JP2006159564A - 印刷装置 - Google Patents

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JP2006159564A JP2004352858A JP2004352858A JP2006159564A JP 2006159564 A JP2006159564 A JP 2006159564A JP 2004352858 A JP2004352858 A JP 2004352858A JP 2004352858 A JP2004352858 A JP 2004352858A JP 2006159564 A JP2006159564 A JP 2006159564A
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Abstract

【課題】インクジェット方式での1パス印字において、印刷速度を損なうことなく、スジむらがめだたないようにする。
【解決手段】あらかじめ、印字領域サイズを認識させる手段と、印字エリア最後の走査時にプリントヘッドのほぼ全体が有効に使われるような各走査時の重複量を算出する手段を設け、その重複量に従って印刷を行なうことで、全体の印字スピードを落とすことなく、スジむらの軽減を達成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、印刷方法及び装置に関し、特に複数の記録要素を有するヘッドを走査して被記録媒体に画像を印刷する印刷装置に関するものである。
近年の傾向として、高速プリントの要求が高くなっているため、インク滴をプリントヘッドから打ち出して印刷を行なうインクジェットプリンタにおいては、プリントヘッドの一度の走査で画像を形成させることによって高速プリントを行なう方法が、従来から行なわれている。この場合、紙送りの精度が不十分であったり、被記録媒体がインクを吸うことで伸びたりすることで、走査と走査の間が正しくつながらず、白スジや、黒スジ等が発生することがあり、印字品位を極端に劣化させていた。これを解決する手段として、特許文献1などが提案されている。
また、高速プリントを達成するための別のアプローチとして、プリントヘッドのノズル幅を広くすることも近年の傾向である。この幅広のプリントヘッドを使い、上記の先行例の用に一部領域を重複させながら、一度の走査を行なうことで、高速プリントが可能である。
特開平08−025693号公報
しかしながら、従来の方法では、一部領域を重複させながら印字を行なっていった後、印字エリアの最後の領域を印字させる時に、幅広のプリントヘッド全体を有効に使わず、一部のノズルだけを使って印字を行なっていることが多い。
本発明では、全体のスピードはそのままで、印字エリア最後の領域の印刷時にも、プリントヘッド全体を有効に使った印字を行なうものである。
また、これによって、各走査時の重複領域の幅が広くなるため、よりスジむらの軽減に有効となる。
本発明では、あらかじめ、印字領域サイズを認識させる手段と、印字エリア最後の走査時にプリントヘッドのほぼ全体が有効に使われるような各走査時の重複量を算出する手段を設け、その重複量に従って印刷を行なうことで、全体の印字スピードを落とすことなく、スジむらの軽減を達成する。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)被記録媒体に対して記録ヘッドを走査して画像を記録する印刷装置であり、画像データの紙送り方向のサイズが記録ヘッドのノズル幅の比率を計算手段と、前記記録ヘッドの1走査により印刷された画像と次の走査により印刷する画像を一部重複させて印刷する手段と、前記計算手段から得られた比率によって、前記一部重複する領域の幅を計算する手段と、前記1走査によって印刷される画像データの内、前記一部重複する領域に印刷する画像データを第1のマスクデータでマスクし、前記次の走査により印刷する画像データのうち、前記一部重複する領域に印刷する画像データを第2のマスクデータでマスクする手段と計算によって求められた前記一部重複する領域を前記マスク手段でマスクされた
画像データを用いて前記印刷手段により印刷するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
本発明によれば、高速プリントとスジむらの軽減を効率的に行なうことが可能となる。
図1は、本発明の特徴をもっとも良く表すものであり、上部の図は、従来の手法による1回の走査によって印刷を行なうケースで、下部の図が、本発明による走査を示す。
印刷を行なうためには、101で示される画像エリアをプリントヘッドによって102で示される領域を順次走査してインク滴を吐出させて画像を被記録媒体上に形成していく。
高速プリントを行なうために、プリントヘッドのノズル幅を大きくしていくと、一番最後の走査時に、103で示されるように使用されないノズルが発生するケースがある。
本発明では、印刷を開始する前に、この最後の使用されないノズル幅(r)と全体の走査回数(N)を計算し、それらから計算式r/(N−1)でもとめられる幅分について、各走査時に104で示されるように重複印字させることによってスジむらを軽減させるものである。
ただし、画像サイズが、プリントヘッドの有効ノズル幅(L)に対して大きく、r/(N−1)の値が1ノズル未満などあらかじめ決めておいた重複最低幅に満たない場合には、画像品位を優先させるために、プリントヘッドの走査回数を1回増やし、計算式(L+r)/(N−1)で求められる幅を重複印字させることとする。
この場合には、N自体が大きいため、走査が1回増加することによる全体の印字スピードへの影響は少ない。
上記の方法を達成するために、本発明の印刷装置は以下の手段と工程を備えるものとする。
紙送り方向の画像サイズを記憶する手段を用い、ホストコンピュータから送られる画像サイズを記憶する工程、画像サイズを走査するために必要な回数を計算する手段と重複させるべき幅を計算する手段を用い、重複させる幅を計算する工程。計算された幅に対応した重複エリアの最初の印字の際に画像をマスクする手段と2回目の印字の際に画像をマスクする手段を用いて、印刷を行なう工程。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。
本実施例の処理の流れを図2に基づいて説明していく。
ホストコンピュータからは、印刷データを送る前に、紙送り方向の印刷長データを送るように構成されており、送られた印刷長(H)を使い、ステップS101において、有効ノズル幅(L)で走査すべき回数(N)を求める。その回数からr=N*L−Hで計算される、最後の使われないノズル幅(r)を算出する。
その値を元にステップS102において、計算式r/(N−1)で求められる、各走査
を行なう際に重複させるべき幅(d)を算出する。その際、計算式r/(N−1)があらかじめ決められた重複させるべき最低幅に満たない場合には、再度、計算式(L+r)/(N−1)によって、重複幅(d)を決定する。
次にステップS103で、あらかじめプリンタ本体の不揮発性もしくは、揮発性記憶媒体に保持しているランダムマスクパターン(301)から、d幅のマスクパターン(302)を切り出し、マスクパターンAをマスク用レジスタにセット(S104)し、まず、最初の走査時に、印刷データの後半をマスクパターンAでマスク(S105)して印字を行う(S106)。
次に、次の走査が最後の走査か否かを判断し(S107)、最後の走査ではない場合に、計算式L−dで求められる量の紙送りを行い、ランダムマスクパターン(301,303)から、d幅のマスクパターン(302,304)を切り出し(S108)、それぞれをマスク用レジスタにセット(S109)し、マスクパターンBで、印刷データの前半を、さらに後半をマスクパターンAでマスク(S110)して印字を行なう(S111)。
その後、ステップS107に戻り、最後の走査になるまで、ステップS108からS111を繰り返す。S107において、最終走査であると判断された場合には、ステップS112でマスクパターンBのみを切り出し、マスクパターンBをレジスタにセット(S113)すると共に、マスクパターンA用のレジスタをリセットし、パターンAのマスクが有効にならないようにし、印刷データの前半のみをマスクして印刷を行なった後(S114〜S115)、印刷シーケンスを終了する。
なお、ランダムマスクパターン(301、303)から実際に使用するマスクパターン(302、304)を切り出す場合、任意のポイントから切り出して構わないが、あるn回目のパターンA用とn+1回目のパターンB用のマスクは、補完しあう関係にする必要がある。
当然ながら、301と303のパターンは補完しあう関係にある。
図4に本発明の第二の実施例を示し、これについて説明する。
基本的な流れは、第一の実施例と同じであるが、マスクパターンBの生成方法が異なっている。
第一の実施例と同じく、ホストコンピュータからは、印刷データを送る前に、紙送り方向の印刷長データを送るように構成されており、送られた印刷長(H)を使い、ステップS201において、有効ノズル幅(L)で走査すべき回数(N)を求める。その回数からr=N*L−Hで計算される、最後の使われないノズル幅(r)を算出する。
その値を元にステップS202において、計算式r/(N−1)で求められる、各走査を行なう際に重複させるべき幅(d)を算出する。その際、計算式r/(N−1)があらかじめ決められた重複させるべき最低幅に満たない場合には、再度、計算式(L+r)/(N−1)によって、重複幅(d)を決定する。
次にステップS203で、あらかじめプリンタ本体の不揮発性もしくは、揮発性記憶媒体に保持しているランダムマスクパターン(501)から、d幅のマスクパターン(502)を切り出し、マスクパターンAをマスク用レジスタにセット(S204)し、まず、最初の走査時に、印刷データの後半をマスクパターンAでマスク(S205)して印字を
行う(S206)。
次に、次の走査が最後の走査か否かを判断し(S207)、最後の走査ではない場合に、計算式L−dで求められる量の紙送りを行い、既に使われたマスクパターンAを反転させて、マスクパターンBを生成する(S208)、次にランダムマスクパターン(501)から、d幅のマスクパターン(502)を切り出し(S209)、それぞれをマスク用レジスタにセット(S210)し、マスクパターンBで、印刷データの前半を、さらに後半をマスクパターンAでマスク(S211)して印字を行なう(S212)。
その後、ステップS207に戻り、最後の走査になるまで、ステップS208からS212を繰り返す。S207において、最終走査であると判断された場合には、ステップS213でマスクパターンAを反転させ、マスクパターンBを生成し、ステップS214で、マスクパターンBをレジスタにセットすると共に、マスクパターンA用のレジスタをリセットし、パターンAのマスクが有効にならないようにして、印刷データの前半のみをマスクし印刷を行なった後、(S215〜S216)、印刷シーケンスを終了する。
なお、ランダムマスクパターン(501)から実際に使用するマスクパターン(502)を切り出す場合、任意のポイントから切り出して使用して構わない。
本発明の印刷処理を従来の例と比較して説明する概略図 本発明の第一実際例の制御を示すフローチャート 本発明の第一実際例のマスクパターンの一例を示す図 本発明の第二実際例の制御を示すフローチャート 本発明の第二実際例のマスクパターンの一例を示す図
符号の説明
101 画像エリア
102 プリントヘッドが一度に走査する幅
103 従来例での最終走査で使用されないノズル幅
104 103で示される余剰幅を各走査間に分配した幅
301,303,501 プリンタ本体に記憶、もしくは外部から与えられて保持するランダムマスクパターン
302,304,502 使用されるべく切り出されたマスクパターン
503 502のパターンを反転して得られるマスクパターン

Claims (4)

  1. 被記録媒体に対して記録ヘッドを走査して画像を記録する印刷装置であり、画像データの紙送り方向のサイズが記録ヘッドのノズル幅の比率を計算手段と、前記記録ヘッドの1走査により印刷された画像と次の走査により印刷する画像を一部重複させて印刷する手段と、前記計算手段から得られた比率によって、前記一部重複する領域の幅を計算する手段と、前記1走査によって印刷される画像データの内、前記一部重複する領域に印刷する画像データを第1のマスクデータでマスクし、前記次の走査により印刷する画像データのうち、前記一部重複する領域に印刷する画像データを第2のマスクデータでマスクする手段と計算によって求められた前記一部重複する領域を前記マスク手段でマスクされた画像データを用いて前記印刷手段により印刷するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記画像データを走査する最後の走査において、記録ヘッドのノズル幅のほぼ全てを使って印字するように一部重複する領域を計算することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1および第2のマスクデータは、前記一部重複する領域を計算する装置によって得られた幅に応じて、あらかじめ保持しているそれぞれ対応するマスクデータから、切り出して使用することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記第1のマスクデータは、前記一部重複する領域を計算する装置によって得られた幅に応じて、あらかじめ保持しているマスクデータから、切り出し、前記第2のマスクデータは前記第1のマスクデータを反転して使用することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2018052090A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
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