JP2006093987A - カラーパッチ提供方法、色補正用データ提供方法、電子画像データ提供方法及び画像形成方法並びにこれらのシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】特定された原稿に対して、効率的に色再現を保証する。
【解決手段】ラスタ画像を受付部52で受け付けると、ヒストグラム生成部54でヒストグラムが生成される。このヒストグラム生成部54で生成されたヒストグラムに基づいて、カラーパッチ生成部56では原稿画像の中で使用頻度が高い色が抽出され、この抽出された色をカラーパッチとする。このカラーパッチはプリンタ部で用紙に出力され、カラーチャートが作成される。
【選択図】図3
【解決手段】ラスタ画像を受付部52で受け付けると、ヒストグラム生成部54でヒストグラムが生成される。このヒストグラム生成部54で生成されたヒストグラムに基づいて、カラーパッチ生成部56では原稿画像の中で使用頻度が高い色が抽出され、この抽出された色をカラーパッチとする。このカラーパッチはプリンタ部で用紙に出力され、カラーチャートが作成される。
【選択図】図3
Description
本発明は、コンビニエンスストア等に設置されたカラー複合機等を利用してカラーパッチ、色補正用データ若しくは電子画像データを提供し、又は電子画像データから画像を形成する方法及びこれらのシステムに関する。
出力機器(プリンタ、印刷機、複写機、ファクシミリ等)の色再現特性を把握するために、複数のカラーパッチで校正されるカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色し、デバイス信号と再現色の対応関係から色変換パラメータや色補正パラメータを算出することが行なわれている。例えば、特許文献1に記載された発明では色域内に広く均一に分布するような色財量の組合せのカラーチャートを使って、色情報変換装置を実現している。また、特許文献2では、写真の色再現で特に重要な肌色のカラーチャートを使って、肌色再現評価を精度よく行なえる技術を開示している。また、国際標準ISO12642では、印刷の色再現特性を把握するためのカラーパッチセットが標準化されている。
通常、例えば2つの出力機器を遠隔地で色再現を保証するためには、一方の出力機器の色再現特性を把握し、他方はその出力機器と同じ色再現を実現するために、一方の出力機器の色再現特性を参照して色補正を行なう。この場合、どのような色であっても同じ色再現が実現できるように、出力機器の色再現域全域に対して、色が合うように色補正を行なう。このため、色再現特性の把握には、画像出力装置の色域全域に関して色再現データを採取していた。この両者が定常的に画像をやり取りする場合は、この方が効率的であるが、一度しか画像を受け渡ししないような場合には、不必要な色に対しても色再現特性を把握することになり、非常に非効率的となる。
本発明の目的は、特定された原稿に対して、効率的に色再現を保証することにある。
本発明の第1の特徴とするところは、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力するカラーチャート提供方法にある。ここで、カラーチャートとはカラーパッチの集合体である。したがって、原稿電子画像データから主要色を抽出してカラーチャートを出力するので、原稿画像の色再現を効率的に行うことができる。
好ましくは、カラーチャートは、原稿画像の少なくとも一部と共に前記プリンタ部で出力される。ユーザは、このプリンタ部から出力された原稿画像を見ることにより、他の出力機器で出力される原稿画像の色再現を確認することができる。原稿1枚に対してカラーチャートを出力してもよいし、1セットの原稿(1ジョブ)に対して出力してもよい。
好ましくは、カラーパッチの数に対応して前記プリンタ部で出力される出力形式を選択する。出力形式には用紙サイズを含む。例えばカラーパッチの数が多いと1枚の用紙に収まらない場合があるが、用紙サイズを大きくすることにより1枚に収めることができる。また、出力形式には、カラーパッチを縮小したり、2in1や両面で出力することを含む。
好ましくは、主要色の抽出は、原稿電子画像データに含まれる色のヒストグラムを生成することにより行う。これにより頻度に応じてカラーパッチを生成することができ、頻度の高い色については色再現の精度を向上させたり、頻度の低い色については削減したりすることができる。さらに好ましくは、ヒストグラムを生成する前に原稿電子画像データに含まれる色の階調数を削減する。階調数の削減は、例えば原稿電子画像データに含まれる近傍色をまとめて代表色を生成することにより行う。さらに代表色の生成は、例えば色空間を複数の領域に分割し、領域毎に頻度の高い色を該領域における代表色とすることにより行う。また、原稿電子画像データの色が含まれない領域については代表色を生成しないことにより代表色の数を限定することができる。代表色数が規定範囲内でない場合は、分割領域を拡大化し、拡大化された領域から代表色を抽出する。細分化した結果、代表色数が規定数を超えた場合は、頻度の低い代表色を削減する。
また、主要色の抽出は、原稿電子画像データをグラフィック画像部及び文字画像部とラスタ画像部とに分け、それぞれ別個に行うことができる。好ましくは、主要色の抽出は、ラスタ画像部に対してヒストグラムを生成する。さらに、基本格子点に対応する基本色を追加することができる。また、前記プリンタ部の記憶されているプロファイルを用いて生成された基本色を追加することもできる。この場合、プリンタ部の出力状態は、環境や経時変化により日々変わるので、通常は、記憶されているプロファイルを用いることはできないが、カラーチャートをスキャナ部で読み取り、スキャナ部のプロファイルを用いて変換された測色値データに基づいてプリンタ部のプロファイルを修正することにより用いることができる。この場合、記憶されているプロファイルから生成した色は、頻度の高い色データだけを用い、この頻度の高い色データに基づいてその色領域周辺を修正してもよいし、この頻度の高い色データに基づいて全体を修正してもよい。
本発明の第2の特徴とするところは、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色し、原稿電子画像データから抽出した主要色と測色したカラーチャート測色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ提供方法にある。したがって、原稿電子画像データから主要色を抽出してカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色して色補正用データを生成するので、色補正用データの作成を効率的に行うことができる。好ましくは、測色はスキャナ部でカラーチャートを読み取ることにより行う。
本発明の第3の特徴とするところは、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色し、原稿電子画像データから抽出した主要色と測色したカラーチャート測色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成し、この色補正用データと共に原稿電子画像データを送信する電子画像データ提供方法にある。したがって、原稿電子画像データから主要色を抽出してカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色して色補正用データを生成することにより色補正用データが提供されるので、原稿画像に基づくプリンタ部の色補正用データを容易に得ることができる。この場合も好ましくは、測色はスキャナ部でカラーチャートを読み取ることにより行う。
本発明の第4の特徴とするところは、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色し、原稿電子画像データから抽出した主要色と測色したカラーチャート測色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成し、この色補正用データに基づいて出力機器に送信された原稿電子画像データを補正して出力機器から出力する画像形成方法にある。したがって、原稿電子画像データから主要色を抽出してカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色して色補正用データを生成することにより色補正用データが提供されるので、遠隔地にある出力機器で原稿画像を出力する場合でもプリンタ部で出力した原稿画像と同等の色再現を保証することができる。色補正用データの生成は、プリンタ部側で行い、原稿電子画像データと共に色補正用データを出力機器に送信してもよいし、あるいは出力機器側で行うようにしてもよい。また、この場合も好ましくは、測色はスキャナ部でカラーチャートを読み取ることにより行う。
本発明の第5の特徴とするところは、プリンタ部と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段とを有し、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいてカラーパッチを前記プリンタ部で出力するカラーチャート提供システムにある。
本発明の第6の特徴とするところは、プリンタ部と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段と、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいて前記プリンタ部で出力されたカラーチャートを測色したカラーチャート測色データと前記主要色抽出手段により抽出された主要色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ生成手段とを有する色補正用データ提供システムにある。
本発明の第7の特徴とするところは、プリンタ部と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段と、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいて前記プリンタ部で出力されたカラーチャートを測色したカラーチャート測色データと前記主要色抽出手段により抽出された主要色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ生成手段とを有し、この色補正用データ生成手段により生成された前記プリンタ部の色補正用データと共に原稿電子画像データを提供する電子画像データ提供システムにある。
本発明の第8の特徴とするところは、プリンタ部と、出力機器と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段と、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいて前記プリンタ部で出力されたカラーチャートを測色したカラーチャート測色データと前記主要色抽出手段により抽出された主要色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ生成手段とを有し、この色補正用データ生成手段により生成された前記プリンタ部の色補正用データに基づいて原稿電子画像データを補正する補正手段とを有し、この補正手段により補正された原稿画像を前記出力機器で出力する画像形成システムにある。
本発明によれば、特定された原稿に対して、効率的に色再現を保証することができる。
次に本発明の実施形態について説明する。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成システム10の概要が示されている。ユーザ環境12には、例えばパーソナルコンピュータ14が設置されている。また、例えばコンビニエンスストア等の店舗16には、画像形成装置である例えばカラー複合機18が設置されている。このカラー複合機18はコインキット等と呼ばれる課金装置20が接続されている。この店舗20においては、不特定多数の人が課金装置20を介して料金を払ってカラー複合機18を使用する。カラー複合機18は、入力指示装置を兼ねている表示部22と、画像を読み取るスキャナ部24と、画像を出力するプリンタ部26とを有する。前述したパーソナルコンピュータ14は、このカラー複合機18にLAN(Local Area Network)やインターネット等の通信手段を介して接続されている。他の環境28(例えばプリントセンター)には、出力機器30(例えばプリンタや印刷機)が設置され、この出力機器28とカラー複合機18とは、LANやインターネット等の通信手段を介して接続されている。
図1において、本発明の第1の実施形態に係る画像形成システム10の概要が示されている。ユーザ環境12には、例えばパーソナルコンピュータ14が設置されている。また、例えばコンビニエンスストア等の店舗16には、画像形成装置である例えばカラー複合機18が設置されている。このカラー複合機18はコインキット等と呼ばれる課金装置20が接続されている。この店舗20においては、不特定多数の人が課金装置20を介して料金を払ってカラー複合機18を使用する。カラー複合機18は、入力指示装置を兼ねている表示部22と、画像を読み取るスキャナ部24と、画像を出力するプリンタ部26とを有する。前述したパーソナルコンピュータ14は、このカラー複合機18にLAN(Local Area Network)やインターネット等の通信手段を介して接続されている。他の環境28(例えばプリントセンター)には、出力機器30(例えばプリンタや印刷機)が設置され、この出力機器28とカラー複合機18とは、LANやインターネット等の通信手段を介して接続されている。
図2において、カラー複合機18のハードウエア構成が示されている。カラー複合機18は、中央演算処理装置(CPU)32、プログラムROM34及びRAM36がバス38に接続されている。また、バス38には、課金装置インターフェイス40、表示部インターフェイス42、スキャナ部インターフェイス44及びプリンタ部インターフェイス46及びが接続され、課金装置インターフェイス40には課金装置20が、表示部インターフェイス42には表示部22が、スキャナ部インターフェイス44にはスキャナ部24が、プリンタ部インターフェイス46にはプリンタ部26が、それぞれ接続されている。また、バス38にはネットワークインターフェイス48が接続され、外部からの信号を受け、外部へ信号を送るようになっている。さらにバス38には、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、DVD、MO等の記憶媒体にデータを書き込むための外部メディアインターフェイス50が接続されている。
カラー複合機18を用いてプリントする場合は、ネットワークインターフェイス48を介して画像信号を受け付け、CMYK信号に変換し、プリンタ部インターフェイス46を介してプリンタ部26から出力される。また、コピーする場合は、スキャナ部24で読み取ったRGB信号をスキャナ部インターフェイス44を介して取り込み、この取り込まれたデバイス依存RGB信号をCMYK信号に変換し、プリンタ部インターフェイス46を介してプリンタ部26から出力される。RGBからCMYKに変換する場合にプリンタ部のプロファイルを用いて変換される。プロファイルは、色変換特性を示すもので、例えばRAM36に記憶されている。
図3において、カラーチャートを作成する第1の実施形態であって、上記プログラムROMに記憶されているプログラムで実現されるカラー複合機24の制御部の主要部分が示されている。受付部52は、前述したパーソナルコンピュータ14からネットワークインターフェイス48を介して原稿画像が受け付けられる。受け付けられた原稿画像は、例えばラスター形式のものである。ヒストグラム生成部54は、受付部52で受け付けられたラスター画像の各画素の画素値(例えばRGB値)を有する画素の数を計数し、頻度順にソートしてヒストグラムを生成する。原稿画像がジョブとして受け付けられ、複数ページに渡る場合は、全てのページからヒストグラムを生成してもよいし、1ページ又は複数ページから生成していもよい。また、ページ内を分割し、それぞれの分割部分についてヒストグラムを生成してもよい。さらにページ単位でなくともよい。カラーパッチ生成部56は、ヒストグラム生成部54で生成されたヒストグラムからカラーパッチデータを生成する。カラーパッチの数が多い場合は、所定値以下の頻度である色を削減することができる。このカラーパッチ生成部56で生成されたカラーパッチデータがプリンタ部インターフェイス46へ送られ、プリンタ部26において、頻度順に並べられたカラーパッチが用紙の所定位置にプリント出力される。プリンタ部26においては、図4に示すように、カラーチャート58と共に、原稿見本60が出力される。原稿見本60は、カラー複合機24に送信された原稿画像データの一部(例えば1枚目)に基づいてプリンタ部26から出力される。カラーチャート58は、図4(a)に示すように、原稿見本60とは別の用紙に出力してもよいし、図4(b)に示すように、原稿見本60の中に埋め込み、例えば原稿画像の周囲にカラーパッチを配置するようにしてもよい。
カラーパッチ生成部26で生成されたカラーパッチの数が計数され、この計数されたカラーパッチの数に応じて出力形式選択部62で出力形式が選択される。出力形式選択部62における出力形式には用紙サイズ選択を含む。例えばカラーパッチの数が多いと1枚の用紙に収まらない場合があるが、用紙サイズを大きくすることにより1枚に収めることができる。また、出力形式には、カラーパッチを縮小したり、2in1や両面で出力することを含む。
図5乃至図7において、カラーチャート作成に関する第2の実施形態が示されている。
前述した実施形態において、ヒストグラムで頻度の高い色から選択していけば、よく使われる色の精度を向上できるが、頻度が少ない色もある以上はそれなりの精度で出す必要がある。ヒストグラムの頻度だけを頼りに選択してしまうと、選択色がある特定の色領域に集中してしまい、他の領域は全く無いという可能性もある。その場合、頻度が少ない他の領域の色は滅茶苦茶な色に再現されてしまう。そこで、この第2の実施形態においては、頻度が少ない領域であってもカラーパッチを生成できるようにしたものである。
前述した実施形態において、ヒストグラムで頻度の高い色から選択していけば、よく使われる色の精度を向上できるが、頻度が少ない色もある以上はそれなりの精度で出す必要がある。ヒストグラムの頻度だけを頼りに選択してしまうと、選択色がある特定の色領域に集中してしまい、他の領域は全く無いという可能性もある。その場合、頻度が少ない他の領域の色は滅茶苦茶な色に再現されてしまう。そこで、この第2の実施形態においては、頻度が少ない領域であってもカラーパッチを生成できるようにしたものである。
図5において、ヒストグラム生成部54の手前に階調数削減部64が設けられている。階調数削減部64は、色空間分割部66と、代表色抽出部68と、判定部70と、制御部72とを有する。色空間分割部66は、RGB色空間を所定座標範囲毎に分割する。代表色抽出部68は、色空間分割部66で分割された領域の代表色を抽出する。ここで、代表色とは、最も頻度が高い座標に属する色である。判定部70は、代表色の数が所定値に達したか否かを判定する。制御部72は、色空間分割部66、代表色抽出部68及び判定部70を制御する。
図6において、上記階調数削減部54における制御フローが示されている。
まずステップ10(S10)において、RGB色空間を色空間分割部66でn分割する。nは初期分割数である。次のステップ12(S12)においては、代表色抽出部68で各分割領域の最頻色(代表色)を抽出する。次のステップ14(S14)においては、頻度が0(原稿電子画像データには当該領域に属する色が無い)の領域を削除する。即ち、図7に示すように、RGB色空間73(図7では2次元で表示されている)を分割した領域75には、原稿電子画像データの画素値が含まれる場合と含まれない場合がある。また、多数含まれる場合は、領域75に含まれる座標に対応する画素の数が異なる。ステップ12では、最も画素の数が多い座標に対応する色を代表色とする。また、ステップ14では、属する画素が無い場合は、その画素が無い領域75を削除するものである。
まずステップ10(S10)において、RGB色空間を色空間分割部66でn分割する。nは初期分割数である。次のステップ12(S12)においては、代表色抽出部68で各分割領域の最頻色(代表色)を抽出する。次のステップ14(S14)においては、頻度が0(原稿電子画像データには当該領域に属する色が無い)の領域を削除する。即ち、図7に示すように、RGB色空間73(図7では2次元で表示されている)を分割した領域75には、原稿電子画像データの画素値が含まれる場合と含まれない場合がある。また、多数含まれる場合は、領域75に含まれる座標に対応する画素の数が異なる。ステップ12では、最も画素の数が多い座標に対応する色を代表色とする。また、ステップ14では、属する画素が無い場合は、その画素が無い領域75を削除するものである。
次のステップ16(S16)においては、判定部70により、ステップ12で抽出された代表数の抽出数が規定範囲内にあるか否かを判定する。このステップ16において、規定範囲内でないと判定された場合は、ステップ18(S18)に進み、RGB色空間の分割数がステップ12で分割した分割数nの1/2となるよう領域を統合し、次のステップ20(S20)において、統合領域の最頻色を抽出する。即ち、ステップ18及びステップ20においては、分割領域を多くして代表色の数を増やす処理を行う。ステップ20の処理が終了すると、ステップ16に戻り、代表色の抽出数が規定範囲内になるまでステップ18及びステップ20の処理を繰り返す。ステップ16において、代表色の抽出数が規定範囲内であると判定された場合は、ステップ22に進み、規定数までの端数は最後に削られた領域の中から頻度が高い順に復活させ、この復活させた領域の最頻色を代表色として加え、処理を終了する。
図8乃至図10において、カラーチャート作成に関する第3の実施形態が示されている。前述した第1の実施形態及び第2の実施形態においては、ネットワークインターフェイス48を介して入力される原稿電子画像データがRGB等のラスタデータであることを前提としたが、この第3の実施形態ではPDL(ページ記述言語)等の中間言語である。
図8において、PDL画像データが受付部52で受け付けられると、画像解析部74で画像解析され、この画像解析部74で画像解析された結果に応じて主要色生成部76で主要色が生成され、この主要色生成部76で生成された主要色に基づいてカラーパッチ生成部56でカラーパッチデータが生成されるようになっている。
図9において、第3の実施形態における制御フローが示されている。
まずステップ30(S30)において、受付部52でPDL画像データを受け付ける。次のステップ32(S32)においては、画像解析部74でPDL画像データを解析し、ラスタ画像部であるか否かを判定する。ステップ32において、ラスタ画像部ではない、即ち、グラフィックス画像部又は文字画像部であると判定された場合は、こららの画像部における色の数が少ないので、ステップ34(S34)で抽出された色をそのまま主要色として抽出する。一方、ステップ32でラスタ画像部であると判定された場合は、ステップ36に進み、前述した実施形態1又は実施形態2に示した方法でヒストグラムを生成し、このステップ36で生成されたヒストグラムに基づいてステップ34で主要色を抽出する。次のステップ38(S38)においては、グラフィックス画像部及び文字画像部から抽出した主要色と、ラスタ画像部からヒストグラムを介して抽出した主要色とをマージしてカラーパッチを生成する。
即ち、図10に示すように、出力されるカラーチャート58は、PDL画像データのグラフィックス部及び文字部77から抽出したカラーパッチ群78aと、ラスタ画像部80から抽出したカラーパッチ群78bとが例えば上下に並べて形成されるものである。
まずステップ30(S30)において、受付部52でPDL画像データを受け付ける。次のステップ32(S32)においては、画像解析部74でPDL画像データを解析し、ラスタ画像部であるか否かを判定する。ステップ32において、ラスタ画像部ではない、即ち、グラフィックス画像部又は文字画像部であると判定された場合は、こららの画像部における色の数が少ないので、ステップ34(S34)で抽出された色をそのまま主要色として抽出する。一方、ステップ32でラスタ画像部であると判定された場合は、ステップ36に進み、前述した実施形態1又は実施形態2に示した方法でヒストグラムを生成し、このステップ36で生成されたヒストグラムに基づいてステップ34で主要色を抽出する。次のステップ38(S38)においては、グラフィックス画像部及び文字画像部から抽出した主要色と、ラスタ画像部からヒストグラムを介して抽出した主要色とをマージしてカラーパッチを生成する。
即ち、図10に示すように、出力されるカラーチャート58は、PDL画像データのグラフィックス部及び文字部77から抽出したカラーパッチ群78aと、ラスタ画像部80から抽出したカラーパッチ群78bとが例えば上下に並べて形成されるものである。
図11及び図12において、カラーチャート作成に関する第4の実施形態が示されている。前述した第1乃至第3の実施形態においては、全てのカラーパッチデータを原稿画像から生成するようにしたが、これでは原稿画像に含まれる色のみとなって、色空間全体を網羅することができない。そこで、この第4の実施形態においては、若干カラーパッチが増加するが、色空間全体を網羅できるようにしたものである。
即ち、この第4の実施形態においては、図11に示すように、ヒストグラム生成部54(又は主要色生成部76)に加えて基本色生成部82を加えたものである。基本色生成部82は、図12に示すように、例えばRGB色空間73における基本格子点に対応する基本色を生成する。したがって、ヒストグラム生成部54で生成されたヒストグラム生成色又は主要色生成部76で生成された主要色が色空間のある領域に集中したとしても、基本色により色空間全体を網羅するよう補完することができる。
図13において、カラーチャート作成に関する第5の実施形態が示されている。この第5の実施形態は、前述したRAM36に記憶されているプリンタ部26のプロファイルを用いる。この場合、プリンタ部26の出力状態は、環境や経時変化により日々変わるので、通常は、記憶されているプロファイルを用いることはできないが、スキャナ部24でカラーチャートを読み取り、スキャナ部24のプロファイルを用いて変換された測色値データに基づいてプリンタ部26のプロファイルを修正することにより用いることができる。即ち、プロファイル読出部84でプリンタ部24のプロファイルを読み出し、基本プロファイル抽出部86で基本プロファイルを抽出し、この抽出された基本プロファイルを、プロファイル測色データに基づいてプロファイル修正部88で修正し、この修正されたプロファイルに基づいて基本色生成部82で基本色を生成する。この場合、記憶されているプロファイルから生成した色は、頻度の高い色データだけを用い、この頻度の高い色データに基づいてその色領域周辺を修正してもよいし、この頻度の高い色データに基づいて全体を修正してもよい。
以上述べたように原稿画像からカラーチャートを作成することができる。このように作成されたカラーチャートに基づいて原稿見本と同じ色再現を実現できる。以下、この色再現の方法について説明する。
図14に示すように、スキャナ部24でスキャンしてカラーチャートは、まずステップ30(S30)において、スキャナ部24でスキャンしカラーチャートを読み取る。次のステップ32(S32)においては、主要色データとスキャナ部24で読み取った各カラーパッチの読み取り値とを比較する。そして、ステップ34(S34)において、ステップ32の比較結果に基づいて原稿画像に対するプリンタ部26のデバイスプロファイルを得る。
図15に示すように、得られたデバイスプロファイルは、画像ファイルと共に出力機器30へネットワークを介して送信される。出力機器30においては、送信されたデバイスプロファイルに基づいて原稿電子画像データを補正して印刷する。
即ち、図16に示すように、出力機器30においては、図16に示すように、ステップ50(S50)において、画像ファイルとデバイスプロファイルを受け付ける。次のステップ52(S52)において、原稿電子画像データをデバイスプロファイルに従って補正する。そして、次のステップ54(S44)において、ステップ52で補正された原稿電子画像データに基づいて原稿画像を印刷出力する。このようにデバイスプロファイルに基づいて原稿電子画像データを補正するので、原稿見本と同じ色再現を実現することができる。
即ち、図16に示すように、出力機器30においては、図16に示すように、ステップ50(S50)において、画像ファイルとデバイスプロファイルを受け付ける。次のステップ52(S52)において、原稿電子画像データをデバイスプロファイルに従って補正する。そして、次のステップ54(S44)において、ステップ52で補正された原稿電子画像データに基づいて原稿画像を印刷出力する。このようにデバイスプロファイルに基づいて原稿電子画像データを補正するので、原稿見本と同じ色再現を実現することができる。
図17において、原稿画像を印刷する場合の他の実施形態が示されている。
この実施形態においては、デバイスプロファイルの代わりに、プリンタ部26で出力されたカラーチャートをスキャナ部24でスキャンして得られた画像を画像ファイルと共に出力機器30に送信する。出力機器側でデバイスプロファイルを作成し、このデバイスプロファイルに基づいて原稿電子画像データを補正してもよいし、デバイスプロファイルの形ではなく、色補正パラメータを出力機器30で生成し、この色補正パラメータに基づいて原稿電子画像データを補正してもよい。また、スキャン画像から測色値を抽出して、デバイス信号(RGB値)と測色値の対のデータファイルを一緒に送信してもよい。
なお、さらに他の実施形態として、カラー複合機18及び出力装置30をサーバに接続し、このサーバでデバイスプロファイル又は色補正パラメータの生成を行うようにしてもよい。
この実施形態においては、デバイスプロファイルの代わりに、プリンタ部26で出力されたカラーチャートをスキャナ部24でスキャンして得られた画像を画像ファイルと共に出力機器30に送信する。出力機器側でデバイスプロファイルを作成し、このデバイスプロファイルに基づいて原稿電子画像データを補正してもよいし、デバイスプロファイルの形ではなく、色補正パラメータを出力機器30で生成し、この色補正パラメータに基づいて原稿電子画像データを補正してもよい。また、スキャン画像から測色値を抽出して、デバイス信号(RGB値)と測色値の対のデータファイルを一緒に送信してもよい。
なお、さらに他の実施形態として、カラー複合機18及び出力装置30をサーバに接続し、このサーバでデバイスプロファイル又は色補正パラメータの生成を行うようにしてもよい。
以上述べたように、本発明は、特定された原稿に対して、効率的に色再現を行うためのシステムに利用することができる。
10 画像形成システム
18 カラー複合機
20 課金装置
22 表示部
24 スキャナ部
26 プリンタ部
30 出力機器
54 ヒストグラム生成部
56 カラーパッチ生成部
58 カラーチャート
60 原稿画像
62 出力形式選択部
64 階調数削減部
66 色空間分割部
68 代表色抽出部
70 判定部
72 制御部
73 色空間
74 画像解析部
76 主要色生成部
82 基本色生成部
18 カラー複合機
20 課金装置
22 表示部
24 スキャナ部
26 プリンタ部
30 出力機器
54 ヒストグラム生成部
56 カラーパッチ生成部
58 カラーチャート
60 原稿画像
62 出力形式選択部
64 階調数削減部
66 色空間分割部
68 代表色抽出部
70 判定部
72 制御部
73 色空間
74 画像解析部
76 主要色生成部
82 基本色生成部
Claims (26)
- 原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力するカラーチャート提供方法。
- カラーチャートは、原稿画像の少なくとも一部と共に前記プリンタ部で出力される請求項1記載のカラーチャート提供方法。
- カラーチャートの少なくとも一部は、原稿画像の少なくとも一部がプリントされる用紙に出力される請求項2記載のカラーチャート提供方法。
- カラーパッチの数に対応して前記プリンタ部で出力される出力形式を選択する請求項1乃至3いずれか記載のカラーチャート提供方法。
- 主要色の抽出は、原稿電子画像データに含まれる色のヒストグラムを生成することにより行う請求項1乃至4いずれか記載のカラーチャート提供方法。
- ヒストグラムを生成する前に原稿電子画像データに含まれる色の階調数を削減する請求項5記載のカラーチャート提供方法。
- 階調数の削減は、原稿電子画像データに含まれる近傍色をまとめて代表色を生成することにより行う請求項6記載のカラーチャート提供方法。
- 代表色の生成は、色空間を複数の領域に分割し、各領域毎に頻度の高い色を該領域における代表色とすることにより行う請求項7記載のカラーチャート提供方法。
- 原稿電子画像データの色が含まれない領域については代表色を生成しない請求項8記載のカラーチャート提供方法。
- 代表色数が規定範囲内でない場合は、分割領域を拡大化し、拡大化された領域から代表色を抽出する請求項9記載のカラーチャート提供方法。
- 代表色数が規定数を超えた場合は、頻度の低い代表色を削減する請求項10記載のカラーチャート提供方法。
- 主要色の抽出は、原稿電子画像データをグラフィック画像部及び文字画像部とラスタ画像部とに分け、それぞれ別個に行う請求項1乃至4いずれか記載のカラーチャート提供方法。
- 主要色の抽出は、ラスタ画像部に対してヒストグラムを生成する請求項11記載のカラーチャート提供方法。
- 基本格子点に対応する基本色を追加する請求項1乃至13いずれか記載のカラーチャート提供方法。
- 前記プリンタ部の記憶されているプロファイルを用いて生成された基本色を追加する請求項1乃至13いずれか記載のカラーチャート提供方法。
- 原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色し、原稿電子画像データから抽出した主要色と測色したカラーチャート測色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ提供方法。
- 測色はスキャナ部でカラーチャートを読み取ることにより請求項15記載の色補正用データ提供方法。
- 原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色し、原稿電子画像データから抽出した主要色と測色したカラーチャート測色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成し、この色補正用データと共に原稿電子画像データを送信する電子画像データ提供方法。
- 原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出し、この抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成し、この生成されたカラーパッチデータに基づいてプリンタ部でカラーチャートを出力し、この出力されたカラーチャートを測色し、原稿電子画像データから抽出した主要色と測色したカラーチャート測色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成し、この色補正用データに基づいて出力機器に送信された原稿電子画像データを補正して出力機器から出力する画像形成方法。
- 色補正用データの生成は、プリンタ部側で行う請求項19記載の画像形成方法。
- 色補正用データは、原稿電子画像データと共に送信される請求項20記載の画像形成方法。
- 色補正用データの生成は、出力機器側で行う請求項19記載の画像形成方法。
- プリンタ部と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段とを有し、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいてカラーパッチを前記プリンタ部で出力するカラーチャート提供システム。
- プリンタ部と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段と、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいて前記プリンタ部で出力されたカラーチャートを測色したカラーチャート測色データと前記主要色抽出手段により抽出された主要色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ生成手段とを有する色補正用データ提供システム。
- プリンタ部と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段と、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいて前記プリンタ部で出力されたカラーチャートを測色したカラーチャート測色データと前記主要色抽出手段により抽出された主要色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ生成手段とを有し、この色補正用データ生成手段により生成された前記プリンタ部の色補正用データと共に原稿電子画像データを提供する電子画像データ提供システム。
- プリンタ部と、出力機器と、原稿電子画像データの少なくとも一部から主要色を抽出する主要色抽出手段と、この主要色抽出手段により抽出された主要色を含むカラーパッチデータを生成するカラーパッチデータ生成手段と、このカラーパッチデータ生成手段により生成されたカラーパッチデータに基づいて前記プリンタ部で出力されたカラーチャートを測色したカラーチャート測色データと前記主要色抽出手段により抽出された主要色データとから前記プリンタ部の色補正用データを生成する色補正用データ生成手段とを有し、この色補正用データ生成手段により生成された前記プリンタ部の色補正用データに基づいて原稿電子画像データを補正する補正手段とを有し、この補正手段により補正された原稿画像を前記出力機器で出力する画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004275453A JP2006093987A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | カラーパッチ提供方法、色補正用データ提供方法、電子画像データ提供方法及び画像形成方法並びにこれらのシステム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-09-22 JP JP2004275453A patent/JP2006093987A/ja active Pending
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