JP2006170464A - 換気システムおよびそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークに接続された換気扇の動作状態を検出して、ネットワークに接続された窓の開閉動作を制御する換気システムを提供するものである。
【解決手段】室内の換気を行う換気扇60の動作状態を検出する換気扇動作検出手段62と、窓64の開閉を行う窓開閉手段65と、換気扇60の動作状態と窓64の開閉状態を監視する監視手段66を有し、換気扇動作検出手段62、窓開閉手段65、監視手段66はネットワーク67を介して相互に接続され、監視手段66は、換気扇60の動作状態を検出し、窓64の開閉を行うことにより、換気性能を落とすこともなく、また、ネットワーク67を介して情報のやりとりができるので、配線や施工も簡単にできる。
【選択図】図1
【解決手段】室内の換気を行う換気扇60の動作状態を検出する換気扇動作検出手段62と、窓64の開閉を行う窓開閉手段65と、換気扇60の動作状態と窓64の開閉状態を監視する監視手段66を有し、換気扇動作検出手段62、窓開閉手段65、監視手段66はネットワーク67を介して相互に接続され、監視手段66は、換気扇60の動作状態を検出し、窓64の開閉を行うことにより、換気性能を落とすこともなく、また、ネットワーク67を介して情報のやりとりができるので、配線や施工も簡単にできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークに接続された換気扇の動作状態の情報より、窓の開閉を制御するようにした、換気システムおよびそのプログラムに関するものである。
従来のこの種のシステムとしては、換気扇やエアコンの動作状況の検出により、人の在室情報を検出して、その人の存在情報をネットワークに接続された他の機器に送ることにより、他の機器を最適な動作状態にするものであった(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来のシステム構成を示すものである。
図5において、エアコンセンサ44はエアコンが操作されると、そこに人の存在があると見なし、ホームネットワークに人の存在を通報する。また、蛇口センサ34も蛇口の使用を検出し、ホームネットワークに人の存在を通報する。
図にはないが、換気扇や電気カーペットもその使用を検出し、ホームネットワークに人の存在を知らせることが記載されている。ホームネットワーク上に接続されたインターホン2や音響機器5は人の存在の情報をもとにして、玄関インターホン機器23が操作された場合は、人の存在する部屋の音響機器5にインターホンの音声を転送するようにしている。
特開2004−173185号公報
しかしながら、前記従来の構成では、人の存在情報を基本にして、ネットワーク上に接続された他の機器の動作状態を決定するものであり、機器の動作状況をもとに他の機器の動作を決めることはできないという課題を有している。
最近の家は機密性が高く、換気扇が動作を開始しても窓が閉められていたら、所定の換気性能を出すことができない。換気扇を動作させるたびに、窓のある場所までいって、窓を開けることは非常に煩わしいものであった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ネットワークに接続された換気扇の動作状態を検出して、ネットワークに接続された窓の動作を制御する換気システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の換気システムは、室内の換気を行う換気扇と、前記換気扇の動作状態を検出する換気扇動作検出手段と、窓の開閉を行う窓開閉手段と、前記換気扇の動作状態と前記窓の開閉状態を監視する監視手段とを有し、前記換気扇動作検出手段、前記窓開閉手段、前記監視手段はネットワークを介して相互に接続され、前記監視手段は、換気扇の動作状態をネットワーク経由で検出し、前記窓開閉手段を介して、窓の開閉を行うものである。
以上で説明したように、本発明によれば、換気扇の動作状態によって、ネットワークを介して、窓の開閉を行うことにより、換気性能を落とすこともなく、また、ネットワークを介して情報のやりとりができるので、配線や施工も簡単にできる。
第1の発明は、室内の換気を行う換気扇と、前記換気扇の動作状態を検出する換気扇動作検出手段と、窓の開閉を行う窓開閉手段と、前記換気扇の動作状態と前記窓の開閉状態を監視する監視手段とを有し、前記換気扇動作検出手段、前記窓開閉手段、前監視手段はネットワークを介して相互に接続され、前記監視手段は、換気扇の動作状態をネットワーク経由で検出し、前記窓開閉手段を介して、窓の開閉を行うことにより、換気扇の動作状態によって、ネットワークを介して、窓の開閉を行うこととなり、換気性能を落とすこともなく、また、配線や施工も簡単にできる。
第2の発明は、人の存在を検出する人検知センサを有し、監視手段は人の存在がない部屋の窓の開閉を優先的に実施することにより、人が在室しない部屋の窓を開けることで、換気性能を維持したまま、人がいる部屋の室温を変化させないようにすることができる。
第3の発明は、外気温を検出する外気温センサを有し、監視手段は外気温が所定値よりも低い場合は、窓の開閉量を小さくすると共に、換気扇の運転能力をさげることにより、外気温が低い場合は、窓の開閉量を小さくし、換気扇の運転能力を小さくすることで、部屋の温度を下げないようにすることができる。
第4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の換気システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムとすることにより、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードウェアリソースを協動させて換気システムの少なくとも一つの手段の容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における監視システムのブロック図を示すものである。
図1は、本発明の実施の形態1における監視システムのブロック図を示すものである。
図1に示すように、換気扇動作検出手段62は、室内の換気用に設置された換気扇60の動作状態を検出し、その動作情報をネットワーク67に送る。運転制御手段61は、ネットワーク67からの情報をもとに換気扇60の動作の制御を行う。人検知センサ63は室内の人がいるかどうかを検出し、その情報をネットワーク67に送る。窓開閉手段65はネットワーク67からの情報をもとに窓64の開閉を行う。
監視手段66はネットワーク67上に換気扇動作検出手段62からの換気扇60の動作情報を受け取り、それが換気扇60が動作を開始した場合は、人検知センサ63からの情報を元に、窓開閉手段65に制御情報を送る。
以上のように構成された換気システムについて、図2によりその動作、作用を説明する。図2は動作の流れを示すフローチャートである。
使用者が換気扇60の使用を開始すると(図2のS100)、換気扇動作検出手段62はその使用状況を検出し、ネットワーク67に動作を開始したという情報を送る(S101)。監視手段66では、換気扇動作検出手段62からの換気扇60が動作開始したという情報を入手すると(S102)、ネットワーク67に、各部屋に設置している人検知センサ63に対して、人の存在の検出を要求する(S103)。
人検知センサ63は室内に人がいるかどうかを検出し、その結果をネットワーク67に送る。監視手段66では各部屋の人検知センサ63からの信号を元に、どの部屋に人がいるかいないかを認識する(S104)。そして、人のいない部屋を検出すると、その部屋の窓開閉手段65に窓64を開ける情報を送り、窓開閉手段65は窓を所定の量開ける(S105)。
また、使用者が換気扇60の動作を停止した場合は(S106)、動作を開始した場合と同様に、換気扇動作検出手段62はその使用状況を検出し、ネットワーク67に動作を停止したという情報を送る(S107)。監視手段66は、換気扇動作検出手段62からの換気扇60が動作停止したという情報を入手すると(S108)、監視手段66は直前に開けた窓64を閉めるために、窓開閉手段65に対して窓64を閉める情報を送る(S109)。
以上述べてきたように、本実施の形態1によると、使用者が換気扇60の運転を開始したら、自動的に窓64が開けられる。これにより、部屋が高気密で換気扇60の性能が十分ではなくても換気ができないということはなく、自動的に窓64が開閉されるため、煩わしさがない。
なお、本実施の形態1では、換気扇30を動作させた時に窓64の開閉を行ったが、ドアなどでもよく、要は空気の流れを確保するための開口部が確保できればよい。
また、本実施の形態1では、複数の部屋を対象にして人のいない部屋を探すようにしたが、一部屋を対象にしてもよい。また、複数の部屋であっても、人検知センサを持たずに、所定の部屋の窓を開けるようにしてもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における換気システムのブロック図を示すものである。尚、実施の形態1と説明が重複するところは同一符号を付して説明を省略する。
図3は、本発明の実施の形態2における換気システムのブロック図を示すものである。尚、実施の形態1と説明が重複するところは同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態において、実施の形態1と相違する点は、図3に示すように外気温センサ68がネットワーク67に接続されている点と、ネットワーク67に接続された運転制御手段61により、換気扇60の運転制御を行う点である。
以上のように構成された換気システムについて、図4によりその動作、作用を説明する。
使用者が換気扇60の使用を開始すると(図4のS200)、換気扇動作検出手段62はその使用状況を検出し、ネットワーク67に動作を開始したという情報を送る(S201)。監視手段66では、換気扇動作検出手段62からの換気扇60が動作開始したという情報を入手すると(S202)、ネットワーク67に、外気温センサ68にて外気温を検出するように要求する(S203)。外気温センサ68は外気温を検出し、その検出結果をネットワーク67に送る。
監視手段66では、外気温センサ68から送られた外気温の情報をもとに、所定の温度(例えば10℃)と比較し(S204)、外気温が所定の温度以下であると、その部屋の窓開閉手段65を動作させて窓64を所定量の半分だけ開ける(S210)と同時に、運転制御手段61に対して換気扇60の運転能力を半分にするようにネットワーク67に信号を送る(S211)。運転制御手段61は換気扇60の運転能力を半分に制御する(S212)。
また、外気温が所定の温度以上であった場合、使用者が換気扇60の動作を停止した場合は、実施の形態1と同様であるので説明を割愛する(S205〜S209)。
以上述べてきたように、本実施の形態2によると、使用者が換気扇60の運転を開始しても、外気温が低いと、窓の開閉量を半分にし、その分、換気扇60の運転を半分にするので、窓を開けたことによる外気の流入によって、室温が下がるのを軽減される。
また、上記各実施の形態1、2における換気システムの少なくとも一つの手段の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムとすることにより、簡単な構成で、確実に換気扇の動作に連動して窓を開閉し、換気能力を満たすことができる。また、プログラムであるのでCPU(マイコン)、RAM、ROM、記憶装置、I/O等を備えた電気情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させてシステムの少なくとも一つの手段の機能を用意に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布を簡単にすることができる。
以上のように、本発明にかかる換気システムは、石油やガスによる燃焼機器を動作させた場合にネットワーク経由で窓を開けて換気するような用途にも適用できる。
60 換気扇
61 運転制御手段
62 換気扇動作検出手段
63 人検知センサ
64 窓
65 窓開閉手段
66 監視手段
67 ネットワーク
68 外気温センサ
61 運転制御手段
62 換気扇動作検出手段
63 人検知センサ
64 窓
65 窓開閉手段
66 監視手段
67 ネットワーク
68 外気温センサ
Claims (4)
- 室内の換気を行う換気扇と、前記換気扇の動作状態を検出する換気扇動作検出手段と、窓の開閉を行う窓開閉手段と、前記換気扇の動作状態と前記窓の開閉状態を監視する監視手段とを有し、前記換気扇動作検出手段、前記窓開閉手段、前記監視手段はネットワークを介して相互に接続され、前記監視手段は、換気扇の動作状態をネットワーク経由で検出し、前記窓開閉手段を介して、窓の開閉を行う換気システム。
- 室内の人の存在を検出する人検知センサを有し、監視手段は人の存在がない部屋の窓の開閉を優先的に実施する請求項1記載の換気システム。
- 外気温を検出する外気温センサを有し、監視手段は外気温が所定値より低い場合は、窓の開閉量を小さくすると共に、換気扇の運転能力を下げる請求項1または請求項2に記載の換気システム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の換気システムの少なくとも一つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004359429A JP2006170464A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 換気システムおよびそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004359429A JP2006170464A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 換気システムおよびそのプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006170464A true JP2006170464A (ja) | 2006-06-29 |
Family
ID=36671415
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004359429A Pending JP2006170464A (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 換気システムおよびそのプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006170464A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014167837A1 (ja) | 2013-04-12 | 2014-10-16 | パナソニック株式会社 | 空調システムおよびコントローラ |
-
2004
- 2004-12-13 JP JP2004359429A patent/JP2006170464A/ja active Pending
Cited By (2)
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WO2014167837A1 (ja) | 2013-04-12 | 2014-10-16 | パナソニック株式会社 | 空調システムおよびコントローラ |
US10295209B2 (en) | 2013-04-12 | 2019-05-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Air-conditioning system and controller |
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