収容凹部12dの横断面積よりも小さくなっている。
そのため、測定流体に接触するシリコンゲル35の表面積(収容凹部12dにて露出するシリコンゲル35の表面積)はダイヤフラム33の表面積よりも広くなり、シリコンゲル35を設けずダイヤフラム33が直に測定流体に接触する場合に比べて、同量のスケールが付着した場合でも、スケールの付着による検出感度の低下を少なくすることができる。
また、ステンレス製のダイヤフラム33が直に測定流体に接触する場合には、測定流体によりダイヤフラム33が侵されて破損するおそれがあるが、シリコンゲル35は測定流体に侵され難いため破損を防止できる。
特に、測定流体として硫黄泉で使用したとき、ステンレス製のダイヤフラム33が直に硫黄泉に接触すると、温泉中のイオウによりダイヤフラム33が腐食し易いが、シリコンゲル35はイオウに侵されない。
さらに、シリコンゲル35を設けずダイヤフラム33が直に測定流体に接触する場合には、狭い圧力導入孔31c内にゴミなどが詰まりやすいが、第1実施形態ではそのような問題が起こらない。
[5]
シリコンゲル35は、最適な弾性を有すると共に耐熱性・耐薬品性に優れるため、高温の測定流体にも侵され難く、測定流体の圧力をダイヤフラム33に確実に伝達できる。
また、シリコンオイル34は、最適な粘性を有すると共にシリコンと反応せず安定で耐熱性に優れるため、単結晶シリコン基板に作製されたセンサチップ32を侵すことなく、測定流体の圧力をセンサチップ32に確実に伝達できる。
[6]
ケーブル14は架橋ポリエチレンやエチレンプロピレンゴム等で被覆され、ケーブル14とカバー13との接続部分は液密化が図られている。
また、Oリングホルダー16の各取付溝16a,16bには各Oリング17a,17bが嵌め込まれ、Oリングホルダー16とケース12との接続部分は二重の各Oリング17a,17bにより確実に封止されて液密化が図られている。
また、圧力導入部材31の各取付溝31a,31bには各Oリング17c,17dが嵌め込まれており、圧力導入部材31とケース12との接続部分は二重の各Oリング17c,17dにより確実に封止されて液密化が図られている。
そして、ケース12,カバー13,Oリングホルダー16、圧力導入部材31、ダイヤフラム33、取付部材36はステンレス(SUS316L)製であり、各Oリング17a,17dはニトリルゴム製であり、各Oリング17b,17cはフッ素ゴム製である。
ここで、ステンレスは強靱で耐圧性・耐久性に優れ、フッ素ゴムは耐熱性・耐薬品性に優れる。
従って、第1実施形態によれば、測定流体の水位が大きく、高い測定流体圧力がケース12に印加される場合(例えば、深井戸等の高圧力環境下で使用した場合)でも、測定流体がケース12内部に侵入するのを確実に防止できる。
[7]
ケース12と制御基板18との空隙にウレタン樹脂製の充填材19が充填されているため、ケース12内部で制御基板18が不要に動いてケース12内壁に衝突し破損するのを確実に防止できる。
[8]
前記[1]〜[7]の作用・効果により、測定流体により侵されたりスケールが付着せず、測定流体の正確な圧力検出を行うことにより正確な水位の検出が可能で、破損し難く長寿命な投げ込み圧力式水位計10を実現できる。
[別の実施形態]
ところで、本発明は第1実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、第1実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
(1)
図6は、第2実施形態の投げ込み圧力式水位計40の要部縦断面図である。
圧力式水位計40において、第1実施形態の圧力式水位計10と異なるのは、シリコンゲル35の表面側を覆う耐腐食性を有した保護膜としての耐腐食性ゲル41がケース12の収容凹部12d内に設けられており、測定流体が耐腐食性ゲル41に接触する点だけである。
耐腐食性ゲル41は、腐食性の測定流体(例えば、ガソリンや軽油といった石油精製品など)に侵されないゲルであり、例えば、フッ素を含み弾性を有したフッ素ゲルから成る。
第2実施形態によれば、シリコンゲル35が耐腐食性ゲル41により保護されるため、特許文献3の請求項1の技術と同様に、腐食性の測定流体によりシリコンゲル35が侵されるのを防止可能になり、第1実施形態の作用・効果を更に確実に得ることができる。
尚、耐腐食性ゲル41を薄膜状に形成すれば、特許文献3の請求項3の技術と同様に、例えば、耐腐食性ゲル41として高性能ではあるものの高価なフッ素ゲルを使用した場合に、フッ素ゲルの使用量を減らしてコストダウンを図ることができる。
(2)
図7は、第3実施形態の投げ込み圧力式水位計50の要部縦断面図である。
圧力式水位計50において、第1実施形態の圧力式水位計10と異なるのは、ダイヤフラム33が省かれ、その代わりにダイヤフラム51がケース12の収容凹部12dを仕切るように取付固定され、シリコンオイル34がダイヤフラム51とセンサチップ32の受圧面32aとによって密閉された圧力導入孔31cおよび収容凹部12dの内部に充填されている点だけである。
ダイヤフラム51は、外形寸法が大きい点を除けばダイヤフラム33と同じ材質・形状である。
第3実施形態においても、第1実施形態と同様の作用・効果が得られるが、ダイヤフラム51が大きい分だけ部品コストが増大する。
(3)
シリコンオイル34は、十分な粘性を有すると共にセンサチップ32を侵さず、安定で耐熱性に優れた伝達流体であれば、どのような伝達流体(例えば、フッ素を含んだフッ素オイル、磁性流体など)に置き換えてもよい。
尚、シリコンオイル34を磁性流体に置き換えた場合には、特許文献2の請求項3の技術と同様に、当該磁性流体に外部磁界を作用させることにより、センサチップ32の破損を確認することが可能になり、センサチップ32の自己診断を行うことができる。
(4)
シリコンゲル35は、十分な弾性を有すると共に耐熱性・耐薬品性に優れたゲル状体であれば、どのようなゲル状体に置き換えてもよい。
(5)
ダイヤフラム33,51は、ステンレス製に限らず、十分な強度と可撓性を有する材質であれば、どのような材質(例えば、アルミニウム合金などの各種金属、ゴム、合成樹脂など)で形成してもよい。
(6)
上記各実施形態では、ケース12の先端開口部と圧力導入部材31とを別体化することにより、投げ込み圧力式水位計10を組み立て易くしている。
しかし、ケース12の先端開口部と圧力導入部材31とを一体化し、収容凹部12dおよび圧力導入孔31cを削り出し加工により同一工程で連続的に作製してもよい。
(7)
上記各実施形態ではセンサチップ32として半導体式圧力検出素子を用いたが、どのような型式の圧力検出素子(例えば、静電容量式、接触圧式、差動変圧器式、可変リアクタンス式など)を用いてもよい。
尚、静電容量式圧力検出素子は、受圧ダイヤフラムとしての可動電極と、固定電極とを備え、各電極間の静電容量の変化に基づいて受圧ダイヤフラムに印加された測定流体圧力を検出するものである。
また、接触圧式圧力検出素子は、受圧ダイヤフラムとしての可動電極と、固定電極と、各電極間に挟設された導電ゴムとを備え、導電ゴムの抵抗値の変化に基づいて受圧ダイヤフラムに印加された測定流体圧力を検出するものである。
(8)
上記各実施形態は投げ込み圧力式水位計に適用したものであるが、本発明は、投げ込みタイプではない固定タイプの圧力式水位計に適用してもよく、更には、圧力式水位計に限らず、どのような流体の圧力を検出する圧力センサに適用してもよい。
本発明を具体化した第1実施形態の投げ込み圧力式水位計10の縦断面図。 圧力式水位計10の正面図。 圧力式水位計10の左側面図(図2を矢印X方向から見た図)。 圧力式水位計10の要部縦断面図(図1の要部拡大図)。 圧力式水位計10に設けられたダイヤフラム33の斜視図。 本発明を具体化した第2実施形態の投げ込み圧力式水位計40の要部縦断面図。 本発明を具体化した第3実施形態の投げ込み圧力式水位計50の要部縦断面図。
符号の説明
10,40,50…投げ込み圧力式水位計
11…圧力センサ
12…ケース
12d…収容凹部
31…圧力導入部材
31c…圧力導入孔
32…センサチップ
33,51…ダイヤフラム
34…シリコンオイル
35…シリコンゲル
41…耐腐食性ゲル

Claims (6)

  1. 伝達管路と、
    その伝達管路の末端側を塞ぐように取付固定された圧力検出素子と、
    前記伝達管路内を仕切って閉鎖するように取付固定されたダイヤフラムと、
    前記伝達管路の先端開口部と前記ダイヤフラムとの間の当該伝達管路内に充填されたゲル状体と、
    前記ダイヤフラムと前記圧力検出素子とによって密閉された前記伝達管路内に充填された伝達流体とを備え、
    測定流体が前記伝達管路の先端開口部に導入されて前記ゲル状体に接触すると、当該測定流体から前記ゲル状体の表面側に圧力が印加され、その圧力が前記ゲル状体から前記ダイヤフラムに伝達され、その圧力に応じて前記ダイヤフラムが撓み変形を起こし、そのダイヤフラムの撓み変形により当該圧力が前記伝達流体から前記圧力検出素子へ伝達され、その圧力を前記圧力検出素子が検出することを特徴とする圧力センサ。
  2. 請求項1に記載の圧力センサにおいて、
    前記ダイヤフラムにコルゲーションが形成されていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の圧力センサにおいて、
    測定流体に接触する前記ゲル状体の表面積は、前記ダイヤフラムの表面積よりも広いことを特徴とする圧力センサ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて、
    前記ゲル状体はシリコンを含んだシリコンゲルであり、
    前記伝達流体は、シリコンを含んだシリコンオイル、または、フッ素を含んだフッ素オイルであることを特徴とする圧力センサ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて、
    測定流体に接触する前記ゲル状体の表面を覆う耐腐食性を有した保護膜を備えたことを特徴とする圧力センサ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧力センサを用いて測定流体の水位を検出することを特徴とする圧力式水位計。
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