JP2006157755A - 画像処理装置およびその方法およびその記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの好みに合致した階調の好ましさと粒状性の軽減する最適化した出力画像を実現する色変換処理を実現する。
【解決手段】入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、出力装置の粒状性を獲得し、階調特性と粒状性変化について許容範囲を設定し、各許容範囲を満足する階調特性範囲を算出し階調特性調整可能範囲として表示し、ユーザが許容範囲内において階調特性を設定する調整機能を提供し、許容範囲内において階調特性を決定する。決定した階調特性を用いた色変換を行う画像処理装置およびユーザインターフェース。
【選択図】 図1
【解決手段】入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、出力装置の粒状性を獲得し、階調特性と粒状性変化について許容範囲を設定し、各許容範囲を満足する階調特性範囲を算出し階調特性調整可能範囲として表示し、ユーザが許容範囲内において階調特性を設定する調整機能を提供し、許容範囲内において階調特性を決定する。決定した階調特性を用いた色変換を行う画像処理装置およびユーザインターフェース。
【選択図】 図1
Description
入力手段によって入力されたカラー画像信号を出力手段によって出力する際の色補正処理において、補正後の出力画像における粒状感を最適化する技術に係る画像処理装置およびその方法およびその記録媒体に関する。
出力機器によって出力された画像を評価する基準のひとつとして、画像のざらつき感(粒状性)があげられる。一般的にざらつき感のない画像が好ましい画像として評価される傾向にある。特にハイライト部や人肌については、ざらつき感についてとくに敏感になるため、このような再現領域におけるざらつきを抑えた画像にすることが望まれる。ざらつき感に影響する要素としてプリンタの持つ画像解像度、印刷に用いるインク等の一ドットの大きさ(インクドット径)がある。
従来、粒状性の向上については、出力機器における分解能を向上する手法として、ドット径の縮小した「小ドット径インク」の使用やインク濃度を薄めた「淡インク」を使用した解決が図られている。しかしながら、小ドット径インクを使用することによって濃度の低い領域(ハイライト部)については、ざらつき感が大幅に向上されるが、小ドット径インクのみでは濃度の高い領域の再現において必要な面積を埋めるための処理時間がかかってしまい非効率的であることから、従来のようにざらつきが目立ちやすい「大ドット径インク」も合わせて使用する必要があり、中〜高濃度領域における小ドット径インクと大ドット径との切り替え部において粒状性が目立つことになる。
同様に、淡インクを使用することによって濃度の低い領域(ハイライト部)については、ざらつき感が大幅に向上されるが、淡インクによって再現可能な濃度以上の濃度の高い領域の再現には、従来のようにざらつきが目立ちやすい濃度のある「濃インク」を使用しなければならず、中〜高濃度領域における淡インクと濃インクの両者を使用する切り替え部において粒状性が目立つことになる。さらにプリンタにおいては、紙の吸水特性などに起因するインクのにじみ、あふれなど回避するために単位面積あたりの使用するインク量に制限が設けられるため、中〜高濃度領域における粒状性の低減に淡インクを多量に使用できない場合もある。従来の入力カラー画像信号を出力機器における画像信号に変換した後、出力機器によって出力するにおいて、このようなインクの切り替えに生じる粒状性を低減させるために、特許文献1において、粒状感を軽減させる設定においては、色変換処理に用いるルックアップテーブルにおいて淡濃度インクを通常よりも多用する色変換テーブルをあらかじめ準備し、通常の色変換テーブルと切り替える手法が提案されている。
特開2002−27269号公報
しかしながら、色補正処理において出力される画像のメリハリ感(コントラスト)、全体的な明るさを決定するため明度による階調特性を決定するにおいて、粒状性が目立ちやすい領域やインクの切り替え部分が強調されるような階調特性に設定されてしまうと、従来例のように粒状性を低減した色変換テーブルを使用しても出力される画像において粒状性が目だってしまうという問題がある。
そして、先願のような色分解テーブルを用いて粒状性をユーザの好みにカスタマイズすることは一般的には困難であり、多様なユーザの好みを完全に反映できるとはいえない。
さらに、階調カーブ形状をユーザが調整し変更した場合に対して、最適な粒状性をもつ色分解テーブルが常に準備されているとは限らないという問題がある。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、ユーザが任意のコントラストを制御するにあたり、ユーザが複雑な処理を行うこと必要としない画像のざらつき感を軽減するための制御バランスにもとづいて最適な粒状感になる階調カーブ形状を提供し、出力された画面をユーザの好ましいコントラストに最も近く再現すると同時に画像のざらつき感の少ない高品質画像を提供することを目的として、あらかじめ色変換テーブルによって決定された出力機器の粒状性情報に基づいて、出力階調特性を決定するにおいて、明度変化における粒状性の変化についてあらかじめ許容範囲を設定し、また、階調特性についてもあらかじめ画像を最適な階調に出力するための許容範囲を設定し、ユーザが階調特性を調整する範囲について、粒状性および階調について両者の許容範囲内となる調節範囲を表示するとともに、その範囲内においてのみユーザが階調特性の調整を可能とする階調特性設定部を提供しする。ユーザによって、許容範囲内において決定された階調特性を用いて、入力信号を出力信号に色変換することによって、粒状性を軽減すると同時に画像の階調特性を最適化した色再現を実現する色変換処理を行うことを目的とする。
上記問題を解決し、目的を達成するための一手段として、本発明は以下の構成を備える。
本発明の画像処理装置は、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、該出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報を記憶する粒状性情報記憶手段と、前記入力信号値と前記入力信号における前記出力機器の出力明度情報を記憶する粒状性情報記憶手段と、
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出手段と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出手段と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示手段と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示手段と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成手段と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換手段とを具備することを特徴とする。
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出手段と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出手段と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示手段と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示手段と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成手段と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換手段とを具備することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、該出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報を記憶する粒状性情報記憶工程と、前記入力信号値と前記入力信号における前記出力機器の出力明度情報を記憶する粒状性情報記憶工程と、
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出工程と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出工程と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示工程と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示工程と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成工程と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換工程とを有することを特徴とする。
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出工程と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出工程と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示工程と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示工程と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成工程と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換工程とを有することを特徴とする。
本発明の画像処理記録媒体は、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、該出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報を記憶する粒状性情報記憶機能と、前記入力信号値と前記入力信号における前記出力機器の出力明度情報を記憶する粒状性情報記憶機能と、
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出機能と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出機能と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示機能と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示機能と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成機能と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換機能とを実現するプログラムを記録することを特徴とする。
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出機能と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出機能と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示機能と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示機能と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成機能と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換機能とを実現するプログラムを記録することを特徴とする。
本発明の提供するユーザインターフェースによって、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、出力装置の粒状性を獲得し、階調特性と粒状性変化について許容範囲を設定し、各許容範囲を満足する階調特性範囲を算出し階調特性調整可能範囲として表示し、ユーザが許容範囲内において階調特性を設定する調整機能を提供し、許容範囲内において階調特性を決定する。決定した階調特性を用いた色変換を行うことで、ユーザの好みに合致した階調の好ましさと粒状性の軽減する最適化した出力画像を実現する色変換処理を行うことができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明における概要、構成について、図1に示されるブロック図を参照しながら説明する。
101はCPUであり、ROM102に記憶されている情報データや制御プログラム、OS(オペレーティングシステム)、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)、カラーマッチング処理モジュール、デバイスドライバ等に従って、RAM103、操作部104、画像処理部105、モニタ106、入力デバイス107、出力デバイス108の各種制御を行う。107は入力デバイスであり、CCDセンサを含むイメージスキャナ等の画像読取装置や測色装置によって任意のプロファイルを作成したい色空間情報データを、ホストコンピュータに入力する。108は出力デバイスであり、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ、ドットプリンタ等によって画像を出力する。RAM103は各種制御プログラムや操作部104から入力されるデータの作業領域及び一時待避領域である。104は操作部であり、出力デバイス設定部107の設定やデータの入力を行う。105は画像処理部であり、本発明における明度範囲情報設定や、設定された明度範囲情報を用いた色域写像処理によるプロファイル作成を含む画像処理を行う。
106はモニタであり、画像処理部105の処理結果や操作部104で入力されたデータ等を表示する。
画像処理部105においては、図2に示されるように、端子201を通じて獲得された入力信号情報を格納する入力信号格納部202と、出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報データを端子213を通じて取得し格納する粒状性情報格納部203と、入力信号値に対する出力機器の出力明度情報(階調特性)を端子214を通じて取得し格納する出力明度階調情報格納部204と、粒状性情報格納部203に格納された粒状性情報を用いて出力機器の出力明度に対する粒状性を獲得する粒状性情報抽出部205と、出力機器が出力する階調特性を決定する階調特性制御点を設定する階調制御点設定部207と、階調制御点により設定される明度階調特性についての可変範囲を格納する明度階調特性可変範囲格納部208と、階調特性に対する粒状性の変化についての可変範囲を格納する粒状性可変範囲格納部206と、階調特性可変範囲格納部208および粒状性可変範囲格納部206に格納された階調特性可変範囲情報および粒状性可変範囲情報より、出力装置において設定可能な階調特性の範囲を算出する出力階調特性範囲獲得部209と、設定可能な階調特性の範囲内において階調制御点設定部207により決定された階調特性に基づいて、入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する補正テーブル作成部210と、粒状感軽減ルックアップテーブルを使用して入力信号格納部202に格納された入力画像信号について、色補正処理を行う色補正処理部211、そして、ユーザに対して補正情報や処理結果を表示するモニタ215、各画像処理パラメータの設定値の入力を行うU/I216によって構成される。
さらに、画像処理部105における色変換部212において補正された入力信号に対して、図1における出力デバイスであるプリンタ108の出力信号への変換を行い、プリンタ108によって出力する。
以下、本発明における処理について詳細に記述する。
図2にしめす構成をもつ本実施例における処理を、図3に示すフローチャートによって説明する。
ステップS301において、プリンタにおける明度階調特性情報として次のような図4に示される構成を持つプリンタ出力プロファイルを獲得する。
・プリンタ出力プロファイル
プリンタ出力プロファイルとは、入力信号RGB色情報と、出力デバイス108であるプリンタによって出力される色との対応を示したものである。本実施形態におけるプリンタ出力プロファイルは、R、G、Bの各色情報が等しい入力(以降、プリンタ入力グレーレベルという)に対する出力デバイス108の出力明度(以降、プリンタ出力明度)の関係(以降、プリンタ出力階調特性)を示すものであって、ルックアップテーブル、あるいは近似式のパラメータなどの形式で記録されたデータのことをいう。なお、本実施形態では出力デバイス出力明度としてCIELAB色空間におけるL*値と使用するが、これに限るものではなく、明度に相当する量であればどのようなものであってもよい。
プリンタ出力プロファイルとは、入力信号RGB色情報と、出力デバイス108であるプリンタによって出力される色との対応を示したものである。本実施形態におけるプリンタ出力プロファイルは、R、G、Bの各色情報が等しい入力(以降、プリンタ入力グレーレベルという)に対する出力デバイス108の出力明度(以降、プリンタ出力明度)の関係(以降、プリンタ出力階調特性)を示すものであって、ルックアップテーブル、あるいは近似式のパラメータなどの形式で記録されたデータのことをいう。なお、本実施形態では出力デバイス出力明度としてCIELAB色空間におけるL*値と使用するが、これに限るものではなく、明度に相当する量であればどのようなものであってもよい。
図4は、離散的な入力RGB信号値401に対する出力明度L*値402を記述した参照テーブル形式であるプリンタ出力プロファイルの一例を示した図である。したがって本実施例において任意の入力RGB信号に対する出力明度L*を算出する際には、プリンタ出力プロファイルを参照し適宜補間処理を用いて出力明度L*を獲得するものとする。
ここで、プリンタ出力プロファイルに記録されるプリンタ出力階調特性の例を図5に示す。
ステップS302において、獲得されたプリンタ出力プロファイルは、出力明度階調情報格納部204に格納する。
ステップS303において、プリンタにおける粒状性情報として次のような図6に示される構成を持つプリンタ粒状性プロファイルを獲得する。
・プリンタ粒状性プロファイル
プリンタ粒状性プロファイルとは、出力デバイス108におけるプリンタ出力明度と、出力デバイス108がその明度に対応する出力をおこなったときの粒状性との関係(以降、プリンタ粒状特性)を示すものであり、ルックアップテーブルや近似式のパラメータなどの形式で記憶されたデータのことをいう。ここで粒状性とは、人間が印刷物を観察したときの粒状感を数値化したものであり、これに該当するものであればどのようなものであってもよい。本実施形態では、式1で与えられるRMS粒状度σを使用する。
プリンタ粒状性プロファイルとは、出力デバイス108におけるプリンタ出力明度と、出力デバイス108がその明度に対応する出力をおこなったときの粒状性との関係(以降、プリンタ粒状特性)を示すものであり、ルックアップテーブルや近似式のパラメータなどの形式で記憶されたデータのことをいう。ここで粒状性とは、人間が印刷物を観察したときの粒状感を数値化したものであり、これに該当するものであればどのようなものであってもよい。本実施形態では、式1で与えられるRMS粒状度σを使用する。
式1において、L(xi)は粒状度測定領域を走査したi番目の明度、Nは粒状度を測定するにあたりサンプリングしたデータ数、Lavは粒状度測定領域内での平均明度(プリンタ出力明度に相当する)である。
RMS粒状度の獲得については、あらかじめ粒状性を測定するためのパッチデータを準備しておき、出力デバイスであるプリンタによって出力しておく。粒状性測定用パッチの一例を図7に示す。図7は、白色から黒色に渡る離散的なRGBグレイデータについて粒状性を測定するに十分な大きさを持つ矩形領域702を設定した画像データによるパッチ画像702である。出力したパッチ画像について図1における入力デバイス107である測定機器によって測定を行い、測定した結果に対して式1を適用することによって、出力デバイスによって出力されたグレイデータにおける粒状性をプリンタ粒状性として獲得する。
プリンタ粒状特性の例を図8に示す。
そして図6は、パッチから得られる離散的なプリンタの出力明度601に対して、獲得されたプリンタ粒状度σ602を格納した参照テーブル形式であるプリンタ粒状性プロファイルの一例を示した図である。
本実施例において任意のプリンタ出力明度L*値に対するプリンタ粒状性を算出する際には、プリンタ粒状性プロファイルを参照し適宜補間処理を用いて図8に示されるようなプリンタ粒状性を獲得するものとする。ここで、任意のプリンタ出力明度L*値に対するプリンタ粒状性の算出は、粒状性情報抽出部205において、粒状性情報格納部203に格納された粒状性情報および出力明度階調格納部204に格納された明度階調特性情報を参照して算出される。
ステップS304において獲得されたプリンタ粒状性プロファイルは、粒状性情報格納部203に格納する。
ここで、入力信号に対するプリントの出力明度階調特性情報について、出力階調特性の明度階調特性の傾き(コントラスト)や再現明度について出力画像が好ましく再現される範囲が、あらかじめ明度階調特性可変範囲として設定され、明度階調特性可変範囲格納部208に格納されている。
本実施例において、入力をプリンタ入力グレーレベルRGB値とし、出力をプリンタ出力明度とする出力階調特性を示す曲線は図9に示されるような白色点P1(902)から黒色点P5(906)間における階調制御点P2(903)〜P4(904)によって、その階調特性曲線が制御される。図10において示されるように、各階調制御点P2〜P4に対して再現明度範囲1003〜1005や局地的接線の傾きについて可変範囲がそれぞれ設定されている。再現明度範囲1003〜1005によって設定可能な出力明度階調の上限階調曲線1001および下限階調曲線1002のようになる。さらに、各階調制御点P2〜P4における局地的接線の傾きが設定されれば、設定可能な出力明度階調はさらに限定されることになる。図10における各制御点P2〜P4が、再現明度範囲や局地的接線の傾きの可変範囲においてが設定されると、各制御点P1〜P5間を骨格とするスプライン曲線などを用いて平滑化した曲線901を出力階調特性曲線情報として設定する。なお、求められた曲線901について、最終的に入力信号に対するプリンタ出力明度を記述したルックアップテーブルの形式に変換し、出力階調特性情報として設定してもよい。出力階調特性情報の決定については、ルックアップテーブルや近似式のパラメータなどの形式について可変範囲を設定し、出力階調特性情報の決定する手法であっても、なんら問題はない。
図11に、明度階調特性可変範囲データの一例を示す。
図11において、先に図10において示される各階調制御点における再現明度範囲および水平線を0度としたときの局地的接線の傾きの範囲について参照テーブルの形式で可変範囲が記述されている。
階調制御点1101における再現明度範囲下限値1102、再現明度範囲上限値1103、局地的接線の傾き下限幅値1104、局地的接線の傾き上限幅値1105である。
ここで、本実施例における図30において、プリンタ出力プロファイルならびに明度階調可変範囲情報を獲得するU/Iの一例を示す。
U/I3001においては、図5に示されるテーブル形式に対応するテキストファイルを参照ボタン3003を使用してファイル入力部3002に設定する。獲得されたプリンタ出力ファイルは、出力明度階調特性格納部204に格納される。また、明度階調可変範囲情報についても図11に示されるテーブル形式に対応するテキストファイルを参照ボタン3005を使用してファイル入力部3004に設定する。OKボタン3007を選択することによって、プリンタ出力プロファイルおよび明度階調可変範囲情報を獲得する。
キャンセルボタン3008を選択することによってファイル入力部3002、3004に対する入力が取り消される。
獲得されたプリンタ出力プロファイルおよび明度階調可変範囲情報に基づいてプリンタ入力グレーレベルに対する、明度可変範囲がウィンドウ3006に表示される。
次に、プリンタの出力における粒状性を軽減する手法について以下に説明する。
本実施例においては、第一に、上記粒状性情報格納部に格納されたプリンタ粒状プロファイルをもとに、粒状性を軽減する出力明度変換テーブルを作成する。
以下図8、図17、図18および図16に示されるフローチャートに従って、プリンタの出力における粒状性を軽減する出力明度変換テーブルの作成方法を説明する。
以下図8、図17、図18および図16に示されるフローチャートに従って、プリンタの出力における粒状性を軽減する出力明度変換テーブルの作成方法を説明する。
図16は出力明度変換テーブル作成方法を説明するフローチャートである。
ステップS1601において、粒状性情報格納部203に格納されたプリンタ粒状プロファイルを獲得する。
ステップS1602において、ステップS1601において獲得されたプリンタ粒状プロファイルである図8に示されるプリンタ粒状特性801に対して、プリンタ粒状特性801に対する粒状性の視覚限界レベル802を設定する。視覚限界レベルとは、プリンタ粒状特性において、人間が粒状感を感じることのできる限界の粒状性レベルを意味するものである。粒状性の尺度としてRMS粒状度を用いた場合には、この視覚限界レベルよりも粒状性が大きい場合には出力画像に粒状感が感じられ、小さい場合には出力画像に粒状感は感じられないとされる。
ステップS1603において、プリンタ粒状特性801において、粒状性が視覚レベル802よりも大きいプリンタ出力明度の範囲を求める。例えば、図8に示すプリンタ粒状特性801では、プリンタ出力明度におけるa1〜a2の範囲A1、a3〜a4の範囲A2において粒状性が視覚限界レベルよりも大きくなっている。よって、範囲A1、A2を特定するa1,a2,a3,a4に対応する明度をプリンタ粒状プロファイルより求める。
ステップS1604において、粒状性が視覚限界レベル以上の領域における傾きと、それ以外の領域における傾きを式2、式3からそれぞれ求める。
ここで、NはステップS1603において検出された領域の数、Aiはi番目の領域における領域の幅、Dはプリンタ出力明度のとり得る範囲全体の幅を意味している。
ステップS1605において、ステップS1603、S1604において求めた領域情報と、傾き情報とから出力明度変換テーブルの制御ポイントを求める。図8に示したプリンタ粒状特性801から、この明度変換テーブルの制御ポイントを求めた例を図18に示す。以下、図18を用いてステップステップS1605の処理を説明する。
図18において、横軸は明度変換テーブルに入力される変換前プリンタ出力明度、縦軸は、出力明度変換テーブルによって変換された後の変換後プリンタ出力明度である。また、min、maxは、それぞれプリンタ出力明度の最小値、最大値を意味しており、縦軸おけるmin,max、横軸におけるmin,maxはそれぞれ同じ値をとる。まず、変換前プリンタ出力明度において、min以上でa1より小さい領域は、粒状性が限界レベルよりも小さい領域であるので、点Pmin(min,min)を通る、式3で示される傾きの直線を考え、この直線上の点P1(a1,b1)を求める。すなわち、変換前プリンタ出力明度a1にたいする変換後出力明度b1を下式にてもとめる。
つぎに、変換前プリンタ出力明度がa1以上でa2より小さい領域は、粒状性が限界レベルよりも大きい領域であるので、点P1(a1,b1)を通り、傾きが式2で与えられる直線を考え、点P2(a2,b2)を求める。すなわち、変換前プリンタ出力明度a2に対する変換後出力明度b2を下式にてもとめる。
以下、同様に点P3(a3,b3)、P4(a4,b4)を求め、点Pmin(min,min)、P1(a1,b1)、P2(a2,b2)、P3(a3,b3)、P4(a4,b4)、P5(a5,b5)、Pmax(max,max)を出力明度変換テーブルの制御ポイントとする。
最後に、ステップS1606において、ステップS1605にて求めた各制御ポイントをスプライン曲線などで補間し、図18に例として示す出力明度変換テーブルを作成する。図18の例では、破線で示す曲線がステップS1606において補間された出力明度変換特性となる。
以上に述べた出力明度変換テーブルを用い、プリンタ出力明度を変換することによって粒状性が軽減される様子を図17に示す。図17における(a)はプリンタ出力明度を変換する前のプリンタ粒状特性であり、(b)は出力明度変換テーブル、(c)はプリンタ出力明度が出力明度変換テーブルによって変換された後のプリンタ粒状特性である。図17に示すように、(a)における視覚限界レベルよりも大きい粒状性をもつプリンタ出力明度範囲Aは、対応する出力明度変換テーブル(b)における領域の傾きを1より小さく設定ことで、(b)において視覚限界レベルよりも大きい粒状性をもつプリンタ出力明度範囲Bに圧縮することができる。すなわち、粒状性が視覚限界以上となるプリンタ出力明度範囲は、その範囲における出力明度変換テーブルの傾きに応じた比率(以降、粒状性圧縮率と称す)で圧縮される。
なお、ステップS1605における出力明度変換特性が設定された後、本実施例においては、出力明度変換特性によって決定されるプリンタの出力明度階調特性について階調制御点設定部において図9に示す階調制御点を用いて設定することで、上記粒状性軽減条件を満たすプリンタの出力明度階調特性曲線として扱うこととする。
上記手法により、プリンタの粒状性を軽減するための出力明度変換特性に基づいた出力階調特性曲線が決定されるが、あくまでも粒状性を軽減する観点から決定された出力階調特性曲線であるため、この出力階調特性曲線が、先に述べた明度階調変化における可変範囲を常に満たしているとは限らない。したがって、本実施例においては、上記プリンタの出力における粒状性を軽減する手法において設定される粒状性の視覚限界レベルについて、粒状性が十分に軽減されると認められるレベルについて可変範囲を設定しておき、可変範囲内において視覚限界レベルを設定できるものとする。そして、前記視覚限界レベルの可変範囲は、あらかじめ粒状性可変範囲情報として粒状性可変範囲格納部に格納されている。
図12において、粒状性可変範囲格納部に格納されている粒状性可変範囲情報の一例を示す。
粒状性可変範囲情報1201は、粒状性の視覚限界レベルの上限格納メモリ1202と下限メモリ1203にそれぞれ格納される。
図12に示される粒状性可変範囲情報の粒状性の視覚限界レベルの上限値1202および下限1203値を用いた、可変範囲を満足する出力階調特性の算出結果を図10と同様の表示となるように表した結果を図13にしめす。図13における階調特性曲線1301および1302は、粒状性可変範囲情報による可変範囲である。
図13に示される出力階調特性曲線1001および1002は、明度可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲である。明度可変範囲による出力明度階調の設定可能範囲に対して、粒状性可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲の一部が外れてしまっている。
このような場合においては、プリンタ出力画像における粒状性について、十分目立たないといえるが、明度階調変化について歪みが生じてしまい、プリンタ出力画像の明度階調について好ましくなくなってしまう。従って、粒状性可変範囲においては、出力階調特性が設計可能であっても、明度階調の好ましさから、明度可変範囲から外れたプリンタ出力階調特性は用いないことが望ましい。
従って、プリンタにおける出力階調特性曲線については、粒状性可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲と明度可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲の重なり合う領域内において、プリンタ出力階調特性を設定すればよい。
明度階調特性可変範囲格納部208に格納された明度についての明度階調特性可変範囲内において設定され得る出力階調特性曲線による領域と、粒状性可変範囲格納部206に格納された粒状性可変範囲を出力階調特性曲線による領域の両者を満足するものを、本実施例における出力階調特性の総合的な可変範囲であると決定する。
図14においては、図13における粒状性可変範囲格納部に格納された粒状性可変範囲を満たす出力階調特性曲線1301および1302と、明度階調特性可変範囲格納部208に格納された明度についての明度階調特性可変範囲内において設定され得る出力階調特性曲線1001および1002の重なりあう領域1401が出力階調特性の総合的な可変範囲として決定される。
そして、決定された出力階調特性の総合的な可変範囲に基づいて、図9に示される階調制御点P2〜P4についての明度再現領域や局地的接線の傾きが設定される。
図15において、出力階調特性の総合的な可変範囲として設定された、階調制御点の設定範囲を格納するメモリの一例を示す。
上記における図11において、明度階調特性可変範囲として設定されている階調制御点の設定範囲明度上限値1402、明度下限値1403に対して、図15における階調制御点における明度上限1502、下限値1503が、総合的な可変範囲の値に変更されている。プリンタにおける出力階調特性は、図15に示される階調制御点の設定範囲内において各制御点における値が設定され、階調制御点に基づく出力階調特性として決定されることになる。
もしくは、粒状性可変範囲格納部に格納された粒状性可変範囲において設定され得る出力階調特性曲線について、階調特性可変範囲格納部に格納された明度についての出力階調特性可変範囲を満たす出力階調特性曲線について、本実施例における出力階調特性の総合的な可変範囲であると決定してもよい。
いずれかの手法を用いて、出力階調特性範囲獲得部において、出力階調特性の総合的な可変範囲として、新たに明度についての出力階調特性可変範囲もしくは、粒状性可変範囲が算出され、出力階調特性可変範囲としてメモリに格納される。
本実施例では前者の手法をとるものとし、粒状性可変範囲を満たす明度についての出力階調特性可変範囲として、出力階調特性制御点における制御範囲が新たに算出され、出力階調特性可変範囲としてメモリに格納される。
以上については、図3に示されるフローチャートの各ステップについてそれぞれ処理される。
ステップS305において、明度階調特性可変範囲を獲得する。
ステップS306において、粒状性可変範囲を獲得する。
ステップS307において、上記において説明した図16に示されるフローチャート処理に従い、出力階調特性可変範囲を算出する。
ステップS308において、ステップS307において設定された出力階調特性制御点における制御範囲を用いて、出力階調特性における制御点の値を決定し、プリンタにおける出力階調特性を決定する。
ステップS309において、プリンタにおける出力明度階調を、ステップS308において決定されたプリンタにおける出力階調特性曲線情報に変換する、出力明度階調変換テーブルを作成する。そして、出力明度階調変換テーブルを用いた色補正テーブルを作成する。
ここで、本実施例における図31において、プリンタ粒状性プロファイルを獲得し粒状性可変範囲を表示するU/Iの一例を示す。
U/I3101においては、図5に示されるテーブル形式に対応するテキストファイルを参照ボタン3108を使用してファイル入力部3107に設定する。獲得されたプリンタ粒状性ファイルは、粒状性情報格納部203に格納される。獲得されたプリンタ粒状性ファイルに基づいて、粒状性を示すグラフがウィンドウ3104に表示される。また、視覚限界レベル設定入力部3102、3103に視覚限界レベル範囲の上限、下限値をユーザが入力することによって、設定された視覚限界レベルについて粒状性可変範囲を算出する。算出された粒状性可変範囲については、上記において獲得された明度階調可変範囲に対する関係を示すグラフがウィンドウ3104に表示される。ユーザは、ウィンドウ3104に示された各可変範囲結果を参照し、適用ボタン3106を選択することによって、入力された視覚限界レベルについての粒状性可変範囲を決定する。OKボタン3109を選択することによって、プリンタ出力プロファイルおよび明度階調可変範囲情報を獲得する。
キャンセルボタン3110を選択することによってファイル入力部に対する入力、および算出した粒状性可変範囲が取り消される。
次に、本実施例における図32において、出力特性可変範囲を表示するU/Iの一例を示す。
上記において設定された明度階調可変範囲および粒状性可変範囲に基づいて、出力階調特性可変範囲が算出される。
ウィンドウ3202においては、階調制御点ポインタ3211,3212,3213を表示するとともに、制御点における出力階調特性可変範囲における上限表示ポインタ3205,3206,3207、下限表示ポインタ3208,3209,3210が表示される。各階調制御点ポインタにおける出力階調可変範囲境界3203および3204にはさまれる領域内において、階調制御点ポインタ3211,3212,3213をユーザがマウスなどで動かし出力階調特性曲線3214を設定することが可能である。
ここで、数値情報入力/制御入力ボタン3215によって、図33に示されるU/I3301が表示される。
U/I3301は、図32における制御点ポインタの設定について、ウィンドウ3202の階調制御点ポインタ3211,3212,3213における出力階調可変範囲の上限表示ポインタ3205,3206,3207、下限表示ポインタ3208,3209,3210における明度値を数値で表示部3307,3316,3325,3309,3318,3327に表示するとともにバー形式でも表示する。
また、制御点ポインタの可変範囲が表示バー3303、3312、3321によって示され、この範囲内に限って制御点ポインタを動かせる。
制御点の設定についても、バー上のポインタ3302,3311,3321を左右に動かすか、数値入力部3308,3317,3326に直接入力できる。数値は、矢印ボタン3306、3315、3324、3310、3319、3328によっても変更できる。U/I3201はU/I3301とは別に表示されるため、制御点の設定については、ウィンドウ上もしくは制御バー、数値入力のいずれかによって設定された結果が各表示と連動して変化する。
また、U/I32においては、別途ユーザによって用意されている図5に示されるテーブル形式に対応するテキストファイルを参照ボタン3217を使用してファイル入力部3216に設定することもできる。
OKボタン3218または3329を選択することによって、出力階調特性が決定される。
キャンセルボタン3219または3330を選択することによってファイル入力部に対する入力、および設定した出力階調特性が取り消される。
ボタン3331は、U/I3301の表示を終了するボタンである。
ステップS308において、ステップS307において設定された出力階調特性制御点における制御範囲を用いて、出力階調特性における制御点の値を決定し、プリンタにおける出力階調特性を決定する。
ステップS309において、プリンタにおける出力明度階調を、ステップS308において決定されたプリンタにおける出力階調特性曲線情報に変換する、出力明度階調変換テーブルを作成する。そして、出力明度階調変換テーブルを用いた色補正テーブルを作成する。
ここで、図21においては、補正テーブル作成部210における構成を示した図である。
階調制御点設定部207において、設定された出力階調特性可変範囲を用いて、出力階調特性における制御点の値を決定し、プリンタにおける出力階調特性を決定する。出力明度階調情報格納部204に格納されたプリント出力明度特性とプリンタにおける出力階調特性曲線情報によって、出力明度階調変換テーブル作成部2101によって、出力明度階調変換テーブルを作成する。
色補正テーブル作成部2102において、出力明度階調変換テーブルにもとづき色補正テーブルを作成する。作成された色補正テーブルは色補正テーブル格納部2103に格納される。
ステップS309において決定された出力明度階調変換テーブルに基づき色補正テーブルを作成する手法について次に説明する。
図19は色補正テーブル作成部における出力プリンタにおける出力明度階調特性、出力明度変換テーブル、色補正テーブル特性の関係を示す図である。
図20に示すフローチャートにしたがって、補正テーブル作成部210における処理を説明する。
ステップS2001において、プリンタ108のプリンタ出力プロファイルを獲得する。
ステップS2002において補正テーブル作成部210において作成された出力明度変換テーブルを獲得する。
ステップS2003〜ステップS2005において、色補正テーブルを作成する処理を図19を用いて説明する。
19において、第Iエリア、第IIIエリアの特性はステップS2001にて獲得したプリンタ出力特性であり、第Iエリアと第IIIエリアの特性は同一のものである。第IIエリアの特性は出力明度変換特性であり、補正テーブル作成部にて作成されたものである。また、第IVエリアに示される特性は、ここで作成される色補正テーブルである。まず、図19(1)に示す矢印において、プリンタに入力されるグレーレベル(変換前グレーレベル)に対するプリンタの出力明度を求める(ステップS2003)。つぎに、図19(2)に示す矢印において、明度変換テーブルによって変換された後の出力明度を求め(ステップS2004)、最後に、図19(3)に示した矢印において、変換後の出力明度を出力するのに必要なグレーレベル(変換後グレーレベル)を求める(ステップS2005)。この変換前グレーレベルに対する変換後グレーレベルの対応を記録したものが、図18に示す補正テーブルとなる。
ステップS2006において、ステップ2005において獲得された色補正テーブルを色補正テーブル格納部2103のメモリに格納する。
図3に示されるフローチャートの、ステップS310において、ステップS309において作成された色補正テーブルを用いて、色補正処理部部211において粒状性を軽減するための入力RGB信号を補正する。
入力RGB信号を補正する補正手法について、以下に説明する。
入力RGB信号を補正する補正手法について、以下に説明する。
図22は、色補正処理部211の詳細ブロック構成を示す図である。まず、色補正テーブル変換部2202にて、色補正テーブル格納部2103に格納した色補正テーブルを用いて、入力信号格納部202に格納されている入力画像データの各RGB値をそれぞれ同一の色補正テーブルを用いてテーブル変換し、L*a*b*変換部2203にて色補正テーブル変換後の各RGB値をL*a*b*変換(CIELAB表色系)する。また、入力画像データの各RGB値をL*a*b*変換部2201にてL*a*b*値に変換する。次に、入力画像データの色味を変化させずに明度のみを変換するために、L*a*b*変換部2203の処理により得たL*値とL*a*b*変換部2201の処理により得たa*,b*値を用いて、L*a*b*逆変換部2204にてRGB値に逆変換する。
以上の色補正処理によって獲得されたRGB信号は色補正データ格納部2205に格納される。
なお、ここではCIELab表色系に変換し、明度成分L*のみを変換することとしたが、これに限られるものではなく、他の表色系に変換し、明度成分に相当する量を変換する処理であってもよいことはいうまでもない。
図23に示すフローチャートによって、図21に示す構成をもつ色補正処理部部211における色補正テーブルを用いた入力信号補正処理について説明する。
ステップS2301において、色補正テーブルを獲得する。
ステップ2302において、入力信号格納部に格納されたRGB画像データ入力信号を獲得する。
ステップS2303において、RGB画像データ入力信号を色補正テーブルによって変換する。
ステップS2304において、ステップS2303において変換されたRGB画像データ信号をL*a*b*値に変換する。
ステップS2305において、RGB画像データ入力信号をL*a*b*値に変換する。
ステップS2306について、ステップS2304において変換されたL*値と、ステップS2305において獲得されたa*b*によるL*a*b*値を合成する。
ステップS2307について、ステップS2306において獲得されたLab値をRGB値に逆変換する。
ステップS2308について、色補正画像データとして、ステップS2307において変換されたRGB値を格納する。
ステップS2309においてすべての画像入力RGBデータについてステップS2302からステップS2308の処理が終了したかについて判定する。
ステップS2309において未処理の画像入力RGBデータがあればステップS2302に戻り残りの画像入力RGBデータの処理を繰り返す。
ステップS2309において、すべての画像入力RGBデータについて色補正処理が終了した場合は、本フローチャートにおける色補正処理を終了する。
図3におけるステップS311において、ステップS310において補正された入力RGB信号を、色変換部212においてプリンタ出力信号であるCMYK信号に色変換処理を行う。
ステップS312において、ステップS311において色変換されたCMYK信号をプリンタ108によって出力し、出力画像を獲得する。
ここで、本実施例において、色補正処理における階調制御要素およびその階調目標値をユーザが指定することが出来るように、形状判定結果や推奨階調制御要素およびその階調目標値ならびに写像結果をモニタにおいて表示し、また、操作部より色補正量を入力するためのU/Iの一例を図34に示す。
図34において、作成された色補正テーブルによる結果を表示するU/I3410の一例を示す。
U/I3410においては、色補正を行う入力画像データをボタン3403を使用して設定する。入力画像データは、ウィンドウ3402に表示される。上記工程によって作成された色補正テーブルによる色補正結果について、ウィンドウ3407に表示されユーザが補正結果を確認できるようになっている。また、U/I3401においては、上記処理における色補正テーブルを複数作成し、格納している場合においては、色補正テーブルによる結果を比較できるようにウィンドウが、ウィンドウ3408のように複数用意されていてもよい。
ユーザは、ウィンドウに表示された結果を比較し、作成された色補正テーブルを選択するチェックボックス3409、3410をチェックすることによって指定する。色補正実行ボタン3404、3405を選択することによって、実際に入力画像データに対して、色補正処理が行われ、補正された出力画像データが作成される。色補正実行ボタン3404によって、色補正画像を作成した後、プリンタによって画像が出力される。もしくは、色補正実行ボタン3405によって出力画像データを名前をつけて保存するための出力画像ファイルに対して任意ファイル名を設定した後、色補正処理画像データが保存される。色補正テーブル保存ボタン3406によって、チェックボックス3409、3410によって指定された色補正テーブルを、任意のファイル名を設定した後、色補正テーブルを保存することができる。
また色補正テーブルの指定は、参照ボタン3412、3414を使用してファイル入力部3411、3413に設定することもできる。
ここで、図30〜図34に示されるU/Iにおける動作について図36に示すフローチャートによって示す。
ステップS3601において、各U/Iが表示され、設定されるデータのメモリ初期化を行う。
ステップS3602において、ユーザによってU/I上の色補正ポインタによる入力、もしくは表示部において、ファイル、パラメータの入力対象となる項目が指定される。
ステップS3603において、ユーザがU/I上の色補正ポインタによる入力、もしくは表示部において入力する。
ステップS3604において、ステップS3603において入力された値が、ステップS3602において獲得された指定情報に基づき、対応するメモリ領域に格納される。
ステップS3605において、ユーザが入力を終了しOKボタンを押すと、U/Iによる値の入力を終了する。
ステップS3605において、OKボタンが押されずステップS3606において、キャンセルボタンが押されると、ステップS3607において、ステップS3604において格納されたメモリ領域における入力された値を削除し、初期値であるデータが入力され、メモリ領域の初期化を行なう。
ステップS3605においてOKボタンが、ステップS3606においてキャンセルボタンのどちらも押されなかった場合は、ステップS3608において、U/Iは、ステップS3602におけるユーザによってU/I上の色補正ポインタによる入力、もしくは表示部において、色補正値が入力されるまで待機状態となる。
以上、U/I3001、3101、3201、3301、3401、3501を用いて、図3に示されるフローチャートにおけるステップS301からステップS312に従った処理を行うことで、明度階調特性の好ましさとプリンタ出力における粒状性の軽減の両者を実現するプリンタの色補正処理を実現するユーザインターフェースを提供することが出来る。そして、本実施例におけるユーザインターフェースを用いて、RGB色空間情報をもつ画像データをプリンタによって出力するにおいて、出力装置における粒状性を獲得し、あらかじめ設定された粒状性可変範囲および階調特性可変範囲において、両可変範囲を満足する粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成し、作成したルックアップテーブによって適宜色補正を行うことによって、出力装置における画像出力において、明度階調特性の好ましさを実現しかつ粒状性を軽減した最適な画像を実現することができる。
[その他の実施例2]
第1の実施例において、出力階調特性の総合的な可変範囲を決定するにおいて、粒状性可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲と明度可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲の重なり合う領域内において、プリンタ出力階調特性を設定しているが、本実施例においては、粒状性可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲と明度可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲について、任意の重み付けデータを設定し、重み付けの値に基づいて出力階調特性の総合的な可変範囲を決定することを特徴とする。
第1の実施例において、出力階調特性の総合的な可変範囲を決定するにおいて、粒状性可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲と明度可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲の重なり合う領域内において、プリンタ出力階調特性を設定しているが、本実施例においては、粒状性可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲と明度可変範囲を用いた出力明度階調の設定可能範囲について、任意の重み付けデータを設定し、重み付けの値に基づいて出力階調特性の総合的な可変範囲を決定することを特徴とする。
本実施例においては、各階調制御点ごとに粒状性および明度階調について重み付けが設定される。たとえば、図24に示すように明度可変範囲と粒状性可変範囲の重なり合う領域がない場合や領域が小さい場合においても、明度の明るいハイライト領域における階調制御点については、粒状性に対する重み付けを大きく、シャドウ領域における階調制御点については、明度階調に対する重み付けを大きくすることによって、図25に示すような出力階調特性の総合的な可変範囲が獲得される。出力階調特性の総合的な可変範囲内において階調制御点を設定し、出力階調特性を決定することで、本発明を適用することが可能となり、出力階調特性についてより最適化された可変範囲を算出することができる。
図25は、本実施例における階調制御点P2からP4における、明度可変範囲と粒状性可変範囲について明度に変換した明度範囲である。階調制御点P2からP4において明度可変範囲2504、2505、2506と粒状性可変範囲2501、2502、2503におけるそれぞれの明度上限および明度下限について、設定された重み付け値を用いて、以下の式のような計算によって、重み付けによる明度範囲が獲得される。
明度可変範囲における明度上限値をLa、粒状性可変範囲について明度に変換した明度範囲における明度上限値をLb、明度可変範囲に対する重み付けをWa、粒状性可変範囲についての重み付けをWbとする。出力階調特性の総合的な可変範囲における明度上限Lは、
L=Wa*La+Wb*Lb
により算出される。ここで、Wa+Wb=1とする。
L=Wa*La+Wb*Lb
により算出される。ここで、Wa+Wb=1とする。
明度下限値においても同様に出力階調特性の総合的な可変範囲における明度下限値が算出できる。
以上、各制御点に対して設定された明度可変範囲と粒状性可変範囲における重み付け値と、明度可変範囲と粒状性可変範囲について明度に変換した明度範囲について、図26に示されるようなそれぞれの明度上限および明度下限に対して、出力階調特性の総合的な可変範囲2601の明度上限および明度下限を獲得する。各階調制御点において獲得された出力階調特性の総合的な明度上限および明度下限内において、各階調制御点を設定することによって、本実施例における明度階調特性の好ましさとプリンタ出力における粒状性の軽減の両者を実現するプリンタの色補正処理を実現することができる。
本実施例における、構成について以下に説明する。
画像処理部105においては、図27に示されるように、端子201を通じて獲得された入力信号情報を格納する入力信号格納部202と、出力部の出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報データを端子213を通じて取得し格納する粒状性情報格納部203と、入力信号値に対する出力機器の出力明度情報(階調特性)を端子214を通じて取得し格納する出力明度階調情報格納部204と、粒状性情報格納部に格納された粒状性情報を用いて出力部の出力明度に対する粒状性を獲得する粒状性情報抽出部205と、出力機器が出力する階調特性を決定する階調特性制御点を設定する階調制御点設定部207と、階調制御点により設定される明度階調特性についての可変範囲を格納する明度階調特性可変範囲格納部208と、階調特性に対する粒状性の変化についての可変範囲を格納する粒状性可変範囲格納部206と、可変領域比率格納部2701に格納されている階調特性可変範囲情報および粒状性可変範囲情報に対する重み付け値と、階調特性可変範囲格納部および粒状性可変範囲格納部に格納された階調特性可変範囲情報および粒状性可変範囲情報より、出力部において設定可能な階調特性の範囲を算出する出力階調特性範囲獲得部209と、設定可能な階調特性の範囲内において階調制御点設定部により決定された階調特性に基づいて、入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する補正テーブル作成部210と、粒状感軽減ルックアップテーブルを使用して入力信号格納部202に格納された入力画像信号について、色補正処理を行う色補正処理部211、によって構成される。
さらに、画像処理部105における色変換部212において補正された入力信号に対して、図1における出力デバイスであるプリンタ108の出力信号への変換を行い、プリンタ108によって出力する。
図29において、可変領域比率格納部2701に格納された階調特性可変範囲情報および粒状性可変範囲情報に対する重み付け値の一例を示す。
各階調制御点2901に対する階調特性可変範囲情報の重み付け値2902および粒状性可変範囲情報の重み付け値2903が、参照テーブル形式で格納されている。
本実施例における処理を図28にしめすフローチャートによって説明する。
ステップS2801において、プリンタにおける明度階調特性情報として次のような図4に示される構成を持つプリンタ出力プロファイルを獲得する。
ステップS2802において獲得されたプリンタ出力プロファイルは、出力階調情報格納部に格納する。
ステップ2503において、プリンタにおける粒状性情報として次のような図6に示される構成を持つプリンタ粒状性プロファイルを獲得する。
ステップS2804において獲得されたプリンタ出力プロファイルは、粒状性情報格納部に格納する。
ステップS2805において、明度階調特性可変範囲を獲得する。
ステップS2806において、粒状性可変範囲を獲得する。
ステップS2807において、明度階調可変範囲における重み付けデータおよび、粒状性可変範囲における重み付けデータを獲得する。
ステップS2808において、出力階調特性可変範囲を算出する。
ステップS2809において、ステップS2808において設定された出力階調特性制御点における制御範囲を用いて、出力階調特性における制御点の値を決定し、プリンタにおける出力階調特性を決定する。
ステップS2810において、ステップS2809において決定されたプリンタにおける出力階調特性曲線情報に基づき、色補正テーブルを作成する。
ステップS2811において、ステップS2810において作成された色補正テーブルを用いて、粒状性を軽減するための入力RGB信号を補正する。
ステップS2812において、ステップS2811において補正された入力RGB信号を、プリンタ出力信号であるCMYK信号に色変換処理を行う。
ステップS2813において、ステップS2812において色変換されたCMYK信号をプリンタによって出力し、出力画像を獲得する。
次に、本実施例における図35において、出力特性可変範囲を表示するU/Iの一例を示す。
U/I3501においては、各制御点における明度比率を設定する入力部3516、3517、3518、粒状性比率を設定する入力部3519、3520、3521において明度比率、粒状比率を入力し設定する。明度比率、粒状性比率について関係性が指定されている場合は、いずれかの値を入力すると他方の値が自動的に設定される。
また、各制御点についての明度比率、粒状性比率を記述したテキストファイルを参照ボタン3523を使用してファイル入力部3522に設定し入力することもできる。
また、U/I3501においては、別途ユーザによって用意されている図5に示されるテーブル形式に対応するテキストファイルを参照ボタン3525を使用してファイル入力部3524に設定することもできる。
設定された明度階調可変範囲および粒状性可変範囲、および明度比率、粒状性比率に基づいて、出力階調特性可変範囲が算出される。
ウィンドウ3502においては、階調制御点ポインタ3511,3512,3513を表示するとともに、制御点における出力階調特性可変範囲における上限表示ポインタ3505,3506,3507、下限表示ポインタ3508,3509,3510が表示される。各階調制御点ポインタにおける出力階調可変範囲境界3503および3504にはさまれる領域内において、階調制御点ポインタ3511,3512,3513をユーザがマウスなどで動かし出力階調特性曲線3514を設定することが可能である。
ここで、数値情報入力/制御入力ボタン3515によって、図33に示されるU/I3301が表示される。
OKボタン3518または3359を選択することによって、出力階調特性が決定される。
キャンセルボタン3519または3330を選択することによってファイル入力部に対する入力、および設定した出力階調特性が取り消される。
ここで、数値情報入力/制御入力ボタンによって、図33に示されるU/I3301が表示されるのは実施例1と同様である。
その他のU/Iについては、実施例1と同様であるので省略する。
以上、ステップS2801からステップS2813におけるフローチャートに従った処理を行うことで、明度階調特性の好ましさとプリンタ出力における粒状性の軽減の両者を実現するプリンタの色補正処理を実現することができる。
[その他の実施例3]
<記憶媒体>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
<記憶媒体>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 操作部
105 画像処理部
106 モニタ
107 入力デバイス
108 出力デバイス
201 端子
202 入力信号格納部
203 粒状性情報格納部
204 出力明度階調情報格納部
205 粒状性情報抽出部
206 粒状性可変範囲格納部
207 階調制御点設定部
208 明度階調特性可変範囲格納部
209 出力階調特性範囲獲得部
210 補正テーブル作成部
211 色補正処理部
212 色変換部
213 端子
214 端子
401 グレイRGB値格納メモリ
402 出力明度値L格納メモリ
601 出力明度値L格納メモリ
602 出力粒状度格納メモリ
701 粒状性測定チャート
702 パッチ
801 粒状特性
802 視覚限界レベル
901 出力階調特性曲線
902 白色点
903 階調制御点
904 階調制御点
905 階調制御点
906 黒色点
1001 明度階調可変範囲境界
1002 明度階調可変範囲境界
1003 明度階調可変範囲
1004 明度階調可変範囲
1005 明度階調可変範囲
1101 階調制御点インデックスメモリ
1102 明度階調可変範囲格納メモリ
1103 明度階調可変範囲格納メモリ
1104 明度階調可変範囲格納メモリ
1105 明度階調可変範囲格納メモリ
1201 粒状性視覚限界レベル格納メモリ
1202 粒状性視覚限界レベル上限格納メモリ
1203 粒状性視覚限界レベル下限格納メモリ
1301 粒状性可変範囲境界
1302 粒状性可変範囲境界
1401 出力階調特性可変範囲領域
1501 階調制御点インデックスメモリ
1502 明度階調可変範囲格納メモリ
1503 明度階調可変範囲格納メモリ
1504 明度階調可変範囲格納メモリ
1505 明度階調可変範囲格納メモリ
2101 出力明度変換テーブル作成部
2102 色補正テーブル作成部
2103 色補正テーブル格納部
2201 L*ab*変換部
2202 色補正テーブル変換部
2203 L*ab*変換部
2204 L*ab*逆変換部
2205 色補正データ格納部
2501 粒状性可変範囲
2502 粒状性可変範囲
2503 粒状性可変範囲
2504 明度階調可変範囲
2505 明度階調可変範囲
2506 明度階調可変範囲
2601 出力階調特性可変範囲領域
2701 可変領域比率格納部
2901 階調制御点インデックスメモリ
2902 明度可変範囲比率格納メモリ
2903 粒状性可変範囲比率格納メモリ
3001 U/I
3002 ファイル入力部
3003 参照ボタン
3004 ファイル入力部
3005 参照ボタン
3006 ウィンドウ
3007 OKボタン
3008 キャンセルボタン
3101 U/I
3102 入力部
3103 入力部
3104 ウィンドウ
3105 ウィンドウ
3106 適用ボタン
3107 ファイル入力部
3108 参照ボタン
3109 OKボタン
3110 キャンセルボタン
3201 U/I
3202 ウィンドウ
3203 可変範囲上限
3204 可変範囲下限
3205 可変範囲上限
3206 可変範囲上限
3207 可変範囲上限
3208 可変範囲下限
3209 可変範囲下限
3210 可変範囲下限
3211 制御点ポインタ
3212 制御点ポインタ
3213 制御点ポインタ
3214 出力明度階調曲線
3215 表示ボタン
3216 ファイル入力部
3217 参照ボタン
3218 OKボタン
3219 キャンセルボタン
3301 U/I
3302 制御点ポインタ
3303 可変範囲
3304 非可変範囲
3305 非可変範囲
3306 数値ボタン
3307 可変範囲上限値表示
3308 入力部
3309 可変範囲下限値表示
3310 数値ボタン
3311 制御点ポインタ
3312 可変範囲
3313 非可変範囲
3314 非可変範囲
3315 数値ボタン
3316 可変範囲上限値表示
3317 入力部
3318 可変範囲下限値表数値ボタンキャンセルボタン
3320 制御点ポインタ
3321 可変範囲
3322 非可変範囲
3323 非可変範囲
3324 数値ボタン
3325 可変範囲上限値表示
3326 入力部
3327 可変範囲下限値表示
3328 数値ボタン
3329 OKボタン
3330 キャンセルボタン
3330 U/I表示取り消しボタン
3401 U/I
3402 ウィンドウ
3403 データ入力指定ボタン
3404 処理指定ボタン
3405 処理指定ボタン
3406 処理指定ボタン
3407 ウィンドウ
3408 ウィンドウ
3409 チェックボックス
3410 チェックボックス
3411 ファイル入力部
3412 OKボタン
3413 ファイル入力部
3414 キャンセルボタン
3501 U/I
3502 ウィンドウ
3503 可変範囲上限
3504 可変範囲下限
3505 可変範囲上限
3506 可変範囲上限
3507 可変範囲上限
3508 可変範囲下限
3509 可変範囲下限
3510 可変範囲下限
3511 制御点ポインタ
3512 制御点ポインタ
3513 制御点ポインタ
3514 出力明度階調曲線
3515 表示ボタン
3516 入力部
3517 入力部
3518 入力部
3519 入力部
3520 入力部
3521 入力部
3522 ファイル入力部
3523 参照ボタン
3524 ファイル入力部
3525 参照ボタン
3526 OKボタン
3527 キャンセルボタン
102 ROM
103 RAM
104 操作部
105 画像処理部
106 モニタ
107 入力デバイス
108 出力デバイス
201 端子
202 入力信号格納部
203 粒状性情報格納部
204 出力明度階調情報格納部
205 粒状性情報抽出部
206 粒状性可変範囲格納部
207 階調制御点設定部
208 明度階調特性可変範囲格納部
209 出力階調特性範囲獲得部
210 補正テーブル作成部
211 色補正処理部
212 色変換部
213 端子
214 端子
401 グレイRGB値格納メモリ
402 出力明度値L格納メモリ
601 出力明度値L格納メモリ
602 出力粒状度格納メモリ
701 粒状性測定チャート
702 パッチ
801 粒状特性
802 視覚限界レベル
901 出力階調特性曲線
902 白色点
903 階調制御点
904 階調制御点
905 階調制御点
906 黒色点
1001 明度階調可変範囲境界
1002 明度階調可変範囲境界
1003 明度階調可変範囲
1004 明度階調可変範囲
1005 明度階調可変範囲
1101 階調制御点インデックスメモリ
1102 明度階調可変範囲格納メモリ
1103 明度階調可変範囲格納メモリ
1104 明度階調可変範囲格納メモリ
1105 明度階調可変範囲格納メモリ
1201 粒状性視覚限界レベル格納メモリ
1202 粒状性視覚限界レベル上限格納メモリ
1203 粒状性視覚限界レベル下限格納メモリ
1301 粒状性可変範囲境界
1302 粒状性可変範囲境界
1401 出力階調特性可変範囲領域
1501 階調制御点インデックスメモリ
1502 明度階調可変範囲格納メモリ
1503 明度階調可変範囲格納メモリ
1504 明度階調可変範囲格納メモリ
1505 明度階調可変範囲格納メモリ
2101 出力明度変換テーブル作成部
2102 色補正テーブル作成部
2103 色補正テーブル格納部
2201 L*ab*変換部
2202 色補正テーブル変換部
2203 L*ab*変換部
2204 L*ab*逆変換部
2205 色補正データ格納部
2501 粒状性可変範囲
2502 粒状性可変範囲
2503 粒状性可変範囲
2504 明度階調可変範囲
2505 明度階調可変範囲
2506 明度階調可変範囲
2601 出力階調特性可変範囲領域
2701 可変領域比率格納部
2901 階調制御点インデックスメモリ
2902 明度可変範囲比率格納メモリ
2903 粒状性可変範囲比率格納メモリ
3001 U/I
3002 ファイル入力部
3003 参照ボタン
3004 ファイル入力部
3005 参照ボタン
3006 ウィンドウ
3007 OKボタン
3008 キャンセルボタン
3101 U/I
3102 入力部
3103 入力部
3104 ウィンドウ
3105 ウィンドウ
3106 適用ボタン
3107 ファイル入力部
3108 参照ボタン
3109 OKボタン
3110 キャンセルボタン
3201 U/I
3202 ウィンドウ
3203 可変範囲上限
3204 可変範囲下限
3205 可変範囲上限
3206 可変範囲上限
3207 可変範囲上限
3208 可変範囲下限
3209 可変範囲下限
3210 可変範囲下限
3211 制御点ポインタ
3212 制御点ポインタ
3213 制御点ポインタ
3214 出力明度階調曲線
3215 表示ボタン
3216 ファイル入力部
3217 参照ボタン
3218 OKボタン
3219 キャンセルボタン
3301 U/I
3302 制御点ポインタ
3303 可変範囲
3304 非可変範囲
3305 非可変範囲
3306 数値ボタン
3307 可変範囲上限値表示
3308 入力部
3309 可変範囲下限値表示
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3311 制御点ポインタ
3312 可変範囲
3313 非可変範囲
3314 非可変範囲
3315 数値ボタン
3316 可変範囲上限値表示
3317 入力部
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3320 制御点ポインタ
3321 可変範囲
3322 非可変範囲
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3330 キャンセルボタン
3330 U/I表示取り消しボタン
3401 U/I
3402 ウィンドウ
3403 データ入力指定ボタン
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3407 ウィンドウ
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3410 チェックボックス
3411 ファイル入力部
3412 OKボタン
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3501 U/I
3502 ウィンドウ
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3523 参照ボタン
3524 ファイル入力部
3525 参照ボタン
3526 OKボタン
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Claims (6)
- 入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、該出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報を記憶する粒状性情報記憶手段と、前記入力信号値と前記入力信号における前記出力機器の出力明度情報を記憶する粒状性情報記憶手段と、
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出手段と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出手段と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示手段と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示手段と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成手段と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。 - 前記設定されている階調特性条件および粒状性条件について、各条件について優先する比率を設定し、前記設定された比率に基づいて前記特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出手段、および、前記優先比率を設定し表示する階調制御比率表示手段とを具備することを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。
- 前記粒状感軽減ルックアップテーブルは1次元ルックアップテーブルであることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
- 入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、該出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報を記憶する粒状性情報記憶工程と、前記入力信号値と前記入力信号における前記出力機器の出力明度情報を記憶する粒状性情報記憶工程と、
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出工程と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出工程と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示工程と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示工程と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成工程と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換工程とを具備することを特徴とする、画像処理方法。 - 前記設定されている階調特性条件および粒状性条件について、各条件について優先する比率を設定し、前記設定された比率に基づいて前記特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出工程、および、前記優先比率を設定し表示する階調制御比率表示工程とを具備することを特徴とする、請求項4記載の画像処理方法。
- 入力色信号を出力色信号へと変換する色変換において、該出力信号を出力する出力機器の出力明度と対応する粒状性情報を記憶する粒状性情報記憶機能と、前記入力信号値と前記入力信号における前記出力機器の出力明度情報を記憶する粒状性情報記憶機能と、
該粒状性情報を用い指定された階調特性情報における粒状性を抽出する粒状性情報抽出機能と、あらかじめ設定されている階調特性条件および粒状性条件と該粒状性信号情報とを用い階調特性制御点の可変範囲を算出する階調制御点可変範囲算出機能と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき階調制御要素を設定し表示する階調制御要素表示機能と、該階調制御要素における制御目標を設定し表示する階調制御目標値表示機能と、該階調制御点の可変範囲に応じて設定された階調制御点に基づき該入力色信号に対し出力される画像の粒状感を軽減することを目的とした粒状感軽減ルックアップテーブルを作成する色変換テーブル作成機能と、前記粒状感軽減ルックアップテーブルによる色変換を行う色変換機能とを実現するプログラムを記録することを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004347973A JP2006157755A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 画像処理装置およびその方法およびその記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004347973A JP2006157755A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 画像処理装置およびその方法およびその記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006157755A true JP2006157755A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36635448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004347973A Withdrawn JP2006157755A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 画像処理装置およびその方法およびその記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006157755A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013131883A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置および印刷装置 |
-
2004
- 2004-12-01 JP JP2004347973A patent/JP2006157755A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013131883A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置および印刷装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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