JP2006164041A - 非接触型icカードリーダライタシステムおよびリーダライタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の通信リンクを確立するときに、すでに確立された通信リンク切断を抑制できるようにする。
【解決手段】 リーダライタ2は、タイプAのICカード4との間で通信リンク処理を成功した後、ICカード5との間で通信リンク処理を行うことにより同時通信リンク処理を行う。リーダライタ2は、ICカード5との間で通信リンク処理を行うのに先立ち、ICカード4および5の同時リンク処理時に使用されるパラメータにおける同時リンク可否回数情報(継続成功回数情報および継続失敗回数情報)を取得し、試行合計回数が所定の回数よりも少ないか、もしくは継続成功回数の割合が所定の割合より多いかを判定し、当該判定結果を満たす場合に限りICカード5との間で通信リンク処理を試行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非接触型ICカードにデータを読み書きするためのリーダライタを備えた非接触型ICカードリーダライタシステム、およびこのシステムを構成するリーダライタに関する。
非接触型ICカード(以下、ICカードと略す)は、PCのセキュリティ管理や決済処理等のような様々な用途に使用されており、近年では、これらのICカードや当該ICカードにデータを読み書きするためのリーダライタが販売されている。非接触型リーダライタは、電磁結合によりICカードと通信を行い、送信時には送信信号を変調して通信すると共にICカードに電力供給し、ICカードにより負荷変調された信号を受信することで通信処理が行われている。
このようなICカードの規格の一例としてISO/IEC14443と称される規格がある。このISO/IEC14443規格においては、タイプA(TypeA)およびタイプB(TypeB)等と称されるタイプ毎に変調度の規格が異なり、この規格に準拠したリーダライタは、当該リーダライタ側からタイプAおよびタイプBのカードに対して交互にポーリングする必要がある。尚、非接触型ICカードの一例として、複数のスマートカード通信プロトコルを用いてスマートカードおよびコンピュータ間の通信リンクを確立する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、この規格を次のように拡張する要望がある。これは、リーダライタが、あるカードタイプのICカードとポーリング後の所定手順に基づいて通信リンクを確立した後、当該通信リンクを保持したまま、異なるカードタイプのICカードと通信リンクを確立し、複数のカードタイプのカードと通信リンクを保持したいということである。このような処理を実現できれば、先に通信リンクしたカードタイプとの通信リンク処理を省くことができトランザクションを抑制できる。
特表2003−502888
複数の通信リンクを保持しようとした場合、すでに確立した通信リンクが切断されたりICカードに記憶された記憶内容がリセットされたり、ICカードの動作がロックされてしまうことがあり、処理が進行しない問題が発生することが考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の通信リンクを確立するときに、先に確立された通信リンク切断を抑制できる非接触型ICカードリーダライタシステム、およびこのシステムに使用されるリーダライタを提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、次のような作用を奏する。管理装置は、記憶手段を備えている。この記憶手段は、一および他の非接触型ICカードとの間で通信リンクを同時に確立するときの変調方式、変調度、通信速度のうち少なくとも1つの通信方式に対応して通信リンクするか否か(同時通信リンクの可否)の回数を記憶している。
このとき管理装置は、この記憶手段に記憶された同時リンク可否回数情報に基づいて一および他の非接触型ICカードとの間で通信リンクするため、例えば同時リンク可否回数情報の中で同時通信リンクの成功回数の多い通信方式を採用して同時通信リンクすることにより、複数の通信リンクを確立するときに、すでに確立された通信リンク切断を抑制できるようになる。請求項7記載の発明は、請求項1記載の非接触型ICカードリーダライタシステムの機能を有するリーダライタの発明を示す。
請求項2記載の発明によれば、管理装置が、一のICカードとの間で通信リンクを確立し、他のICカードとの間で通信リンク確立を試行した後、一のICカードとの間の通信リンクを継続しているか否かを判定し、同時通信リンクの可否結果を記憶手段に同時リンク可否回数情報として更新するため、複数の通信リンクが試行されたとき当該試行結果を後の通信リンクを試行するときの参照データとして学習記憶させることができ、試行回数が増せば増すほど同時リンク可否回数情報の信頼度を増すことができる。請求項8記載の発明は、請求項2記載の非接触型ICカードリーダライタシステムの機能を有するリーダライタの発明を示す。
請求項3記載の発明によれば、管理装置は、外部ネットワークに接続されているため、同時リンク可否回数情報を他の管理装置に伝達することができる。これにより、例えば外部ネットワークに接続された他の管理装置との間で情報を共用化することができる。
請求項4記載の発明によれば、管理装置は、一および他のICカードとの間で同時通信リンク確立が成功する可能性の高い順序で同時通信リンクを試行するため、無作為な順序で同時通信リンク処理をする構成に比較して高い確率で同時通信リンクを確立することができる。請求項9記載の発明は、請求項4記載の非接触型ICカードリーダライタシステムの機能を有するリーダライタの発明を示す。
請求項5記載の発明によれば、管理装置は、一のICカードとの間で所定の手順により通信処理しない間、同時通信リンクを試行した回数に対して同時通信リンク否と判定された回数の割合が所定の割合を上回っている通信方式により他のICカードとの間で通信リンクを試行し、当該他のICカードとの間で通信リンクが確立したならば、一および他のICカードとの間の同時通信リンクを回避したことを外部に通信するため、例えば上位機器に対して回避情報を送信すると、上位機器はこの回避情報を受信し、一および他のICカードの所定の組合せによる管理装置に対する指令を回避することができ、管理装置および他の管理装置間のトラフィックを抑制できる。請求項10記載の発明は、請求項5記載の非接触型ICカードリーダライタシステムの機能を有するリーダライタの発明を示す。
請求項6記載の発明によれば、次のように作用する。リトライ情報記憶手段は、当該管理装置とICカードとの間で同時通信リンク処理をリトライすることで同時に通信できるか否かの可否の回数を示すリトライ情報を記憶している。管理装置は、このリトライ情報記憶手段に記憶されたリトライ情報に基づいてICカードとの間で通信リンクする。したがって、例えば1回目に試行した結果失敗したとしてもリトライを実施し成功している条件のある場合には、管理装置が複数のICカードと同時通信リンクできることがあるため、利便性を向上できる。請求項11記載の発明は、請求項6記載の非接触型ICカードリーダライタシステムの機能を有するリーダライタの発明を示す。
以下、本発明の一実施形態について、図1ないし図5を参照しながら説明する。
図1は、非接触型ICカードリーダライタシステム(以下、ICカードリーダライタシステムと称する)の構成を概略的に示している。このICカードリーダライタシステムAは、リーダライタ2と、上位機器としてのパーソナルコンピュータ3とを備え、外部ネットワークNで接続されることにより構成されている。また、管理装置1は、リーダライタ2とパーソナルコンピュータ3とから構成されている。尚、外部ネットワークNには、図示しない他の管理装置が接続されている。
以下、この構成の電気的構成を図2を参照しながら説明する。図2は、このシステムの電気的構成をブロック図により示している。
リーダライタ2は、CPU(図示せず)を備えた制御回路6を主体として、その他変調機7と、受信器8と、アンテナコイル9とを備えて構成されている。制御回路6は、CPUの他に記憶手段としてのメモリ6aを備えている。制御回路6は、外部ネットワークNを通じてコンピュータ3と相互に通信可能になっている。メモリ6aには、同時リンク可否回数情報が記憶されている。尚、この同時リンク可否回数情報は、制御回路6に記憶されている実施形態を示すが、コンピュータ3のデータベース(図示せず)に記憶されていても良い。
この同時リンク可否回数情報とは、例えばタイプAのICカード4との間で通信リンクを確立した後に他のタイプ(例えばタイプB)のICカード5との間で同時に通信リンクが継続するか否かの継続可否回数を示す回数情報であり、例えば図3に示すような形態で記憶されている。この図3に示す内容は後述する。変調器7は、制御回路6から与えられるデータをASK変調する。そしてアンテナコイル9を通じてICカード4および5に送信する。
他方、タイプAのICカード4およびタイプBのICカード5は、そのハード構成が略同一であるためICカード4のハード構成を説明しICカード4のハード構成説明を省略する。ICカード4は、制御回路10およびアンテナコイル11を備えている。制御回路10は、CPU(図示せず)および記憶手段としてのメモリ10aを備えている。制御回路10は、アンテナコイル11を通じてリーダライタ2から送信信号が与えられると当該送信信号を電源として駆動する。
電源が与えられた駆動状態では、制御回路10は、メモリ10aに記憶されたデータを変調しアンテナコイル11を通じてリーダライタ2に送信し、逆にリーダライタ2から送信されるデータを受信するように構成されている。
非接触型ICカードの信号インタフェース規格としてISO/IEC14443と称される規格がある。このISO/IEC14443規格においては、タイプA(TypeA)とタイプB(TypeB)とが標準的に用いられている。
タイプAの場合、リーダライタ2からのタイプAのICカード4に対するデータ伝送の変調方式および変調度はASK100%であり、符号化は変形ミラー形式で行われる。他方、タイプBの場合、リーダライタ2からのタイプBのICカード5に対するデータ伝送の変調方式はタイプAと同一でASKであるものの変調度が異なり8%〜14%と規定されている。タイプBの場合、通常、変調度は10%で使用される。
また、タイプBの場合、その符号化はNRZ−L符号化方式が用いられる。タイプAやタイプBの通信速度は、初期106kbpsで同一であり、設定用パラメータ群により212kbps、424kbps、847kbpsに変更可能とされている。
リーダライタ2は、自身の通信エリアに対してICカード4および5が接近したことを検知するため、タイプAおよびタイプBのICカード4および5に対して呼出しコードを間欠的に交互に送信するポーリング処理を行っており、ICカード4および5が通信エリア内に位置すると、ICカード4および5は、リーダライタ2が送信する信号から動作用の電力に基づいて動作し、負荷変調して応答するようになっている。
リーダライタ2およびICカード4,5間の通信方式は規格により定められており、例えばISO/IEC14443に準拠したシステムにおいては、上述のようにタイプA〜C毎に変調方式や変調度、通信速度が所定範囲内の条件を満たすように規定されている。
しかし、当該規格に準拠するためにはあるパラメータ群が所定の範囲を満たせばよいため、リーダライタ2の製造メーカ、ICカード4または5の製造メーカ、ICカード4または5に内蔵されるICチップ(図示せず)を製造するメーカ毎に規格の範囲内で各社様々な規定が行われている。
そこで、A社がICカード4を販売しており、B社がICカード5を販売している例を考える。すると、例えば、リーダライタ2がA社製のICカード4との間で通信リンクを確立しデータ通信を行った後、リーダライタ2がB社製のICカード5との間で通信リンクを確立しデータ通信を行うと、各社規格範囲内で異なる規定が定められている影響があるため、ICカード4と通信リンクを保持した状態でICカード5との間で通信リンク確立処理を行う途中段階において、ICカード4のメモリ10aに記憶されたデータをリセットしたり、ICカード4の動作をロックしたりする場合があり、リーダライタ2がICカード4および5との間で同時にリンクを保持できない場合がある。
リーダライタ2がICカード4および5との間で同時にリンクを保持できないと、一方のタイプのICカードとの間で通信処理した後に他方のタイプのICカードとの間のリンク処理を行う必要が生じてしまう。通信リンク処理が多いとトランザクションが増加してしまうため好ましくない。そのため、ICカードのタイプが異なったとしても同時にリンクを保持可能な条件により通信処理を行うことが望ましい。
そこで、本実施形態においては、リーダライタ2がICカード4および5との間で同時にリンクを保持させるための情報を学習し、この学習結果を同時リンク可否回数情報としてリーダライタ2のメモリ6aやコンピュータ3のデータベースに記憶させることで、ICカード4および5のタイプが異なった場合であっても同時にリンクを保持できる可能性の高い条件とし、同時通信リンク処理およびその後の通信を円滑に処理することができる実施形態を示す。
図3は、リーダライタ2のメモリ6a(もしくはコンピュータ3内のデータベース)に記憶されている同時リンク可否回数情報の内容を概略的に示している。この図3中における数字は、同時通信リンク処理を試行した結果を回数で示している。図3中のパラメータAは、タイプAのICカード4との間で通信するのに最適な通信速度(例えば106kbps),変調方式(例えばASK)や変調度(例えば10%)等のパラメータ群を示すものである。
また、図3中のパラメータBは、タイプAのICカード4との間で通信するのに最適な通信速度(例えば106kbps),変調方式(例えばASK)や変調度(例えば10%)等のパラメータ群であり、且つ、当該通信リンクが成功すればタイプAのICカード4とより高速な通信速度(例えば212kbps)で通信するためのパラメータ群を示している。
また、図3中のパラメータCは、タイプBのICカード5との間で通信するのに最適な通信速度(例えば106kbps)、変調方式(例えばASK)や変調度(例えば100%)等のパラメータ群を示すものである。例えば、図3の(1)欄の内容は、リーダライタ2がタイプAのICカード4の通信速度106kbpsのパラメータにおいて通信リンク中には、タイプAの通信速度106kbpsのパラメータで同時に通信リンク処理を試行すると、150回継続し1回も通信切断していないことを示している。
また、図3の(2)欄の内容は、リーダライタ2がタイプAのICカード4との間で通信速度106kbpsのパラメータにおいて通信リンク中には、タイプBのICカード5との間で通信速度106kbpsのパラメータで同時に通信リンク処理を試行した場合に、100回通信切断してしまい1回も通信継続していないことを示している。
さらに、図3の(3)欄に示す内容は、リーダライタ2がタイプAのICカード4との間で通信速度212kbpsのパラメータで通信リンク中に、タイプBのICカード5との間で通信速度106kbps用のパラメータで同時に通信リンク処理を試行した場合に、80回通信継続し1回も通信切断していないことを示している。
尚、この図3に示す例では、リーダライタ2が複数のICカードと通信リンクする場合、同一のパラメータの組み合わせの場合には何回試行しても同一の結果が得られるようになっている例を示しているが、この例は理想的な場合を示しており、実際には通信継続回数(継続成功回数とも称す)と通信切断回数(継続失敗回数とも称す)が拮抗している場合もある。このように何回も同時リンク処理の試行を繰り返すことにより学習効果によりデータが蓄積されるようになる。そこで、このデータを利用することにより同時通信リンク確立の成功可能性を向上することができる。
この図3に示す例では、リーダライタ2が複数のICカードと通信リンクする場合に通信速度の異なるパラメータで試行した例を示しているが、実際には、カードメーカやICカードに内蔵されるICチップメーカやその搭載OS等によってもその通信継続回数や通信切断回数が変化することが確認されているため、このようなパラメータ毎にデータを取得するようにしても良い。
これらのカードメーカ情報やICチップメーカ情報や搭載OS情報は、通信リンク処理が行われるときに、各ICカード4および5からリーダライタ2に送信される。具体的には、これらの情報は、タイプAのICカード4の場合、ATQA(リクエスト応答信号)、SAK(選択了解信号)を参照したり、ATS内の管理情報バイト(ISO/IEC14443−4準拠)を参照することでリーダライタ2が前述した情報を取得することができる。
また、タイプBのICカード5の場合には、ATQB(リクエスト応答信号)内のアプリケーションデータや、高速処理用カードにおけるポーリング応答内ICコード、ファイル構造を有するカードにおけるIC製造者識別ファイル等を参照することによりリーダライタ2が前述した情報を取得できる。またこれらの情報とAFI情報(カードの応用分野識別子)とを組み合わせても良い。これによりカードメーカ情報やICチップメーカ情報や搭載OS情報等を取得できる。
上記構成の作用について、図4および図5を参照しながら説明する。
図4は、リーダライタ2の制御回路6が複数の通信リンク処理を行うときの動作をフローチャートにより示している。まず、リーダライタ2の制御回路6は、タイプAのICカード4と通信速度106kbpsにて通信リンクを確立する(ステップS1)。制御回路6がタイプAのICカード4と通信リンクを確立すると、リーダライタ2とICカード4との間でデータ通信が可能になる。
次に、リーダライタ2の制御回路6は、メモリ6aから外部ネットワークNを通じてICカード4および5と通信する際のパラメータと当該パラメータで試行した場合の同時リンク可否回数情報とを読出す(ステップS2)。制御回路6は、コンピュータ3内のデータベースから読み出すようにしても良い。このとき、制御回路6は、同時リンク可否回数情報を読み出すと、このデータから継続成功回数および継続失敗回数を取得する(ステップS3)。
制御回路6は、この継続成功回数および継続失敗回数を加算し、この合計回数が100回を超えるか否かを判定し、さらに、継続失敗回数を合計回数で除算した値が0.1を超えるか否かを判定する(ステップS4)。すなわち試行回数が多く、且つ、継続失敗回数の合計回数に対する割合が所定値より高いパラメータである場合には、同時通信リンクの成功可能性が低いため、このパラメータによる捕捉を強制的に行わないようにする(ステップS5)。
制御回路6は、ステップS4の条件を満たさない場合には(ステップS4:NO)、取得されたパラメータにて捕捉試行する(ステップS6)。具体的には、試行回数が100回以下である場合や継続失敗回数が所定の割合以下である場合に取得されたパラメータにより捕捉試行する。
このとき、制御回路6が捕捉試行に成功した場合には(ステップS7:YES)、このカードパラメータでは同時リンク成功の可能性ありという旨の戻り値を返し(ステップS8)、リンク確立確認ルーチンに移る(ステップS9)。他方、制御回路6は、捕捉失敗したのであれば(ステップS7:NO)、同時通信リンク失敗である旨の戻り値を返し(ステップS10)、ステップS9のリンク確立確認ルーチンに移る。これは、継続失敗回数情報の更新を行うためである。
制御回路6は、リンク確立確認ルーチンに移ると、図5に示すように、タイプAのICカード4に対してコマンド送信する(ステップS11)。タイプAのICカード4の制御回路10は、このコマンドを受け付けると、リーダライタ2の制御回路6に対して応答する(ステップS12)が、制御回路6が当該応答信号を受信せずタイムアウトと判定したならば(ステップS13:YES)、継続失敗回数をインクリメントし(ステップS14)、コンピュータ3や制御回路6のメモリ6a内にデータベースとして保存する(ステップS15)。
逆に、制御回路6がこの応答を受信し応答信号を受付ければ(ステップS13:NO)、継続成功回数をインクリメントし(ステップS16)、ステップS15においてコンピュータ3や制御回路6のメモリ6a内にデータベースとして保存する。これにより、複数の同時リンク処理を行う継続成功回数や、同時リンク処理の継続失敗回数を更新することができ、後の処理に生かすことができ、学習効果を奏する。
このような本実施形態によれば、次のような作用効果を奏する。同時リンク可否回数情報がコンピュータ3やメモリ6aのデータベースに記憶されている。制御回路6が、ICカード4との間で通信リンク処理を成功した後、ICカード5との間で通信リンク処理を行うことにより同時通信リンク処理を行うのに先立ち、ICカード4および5の同時リンク処理時に使用されるパラメータにおける継続成功回数情報および継続失敗回数情報を取得し、試行合計回数が所定の回数よりも少ないかもしくは継続成功回数の割合が所定の割合より多いかを判定し、当該判定結果を満たす場合に限りICカード5との間で通信リンク処理を試行するため、複数の通信リンクを確立する際にすでに確立された通信リンクの切断を抑制できるようになる。なお、試行合計回数が所定回数よりも少ないことを同時通信リンクの試行条件としているが、この条件を省いても良い。
また、制御回路6は、ICカード4との間で通信リンクを確立した後、ICカード5との間で通信リンク確立を試行し、さらにICカード4との間で通信リンク確立が継続しているか否かを判定し、同時通信リンクの可否結果を同時リンク可否回数情報として更新するため、ICカード4および5との間で通信リンクが試行されたとき試行結果を後の通信リンクを試行するときの参照データとして学習させることができ、試行回数が増せば増すほど同時リンク可否回数情報の信頼度を増すことができる。
さらに制御回路6は、外部ネットワークNに接続されているため、外部ネットワークNを通じて同時リンク可否回数情報を伝達することができる。これにより、外部ネットワークNに接続された他の管理装置との間で情報を共用化することができる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態の説明を示すもので、第1の実施形態と異なるところは通信リンク確立の順序を同時リンク可否回数情報に基づいて決定するところにある。第1の実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略し、以下異なるところについてのみ説明する。
図6は、通信リンク確立手順を決定する際の動作をフローチャートにより概略的に示している。リーダライタ2の制御回路6は、タイプAのICカード4との間で通信する際に所望の通信速度で通信するが、この所望の通信速度で通信する際に問題のないICカード5のパラメータがあるか否かを判定する(ステップT1)。すなわち、リーダライタ2の制御回路6がICカード4および5との間で同時通信リンクするときに問題が生じないパラメータ群があるか否かを判定する。もしそのようなパラメータ群がなければ(ステップT1:NO)、制御回路6は同時リンク確立を不可能として(ステップT2)、処理を終了する。
制御回路6は、このようなパラメータ群が存在すると判定した場合には(ステップT1:YES)、ICカード4の所望の通信速度で問題のないICカード5用のパラメータを候補として選択する(ステップT3)。例えば、ICカード4との間の通信速度212kbps、ICカード5との間の通信速度106kbpsのパラメータを選択する。
次に制御回路6は、選択されたICカード5用のパラメータの通信速度に対してICカード4用のパラメータで通信した場合に通信継続する可能性が高いか否かを判定する(ステップT4)。これは、制御回路6が同時リンク可否回数情報に基づいて判定するが、ICカード5との通信リンク時に使用されるパラメータがICカード4との通信保持状態に悪影響を引き起こさないか否かを判定する処理を示している。
このとき、制御回路6は、使用されるパラメータが同時リンク可否回数情報に基づいて通信継続する可能性が高いと判定した場合にはステップT5に移行するが、通信継続する可能性が低いと判定した場合には(ステップT4:NO)、検討したパラメータを除外し(ステップTa)、再度ステップT1から繰り返し処理を行う。
次に制御回路6は、タイプAのICカード4の通信速度の候補(例えば212kbps)に対してタイプBのICカード5の通信速度の候補に至るまでに経る必要のある通信速度のパラメータで通信処理が行われた場合に通信継続失敗したものがあるか否かを判定する(ステップT5)。リーダライタ2は、ICカード5との間で最低の通信速度で通信リンク確立した後に順次高い通信速度でICカード5との間で通信確立する必要がある。この場合、リーダライタ2がタイプAのICカード4との間で通信している間にタイプBのICカード5との間で所定のパラメータにより低い通信速度から順に高い通信速度に移行して通信処理を行うと、タイプAのICカード4との間の通信リンクが切断される虞がある。このため、履歴情報(学習情報)を参照し、通信継続失敗したものがあると判定すると(ステップT5:YES)、このパラメータによる通信リンクを回避し、ステップT7に移行する。
また、制御回路6は、ステップT5において通信継続失敗したものがないと判定すると(ステップT5:NO)、タイプAのICカード4との間で通信リンクした後にタイプBのICカード5との間で通信リンク処理し(ステップT6)終了する。
制御回路6は、ステップT7においてタイプBのICカード5の通信速度の候補(例えば106kbps)に対してタイプAのICカード4の通信速度の候補に至るまでに経る必要のある通信速度のパラメータで通信処理が行われた場合に通信継続失敗したものがあるか否かを判定する。これは、リーダライタ2がタイプBのICカード5との間で通信している間にタイプAのICカード4との間で所定のパラメータにより低い通信速度から
順に高い通信速度に移行して通信処理を行うと、タイプBのICカード5との間の通信リンクが切断される虞があるため、履歴情報(学習情報)を参照し当該切断を回避するために行われる。
このとき制御回路6は、ステップT7において通信継続失敗したものがないと判定すると(ステップT7:NO)、タイプBのICカード5との間で通信リンクした後にタイプAのICカード4との間で同時通信リンク処理するように通信処理を行う(ステップT8)。
しかし、制御回路6は、ステップT7において通信継続失敗したものがあると判定すると、ステップTaに移行し検討したパラメータを候補から除外し、ステップT1から処理を繰り返す。
このような実施形態によれば、リーダライタ2の制御回路6が、ICカード4および5との間で同時通信リンク処理を行う場合、同時通信リンク確立が成功する可能性が高い順序で同時通信リンク処理を試行しているため、無作為な順序で同時通信リンク処理をするのに比較して高い確率で同時通信リンクを確立することができる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態の説明を示すもので、第1もしくは第2の実施形態と異なるところは、リーダライタ2とICカード4および5との間で同時通信リンク処理をリトライした場合にその結果を示すリトライ情報を制御回路6のメモリ6aに記憶し、制御回路6はリトライ情報に基づいてICカード4および5との間で同時通信リンク処理を行うことにある。第1もしくは第2の実施形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図7は、リーダライタ2側の制御回路6に記憶されたリトライ情報の内容を示している。発明者らが実験を繰り返した結果、リーダライタ2とICカード4および5との間で1度同時通信リンク処理を行い失敗したとしても、直ぐに再度同様な同時通信リンク処理を行うことにより同時リンク処理が継続して成功することがあることが確認されている。そこで、リーダライタ2の制御回路6は、ICカード4および5との間で2回もしくはそれ以上連続して同時通信リンク処理を試行し、その結果をリトライ情報としてメモリ6aに記憶するように構成する。制御回路6は、同時通信リンクが成功しても失敗しても、そのリトライ情報をメモリ6aに記憶させる。
制御回路6は、このリトライ情報を参照し、例えば同時通信リンク処理に成功した回数が失敗回数を上回っている場合には、1回目に同時通信リンク処理し失敗したとしても再度同時通信リンク処理する。これにより、リーダライタ2の制御回路6は、タイプAおよびタイプBのICカード4および5との間で同時通信リンクすることができるようになる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形もしくは拡張が可能である。
制御回路6は、ICカード4との間で所定の手順により通信処理しない間、同時通信リンクを試行した回数に対して同時通信リンク否と判定された回数の割合が所定の割合(例えば0.1)を上回っている通信方式によりICカード5との間で通信リンクを試行するようにしても良い。この場合、制御回路6がICカード5との間で同時通信リンクを確立した場合には、制御回路6はICカード4および5との間の同時通信リンクを回避したことを外部ネットワークNを通じて他の管理装置に通信するようにしても良い。このとき、他の管理装置に回避情報が伝達されるため、制御回路6がICカード4および5と通信するときの相性を他のシステムにも伝達することができ、効率的にデータを利用することができ、利便性を向上できる。
制御回路6のメモリ6aには、タイプAのICカード4とタイプBのICカード5の通信速度等に応じて同時リンク可否回数情報が記憶されている例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、変調度に応じて同時リンク可否回数情報を記憶するようにしても良い。 例えば、変調度は、タイプAのICカード4の場合100%であるが、タイプBのICカード5の場合8%〜14%と規定されている。したがって、変調度を、例えば9%,10%,11%という所定値にした場合のデータに分別して同時リンク可否回数情報を記憶するようにしても良い。また、変調方式毎のデータに分別して同時リンク可否回数情報を記憶するようにしても良いし、これらの情報を組み合わせて記憶するようにしても良い。このような場合、上述実施形態と略同様の作用効果を得られる。また、より細かく分別して同時リンク可否回数情報を得ることができ、利便性を向上できる。
また、ISO/IEC14443の規格に準拠した非接触型のICカードリーダライタシステムAに適用した実施形態を示しているが、この規格に必ずしも準拠するシステムに適用する必要はない。
管理装置1として、リーダライタ2とコンピュータ3とを備えた実施形態を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、リーダライタ2が単体で管理装置1の機能を有するようにしても良い。
本発明の第1の実施形態を示す概略的なブロック構成図 電気的構成を示すブロック図 同時通信リンク可否回数情報の一例を示す図 同時通信リンク確立処理時の動作を示すフローチャート(その1) 同時通信リンク確立処理時の動作を示すフローチャート(その2) 本発明の第2の実施形態の動作を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態の説明を示す図3相当図
符号の説明
図面中、1は管理装置、2はリーダライタ、3はコンピュータ、4はタイプAのICカード、5はタイプBのICカード、6は制御回路(制御手段)、6aはメモリ(記憶手段)、7は変調器、8は受信器、9はアンテナコイル、10は制御回路、10aはメモリ(記憶手段)を示す。

Claims (11)

  1. 記憶手段を備えた非接触型ICカードとの間で通信リンクを確立した後所定の手順により前記非接触型ICカードと通信処理し当該非接触型ICカードの記憶手段に記憶されたデータを読み書き可能な管理装置を備え、
    前記管理装置は、一の前記非接触型ICカードとの間で通信リンクを確立した後当該非接触型ICカードが通信可能な通信速度毎に他の非接触型ICカードの変調方式、変調度、通信速度のうち少なくとも1つの通信方式に対応した同時通信リンク可否の回数を示す同時リンク可否回数情報を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段の同時リンク可否回数情報に基づいて前記一および他の非接触型ICカードとの間で同時通信リンクすることを特徴とする非接触型ICカードリーダライタシステム。
  2. 前記管理装置は、前記一の非接触型ICカードとの間で通信リンクを確立し、前記他の非接触型ICカードとの間で通信リンクを試行した後、前記一の非接触型ICカードとの間の通信リンクを継続しているか否かを判定し、当該同時通信リンクの可否結果を記憶手段に同時リンク可否回数情報として更新することを特徴とする請求項1記載の非接触型ICカードリーダライタシステム。
  3. 前記管理装置は、外部ネットワークに接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の非接触型ICカードリーダライタシステム。
  4. 前記管理装置は、一および他の非接触型ICカードとの間で同時通信リンクを行う場合、同時通信リンク確立が成功する可能性の高い順序で同時通信リンクを試行することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の非接触型ICカードリーダライタシステム。
  5. 前記管理装置は、前記一の非接触型ICカードとの間で所定の手順により通信処理しない間、同時通信リンクを試行した回数に対して同時通信リンク否と判定された回数の割合が所定の割合を上回っている前記通信方式により前記他の非接触型ICカードとの間で通信リンクを試行し、当該他の非接触型ICカードとの間で通信リンクが確立したならば、前記一および他の非接触型ICカードとの間の同時通信リンクを回避したことを外部に通信可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の非接触型ICカードリーダライタシステム。
  6. 前記管理装置は、当該管理装置と非接触型ICカードとの間で同時通信リンク処理をリトライすることで同時に通信できるか否かの可否の回数を示すリトライ情報を記憶するリトライ情報記憶手段を備え、前記リトライ情報記憶手段のリトライ情報に基づいて非接触型ICカードとの間で通信リンクすることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の非接触型ICカードリーダライタシステム。
  7. 記憶手段を備えた非接触型ICカードとの間で通信リンクを確立した後所定の手順により前記非接触型ICカードと通信処理し当該非接触型ICカードの記憶手段に記憶されたデータを読書可能に構成された制御手段と、
    一の前記非接触型ICカードとの間で通信リンクを確立した後当該非接触型ICカードが通信可能な通信速度毎に他の非接触型ICカードの変調方式、変調度、通信速度のうち少なくとも1つの通信方式に対応した同時通信リンク可否の回数を示す同時リンク可否回数情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段の同時リンク可否回数情報に基づいて前記一および他の非接触型ICカードとの間で通信リンクすることを特徴とするリーダライタ。
  8. 前記制御手段は、前記一の非接触型ICカードとの間で通信リンクを確立し、前記他の非接触型ICカードとの間で通信リンクを試行した後、前記一の非接触型ICカードとの間の通信リンクを継続しているか否かを判定し、当該同時通信リンクの可否結果を記憶手段に同時リンク可否回数情報として更新することを特徴とする請求項7記載のリーダライタ。
  9. 前記制御手段は、一および他の非接触型ICカードとの間で複数の同時通信リンクを行う場合、同時通信リンク確立が成功する可能性の高い順序で同時通信リンクを試行することを特徴とする請求項7または8記載のリーダライタ。
  10. 前記制御手段は、前記一の非接触型ICカードとの間で所定の手順により通信処理しない間、同時通信リンクを試行した回数に対して同時通信リンク否と判定された回数の割合が所定の割合を上回っている前記通信方式により前記他の非接触型ICカードとの間で通信リンクを試行し、当該他の非接触型ICカードとの間で通信リンクが確立したならば、前記一および他の非接触型ICカードとの間の同時通信リンクを回避したことを外部に通信可能に構成されていることを特徴とする請求項7ないし9の何れかに記載のリーダライタ。
  11. 前記制御手段は、当該制御手段と非接触型ICカードとの間で同時通信リンク処理をリトライすることで同時に通信できるか否かの可否の回数を示すリトライ情報を記憶するリトライ情報記憶手段を備え、前記リトライ情報記憶手段のリトライ情報に基づいて非接触型ICカードとの間で通信リンクすることを特徴とする請求項7ないし10の何れかに記載のリーダライタ。

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