JP2006160740A - メタ置換オルトニトロアニリンを含む、ケラチン繊維の漂白及び同時に染色するための組成物 - Google Patents

メタ置換オルトニトロアニリンを含む、ケラチン繊維の漂白及び同時に染色するための組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】長時間に渡って改善された安定性を有し、有色且つ堅牢な染色を得ることを可能にする、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、メタ置換オルトニトロアニリン類及びそれらの付加塩から選択される少なくとも1種の染料と、少なくとも1種の過酸化塩と、少なくとも1種のアルカリ性剤とを含む、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための組成物に関するものであり、本組成物を用いてケラチン繊維を漂白し且つ染色するための方法、及びまた、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための本組成物の使用にも関する。本発明による組成物は暗色の毛髪に特に適している。本組成物は長時間に渡って改善された安定性を有し、有色且つ堅牢な染色を得ることを可能にする。
【選択図】なし

Description

本発明は、メタ置換オルトニトロアニリン類及びそれらの付加塩から選択される少なくとも1の染料、少なくとも1の過酸化塩、及び少なくとも1のアルカリ性剤を含む、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、例えば毛髪、を漂白し且つ同時に染色するための組成物に関する。
個人が毛髪の色を完全に変えることを望む場合、特に人が元来の色よりも明るい色を得たい場合、漂白し、さらに必要な場合は毛髪を染色することがしばしば必要である。これを行うためにいくつかの方法が存在する。
第一の方法は、アンモニア水と過酸化水素を基にした淡色化用製品を用いることからなる。これらの製品は任意選択で染料を含み、毛髪を淡色化し、同時に染色することを可能にする。しかし、これらの製品の淡色化能力は、特に天然及び/又は染色された暗い基礎色への適用については、制限されたものにとどまっている。
第二の方法は、過硫酸塩などの過酸化塩及びアルカリ性剤を基礎とした淡色化組成物を毛髪に適用することからなり、この組成物には、より強い淡色化を得るために、使用時に過酸化水素が添加される。この種の製品は非常に満足できるものであり、暗い基礎色によりいっそう適しているが、非常に限定された範囲の色しか得られない。したがって、第二段階で毛髪に染色製品を適用することによって、得られた色調を修正することが必要である。この2段階法は、かなり長時間であるという欠点がある。
この欠点を克服するために、これらの淡色化製品に染料を添加することは公知の実務である。この方法は、毛髪繊維が染色されると同時に漂白されることを可能にする。淡色化のレベルが充分であるため、天然及び/又は染色された基礎色に特に適している。しかし、これらの高い酸化条件化で安定な染料は非常に限定された数しかなく、このことが、得られる可能性のある様々な色を限定している。さらに、この不安定さは適用時に程度の差はあっても色合いの急速な変化に現れ、再現可能な結果しかもたらさない。
さらに、外用剤、特に光及びシャンプー、に対するこれらの染料の堅牢性は、満足できるものではない。
これらの強い酸化性媒体中で安定であるアントラキノン、アゾ、トリアリールメタン、チアジン、キノン、及びニトロタイプの直接染料が、米国特許第5688291号明細書、国際公開WO02/074270号、及びドイツ国実用新案DE20303559号に提案されている。しかし、これらの染料は、適用時の色度、堅牢性、及び安定性に関して不満足なものである。
米国特許第5688291号明細書 国際公開WO02/074270号パンフレット ドイツ国実用新案DE20303559号明細書
本発明の目的は、ケラチン繊維、特にヒトのケラチン繊維、例えば毛髪、を漂白し且つ同時に染色するための新規な組成物を提供することであり、本組成物は、特に暗い基礎色に対して適しており、長時間良好な安定性を示し、さらに有彩色及び急速な着色が得られることを可能にする。
この目的は本発明によって達成され、その一つの主題は以下の:
− メタ置換オルトニトロアニリン類及びそれらの付加塩から選択される、少なくとも1種の染料;
− 少なくとも1種の過酸化塩;及び
− 少なくとも1種のアルカリ性剤、
を含む、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための組成物である。
本発明による組成物は、暗色の毛髪を漂白し且つ同時に染色するために特に適している。それは長時間にわたり改善された安定性を示し、有彩色の着色が得られることを可能にする。さらに、適切な濃度の本発明の染料により、パステル色調を得ることができる。
この着色は、シャンプー、摩擦、光、悪天候、汗、及びパーマネント整形法などの、毛髪に影響を及ぼす様々な攻撃因子に対して抵抗性である。着色はまた、強力で、美しく、さらに選択性が低い、すなわち、異なって鋭敏化された毛髪又は濃い頭髪の異なる部分の間にほんの少しの差しか生じさせない。
本発明の主題はまた、本発明の組成物を用いて、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための方法、及び、この方法を実施するための多区画デバイスである。
本発明の別の主題は、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための、本発明の組成物の使用である。
本発明の目的のためには、「メタ置換オルトニトロアニリン」の語は、アミノ基上に任意選択で置換がされているオルトニトロアニリンであって、このアミノ基に対してベンゼン環のメタ位に少なくとも1の置換基を有するものを意味する。
本発明の1つの具体的態様によれば、本発明の状況において有用であるメタ置換オルトニトロアニリン(類)は、以下の式(I)の化合物から選択される。
Figure 2006160740
式(I)中:
・ nは0〜3の整数であり;
・ R及びRは同一又は異なってよく、以下を表す:
- 水素原子;
- アルキル基;
- ヒドロキシアルキル基;
- アミノアルキル基;
- ハロアルキル基;
- 任意選択で置換されたアリール基;
・ R及びRは一緒になって、それらが結合している窒素原子とともに、飽和又は不飽和の、5又は6員ヘテロ環であって、任意選択で1以上の追加のヘテロ原子を含み、さらに任意選択で置換されているヘテロ環を形成しており;
・ R及びRは互いに独立して以下を表す:
- アルキル基;
- ヒドロキシアルキル基;
- アミノアルキル基;
- ハロアルキル基;
- アミノ基;
- モノ(アルキル)アミノ基又はジ(アルキル)アミノ基;
- モノ(ヒドロキシアルキル)アミノ基又はジ(ヒドロキシアルキル)アミノ基;
- N,N−(アルキル)(ヒドロキシアルキル)アミノ基;
- ハロゲン原子;
- ヒドロキシ基;
- アルコキシ基;
- ヒドロキシアルコキシ基;
- カルボキシアルコキシ基。
本発明の関係において、「アルキル基」(alk)の語は、1〜6の炭素原子を含む直鎖状又は分岐状基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、又はtert−ブチル基、を意味する。アルコキシ基はalk-O-基であり、モノアルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基は、(alk)nN-基(n=1又は2、アルキル基は上で定義したアルキル基である。)である。
置換アルキル基は、一置換又は多置換アルキル基である。特に、ヒドロキシアルキル基は1以上のヒドロキシル基で置換されていることができ、アミノアルキル基は1以上のアミノ基で置換されていることができるアルキル基であり、ハロアルキル基は1以上のハロゲン基で置換されていることができるアルキル基であり、カルボキシアルキル基は1以上のカルボキシル基で置換されていることができるアルキル基である。
ハロゲン基は、塩素、臭素、ヨウ素、及びフッ素から選択されるハロゲン原子を意味する。
「アリール基」の語は、6〜30の炭素原子を含んでいる縮合又は非縮合ベンゼン系化合物から誘導される炭素系基、例えば、フェニル基、アントラセニル基、又はナフチル基、を意味する。
飽和又は不飽和の、5又は6員ヘテロ環であって、任意選択で1以上の追加のヘテロ原子を含むものは、例えば、ピロリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、又はモルホリン環であることができる。
全ての上記の意味において、基が置換されている場合、それは一置換又は多置換であり、さらに置換基は、ハロゲン、ヒドロキシル、アルキル、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アミノ、モノ(アルキル)アミノ又はジ(アルキル)アミノ、モノ(ヒドロキシアルキル)アミノ又はジ(ヒドロキシアルキル)アミノ、及びカルボキシル基から選択される。例えば、p−メトキシフェニル基は、置換アリール基である。
本発明の一つの具体的態様によれば、nは0又は1に等しい。
本発明の一つの具体的態様によれば、R及びRは同じでも異なってもよく、水素原子;アルキル基;アミノアルキル基;ヒドロキシアルキル基、を表す。例としては、R及びRは、水素原子;メチル基;β−アミノエチル基;β−ヒドロキシエチル基から選択される。
本発明の一つの好ましい態様によれば、R及び/又はRは水素原子を表す。
本発明の一つの具体的態様によれば、R及びRは互いに独立して、アルキル基;アミノ基;モノ(ヒドロキシアルキル)アミノ基又はジ(ヒドロキシアルキル)アミノ基;ハロゲン原子;ヒドロキシ基;アルコキシ基;ヒドロキシアルコキシ基;カルボキシアルコキシ基を表す。例としては、R及びRは、メチル基;アミノ基;β−ヒドロキシエチルアミノ基;塩素原子;ヒドロキシル基;メトキシ基;β−ヒドロキシエチルオキシ基;β,γ−ジヒドロキシプロピルオキシ基;カルボキシメチルオキシ基、から選択される。
本発明の好ましい一態様によれば、Rは任意選択で置換されたアミノ基を表す。
本発明の状況において有用なメタ置換オルトニトロアニリン類の例としては、4-ニトロ-メタ-フェニレンジアミン;1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-3-メチルアミノ-4-ニトロベンゼン;1-カルボキシメチルオキシ-3-メチルアミノ-4-ニトロベンゼン;1-メチルアミノ-2-ニトロ-5-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)オキシベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-4-ヒドロキシ-5-メチルベンゼン;1-アミノ-3-メチル-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-6-ニトロベンゼン;1-メトキシ-3-(β-アミノエチルアミノ)-4-ニトロベンゼン;1,5-ジ(β-ヒドロキシエチルアミノ)-2-ニトロ-4-クロロベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-5-クロロベンゼン、を挙げることができる。
好ましくは、本発明の状況において有用なメタ置換オルトニトロアニリン(類)は、HCイエロー10又はImexine FAHとしても知られる1,5-ジ(β-ヒドロキシエチルアミノ)-2-ニトロ-4-クロロベンゼン、及びそれらの付加塩、から選択される。
通常、本発明の状況において用いることができる上記メタ置換オルトニトロアニリン類の付加塩は、有機塩基又は無機塩基との付加塩、特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩及びアルカノールアミン類などの有機アミン類の塩から特に選択される。ナトリウム塩が好ましい。
本発明による組成物中のメタ置換オルトニトロアニリン類及び/又はそれらの付加塩類の濃度は、組成物の全重量に対して一般に0.0001重量%〜10重量%、好ましくは0.001重量%〜8重量%、さらに好ましくは0.01重量%〜5重量%である。
本発明において有用な過酸化塩(類)は、例えば、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、及び過酸化物、並びにそれらの混合物から選択される。過硫酸塩類及びそれらの混合物、並びにより好ましくは、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、及び過硫酸アンモニウム、並びにそれらの混合物が好ましく用いられる。
本発明による組成物中の過酸化塩類の濃度は、組成物の全重量に対して、一般に10重量%〜70重量%、好ましくは20重量%〜60重量%である。
本発明の組成物において有用なアルカリ性剤(類)は、例えば、尿素、アンモニウム塩類、例えば、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、又は硝酸アンモニウム;リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、又はバリウムなどのアルカリ金属又はアルカリ土類金属のケイ酸塩、リン酸塩、又は炭酸塩;及びそれらの混合物、から選択される。好ましくは、本アルカリ性剤(類)は、塩化アンモニウム、ケイ酸塩、及び炭酸塩、ならびにそれらの混合物から選択される。
本発明による組成物中のアルカリ性剤の濃度は、通常、組成物の全重量に対して0.01重量%〜40重量%、さらに好ましくは0.1重量%〜30重量%である。
本発明による組成物は、粉末又はペーストの形態であることができる。有利には、本発明の組成物はペーストの形態である。
本発明による組成物がペーストの形態である場合は、それはさらに少なくとも1の不活性有機液体相を含む。
本発明の目的には、「液体相」の語は、室温、一般に15℃〜40℃、且つ大気圧で、それ自身の重量の作用で流動可能な任意の相を意味する。
挙げることのできる不活性液体相の例には、式C10n[(20n)+2](式中、nは3〜9、好ましくは3〜7の範囲である)のポリデセン、脂肪アルコールのエステルもしくは脂肪酸のエステル、糖類のC12〜C24脂肪酸エステル又はジエステル、環状エーテル又は環状エステル、シリコーンオイル、鉱物油、及び植物油、又はこれらの混合物、が含まれる。
nが3〜9の範囲である式C10n[(20n)+2]の化合物は、米国のCosmetic, Toiletry and Fragrance AssociationのCTFA辞典第7版1997年の名称「ポリデセン」、及び米国及びヨーロッパにおける同じINSI名称に対応する。これらは、ポリ-1-デセン類の水素化生成物である。
これらの化合物のなかで、本発明にしたがって好ましいものは、上記式においてnが3〜7の範囲にあるものである。
挙げられる例には、Amoco Chemical社によってSilkflo(登録商標)366 NFポリデセンの名称で販売されている製品、Fortum社によってNexbase(登録商標)2002 FG、2004 FG、2006 FG、2008 FGの名称で販売されている製品、が含まれる。
脂肪アルコールのエステル又は脂肪酸のエステルに関しては、挙げられる例は以下を含む:
− 直鎖状又は分岐状の飽和低級C〜CモノアルコールとC12〜C24の一官能性脂肪酸のエステル(これらの脂肪酸は直鎖状又は分岐状、さらに飽和又は不飽和であることができ、オレエート、ラウレート、パルミテート、ミリステート、ベヘネート、ココエート、ステアレート、リノレエート、リノレネート、カプレート、及びアラキドネート、又はこれらの混合物、特に例えば、オレオパルミテート、オレオステアレート、及びパルミトステアレート、から選択される。)。これらのエステルのなかで、イソプロピルパルミテート、イソプロピルミリステート、及びオクチルドデシルステアレートを用いることが特に好ましい;
− 直鎖状又は分岐状のC〜CモノアルコールとC〜C24の二官能脂肪酸とのエステル(これらの脂肪酸は直鎖状又は分岐状、さらに飽和又は不飽和であることができ、例えば、ジイソプロピルセバケートとしても知られるセバシン酸のイソプロピルジエステルである。);
− 直鎖状又は分岐状のC〜CモノアルコールとC〜C二官能脂肪酸とのエステル(これらの脂肪酸は直鎖状又は分岐状、さらに飽和又は不飽和であることができ、例えば、ジオクチルアジペート及びジカプリリルマレエートである。);
− 三官能の酸のエステル、例えば、クエン酸トリエチル。
糖類のC12〜C24脂肪酸エステル及びジエステルに関しては、用語「糖」はいくつかのアルコール基を含み、アルデヒド又はケトン基を有するか有さず、少なくとも4つの炭素原子を含む化合物を意味する。これらの糖類は、単糖類、オリゴ糖類、又は多糖類であることができる。
本発明に用いられうる糖類としては、例えば、スクロース(又はサッカロース)、グルコース、ガラクトース、リボース、フコース、マルトース、フラクトース、マンノース、アラビノース、キシロース、及びラクトース、並びにそれらの誘導体、特に、メチル誘導体、例えばメチルグルコースなどのアルキル誘導体が挙げられる。
本発明に用いられうる糖類の脂肪酸エステルは、特に、上述した糖類と、直鎖状又は分岐状の、飽和又は不飽和のC12〜C24脂肪酸とのエステル又はエステル混合物から選択されうる。
上記エステルは、モノエステル、ジエステル、トリエステル、テトラエステル及びポリエステル、並びにそれらの混合物から選択されうる。
これらのエステルは、例えば、オレエート、ラウレート、パルミテート、ミリステート、ベヘネート、ココエート、ステアレート、リノレエート、リノレネート、カプレート、及びアラキドネート、又はそれらの混合物、例えば、混合されたオレオ-パルミテート、オレオ-ステアレート、又はパルミト-ステアレート、から選択されうる。
より詳細には、モノエステル及びジエステル、さらに特に、スクロース、グルコース、又はメチルグルコースのモノ-又はジ-オレエート、ステアレート、ベヘネート、オレオパルミテート、リノレエート、リノレネート、又はオレオステアレート、を用いることが好ましい。
例えば、Amerchol社からGlucate(登録商標)DOの名称で販売されている製品を挙げることができ、これはメチルグルコースジオレエートである。
糖と脂肪酸とのエステル又はエステル混合物の例としては以下のものも挙げることができる:
− Crodesta社によってF160、F140、F110、F90、F70、及びSL40の名称で販売されている製品(それぞれ、73%のモノエステル並びに27%のジエステル及びトリエステル;61%のモノエステル並びに39%のジエステル、トリエステル及びテトラエステル;52%のモノエステル並びに48%のジエステル、トリエステル及びテトラエステル;45%のモノエステル並びに55%のジエステル、トリエステル及びテトラエステル;39%のモノエステル並びに61%のジエステル、トリエステル及びテトラエステル;スクロースモノラウレートを意味する。);
− Ryoto Sugar Estersの名称で販売されている製品、例えば、B370で参照され、20%モノエステル及び80%ジ-トリエステル-ポリエステルから形成されるスクロースベヘネートに相当するもの;
− Goldschmidt社によってTegosoft(登録商標)PSEの名称で販売されている、スクロースモノ-ジ-パルミト-ステアレート。
環状エーテル及び環状エステルに関しては、特に適しているものは、γ-ブチロラクトン、ジメチルイソソルビド(dimethyl isosorbide)、又はジイソプロピルイソソルビドである。
シリコーンオイルもまた、不活性有機液体相として用いることができる。
特に、適するシリコーンオイルは、25℃で10000mPa・s以下の粘度をもつ液状の不揮発性シリコーン流体であり、シリコーンの粘度はASTM standard 445 Appendix Cに準拠して測定される。
シリコーンオイルは、Walter Nollの「Chemistry and Technology of Silicones」(1968) - Academic Press中でより詳細に定義されている。
本発明に用いることができるシリコーンオイルのなかで、特に挙げることができる例には、Dow Corning社によって、DC-200 Fluid - 5 mPa.s、DC-200 Fluid - 20 mPa.s、DC-200 Fluid - 350 mPa.s、DC-200 Fluid - 1000 mPa.s、及びDC-200 Fluid - 10000 mPa.sが含まれる。
鉱物油もまた、不活性有機液体相として用いることができ、例えば、液体パラフィンがある。
植物油もまた使用に適しており、特に、アボカド油、オリーブ油、又は液状ホホバワックスがある。
上記不活性有機液体相は、式C10n[(20n)+2](式中、nは3〜9、好ましくは3〜7の範囲である)のポリデセン、脂肪アルコールのエステル又は脂肪酸のエステル、及びそれらの混合物で構成される群から選択されることが好ましい。
本発明の一具体的態様によれば、不活性有機液体相の含有量は、無水ペーストの重量に対して5重量%〜60重量%、好ましくは10重量%〜50重量%、さらに好ましくは15重量%〜45重量%の範囲である。
本発明の一具体的態様によれば、本発明による組成物は無水である。
本発明の状況においては、組成物の総重量に対して1重量%未満、好ましくは0.5重量%未満の水含有量を有する場合、組成物は無水である。
本発明の別の具体的態様によれば、本発明による組成物は過酸化水素をさらに含む。
本発明による過酸化水素を含有する組成物のpHは、一般に3〜11の値の間である。7〜11の間が好ましい。
本発明による組成物は、化粧品に従来用いられている様々な添加剤を含むこともできる。
本発明による組成物は、無機又は有機増粘剤、及び特にアソシエーティブ又はノンアソシエーティブのアニオン性、カチオン性、ノニオン性、又は両性増粘性ポリマー、クレーなどのフィラー、ビニルピロリドンなどのバインダー、例えばポリオールステアレート又はアルカリ金属ステアレートもしくはアルカリ土類金属ステアレートなどの潤滑剤、親水性又は疎水性シリカ、顔料、本発明の染料以外の染料、例えば酸化チタンなどのつや消し剤もしくはそれに代えてアニオン、ノニオン、カチオン、両性、両イオン性界面活性剤、抗酸化剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、緩衝剤、分散剤、フィルム形成剤、保存剤、不透明化剤、ビタミン類、香料;アニオン、カチオン、ノニオン、両性、又は両イオン性ポリマー、セラミド、及び、例えば揮発性又は不揮発性の変性又は非変性シリコーンなどのコンディショニング剤、を含むことができる。
本発明による組成物が過酸化水素を含む場合、酸素の放出を調節するための薬剤、例えば炭酸マグネシウム又は酸化マグネシウムをさらに含むことができる。
上で定義した、酸素の放出を調節するための添加剤及び薬剤は、それぞれについて組成物の総重量に対して、0.01重量%〜40重量%、好ましくは0.1重量%〜30重量%の量で存在しうる。
言うまでなく、当業者は、本発明の組成物に元来付随している有利な特性が、予想する追加によって不利な影響を受けないか又は実質的に不利な影響を受けないように、上記の任意の添加化合物(複数でもよい)を選択することに注意を払うだろう。
本発明による、漂白し且つ同時に染色する方法は、上で明示したとおり、本発明にしたがって過酸化水素を含む組成物をケラチン繊維に適用することからなる。
本発明の主題はまた、少なくとも2つの組成物を含有し、それらの混合が、上で定義した過酸化水素を含む組成物をもたらすことを特徴とする多区画デバイスである。
本発明の一具体的態様によれば、本発明の装置は、適切な染色用媒体中に上で定義した少なくとも1種の染料を含有する組成物(A)を含む第一の区画、上で定義した少なくとも1種の過酸化塩及び少なくとも1種のアルカリ性剤を含有する無水組成物(B)を含む第二の区画、並びに過酸化水素水組成物(E)を含む第三の区画を含んでいる。
本発明の別の具体的態様によれば、本発明の装置は、上で定義した少なくとも1種の染料と、上で定義した少なくとも1種の過酸化塩及び少なくとも1種のアルカリ性剤とを含有する無水組成物(C)を含む第一の区画、並びに過酸化水素水組成物(E)を含む第二の区画を含んでいる。
本発明の別の具体的態様によれば、本発明の装置は、上で定義した少なくとも1種の過酸化塩及び少なくとも1種のアルカリ性剤を含有する無水組成物(B)を含む第一の区画、並びに、適切な染色用媒体中に上で定義した少なくとも1種の染料及び過酸化水素を含有する組成物(D)を含む第二の区画を含んでいる。
組成物(A)及び(D)のための適切な染色用媒体は、一般に、水、又は充分に水溶性でない化合物を溶解するための少なくとも1種の有機溶媒と水との混合物からなる。挙げることができる有機溶媒の例には、C〜C低級アルカノール、例えば、エタノール及びイソプロパノール;グリセロール;グリコール類及びグリコールエーテル類、例えば、2−ブトキシエタノール、プリピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル;及びまた、芳香族アルコール類、例えば、ベンジルアルコール又はフェノキシエタノール、類似製品及びそれらの混合物、が含まれる。
上記溶媒は、染料組成物の総重量に対して、好ましくは約1〜40重量%、さらに好ましくは約5〜30重量%の割合で存在する。
「ブースター」としても知られる組成物(A)は、酸性pH、中性pH、又はアルカリ性pHにおいて配合することができ、pHは約3〜12、好ましくは約4〜11の範囲であってよい。
上記組成物(D)は、7未満のpHを有することが好ましく、この酸性pHは本組成物中での過酸化水素の安定性を確かなものにする。
上記組成物(A)及び(D)は、液体、クリームもしくはゲルの形態、又はケラチン繊維を染色するために適切な任意のその他の形態など、様々な形態であることができる。
上記無水組成物(B)及び(C)は、粉末又はペーストの形態であることができる。この場合、それらはまた、上で定義した不活性有機液体相を含む。
上記過酸化水素水組成物(E)は7未満のpHを有することが好ましく、この酸性pHが本組成物中の過酸化水素の安定性を確かなものにする。
上記組成物(A)、(B)、(C)、(D)、及び(E)は、化粧品で通常用いられる様々な添加剤、例えば上述したもの、をさらに含むことができる。
上記組成物(E)及び(D)は、上述したように、酸素の放出を調節するための薬剤をさらに含むことができる。
本発明による上記装置は、本出願人のフランス国特許第2586913号に記載した装置のように、毛髪に所望の混合物を適用するための手段を備えていることができる。
本装置を用いることにより、上で定義した発明の方法によって、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色することができる。
本発明の主題はまた、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための、上で定義した本発明の組成物の使用である。
以下の実施例は、事実上制限することなく、本発明を説明するためのものである。
〔実施例〕
3.5g%の濃度に、HCイエロー10を水性アルコール溶液中(水80/アルコール20)に溶解した。このようにしてブースターAを得る。
ナトリウムメタシリケートと塩化アンモニウムの混合物4.2%存在下に過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム及び過硫酸マグネシウムの混合物51.5%を含むPlatine Precision Bパウダーの混合物に、40体積%の過酸化水素水組成物からなる酸化剤Eとともに、上記溶液を使用直前に加える。漂白用粉末B/酸化剤E/ブースターAの混合物の割合は、それぞれ、1/2/0.5である。
この混合物の一部を90%の白髪を含んだ天然毛髪の束1gと、2.7gの天然の栗色の毛髪の束に直ちに適用する。
上記混合物の残りを20分後に、90%の白髪を含んだ天然毛髪の束1gと、2.7gの天然の栗色の毛髪の束に適用する。
全ての場合において条件は同じである。浴比は10である。
30分の放置時間経過後、髪の束を濯ぎ、シャンプーし、再度濯ぎ、そして乾燥する。結果を以下の表に示す。
Figure 2006160740
90%の白髪を含む天然毛髪は、色調の起こりうる変化を大きくするために用いた。上記混合物を直ちに適用した場合と、その適用を遅らせた場合とで、同じ色調が得られることがわかった。これらの結果は本発明による組成物が長時間安定であることを示している。

Claims (15)

  1. 以下の:
    − メタ置換オルトニトロアニリン類及びそれらの付加塩から選択される、少なくとも1種の染料;
    − 少なくとも1種の過酸化塩;及び
    − 少なくとも1種のアルカリ性剤、
    を含む、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色するための組成物。
  2. 前記メタ置換オルトニトロアニリン(類)が下記式(I)の化合物から選択される請求項1記載の組成物。
    Figure 2006160740
    (式(I)中:
    ・ nは0〜3の整数であり;
    ・ R及びRは同一又は異なってよく、以下を表す:
    - 水素原子;
    - アルキル基;
    - ヒドロキシアルキル基;
    - アミノアルキル基;
    - ハロアルキル基;
    - 任意選択で置換されたアリール基;
    ・ R及びRは一緒になって、それらが結合している窒素原子とともに、飽和又は不飽和の、5又は6員ヘテロ環であって、任意選択で1以上の追加のヘテロ原子を含み、さらに任意選択で置換されているヘテロ環を形成しており;
    ・ R及びRは互いに独立して以下を表す:
    - アルキル基;
    - ヒドロキシアルキル基;
    - アミノアルキル基;
    - ハロアルキル基;
    - アミノ基;
    - モノ(アルキル)アミノ基又はジ(アルキル)アミノ基;
    - モノ(ヒドロキシアルキル)アミノ基又はジ(ヒドロキシアルキル)アミノ基;
    - N,N−(アルキル)(ヒドロキシアルキル)アミノ基;
    - ハロゲン原子;
    - ヒドロキシ基;
    - アルコキシ基;
    - ヒドロキシアルコキシ基;
    - カルボキシアルコキシ基。)
  3. 前記メタ置換オルトニトロアニリン類が、4-ニトロ-メタ-フェニレンジアミン;1-(β-ヒドロキシエチルオキシ)-3-メチルアミノ-4-ニトロベンゼン;1-カルボキシメチルオキシ-3-メチルアミノ-4-ニトロベンゼン;1-メチルアミノ-2-ニトロ-5-(β,γ-ジヒドロキシプロピル)オキシベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-4-ヒドロキシ-5-メチルベンゼン;1-アミノ-3-メチル-4-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-6-ニトロベンゼン;1-メトキシ-3-(β-アミノエチルアミノ)-4-ニトロベンゼン;1,5-ジ(β-ヒドロキシエチルアミノ)-2-ニトロ-4-クロロベンゼン;1-アミノ-2-ニトロ-4-(β-ヒドロキシエチルアミノ)-5-クロロベンゼンから選択される、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記染料がメタ置換オルトアニリン類のナトリウム塩及びそれらの混合物から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. メタ置換オルトニトロアニリン類及び/又はそれらの付加塩類の濃度が、組成物の全重量に対して0.0001重量%〜10重量%である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記過酸化塩が、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、及び過酸化物、並びにそれらの混合物から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記過酸化塩の濃度が、組成物の全重量に対して10重量%〜70重量%である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記アルカリ性剤が、尿素、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム;アルカリ金属又はアルカリ土類金属のケイ酸塩、リン酸塩、又は炭酸塩;及びそれらの混合物、から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記アルカリ性剤の濃度が、組成物の全重量に対して0.01重量%〜40重量%である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. さらに少なくとも1種の不活性有機液体相を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記不活性有機液体相が、式C10n[(20n)+2](式中、nは3〜9の範囲である)のポリデセン、脂肪アルコールのエステルもしくは脂肪酸のエステル、糖類のC12〜C24脂肪酸エステルもしくはジエステル、環状エーテルもしくは環状エステル、シリコーンオイル、鉱物油、及び植物油、又はこれらの混合物、から選択される、請求項10に記載の組成物。
  12. 前記不活性有機液体相の濃度が、組成物の総重量に対して5重量%〜60重量%である、請求項10又は11に記載の組成物。
  13. 組成物が無水であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. さらに過酸化水素を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 請求項14に記載の組成物をケラチン繊維に適用することを特徴とする、ケラチン繊維を漂白し且つ同時に染色する方法。
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