JP2006170016A - エンジン排気系の異常検出装置 - Google Patents

エンジン排気系の異常検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、検出のためにエンジンの運転状態を変更することなく、異常を検出することができるエンジン排気系の異常検出装置を提供する。
【解決手段】 本発明のエンジン排気系の異常検出装置は、エンジン(1)のシリンダ(3)内で燃焼される混合気の空燃比に対応する量を検出するように、エンジン排気系に設けられた第1センサ(28)と、エンジンの運転状態に対応して予め設定された燃料の基本量を、第1センサによって検出された値に基づいて修正することにより、混合気に混入させる燃料の量を決定する燃料制御手段(50)と、この燃料制御手段において、エンジンの複数の運転状態に夫々対応して行われた各修正の傾向に基づいて、エンジン排気系の異常を判定する異常判定手段(52)と、この異常判定手段が異常ありと判定すると警告を発する警告手段(54)と、を有することを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明はエンジン排気系の異常検出装置に係わり、特に、エンジン排気系の漏れ等を検出するエンジン排気系の異常検出装置に関する。
近年、自動車等の排気ガスに関する規制は、益々強化される傾向にあり、排気ガスを浄化するために三元触媒等の装置が広く採用されている。自動車にこれらの排気ガス浄化装置が備えられていたとしても、エンジンの排気系に漏れ等の異常がある場合には、それらの浄化装置を通過しない排気ガスが大気に放出されることになるので、所期の目的を達成することはできない。そこで、エンジン排気系の漏れ等の異常を検出する異常検出装置の必要性が高くなっている。
特開2002−317678号公報には、内燃機関の排気系異常検出装置が記載されている。この異常検出装置では、排気系の異常の有無を検出する際に、理論空燃比よりもリッチな混合気を強制的にエンジンに供給し、この時のエンジン排気中の酸素濃度をセンサにより測定する。このように、混合気を強制的にリッチにしたとき、センサにより測定される酸素濃度がリッチな混合気に対応した酸素濃度とならない場合には、エンジン排気系に異常があると判定される。
特開2002−317678号公報
しかしながら、特開2002−317678号公報に記載された異常検出装置では、異常検出を行う際に混合気を強制的にリッチにする必要があるため、この空燃比のリッチ化により燃料が浪費され、また、排気ガスの清浄性が悪化するという問題がある。さらに、混合気を強制的にリッチにすると、それにより一時的にエンジンの出力トルクが増大するので、トルクショックが発生し、自動車の乗り心地が悪化するという問題がある。
本発明は、検出のためにエンジンの運転状態を変更することなく、異常を検出することができるエンジン排気系の異常検出装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明のエンジン排気系の異常検出装置は、エンジンのシリンダ内で燃焼される混合気の空燃比に対応する量を検出するように、エンジン排気系に設けられた第1センサと、エンジンの運転状態に対応して予め設定された燃料の基本量を、第1センサによって検出された値に基づいて修正することにより、混合気に混入させる燃料の量を決定する燃料制御手段と、この燃料制御手段において、エンジンの複数の運転状態に夫々対応して行われた各修正の傾向に基づいて、エンジン排気系の異常を判定する異常判定手段と、この異常判定手段が異常ありと判定すると警告を発する警告手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、燃料制御手段は、エンジンの運転状態に対応して予め設定された燃料の基本量を、エンジン排気系に設けられた第1センサの検出値によって修正して決定している。燃料の基本量の修正は、第1センサの検出値を直接フィードバックすること、第1センサの検出値を基に補正量を学習すること等によって行われる。異常判定手段は、燃料制御手段によって行われた、エンジンの複数の運転状態における燃料の基本量の修正の傾向を基に、エンジン排気系の異常を判定する。異常判定手段がエンジン排気系に異常有りと判定すると、警告手段によって警告が発せられる。
このように構成された本発明によれば、異常判定手段が、単に燃料制御手段による燃料の基本量の修正の傾向によって異常を判定しているので、検出のためにエンジンの運転状態を変更することなく、エンジン排気系の異常を検出することができる。
また、本発明において好ましくは、異常判定手段は、低回転、低負荷の運転状態になるほど、混合気をリッチ側に大きく補正する傾向のある修正が、燃料制御手段によって行われている場合に、エンジン排気系の異常ありと判定する。
このように構成された本発明においては、異常判定手段は、エンジン排気系に異常がある場合には、運転状態が低回転、低負荷であるほど排気系に外気が侵入しやすく、燃料制御手段が混合気をリッチ側に大きく修正するという性質を利用して、エンジン排気系の異常を判定する。
このように構成された本発明によれば、異常判定手段が、単に燃料制御手段による燃料の基本量の修正の傾向によって異常を判定しているので、検出のためにエンジンの運転状態を変更することなく、エンジン排気系の異常を検出することができる。
また、本発明において好ましくは、さらに、エンジン排気系に設けられた排気浄化用の触媒よりも下流側に配置され、混合気の空燃比に対応する量を検出する第2センサを有し、第1センサは触媒よりも上流側に配置され、異常判定手段が、燃料制御手段による修正の傾向と第2センサによる検出値に基づいて、エンジン排気系の異常の有無及び異常個所を判定する。
このように構成された本発明においては、異常判定手段は、第1センサの上流側にエンジン排気系の異常がある場合には、第1センサ及び第2センサの検出値に異常の影響が現れ、第1センサの下流側に異常がある場合には、第2センサの検出値のみに異常の影響が現れるという性質を利用して、異常個所を判定している。
このように構成された本発明によれば、エンジン排気系の異常の有無及び異常個所を検出することができる。
本発明のエンジン排気系の異常検出装置によれば、検出のためにエンジンの運転状態を変更することなく、エンジン排気系の異常を検出することができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態によるエンジン排気系の異常検出装置を備えたエンジンの概略断面図である。ここでは、4気筒直噴ガソリンエンジンに本実施形態のエンジン排気系の異常検出装置を適用した場合について説明する。図1に示すように、エンジン1は、上方に燃焼室2を構成するシリンダ3と、このシリンダ3内で往復運動するピストン4と、このピストン4に連結されたコネクティングロッド6と、このコネクティングロッド6に連結されたクランクシャフト8と、を有する。さらに、エンジン1は、燃焼室2に開口した吸気ポート10と、この吸気ポート10を開閉する吸気弁12と、吸気ポート10に接続された吸気マニホールド14と、吸気マニホールド14を介して吸気ポート10から導入される空気量を調整するスロットル弁16と、導入される空気量を測定するエアフローセンサ18と、を有する。また、吸気弁12は、可変動弁機構12aによって開閉されるように構成されている。
また、エンジン1は、燃焼室2に開口した排気ポート20と、この排気ポート20を開閉する排気弁22と、排気ポート20に接続された排気マニホールド24と、この排気マニホールド24に接続された排気管26と、を有する。また、排気弁22は、可変動弁機構22aによって開閉されるように構成されている。さらに、排気マニホールド24の、各シリンダ3(1つのみ図示)からの排気が集合された部分には、第1センサであるリニアO2センサ28が設けられている。また、排気管26の途中には排気浄化用の触媒である触媒コンバータ30が設けられ、この触媒コンバータ30の下流側の排気管26には、第2センサであるラムダO2センサ32が設けられている。なお、排気ポート20、排気マニホールド24、排気管26、及び触媒コンバータ30は、エンジン1の排気系を構成する。
また、エンジン1は、燃焼室2内に燃料を噴射するインジェクタ34と、このインジェクタ34に燃料を送り込む高圧ポンプ36と、燃料を燃料タンク(図示せず)から高圧ポンプ36に送り込む燃料供給系38と、を有する。さらに、エンジン1は、燃焼室2内の混合気に点火する点火プラグ40と、この点火プラグ40に接続された点火回路42と、を有する。
さらに、エンジン1は、エンジン制御ユニット(ECU)44を有し、エンジン制御ユニット44は、エンジン回転数センサ46、アクセル開度センサ48、エアフローセンサ18、リニアO2センサ28、ラムダO2センサ32等の検出信号に基づいて、エンジンの作動を制御する。また、エンジン制御ユニット44は、リニアO2センサ28及びラムダO2センサ32の検出結果に基づいて、燃料噴射量を修正する燃料制御手段50と、エンジンの制御状態に基づいて、エンジン排気系の異常の有無を判定する異常判定手段52と、を内蔵している。さらに、エンジン1は、異常判定手段52がエンジン排気系に異常ありと判定すると、その旨を使用者に警告する警告手段54を有する。なお、エンジン1において、リニアO2センサ28、燃料制御手段50、異常判定手段52、及び警告手段54は、本発明の実施形態によるエンジン排気系の異常検出装置を構成する。
エンジン制御ユニット44は、アクセル開度センサ48によって測定されたアクセル開度に基づいて、スロットル弁16を開閉させるように構成されている。スロットル弁16の開閉により増減される吸入空気量は、エアフローセンサ18によって測定され、測定された信号はエンジン制御ユニット44に送られる。スロットル弁16を通って吸入された空気は、吸気マニホールド14の入口端に形成されたサージタンク14aを通って吸気マニホールド14に入り、吸気マニホールド14で4つに分岐されて各シリンダ3(1つのみ図示)に導入されるように構成されている。
各燃焼室2(1つのみ図示)内で燃焼された排気ガスは、各燃焼室2の排気ポート20に接続された排気マニホールド24の各入口端から排気マニホールド24に入り、排気マニホールド24内で合流されて、排気管26に導かれるように構成されている。リニアO2センサ28は、排気マニホールド24の合流部よりも下流の部分に配置されており、排気マニホールド24内を流れる排気ガス中の酸素濃度を測定するように構成されている。リニアO2センサ28は、ジルコニア素子(図示せず)をヒーター(図示せず)によって加熱して所定温度に維持し、排気ガス中の酸素濃度に応じた起電力を発生させるように構成されている。リニアO2センサ28の出力信号は、排気ガス中の酸素濃度にほぼ比例し、エンジン制御ユニット44に送られてエンジン制御及びエンジン排気系の異常検出に使用される。
排気マニホールド24を通過した排気ガスは、排気管26に入り、排気管26の途中に配置された触媒コンバータ30で浄化されて大気に放出されるように構成されている。触媒コンバータ30は、CO、HC、NOxを浄化する三元触媒を、排気浄化用触媒として備えている。
ラムダO2センサ32は、触媒コンバータ30の下流の排気管26に設けられており、触媒コンバータ30によって浄化された排気ガス中の酸素濃度を検出するように構成されている。ラムダO2センサ32の出力信号は、所定の酸素濃度を境に急激に変化するように構成されている。即ち、ラムダO2センサ32は、理論空燃比よりもリッチな混合気を燃焼させた場合に生成される排気ガスの酸素濃度では、約1ボルトの電圧を出力し、理論空燃比よりもリーンな混合気を燃焼させた場合に生成される排気ガスの酸素濃度では、約0ボルトの電圧を出力するように構成されている。従って、ラムダO2センサ32の出力信号により、シリンダ3に供給されている混合気が、理論空燃比に対してリッチであるか、リーンであるかを判別することができる。
次に、エンジン1の作用を説明する。まず、エンジン1のアイドリング状態において、運転者がアクセルペダル(図示せず)を踏むと、アクセルペダルの動きをアクセル開度センサ48が検出して、エンジン制御ユニット44に信号を送る。アクセル開度センサ48からの信号を受けると、エンジン制御ユニット44は、開度を大きくする方向にスロットル弁16を作動させる。吸気弁12の可変動弁機構12aは、吸気工程となる所定のタイミングで、吸気弁12を開放する。吸気工程では、ピストン4がシリンダ3内で下降し、吸気弁12の開放により、スロットル弁16を介して空気がシリンダ3の中に導入される。スロットル弁16を通過した空気の量は、エアフローセンサ18によって検出され、エンジン制御ユニット44に送られる。
また、吸気工程において、燃料供給系38、高圧ポンプ36、及びインジェクタ34を介して、燃料がシリンダ3内に噴射される。通常運転時においては、インジェクタ34によって噴射される燃料の量は、シリンダ3内の混合気が理論空燃比である14.7になるように、エンジン制御ユニット44の燃料制御手段50によって制御される。クランクシャフト8が回転してピストン4が上昇に転じると、吸気工程から圧縮工程に移り、点火回路42が所定のタイミングで点火プラグ40に火花を発生させ、燃焼室2内の混合気を燃焼させる。
混合気が燃焼される燃焼行程では、燃焼室2内の混合気が燃焼により膨張して、ピストン4を押し下げ、コネクティングロッド6を介してクランクシャフト8に回転力を作用させる。クランクシャフト8が回転してピストン4が上昇に転じると、燃焼工程から排気工程に移り、排気工程では、所定のタイミングで排気弁の可変動弁機構22aが排気弁22を開放させる。排気弁22が開放されると、燃焼室2内での混合気の燃焼によって生成された排気ガスが、排気ポート20を介して排気マニホールド24に排出される。排気マニホールド24内を流れる排気ガス中の酸素濃度は、リニアO2センサ28によって測定され、出力信号がエンジン制御ユニット44に送られる。
シリンダ3内にリーン混合気、即ち、理論空燃比よりも燃料が少ない混合気が吸入されていた場合には、燃焼によって消費される酸素量が少ないので、リニアO2センサ28によって測定される酸素濃度は高くなる。逆に、シリンダ3内にリッチ混合気が吸入されていた場合には、リニアO2センサ28によって測定される酸素濃度は低くなる。従って、排気ガス中の酸素濃度は、エンジンのシリンダ3内で燃焼される混合気の空燃比に対応した量となる。
排気マニホールド24を通過した排気ガスは、排気管26の途中に設けられた触媒コンバータ30に入り、排気ガス中のCO、HC、NOxが除去され、浄化されて、大気に放出される。触媒コンバータ30を通過した排気ガス中の酸素濃度は、ラムダO2センサ32によって検出される。ラムダO2センサ32の検出信号は、エンジン制御ユニット44に入力される。ラムダO2センサ32の出力信号は、シリンダ3内にリッチ混合気が吸入されていた場合には、酸素濃度が低いので約1ボルトとなり、シリンダ3内にリーン混合気が吸入されていた場合には、酸素濃度が高いので約0ボルトになる。従って、ラムダO2センサ32の出力信号は、シリンダ3内に理論空燃比の混合気が吸入されていた場合を境界に、ほぼ二値的に変化する。
図2は、点火プラグ40による点火のタイミングと、リニアO2センサ28付近の排気ガスの圧力変動を示すグラフである。上記の説明では、エンジン1の単一のシリンダ3における各工程を説明したが、エンジン1は4気筒であるため、クランクシャフト8が2回転する間に、各気筒で1回ずつ合計4回の燃焼行程が所定の順序で行われる。
図2の上段のグラフは点火信号を示しており、4つのパルス波が、各気筒の点火に対応している。図2の中段のグラフは、リニアO2センサ28付近の排気ガスの圧力変動を示すグラフであり、各気筒の点火と同期して圧力が変動していることがわかる。図2に示した圧力変動のグラフは、エンジン1を低負荷、低回転で運転した場合のものであり、この場合には、排気管内の圧力が、大気圧よりも低い負圧になる瞬間があることがわかる。また、エンジン1を高負荷、高回転で運転した場合には、排気管内の圧力は全体に高くなり、負圧となる瞬間も存在しなくなる。図2の下段のグラフは、リニアO2センサ28によって測定される酸素濃度を示すグラフである。
次に、図3乃至5を参照して、エンジン制御ユニット44による燃料噴射量の決定手順を説明する。図3は、燃料噴射量を決定する手順を示すフローチャートであり、図4は、図3のフローチャートにおける燃料噴射量の補正量を決定する手順を示すブロック図であり、図5は、エンジンの運転状態を区分する領域を示すグラフである。
まず、図3を参照して、エンジン制御ユニット44の燃料制御手段50による燃料噴射量の決定手順を説明する。図3のステップS31において、エンジン回転数センサ46で測定されたエンジン回転数、アクセル開度センサ48で測定されたアクセル開度、エアフローセンサ18で測定された吸入空気量、及びリニアO2センサ28及びラムダO2センサ32で測定された酸素濃度の各信号は、エンジン制御ユニット44に入力される。次に、ステップS32において、エンジン制御ユニット44の燃料制御手段50は、エンジン回転数、アクセル開度、吸入空気量等の情報に基づいて、負荷及び回転数等のエンジンの運転状態を判断し、各運転状態について予め決められている燃料の基本量である基本燃料噴射量を求める。さらに、燃料制御手段50は、ステップS33において、リニアO2センサ28及びラムダO2センサ32で測定された酸素濃度等に基づいて、基準燃料噴射量を修正するための補正量及び学習値を算出する。これらの値の詳細な算出手順については後述する。次に、ステップS34において、エンジンの運転モード等、リニアO2センサ28及びラムダO2センサ32の測定値以外の要因に基づく補正量を算出する。さらに、ステップS35において、ステップS32で決定した基本燃料噴射量を、ステップS33及びステップS34で算出した補正量で修正して、最終的な燃料噴射量を決定する。最後に、ステップS36において、エンジン制御ユニット44は、ステップS35において決定された燃料噴射量に基づいてインジェクタ34に信号を送り、所定量の燃料をシリンダ3内に噴射させる。
次に、図4を参照して、図3のステップS33における補正量の算出手順を説明する。まず、図4のステップS1において、エンジン制御ユニット44は、エンジンの運転状態に応じて適切な目標空燃比を設定する。この目標空燃比は、通常の走行状態においては、理論空燃比である14.7に設定され、高負荷、高回転状態でエンジンが運転されている場合には、理論空燃比よりもリッチな値に設定される。また、減速時、上述した高回転状態よりも更に回転数が高い状態でエンジンが運転されている場合には燃料噴射がカットされる。次に、設定された目標空燃比は、ステップS2において、ラムダO2センサ32の出力等に基づいて補正される。この補正については後述する。ステップS3では、ステップS2で補正された目標空燃比と、リニアO2センサ28の出力信号に基づいて求められた実際の混合気の空燃比の偏差が計算される。次いで、ステップS4では、ステップS3で求めた空燃比の偏差に基づいて、基本燃料噴射量を補正すべき量(フロントF/B補正量)が計算される。
一方、ステップS5においては、ステップS4で計算された補正量が、エンジンの運転状態毎に所定回数分平均され、各運転状態毎の平均値は、ステップS6において各運転状態に対応する学習値マップとしてメモリ(図示せず)に記憶される。なお、ステップS5においては、エンジン1が定常運転されている場合の補正量のみを平均し、定常運転時以外の補正量については平均を計算する際に採用されない。また、エンジン1の定常運転状態は、エンジン回転数の変化、吸入空気量の変化、及びスロットル弁16開度の変化が、所定値よりも小さいか否かによって判断される。ステップS5において平均値を計算する各運転状態の区分については、図5を参照して後述する。ステップS6において記憶された学習値マップは、図3のステップS35において、基本燃料噴射量を修正して最終的な燃料噴射量を算出する際に使用される。このように、補正量の平均値が運転状態毎に学習値マップとして記憶され、最終的な燃料噴射量を決定する際に加味されるので、基本燃料噴射量及び学習値によって目標空燃比に近い空燃比が得られるようになり、ステップS4において計算されるフロントF/B補正量は減少していく。
次に、ラムダO2センサ32による補正を説明する。まず、ステップS8において、ラムダO2センサ32の出力信号と、ステップS7で設定される理論空燃比である目標空燃比に対応する信号が比較される。ステップS9では、ステップS8における比較結果に基づいて、先に説明したステップS2において目標空燃比を補正する補正量(リヤF/B補正量)が計算される。即ち、ステップS8において、ラムダO2センサ32によって測定された空燃比が理論空燃比よりもリーンであると判定された場合には、従前のリヤF/B補正量を所定量増加させた量を新たなリヤF/B補正量とする。また、ステップS8において、リッチであると判定された場合には、従前のリヤF/B補正量を所定量減少させた量を新たなリヤF/B補正量とする。ステップS10においては、ステップS9で計算された補正量が、エンジンの運転状態毎に所定回数分平均され、各運転状態毎の平均値は、ステップS11において各運転状態における学習値マップとしてメモリ(図示せず)に記憶される。なお、ステップS10においては、エンジン1が定常運転されている場合の補正量のみを平均し、定常運転時以外の補正量については平均を計算する際に採用されない。また、エンジン1の定常運転状態は、エンジン回転数の変化、吸入空気量の変化、及びスロットル弁16開度の変化が、所定値よりも小さいか否かによって判断される。ステップS11において学習値マップとして平均値を記憶させる各運転状態の区分については、図5を参照して後述する。なお、ステップS11において記憶された学習値は、後述するエンジン排気系の異常検出においてのみ使用される。
次に、図5を参照して、エンジンの運転状態の区分及び学習値マップについて説明する。本実施形態においては、燃料制御手段50はエンジンの運転状態を、図5に示すような横軸をエンジン回転数、縦軸をエンジン負荷としたグラフ上の6つの領域A1乃至A6に区分して、学習値マップを作成している。各領域の境界は、単位時間あたりにエンジンに吸入される空気量が等しくなる等吸気線によって区切られている。各区分のうち、グラフの原点に近い領域A1が、最もエンジン負荷が小さく、回転数が少ない低負荷、低回転の領域であり、グラフの原点から離れるにつれてエンジン負荷及び回転数が増大し、領域A6が、最もエンジン負荷が大きく、回転数が多い高負荷、高回転の領域となる。
図4のステップS5においては、燃料制御手段50は、まず、ステップS4において計算されたフロントF/B補正量が、図5のどの領域に属する運転状態に対応したものであるかを判断する。次に、過去に入力されたその領域に属する定常運転状態に対応したフロントF/B補正量を合計し、その領域のフロントF/B補正量の平均値を計算する。計算されたフロントF/B補正量の平均値は、ステップS6において、その領域に対応した学習値としてメモリ(図示せず)に記憶させ、学習値マップが作成される。記憶された学習値マップは、図3のステップS35において、最終的な燃料噴射量を算出する際に加算される。
例えば、エンジン1が、図5の領域A3の状態で定常運転されている際に、図4のステップS4で計算されたフロントF/B補正量は、領域A3における補正量としてメモリ(図示せず)に記憶され、領域A3における補正量が、メモリ(図示せず)内に所定数蓄積されると、ステップS5において、それらの平均値が計算される。計算された平均値は、ステップS6において、領域A3に対する学習値としてメモリ(図示せず)に記憶される。同様に、各領域に対する学習値がメモリ(図示せず)に記憶され、学習値マップが作成される。各領域に対する学習値の更新は、フロントF/B補正量が所定数蓄積される毎に行っても良いし、フロントF/B補正量の移動平均を計算することによって行っても良い。
このように、フロントF/B補正量を学習することにより、エンジンを制御するための各種センサの経年変化による誤差等は学習値により補正される。例えば、エアフローセンサ18に誤差が生じ、実際の空気量よりも常に少ない空気量として測定されている場合には、予め設定されている基本燃料噴射量の燃料を噴射すると、混合気は理論空燃比よりもリーンになる。この誤差をリニアO2センサ28等によりフィードバックし、燃料噴射量を増加させるように修正すると、理論空燃比の混合気が得られる。さらに、その補正量が学習され、学習値マップに記憶されると、基本燃料噴射量を学習値によって修正するだけで理論空燃比の混合気が得られるようになる。このため、学習によりフロントF/B補正量は減少される。
同様に、図4のステップS10及びS11におけるリヤF/B補正量に基づく学習値も、図5に示すエンジンの運転状態の各領域について計算され、学習値マップとして記憶される。
次に、図6を参照して、本発明の実施形態によるエンジン排気系の異常検出装置の作用を説明する。図6は、本発明の実施形態によるエンジン排気系の異常検出装置の作用を示すフローチャートである。
本発明の実施形態によるエンジン排気系の異常検出装置による異常検出は、エンジン1の運転中、所定時間毎に繰り返し実行される。即ち、エンジン1の運転中、所定時間毎に、図6に示す異常検出アルゴリズムが起動される。
まず、図6のステップS61では、異常判定手段52によって、図5に示すエンジンの運転状態の複数の領域について、学習値が記憶されているか否かが判断される。即ち、学習値マップの複数の領域に学習値が記憶されているか否かが判断される。学習値が単一の領域のみについて記憶されている場合には、異常検出を行うことなく図6に示すフローチャートの1回の処理を終了する。二以上の領域について学習値が記憶されている場合には、ステップS62に進む。
ステップS62においては、異常判定手段52によって、学習値マップとして記憶されている学習値の傾向と、排気管リーク閾値マップが比較される。排気管リーク閾値マップは、エンジン排気系に異常がある場合に、学習値が呈する典型的な傾向である。即ち、エンジン排気系に異常があり、排気管に漏れがある場合には、漏れ部分から排気系に侵入する空気により、リニアO2センサ28によって測定される酸素濃度が上昇する。特に、エンジン1が低負荷、低回転で運転されている場合には、図2に示すように、排気管内が負圧になる瞬間があるため、多くの外気が排気系内に侵入し、酸素濃度が大きく上昇する。リニアO2センサ28によって高い酸素濃度が測定されると、燃料制御手段50は、混合気が理論混合比よりもリーンであると判断し、燃料噴射量が多くなるように補正を行い、それが学習される。
一方、エンジン1が高負荷、高回転で運転されている場合には、排気管内が負圧になる瞬間はないので、外気はあまり排気系内には侵入せず、酸素濃度が大きく上昇することはない。従って、高負荷、高回転の領域では、排気系に漏れがあっても、それにより燃料噴射量があまり多くなるように補正されることは少ない。このため、エンジン排気系に異常がある場合には、低負荷、低回転の領域である図5の領域A1において、混合気をリッチ側に補正する学習値が最も大きくなり、高負荷、高回転の領域A6に近づくにつれて、混合気をリッチ側に補正する学習値が小さくなる傾向が現れる。この傾向が、排気管リーク閾値マップとして異常判定手段52に記憶されている。
ステップS63においては、学習値マップとして記憶されている学習値の傾向が、排気管リーク閾値マップと一致しているか否かが判断される。ステップS63において、傾向が一致していると判断された場合には、ステップS64に進み、エンジン排気系のリニアO2センサ28よりも上流の部分に異常ありと判断される。一方、ステップS63において、傾向が一致していないと判断された場合には、ステップS65に進み、エンジン排気系のリニアO2センサ28よりも上流の部分には異常なしと判断される。ステップS64において、エンジン排気系のリニアO2センサ28よりも上流の部分に異常ありと判断された場合には、警告手段54によって、エンジン排気系に異常があることが運転席の表示パネル(図示せず)に表示され、エンジン排気系の異常が運転者に報知される。
一方、図6に示す異常検出アルゴリズムが起動されると、ステップS66以下の処理も開始される。まず、ステップS66では、図4のステップS11におけるリヤF/B補正量平均値が、複数の領域について記憶されているか、また、上述したフロントF/B補正量の学習値が、複数の領域で記憶されているか否かが判断される。リヤF/B補正量平均値が二以上の領域について記憶されていない場合、又はフロントF/B補正量の学習値が二以上の領域で記憶されていない場合には、排気系の異常検出を行わず、図6のアルゴリズムの1回の処理を終了する。これは、リヤF/B補正量平均値が複数の領域について記憶されていない場合には、リヤF/B補正量平均値の各運転状態に対する傾向を把握することができないためである。また、フロントF/B補正量の学習値が二以上の領域で記憶されていない場合には、後述するように、エンジン排気系の異常個所を把握することができないためである。
次に、ステップS67では、学習値マップとして記憶されているリヤF/B補正量平均値の傾向が排気管リーク閾値マップと比較される。排気管リーク閾値マップの傾向は、フロントF/B補正量の学習値と同様である。さらに、ステップS68では、リヤF/B補正量平均値の傾向が排気管リーク閾値マップと一致しているか否かが判断される。ステップS68において、傾向が一致していると判断され、且つ、エンジン排気系のリニアO2センサ28よりも上流の部分に異常なしと判断されている場合には、ステップS69に進み、エンジン排気系のリニアO2センサ28よりも下流の部分に異常ありと判断される。一方、ステップS68において、傾向が一致していないと判断された場合には、ステップS70に進み、エンジン排気系のリニアO2センサ28の上流及び下流の部分とも異常なしと判断される。ステップS69において、エンジン排気系のリニアO2センサ28よりも下流の部分に異常ありと判断された場合には、警告手段54によって、エンジン排気系に異常があることが運転席の表示パネル(図示せず)に表示され、エンジン排気系の異常が運転者に報知される。
本発明の実施形態のエンジン排気系の異常検出装置によれば、検出のためにエンジンの運転状態を変更することなく、エアの吸い込み、排気漏れ等のエンジン排気系の異常を検出することができる。
また、本発明の実施形態のエンジン排気系の異常検出装置によれば、リニアO2センサの上流及び下流の部分に配置されたセンサによって異常検出を行っているので、エンジン排気系の異常個所を特定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態では、本発明のエンジン排気系の異常検出装置をガソリンエンジンに適用していたが、本発明は、ディーゼルエンジン等、種々のエンジンに適用することができる。
また、上述した実施形態では、補正量を所定回数平均した値を基に、基本燃料噴射量の修正の傾向を把握していたが、基本燃料噴射量の修正に関連した他の量に基づいて、異常検出を行うこともできる。
さらに、上述した実施形態では、触媒コンバータの上流にリニアO2センサ、下流にラムダO2センサを配置していたが、センサの種類及び配置は、適宜変更することができる。
本発明の実施形態によるエンジン排気系の異常検出装置を備えたエンジンの概略断面図である。 点火プラグによる点火のタイミングと、リニアO2センサ付近の排気ガスの圧力変動を示すグラフである。 燃料噴射量を算出する手順を示すフローチャートである。 図3のフローチャートにおける燃料噴射量の補正量を決定する手順を示すブロック図である。 エンジンの運転状態を区分する領域を示すグラフである。 本発明の実施形態によるエンジン排気系の異常検出装置の作用を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 燃焼室
3 シリンダ
4 ピストン
6 コネクティングロッド
8 クランクシャフト
10 吸気ポート
12 吸気弁
12a 可変動弁機構
14 吸気マニホールド
16 スロットル弁
18 エアフローセンサ
20 排気ポート
22 排気弁
22a 可変動弁機構
24 排気マニホールド
26 排気管
28 リニアO2センサ
30 触媒コンバータ
32 ラムダO2センサ
34 インジェクタ
36 高圧ポンプ
38 燃料供給系
40 点火プラグ
42 点火回路
44 エンジン制御ユニット(ECU)
46 エンジン回転数センサ
48 アクセル開度センサ
50 燃料制御手段
52 異常判定手段
54 警告手段

Claims (3)

  1. エンジンのシリンダ内で燃焼される混合気の空燃比に対応する量を検出するように、エンジン排気系に設けられた第1センサと、
    エンジンの運転状態に対応して予め設定された燃料の基本量を、上記第1センサによって検出された値に基づいて修正することにより、混合気に混入させる燃料の量を決定する燃料制御手段と、
    この燃料制御手段において、エンジンの複数の運転状態に夫々対応して行われた各修正の傾向に基づいて、エンジン排気系の異常を判定する異常判定手段と、
    この異常判定手段が異常ありと判定すると警告を発する警告手段と、
    を有することを特徴とするエンジン排気系の異常検出装置。
  2. 上記異常判定手段は、低回転、低負荷の運転状態になるほど、混合気をリッチ側に大きく補正する傾向のある修正が、上記燃料制御手段によって行われている場合に、エンジン排気系の異常ありと判定する請求項1記載のエンジン排気系の異常検出装置。
  3. さらに、エンジン排気系に設けられた排気浄化用の触媒よりも下流側に配置され、混合気の空燃比に対応する量を検出する第2センサを有し、上記第1センサは上記触媒よりも上流側に配置され、上記異常判定手段が、上記燃料制御手段による修正の傾向と上記第2センサによる検出値に基づいて、エンジン排気系の異常の有無及び異常個所を判定する請求項1又は2記載のエンジン排気系の異常検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103038488A (zh) * 2010-05-10 2013-04-10 丰田自动车株式会社 车辆控制装置

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