JP2006167054A - 外部電極発光体を用いた発光商品陳列台及び該発光商品陳列台を用いたショーケース - Google Patents

外部電極発光体を用いた発光商品陳列台及び該発光商品陳列台を用いたショーケース Download PDF

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Abstract

【課題】
比較的大きな陳列面積を設けて構成されても、商品陳列台全体の高さ方向寸法厚みを減少させて、陳列に用いられる空間を拡大出来ると共に、所望の高輝度を、発熱が少なく得られる外部電極発光体を用いた発光商品陳列台及び該発光商品陳列棚を用いたショーケースを提供する。
【解決手段】
半透明のアクリル面材18によって構成される商品陳列面部18aの裏面にバックライト21を設けてなる発光商品陳列台11である。
バックライト21は、長尺状の管体本体20aの外側面部に、各々外部電極23,23が設けられた外部電極蛍光ランプ20…を複数本、所定間隔で配列して、各隣接配置される外部電極23,23間を、被覆リード線25,25で接続することにより面状に発光する面状発光部が構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部電極発光体を用いて、商品が並べられる半透明の棚を裏面側から照光することにより、所望の明るさを得ることが出来る外部電極発光体を用いた発光商品陳列台及び該発光商品陳列棚を用いたショーケースを提供するものである。
従来の商品陳列棚1に用いられる照明としては、例えば、図9,図10に示すように複数の棚部3…毎に、各々1本づつ蛍光ランプ4a…が設けられているものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
このようなものでは、商品陳列棚1の棚本体1aでは、鉛直方向に向けて立設された支柱2,2に、透明のアクリル板材3a…が各々設けられた棚部3…が、水平方向に沿って延設されて、固定されている。
これらの棚部3,3は、上下方向に一定間隔で離し置きされて、前端縁には、前記蛍光ランプ4aを1本づつ収納した照明装置4が設けられている。
この照明装置4は、図10に示すように、乳白色の透光性ケース4b内に、左,右一対の照明体支持具4c,4cに両端部近傍を支持された蛍光ランプ4aが収納されて主に構成されている。
次に、前記従来の商品陳列台1の作用について説明する。
従来の商品陳列台1では、前記蛍光ランプ4aを点灯すると、直接或いは、前記透光性ケース等の内側面で反射された照光によって、前記棚部3の上に載置された商品が照明される。
特開2002−153360号公報(段落0016乃至0066、図1、図10)
しかしながら、このような従来の蛍光ランプ4a…を用いた照明装置4では、輝度を向上させるため、多数の蛍光ランプ4aを各棚部3内部に、一定間隔で複数本並設しようとすると、蛍光ランプ4a…の発熱量が多く、棚部3上面に載置された商品の周囲の温度が上昇してしまうといった問題があった。
また、図10中に示すように、所定の管径d1(約20mm〜40mm)を有する蛍光ランプ4a…を棚部3内に一定の間隔で並設すると、棚部全体の高さも増大して、商品陳列スペースを減少させてしまうといった問題があった。
更に、冷凍や冷蔵ショーケース等の照明装置では、結露等によって湿潤環境下に配置されることとなるため、防滴構造を採用しなければならず、製造コストが上昇してしまうといった問題もあった。
そこで、この発明は、比較的大きな陳列面積を設けて構成されても、商品陳列台全体の高さ方向寸法厚みを減少させて、商品陳列に用いられる空間を拡大出来ると共に、所望の
高輝度を、発熱が少なく得られる外部電極発光体を用いた発光商品陳列台及び該発光商品陳列棚を用いたショーケースを提供することを課題としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、半透明の商品陳列面部の裏面にバックライトを設けてなる発光商品陳列台であって、前記バックライトは、長尺状の管体本体の外側面部に、各々外部電極が設けられた外部電極発光体を複数本、所定間隔で配列して、前記各外部電極間を、被覆リード線で接続することにより面状に発光する面状発光部を構成する外部電極発光体を用いた発光商品陳列台を特徴としている。
また、請求項2に記載されたものは、前記各外部電極間を接続する被覆リード線が、防滴ソケットを介して装脱着可能に設けられている請求項1記載の外部電極発光体を用いた発光商品陳列台を特徴としている。
そして、請求項3に記載されたものは、前記外部電極発光体は、少なくとも何れか一方の端部に設けられた外部電極に電圧を印可することにより発光するEEFL駆動方式の外部電極蛍光ランプにより構成されて、前記管体本体を一定間隔で、複数本並列して、面状発光部を構成すると共に、前記各端部間を前記被覆リード線で連結して、単一のインバータ装置で、並列駆動する請求項1又は2記載の外部電極発光体を用いた発光商品陳列台を特徴としている。
また、請求項4に記載されたものは、前記外部電極発光体を用いたバックライトを設けた発光商品陳列台を少なくとも底面部に設け、該発光商品陳列台の周囲を、少なくとも一側壁面部によって囲む棚部が設けられている請求項1乃至3のうち、何れか一項記載の商品陳列台を用いたショーケースを特長としている。
このように構成された本願発明の請求項1記載のものは、前記バックライトの面状発光部が、前記各外部電極発光体を点灯させることにより、面状に発光される。
該外部電極発光体は、従来の蛍光管に比して、発熱量が少ないので、陳列される商品の周囲の雰囲気温度を上昇させる虞がない。
このため、別途、冷却構造や冷却装置を設ける必要がないので、製造コストの上昇を抑制出来ると共に、周囲の雰囲気温度の影響を受けやすい商品の陳列に用いて好適である。
また、該外部電極発光体は、長尺状の管体本体の外側面部に、外部電極が設けられているので、管径を、内部に電極を有する従来の蛍光管に比して、細く設定出来る。
このため、例えば、商品陳列棚本体の内部に複数本の外部電極発光体を並設して、所望の輝度を確保しても、該商品陳列棚本体の高さ方向の厚みの増大が抑制されて、商品陳列スペースを増大させることができる。
また、請求項2に記載されたものは、前記隣接配置される各外部電極発光体の各外部電極間が、被覆リード線によって、前記防滴ソケットを介して、装脱着可能となるように接続される。
このため、被覆リード線の長さを変更することによって、容易に各外部電極間の設定間隔が変更可能であると共に、該被覆リード線及び防滴ソケットによって、所望の防滴性能が得られるため、結露等によって湿潤環境下に配置されても、別途防滴構造を採用する必
要が無くなり、製造コストの上昇が抑制される。
そして、請求項3に記載されたものは、単一のインバータ装置で、複数本の外部電極発光体を並列駆動できるので、該インバータ装置の設置スペースを減少させることが出来ると共に、面状発光部の輝度を更に均一化することができる。
また、請求項4に記載されたものは、前記発光商品陳列台の周囲が、少なくとも一側壁面部によって囲まれていても、外部電極発光体が、発熱しないため、発光商品陳列台の半透明の商品陳列面部に直接載置された陳列商品や、或いは、該陳列商品の周囲の雰囲気温度が上昇することがない。
このため、所望の輝度によって商品を所望の角度から照明出来る。
次に、図面に基づいて、この発明を実施するための最良の実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台について説明する。
図1乃至図8は、この発明の実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台を示すものである。
まず、構成から説明すると、この発明の実施の形態の外部電極発光体を用いたショーケース10は、図8に示すように、最も下方に位置する基台10aとしての発光商品陳列台11の左,右両側面から立設される左,右両側壁面部材10b,10b間に、前記外部電極発光体を用いたバックライトを設けた複数の発光商品陳列台11,11…が、上,下方向で、所定間隔を置いて固定されている。
この発光商品陳列台11は、図1乃至図4に示すように、略コ字状の断面形状を有して、水平方向に延設される背面側ハウジング部材12の内側に、電源14と、電源コード13を介して接続されて、外部電極発光体としての外部電極蛍光ランプ20,20に電力を供給することにより点灯させるインバータ装置15が固定されている。
この発光商品陳列台11には、左,右両側に設けられた左,右ハウジング部材17,17間に、ビス16が用いられて固定される乳白色の半透明の商品陳列面部18aを有するアクリル面材18が装着されて、前記外部電極蛍光ランプ20,20が覆われるように構成されている。
このアクリル面材18は、商品を載置可能な平面状の商品陳列面部18aとこの商品陳列面部18aから一体に延設されて、所定の曲率で湾曲形成された前端曲面部18bとを有している。
また、前記外部電極蛍光ランプ20…は、図2に示すように、この発光商品陳列台11内に、8本、一定の間隔をおいて並行に配設されている。そして、これらの複数本の外部電極発光体としての外部電極蛍光ランプ20…の両端部に設けられた各外部電極23,23間が、隣接配置される各外部電極蛍光ランプ20,20に着脱可能に装着される防滴ソケット30,30を介して被覆リード線25,125で、前記インバータ装置15に接続されることにより面状に発光する面状発光部としてのバックライト21が構成されるようにしている。
そして、前記バックライト21によって、このアクリル面材18が、背面側から照光されることにより、商品陳列台11の外部からは、このアクリル面材18が、面状に発光し
ているかのように視認される構成としている。
また、この実施の形態の外部電極蛍光ランプ20,20間の間隔は、前記アクリル面材18への照光が、外部電極蛍光ランプ20,20間に位置する部分において暗くならないように、両側の外部電極蛍光ランプ20,20からの照光及び各部からの反射光が重複して、外部電極蛍光ランプ20の正面に位置する部分と略同一照度となるように、調整されることにより、照明ムラが発生しないように設定されていて、平面視で、正方形形状に略均等に照光が行き渡り、前記アクリル面材18を、略均一の照度で面状に発光させるバックライト21が構成されている。
これらの外部電極蛍光ランプ20の長尺状の管体本体20aの外側面部には、左,右両端部の外部に位置して、各々外部電極23,23が設けられている。
この実施の形態の外部電極蛍光ランプ20は、少なくとも何れか一方の端部の外側面部に設けられたこの外部電極23に、電圧が印可されることにより、前記管体本体20aの中空部内部に封止された放電ガスを、電磁場を発生させてプラズマとすることにより、発光するEEFL駆動方式が採用されている。
このEEFL駆動方式では、管体本体20aの中空部内部に電極が無いため、比較的、耐久性が良好(CCFL駆動方式が、約40,000時間に対し、EEFL駆動方式が、
約60,000〜80,000時間)で、長期間用いられる商品陳列台11の外部電極蛍光ランプ20の交換に伴うメンテナンス頻度を減少させることができる。
また、この実施の形態に用いられる外部電極蛍光ランプ20の管径d2は、約2.6mmφで、通常の蛍光ランプの管径d1(約20mm〜40mmφ)に比して、小径である。
そして、これらの外部電極23には、前記各外部電極23,23間を接続する被覆リード線25が、防滴ソケット30を介して、各々装脱着可能に接続されている。この実施の形態では、前記被覆リード線25に代えて、この被覆リード線25(全長約5cm)よりも長尺状の被覆リード線(全長約15cm)も用意されている。
次に、防滴ソケット30の構成について、図5乃至図7を用いて詳述する。
この実施の形態の防滴ソケット30には、樹脂製のソケット本体31が、設けられている。このソケット本体31は、軸方向に沿って中心軸近傍に穿設された端子保持空間部31aを有することにより、両端部に開口形成されたランプ側開口部31bと、リード線側開口部31cとの間が連通された略円筒形形状に形成されている。
このソケット本体31の長手方向中央部の外周面には、周状に係止凹溝部31dが凹設形成されている。
そして、この端子保持空間部31a内に、金属製の端子33が挿入された状態で、前記リード線側開口部31cに嵌着される略小判形状を呈する抜け止め部材32によって抜け止めされて、保持されるように構成されている。
この端子33には、長板状の基部33eに、前記ランプ側開口部31bから挿入された前記外部電極蛍光ランプ20の外部電極23を、両側から挟持して電気的に導通させる電極接触片33a,33aが左,右一対一体となるように設けられている。
また、この端子33の基部33eには、前記リード線側開口部31c近傍に位置して、ソケット本体31と、前記ランプ側開口部31bとの間に挟持されて固定される立壁部33bが、一体に設けられている。
この立壁部33bには、前記被覆リード線25,125の端部から露出する金属ワイヤ状の導線25a,125aが挿通される導線用開口部33cが開口形成されている。
そして、この導線用開口部33cの上縁部から、抑え片33dが、下方に向けて一体となるように延設されている。この押え片33dは、弾性変形によって、導線25aが挿入される方向に向けて、この抑え片33dの下端縁が揺動することより、前記導線用開口部33cの下縁との間に、前記導線25aが、挾まれて係止されるように構成されている。
また、前記抜け止め部材32には、前記被覆リード線25が挿通される丸孔32a,32aが、前記導線用開口部33cの下縁と、抑え片33dの下端縁との間に対応して、左,右一対形成されている。
そして、これらの防滴ソケット30には、前記ランプ側開口部31b側及び、前記リード線側開口部31c側から、ソケット本体31を被覆する略直方形筒状のランプ側シリコンカバー部材34及びリード線側シリコンカバー部材35が、各々外嵌されている。
このうち、図5に示すように、ランプ側シリコンカバ−部材34には、大筒部34aが設けられていて、この大筒部34aの一端部開口周縁には、前記係止凹溝部31dに係止される係止フランジ部34bが、内側に向けて一定の幅で、一体に突設形成されている。
このランプ側シリコンカバー部材34の他端部には、前記外部電極蛍光ランプ20の管体本体20a外周面に内周面を圧着させてシールを行う筒状のランプ挿入穴部34cが形成されていて、前記他端部から一定高さh1筒状部分が突設されることにより、シール代が大きくなるように構成されている。
また、前記リード線側シリコンカバー部材35には、前記左,右ハウジング部材17の発光体装着面17aに安定して添着可能なように略平坦な底面を有する大筒部35aが設けられている。
そして、この大筒部35aの一端部開口周縁には、前記係止凹溝部31dに係止される係止フランジ部35bが、内側に向けて一定の幅で、一体に突設形成されている。
このリード線側シリコンカバー部材35の他端部には、前記被覆リード線25,25が各々挿通されると共に、被覆部分の外周面に内周面を圧着させてシールを行う一対のリード線挿通穴部35c,35cが形成されている。
このリード線挿通穴部35c,35cは、前記他端部から一定高さh2、突設されることにより、各被覆リード線25,25の被覆部分との間のシール代が大きくなるように構成されている。
そして、これらの外部電極蛍光ランプ20…の各端部に嵌着された前記防滴ソケット30は、隣接配置される外部電極蛍光ランプ20の防滴ソケット30と、被覆リード線25…を介して連結接続されて、図2に示すように図中右の一列に接続された各防滴ソケット30…の内部の図示省略の前記各端子33…が、被覆リード線125を介して、前記インバータ装置15に接続されている。
このインバータ装置15は、前記電源コード13を介してACアダプタ電源14と接続されていて、コンセント45から供給される100V交流電流を前記ACアダプタ14によって、24V直流電流に減圧後、入力して、約80kHz以下の矩形波として、前記上,下各列の各端子33,33に、嵌着される各外部電極蛍光ランプ20…を並列駆動させるように供給する構成としている。
次に、この実施の形態の外部電極蛍光ランプ20を用いた商品陳列台の作用について説明する。
この実施の形態では、図5に示すように、予め前記端子33をソケット本体31の端子保持空間部31a内に挿入して、前記抜け止め部材32によって固定し、前記ランプ側開口部31b側及び、前記リード線側開口部31c側から、前記ランプ側シリコンカバー部材34及びリード線側シリコンカバー部材35を、各々ソケット本体31を被覆するように外嵌して、防滴ソケット30が組み立てられる。例えば、図5中、紙面右側に位置する防滴ソケット30が、複数個用意される。
次に、前記外部電極蛍光ランプ20の前記各外部電極23,23を、前記ランプ側シリコンカバー部材34のランプ挿入穴部34cを介して、前記ランプ側開口部31bから、端子保持空間部31a内に挿入されて、ソケット本体31内部に位置させて、この防滴ソケット30,30を外部電極蛍光ランプ20に装着する。
そして、前記左,右のハウジング部材17の発光体装着面17aに、前記各々前記防滴ソケット30,30を一定間隔を置いて添着させる。
前記筒状のランプ挿入穴部34cは、前記外部電極蛍光ランプ20の管体本体20a外周面に内周面を圧着させてシールが行われれている。このため、ランプ開口部31b側から雨水等の水分が、この端子保持空間部31a内に侵入する虞がない。
また、前記全長の短い被覆リード線25,25若しくは、全長の長い被覆リード線125,125が、適宜、前記防滴ソケット30の前記端子33に接続される。
すなわち、例えば、図5中に示すように、各被覆リード線25,25の端部から露出した導線25a,25aを、前記リード線側シリコンカバー部材35の端部に突設形成されたリード線挿通穴部35c,35cから各々挿入して、図6に示すように、前記抑え片33dの下端縁と前記導線用開口部33cの下縁との間に介装させる。
前記抑え片33dは、弾性変形により揺動すると共に、前記導線用開口部33cの下縁との間に、前記導線25aを、挾み込んで、この導線25a,25aが容易に抜け出ないように係止する。
このように、前記バックライト21が、外部電極蛍光ランプ20…を複数本、所定間隔で配列して、これらの外部電極蛍光ランプ20…の長尺状の管体本体20a…の外側面部に各々設けられた外部電極23,23間が、被覆リード線25で接続されることにより、EEFL駆動方式の各外部電極蛍光ランプ20…が並列的に接続されることとなり、前記ACアダプタ43からの電力の供給が行われると、1つのインバータ装置15で、ちらつきの殆ど無い各外部電極蛍光ランプ20…の面状発光体が得られる。
そして、被覆リード線25又は125によって、各外部電極蛍光ランプ20,20間の間隔が、適正間隔に調整出来るので、照明ムラの発生が抑制された所望の照光量で、前記アクリル面材18を背面から照光して面状に発光させるバックライト21を得ることが出来る。
このため、図1に示すように、例えば、外部電極蛍光ランプ20等…の管径の細い発光体を使用することにより、発光商品陳列台11のアクリル面材18の商品陳列面部18aの面積を比較的大きく設定しつつ、発光商品陳列台11の筐体の厚みHを低く抑えて、薄板化することができる。
従って、この実施の形態のショーケース10では、図8に示すように、複数の発光商品陳列台11,11…が、上,下方向で、所定間隔を置いて固定されている場合でも、上,下の発光商品陳列台11,11間の商品が、陳列される空間10c,10cを各々拡大可能で、比較的高い寸法の商品も陳列出来る。
また、被覆リード線25は、前記防滴ソケット30内に、通電される導線25a部分が、挿通されて、前記リード線側シリコンカバー部材35のリード線挿通穴部35c,35cによって、被覆部分からシールされて、前記各外部電極23,23間が接続されているので、例えば、冷凍ケースや冷蔵ケース等の湿潤環境の屋内等に設置される発光商品陳列台11のバックライト21として、外部電極23,23を有する外部電極蛍光ランプ20を用いても、防滴性能を良好なものとすることができる。
更に、前記各外部電極23,23間が、この外部電極23の周囲を覆うように嵌着される防滴ソケット30を介して、装脱着可能な被覆リード線25によって接続されている。
この実施の形態では、図6に示すように、前記ランプ側シリコンカバー部材34の他端部に設けられた筒状のランプ挿入穴部34cが、大きなシール代となるように、前記他端部から一定高さh1筒状部分が突設されて、前記外部電極蛍光ランプ20の管体本体20a外周面に内周面が圧着されることにより、確実なシールが行われる。
このため、外部電極23部分が露出することなく、外部電極23部分での防滴性能を更に、向上させて、屋内の湿潤環境下において用いて好適な発光商品陳列台11が提供される。
そして、複数本のEEFL駆動方式の外部電極蛍光ランプ20…を、単一のインバータ装置15で、並列駆動することが出来る。
このため、冷陰極管(CCFL)のように、複数本の点灯を行わせるために、複数のインバータ装置を、各々の従来から用いられている蛍光灯や、冷陰極管等に設置したり、専用の回路を必要とするものに比して、インバータ装置の数量を減らして、製造コストを削減することができる。
しかも、前記外部電極蛍光ランプ20の管体本体20aは、管径d2が比較的小さく(約2.6mm〜5mmφ、通常の蛍光ランプの管径d1は、約20mm〜40mmφ)、該管体本体が一定間隔で、複数本並列された面状発光部によって、前記アクリル面材18の背面に備えられてなるバックライト21が構成されても、商品陳列台11の厚み方向寸法Hの増大を抑制することができる。
そして、EEFL駆動方式の外部電極蛍光ランプ20は、管径が細くなる程、輝度が向上して(約1万カンデラ)、演色性(Ra)も80と高く、前記乳白色のアクリル面材18のバックライト21として用いる際に、商品陳列面部18aを鮮やかな発色とすることができる。
更に、前記EEFL駆動方式の外部電極蛍光ランプ20は、従来の蛍光管に比して、発
熱量が少ないので、陳列される商品の周囲の雰囲気温度を上昇させる虞がない。
このため、別途、冷却構造や冷却装置を設ける必要がないので、製造コストの上昇を抑制出来ると共に、周囲の雰囲気温度の影響を受けやすい商品の陳列に用いて好適である。
また、隣接配置される前記外部電極蛍光ランプ20,20各外部電極23,23間が、被覆リード線25,125によって、前記防滴ソケット30,30を介して、装脱着可能となるように接続される。
このため、被覆リード線25,125の長さを変更することによって、容易に各外部電極23,23間の設定間隔が変更可能であると共に、被覆リード線25,125及び防滴ソケット30によって、所望の防滴性能が得られるため、結露等によって湿潤環境下に配置されても、別途防滴構造を採用する必要が無くなり、製造コストの上昇が抑制される。
しかも、この実施の形態では、これらの外部電極蛍光ランプ20…から前記商品陳列面部18aまでの間隔を大きく設定する必要が無い。この点においても、外部電極蛍光ランプ20を用いた商品陳列台11の筐体の高さ方向寸法Hを低く抑えることが出来ると共に、発熱による陳列された商品への影響を考慮して配置や冷却方向を工夫する必要が無くなり、内部のスペース効率を更に、向上させることが出来る。
また、被覆リード線25,125は、長さを容易に変更可能である。しかも、この実施の形態では、前記防滴ソケット30,30を、前記左,右ハウジング部材17,17の発光体装着面17a,17aに添着するだけで容易に、各管体本体20a,20a間の間隔が調整されて、照明ムラの少ない高輝度で、大面積の商品陳列台11を得ることが出来る。
また、商品陳列台11や、ショーケース10等の大きさや形状に応じて、被覆リード線25,125の長さを変更するだけで、略施工が完了し、商品陳列台の造形の自由度を向上させることができる。
更に、この実施の形態では、前記被覆リード線25の導線25a部分を、前記リード線側シリコンカバー部材35の端部に突設形成されたリード線挿通穴部35c,35cから挿入するだけで、図6に示すように、前記抑え片33dの下端縁と前記導線用開口部33cの下縁との間に、この導線25a部分が介装されて係止されることにより抜け止めされる。
従って、外部電極蛍光ランプ20…の配列装着作業を容易に行うことができる。
このように、隣接配置される各外部電極23,23間の寸法に応じた長さの被覆リード線25又は、125を容易に装脱着できるので、例えば、蛍光灯の個別インバータ装置間を長い電線で接続し、余剰電線を束ねる際に発生する電流の漏れを考慮しなけれならない必要もない。
しかも、この実施の形態のショーケース10では、前記発光商品陳列台11の周囲が、左,右側壁面部10b,10b等によって囲まれていても、外部電極蛍光ランプ20…が、発熱しないため、各発光商品陳列台11の半透明の商品陳列面部18aに直接載置された陳列商品や、或いは、この陳列商品の周囲の雰囲気温度が上昇することがない。
このため、下方から商品を照明する等、所望の輝度によって商品を所望の角度から照明出来る。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
即ち、前記実施の形態では、薄板箱状の発光商品陳列台11に、複数本の外部電極発光体としての外部電極蛍光ランプ20…が、合計8本配列されるものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、正面視長方形、円形、楕円形等の異形のアクリル面材18等によって表示面が形成されるもの等であっても、前記外部電極蛍光ランプ20…が所定の間隔で、複数本並列されることにより、照明ムラが抑制されるバックライト21が構成されていれば、商品陳列台の形状、材質及び数量が特に限定されるものではない。
また、この実施の形態では、商品を主に載置する底面を構成する発光商品陳列台11に、前記外部電極蛍光ランプ20によって構成されるバックライト21を適用したものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、下側に向けて照光する天板や、或いは左,右側板等、半透明の商品陳列面部の裏面にバックライトを設けてなるもので有れば、どのような向きに配置されるものであってもよい。
この発明の最良の実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台で、全体の構成を説明する商品陳列台の斜視図である。 実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台で、アクリル面材を一部切り欠いた内部の構成を説明する平面図である。 実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台で、図1,2中A−A線に沿った一での断面図である。 実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台で、図3中B部の拡大断面図である。 実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台に用いる防滴ソケットの構成を説明する分解斜視図である。 実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台に用いる防滴ソケットで、図5中C−C線に沿った部分での断面図である。 実施の形態の外部電極発光体を用いた商品陳列台に用いる防滴ソケットの構成を説明し、リード線側シリコンカバー部材を外した正面図である。 実施の形態の外部電極発光体を用いた発光商品陳列棚を複数装着したショーケースの全体の構成を説明する斜視図である。 従来例の商品陳列棚の斜視図である。 従来例の商品陳列棚で、図9中D−D線に沿った位置での断面図である。
符号の説明
10 ショーケース
11 発光商品陳列台
15 インバータ装置
18 アクリル面材
18a 商品陳列面部
20 外部電極蛍光ランプ(外部電極発光体)
20a 管体本体
21 バックライト(面状発光部)
23,23 外部電極
25,125 被覆リード線
30 防滴ソケット
31 ソケット本体
33,33 端子
34 ランプ側シリコンカバー部材
35 リード線側シリコンカバー部材

Claims (4)

  1. 半透明の商品陳列面部の裏面にバックライトを設けてなる発光商品陳列台であって、
    前記バックライトは、長尺状の管体本体の外側面部に、各々外部電極が設けられた外部電極発光体を複数本、所定間隔で配列して、前記各外部電極間を、被覆リード線で接続することにより面状に発光する面状発光部を構成することを特徴とする外部電極発光体を用いた発光商品陳列台。
  2. 前記各外部電極間を接続する被覆リード線が、防滴ソケットを介して装脱着可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の外部電極発光体を用いた発光商品陳列台。
  3. 前記外部電極発光体は、少なくとも何れか一方の端部に設けられた外部電極に電圧を印可することにより発光するEEFL駆動方式の外部電極蛍光ランプにより構成されて、前記管体本体を一定間隔で、複数本並列して、面状発光部を構成すると共に、前記各端部間を前記被覆リード線で連結して、単一のインバータ装置で、並列駆動することを特徴とする請求項1又は2記載の外部電極発光体を用いた発光商品陳列台。
  4. 前記外部電極発光体を用いたバックライトを設けた発光商品陳列台を少なくとも底面部に設け、該発光商品陳列台の周囲を、少なくとも一側壁面部によって囲む棚部が設けられていることを特長とする請求項1乃至3のうち、何れか一項記載の商品陳列台を用いたショーケース。
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