JP2006165686A - 通信端末装置、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末装置、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 新しいネットワークが追加されても、通信効率の良い通信時間の配分となるように、通信停止期間の調停を行う。
【解決手段】 複数のネットワーク106〜108と接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置100,102,103と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が動的に増減可能であるネットワークカメラ101において、接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、所定の周期内において順番に連続して通信を行う通信手段を備える。一方、接続されるネットワークの数が増減したとき、各ネットワーク対応装置における通信に関わるタイミングを決定し、この決定された各通信タイミングを対応のネットワーク対応装置に通知するとともに、前記決定された各通信タイミングに従い、前記通信手段を動作させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信端末装置、通信制御方法、及びプログラムに関し、特に、複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が動的に増減可能である通信端末装置、該通信端末装置に適用される通信制御方法、及び該通信制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
近年、オフィスや家庭などで用いられるデジタル無線通信技術分野においては、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802委員会の802.11ワーキンググループによってIEEE802.11規格群として標準化されている無線LANや、Bluetooth SIG(Special Interest Group)によって規格化されているBluetooth等が実用化され、これによって様々な製品が市場に出されている。
この無線LANでは、複数の通信機器間でLAN(Local Area Network)を介さずに直接通信を行うアドホックモードと、LANに接続されるアクセスポイントを介して通信機器が通信を行うインフラストラクチャモードが定義されている。
アドホックモードで動作する無線LAN機器には、自立分散制御(DCF:Distributed Coordination Function)による無線チャネルアクセス方式が用いられ、またCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)アクセス制御方式が用いられている。
また、インフラストラクチャモードで動作する無線LANでは、アドホックモードと異なり、アクセスポイント等の基地局による集中制御(PCF:Point Coordination Function)により各通信機器のアクセス制御を実現している。PCFでは、接続通信機器のアクセス時に機器間の競合を回避するCFP(Contention Free Period)と、各機器が競合を許容し任意のタイミングでフレーム転送を行うCF(Contention Period)を設け、CFP期間では、登録されている通信機器に対してポーリングによる各機器の送信制御をおこない、CF期間では、CSMA/CAによるアクセス制御を行っている。
更に、現在IEEE802.11のタスクグループeでは、インフラストラクチャモードで同一アクセスポイントに接続されている通信機器間を、アクセスポイントを経由することなく直接通信するDLP(Direct Link Protocol)が検討されており、インフラストラクチャモードで動作しネットワークアクセスしている通信機器が特定の通信機器とも直接通信を行うことが可能となる。
一方、Bluetoothでは、通信タイミングならびに通信機器のアクセス制御を行うためのポーリング制御を行うマスタと、このマスタからの信号に従って通信を行うスレーブとにより構成され、1台のマスタと最大7台のスレーブとにより構成されるピコネットを形成することができる。Bluetoothにおいて通信機器がLANへ接続させる場合には、アクセスポイントがマスタとなり、ネットワークに接続される通信機器がスレーブとなる。またBluetoothでは、無線LANで検討されているDLPと同様の構成を実現する手段を有しており、例えばアクセスポイント(1つのピコネット)に接続している通信機器が他のピコネット(例えばPCのような通信機器との新たなピコネット)に参加するために、ピコネットを制御しているマスタ(この場合はアクセスポイント)との通信で一時的に間欠受信を行う省電力モードに移行することにより、アクセスポイントとの接続を開放し、他のピコネットの通信タイミングに切換えて通信を行う構成(スキャタネット)が定義されている。
特開平8-147178号公報
しかしながら、上記背景技術における無線LANのアドホックモードでは、1台の通信機器(以下「端末1」という)と複数の通信機器とが各々通信を行う場合、各通信機器はCSMA/CAによるアクセス制御により任意のタイミングでデータ伝送を行うことから、端末1に対して各通信機器から大量のデータを転送する場合に、無線通信チャネル上で競合が発生する確率が増加し、スループットの低下を招くと言った問題がある。
また1つの通信機器から大量のデータを送信し、他方の通信機器からは少量のデータを転送する場合においても、無線通信チャネル上での競合が発生し、大量のデータを転送する通信機器のアクセスが必ずしも優先されないので、非効率なトラヒック制御となってしまうと言った問題もある。
また、無線LANのインフラストラクチャモード動作において特定の通信機器へ複数の通信機器からのトラヒックが発生した場合、PCFにより無線通信チャネルの競合は回避することが可能であるが、データがアクセスポイントを経由して転送されるために、通信機器間でデータ転送する場合と比べトラヒックが2倍発生し、無線チャネルの利用効率が低下すると言った問題がある。この問題を改善する手段として検討されているDLPによる通信機器間ダイレクトデータ転送動作時においても、通信機器間のデータ転送中にはアクセスポイントとの通信が中断されるので、LAN上に接続されている他の通信機器がアクセスポイントを介して前記特定の通信機器との間で同様に通信を行っている場合に、アクセスポイント主導でタイミング制御を行う構成ではDLPによる通信タイミングとの調停が困難となり、最適なアクセス制御ができないと言った問題が発生する。
また、Bluetoothのピコネット動作においても、無線LANのインフラストラクチャモードと同様に、アクセスタイミングを制御するマスタ(無線LANの例で示したアクセスポイントに相当)を経由して通信機器(スレーブ)間の通信が行われることから、無線区間でのトラヒックが増加し、効率の良いデータ転送ができないと言った問題が発生する。この問題を回避する手段として前記従来例で挙げたスキャッタネット動作においても、特定のスレーブ機器(以下「スレーブ1」という)に対するアクセスタイミング制御は、各々の非同期で動作するマスタとの間で設定される省電力モードのタイミングに従ってアクセスタイミングが決定することから、各マスタ間のクロック周波数のずれに伴い、当初設定したアクセス時間が確保できないといった問題が発生する。
また、スレーブ1との通信トラヒックが変化し、一方のマスタとの通信時間を変更する場合には、各マスタとの間で省電力モード移行時間を再設定する必要があり、トラヒックの変化に応じてアクセス時間を順次適応することが困難であると言った問題も発生する。この問題を解決する手段としてBluetooth SIGでは、複数のピコネットに参加するスレーブにおいて各ピコネットに参加しない期間(通信停止期間)を通知する方法について検討がなされているが、各マスタへの通信停止期間の与え方等については公開されておらず、トラヒック等の通信状態に応じたアクセス制御を行うことは困難であると言った問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、新しいネットワークが追加されても、通信効率の良い通信時間の配分となるように、通信停止期間の調停を行う通信端末装置、通信制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が動的に増減可能である通信端末装置において、接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、所定の周期内において順番に連続して通信を行う通信手段と、接続されるネットワークの数が増減したとき、各ネットワーク対応装置における通信に関わるタイミングを決定する決定手段と、前記決定手段で決定された各通信タイミングを、対応のネットワーク対応装置に通知する通知手段と、前記決定手段で決定された各通信タイミングに従い、前記通信手段を動作させる通信制御手段とを有することを特徴とする通信端末装置が提供される。
また、請求項5記載の発明によれば、複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が所定の最大数以下の範囲において動的に増減可能である通信端末装置において、接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、前記所定の最大数分の通信時間からなる周期内において各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングに従って通信を行う通信手段と、ネットワークが接続されたとき、該接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に対応する前記周期内における通信タイミングを決定する決定手段と、前記決定手段で決定された通信タイミングを、前記接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に通知する通知手段と、前記各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングおよび前記決定手段で決定された通信タイミングに従い、前記通信手段を動作させる通信制御手段とを有することを特徴とする通信端末装置が提供される。
また、請求項9記載の発明によれば、複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が動的に増減可能である通信端末装置に適用される通信制御方法において、接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、所定の周期内において順番に連続して通信を行う通信ステップと、接続されるネットワークの数が増減したとき、各ネットワーク対応装置における通信に関わるタイミングを決定する決定ステップと、前記決定ステップで決定された各通信タイミングを、対応のネットワーク対応装置に通知する通知ステップと、前記決定ステップで決定された各通信タイミングに従い、前記通信ステップを実行させる通信制御ステップとを有することを特徴とする通信制御方法が提供される。
また、請求項10記載の発明によれば、複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が所定の最大数以下の範囲において動的に増減可能である通信端末装置に適用される通信制御方法において、接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、前記所定の最大数分の通信時間からなる周期内において各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングに従って通信を行う通信ステップと、ネットワークが接続されたとき、該接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に対応する前記周期内における通信タイミングを決定する決定ステップと、前記決定ステップで決定された通信タイミングを、前記接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に通知する通知ステップと、前記各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングおよび前記決定手段で決定された通信タイミングに従い、前記通信ステップを実行させる通信制御ステップとを有することを特徴とする通信制御方法が提供される。
さらに、上記通信制御法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、新しいネットワークが追加されても、通信効率の良い通信時間の配分となるように、通信停止期間の調停を行うことができる。
また、たとえばリアルタイム性を要求されるデータを転送するネットワーク対応装置に対しては、その転送周期を確保できるように通信停止期間を配分することができる。
なお、たとえばネットワーク対応装置毎に転送するデータ量が異なる場合に、大量データの転送を要求する装置に対して、より多くのアクセス時間を割当てるようにすれば、そうした装置に対して優先的にデータ送信を行わせることもできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る通信端末装置を含む画像転送システムの全体の構成を示す図である。なお、この通信端末装置はネットワークカメラである。
図1において101は、無線通信機能および撮像機能を有するネットワークカメラである。無線アクセスポイント100、ネットワークカメラ101、携帯電話102およびプリンタ103は、Bluetooth規格に基づくスペクトラム拡散方式の無線通信により、コマンドや撮像画像を含むデータを相互に送受信可能である。また、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)104は、Ethernet(登録商標)105およびアクセスポイント100を介してネットワークカメラ101と相互に送受信可能である。
さらに、ネットワークカメラ101は複数のネットワークとの間で通信が可能であり、これらのネットワークは、動的に増減できるスキャッタネットと呼ばれるネットワーク構成をとっている。これらのスキャッタネットでは、ネットワークカメラ101とアクセスポイント100とは、1つのネットワークNetwork(1)106を構成し、ネットワークカメラ101と携帯電話102とは、ネットワークNetwork(2)107を構成し、ネットワークカメラ101とプリンタ103とは、ネットワークNetwork(3)108を構成しており、ネットワークカメラ101は、図1に示す例では3つのネットワークとの間で通信可能な状態にある。
ネットワークカメラ101は、制御装置を含み、該制御装置は、例えば中央演算装置(CPU)、CPUが実行するプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUが演算に使用するRAM(Random Access Memory)、入出力装置等から構成される。
図2は、図1に示す複数のネットワークをそれぞれ構成するネットワークカメラ101、アクセスポイント100、携帯電話102、プリンタ103を、ノードS、M1、M2、M3で表した図である。
図1に示す構成と照らし合わせたときに、ノードSは、ネットワークカメラ101と等価であり、Bluetoothのスレーブ動作を行っている。またノードM1は、アクセスポイント100と等価であり、Bluetoothのマスタ動作を行っており、ノードSとノードM1とがネットワークNetwork(1)106を構成している。またノードM2は、携帯電話102と等価であり、Bluetoothのマスタ動作を行っており、ノードSとノードM2とがネットワークNetwork(2)107を構成している。さらにノードM3は、プリンタ103であり、図2(A)ではノードSへの接続を試みている状態を表す。
また、図2(A)に示すように、複数のネットワークとの通信調停のためにノードSとノードM1とは通信停止期間中、ノードSとノードM2とが通信中、ノードM3がノードSへ通信要求中という状態にある。
図2(B)は、図2(A)に示すノードM3によるノードSへの接続要求の結果、ノードM3とノードSとが接続されて通信中になったネットワーク状態を表す。
ノードSとノードM1とは通信停止期間中、ノードSとノードM2とは通信停止期間中、ノードSとノードM3とが通信を行っている状態である。
このように、ノードSがいずれかのネットワークにおいてノードと通信中の場合には、他のネットワークにおけるノードとの通信が停止される。
図3は、図2に示す各ノードにおける通信状態および通信停止状態を時間軸に沿って表した図である。
図3(A)のノードSのスロットブロック内に示す「M2⇔S」は、ノードM2とノードSとが構成するネットワークにおいて通信中であることを表し、「M1⇔S」は、ノードM1とノードSとが構成するネットワークにおいて通信中であることを表す。また、図3のノードM1のスロットブロック内に示す「PAUSE1」は、ノードSとノードM1とが通信停止期間中にあることを表し、その間、ノードSとノードM2との間で通信が行われる。図3のノードM2のスロットブロック内に示す「PAUSE2」は、ノードSとノードM2とが通信停止期間中にあることを表し、その間、ノードSとノードM1との間で通信が行われていることを表す。
図3(A)に示す状態においてノードM3からノードSへ接続要求が行われた後における各ノードS、ノードM1、ノードM2、ノードM3の時間軸に沿った状態変化は、図3(B)に示すようになる。図3(B)のノードSのスロットブロック内に示す「M3⇔S」は、ノードM3とノードSとが構成するネットワークにおいて通信中であることを表し、図3(B)のノードM3のスロットブロック内に示す「PAUSE3」は、ノードSとノードM3とが通信停止期間中にあることを表し、その間、ノードSとノードM1またはノードM2との間で通信が行われる。なお、図3(B)では、通信時間を変化させず、通信停止期間および通信停止周期Tintを変化させた場合を示している(詳しくは後述)。
ノードSは、通信の全時間を各ノードM1、M2、M3に、通信停止期間と通信中期間とが衝突しないように割り当てる。
このように、ネットワークカメラ101(ノードS)において、ネットワークカメラ101が有する画像処理能力(例えば21フレーム/秒の画像処理能力を有する)を各ネットワークノード100,102,103(ノードM1,M2,M3)で共有して利用したい場合に、3つのネットワークノードがそれぞれ、7フレーム/秒で画像転送を行うようにする。これによって、全通信時間を均等に分割して各ネットワークノードに割当てることができる。
図4は、ネットワークカメラ101において行われる新たな接続要求時の接続処理の手順を示すフローチャートである。
ネットワークカメラ101は新たな接続要求を待つ(S801)。新たな接続要求を受け取るとステップS802へ進む。
ステップS802では、ネットワークカメラ101が、複数の異なるネットワークを構成したい場合に通常、必要となるマスタ−スレーブ変換を、ここでも必要であるか否かを調べる。必要な場合にはステップS803へ進み、必要でない場合にはステップS804へ進む。
ステップS803では、ネットワークカメラ101はマスタ−スレーブ変換を行う。
ステップS804では、新たなネットワークが構成されるため、ネットワークカメラ101は通信停止期間等の再計算を行う。これについては、図8を参照して後述する。
次に、複数の異なるネットワークに関する情報を管理するネットワーク管理テーブルを更新し(S805、図5〜図7を参照して後述)、現在存在しているネットワークの数nを獲得する(S806)。
次に、再計算を行って得られた新たな通信停止期間、通信停止周期等を各ネットワークに通知するべく、まず、全ネットワークへの該通知が完了したか否かを調べる(S807)。全ネットワークへの該通知が完了したならば(制御数nが0になったならば)本接続処理を終了する。まだ該通知が完了していないネットワークが残っている場合には、ステップS808へ進む。
ステップS808では、通知が完了していないネットワークnetを選択し、次のステップS809で、このネットワークnetが通信可能となるまで待機する(S809)。通信可能となるとステップS810へ進んで、通信停止期間、通信停止周期等を該ネットワークnetへ通知する。そして、制御数nをデクリメントしてステップS807へ戻る。
図5は、2つの異なるネットワークが存在する場合におけるネットワーク管理テーブルの一例を示す図である。
ネットワーク管理テーブルの項目は、ネットワーク識別名、通信停止期間Tmsk、通信停止周期Tint、通信停止動作開始時期Tstrから構成され、単位はスロットである。
図6は、3つ目のネットワークが構成され、図4のステップ804で通信停止期間等の再計算を行った後に、ステップ805で更新された場合のネットワーク管理テーブルの一例を示す図であり、通信停止周期Tintは、そのまま変化させずに再計算を行った場合を示す。
図7は、3つ目のネットワークが構成され、図4のステップ804で通信停止期間等の再計算を行った後に、ステップ805で更新されたネットワーク管理テーブルの一例を示す図であり、通信停止周期Tintを変化させて再計算を行った場合を示す。
図8は、図4のステップS804で行われる通信停止期間等の計算処理の手順を示すフローチャートである。
ネットワークカメラ101は、ネットワーク管理テーブルの内容が初期化されているか否かを確認する(S901)。初期化されていなければ初期化を行う(S902)。現在接続されているネットワークの数を制御数countに設定する(S903)。
次に、ネットワーク管理テーブルの配列行の位置を表すテーブルインデックスtblidxを最初に1に設定し、テーブルインデックスtblidxが制御数countに到達するまで、つまり全てのネットワークに関するネットワーク管理テーブルの更新が完了するまで、ステップS905〜S909の処理を繰り返す(S904)。
まず、図6で示した通信停止周期Tintをそのまま変化させずに一定値として再計算を行う処理であるか否かを調べる(S905)。そうした処理であれば、ステップS906へ進み、そうした処理でなければ、ステップS907へ進む。
ステップS906では、通信停止期間Tmskおよび通信停止動作開始時期Tstrを下記の数式(1),(2)に基づき算出する。
msk=(Tint÷count)×(count−1) ・・・(1)
str=tblidx×(Tint−Tmsk) ・・・(2)
続けて、ステップS906で算出された値を用いてネットワーク管理テーブルの各項目の値を更新する(S908)。具体的には、テーブルインデックスtblidxで表されるネットワーク管理テーブルの配列行において、上記数式(1)で算出された値を通信停止期間Tmskに設定し、上記数式(2)で算出された値を通信停止動作開始時期Tstrに設定し、上記算出で一定値とした通信停止周期Tintを通信停止周期Tintに設定する。そして、テーブルインデックスtblidxをインクレメントして(S909)、ステップS904へ戻る。
またステップS907では、通信停止周期Tintを一定にしない場合、つまり通信時間Tcommを一定に保証する場合(図3に例示)における通信停止期間Tmsk、通信停止周期Tintおよび通信停止動作開始時期Tstrを下記の数式(3),(4),(5)に基づき算出する。
msk=Tcomm×(count−1) ・・・(3)
int=Tcomm×count ・・・(4)
str=tblidx×(Tint−Tmsk) ・・・(5)
続けて、ステップS907で算出された値を用いてネットワーク管理テーブルの各項目の値を更新する(S908)。具体的には、テーブルインデックスtblidxで表されるネットワーク管理テーブルの配列行において、上記数式(3)で算出された値を通信停止期間Tmskに設定し、上記数式(4)で算出された値を通信停止周期Tintに設定し、上記数式(5)で算出された値を通信停止動作開始時期Tstrに設定する。
このように、第1の実施の形態では、新しいネットワークが追加されても、通信効率の良い通信時間の配分となるように、通信停止期間の決定を行うことにより、ネットワークカメラ101のように画像処理能力が固定されている装置において、画像閲覧を各ネットワークノードが共有することができる。
また、通信停止期間、通信停止周期を通知された装置は、通信停止期間中に省電力モードに移行でき、省電力化を実現できる。また、通知された周期で省電力モードへ移行できるので、省電力モードへの移行を効率良く行なう事ができる。新しいネットワークが追加されても、通信効率の良い通信時間の配分となるように、通信停止期間の調停を行うことができる。
また、たとえばリアルタイム性を要求されるデータを転送するネットワーク対応装置に対しては、その転送周期を確保できるように通信停止期間を配分することができる。
なお、たとえばネットワーク対応装置毎に転送するデータ量が異なる場合に、大量データの転送を要求する装置に対して、より多くのアクセス時間を割当てるようにすれば、そうした装置に対して優先的にデータ送信を行わせることもできる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成と同一部分には同一の参照符号を付して、第1の実施の形態の説明を流用し、異なる部分だけを説明する。
第2の実施の形態における画像転送システムでは、接続可能なネットワーク数を予め制限する。すなわち第1の実施の形態では、通信停止期間などを変更することによって、ネットワーク数の増減発生に対しても全通信時間を各ネットワークノードに割り当てできるように制御したのに対して、第2の実施の形態では、ネットワーク数の増減が発生しても、通信停止期間などを変更せず、予め決められた一定周期毎に各ネットワークノードが画像転送を行うことができるようにしている。
図9は、第2の実施の形態における各ノードの通信状態および通信停止状態を時間軸に沿って表した図である。
第2の実施の形態においては、ノードSが通信可能なネットワーク数を4に予め限定するとともに、ノードSの4つのネットワークとの通信周期を一定値のTinterval(Tint)に設定する。
図9(A)のノードSのスロットブロック内に示す「M2⇔S」は、ノードM2とノードSとが構成するネットワークにおいて通信中であることを表し、「M1⇔S」は、ノードM1とノードSとが構成するネットワークにおいて通信中であることを表す。また、「無通信1」および「無通信2」は、ノードSがどのネットワークとも通信していないことを表す。つまり、図9(A)に示すノードSは、ノードSが通信可能な4つのネットワークのうち2つとは未だ通信を行っていないことを示している。
また図9(A)のノードM1のスロットブロック内に示す「PAUSE1」は、ノードSとノードM1とが通信停止期間中にあることを表し、また、図9(A)のノードM2のスロットブロック内に示す「PAUSE2」は、ノードSとノードM2とが通信停止期間中にあることを表す。
図9(A)に示す状態においてノードM3からノードSへ接続要求が行われた後における各ノードS、ノードM1、ノードM2、ノードM3の時間軸に沿った状態変化は、図93(B)に示すようになる。図9(B)のノードSのスロットブロック内に示す「M3⇔S」は、ノードM3とノードSとが構成するネットワークにおいて通信中であることを表し、図9(B)のノードM3のスロットブロック内に示す「PAUSE3」は、ノードSとノードM3とが通信停止期間中にあることを表す。
ノードSはノードM3に対して、「無通信1」のスロットブロックを通信用に割り当てるが、これに伴って、ノードM1,M2における通信停止期間や通信周期Tinterval(Tint)の変更などは発生しない。
図10は、第2の実施の形態におけるネットワークカメラ101(ノードS)で行われる通信停止期間の計算処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ネットワークカメラ101は、ネットワークカメラ101に接続することを許可されるアクセスポイント、携帯電話、プリンタ等の台数を、変数permitに設定する(S1001)。つぎに、1ネットワークあたりの通信時間Tcommを、下記式(6)に基づき算出する(S1002)。
comm=通信停止周期Tint÷permit ・・・(6)
なお、1ネットワークあたりの通信時間Tcommは、通信周期Tintを等分割することによって得ているが、必ずしも均等に分割する必要はない。
続けて、接続要求を待ち(S1003)、新しい接続要求が発生したら、ステップS1004へ進む。
ステップS1004では、現在の接続ネットワーク数countが変数permit(接続許可台数)を超えているか否かを判別する。超えている場合にはステップS1005へ進み、超えていない場合にはステップS1006へ進む。
ステップS1005では、接続要求を行った装置に対して通信拒否通知を行い、その後、本計算処理を終了する。
ステップS1006では、接続要求を行ったネットワーク端末装置に対して通信許可通知を行い、現在の接続ネットワーク数countを1つ増やし(S1007)、通信可能な空きブロックの検索を行い、得られた空きブロックの開始時期をTblkに設定する(S1008)。次に、新規に追加されたネットワークにおける通信停止期間Tmsk及び通信停止動作開始時期Tstrを、下記式(7),(8)に基づき算出する(S1009)。
msk=Tint−Tcomm ・・・(7)
str=Tblk+Tcomm ・・・(8)
そして、これらの算出された値を、接続要求を行ったネットワーク端末装置に対してのみ通知し(S1010)、本計算処理を終了する。
図11は、ノードSがノードM1,M2,M3と3つのネットワークを構成しているときに、切断要求処理によりノードM3がノードSとの接続を解除した場合における各ノードの通信状態および通信停止状態を時間軸に沿って表した図である。なおここでは、ノードSが通信可能なネットワーク数を3に設定している。
ノードM3がノードSとの接続を解除した場合、ノードM3が利用していたスロットブロック部分は無通信状態(図11(B)のノードSのスロットブロック内に示す「無通信1」)となる。
図12は、第2の実施の形態においてネットワークの切断要求があった場合にネットワークカメラ101(ノードS)で行われるネットワークの切断処理の手順を示すフローチャートである。
ネットワークカメラ101は切断要求を受け取ると(S1101でYES)、現在の接続ネットワーク数countを1つ減少させ(S1102)、切断要求のあったネットワーク端末装置の接続を切断するとともに、該装置に関わる通信停止期間を解放し(S1103)、このスロットブロックを無通信とする。
このように、第2の実施の形態では、事前に接続可能なネットワーク数を制限した上でネットワーク資源(通信時間)の共有(割り当て)を図ることにより、無通信状態では低消費電力モードで動作可能であり、機器の低消費電力化を図ることが可能となる。さらに、新たなネットワークが追加されても、または接続ネットワークが減少されても、すでに構成されているネットワークにおける通信停止期間などの再調停を行う必要がなく、新規ネットワークにのみ通信停止期間などを通知すればよいので、ネットワーク管理が容易となる。
また、通信停止期間、通信停止周期を通知された装置は、通信停止期間中に省電力モードに移行でき、省電力化を実現できる。また、通知された周期で省電力モードへ移行できるので、省電力モードへの移行を効率良く行なう事ができる。新しいネットワークが追加されても、通信効率の良い通信時間の配分となるように、通信停止期間の調停を行うことができる。
また、たとえばリアルタイム性を要求されるデータを転送するネットワーク対応装置に対しては、その転送周期を確保できるように通信停止期間を配分することができる。
なお、たとえばネットワーク対応装置毎に転送するデータ量が異なる場合に、大量データの転送を要求する装置に対して、より多くのアクセス時間を割当てるようにすれば、そうした装置に対して優先的にデータ送信を行わせることもできる。
〔他の実施の形態〕
上記の第1及び第2の実施の形態では、無線通信方式としてBluetoothを採用した場合を例に挙げて説明したが、これに代わって、Wi−Fiなどの無線LAN、UWBなどのその他の無線通信方式を採用した画像転送システムに対しても、本発明を適用することができる。
なお、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体およびプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。或いは、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る通信端末装置(ネットワークカメラ)を含む画像転送システムの全体の構成を示す図である。 図1に示す複数のスキャッタネットをそれぞれ構成するノードを、複数のネットワークノードで表した図である。 図2に示す各ノードにおける通信状態および通信停止状態を時間軸に沿って表した図である。 ネットワークカメラにおいて行われる新たな接続要求時の接続処理の手順を示すフローチャートである。 2つの異なるネットワークが存在する場合におけるネットワーク管理テーブルの一例を示す図である。 3つ目のネットワークが構成され、図4のステップ804で、通信停止周期を変化させずに通信停止期間等の再計算を行った後に、ステップ805で更新された場合のネットワーク管理テーブルの一例を示す図である。 3つ目のネットワークが構成され、図4のステップ804で、通信停止周期を変化させて通信停止期間等の再計算を行った後に、ステップ805で更新された場合のネットワーク管理テーブルの一例を示す図である。 図4のステップS804で行われる通信停止期間等の計算処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における各ノードの通信状態および通信停止状態を時間軸に沿って表した図である。 第2の実施の形態におけるネットワークカメラで行われる通信停止期間の計算処理の手順を示すフローチャートである。 ノードSがノードM1,M2,M3と3つのネットワークを構成しているときに、切断要求処理によりノードM3がノードSとの接続を解除した場合における各ノードの通信状態および通信停止状態を時間軸に沿って表した図である。 第2の実施の形態においてネットワークの切断要求があった場合にネットワークカメラで行われるネットワークの切断処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 アクセスポイント(ネットワーク対応装置)
101 ネットワークカメラ(通信端末装置、通信手段、決定手段、通知手段、通信制御手段)
102 携帯電話(ネットワーク対応装置)
103 プリンタ(ネットワーク対応装置)
104 パソコン
105 Ethernet(登録商標)
106〜108 ネットワーク

Claims (12)

  1. 複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が動的に増減可能である通信端末装置において、
    接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、所定の周期内において順番に連続して通信を行う通信手段と、
    接続されるネットワークの数が増減したとき、各ネットワーク対応装置における通信に関わるタイミングを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された各通信タイミングを、対応のネットワーク対応装置に通知する通知手段と、
    前記決定手段で決定された各通信タイミングに従い、前記通信手段を動作させる通信制御手段と
    を有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記決定手段は、各ネットワーク対応装置における通信停止期間及び通信停止時期を決定することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記決定手段は、前記所定の周期が一定値であるならば、前記通信停止期間を、前記所定の周期とネットワークの接続数とに基づき決定することを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  4. 前記決定手段は、前記所定の周期が可変値であるならば、前記通信停止期間を、各ネットワーク対応装置の通信時間とネットワークの接続数とに基づき決定することを特徴とする請求項2記載の通信端末装置。
  5. 複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が所定の最大数以下の範囲において動的に増減可能である通信端末装置において、
    接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、前記所定の最大数分の通信時間からなる周期内において各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングに従って通信を行う通信手段と、
    ネットワークが接続されたとき、該接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に対応する前記周期内における通信タイミングを決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された通信タイミングを、前記接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に通知する通知手段と、
    前記各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングおよび前記決定手段で決定された通信タイミングに従い、前記通信手段を動作させる通信制御手段と
    を有することを特徴とする通信端末装置。
  6. 前記決定手段は、前記接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に対応する前記周期内における通信停止期間及び通信停止時期を決定することを特徴とする請求項5記載の通信端末装置。
  7. 前記決定手段は、前記通信停止期間を、前記周期と各ネットワーク対応装置の通信時間とに基づき決定することを特徴とする請求項6記載の通信端末装置。
  8. ネットワークの接続が切断されたとき、該切断されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に対応する前記周期内における通信タイミングを削除する削除手段を、更に有することを特徴とする請求項5記載の通信端末装置。
  9. 複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が動的に増減可能である通信端末装置に適用される通信制御方法において、
    接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、所定の周期内において順番に連続して通信を行う通信ステップと、
    接続されるネットワークの数が増減したとき、各ネットワーク対応装置における通信に関わるタイミングを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された各通信タイミングを、対応のネットワーク対応装置に通知する通知ステップと、
    前記決定ステップで決定された各通信タイミングに従い、前記通信ステップを実行させる通信制御ステップと
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  10. 複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が所定の最大数以下の範囲において動的に増減可能である通信端末装置に適用される通信制御方法において、
    接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、前記所定の最大数分の通信時間からなる周期内において各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングに従って通信を行う通信ステップと、
    ネットワークが接続されたとき、該接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に対応する前記周期内における通信タイミングを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された通信タイミングを、前記接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に通知する通知ステップと、
    前記各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングおよび前記決定手段で決定された通信タイミングに従い、前記通信ステップを実行させる通信制御ステップと
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  11. 複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が動的に増減可能である通信端末装置に適用される通信制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、所定の周期内において順番に連続して通信を行う通信ステップと、
    接続されるネットワークの数が増減したとき、各ネットワーク対応装置における通信に関わるタイミングを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された各通信タイミングを、対応のネットワーク対応装置に通知する通知ステップと、
    前記決定ステップで決定された各通信タイミングに従い、前記通信ステップを実行させる通信制御ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  12. 複数のネットワークと接続して、各ネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置と通信することが可能であるとともに、接続されるネットワークの数が所定の最大数以下の範囲において動的に増減可能である通信端末装置に適用される通信制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    接続されているネットワークをそれぞれ構成するネットワーク対応装置の各々との間で、前記所定の最大数分の通信時間からなる周期内において各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングに従って通信を行う通信ステップと、
    ネットワークが接続されたとき、該接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に対応する前記周期内における通信タイミングを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された通信タイミングを、前記接続されたネットワークを構成するネットワーク対応装置に通知する通知ステップと、
    前記各ネットワーク対応装置に設定された通信タイミングおよび前記決定手段で決定された通信タイミングに従い、前記通信ステップを実行させる通信制御ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
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