JP2006163701A - 個人情報記録媒体 - Google Patents

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卓也 羽田
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Abstract

【課題】クレジットカード、IDカード、パスポートその他の個人情報記録媒体において、個人情報を確実に読み取り、読み取り機能を維持する。
【解決手段】メモリ素子として、非接触かつ静止状態で読み取り可能なRFID3を組み込む。このRFID3へのアクセスを制限するアクセス制限手段として、マシンリーダブルなホログラム5を採用する。さらに、ホログラム5ごとに異なる特定のパターンが形成されるように、シートに1個以上(例えば、12個)の識別孔を穿設する。これにより、人的誤差を排除してホログラム5の真贋を正確に判断することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クレジットカード、IDカード(身分証明書)、パスポートその他の個人情報記録媒体に関するものである。
この種の個人情報記録媒体においては、基材にメモリ素子が組み込まれており、このメモリ素子には、本人の住所、氏名、性別、生年月日など各種の個人情報が書き込まれている。従来、このメモリ素子としては、磁気テープやICチップが用いられている。
また、これらのメモリ素子に書き込まれた個人情報の漏洩・改竄を防止するため、個人情報記録媒体の表面にホログラムが貼付されている。
しかし、磁気テープが組み込まれた個人情報記録媒体では、メモリ素子に書き込まれた個人情報を読み取るときに個人情報記録媒体を移動させる必要がある。そのため、個人情報記録媒体の移動速度が許容範囲から外れたり、一定でなかったりすると、個人情報を適正に読み取れないという不便があった。
一方、ICチップが組み込まれた個人情報記録媒体では、接触型であるが故に、ICチップを定期的に交換しないと、ICチップが摩耗して十全に機能しなくなる危険性がある。
また、ホログラムはヒューマンリーダブル、すなわち人間が目視で確認するものであるため、その真贋の判断が必ずしも正確ではないという不具合があった。
本発明は、こうした不都合を解消することが可能な個人情報記録媒体を提供することを目的とする。
まず、請求項1に係る個人情報記録媒体の発明は、メモリ素子が組み込まれた個人情報記録媒体において、前記メモリ素子は、非接触かつ静止状態で読み取り可能なものであることを特徴とする。
また、請求項2に係る個人情報記録媒体の発明は、メモリ素子が組み込まれた個人情報記録媒体において、前記メモリ素子は、RFIDであることを特徴とする。
また、請求項3に係る個人情報記録媒体の発明は、前記メモリ素子へのアクセスを制限するアクセス制限手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る個人情報記録媒体の発明は、前記アクセス制限手段は、マシンリーダブルなホログラムであることを特徴とする。
また、請求項5に係る個人情報記録媒体の発明は、前記ホログラムには、1個以上の識別孔が当該ホログラムごとに異なる特定のパターンを形成するように設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に係る個人情報記録媒体の発明は、前記ホログラムには、特定の入射角の光のみ反射する2次加工が施されていることを特徴とする。
また、請求項7に係る個人情報記録媒体の発明は、前記ホログラムには、特定波長の光のみ反射する2次加工が施されていることを特徴とする。
本発明によれば、静止状態かつ非接触で読み取り可能なメモリ素子(RFIDなど)を採用していることから、磁気テープと異なり、個人情報を確実に読み取ることができ、ICチップと違って、定期的に交換しなくても読み取り機能を維持することが可能となる。
また、マシンリーダブルなホログラムを採用しているため、人的誤差を排除してホログラムの真贋の判断を正確に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明に係る個人情報記録媒体の第1の実施形態(クレジットカード)を示す断面図である。図2は図1に示すクレジットカードのホログラム部分の詳細図である。図3はカードリーダの構造を示す模式図である。
このクレジットカード1は、図1に示すように、合成樹脂製の下層基材4を有しており、下層基材4の上側には、合成樹脂製の上層基材2が積層されている。下層基材4と上層基材2との間には、メモリ素子としてのRFID(radio frequency identification)3が組み込まれており、RFID3は、本人の住所、氏名、性別、生年月日など各種の個人情報が書き込まれたRFIDチップ3aと、RFIDチップ3a内の個人情報を無線伝送するためのアンテナ3bとから構成されている。また、上層基材2の上面には、マシンリーダブルなホログラム5が貼設されているとともに、透明な合成樹脂製の保護層6がホログラム5を覆う形で積層されている。ここで、マシンリーダブルとは、コンピュータなどの機械がその意味を理解できることを意味する。
さらに、ホログラム5は、図2に示すように、微小凹凸ホログラム原画が転写された矩形状のシート5aを有しており、シート5aには直径0.1mm程度の12個の識別孔5bが貫通して穿設されている。これらの識別孔5bは、ホログラム5ごとに異なる特定のパターンを形成している。すなわち、シート5aは、仮想的に500行500列の格子状に分割されて25000個の区画が形成されており、これらの区画から適宜選択した12個の区画に識別孔5bが穿設されている。したがって、識別孔5bはホログラム5ごとに異なる特定のパターンを形成する。その結果、クレジットカード1はユニークなものとなる。
また、カードリーダ11は、図3に示すように、ケーシング12を有しており、ケーシング12の上面にはカード挿通孔12aが形成されている。ケーシング12内には、主制御装置13、RFIDコントローラ15、受光装置16、インターフェース17が格納されている。
クレジットカード1およびカードリーダ11は以上のような構成を有するので、このクレジットカード1の個人情報をカードリーダ11で読み取る際には、カードリーダ11のカード挿通孔12aにクレジットカード1を差し込む。
すると、主制御装置13は、まず、ホログラム5の真贋を判断する。すなわち、クレジットカード1の裏側からホログラム5に光を照射して受光装置16で受光することにより、識別孔5bが形成しているパターンを認識する。そして、このパターンが正規のものであるか否かを判定し、パターンが正規のものであればホログラム5は本物であると判断し、パターンが正規のものでなければホログラム5は贋物である(本物でない)と判断する。これは、25000個の区画から適宜選択した12個の区画がすべて一致して同一のパターンが形成される確率は実質的にゼロと言えるという確率理論に基づく。
このように、ホログラム5はマシンリーダブルであるため、人的誤差を排除してホログラム5の真贋を正確に判断することができる。
そして、ホログラム5が贋物であると判断されると、主制御装置13は、RFID3へのアクセスを許可しないので、クレジットカード1の個人情報を読み取ることができない。その結果、個人情報の漏洩・改竄を防止し、クレジットカード1のセキュリティーを高めることができる。
他方、ホログラム5が本物であると判断されると、主制御装置13は、RFID3へのアクセスを許可すべく、RFIDコントローラ15に対して個人情報の読み取りを指令する。これを受けてRFIDコントローラ15は、RFID3のRFIDチップ3aから個人情報を読み出して主制御装置13に出力し、主制御装置13は、この個人情報をインターフェース17を介してパーソナルコンピュータ(図示せず)に出力する。
このとき、RFID3は静止状態かつ非接触で読み取り可能である。そのため、移動状態でしか読み取れない磁気テープと異なり、個人情報を確実に読み取ることができる。また、接触型のICチップと違って、定期的に交換しなくても読み取り機能を維持することができる。
<第2の実施形態>
なお、上述した第1の実施形態においては、ホログラム5ごとに異なる特定のパターンが形成されるようにシート5aに識別孔5bを穿設することにより、ホログラム5の偽造を防止する場合について説明した。しかし、こうしたパターン識別に代えて、或いはパターン識別に加えて、ホログラム5に特定の入射角(例えば、23°など)の光のみ反射する2次加工を施すことにより、ホログラム5の偽造を防止することもできる。
<第3の実施形態>
なお、上述した第2の実施形態においては、ホログラム5に特定の入射角の光のみ反射する2次加工を施すことにより、ホログラム5の偽造を防止する場合について説明したが、この2次加工に代えて、或いは2次加工に加えて、ホログラム5に特定波長の光のみ反射する2次加工を施すことにより、ホログラム5の偽造を防止することもできる。さらに、これらの2次加工とパターン識別とを組み合わせてホログラム5の偽造を防止することも可能である。
<その他の実施形態>
なお、上述の実施形態においては、メモリ素子としてRFID3を用いる場合について説明したが、非接触かつ静止状態で読み取り可能なものである限り、RFID3以外のメモリ素子を代用しても構わない。
なお、上述の実施形態においては、マシンリーダブルなホログラム5をアクセス制限手段として用いる場合について説明したが、ホログラム5以外のアクセス制限手段を代用することも可能である。
なお、上述の実施形態においては、シート5aに形成された25000個の区画のうち12個の区画に直径0.1mm程度の識別孔5bが穿設されたホログラム5について説明したが、シート5aの区画数はこれに限るわけではない。また、識別孔5bの個数や直径は特に限定されるものではない。ここで、識別孔5bの個数が増えるほど、ホログラム5のパターンの種類が指数関数的に増加するため、ホログラム5の偽造防止効果、ひいてはクレジットカード1のセキュリティーが飛躍的に向上する。
なお、上述の実施形態においては、クレジットカード1を例示して説明したが、クレジットカード1以外の個人情報記録媒体(例えば、IDカード(身分証明書)、パスポートなど)に本発明を適用することも可能である。
本発明に係る個人情報記録媒体の第1の実施形態(クレジットカード)を示す断面図である。 図1に示すクレジットカードのホログラム部分の詳細図である。 カードリーダの構造を示す模式図である。
符号の説明
1……クレジットカード
2……上層基材
3……RFID(メモリ素子)
3a……RFIDチップ
3b……アンテナ
4……下層基材
5……ホログラム(アクセス制限手段)
5a……シート
5b……識別孔
6……保護層
11……カードリーダ
12……ケーシング
12a……カード挿通孔
13……主制御装置
15……RFIDコントローラ
16……受光装置
17……インターフェース

Claims (7)

  1. メモリ素子が組み込まれた個人情報記録媒体において、
    前記メモリ素子は、非接触かつ静止状態で読み取り可能なものであることを特徴とする個人情報記録媒体。
  2. メモリ素子が組み込まれた個人情報記録媒体において、
    前記メモリ素子は、RFIDであることを特徴とする個人情報記録媒体。
  3. 前記メモリ素子へのアクセスを制限するアクセス制限手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の個人情報記録媒体。
  4. 前記アクセス制限手段は、マシンリーダブルなホログラムであることを特徴とする請求項3に記載の個人情報記録媒体。
  5. 前記ホログラムには、1個以上の識別孔が当該ホログラムごとに異なる特定のパターンを形成するように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の個人情報記録媒体。
  6. 前記ホログラムには、特定の入射角の光のみ反射する2次加工が施されていることを特徴とする請求項4または5に記載の個人情報記録媒体。
  7. 前記ホログラムには、特定波長の光のみ反射する2次加工が施されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の個人情報記録媒体。
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