JP2006158299A - ペット用洗浄台 - Google Patents

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JP2006158299A JP2004354833A JP2004354833A JP2006158299A JP 2006158299 A JP2006158299 A JP 2006158299A JP 2004354833 A JP2004354833 A JP 2004354833A JP 2004354833 A JP2004354833 A JP 2004354833A JP 2006158299 A JP2006158299 A JP 2006158299A
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Mitsuo Takeda
光男 竹田
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Abstract

【課題】犬などのペット4が洗浄作業の際に暴れにくいペット用洗浄台を提供する。
【解決手段】T字状の断面を有する台3は、ペット4を腹ばいで載せる広さを有し前記T字状の上辺を構成する平面部5を有し、この平面部5には、左右対称に2対、ペット4が四脚を入れる孔7が形成される。これらの2対の孔7の組は、ペット4の大きさに合わせて複数組が形成される。台3は、浴槽1の中で底部の略中央に固定される。この浴槽1には水抜き孔及び栓17が設けられ、浴槽1の底部は水抜き孔7へ向かって傾斜19している。台3の固定は、浴槽1の中で底部の略中央に形成された固定突部13に対し、交換可能に嵌合して行われている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ペットを載せて洗浄をするための台に関する。
従来の犬などのペットを洗浄作業する機器等では、犬に恐怖感やストレスを与えるためか、そして何よりペットが水に濡れる事を嫌がるため、シャンプーなど洗浄をするときに、暴れたり、体を振るわせて水を飛ばしたりする。そうすると作業者一人では洗浄するには大変であり、二人以上で犬を強引に押さえてやらなければならない。
また、シャンプー後にドライヤーで乾燥する時も、犬などのペットは何度も体をブルブル振るので、やはり毛が飛び散し、これをできるだけ制止するために、ペットを叱りながら作業をしなければならない。このため、作業性が悪かった。
下記の特許文献1には、ネットの上に犬を乗せネットの網目から足を出させて、暴れるのを防ぎながらシャンプーなどを行う技術が開示される。
特開2000-324974
しかしながら、特許文献1の技術によると、犬などを抱きかかえてネットへ載せる際に、犬などが適切でない位置の網目に間違って脚を入れる可能性が高く、4脚を適切な箇所に入れるには、とても苦労する。間違って、適切でない箇所に脚を入れると、犬は違和感を覚え、あるいは痛がり、暴れてしまい、脚をネットに絡めて余計に暴れてしまう可能性がある。
また、ネットを構成するロープなどの太さを大きくするには限界があり、このため、犬をネットで支えた状態で、細いロープなどが犬の脚の付け根に食い込み、犬は暴れてしまう可能性が高い。
この発明は、以上の問題点を解決するために、犬などのペットが洗浄作業の際に暴れにくいペット用洗浄台を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、ペットを腹ばいで載せる広さを有し、左右対称に2対が形成されペットが四脚を入れる孔を有することを特徴とするペット用洗浄台である。
第二発明は、T字状の断面を有する台と、ペットを腹ばいで載せる広さを有し前記台の前記T字状の上辺を構成する平面部と、この平面部に左右対称に2対が形成されペットが四脚を入れる孔と、を有することを特徴とするペット用洗浄台である。
第三発明は、更に、前記2対の孔は、ペットの大きさに合わせて複数組が形成され、前記台は、浴槽の中で底部の略中央に固定され、この浴槽の底部には水抜き孔及び栓が設けられ、前記浴槽の底部は前記水抜き孔へ向かって傾斜しており、前記固定は、浴槽の中で底部の略中央に形成された固定突部に対し交換可能に嵌合して行われていることを特徴とする請求項2に記載のペット用洗浄台である。
第一、第二、又は第三発明に係るペット用洗浄台によれば、ネットに比べ、犬などのペットの脚が入る孔の数は少なくできるので、犬などを抱きかかえて載せる際に、犬などが適切でない位置の網目に間違って脚を入れる可能性は低く、容易に、4脚を適切な箇所に入れことができる。犬などは台の平面部によって広い面で支えられるので、ネットのように、細いロープなどが狭い面積で犬の体に食い込むことなどを避けられる。よって、犬が暴れる可能性を低くできる。
第三発明に係るペット用洗浄台によれば、更に、2対の孔は、ペットの大きさに合わせて複数組が形成され、体の大きさの異なるペットに対応できる。また、台は、浴槽の中で底部の略中央に固定され、よって周囲を洗浄水で汚さずに済み、洗浄作業が容易に行われる。更に、この浴槽には水抜き孔及び栓が設けられ、栓をすれば、お湯や水をペットの周囲に溜められ洗浄作業が容易になる。
また、浴槽の底部は前記水抜き孔へ向かって傾斜しており、排水が容易である。更に、台の固定は、浴槽の中で底部の略中央に形成された固定突部に対し交換可能に嵌合して行われ、よって、孔の大きさや間隔の異なる台に交換することができ、ペットの種類や大きさなどに幅広く対応できる。
この発明の実施形態を、図1〜図3に示す。
浴槽1は、作業者が立って作業できるようにテーブルなどの上に置かれる。この浴槽1の中に台3が配置される。台3は、T字状の断面を有し、このT字状の上辺を構成する平面部5は、角が丸く加工された四
角の平面形状を有し、数センチの厚さを有する。そして、犬などのペット4を腹ばいで載せる広さを有する。この平面部5には、上から見て左右対称に2対が形成されペットが四脚を入れる孔7を有する。孔7の大きさや間隔は、ペット4に応じて設定される。入れられた脚9は、T字状の左右下の空間に垂らされる。
脚9を入れる2対の孔7は、ペット4の大きさに合わせて複数組が形成される。ペット4の体の中心が常に台3の中央に来るように、これらの複数組の孔7は、X状に放射状となる(図2(B)参照)。
台3は、浴槽1の中で底部の略中央に固定され、台3の周囲と浴槽1の縁の間には、浴槽1のお湯などを作業者が汲めるように、作業者の腕が入る隙間11がある。台3の固定は、浴槽1の中で底部の略中央に形成され、先端が丸く加工された固定突部13に対し、台3のT字状の下端に加工された凹部15が嵌合して行われて、台3は交換可能になっている。
浴槽1の底部18には水抜き孔16及び栓17が設けられ、この底部18は前記水抜き孔7へ向かって低くなるように傾斜19している。
傾斜19した底部18は肉厚に形成され、固定突部13と一体的に成形され、浴槽1のオリジナルな底部20に嵌合して取り付けられる。
「実施形態の効果」
この実施形態のペット用洗浄台によれば、ネットに比べ、犬などのペット4の脚9が入る孔7の数は少なくできる。また、ネットのように揺れ動かない。よって、作業員が犬などを抱きかかえて載せる際に、犬などが適切でない位置の網目に間違って脚9を入れる可能性は低いので、容易に、4脚を適切な箇所に入れことができる。
また、犬などは腹部を台3の平面部5によって広い面で支えられる。よって、ネットのように、細いロープなどが狭い面積で、犬の脚9の付け根など、犬の体に食い込むことを避けられる。よって、犬が暴れる可能性を低くできる。
また、犬の脚9を宙に浮かすことができ、これにより犬が暴れることが出来なくなり、犬をうまく保持した形になる。これにより、大人は無論、子供、お年寄りの方にも犬の洗浄が容易に出来る。
しかも、その保持のままの体制でドライヤーする事が出来、さらには、普段のブラッシング、ノミ取り、散髪も可能であり、これらのための移動も容易である。 更に、このペット用洗浄台によれば、2対の孔7は、ペット4の大きさに合わせて複数組が形成され、体の大きさの異なるペット4に対応できる。また、台3は、浴槽1の中で底部の略中央に固定され、よって周囲を洗浄水で汚さずに済み、洗浄作業が容易に行われる。
更に、この浴槽1には水抜き孔及び栓17が設けられ、栓17をすれば、お湯や水をペット4の周囲に溜められ、このお湯などを用いて洗浄作業が容易になる。
また、浴槽1の底部は水抜き孔7へ向かって傾斜19しており、排水が容易である。
更に、台3の固定は、浴槽1の底部に設けられた固定突部13の先端の丸い部分に対して、台3のT字状の下端に加工された凹部15が嵌合して、容易に交換可能に嵌合して行われる。よって、孔7の大きさや間隔の異なる別の台3に交換することができ、ペット4の種類や大きさに幅広く対応できる。
傾斜19した底部は肉厚に形成され、固定突起と一体的に成形され、ステンレス製の浴槽1のオリジナルな底部に嵌合して取り付けられるので、ステンレス製浴槽の製造は通常の製造方法で可能となり、装置の製造コストが高くなるのを抑えられる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、2対の孔7は、ペット4の大きさに合わせて複数組が形成されるものであったが、他の実施形態では、図3に示すように1組のみが形成されるものでもかまわない(図3(C)参照)。
以上の実施形態では、台3のT字状の脚部下端に加工された凹部15の形状は、正面形状ではやや上方が小さいテーパー形状(図1参照)で、側面形状は、上下の大きさが同じ四角形であった(図2(A)参照)が、他の実施形態では、正面形状でテーパー形状(図3(A))とするだけでなく、側面形状も、上方が小さいテーパー形状(図3(B))とすることができる。これにより、固定突部13との嵌合がより容易に行われる。
以上の実施形態では、台3は浴槽1の中で底部の略中央に固定されるものであったが、他の実施形態では、固定されず、あるいは浴槽1とは別に屋外の洗い場などで用いることも可能である。
以上の実施形態では、水抜き孔16及び栓17が設けられたが、他の実施形態では、水抜き孔16だけを設けることも可能である。
以上の実施形態では、浴槽1の底部18は傾斜19していたが、他の実施形態では、平面であってもかまわない(図3参照)。
以上の実施形態では、台3の固定は、固定突部13に対し交換可能に嵌合して行われていたが、他の実施形態では、あらかじめ浴槽1と一体に固定されていてもかまわない。
この発明で洗浄できるペット4は、犬猫に限らず、四脚で、台3の孔7に脚9を入れることができる生物であれば、本発明が実施できる。
以上の実施形態では、浴槽1はステンレス製としたが、他の実施形態ではプラスチック製とすることも可能である。
この発明の一実施形態を示すもので、(A)は縦断正面図(B)は(A)の要部拡大図である。 (A)は図1(A)の縦断側面図(B)は(A)の平面図である。 この発明の他の実施形態を示すもので(A)は図1(B)に対応する図(B)は(A)の側面図(C)は(B)の平面図である。
符号の説明
1…浴槽、3…台、5…平面部、7…孔、9…脚、11…隙間、13…固定突部、15…凹部、17…栓、19…傾斜。

Claims (3)

  1. ペットを腹ばいで載せる広さを有し、左右対称に2対が形成されペットが四脚を入れる孔を有することを特徴とするペット用洗浄台。
  2. T字状の断面を有する台と、ペットを腹ばいで載せる広さを有し前記台の前記T字状の上辺を構成する平面部と、この平面部に左右対称に2対が形成されペットが四脚を入れる孔と、を有することを特徴とするペット用洗浄台。
  3. 前記2対の孔は、ペットの大きさに合わせて複数組が形成され、前記台は、浴槽の中で底部の略中央に固定され、この浴槽の底部には水抜き孔及び栓が設けられ、前記浴槽の底部は前記水抜き孔へ向かって傾斜しており、前記固定は、浴槽の中で底部の略中央に形成された固定突部に対し交換可能に嵌合して行われていることを特徴とする請求項2に記載のペット用洗浄台。
JP2004354833A 2004-12-08 2004-12-08 ペット用洗浄台 Pending JP2006158299A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102948373A (zh) * 2012-12-04 2013-03-06 徐玉文 一种组合式宠物猫、狗洗浴固定器
CN103004637A (zh) * 2012-12-15 2013-04-03 徐玉文 一种宠物洗浴盆

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