JP2006164569A - 基板接続構造及び基板接続具 - Google Patents

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Abstract


【課題】 製造コストの増大を来たすことなく、確実な接地を図ると共に接続作業における作業性の向上を図る。
【解決手段】 第1の回路基板11と第2の回路基板15にそれぞれ取付孔12、12、16、16と接地用の接続部13、17とを形成し、導電性材料によって形成されると共に第1の回路基板と第2の回路基板を接続する基板接続具19を設け、該基板接続具に、ベース部20、20と、該ベース部から互いに反対方向へ突出されそれぞれ各取付孔に挿入されて取り付けられる被取付部21、21、・・・と、ベース部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときに各接続部に弾接される一対の接触部23、23と、被取付部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときの取付状態をロックするロック片21b、21bとを設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は基板接続構造及び基板接続具についての技術分野に関する。詳しくは、2つの回路基板を導電性材料から成る基板接続具によって接続し、確実な接地を図ると共に基板の接続作業における作業性の向上を図る技術分野に関する。
各種の電子機器には、外筐の内部にそれぞれ所定の回路が形成された複数の回路基板が配置され、これらの回路基板の配置スペースの有効活用を図るために、例えば、2つの回路基板を基板接続具によって接続してそれぞれの所定の位置に配置するようにされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような電子機器にあっては、2つの回路基板にそれぞれ接地用の接続部を形成し、これらの2つの回路基板を、それらの厚み方向において一定の間隔を形成した状態で接続したときに、基板接続具によって各回路基板の接地用の接続部同士を電気的に接続するようにしたものがある。
このような基板接続具にあっては、樹脂材料によって形成された部分と導電性金属材料によって形成された部分とを一体的に設け、樹脂材料によって形成された部分に各回路基板の機械的な接続を行う役割を持たせ、導電性金属材料によって形成された部分に接地用の各接続部同士の電気的な接続を行う役割を持たせるように構成している。
実開平6−52184号公報
ところが、上記した基板接続具にあっては、樹脂材料によって形成された部分と導電性金属材料によって形成された部分とを有するため、その分、構造が複雑であるという問題がある。
また、基板接続具を樹脂材料によって形成された部分と導電性金属材料によって形成された部分とによって一体的に形成するため、その金型が高価なものとなり、製造コストが高いという問題がある。
一方、2つの回路基板を接続するときには、その接続作業が容易であると共に接地用の接続部同士の電気的接続を確実に行う必要がある。
そこで、本発明基板接続構造及び基板接続具は、上記した問題点を克服し、製造コストの増大を来たすことなく、確実な接地を図ると共に接続作業における作業性の向上を図ることを課題とする。
本発明基板接続構造は、上記した課題を解決するために、第1の回路基板と第2の回路基板にそれぞれ取付孔と接地用の接続部とを形成し、導電性材料によって形成されると共に第1の回路基板と第2の回路基板を接続する基板接続具を設け、該基板接続具に、ベース部と、該ベース部から互いに反対方向へ突出されそれぞれ上記各取付孔に挿入されて取り付けられる被取付部と、ベース部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときに上記各接続部に弾接される一対の接触部と、被取付部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときの取付状態をロックするロック片とを設けたものである。
本発明基板接続具は、上記した課題を解決するために、導電性材料によって形成し、ベース部と、該ベース部から互いに反対方向へ突出されそれぞれ上記各取付孔に挿入されて取り付けられる被取付部と、ベース部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときに上記各接続部に弾接される一対の接触部と、被取付部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときの取付状態をロックするロック片とを設けたものである。
従って、本発明基板接続構造及び基板接続具にあっては、基板接続具が取り付けられて第1の回路基板と第2の回路基板が接続されたときに、基板接続具の第1の回路基板及び第2の回路基板に対する取付状態がロックされると共に接地用の各接続部同士が基板接続具を介して接続される。
本発明基板接続構造は、第1の回路基板と第2の回路基板とを厚み方向において一定の間隔を形成した状態で接続する基板接続構造であって、第1の回路基板と第2の回路基板にそれぞれ取付孔と接地用の接続部とを形成し、導電性材料によって形成されると共に第1の回路基板と第2の回路基板を接続する基板接続具を設け、該基板接続具に、ベース部と、該ベース部から互いに反対方向へ突出されそれぞれ上記各取付孔に挿入されて取り付けられる被取付部と、ベース部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときに上記各接続部に弾接される一対の接触部と、被取付部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときの取付状態をロックするロック片とを設けたことを特徴とする。
従って、基板接続具が導電性材料によって形成されているため、基板接続具の構造が簡素であり、製造コストの低減を図ることができる。
また、被取付部を第1の回路基板及び第2の回路基板の取付孔に挿入するだけで第1の回路基板と第2の回路基板を連結して接地用の接続部同士を基板接続具を介して接続することができるため、接続作業の容易化を図ることができると共に接続部間の確実な接続状態を確保することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記基板接続具の被取付部の先端部を取付孔への挿入方向に対して所定の方向に屈曲し、上記先端部を取付孔に対する被取付部の挿入を案内する案内片として形成したので、被取付部の取付孔への挿入を円滑に行うことができる。
請求項3に記載した発明にあっては、上記基板接続具の被取付部をベース部に対して弾性変形可能とし、被取付部をベース部に対して弾性変形可能な方向へ変形させたときにロック片によるロックが解除されるようにしたので、基板接続具を第1の回路基板又は第2の回路基板から容易に取り外すことができ、第1の回路基板と第2の回路基板の連結を解除した状態における作業、例えば、第1の回路基板又は第2の回路基板に対するメンテナンス作業における作業性の向上を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、上記第1の回路基板又は第2の回路基板の少なくとも取付孔の近傍の位置に、基板接続具の第1の回路基板又は第2の回路基板への取付時に押圧する押圧マークを付したので、基板接続具の第1の回路基板又は第2の回路基板への取付時に、基板接続具の移動を規制した状態で押圧マークを押圧することにより、被取付部の取付孔への挿入及びロック片によるロックを簡単かつ確実に行うことができる。
本発明基板接続具は、それぞれ取付孔と接地用の接続部とが形成された第1の回路基板と第2の回路基板とを厚み方向において一定の間隔を形成した状態で接続する基板接続具であって、導電性材料によって形成し、ベース部と、該ベース部から互いに反対方向へ突出されそれぞれ上記各取付孔に挿入されて取り付けられる被取付部と、ベース部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときに上記各接続部に弾接される一対の接触部と、被取付部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときの取付状態をロックするロック片とを設けたことを特徴とする。
従って、基板接続具が導電性材料によって形成されているため、基板接続具の構造が簡素であり、製造コストの低減を図ることができる。
また、被取付部を第1の回路基板及び第2の回路基板の取付孔に挿入するだけで第1の回路基板と第2の回路基板を連結して接地用の接続部同士を基板接続具を介して接続することができるため、接続作業の容易化を図ることができると共に接続部間の確実な接続状態を確保することができる。
請求項6に記載した発明にあっては、上記被取付部の先端部を取付孔への挿入方向に対して所定の方向に屈曲し、上記先端部を取付孔に対する被取付部の挿入を案内する案内片として形成したので、被取付部の取付孔への挿入を円滑に行うことができる。
請求項7に記載した発明にあっては、上記被取付部をベース部に対して弾性変形可能とし、被取付部をベース部に対して弾性変形可能な方向へ変形させたときにロック片によるロックが解除されるようにしたので、基板接続具を第1の回路基板又は第2の回路基板から容易に取り外すことができ、第1の回路基板と第2の回路基板の連結を解除した状態における作業、例えば、第1の回路基板又は第2の回路基板に対するメンテナンス作業における作業性の向上を図ることができる。
以下に、本発明の最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示す最良の形態は、本発明を音響機器及びゲーム機器として使用可能な電子機器において適用したものである。
尚、本発明の適用範囲は音響機器及びゲーム機器として使用可能な電子機器に限られることはなく、その他の各種の電子機器において広く適用することができる。
電子機器1は外筐2の内部に所要の各部が配置されて成る。
外筐2は、図1に示すように、上パネル3と下パネル4とサイドパネル5、5とが結合されて成る。上パネル3は下方に開口された箱状に形成され、下パネル4は上方に開口された箱状に形成され、上パネル3と下パネル4が上下で結合されて内部に所要の各部を配置するための配置空間が形成される。上パネル3及び下パネル4は、例えば、熱伝導性及び導電性を有する金属材料によって形成されている。サイドパネル5、5は、結合された上パネル3と下パネル4の左右両側面に取り付けられている。
サイドパネル5、5の直ぐ内側には、それぞれ上方に開口され配置空間に連通された連通口6、6が形成され、該連通口6、6の一方が吸気口として機能し他方が排気口として機能する。従って、吸気口として機能する連通口6から外部の空気が冷却空気として配置空間に取り込まれ、配置空間に取り込まれて温度が上昇された空気が排気口として機能する連通口6から外部へ排出され、配置空間に配置された各部の温度上昇が抑制される。
外筐2の前面2aには複数の操作釦7、7、・・・が配置されている。操作釦7、7、・・・としては、例えば、電源のオンオフを行う電源釦、ディスク状記録媒体を取り出すための取出釦、ゲームを終了するためのゲーム終了釦、選択した項目を決定するためのエンター釦等が設けられている。
外筐2の前面2aには複数の表示ランプ8、8、・・・が配置されている。表示ランプ8、8、・・・としては、例えば、後述するハードディスクドライブの駆動状態を示すハードディスクランプ、メモリーカードの駆動状態を示すメモリーカードランプ等が設けられている。
外筐2の前面2aにはディスクスロット9が形成されている。ディスクスロット9はディスク状記録媒体の挿入口及び取出口として機能する。
外筐2の内部には、その上下方向における略中央部にメカシャーシ10が配置されている(図2参照)。メカシャーシ10は熱伝導性及び導電性の高い金属材料によって形成され、上下方向を向く最大の面積を有する主面部10aと該主面部10aの外周縁から上方へ突出された側面部10b、10b、・・・とが一体に形成されて成る。主面部10aには、他の部分よりも上方へ突出された4つのユニット取付部10c、10c、・・・が設けられている。
外筐2の内部には、メカシャーシ10の下側の位置に第1の回路基板11が配置されている(図2参照)。第1の回路基板11は電子機器1の全体の制御を司る回路基板である。
第1の回路基板11には、その上面11aと下面11bとの間を貫通された一対の取付孔12、12が形成されている(図3参照)。
第1の回路基板11には所定の回路パターンが形成されており、その一部として上面11aに接地用の接続部13が設けられている。接続部13は、例えば、メカシャーシ10や外筐2の金属部分に導通されている。接続部13は取付孔12、12間に形成されている。
第1の回路基板11の上面11aには接続部13と所定の間隔を置いて、上方へ突出された雌型コネクター14が配置されている。
第1の回路基板11の下面11bには、例えば、取付孔12、12の近傍の位置及び雌型コネクター14の反対側の位置に押圧マーク11c、11cが付されている(図3参照)。押圧マーク11c、11cは、例えば、シルク印刷等により形成されている。
第1の回路基板11には、その厚み方向において離隔した状態で第2の回路基板15が連結される(図2及び図3参照)。第2の回路基板15は、例えば、グラフィック系の制御を司る回路基板である。
第2の回路基板15には、その上面15aと下面15bとの間を貫通された一対の取付孔16、16が形成されている(図3参照)。
第2の回路基板15には所定の回路パターンが形成されており、その一部として下面15bに接地用の接続部17が設けられている。接続部17はその一部が取付孔16、16間に形成されている。
第2の回路基板15の下面15bには接続部17と所定の間隔を置いて、下方へ突出された雄型コネクター18が配置されている。
第2の回路基板15の上面15aには、例えば、取付孔16、16の近傍の位置及び雄型コネクター18の反対側の位置に押圧マーク15c、15cが付されている(図3参照)。押圧マーク15c、15cは、例えば、シルク印刷等により形成されている。
第2の回路基板15は第1の回路基板11に基板接続具19によって連結される(図3参照)。
基板接続具19はバネ性を有する板状の導電性金属材料、例えば、バネ用ステンレス鋼、リン青銅等の材料が所定の形状に折り曲げられて成り、図4に示すように、上下方向における中央面を基準として対称な形状に形成されている。
基板接続具19は、水平方向を向き対向して位置されたベース部20、20と、該ベース部20、20の上下両縁からそれぞれ上方又は下方へ突出された被取付部21、21、・・・と、ベース部20、20の一方の側縁間を連結する連結部22と、該連結部22の上下両縁からベース部20、20間に突出された接触部23、23とが一体に形成されて成る。
被取付部21、21、・・・はそれぞれベース部20、20の幅方向における両端部を除く部分から上方又は下方へ突出されている。従って、ベース部20、20の幅方向における両端部は被取付部21、21に対して幅方向へ突出され、この突出された部分の上下両縁がストッパー縁20a、20a・・・として形成されている。
それぞれ対向して位置された被取付部21、21、・・・の先端部は互いに近付く方向へ折り曲げられ、ベース部20、20に対して傾斜された案内片21a、21a、・・・として設けられている。被取付部21、21、・・・の一部はコ字状に切り欠かれ、この切欠によって囲まれた部分が外方へ折り曲げられてロック片21b、21b、・・・として設けられている。上側に位置する2つのロック片21b、21bは下斜め外方へ突出するように設けられ、下側に位置する2つのロック片21b、21bは上斜め外方へ突出するように設けられている。
接触部23、23はそれぞれ連結部22に対して傾斜された状態とされ、上側に位置する接触部23は先端に近付くに従って上方へ変位されるように傾斜され、下側に位置する接触部23は先端に近付くに従って下方へ変位されるように傾斜されている。
以下に、基板接続具19による第1の回路基板11と第2の回路基板15の連結方法を示す(図5乃至図9参照)。
先ず、例えば、第1の回路基板11の上方に基板接続具19を位置させ(図5参照)、下側に位置する被取付部21、21を第1の回路基板11の取付孔12、12にそれぞれ上側から挿入する(図6参照)。被取付部21、21の取付孔12、12への挿入開始直後には、案内片21a、21aが取付孔12、12の開口縁にそれぞれ摺接され、被取付部21、21の取付孔12、12への挿入が円滑に行われる。
被取付部21、21を取付孔12、12に挿入していくと、ロック片21b、21bがそれぞれ取付孔12、12の開口縁に摺接され、ロック片21b、21bが互いに近付く方向へ弾性変形される(図7参照)。
さらに、被取付部21、21を取付孔12、12に挿入していくと、ロック片21b、21bの取付孔12、12の開口縁との摺接が解除され、弾性変形されていたロック片21b、21bが弾性復帰され、該ロック片21b、21bの先端縁が第1の回路基板11の下面11bに係止される(図8参照)。このとき下側に位置する接触部23が第1の回路基板11の接地用の接続部13に弾接され、基板接続具19の接続部13への電気的な接続が行われる。ロック片21b、21bの先端縁が第1の回路基板11の下面11bに係止されるときには、同時に、ベース部20、20の下側に位置するストッパー縁20a、20aが第1の回路基板11の上面11aに接触し、被取付部21、21の取付孔12、12への挿入が規制される。従って、ロック片21b、21bによって基板接続具19が第1の回路基板11にロックされ、基板接続具19の第1の回路基板11への取付が完了する。
尚、基板接続具19の第1の回路基板11への上記した取付時には、基板接続具19の上下方向への移動を規制した状態で、第1の回路基板11に付された押圧マーク11c、11cを下方から押圧することにより、被取付部21、21の取付孔12、12への挿入及びロック片21b、21bによるロックを簡単かつ確実に行うことができる。
次に、上側に位置する被取付部21、21を第2の回路基板15の取付孔16、16にそれぞれ下側から挿入して第1の回路基板11に取り付けられた基板接続具19を第2の回路基板15に取り付ける(図9参照)。この基板接続具19の第2の回路基板15への取付手順は、基板接続具19の第1の回路基板11に対する取付手順に対して上下方向が逆になるだけであるため、簡単に説明する。
被取付部21、21を取付孔16、16へ挿入すると、案内片21a、21aによって挿入が円滑に行われ、ロック片21b、21bがそれぞれ弾性変形され、被取付部21、21がさらに挿入されることによりロック片21b、21bが弾性復帰されて上面15aに係止されると共にストッパー縁20a、20aが下面15bに接触し、ロック片21b、21bによって基板接続具19が第2の回路基板15にロックされ、基板接続具19の第2の回路基板15への取付が完了する。基板接続具19の第2の回路基板15への取付完了時には、上側に位置する接触部23が第2の回路基板15の接地用の接続部17に弾接され、基板接続具19の接続部17への電気的な接続が行われる。
基板接続具19が第2の回路基板15に取り付けられるときには、同時に第2の回路基板15の雄型コネクター18が第1の回路基板11の雌型コネクター14に挿入されて両者が接続される。
上記のように、基板接続具19が第1の回路基板11及び第2の回路基板15に取り付けられると共に雄型コネクター18が雌型コネクター14に接続されることにより、第1の回路基板11と第2の回路基板15が連結される。
尚、基板接続具19の第2の回路基板15への上記した取付時には、基板接続具19の上下方向への移動を規制した状態で、第2の回路基板15に付された押圧マーク15c、15cを上方から押圧することにより、被取付部21、21の取付孔12、12への挿入及びロック片21b、21bによるロックを簡単かつ確実に行うことができる。
上記のように、電子機器1にあっては、第1の回路基板11と第2の回路基板15を連結する基板接続具19が導電性金属材料によって一体に形成されているため、基板接続具19の構造が簡素であり、製造コストの低減を図ることができる。
また、被取付部21、21、・・・を第1の回路基板11及び第2の回路基板15の取付孔12、12、16、16に挿入するだけで第1の回路基板11と第2の回路基板15を連結して接地用の接続部13、17を基板接続具19を介して接続することができるため、接続作業の容易化を図ることができると共に接続部13、17間の確実な接続状態を確保することができる。
尚、基板接続具19は、図9に矢印で示すように、対向して位置された被取付部21、21を互いに近付く方向へ弾性変形させロック片21b、21bの第1の回路基板11の下面11b又は第2の回路基板15の上面15aに対する係止状態を解除して引き抜くことにより、第1の回路基板11又は第2の回路基板15から取り外すことができる。
従って、基板接続具19を第1の回路基板11又は第2の回路基板15から容易に取り外すことができ、第1の回路基板11と第2の回路基板15の連結を解除した状態における作業、例えば、第1の回路基板11又は第2の回路基板15に対するメンテナンス作業における作業性の向上を図ることができる。
尚、上記には、先に基板接続具19を第1の回路基板11に取り付け、次いで、基板接続具19を第2の回路基板15に取り付けた例を示したが、逆に、基板接続具19を第2の回路基板15に取り付けた後に第1の回路基板11に取り付けるようにしてもよい。
メカシャーシ10の上側には、その前半部にディスク駆動ブロック24が配置されている(図2参照)。ディスク駆動ブロック24は図示しないディスクテーブルや光ピックアップを有し、ディスクスロット9から挿入されるディスク状記録媒体を所定の位置までローディングしてディスクテーブルに装着しディスク状記録媒体に対する情報信号の記録や再生を行うと共に情報信号の記録や再生が終了したディスク状記録媒体をイジェクトしてディスクスロット9から突出させる役割を果たす。
メカシャーシ10の上側には、その後半部の右寄りの位置に電源ブロック25が配置されている(図2参照)。電源ブロック25は電源用基板25aと該電源用基板25a上に配置された各部を有し、電子機器1の各部に対して電源に関する制御を行う役割を果たす。
メカシャーシ10の上側には、その後半部の左寄りの位置にドライブユニット26が配置されている(図2参照)。ドライブユニット26はハードディスクドライブ27とドライブ用ブラケット28と中継基板29とを備えている(図10及び図11参照)。
ハードディスクドライブ27は略直方体状に形成され、天面30に制御基板31が配置されている。ハードディスクドライブ27の長手方向(図10に示すX方向)における一方の側面32には、それぞれ複数の端子ピンを有するコネクター33、33、33が設けられている。
ハードディスクドライブ27の短手方向(図10に示すY方向)における両側面34、34には、それぞれX方向に離隔して2つずつのネジ穴34a、34a、・・・が形成されている。
ドライブ用ブラケット28は熱伝導性及び導電性を有する金属材料によって各部が一体に形成され、外形が略長方形状を為す天板面部35と該天板面部35の短手方向(図10に示すY方向)における両側縁からそれぞれ下方へ突出された取付面部36、37と該取付面部36、37の下縁から外方へ突出された支持面部38、38、・・・とを有している。
支持面部38、38、・・・は、取付面部36、37のX方向における各両端部に設けられており、取付面部36側の支持面部38、38間の位置には取付面部36の下縁から外方へ突出された接触片39が設けられている。
天板面部35には孔35a、35a、35aが形成され、軽量化が図られている。天板面部35のX方向における一端部には、支持面部38と同じ方向へ突出された突部35bが設けられている。突部35bの一端縁(図10に示すX1側)からは下方へ突出された取付片40が設けられ、該取付片40には螺孔40aが形成されている。取付片40はドライブ用ブラケット26の各部のうち、図10に示すX1方向における最も端側に位置されている。
取付面部36にはX方向に離隔して該X方向に長い取付用挿通孔36a、36aが形成されている。取付用挿通孔36a、36aは、図12に示すように、その幅H1がハードディスクドライブ27のネジ穴34a、34aの径より稍大きくされている。
取付面部37にはX方向に離隔して該X方向に長い取付用舌片41、41が設けられている(図13参照)。取付用舌片41、41は図10に示すY方向へ変形可能とされている。取付用舌片41、41にはそれぞれX方向に長い取付用挿通孔41a、41aが形成されている。取付用挿通孔41a、41aは、図13に示すように、その幅H2がハードディスクドライブ27のネジ穴34a、34aの径より稍大きくされている。
取付面部36、37の各内面間の間隔L1はハードディスクドライブ27の側面34、34間の間隔L2より僅かに大きくされている(図14参照)。
支持面部38、38、・・・にはそれぞれダンパー配置孔38a、38a、・・・が形成されている(図10及び図11参照)。
中継基板29はY方向に長く形成され、長手方向における一端部にネジ挿通孔29aを有している。ネジ挿通孔29aは、図15に示すように、そのY方向における幅A及びZ方向における幅Bが、ともにドライブ用ブラケット28の取付片40に形成された螺孔40aの径より稍大きくされている。
中継基板29のネジ挿通孔29aの周囲の部分には、接地用の接続面29bが形成されている(図10及び図11参照)。中継基板29の背面にはコネクト部29cが設けられている。
中継基板29には、その長手方向における両端部にそれぞれ第1のフレキシブルプリント配線板42と第2のフレキシブルプリント配線板43とが接続されている。第1のフレキシブルプリント配線板42は図示しない回路基板に接続され、第2のフレキシブルプリント配線板43は第1の回路基板11に接続されている。第2のフレキシブルプリント配線板43にはハードディスクドライブ27に対して信号の授受を行うための各信号線が形成されている。
ハードディスクドライブ27の1つのコネクター33には、電源用コネクター44が接続される。電源用コネクター44からは接続ケーブル45、45、・・・が導出され、該接続ケーブル45、45、・・・が電源用基板25aに接続される。
以下に、ドライブユニット26の組立方法について説明する(図16乃至図20参照)。尚、以下の組立は手作業又は所定の図示しない組立用治具によって行う。
先ず、ハードディスクドライブ27のコネクター33、33にそれぞれ中継基板29のコネクト部29a及び電源用コネクター44を接続する(図16参照)。ハードディスクドライブ27に中継基板29を接続した状態においては、中継基板29の長手方向(Y方向)における一端部がハードディスクドライブ27からY方向へ突出される。
次に、中継基板29及び電源用コネクター44のハードディスクドライブ27に対する接続状態を保持したまま、図17に示すように、中継基板29の背面をハードディスクドライブ27の取付片40に突き当て、該取付片40に形成された螺孔40aに中継基板29のネジ挿通孔29aを対応して位置させる。このように中継基板29の背面をハードディスクドライブ27の取付片40に突き当てることにより、ハードディスクドライブ27のドライブ用ブラケット28に対するX方向における位置決めが行われる。
次いで、ハードディスクドライブ27のドライブ用ブラケット28に対するY方向における位置決めを行う(図18参照)。Y方向における位置決めは、中継基板29の背面を取付片40に突き当てた状態で、ハードディスクドライブ27の一方の側面34をドライブ用ブラケット28の取付面部36に突き当てることにより行う。ハードディスクドライブ27の側面34をドライブ用ブラケット28の取付面部36に突き当てることにより、側面34に形成されたネジ穴34a、34aがそれぞれ取付面部36の取付用挿通孔36a、36aに対応して位置される。Y方向における位置決めが完了した状態においては、ハードディスクドライブ27の他方の側面34とドライブ用ブラケット28の取付面部37との間に一定の間隔が形成される。
続いて、ハードディスクドライブ27のドライブ用ブラケット28に対するZ方向における位置決めを行う(図19参照)。Z方向における位置決めは、中継基板29の背面を取付片40に突き当てると共にハードディスクドライブ27の側面34をドライブ用ブラケット28の取付面部36に突き当てた状態で、ハードディスクドライブ27をドライブ用ブラケット28の天板面部35に突き当てることにより行う。Z方向における位置決めが完了した状態においては、ドライブ用ブラケット28の螺孔40aが中継基板29のネジ挿通孔29a内に位置され、かつ、ハードディスクドライブ27のネジ穴34a、34a、・・・がそれぞれドライブ用ブラケット28の取付用挿通孔36a、36a、41a、41a内に位置される。
次いで、ドライブ用ブラケット28の取付用舌片41、41をハードディスクドライブ27の側面34に近付く側へ変形させ、取付用舌片41、41を側面34に突き当てる(図20参照)。
最後に、第1の取付ネジ46を中継基板29のネジ挿通孔29aに挿通しドライブ用ブラケット28の螺孔40aに螺合して中継基板29をドライブ用ブラケット28に固定し、第2の取付ネジ47、47、・・・をそれぞれドライブ用ブラケット28の取付用挿通孔36a、36a、41a、41aに挿通しハードディスクドライブ27のネジ穴34a、34a、・・・に螺合してハードディスクドライブ27をドライブ用ブラケット28に固定する。
尚、第1の取付ネジ46の頭部46aの直径は中継基板29のネジ挿通孔29aの幅Bより大きくされ、第2の取付ネジ47、47、・・・の頭部47a、47a、・・・の直径はドライブ用ブラケット28の取付用挿通孔36a、36a、41a、41aの幅H1、H2より大きくされている。従って、第1の取付ネジ46によって中継基板29がドライブ用ブラケット28に確実に固定され、第2の取付ネジ47、47、・・・によってハードディスクドライブ27がドライブ用ブラケット28に確実に固定される。
上記のようにドライブユニット26が構成された状態において、ドライブ用ブラケット28のダンパー配置孔38a、38a、・・・にそれぞれゴム材料等によって形成されたダンパー48、48、・・・が取り付けられる(図21及び図22参照)。
尚、上記には、ドライブユニット26の組立手順について、順に、X方向、Y方向、Z方向における位置決めを行った例を示したが、これらのXYZの3方向における位置決めの順序は任意に変更可能である。
ドライブ用ブラケット28にダンパー48、48、・・・が取り付けられた状態において、ドライブユニット26は、ダンパー48、48、・・・をそれぞれ挿通されたネジ部材49、49、・・・によってメカシャーシ10のユニット取付部10c、10c、・・・に取り付けられる。
メカシャーシ10には接地部材50が取り付けられている(図21参照)。接地部材50は、ハードディスクドライブ27、中継基板29、第1のフレキシブルプリント配線板42及び第2のフレキシブルプリント配線板43をドライブ用ブラケット28を介してメカシャーシ10に電気的に接続してこれらの各部材の接地を図り、帯電の防止による不要輻射の発生を抑制する役割を果たすものである。
接地部材50は、メカシャーシ10に取り付けられた基部50aと該基部50aから斜め上方へ互いに先端に行くに従って離隔する方向へ突出された一対の接触部50b、50bとが導電性金属材料によって一体に形成されて成る。接触部50b、50bは逆ハの字状に開くような姿勢で設けられ、互いに離接する方向へ基部50aに対して弾性変形可能とされている。
上記のようにドライブユニット26がメカシャーシ10に取り付けられるときには、図23に示すように、ドライブ用ブラケット28の接触片39の長手方向における両端縁39a、39bがそれぞれ接地部材50の接触部50b、50bに接触して該接触部50b、50bを押し広げ、接触片39に接触部50b、50bが弾接される。
また、ドライブユニット26がメカシャーシ10に取り付けられるときに、図24に示すように、ドライブユニット26のメカシャーシ10に対する位置が適正な取付位置に対して接触片39の長手方向にずれていた場合であっても、接触片39に接触される一方の接触部50bの弾性によってドライブユニット26に適正な取付位置へ向かう方向への力(図24に示す矢印P)が付与される。
従って、ドライブユニット26のメカシャーシ10に対する取付時の位置決めが容易となり、ドライブユニット26のメカシャーシ10への取付作業における作業性の向上を図ることができる。
また、接地部材50の接触部50b、50bは互いに離隔する方向へ弾性変形可能であるため、メカシャーシ10に対するドライブユニット26のZ方向における取付上の誤差が生じたとしても、この誤差が吸収され、接触片39に接触部50b、50bを確実に接触させることができる。
上記のようにドライブユニット26がメカシャーシ10に取り付けられた状態において、ハードディスクドライブ27に関しては、順に、ハードディスクドライブ27、第2の取付ネジ47、47、・・・、ドライブ用ブラケット28、接地部材50及びメカシャーシ10という接地経路が確保される。また、第1のフレキシブルプリント配線板42、第2のフレキシブルプリント配線板43及び中継基板29に関しては、順に、中継基板29、第1の取付ネジ46、ドライブ用ブラケット28、接地部材50及びメカシャーシ10という接地経路が確保される。
上記したように、電子機器1にあっては、ドライブユニット26をメカシャーシ10に取り付けた状態において、ドライブ用ブラケット28の接触片39に接地部材50の接触部50b、50bが弾接されるため、ドライブ用ブラケット28と接地部材50との確実な接触状態を確保することができ、ハードディスクドライブ27、中継基板29、第1のフレキシブルプリント配線板42及び第2のフレキシブルプリント配線板43の帯電を確実に防止することができる。
また、上記したように、電子機器1にあっては、ハードディスクドライブ27に対する中継基板29の取付状態が保持されたままで、X方向、Y方向及びZ方向の3軸方向における位置調整が行われ、第1の取付ネジ46及び第2の取付ネジ47、47、・・・によって各部がネジ止めされてドライブユニット26が構成される。
従って、ハードディスクドライブ27に形成されたネジ穴34a、34a、・・・やコネクター33の位置に、製品毎の製造上のバラツキや製造者毎の種類の相違によるバラツキが生じていたとしても、中継基板29やハードディスクドライブ27に組立状態における不必要なストレスが生じることなく良好な接地状態を確保することができ、不要輻射の発生が抑制され動作の信頼性の向上を図ることができる。
上記のようにドライブユニット26がメカシャーシ10に取り付けられた状態において、ハードディスクドライブ27の下面とメカシャーシ10の上面との間にシート状の減衰用クッション51、51、・・・が配置される(図21及び図22参照)。減衰用クッション51、51、・・・は、例えば、ハードディスクドライブ27の下面の4隅に対応した位置又はX方向における両端側の位置に配置され、下面がメカシャーシ10に接着等により取り付けられ、上面がハードディスクドライブ27の下面に当接されている。尚、減衰用クッション51、51、・・・は、上面がハードディスクドライブ27の下面に接着等により取り付けられ、下面がメカシャーシ10に当接されていてもよい。
減衰用クッション51、51、・・・は、例えば、ポリウレタンフォームによって形成され、厚さが2mmとされている。具体的には、例えば、LE−20、SR−S24P又はML−32(何れも、株式会社イノアックコーポレーション製)が用いられている。尚、これらの各材料の物性値は、図25に示す通りである。
減衰用クッション51、51、・・・は、電子機器1に衝撃が付与されたときにハードディスクドライブ27に生じる振動をダンパー48、48とともに抑制する機能を有する。
以下に、減衰用クッション51、51、・・・に関して行った各試験の測定結果について説明する(図26乃至図33参照)。行った試験は、1…動作時振動試験、2…片支持落下試験、3…自己振動試験、4…落下試験である。
これらの各試験は、ハードディスクドライブ27に加速度センサーを取り付け、ハードディスクドライブ27に生じる加速度の大きさを測定することにより行った。
先ず、動作時振動試験の測定結果について説明する(図26及び図27参照)。
動作時振動試験は、置き台上に電子機器1を横置き状態(外筐2の上ケース3と下ケース4が上下に位置する状態)で配置し、電子機器1に上下方向への振動を与えたときのハードディスクドライブ27に生じる加速度を測定することにより行った。減衰用クッション51、51、・・・としては、上記したLE−20、SR−S24P及びML−32を用い、LE−20及びSR−S24Pについては厚さ2mmと3mmのもの、ML−32については厚さ2mmのものを対象とし、減衰用クッションが配置されていない場合についても比較対象として測定した。尚、減衰用クッション51、51、・・・が配置された場合及び減衰用クッションが配置されていない場合の何れの場合においても、ドライブユニット26はダンパー48、48、・・・を介してメカシャーシ10にネジ部材49、49、・・・によって取り付けられている。
ハードディスクドライブ27としては、Maxtor製及び日立グローバルストレージテクノロジーズ製の2種類のものを用いた。
図26及び図27に示すように、LE−20(厚さ2mm)において加速度のピーク値が最も低く、減衰用クッションが配置されていない場合と略同じ値であった。また、LE−20(厚さ3mm)、SR−S24P(厚さ2mm及び3mm)及びML−32(厚さ2mm)においては、加速度のピーク値は減衰用クッションが配置されていない場合より高いものの許容範囲内であった。
次に、片支持落下試験の測定結果について説明する(図28乃至図30参照)。
片支持落下試験は、置き台上に電子機器1を横置き状態又は縦置き状態(外筐2の上ケース3と下ケース4が水平方向に隣接する状態)で配置し、電子機器1の各面側を5mm又は50mmの高さまで持ち上げてから落下させたときのハードディスクドライブ27に生じる加速度を測定することにより行った。減衰用クッション51、51、・・・としては、LE−20、SR−S24P及びML−32を用い、LE−20及びSR−S24Pについては厚さ2mmと3mmのもの、ML−32については厚さ2mmのものを対象とし、減衰用クッションが配置されていない場合についても比較対象として測定した。また、ハードディスクドライブ27としては、Maxtor製のものを用いた。
図28乃至図30の表中、前面、左側面、右側面、後面、上面、下面とあるのは持ち上げた側の面を示しており、横置き状態にしたときに向く各面であり、例えば、前面は外筐2の前面2aである。
図28は、横置き状態における落下高さ5mmの場合の測定結果であり、図29は、縦置き状態における落下高さ5mmの場合の測定結果であり、図30は、横置き状態における落下高さ50mmの場合の測定結果である。
横置き状態における落下高さ5mmの場合は、図28に示すように、LE−20、SR−S24P及びML−32の全てにおいて、前面を持ち上げた場合に減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が低下し、LE−20(厚さ2mm)において、後面を持ち上げた場合に減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が低下し、LE−20(厚さ3mm)において、右側面を持ち上げた場合に減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が低下した。他の測定結果については、減衰用クッションが配置されていない場合と略同じ値であった。
縦置き状態における落下高さ5mmの場合は、図29に示すように、LE−20、SR−S24P及びML−32の全てにおいて、減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が稍上昇するか同等であったが、全てにおいて許容範囲とされる目標値である10G以内の値であった。
横置き状態における落下高さ50mmの場合は、図30に示すように、LE−20、SR−S24P及びML−32の全てにおいて、前面又は右側面を持ち上げた場合に減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が低下し、左側面又は後面を持ち上げた場合に減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が上昇したが、全てにおいて許容範囲とされる目標値である90G以内の値であった。
次いで、自己振動試験の測定結果について説明する(図31及び図32参照)。
自己振動試験は、置き台上に電子機器1を横置き状態で配置し、情報信号の記録及び再生をしていない状態におけるハードディスク回転時(アイドル時)と、ディスクテーブルに装着した重心が偏心したディスク状記録媒体を回転させたときのハードディスクドライブ27に生じる加速度を測定することにより行った。減衰用クッション51、51、・・・としては、LE−20、SR−S24P及びML−32を用い、LE−20及びSR−S24Pについては厚さ2mmと3mmのもの、ML−32については厚さ2mmのものを対象とし、減衰用クッションが配置されていない場合についても比較対象として測定した。また、ハードディスクドライブ27としては、Maxtor製及び日立グローバルストレージテクノロジーズ製の2種類のものを用いた。
ディスク状記録媒体としては、重心の偏心量が0.3gcmと1.0gcmの2種類のものを用いた。
図31及び図32に示すように、LE−20、SR−S24P及びML−32の略全てにおいて、減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が同等か又は低下し、特に、LE−20、SR−S24P(厚さ2mm)のアイドル時及びSR−S24P(厚さ2mm)の0.3gcmの偏心を有するディスク状記録媒体を回転させたときの加速度のピーク値が大幅に低下した。
但し、日立グローバルストレージテクノロジーズ製の場合では、SR−S24P(厚さ3mm)及びML−32において、減衰用クッションが配置されていない場合に比し加速度のピーク値が稍上昇したが、許容範囲内であった。
以上の動作時振動試験、片支持落下試験及び自己振動試験によって、LE−20、SR−S24P及びML−32の全てにおいて、減衰用クッション51、51、・・・を配置した場合は、減衰用クッションを配置しない場合と比較して、ハードディスクドライブ27に生じる振動が抑制される効果があることが確認された。特に、厚さ2mmのLE−20を用いた場合には、振動の抑制効果が高いことが確認された。
上記の結果に基づき、振動抑制効果の高い厚さ2mmのLE−20に関して、落下試験を行った(図33参照)。
落下試験は、電子機器1を工場出荷時の状態と同じ状態に梱包し、高さ72cmの位置から梱包状態のまま落下させときのハードディスクドライブ27に生じる加速度を測定することにより行った。減衰用クッション51、51、・・・としては、厚さ2mmのLE−20を用い、減衰用クッションが配置されていない場合についても比較対象として測定した。
図33において、(A)はLE−20使用時の測定結果を示し、(B)は減衰用クッションが配置されていない場合の測定結果を示している。図33に示すように、LE−20を用いた場合の加速度のピーク値は、減衰用クッションが配置されていない場合のそれより大幅に低下した。
従って、厚さ2mmのLE−20を使用した場合には、減衰用クッションを使用しない場合に比し、振動抑制効果が大幅に向上することが確認された。
以上に記載した通り、電子機器1にあっては、ドライブユニット26とこれが取り付けられるメカシャーシ10との間に減衰用クッション51、51、・・・を配置しているため、ハードディスクドライブ27やドライブ用ブラケット28に生じる過大な振動を抑制するためにハードディスクドライブ27の下面とメカシャーシ10の上面との間に大きな間隔を形成する必要がなく、ハードディスクドライブ27の下面とメカシャーシ10の上面との間に減衰用クッション51、51、・・・の厚み分のみの間隔を形成すればよく、その分、電子機器1の大型化を来たすことなく過大な振動の発生に起因するハードディスクドライブの動作不良を防止することができる。
電子機器1にあっては、例えば、ドライブユニット26の上面に伝熱体52が配置されている(図34参照)。
伝熱体52は、例えば、扁平な略矩形状に形成され、厚み方向において互いに反対方向を向く第1の面52aと第2の面52bを有している(図35及び図36参照)。伝熱体52は、熱伝導性及び導電性を有する金属材料によってシート状又はメッシュ状に形成された熱伝導体53と、弾性変形可能なクッション54とが結合されて成る。
熱伝導体53は、例えば、波板状に折り曲げられて形成され、第1の面52aに露出された第1の表面部53a、53a、・・・と、第2の面52bに露出された第2の表面部53b、53b、・・・と、第1の表面部53a、53a、・・・と第2の表面部53b、53b、・・・をそれぞれ連結する連結部53c、53c、・・・と、該連結部53c、53c、・・・の外側に平行な状態で位置され最も外側に位置する第1の表面部53a又は第2の表面部53bに連続された押さえ部53d、53dとから成る。
クッション54は連結部53c、53c、・・・間又は連結部53c、53cと押さえ部53d、53dとの間に形成された空間に埋設するように設けられた複数の各部分54a、54a、・・・から成る。
クッション54の材料としては、例えば、発泡ウレタンや発泡ウレタンに粉末状又はファイバー状のアルミニウム、銅、金、銀、鉄、カーボン、セラミック、ステンレス、ニッケル等の熱伝導性の高い添加物を混合した材料が用いられており、こららの各材料は、ダンパー48、48、・・・の材料より硬度が小さい材料である。
熱伝導体53は、第1の表面部53a、53a、・・・と第2の表面部53b、53b、・・・の面方向がそれぞれ第1の面52aと第2の面52bの面方向と同じ方向にされている。
以上のように構成された伝熱体52は、メカシャーシ10に取り付けられたドライブユニット26の上面に配置される(図34参照)。ドライブユニット26の上面に伝熱体52が配置された状態で、下パネル4に上パネル3が結合されて外筐2が構成されると、図37に示すように、伝熱体52は放熱面となる上パネル3の天面と発熱体となるドライブユニット26の上面との間で稍押し潰され、第1の面52aと第2の面52bとがそれぞれ上パネル3の天面とドライブユニット26の上面とに倣う形状に変形される。
従って、伝熱体52は、第1の面52aに露出された熱伝導体53の第1の表面部53a、53a、・・・が上パネル3の天面に密着され、第2の面52bに露出された熱伝導体53の第2の表面部53b、53b、・・・がドライブユニット26の上面に密着される。
このように伝熱体52は、第1の表面部53a、53a、・・・が上パネル3の天面に密着され、第2の表面部53b、53b、・・・がドライブユニット26の上面に密着されるため、ドライブユニット26に発生した熱を上パネル3に効率的に伝達してドライブユニット26の温度上昇の抑制を図ることができる。
また、ドライブユニット26に振動が発生したときには、ダンパー48、48、・・・及び減衰用クッション51、51、・・・によってその振動が抑制されるが、上パネル3の天面とドライブユニット26の上面との間にクッション54を有する伝熱体52が配置されているため、ダンパー48、48、・・・及び減衰用クッション51、51、・・・と伝熱体52によって相乗的に振動を抑制することができる。
さらに、ドライブユニット26の熱伝導体53によってドライブユニット26のドライブ用ブラケット28と外筐2との間の接地経路が確保され、ドライブユニット26の帯電の防止を図ることができる。
さらにまた、ドライブユニット26の放熱のために、基材がシリコンによって形成された伝熱シートを使用することがないため、シリコンに起因する温度上昇時におけるシロキサンガスの発生という不都合を生じることがなく、各部における接点不良等の障害の発生を回避することができる。
加えて、伝熱体52にあっては、上記したように、熱伝導体53の第1の表面部53a、53a、・・・と第2の表面部53b、53b、・・・の面方向がそれぞれ第1の面52aと第2の面52bの面方向と同じ方向にされているため、その分、上パネル3の天面及びドライブユニット26の上面との接触面積が大きく、熱伝達効率及び導電効率の向上を図ることができる。
以下に、伝熱体の変形例を示す(図38及び図39参照)。
第1の変形例に係る伝熱体52Aは、図38に示すように、例えば、扁平な略矩形状に形成され、厚み方向において互いに反対方向を向く第1の面52cと第2の面52dを有している。伝熱体52Aは、熱伝導性及び導電性を有する金属材料によってシート状又はメッシュ状に形成された熱伝導体53Aと、弾性変形可能なクッション54Aとが結合されて成る。
熱伝導体53Aは、例えば、ロール状に折り曲げられて形成され、第1の面52cに露出された第1の表面部53e、53e、・・・と、第2の面52dに露出された第2の表面部53f、53f、・・・と、第1の表面部53e、53e、・・・と第2の表面部53f、53f、・・・をそれぞれ連結する連結部53g、53g、・・・とから成る。
クッション54Aは連結部53g、53g、・・・間に形成された空間に埋設するように設けられた複数の各部分54b、54b、・・・から成る。
第2の変形例に係る伝熱体52Bは、図39に示すように、例えば、扁平な矩形状に形成され、伝熱体52の構成に加え、第1の面52aと第2の面52b上にそれぞれ平板状の熱伝導体55、56が取り付けられて成る。
このように伝熱体52Bにあっては、第1の面52aと第2の面52b上にそれぞれ平板状の熱伝導体55、56が取り付けられているため、上パネル3の天面及びドライブユニット26の上面との接触面積が大きく、熱伝達効率及び導電効率の向上を図ることができる。
上記には、発熱体となるドライブユニット26の上面と放熱面となる上パネル3の天面との間に伝熱体52、52A、52Bを配置した例を示したが、これに代えて、例えば、図40に示すように、発熱体となるドライブユニット26の下面と放熱面となるメカシャーシ10の上面との間に稍潰れた状態で伝熱体52、52A、52Bを配置してもよい。ドライブユニット26の下面とメカシャーシ10の上面との間に伝熱体52、52A、52Bを配置した場合には、ドライブユニット26に発生した熱が伝熱体52、52A、52Bを介してメカシャーシ10に伝達されると共に伝熱体52、52A、52Bによってドライブユニット26とメカシャーシ10との間の接地経路が確保される。
尚、上記には、ドライブユニット26の上面と上パネル3の天面との間又はドライブユニット26の下面とメカシャーシ10の上面との間に伝熱体52、52A、52Bを配置した例を示したが、伝熱体52、52A、52Bを配置する位置はこれらの位置に限られることはなく、電子機器1の駆動時に発熱して熱源となる発熱体と放熱面として機能する部分との間であれば、何れの位置に配置することも可能である。
また、上記のように、伝熱体52、52A、52Bは振動を抑制するクッションとしても機能するため、図40に示すように、伝熱体52、52A、52Bを配置した場合に、減衰用クッション51、51、・・・を配置しない構成とすることも可能である。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図40と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は電子機器を示す斜視図である。 電子機器の内部構造を概略的に示す分解斜視図である。 第1の回路基板と第2の回路基板の接続構造を示す分解斜視図である。 基板接続具の拡大斜視図である。 図6乃至図9と共に第1の回路基板と第2の回路基板の連結手順を示すものであり、本図は、第1の回路基板の上側に基板接続具が位置された状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 取付孔への挿入時に基板接続具が案内されている状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 ロック片が弾性変形されている状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 ロック片によってロックされ基板接続具が第1の回路基板に取り付けられた状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 基板接続具の第1の回路基板からの取外時の状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 ドライブユニットの分解斜視図である。 ドライブユニットの斜視図である。 ドライブ用ブラケットの一方の取付面部に形成された取付用挿通孔とハードディスクドライブのネジ穴との大きさの関係を示す概略拡大背面図である。 ドライブ用ブラケットの他方の取付面部に形成された取付用挿通孔とハードディスクドライブのネジ穴との大きさの関係を示す概略拡大正面図である。 ドライブ用ブラケットとハードディスクドライブのY方向における長さの関係を一部を断面にして示す概略拡大平面図である。 中継基板に形成されたネジ挿通孔とドライブ用ブラケットに形成された螺孔との大きさの関係を示す概略拡大側面図である。 図17乃至図20と共にドライブユニットの組立手順を示すものであり、本図は、ハードディスクドライブに中継基板及び電源用コネクターが取り付けられた状態を示す斜視図である。 中継基板がハードディスクドライブの取付片に突き当てられX方向における位置決めが行われた状態を示す概略平面図である。 ハードディスクドライブの一方の側面がドライブ用ブラケットの一方の取付面部に突き当てられY方向における位置決めが行われた状態を示す概略平面図である。 Z方向における位置決めが行われた状態を示す概略背面図である。 ドライブ用ブラケットの取付用舌片が変形されてハードディスクドライブの側面に接触された状態を一部を断面にして示す概略平面図である。 ドライブユニットがメカシャーシに取り付けられた状態を示す拡大背面図である。 ドライブユニットがメカシャーシに取り付けられた状態を示す拡大正面図である。 ドライブ用ブラケットの接地片が接地部材に接するときの状態を示す拡大背面図である。 ドライブ用ブラケットの接地片が接地部材に対してずれて接するときの状態を示す拡大背面図である。 減衰用クッションとして用いられた各材料の物性値を示す図表である。 図27と共に動作時振動試験の測定結果を示すものであり、本図は、1種類目のハードディスクドライブに関して行った測定結果を示す図表及びグラフ図である。 2種類目のハードディスクドライブに関して行った測定結果を示す図表及びグラフ図である。 図29及び図30と共に片支持落下試験の測定結果を示すものであり、本図は、電子機器の横置き状態における落下高さ5mmの場合の測定結果を示す図表及びグラフ図である。 電子機器の縦置き状態における落下高さ5mmの場合の測定結果を示す図表及びグラフ図である。 電子機器の横置き状態における落下高さ50mmの場合の測定結果を示す図表及びグラフ図である。 図32と共に自己振動試験の測定結果を示すものであり、本図は、1種類目のハードディスクドライブに関して行った測定結果を示す図表及びグラフ図である。 2種類目のハードディスクドライブに関して行った測定結果を示す図表及びグラフ図である。 落下試験の測定結果を示す図表及びグラフ図である。 伝熱体の他の各部との位置関係を示す概略斜視図である。 伝熱体の拡大斜視図である。 伝熱体の拡大断面図である。 伝熱体がドライブユニット上に配置された状態を一部を断面にして示す概略正面図である。 伝熱体の第1の変形例を示す拡大斜視図である。 伝熱体の第2の変形例を示す拡大断面図である。 伝熱体がドライブユニットとメカシャーシの間に配置された状態を一部を断面にして示す概略正面図である。
符号の説明
11…第1の回路基板、11c…押圧マーク、12…取付孔、13…接続部、15…第2の回路基板、15c…押圧マーク、16…取付孔、17…接続部、19…基板接続具、20…ベース部、21…被取付部、21a…案内片、21b…ロック片、23…接触部

Claims (7)

  1. 第1の回路基板と第2の回路基板とを厚み方向において一定の間隔を形成した状態で接続する基板接続構造であって、
    第1の回路基板と第2の回路基板にそれぞれ取付孔と接地用の接続部とを形成し、
    導電性材料によって形成されると共に第1の回路基板と第2の回路基板を接続する基板接続具を設け、
    該基板接続具に、ベース部と、該ベース部から互いに反対方向へ突出されそれぞれ上記各取付孔に挿入されて取り付けられる被取付部と、ベース部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときに上記各接続部に弾接される一対の接触部と、被取付部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときの取付状態をロックするロック片とを設けた
    ことを特徴とする基板接続構造。
  2. 上記基板接続具の被取付部の先端部を取付孔への挿入方向に対して所定の方向に屈曲し、上記先端部を取付孔に対する被取付部の挿入を案内する案内片として形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板接続構造。
  3. 上記基板接続具の被取付部をベース部に対して弾性変形可能とし、
    被取付部をベース部に対して弾性変形可能な方向へ変形させたときにロック片によるロックが解除されるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板接続構造。
  4. 上記第1の回路基板又は第2の回路基板の少なくとも取付孔の近傍の位置に、基板接続具の第1の回路基板又は第2の回路基板への取付時に押圧する押圧マークを付した
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板接続構造。
  5. それぞれ取付孔と接地用の接続部とが形成された第1の回路基板と第2の回路基板とを厚み方向において一定の間隔を形成した状態で接続する基板接続具であって、
    導電性材料によって形成し、
    ベース部と、
    該ベース部から互いに反対方向へ突出されそれぞれ上記各取付孔に挿入されて取り付けられる被取付部と、
    ベース部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときに上記各接続部に弾接される一対の接触部と、
    被取付部に対して弾性変形され被取付部が取付孔に取り付けられたときの取付状態をロックするロック片とを設けた
    ことを特徴とする基板接続具。
  6. 上記被取付部の先端部を取付孔への挿入方向に対して所定の方向に屈曲し、上記先端部を取付孔に対する被取付部の挿入を案内する案内片として形成した
    ことを特徴とする請求項5に記載の基板接続具。
  7. 上記被取付部をベース部に対して弾性変形可能とし、
    被取付部をベース部に対して弾性変形可能な方向へ変形させたときにロック片によるロックが解除されるようにした
    ことを特徴とする請求項5に記載の基板接続具。
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