JP2006166044A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報の消失を防ぐことである。
【解決手段】 イメージセンサ301により入力された画像情報を記憶するRAM304を備えた画像処理装置2において、PC4のバッテリ4Aから第1の直流電圧を受給可能なUSBインタフェース320を備え、PSU3が商用電源から入力される交流電圧から第2の直流電圧を生成し、画像メモリバックアップ回路319が検知する該生成する第2の直流電圧が所定電圧値以上である場合は前記第2の直流電圧がRAM304に供給されるよう制御し、第2の直流電圧が所定電圧より低い場合は第1の直流電圧がRAM304に供給するように制御する構成を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像情報を記憶する画像メモリを備える画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
従来、この種の画像処理装置、例えばFAX(ファクシミリ)機能を有するMFP(Multi Function Printer)などの画像処理装置でFAX受信した後に、印刷を行う前に停電があるとFAX受信画像データが画像メモリから失われるため、停電時に画像メモリに電源電力を供給するバッテリバックアップ回路を有するものがあった。
また、特許文献1には、データ通信時に、一方の電源供給側の装置からもう一方の電源受給側の装置へ電源電力を供給し、その相手側の装置の必要な部分の電源を立ち上げて装置内の状態をパワーマネージメント部にて検知し、その検知情報をデータI/F部を通して装置に送信し、記憶部に記憶するとともに、その記憶した状態情報に基づいて装置への電力供給を制御している。このように電源受給側の装置にACを入力しなくとも、USB(Universal Serial Bus)経由による給電を行い電源受給側の装置の状態を知るものがあった。
特開平10−164668号公報
しかしながら、上記従来例の停電時に画像メモリに電源電力を供給するバッテリバックアップ回路を有する画像処理装置では、バッテリバックアップ回路の2次電池などのバッテリ部品のコストがかかるという問題があった。
また、上記従来例の停電時に画像メモリに電源電力を供給するバッテリバックアップ回路を有する画像処理装置ではバッテリバックアップ回路の2次電池などの容量が停電時間を越えると画像メモリの画像データが失われるというという問題があった。
このように画像処理装置において、パワーユニットから供給される電源がAC電源の遮断、例えば停電等が発生した場合に、画像メモリに対する電源供給が危うくなる事態に際して、画像メモリへの電源のバックアップと画像メモリに記憶される情報のバックアップとは相互に連携を必要する技術的課題である。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は、画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報の消失を防ぐことである。
第2の目的は、画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報を外部装置へ転送するとともに、商用電源の障害が解消したことに応じて転送した画像情報を画像処理装置へ再転送することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
画像情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画像情報を記憶する揮発性記憶手段と、外部装置と通信するための通信手段であって、第1の直流電圧を受給可能な通信手段と、商用電源から入力される交流電圧から第2の直流電圧を生成する電圧生成手段と、前記電圧生成手段が生成する第2の直流電圧を検知する検知手段と、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧値以上である場合は前記第2の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御し、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧より低い場合は前記第1の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の画像処理方法は以下に示す構成を備える。
画像情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された画像情報を揮発性の記憶部に記憶する記憶ステップと、商用電源から入力される交流電圧から第1の直流電圧を生成する電圧生成部が生成する第1の直流電圧を検知する検知ステップと、前記検知ステップが検知した前記第1の直流電圧が所定電圧値以上である場合は前記第1の直流電圧が前記記憶部に供給されるよう制御し、前記検知ステップが検知する前記第1の直流電圧が所定電圧より低い場合は外部装置から入力される第2の直流電圧が前記記憶部に供給されるよう制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報の消失を防ぐことができる。
また、画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報を外部装置へ転送するとともに、商用電源の障害が解消したことに応じて転送した画像情報を画像処理装置へ再転送することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図であり、画像読取機能、画像形成機能、ファクシミリ機能、PCプリント機能等を備えてMFPとして動作する画像処理装置例に対応する。なお、画像処理装置2は、大別してメインコントローラ1とパワーサプライユニット(PSU)3とから構成されている。
図1において、301はイメージセンサで、イメージセンサ制御部308の指示に基づき、図示しないフィーダ装置から給送される原稿、または原稿台上に載置される原稿を露光して得られる反射画像を受光してアナログ画像信号として出力する。302はA/D変換部で、イメージセンサ301から出力されるアナログ画像信号を、所定ビットの画像データに変換して画像処理部303に出力する。
304はRAMで、画像メモリとして機能し、画像メモリバックアップ回路319により、画像メモリ304に記憶された画像データが消失しないように電力供給が制御される。なお、画像メモリバックアップ回路319は、PSU3からのDC電源で動作し、メインCPU307、ROM309、RAM305に所定レベルのDC電源を供給する。
309はROMで、メインCPU307により制御プログラムが読み出されて実行される。318はバックアップ回路で、PSU3から供給されるDC電源で動作し、SRAM317、RTC(Real Time Clock)316に所定レベルの電源を供給する。
320はUSBインタフェースで、USBケーブルを介して、例えば携帯可能なデータ処理装置(PC)と電源供給可能に接続されている。
310は通信部で、公衆電話網等を介してファクシミリ送受信処理を行う。306は記録処理部で、記録装置305の動作を制御する。314は操作部及びセンサ制御部で、操作部315に対する表示や操作部315からのキー指示、あるいは各種センサ311が検出するセンサ出力を受け付ける。313はモータ制御部で、記録装置305の記録処理に利用される各種のローラ系を駆動するモータ312の動作を制御する。
なお、PC4は、充電可能なバッテリ4Aからの電源で動作し、かつ、PC4が備えるUSBp−とに接続されるUSBケーブルを介してメインコントローラ1のUSBインタフェース320に電源を供給可能に構成されている。
さらに、上記構成を詳述すると、イメージセンサ301は、光源から原稿へ照射したその反射光を電気信号に光電変換する。A/D変換部302は、イメージセンサ301の出力信号のA/D変換を行う。画像処理部303は、A/D変換部302の出力信号に画像処理を施すものであり、シェーディング補正用の演算器、符号復号化処理部、画像データ蓄積用のメモリ、輝度濃度変換テーブル、光源点灯時間測定ブロック等を備えている。
RAM304は、画像処理部303で画像処理が施された画像データを記憶する。また、メインCPU307が画像処理装置を制御するための作業領域としても使用する。RTC316は、ファクシミリ動作や画像処理装置の時刻表示、時刻管理のため使用する。SRAM317は、画像処理装置の初期設定やファクシミリの電話番号データを保存する。SRAM・RTC用のバックアップ回路318は、AC電源が何らかの要因に基づき、遮断されているときに、時刻や初期設定や電話番号データが失われないよう内蔵する1次電池より電圧を供給してバックアップを行う回路である。
記録処理部306は、記録(画像形成)用画像処理を行う。記録装置305は、記録紙に対する画像の記録(画像形成)を行う。メインCPU307は、画像処理装置各部を制御する中央処理装置であり、ROM309に格納された或いは外部から供給される制御プログラムに基づき、図3に示すフローチャートに示す処理を実行する。
イメージセンサ制御部308は、光源制御信号、蓄積制御信号及びセンサ制御信号に基づき原稿を読み取るイメージセンサ301を制御する。ROM309は、本発明に係る画像処理装置における省エネ制御プログラムを含む各種の制御プログラムや固定データ(フォントデータを含む)を格納している。
通信部310は、画像処理装置と外部装置との間のデータ通信を制御する。ファクシミリ機能を有する場合、NCU(Network Controll Unit)、モデムを含み、ネットワーク接続機能を有する場合はNIC(Network Interface Card)を含んでいる。モータ312は、イメージセンサ301が固定されたキャリッジ703(図2参照)を駆動する。
モータ制御部313は、モータ312を駆動制御する。操作部及びセンサ制御部314は、操作部・センサ311に対する信号の入出力を制御する。の操作部315は、各種データ入力や各種設定を行うための入力手段、各種表示を行う表示手段を備えている。
上記構成を更に詳述すると、画像処理装置2の各々のブロック(イメージセンサ301等)には、PSU3(Power Supply Unit)からDC電源が供給されている。また、画像処理装置2の各々のブロックは、電気信号線により結合されており、データの伝送が可能であり、メインCPU307がROM309からプログラムを読み込み実行することにより制御されている。
画像処理装置2は、電源投入後に初期動作を行い、稼動状態に有る場合、画像処理装置2の操作部315をユーザが操作することによって、画像処理装置2が有するコピー機能やファクシミリ機能を使用したり、画像処理装置2における各種動作の設定モードを指示したりすることが可能である。
また、PC4とUSB I/F320を介して接続されている場合やネットワーク(通信回線5)と通信部310を介して接続されている場合、PC4よりプリントデータを受け取ることでPCプリンタとして動作する。
また、公衆電話網(PSTN)(Public Switched Telephone Network)(通信回線5)と通信部310を介して接続し、ファクシミリの送信・受信動作を行う事が可能である。
次に、通常の画像処理動作について説明する。
例えば、画像処理装置2で原稿から画像を読み取り記録紙上に画像を形成するコピーを行う場合を説明する。
ユーザが原稿を画像処理装置に積載し、操作部315よりコピーを指示する。なお、イメージセンサ301を固定したキャリッジは、モータに対しギヤ及びベルトで結合された可動式となっており、メインCPU307はキャリッジを白基準板まで搬送し黒シェーディング及び白シェーディング用のデータを取得する。
本実施形態では、原稿の長手方向の先端から終端までを600dpiの密度で読み取る。イメージセンサ301の出力をA/D変換部302でA/D変換し得られた10bitの読み取り値を、画像処理部303内の演算器により白シェーディング補正及び黒シェーディング補正用として保存する。
シェーディング補正データ取得後に、キャリッジをホームポジションまで搬送したのち、再度キャリッジを原稿方向に搬送する。クロックにて計時を行い、所定時間経過すると、メインCPU307が原稿先端位置にイメージセンサ301が達したと判断し、イメージセンサ301による読取処理を開始する。
イメージセンサ301で読取られた1ライン分の読み取り値を、それぞれ対応する同画素位置の上記白シェーディング補正値及び黒シェーディング補正値を用いて次式で正規化し、処理階調数(例えば8bit階調)を積算して、それぞれの画素の輝度とする。
輝度値=155×(読み取り値−黒シェーディング値)/(白シェーディング値−黒シェーディング値)
上記演算で得られた輝度値を濃度値に変換する際は、輝度濃度変換テーブル(図示略)を参照して、得られた輝度値を対応する濃度値に変換する。
そして、濃度値に対し多値→2値化処理を行う。様々な多値→2値化処理法があるが、誤差拡散法では、注目画素の濃度値に対し、階調の真ん中の値(256階調なら127)を閾値として、閾値以上なら黒と判断し、閾値以下なら白と判断する。その際に注目画素の濃度値と黒(濃度255)または白(濃度0)との濃度値の差を誤差として、周囲の画素に一定配分で振り分けながら2値化処理を行う。得られた2値画像データを、画像処理装置から外部装置に送信するための通信用の画像データや、画像処理装置における記録(画像形成)処理用の画像データとして使用する。
本例では、A4サイズ1ページ分の画像データをRAM304に蓄積する。即ち、画像処理部303において処理された600×600dpiの画像データをRAM304に蓄積する。RAM304に画像データを蓄積する際、及びRAM304から画像データを記録処理部305へ転送する際に、適切な圧縮・展開方法で、画像データの圧縮・展開を行うことも可能である。画像データをRAM304から記録処理部305へ転送し、記録処理部306で記録用画像処理を行った後、記録装置305で記録紙に画像の記録を行う。記録処理部306では、1200×1200dpiの画像データに変換し、スムージング処理を行う。
記録装置305が、例えばレーザビームプリンタである場合、記録処理部306から伝送された画像データに従い、レーザビームプリンタ内のレーザ発生装置のレーザビームをON/OFFする。レーザビームプリンタ内のポリゴンミラーは一定速度で回転するよう制御されており、レーザビームをポリゴンミラーにより反射させ、帯電器により帯電された感光ドラム上の主走査方向へ照射し、照射された点のみ帯電が中和されることにより、主走査1本分の静電潜像を形成する。感光ドラム上に形成された静電潜像に対し現像器によりトナーを付着させ、転写器により記録紙上にトナーを転写し、除電針にて記録紙を分離した後、定着器により記録紙上のトナーを定着させる。また、記録紙上へのトナーの転写後、感光ドラム上に残ったトナーをクリーナブレードにより除去する。この手順により記録紙へ印字が行われる。
次に、画像処理装置2でファクシミリ通信を行う場合を説明する。
本例ではA3サイズ1ページ分の画像データをRAM304に蓄積する。画像処理部303において縦横変換を行った後、600×600dpiの画像データを、ファインモードでは8pel×7.7mm/linesの解像度に変換する。その後、画像データを画像処理部303内の符号復号化処理部に転送し、MR(Modified Read)(k=8)で符号化した後、符号化された画像データをRAM304に蓄積する。
メインCPU307は、通信部310内に存在するNCU(Network Control Unit)を制御し、公衆電話網を経由して指定された電話番号の相手機ファクシミリへ発呼し、接続を試みる。本画像処理装置が指定された電話番号の相手機ファクシミリと接続されれば、ITU(International Telecommunication Union)−T(Telecommunication Standardization Sector)(国際電気通信連合電気通信標準化部門)のT.30勧告の手順に従い適切なファクシミリ通信を行う。その際、画像データをRAM304から画像処理部303内の符号復号化処理部に転送した後、生画像データに変換し、再度、相手機ファクシミリに応じた符号化を行い、通信部310内に存在するモデムへ符号化データを転送する。モデムは、符号化データの変調を行い、公衆電話網を介して相手機ファクシミリへ画像データを送信する。受信では、通信部310内の呼び出し信号検知回路で呼び出し信号を検知すると、通信回線5と回線を接続し、ITU−TのT.30勧告の手順に従い適切なファクシミリ通信を行い、画像データを画像メモリに蓄積し、印刷を行う。
図2は、図1に示した画像処理装置2の各部の電源供給状態を説明するタイミングチャートである。
図3は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示するフローチャートであり、停電時の画像メモリ319に対するバックアップ制御手順に対応する。なお、S301〜S311は各ステップを示す。また、各ステップは、メインCPU307がROM309等のメモリからプログラムをロードして実行することで実現される。
また、USBケーブルが挿入されており、PC4の電源がオフ、画像処理装置2の電源がオフである状態とする。
先ず、PC4と画像処理装置2の電源をオンして、AC電源を入力する(S301)。PC4はAC電源により電力が供給され、起動処理を行い、通常動作状態となる。画像処理装置2が起動後、USBにより画像処理装置と通信を行い印刷できる状態となる(S302)。
次に、画像処理装置2はAC電源により電源電力が供給され、画像処理装置2のメインコントローラ1にAC電源よりPSU3が生成したDC電圧を供給する。そして、記録装置305にPSU3からヒータ用ACが供給される。画像処理装置2の内部のその他の負荷(図1に示すモータ312と操作部315とセンサ311とイメージセンサ301と記録装置305)にメインコントローラ1を経由して、所定レベルのDC電圧が供給される。
例えばPSU3がDC電圧として+5V、+3.3V、+24V、+12Vが供給できるように構成されている。例えば、画像処理部303、RAM304、記録処理部306、メインCPU307、ROM309、RTC316、SRAM317、SRAM・RTCバックアップ回路318、画像メモリバックアップ回路319に対しては+3.3Vを供給し、記録装置305には+3.3Vと+24Vと、ACを供給する。
また、イメージセンサ301、A/D変換部302、イメージセンサ制御部308、センサ311、操作部及びセンサ制御部314、USB I/F320に対しては、+3.3Vと+5Vを供給し、通信部310に対しては、+3.3Vと+5Vと+12Vとを供給し、モータ312、モータ制御部313に対しては+5Vと+24Vを供給する。
画像メモリバックアップ回路319は、AC電源の供給が遮断されているときに、画像メモリを含むRAM304へのバックアップを行う回路である。また、メインコントローラ1のリセット回路も兼ねている。
すると、メインコントローラ1内のDC電圧が上昇し、画像メモリバックアップ回路319が既定のリセット電圧を検知すると、メインコントローラ1をリセットするため、メインCPU307へリセット信号を発行する。
メインCPU307は、メインコントローラ1で接続されているLSI、ASIC、制御部、処理部をリセットする。同時に、画像メモリバックアップ回路319があるしきい値以下(このしきい値はリセット電圧より高く設定される)にDC電圧が低下したことを検知して、メインCPU307へNMI(Non Maskable Interrupt)を発行するが、リセット状態であるのでNMI処理は行われない。
SRAM・RTCバックアップ回路318は、DC電圧が既定値を超えたことを検知して、SRAM・RTCバックアップ回路318に内蔵する1次電池318AからSRAM317、RTC316へ供給していた電圧をPSU3からのDC電圧を供給するよう切り替える。
なお、バックアップ時のRAM304の消費電力は現行品のローパワータイプの64MbitSDRAMで構成した場合、1ヶ当たり400uAと、バックアップ時のRTC316とSRAM317の現行品の消費電流1.2uA+2uA=3.2uAより大幅に大きいため、SRAM・RTCバックアップ回路318内蔵の1次電池318AでRAM304をバックアップすると、RTC316とSRAM317のバックアップ時間が短縮され、かつ1次電池318Aは充電できないため、それを行う事はメリットが少ないため行わない。
そして、画像メモリバックアップ回路319は、DC電圧が既定値を超えたことを検知して、RAM304へ供給する電圧が無かったため電圧を供給していなかったのを、PSU3からのDC電圧を供給するよう切り替える。
リセット解除後、メインCPU307がROM309からプログラムを読み込み実行する。そして、メインCPU307は画像処理装置2のすべてのハードウェアの初期設定を行う。
その時、USB I/F320、及びUSB I/F320内部に存在するUSBバスパワー検知部も初期化される(S303)。
次に、初期化が終了後、画像処理装置2は通常動作モードで動作する。
この状態であれば、画像処理装置2としてのすべての機能が使用でき、例えばコピー、ファクシミリ、PCプリンタ、スキャナ、メール機能等が使用できる。そして、起動して稼動状態にあるPC4と画像処理装置2はこの状態でUSBケーブルを挿入され、D+信号とD−信号がUSB I/F320に入力されUSBの初期化を行い、データ通信を行いプリントできる状態にある。
そのとき、USBケーブルのVBUSとGNDがUSB I/F320に入力され検知されるので、バスパワーが検知される。そして、FAXの受信動作が終了して印刷できる状態にあったとする。
そのときに、例えば停電が発生したとすると、該停電により、PC4と画像処理装置2へのAC供給は遮断されるため、この結果、PSU3からのDC電圧は、図2に示すように徐々に低下しは始める(S305)。
すると、メインコントローラ1内のDC電圧が低下し、画像メモリバックアップ回路319があるしきい値TH以下(このしきい値THはリセット電圧より高く設定される)にDC電圧が低下したことを検知して、メインCPU307へNMIを発行する。すると、メインCPU307は、NMI処理へ移行する(S306)。
そして、このNMI処理では、RTC316やSRAM317やRAM304等へのアクセスを停止し、RTC316やSRAM317を省電力動作へ移行させ、RAM304をセルフリフレッシュモードなどの省電力動作へ移行させる(S307)。
そして、メインCPU307は、USB I/F320でPC4よりUSBバスパワーが検知できるかを判断し、USBバスパワーが検知できると判断した場合、ステップS309へ移行する。
なお、PC4が起動中で無い場合、又はUSBバスパワーが遮断されている場合、あるいはUSBケーブルが抜けている場合は、ステップS308で、バスパワーが検知できないので、ステップS310へ移行する。
そして、ステップS309では、USBバスパワーが検知できるので、USB I/F320よりバスパワーを画像メモリバックアップ回路319へ供給する。
なお、バスパワーは+5Vなので、画像メモリバックアップ回路319内の3端子レギュレータやDC−DCコンバータ等で+3.3Vへ変換する。
そして、画像メモリバックアップ回路319は、DC電圧があるしきい値TH以下(このしきい値はリセット電圧より高く設定される)に低下したことを検知して、PSU3からのDC電圧を供給していたのを、バスパワーを+3.3Vに変換した電圧をRAM304(画像メモリ含む)へ供給するようDC電源供給状態を切り替え制御し、RAM304のバックアップを行う。
その後、画像メモリバックアップ回路319が既定のリセット電圧を検知すると、メインコントローラ1をリセットするため、メインCPU307へリセット信号を発行する。
また、SRAM・RTCバックアップ回路318は、DC電圧が既定値以下になったことを検知して、PSU3からのDC電圧をSRAM317、RTC316へ供給していたのをSRAM・RTCバックアップ回路318に内蔵する1次電池318Aから供給するよう切り替える。そして、ステップS311へ移行する。
一方、ステップS308で、バスパワーが検知できない場合、画像メモリバックアップ回路319は、DC電圧があるしきい値以下(このしきい値はリセット電圧より高く設定される)に低下したことを検知しても、バスパワーを+3.3Vに変換した電圧をRAM304(画像メモリ含む)へ供給できないので、PSU3からのDC電圧が低下するとRAM304の内容は失われる。
その後、画像メモリバックアップ回路319が既定のリセット電圧を検知すると、メインコントローラ1をリセットするため、メインCPU307へリセット信号を発行する。
またSRAM・RTCバックアップ回路318は、DC電圧が既定値以下になったことを検知して、PSU3からのDC電圧をSRAM317、RTC316へ供給していたのをSRAM・RTCバックアップ回路318に内蔵する1次電池318Aから供給するよう切り替える。そして、ステップS311へ移行する。
一方、停電が復旧してAC電源の供給が再開されるまで、ステップS311が繰り返される。
その間、PC4のバッテリ4Aより、USB経由でバスパワーを画像処理装置2に供給して、RAM304のバックアップを行う。そして、AC供給が再開されると、通常の電源オンと同様に初期化処理を行うため、ステップS311からステップS303へ戻る。
その際、RAM304の内容がバックアップされているかをチェックサム等を計算することで検出し、RAM304の内容が破壊されていれば内容をクリアして利用し、バックアップされていれば、画像メモリ内にある画像データを印刷するなどの復旧処理を行う。このように画像メモリバックアップ回路319より2次電池等の部品が無くても停電時の画像メモリのバックアップが可能となる。
〔第2実施形態〕
上記実施形態では、AC電源からの電力供給が停電等で遮断された場合に、PC4のバッテリ4AからUSBケーブルを介して画像メモリバックアップ回路319に対して規定のDC電圧を供給することで、画像メモリのバックアップを行う場合について説明したが、画像メモリ内の情報をバックアップする場合、画像メモリそのものへのDC電源供給に代えて、例えばDC電源を内蔵するメモリデバイスの接続状態を検知して、接続されていることを検知した場合には、当該メモリデバイスに画像メモリの内容を転送するように制御することで画像メモリのバックアップを実現するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図4において、40はUSBフラッシュメモリで、バッテリ(USBフラッシュメモリ40内)401、USBフラッシュメモリコントローラ402、フラッシュメモリ403、USB I/F(USBフラッシュメモリ40内)404を備えている。USBフラッシュメモリコントローラ402によって、USB I/F(USBフラッシュメモリ40内)404経由での通信制御を行い、またフラッシュメモリ403のリードライトアクセス制御を行い、またバッテリ(USBフラッシュメモリ40内)401の制御を行う。
図5は、図4に示した画像処理装置2の各部の電源供給状態を説明するタイミングチャートである。
図6は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、停電時の画像メモリ319に対するバックアップ制御手順に対応する。なお、S601〜S609は各ステップを示す。また、各ステップは、メインCPU307がROM309等のメモリからプログラムをロードして実行することで実現される。なお、現在画像処理装置は、USB I/F320が図1に示したPC4と接続された状態で、PC4が稼動状態にあり、画像処理装置2の電源がオフである状態とする。
先ず、画像処理装置2の電源をオンして(S601)、AC電源から電力が供給されると、画像処理装置2はAC電源により電源電力が供給され、画像処理装置2のメインコントローラ1にAC電源より生成したPSU3からDC電圧を供給する。
そして、記録装置305にPSU3からヒータ用ACが供給される。画像処理装置の内部のその他の負荷(図2中のモータ312と操作部315とセンサ311とイメージセンサ301と記録装置305)にメインコントローラ1を経由して電圧が供給される。
例えばPSU3がDC電圧として+5V、+3.3V、+24V、+12Vが供給できるように構成されている。例えば、画像処理部303、RAM304、記録処理部306、メインCPU307、ROM309、RTC316、SRAM317、SRAM・RTCバックアップ回路318、画像メモリバックアップ回路319に対しては+3.3Vを供給し、記録装置305には+3.3Vと+24Vと、ACを供給する。
また、イメージセンサ301、A/D変換部302、イメージセンサ制御部308、操作部及びセンサ311、操作部及びセンサ制御部314、USB I/F320に対しては、+3.3Vと+5Vを供給し、通信部310に対しては、+3.3Vと+5Vと+12Vとを供給し、モータ312、モータ制御部313に対しては+5Vと+24Vを供給する。
そして、画像メモリバックアップ回路319は、AC電源が遮断されているときに、画像メモリを含むRAM304へのバックアップを行う回路であり、メインコントローラ1のリセット回路も兼ねている。
するとメインコントローラ1内のDC電圧が上昇し、画像メモリバックアップ回路319が既定のリセット電圧を検知すると、メインコントローラ1をリセットするため、メインCPU307へリセット信号を発行する。これに応じて、メインCPU307はメインコントローラ1で接続されているLSI、ASIC、制御部、処理部をリセットする。同時に、画像メモリバックアップ回路319があるしきい値TH以下(このしきい値THはリセット電圧より高く設定される)にDC電圧が低下したことを検知して、メインCPU307へNMI(Non Maskable Interrupt)を発行するが、リセット状態であるのでNMI処理は行われない。
この時、SRAM・RTCバックアップ回路318は、DC電圧が既定値を超えたことを検知して、SRAM・RTCバックアップ回路318に内蔵する1次電池318AからSRAM317、RTC316へ供給していたDC電圧をPSU3からのDC電圧を供給するよう切り替える。
なお、バックアップ時のRAM304の消費電力は、現行品のローパワータイプの64MbitSDRAMで構成される場合、1ヶ当たり400uAと、バックアップ時のRTC316とSRAM317の現行品の消費電流1.2uA+2uA=3.2uAより大幅に大きいため、SRAM・RTCバックアップ回路318内蔵の1次電池318AでRAM304をバックアップするとRTC316とSRAM317のバックアップ時間が短縮され、かつ1次電池318Aは充電できないため、それを行う事はメリットが少ないため行わない。
そこで、画像メモリバックアップ回路319は、DC電圧が既定値を超えたことを検知して、画像メモリバックアップ回路319に内蔵する2次電池319AよりRAM304へ電源電圧を供給していたのを、PSU3からのDC電圧を供給するよう切り替える。
そして、2次電池319Aへの充電を開始する。リセット解除後、メインCPU307がROM309からプログラムを読み込み実行する。そして、メインCPU307は画像処理装置2のすべてのハードウェアの初期設定を行う。その時、USB I/F320、及びUSB I/F320内部に存在するUSBバスパワー検知部も初期化される。
次に、画像処理装置2が起動後初期化を行い、USB I/F320により図1に示したPC4と画像処理装置2とが通信を行い印刷できる状態となる(ステップS602)。
そして、初期化が終了後、画像処理装置は通常動作モードで動作する(603)。この状態であれば、画像処理装置としてのすべての機能が使用できる。例えばコピー、ファクシミリ、PCプリンタ、スキャナ、メール機能等が使用できる。起動して稼動状態にあるPC4と画像処理装置2はこの状態でUSBケーブルで接続され通信を行いプリントできる状態にある。そして、FAXの受信動作が終了して印刷できる状態にあったとする。
そのような状態で、停電が発生したとすると、該停電により、PC4と画像処理装置2へのAC供給は遮断され(S604)、PSU3からのDC電圧は、図5に示すように低下し始める。
これにより、メインコントローラ1内のDC電圧が低下し、画像メモリバックアップ回路319があるしきい値TH以下(このしきい値THはリセット電圧より高く設定される)にDC電圧が低下したことを検知してメインCPU307へNMIを発行する(S605)。これにより、メインCPU307はNMI処理へ移行する。
当該NMI処理では、RTC316やSRAM317やRAM304等へのアクセスを停止し、RTC316やSRAM317を省電力動作へ移行させ、RAM304をセルフリフレッシュモードなどの省電力動作へ移行させる。
また、画像メモリバックアップ回路319は、DC電圧があるしきい値TH以下(このしきい値はリセット電圧より高く設定される)に低下したことを検知して、PSU3からのDC電圧を供給していたのを、内蔵する2次電池319Aより電源電圧をRAM304(画像メモリ含む)へ供給するよう切り替え、RAM304のバックアップを行うとともに、2次電池319Aへの充電を停止する。その後、画像メモリバックアップ回路319が既定のリセット電圧を検知すると、メインコントローラ1をリセットするため、メインCPU307へリセット信号を発行する。
またSRAM・RTCバックアップ回路318は、DC電圧が既定値以下になったことを検知して、PSU3からのDC電圧をSRAM317、RTC316へ供給していたのをSRAM・RTCバックアップ回路318に内蔵する1次電池318Aから供給するよう切り替える省電力モードへ移行する(S606)。
そして、USB I/F320より、USBバスパワーが検知できる場合は、USBバスパワーを用いUSB I/F320にて、コンフィグレーションを行い、USBに何が接続されているかを認識して(S607)、接続されているのがUSBフラッシュメモリ4でかつ、バックアップ未実行であることを識別できるようフラッシュメモリに書き込んであるデータがバックアップ未実行を示していると判断した場合は、USB I/F320より画像メモリバックアップ回路319へ出力されるバックアップモード移行信号をHighレベルにして、ステップS608へ移行する。
なお、バックアップモード移行信号は通常Lowレベルにセットされている。
一方、ステップS607で、接続されているのがUSBフラッシュメモリ40ででないと判断した場合は、何も行わずステップS609へ移行する。
現在はUSB I/F320はPCと接続されており、バッテリ4Aを有するPC4であればバスパワーが供給されるが、USBフラッシュメモリではないので、ステップS609へ移行する。
なお、バッテリの無いPC4であればUSBバスパワーが供給されないので、コンフィグレーションを行わずに、ステップS609へ移行する。
ここで、ユーザが、PC4のUSBケーブルを本体から抜いて、バッテリ401を有するUSBフラッシュメモリ40をUSB I/F320に接続すると、ステップS608へ移行する。
そして、ステップS608では、USBバスパワーが供給されるので、USB I/F320よりバスパワーを画像メモリバックアップ回路319へ供給する。
なお、本実施形態において、バスパワーは+5Vなので、画像メモリバックアップ回路319内の3端子レギュレータやDC−DCコンバータ等で必要に応じて+3.3Vへ変換して、メインCPU307やROM309や他の部分へ電源を供給する。
また、USBバスパワーより供給できる電流は最大500mAであり、それ以下で動作するようシステムは構成される。なお、記録装置305や通信部310は動作させないので、その部分で必要とする+24Vや+12VやACは供給しないが問題はない。
これにより、バスパワーを検知して画像メモリバックアップ回路319からメインCPU307に対してリセット信号が発生し、リセット解除されたときに、USB I/F320よりメインCPU307に出力されるバックアップモード移行信号がHighかLowレベルかによって、画像メモリをバックアップするか否かを決定する。
この時点で、バックアップモード移行信号がHighであるので、メインCPU307よりRAM304をリードしてUSB I/F320経由で、画像データをUSBフラッシュメモリ40へ転送する。
なお、USBフラッシュメモリ40はUSBフラッシュメモリコントローラ402により制御されており、USB I/F(USBフラッシュメモリ40内)404より転送されてきた、画像データをフラッシュメモリ403へライトする。
画像メモリの内容をすべてUSBフラッシュメモリ40へバックアップすると、USB I/F320より出力されるバックアップモード移行信号をLowレベルにセットする。
そして、USBフラッシュメモリ40はバックアップ済みであることを識別できるようフラッシュメモリにライトを行い、バスパワーを遮断して、サスペンドモードへ移行し、バッテリの消耗を防ぐ。
これにより、画像メモリバックアップ回路319があるしきい値TH以下(このしきい値はリセット電圧より高く設定される)にバスパワーが低下したことを検知して、メインCPU307へNMIを発行する。NMI処理では、RTC316やSRAM317やRAM304等へのアクセスを停止し、RTC316やSRAM317を省電力動作へ移行させ、RAM304をセルフリフレッシュモードなどの省電力動作へ移行させる。
そして、画像メモリバックアップ回路319は、バスパワーからメインCPU307やROM309や他の部分への電源供給していたのを、内蔵する2次電池319Aより電源電圧をRAM304(画像メモリ含む)へ供給するよう切り替え、RAM304のバックアップを行う。その後、画像メモリバックアップ回路319がバスパワー電圧の低下により既定のリセット電圧を検知すると、メインコントローラ1をリセットするため、メインCPU307へリセット信号を発行する。
そして、画像処理装置2の処理はステップS609へ移行し、停電が復旧しAC供給が再開されたかにより次の処理が異なる。
ここで、AC供給が再開されたと判断した場合は、通常の電源オンと同様に初期化処理を行うためステップS602へ戻る。一方、再開されないと判断した場合は、ステップS607へ戻る。
なお、停電時間が2次電池319Aの容量を超えると、RAM304へ供給される電源電圧は低下しRAM304の内容は失われるが、その前にUSBフラッシュメモリ40に画像データをバックアップしていれば良い。
このようにしてAC供給が再開されると、処理はステップS602へ戻り、その際、RAM304の内容がバックアップされているかチェックサム等を計算することで検出し、RAM304の内容が破壊されていれば内容をクリアして利用し、バックアップされていれば、画像メモリ内にある画像データを印刷するなどの復旧処理を行う。
また、画像データをバックアップ済みのUSBフラッシュメモリ40をUSB I/F320に接続しておくと、初期化時にUSB I/F320で通信を行い、画像データバックアップ済みUSBフラッシュメモリ40である事を認識すると、メインCPU307がバックアップされた画像データをUSBフラッシュメモリ40より読み出して、USB I/F320を経由してRAM304に転送し、画像データを印刷するなどの復旧処理を行うことが可能となる。
そして、正常に印刷されたことをユーザが確認した後、ユーザが操作部315より操作することでUSBフラッシュメモリ40の内容を消去し、バックアップ済みかバックアップ未実行かを示す識別するようフラッシュメモリに書き込んであるデータをバックアップ未実行に書き戻す。
これにより、画像メモリに記憶された情報が、停電等によりAC電源が遮断されるような事態が発生しても、バッテリ内容のUSBフラッシュメモリ40を装着することで、画像メモリの情報をバックアップした後、メインコントローラ1の動作が停止することとなり、画像メモリの情報が消失してしまう事態を確実に防止できる。
なお、画像メモリに記憶された情報をUSBフラッシュメモリ40に転送する際に、USBフラッシュメモリ40のメモリ容量に応じて、画像メモリに記憶されている情報中からバックアップすべき情報を選別してUSBフラッシュメモリ40に転送制御するように構成してもよい。
そして、電源復旧後、USBフラッシュメモリ40のバックアップ状態を検知して、その旨を印刷ジョブの要求者等にネットワークを介して通知するように制御してもよい。
さらには、中断される印刷状態等を合わせてUSBフラッシュメモリ40に転送して、電源復旧後、残存している印刷処理のみを再開できるように制御してもよい。
以下、図7に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図7は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜6について説明する。
〔実施態様1〕
画像情報を入力する入力手段(図1に示すイメージセンサ301)と、前記入力手段により入力された画像情報を記憶する揮発性記憶手段(図1に示すRAM304)と、外部装置と通信するための通信手段(図1に示す図1に示すUSBインタフェース320)であって、第1の直流電圧を受給可能な通信手段と、商用電源から入力される交流電圧から第2の直流電圧を生成する電圧生成手段(図1に示すPSU3)と、前記電圧生成手段が生成する第2の直流電圧を検知する検知手段(図1に示す画像メモリバックアップ回路319)と、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧値以上である場合は前記第2の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御し、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧より低い場合は前記第1の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御する制御手段(図1に示す画像メモリバックアップ回路319)とを有することを特徴とする画像処理装置。
これにより、画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報の消失を防ぐことができる。
〔実施態様2〕
前記制御手段は、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧より低い場合は前記第1の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御するとともに、前記記憶手段に記憶される画像情報を前記通信手段により外部装置へ転送するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
これにより、画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報を外部装置へ転送するとともに、商用電源の障害が解消したことに応じて転送した画像情報を画像処理装置へ再転送することができる。
〔実施態様3〕
前記制御手段は、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が前記所定電圧より低い電圧値から前記所定電圧以上の電圧値に変化したことに応じて、前記外部装置へ転送させた前記画像情報を前記記憶手段に再転送するよう制御することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
これにより、電源復旧後、電源障害時に記憶されていた情報をメモリデバイスから読み出して正常な画像処理を再開できる。
〔実施態様4〕
前記通信手段は、USBインタフェースを介して通信することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
これにより、汎用性の高いUSBインタフェースを備えて電池で動作可能なデータ処理装置あるいは電池を内蔵するUSBフラッシュメモリからのDC電源を画像メモリのバックアップもしくは画像メモリのデータのバックアップを自在に行うことができる。
〔実施態様5〕
前記通信手段に接続される外部装置が前記第1の直流電圧を供給可能であるかどうかを判別する判別手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の画像処理装置。
これにより、パワーユニットからの電源供給が停止する前に、画像メモリのバックアップあるいは画像メモリのデータバックアップを確実に行うことができる。
〔実施態様6〕
画像情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された画像情報を揮発性の記憶部に記憶する記憶ステップと、商用電源から入力される交流電圧から第1の直流電圧を生成する電圧生成部が生成する第1の直流電圧を検知する検知ステップと、前記検知ステップが検知した前記第1の直流電圧が所定電圧値以上である場合は前記第1の直流電圧が前記記憶部に供給されるよう制御し、前記検知ステップが検知する前記第1の直流電圧が所定電圧より低い場合は外部装置から入力される第2の直流電圧が前記記憶部に供給されるよう制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
これにより、画像情報を記憶する揮発性の記憶手段を有する画像処理装置において、商用電源に障害が発生した場合であっても、適切に記憶手段に記憶されている画像情報の消失を防ぐことができる。
さらに、上記各実施形態または実施態様によれば、あらかじめ画像メモリをバックアップするための電池を備えていなくても、電源障害時に画像メモリの情報を安全にバックアップできる安価なメモリシステムを構築できる。
さらに、画像メモリのバックアップ機能が停止してしまう前に、画像メモリの情報が消失してしまう事態を確実に回避して、電源復旧後、電源障害時に記憶されていた情報をメモリデバイスから読み出して正常な画像処理を再開できる。
また、パワーユニットが回復した後は、パワーユニットからのDC電源により画像メモリのバックアップ処理に移行することができる。
さらに、画像処理装置内の内部バスを介してDC電源をバックアップ手段に容易に供給することができる。
また、汎用性の高いUSBインタフェースを備えて電池で動作可能なデータ処理装置あるいは電池を内蔵するUSBフラッシュメモリからのDC電源を画像メモリのバックアップもしくは画像メモリのデータのバックアップを自在に行うことができる。
また、パワーユニットからの電源供給が停止する前に、画像メモリのバックアップあるいは画像メモリのデータバックアップを確実に行うことができる。
本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した画像処理装置の各部の電源供給状態を説明するタイミングチャートである。 本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示するフローチャートである。 本発明の第2実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図である。 図4に示した画像処理装置の各部の電源供給状態を説明するタイミングチャートである。 本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
1 メインコントローラ
2 画像処理装置
3 PSU
304 RAM
307 メインCPU
309 ROM

Claims (6)

  1. 画像情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された画像情報を記憶する揮発性記憶手段と、
    外部装置と通信するための通信手段であって、第1の直流電圧を受給可能な通信手段と、
    商用電源から入力される交流電圧から第2の直流電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記電圧生成手段が生成する第2の直流電圧を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧値以上である場合は前記第2の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御し、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧より低い場合は前記第1の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が所定電圧より低い場合は前記第1の直流電圧が前記記憶手段に供給されるよう制御するとともに、前記記憶手段に記憶される画像情報を前記通信手段により外部装置へ転送するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記検知手段が検知する前記第2の直流電圧が前記所定電圧より低い電圧値から前記所定電圧以上の電圧値に変化したことに応じて、前記外部装置へ転送させた前記画像情報を前記記憶手段に再転送するよう制御することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記通信手段は、USBインタフェースを介して通信することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 前記通信手段に接続される外部装置が前記第1の直流電圧を供給可能であるかどうかを判別する判別手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の画像処理装置。
  6. 画像情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力された画像情報を揮発性の記憶部に記憶する記憶ステップと、
    商用電源から入力される交流電圧から第1の直流電圧を生成する電圧生成部が生成する第1の直流電圧を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップが検知した前記第1の直流電圧が所定電圧値以上である場合は前記第1の直流電圧が前記記憶部に供給されるよう制御し、前記検知ステップが検知する前記第1の直流電圧が所定電圧より低い場合は外部装置から入力される第2の直流電圧が前記記憶部に供給されるよう制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
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