JP2006157448A - 通信方法、通信システム及び通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両に搭載されるDVD読取装置、液晶タッチパネル等の通信装置において、一方の通信装置から他方の通信装置へ送信する信号の振幅を自動的に適切な値に設定して、設定に要する作業量を軽減させる通信方法、通信システム及び通信装置を提供する。
【解決手段】 第1通信装置20は、初期信号パターンを示す初期信号の信号波を第2通信装置30へ送信する処理を開始し、同時にエンファシス強度設定回路209により、初期信号パターンを示す初期信号の信号波の振幅を経時的に変化させる。また第2通信装置30では、第1通信装置20から送信される初期信号パターンの信号波の受信を開始し、誤り率判定回路314にて、受信した初期信号パターンの誤り率を判定し、最も誤り率が低いと判定した振幅に、第1通信装置20へ送信する信号波の振幅を決定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 第1通信装置20は、初期信号パターンを示す初期信号の信号波を第2通信装置30へ送信する処理を開始し、同時にエンファシス強度設定回路209により、初期信号パターンを示す初期信号の信号波の振幅を経時的に変化させる。また第2通信装置30では、第1通信装置20から送信される初期信号パターンの信号波の受信を開始し、誤り率判定回路314にて、受信した初期信号パターンの誤り率を判定し、最も誤り率が低いと判定した振幅に、第1通信装置20へ送信する信号波の振幅を決定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う通信方法、該通信方法を適用した通信システム、及び該通信システムにて用いられる通信装置に関し、特に伝送線の条件に関わらず安定した通信を実現することが可能な通信方法、通信システム及び通信装置に関する。
近年、車両に搭載されるナビゲーション装置、オーディオビジュアル装置等の各種車載装置が増加の一途を辿っており、これらの各種装置を伝送線で接続する様々な通信システムが提案され、また実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような通信システムを車両に搭載する例としては、ナビゲーション装置に用いられるDVD(デジタル多目的ディスク)読取装置を接続した通信装置と、液晶タッチパネル等の入出力装置を接続した通信装置とを伝送線で接続し、DVD読取装置側から入出力装置側へ画像信号を送信し、入出力装置側からDVD読取装置側へ操作信号を送信する双方向通信を実現するという形態がある。
通信装置間を伝送線にて接続して信号を送受信する場合、伝送時における信号強度の減衰、特に伝送線の表皮効果により高周波成分の信号強度が減衰するという現象が発生する。信号強度の減衰が顕著である場合、受信側の通信装置において、信号の誤りが増加するため、送信側の通信装置にて減衰量を加味して高周波成分の信号強度を大きくすることにより、信号の減衰分を補填し、受信側の通信装置における信号の誤りを防止するという方法が行われている。
ところが信号強度が十分に大きくなっていない場合、減衰量を補填しきれないため、受信側の通信装置において誤りが発生し、信号強度が大き過ぎる場合、過剰に振幅が大きくなるため、信号の遷移遅れ、雑音の増加等の問題が発生して、受信側の通信装置における誤り、システム全体への電磁的衝撃が発生する。従って信号強度は、伝送時の減衰量に応じた適正な値にする必要がある。
信号強度を調整する伝送方法を開示した文献としては下記の特許文献1がある。特許文献1では、送信側から受信側へデータを伝送する場合に、送信側から受信側へ擬似ランダムパターンのデータを送信し、受信側では受信したデータの信号レベルを測定し、測定した信号レベルを送信側へ返送し、送信側では受信した信号レベルに応じて信号強度を変更するというフィードバック処理を繰り返すことにより、最適な信号レベルを求めるという発明が開示されている。
特開2002−223204号公報
しかしながら伝送線を介して送受信される信号波の減衰量は、伝送線の長さ、太さ、材質、その他外部環境等の諸条件により変動するため、通信システムの設置状況に応じて信号強度を変更しなければならず、通信システムの設置時の作業量増加の大きな原因となっている。
特許文献1に開示された発明では、データの伝送方向は、片方向であるにも関わらず、信号レベルの返送を行うため、双方向の伝送線が必要となるので、伝送線の使用方法を更に考慮する余地がある。
また特許文献1に開示された発明では、フィードバック処理を繰り返すので、時間を要する上、終了するまでの時間が流動的である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、一方の通信装置から他方の通信装置へ双方が認識している初期信号パターンを送信し、しかも送信する初期信号パターンの信号波の振幅を経時的に変化させ、他方の通信装置では、受信した初期信号パターンに基づいて、送信する信号の適切な振幅を決定することにより、信号強度、即ち振幅の設定を自動的に適切な値に設定することができるので、作業量を軽減することが可能な通信方法、該通信方法を適用した通信システム、及び該通信システムにて用いられる通信装置の提供を主たる目的とする。
さらに本発明では、双方向通信を行う一対の伝送線にて双方向の通信に対応することができるので、双方向通信を行う伝送線にて片方向の通信しかできない特許文献1より伝送線を効率的に使用することが可能であり、実質的に伝送線を省線化することが可能な通信システム等の提供を他の目的とする。
また本発明では、予め決定されている初期信号パターンに基づいて信号波の振幅を経時的に変化させることにより、信号レベルの決定までの時間が固定されている通信システム等の提供を更に他の目的とする。
第1発明に係る通信方法は、伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う通信方法において、第1の通信装置は、所定の初期信号パターンを示す信号波を第2の通信装置へ送信し、送信する初期信号パターンを示す信号波の振幅を経時的に変化させ、前記第2の通信装置は、受信した初期信号パターンに基づいて、前記第1の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定することを特徴とする。
本発明では、第2の通信装置が、第1の通信装置から受信した経時的に振幅が変化する信号波に基づいて、送信する信号波の振幅を決定することにより、第2通信装置では、受信した信号波の減衰状況は、送信する信号波の減衰状況と同様であるという前提に基づき、経時的に変化する振幅の中から適正な振幅を判定し、送信する信号波の振幅を決定することができるので、信号強度を自動的に適正な値に設定することが可能となり、信号強度の設定に要する作業量を軽減することが可能である。しかも予め設定されている初期信号パターンに基づいて信号波の振幅を経時的に変化させることにより、信号レベルの決定までの時間が固定されている。
第2発明に係る通信システムは、伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う通信システムにおいて、第1の通信装置は、所定の初期信号パターンを示す信号波を第2の通信装置へ送信する手段と、送信する初期信号パターンを示す信号波の振幅を経時的に変化させる手段とを備え、前記第2の通信装置は、受信した初期信号パターンに基づいて、前記第1の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する手段を備えることを特徴とする。
本発明では、第2の通信装置が、第1の通信装置から受信した経時的に振幅が変化する信号波に基づいて、送信する信号波の振幅を決定することにより、第2通信装置では、受信した信号波の減衰状況は、送信する信号波の減衰状況と同様であるという前提に基づき、経時的に変化する振幅の中から適正な振幅を判定し、送信する信号波の振幅を決定することができるので、信号強度を自動的に適正な値に設定することが可能となり、信号強度の設定に要する作業量を軽減することが可能である。しかも予め設定されている初期信号パターンに基づいて信号波の振幅を経時的に変化させることにより、信号レベルの決定までの時間が固定されている。
第3発明に係る通信システムは、伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う通信システムにおいて、第1の通信装置は、所定の初期信号パターンを記録する手段と、記録している初期信号パターンの信号波を第2の通信装置へ送信する手段と、送信する信号波の振幅を設定する振幅設定手段とを備え、該振幅設定手段は、初期信号パターンの信号波の振幅を経時的に変化させる様に構成してあり、前記第2の通信装置は、所定の初期信号パターンを記録する手段と、記録している初期信号パターン、及び前記第1の通信装置から受信した初期信号パターンを比較する比較手段と、比較した結果に基づいて、前記第1の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する振幅決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、第2の通信装置が、第1の通信装置から受信した経時的に振幅が変化する信号波に基づいて、送信する信号波の振幅を決定することにより、第2通信装置では、受信した信号波の減衰状況は、送信する信号波の減衰状況と同様であるという前提に基づき、経時的に変化する振幅の中から適正な振幅を判定し、送信する信号波の振幅を決定することができるので、信号強度を自動的に適正な値に設定することが可能となり、信号強度の設定に要する作業量を軽減することが可能である。しかも予め設定されている初期信号パターンに基づいて信号波の振幅を経時的に変化させることにより、信号レベルの決定までの時間が固定されている。
第4発明に係る通信システムは、第3発明において、前記第2の通信装置は、更に、記録している初期信号パターンの信号波を前記第1の通信装置へ、該第1の通信装置からの初期信号パターンの送信と同時的に送信する手段と、送信する信号波の振幅を設定する振幅設定手段とを備え、該振幅設定手段は、初期信号パターンの信号波の振幅を経時的に変化させる様に構成してあり、前記第1の通信装置は、更に、記録している初期信号パターン、及び前記第2の通信装置から受信した初期信号パターンを比較する手段と、比較した結果に基づいて、前記第2の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する振幅決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、第1の通信装置からの初期信号パターンの送信と同時的に第2の通信装置から初期信号パターンを送信することにより、第1の通信装置及び第2の通信装置で同時的に振幅の決定を行うことができるので、双方向通信を行う場合でも、振幅の決定に要するシステム全体としての時間を短縮することが可能である。しかも双方向の通信に対する振幅の決定を、一対の伝送線を用いた通信にて実現することができるので、伝送線を省線化することが可能である。
第5発明に係る通信システムは、第3発明又は第4発明において、前記比較手段は、比較により、受信した初期信号パターンの誤り率を判定するように構成してあり、前記振幅決定手段は、誤り率が最も低い振幅に決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明では、誤り率に基づいて振幅を決定することにより、誤り率が最も低い条件での振幅を決定することが可能である。
第6発明に係る通信システムは、第3発明乃至第5発明のいずれかにおいて、前記通信装置は、更に、パラレルデータとして、複数の信号の入力を受け付ける手段と、パラレルデータとして入力された複数の信号をシリアルデータに変換する手段と、振幅を決定後、決定した振幅の信号波としてシリアルデータを送信する手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、パラレルデータとして複数の信号の入力を受け付ける場合に、シリアルデータに変換した上で送信することにより、伝送線を省線化することができるため、省線化による軽量化を実現することが可能であり、更に省線化による細線化を実現することができるので、取り回し等の作業性を向上させ、敷設時の自由度を増加させることが可能である。
第7発明に係る通信システムは、第2発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記通信装置は、車両に搭載される車載装置であることを特徴とする。
本発明では、車載システムに適用することにより、信号の誤り率を低減し、設置時の信号強度調整作業を削減することが可能である。
第8発明に係る通信装置は、伝送線で接続された他の装置と双方向通信を行う通信装置において、所定の初期信号パターンを示す信号波を他の装置へ送信する手段と、送信する初期信号パターンを示す信号波の振幅を経時的に変化させる手段と、他の装置から初期信号パターンを受信した場合に、受信した初期信号パターンに基づいて、他の装置へ送信する信号波の振幅を決定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、受信した信号波の減衰状況は、送信する信号波の減衰状況と同様であるという前提に基づき、経時的に変化する振幅の中から適正な振幅を判定し、送信する信号波の振幅を決定することができるので、信号強度を自動的に適正な値に設定することが可能となり、信号強度の設定に要する作業量を軽減することが可能である。
本発明に係る通信方法、通信システム及び通信装置は、伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う場合に、一方の通信装置から他方の通信装置へ、経時的に振幅が変換する初期信号パターンを送信し、他方の通信装置では、受信した初期信号パターンに基づいて、一方の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する。双方の通信装置は、初期信号パターン及び初期信号パターンの振幅の変化パターンを双方で記録しておき、他方の通信装置は、受信した初期信号パターンと、記録している初期信号パターンとを比較し、誤り率が最も低い場合の振幅を導出することで、以降に送信する信号波の振幅を決定する。
この構成により、通信装置では、経時的に変化する振幅の中から誤り率が最も低い最適な振幅を判定し、送信する信号波の振幅を自動的に決定することができるので、伝送時の信号強度の減衰による誤りを防止することが可能であり、更に信号強度を人為的に計測、設定する必要が無く、システム設置時、設計変更時等の作業量を軽減することが可能である等、優れた効果を奏する。
しかも信号波の減衰状況は双方の通信方向で同様であるということを前提とし、通信相手から受信した信号波に基づき信号強度を設定するので、自らが送信した信号波が通信相手においてどのような状態で受信されているかを認識し信号強度の設定に反映させるフィードバック処理が不要であるので、フィードバックに要する伝送線が不要であり、省線化を実現することが可能である等、優れた効果を奏する。
特にパラレルデータとして複数の信号の入力を受け付ける場合に、シリアルデータに変換した上で送信することにより、伝送線を大幅に省線化することができるため、省線化による軽量化を実現することが可能であり、更に省線化による細線化を実現することができるので、取り回し等の作業性を向上させ、敷設時の自由度を増加させることが可能である等、優れた効果を奏する。しかも車載システムに適用した場合には、車両重量の増加を抑制することができるので、燃費の向上、操作性の向上等の様々な優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の通信システムの構成を示すブロック図である。図1中1は、自動車等の車両であり、車両1には、ナビゲーションシステム、オーディオビジュアルシステム等の各種システムを構成するDVD読取装置等の第1処理装置10が配設されており、第1処理装置10には、第1処理装置10との信号の入出力及び信号の送受信を行う第1通信装置20が接続されている。第1通信装置20は、差動より対線(差動ツイストペアケーブル)を用いた伝送線2により第2通信装置30と接続されている。伝送線2は、第1通信装置20から第2通信装置30へのダウンリンク方向へ信号を伝送するダウンリンク用伝送線2aと、第2通信装置30から第1通信装置20へのアップリンク方向へ信号を伝送するアップリンク用伝送線2bを含む。第2通信装置30には、液晶タッチパネル等の第2処理装置40が接続されている。
そして第1処理装置10は、画像信号、音声信号等の様々な信号を第1通信装置20へ出力し、第1通信装置20は、入力を受け付けた信号を、伝送線2を介して第2通信装置30へ送信し、第2通信装置30は、受信した信号を第2処理装置40へ出力する。また第2処理装置40は、操作信号、制御信号等の様々な信号を第2通信装置30へ出力し、第2通信装置30は、入力を受け付けた信号を、伝送線2を介して第1通信装置20へ送信し、第1通信装置20は、受信した信号を第1処理装置10へ出力する。
なお第1通信装置20と様々な信号を入出力する第1処理装置10は、1台で様々な規格の信号を入出力する装置であっても、夫々異なる規格の信号を入出力する複数台の装置であっても良い。同様に第2通信装置30と様々な信号を入出力する第2処理装置40は、1台で様々な規格の信号を入出力する装置であっても、夫々異なる規格の信号を入出力する複数台の装置であっても良い。
また第1処理装置10及び第1通信装置20は、一つの筐体内に組み込まれる様に形成しても、また異なる筐体として形成しても良い。第2通信装置30及び第2処理装置40も同様である。
さらに伝送線2としては、差動より対線に限らず、同軸ケーブル、光ケーブル等の様々な伝送線を用いることが可能である。
図2は、本発明の通信システムにて用いられる各種装置の構成を示すブロック図である。第1処理装置10は、画像信号、音声信号等の信号を第1通信装置20へ出力する出力インタフェース(出力I/F)101と、第1通信装置20から出力される操作信号、制御信号等の信号の入力を受け付ける入力インタフェース(入力I/F)102とを備えている。第1処理装置10が備える出力インタフェース101から第1通信装置20へ出力する画像信号は、R(Red)成分、G(Green)成分及びB(Blue)成分の各色成分信号からなり、各色成分信号、音声信号等の信号を含む複数種類の信号が、20ビット等の所定のビット数のパラレルデータとして出力インタフェース101から第1通信装置20へ出力される。
第1通信装置20は、第1処理装置10からパラレルデータとして出力される複数種類の信号の入力を受け付ける入力インタフェース(入力I/F)201を備え、入力インタフェース201では、入力を受け付けた各種信号を入力信号ラッチ回路202へ出力する。
また第1通信装置20は、80MHz等の所定の周波数の同期信号を出力する同期信号出力回路203を備えており、同期信号出力回路203は、所定の周波数の同期信号を、入力信号ラッチ回路202と、20逓倍等のパラレルデータのビット数に対応した所定の逓倍数のクロック信号を生成するPLL(Phase Locked Loop) 発振回路204とへ出力する。入力信号ラッチ回路202は、入力インタフェース201から入力を受け付けた信号を保持し、同期信号出力回路203から入力される同期信号に基づいて、保持した信号を第1切替回路205へ出力する。
さらに第1通信装置20は、装置のリセット解除時に、送信する信号波の振幅の決定を行う初期処理時に要するダミーデータである初期信号パターンを記録するメモリを有し、メモリに記録している初期信号パターンに基づいて初期信号を生成し、生成した初期信号を第1切替回路205へ出力する初期信号出力回路206を備えている。第1切替回路205では、入力信号ラッチ回路202及び初期信号出力回路206から信号の入力を受け付け、初期処理中の場合、初期信号出力回路206から受け付けた信号をパラレル/シリアル変換回路207へ出力し、初期処理終了後は、入力信号ラッチ回路202から受け付けた信号をパラレル/シリアル変換回路207へ出力する切替処理を行う。
パラレル/シリアル変換回路207では、第1切替回路205から入力を受け付けた信号を送信インタフェース(送信I/F)208へ出力する。なお第1切替回路205から受け付ける信号は、複数の信号からなるパラレルデータであり、パラレル/シリアル変換回路207では、パラレルデータとして受け付けた複数の信号を所定の順序で配列することで、シリアルデータに変換し、変換したシリアルデータを送信インタフェース208へ出力する。パラレル/シリアル変換回路207から出力されるシリアルデータには、シリアルデータの送信単位となるフレームの同期を取るためのフレーム同期ビットが付与される。ただし8B10B変換等のフレームの区切りが明確に示される変換方法を適用する場合、フレーム同期ビットは不要である。
PLL発信回路204では、同期信号出力回路203から受け付けた同期信号を所定の逓倍数で逓倍したクロック信号を生成し、生成したクロック信号を送信インタフェース208へ出力する。
さらに第1通信装置20は、送信する信号波の振幅を設定する振幅設定信号を送信インタフェース208へ出力するエンファシス強度設定回路209を備えている。
送信インタフェース208では、パラレル/シリアル変換回路207から受け付けた信号を、PLL発振回路204から受け付けたクロック信号に基づいて、エンファシス強度設定回路209から受け付けた振幅設定信号により示される振幅で、ダウンリンク用伝送線2aを介して第2通信装置30へシリアルデータとして送信する。
さらに第1通信装置20は、第2通信装置30からアップリンク用伝送線2bを介してシリアルデータとして送信された信号を受信する受信インタフェース(受信I/F)210を備え、受信インタフェース210では、シリアルデータとして受信した信号をシリアル/パラレル変換回路211へ出力する。また受信インタフェース210では、受信したシリアルデータに含まれるフレーム同期ビット等の所定のビット信号に基づきフレームの区切りを検出し、検出したフレームの区切りを示すフレーム同期信号を同期信号生成回路212へ出力する。
シリアル/パラレル変換回路211では、入力を受け付けたシリアルデータを、20ビット等の所定のビット数のパラレルデータに変換し、変換したパラレルデータを第2切替回路213へ出力する。第2切替回路213では、初期処理中の場合、パラレルデータとして受け付けた信号は、初期信号であると判定して、初期信号の誤り率を判定する誤り率判定回路214へ受け付けた信号を出力し、初期処理中でない場合、受け付けた信号を出力信号ラッチ回路215へ出力する。
誤り率判定回路214では、ダミーデータである初期信号パターンを記録するメモリを有し、切替回路213から受け付けた初期信号により示される初期信号パターンと、メモリに記録している初期信号パターンを比較することにより、誤り率を判定し、比較した結果に基づいて、第2通信装置30へ送信する信号波の振幅を決定し、決定した信号波の振幅を示す信号強度信号をエンファシス強度設定回路209へ出力する。
同期信号生成回路212では、受信インタフェース210から受け付けたフレーム同期信号に基づいて、80MHz等の同期信号を生成し、生成した同期信号を出力信号ラッチ回路215へ出力する。
出力信号ラッチ回路215では、第2切替回路213から、20ビット等の所定のビット数のパラレルデータとして受け付けた信号を、同期信号生成回路212から受け付けた同期信号に基づいて、出力インタフェース(出力I/F)216へ出力し、出力インタフェース216では、入力を受け付けた信号を第1処理装置10へ出力する。
第2通信装置30の構成は、第1通信装置20の構成と同様であり、入力インタフェース(入力I/F)301、入力信号ラッチ回路302、同期信号出力回路303、PLL発振回路304、第1切替回路305、初期信号出力回路306、パラレル/シリアル変換回路307、送信インタフェース308、エンファシス強度設定回路309、受信インタフェース310、シリアル/パラレル変換回路311、同期信号生成回路312、第2切替回路313、誤り率判定回路314、出力信号ラッチ回路315及び出力インタフェース316を備えている。
第2処理装置40は、第2通信装置30からパラレルデータとして出力される信号の入力を受け付ける入力インタフェース(入力I/F)401と、第2通信装置30へパラレルデータを出力する出力インタフェース(出力I/F)402とを備えている。
図3は、本発明の通信システムにて用いられる第1通信装置20の送信インタフェース208の構成を概念的に示すブロック図である。送信インタフェース208は、基本となるレベル0の振幅で信号を送信する基本送信回路208a、並びにレベル0の振幅より大きいレベル1の振幅で信号を送信するレベル1送信回路208b、レベル1の振幅より大きいレベル2の振幅で信号を送信するレベル2送信回路208c、…、最も振幅の大きい信号を送信するレベル7送信回路208hを備えている。そしてエンファシス強度設定回路209から受け付けた振幅設定信号により基づいて、信号を送信する送信回路の切替処理が行われ、送信する信号の振幅、即ちエンファシス強度が決定する。
次に本発明の通信システムにおける初期信号波振幅設定処理について説明する。図4は、本発明の第1通信装置20から送信する初期信号パターンに基づく信号波のエンファシス強度を変化させるパターンを示すグラフである。図4に示すグラフでは、横軸に時間をとり、縦軸に初期信号として出力される信号波に対するエンファシス強度を示している。ここではエンファシス強度を、送信する信号波の振幅を分級したレベルとして示している。図4に示す例では、エンファシス強度は8段階に分級されており、レベル0のエンファシス強度として示される信号波の振幅が最も低く、レベル7のエンファシス強度として示される信号波の振幅が最も高く設定されている。図4において、エンファシス強度が経時的、段階的に強くなる様に変化している初期状態として示した箇所が、エンファシス強度、即ち振幅の適正値を検出する期間である。
図4に示す様に、振幅の適正値を検出する期間において、初期信号として出力される信号波の振幅は経時的に変化する。そして初期状態終了後、最適なエンファシス強度が決定され、決定されたエンファシス強度に応じた振幅で信号波が送信される期間をデータ伝送状態として示している。図4に示すデータ伝送状態は、レベル4のエンファシス強度に決定された状態を示している。初期状態の開始は、第1通信装置20のリセット状態の解除を、電源回路から各回路へ供給される電力の変化、送信インタフェース208が受け付ける信号の状況、受信インタフェース310が受信する信号波等の状況から検出する。なおエンファシス強度を変化させるパターンは、第1通信装置20及び第2通信装置30の双方で共通のパターンが設定されている。
次に本発明の通信システムが備える第1通信装置20の初期処理を説明する。図5は、本発明の第1通信装置20の初期処理を示すフローチャートである。第1通信装置20は、リセット解除を検出し(ステップS1)、初期信号出力回路206が、ダミーデータとして記録されている初期信号パターンを示す初期信号を生成し、生成した初期信号パターンを示す初期信号の信号波を送信インタフェース208から第2通信装置30へ送信する処理を開始する(ステップS2)。また初期信号の信号波の送信の開始と同時にエンファシス強度設定回路209は、設定されている変化のパターンに基づいて、初期信号パターンを示す初期信号の信号波の振幅を経時的に変化させ(ステップS3)、強度を変化させるパターンの終了により、初期信号の信号波を送信する処理を終了する(ステップS4)。第2通信装置30は、記録している初期信号パターンを示す信号波を第1通信装置20へ送信する処理を、第1通信装置20からの初期信号パターンの信号波の送信と同時的に行い、また送信する信号波の振幅を第1通信装置20と同様に変換させる。
また第1通信装置20では、リセット解除を検出後(ステップS1)、第2受信装置30から送信される初期信号パターンの信号波の受信を開始する(ステップS5)。上述した様に第2受信装置30からの初期信号パターンの信号波の送信は、第1通信装置20からの初期信号パターンの信号波の送信と同時的に行われるため、第1通信装置20では、初期信号パターンの信号波の送信の開始と同時に、初期信号パターンの信号波の受信を開始する。また第1通信装置20及び第2通信装置30における信号波の振幅を変化させるパターン及び初期信号パターンについても同様である。
第1通信装置20では、受信インタフェース210にて初期信号パターンの信号波を受信し、誤り率判定回路214にて、記録している初期信号パターンと比較することにより、受信した初期信号パターンの誤り率を判定する(ステップS6)。受信した初期信号パターンと記録している初期信号パターンとの比較、及び受信した初期信号パターンの誤り率の判定は、信号波の振幅を変化させるパターンに従って、エンファシス強度の各レベルに対して行われる。そして初期信号パターンの信号波の受信が終了した後(ステップS7)、第1通信装置20が受信した初期信号パターンの信号波の中で、最も誤り率が低いと判定した振幅に、第1通信装置20から送信する信号波の振幅を決定する(ステップS8)。なお最も誤り率が低いと判定した振幅が複数である場合、それらの中から最もエンファシス強度が低く振幅が小さい振幅に、第1通信装置20から送信する信号波の振幅を決定する。誤り率が同じである場合、エンファシス強度が低く振幅が小さい程、信号伝送時の電磁的衝撃の発生の可能性が小さくなるからである。また第2通信装置30は、初期信号パターンの比較、誤り率の判定及び振幅を決定する処理を、第1通信装置20と同時的に実施する。
そして第1通信装置20では、決定した振幅を示すデータを誤り率判定回路214からエンファシス強度設定回路209へ出力し、エンファシス強度設定回路209では、受け付けたデータに基づいて、以降に送信する信号波の振幅を設定する。第2通信装置30においても同様の処理が行われる。
このように本発明の通信システムでは、第1通信装置20から第2通信装置30へ送信する信号波の減衰状況、及び第2通信装置30から第1通信装置20へ送信する信号波の減衰状況は等価であるとの前提に基づき、一方の通信装置では他方の通信装置から受信した信号パターンに基づき送信する信号波の振幅を決定する。なお信号波の減衰は高周波成分程著しいため、決定される振幅の適用は高周波成分のみとしても良い。
前記実施の形態では、車両に搭載する通信システムに適用する形態を示したが本発明はこれに限らず、第1通信装置にパーソナルコンピュータを接続し、第2通信装置にパーソナルコンピュータの周辺機器を接続した形態等、様々な形態に適用することが可能である。
1 車両
2 伝送線
10 第1処理装置
20 第1通信装置
30 第2通信装置
40 第2処理装置
205,305 第1切替回路
206,306 初期信号出力回路
209,309 エンファシス強度設定回路
211,311 第2切替回路
214,314 誤り率判定回路
2 伝送線
10 第1処理装置
20 第1通信装置
30 第2通信装置
40 第2処理装置
205,305 第1切替回路
206,306 初期信号出力回路
209,309 エンファシス強度設定回路
211,311 第2切替回路
214,314 誤り率判定回路
Claims (8)
- 伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う通信方法において、
第1の通信装置は、
所定の初期信号パターンを示す信号波を第2の通信装置へ送信し、
送信する初期信号パターンを示す信号波の振幅を経時的に変化させ、
前記第2の通信装置は、
受信した初期信号パターンに基づいて、前記第1の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する
ことを特徴とする通信方法。 - 伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う通信システムにおいて、
第1の通信装置は、
所定の初期信号パターンを示す信号波を第2の通信装置へ送信する手段と、
送信する初期信号パターンを示す信号波の振幅を経時的に変化させる手段と
を備え、
前記第2の通信装置は、
受信した初期信号パターンに基づいて、前記第1の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する手段を備える
ことを特徴とする通信システム。 - 伝送線で接続された2台の通信装置間で双方向通信を行う通信システムにおいて、
第1の通信装置は、
所定の初期信号パターンを記録する手段と、
記録している初期信号パターンの信号波を第2の通信装置へ送信する手段と、
送信する信号波の振幅を設定する振幅設定手段と
を備え、
該振幅設定手段は、初期信号パターンの信号波の振幅を経時的に変化させる様に構成してあり、
前記第2の通信装置は、
所定の初期信号パターンを記録する手段と、
記録している初期信号パターン、及び前記第1の通信装置から受信した初期信号パターンを比較する比較手段と、
比較した結果に基づいて、前記第1の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する振幅決定手段と
を備えることを特徴とする通信システム。 - 前記第2の通信装置は、更に、
記録している初期信号パターンの信号波を前記第1の通信装置へ、該第1の通信装置からの初期信号パターンの送信と同時的に送信する手段と、
送信する信号波の振幅を設定する振幅設定手段と
を備え、
該振幅設定手段は、初期信号パターンの信号波の振幅を経時的に変化させる様に構成してあり、
前記第1の通信装置は、更に、
記録している初期信号パターン、及び前記第2の通信装置から受信した初期信号パターンを比較する手段と、
比較した結果に基づいて、前記第2の通信装置へ送信する信号波の振幅を決定する振幅決定手段と
を備えることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。 - 前記比較手段は、比較により、受信した初期信号パターンの誤り率を判定するように構成してあり、
前記振幅決定手段は、誤り率が最も低い振幅に決定するように構成してある
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の通信システム。 - 前記通信装置は、更に、
パラレルデータとして、複数の信号の入力を受け付ける手段と、
パラレルデータとして入力された複数の信号をシリアルデータに変換する手段と、
振幅を決定後、決定した振幅の信号波としてシリアルデータを送信する手段と
を備えることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の通信システム。 - 前記通信装置は、車両に搭載される車載装置であることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の通信システム。
- 伝送線で接続された他の装置と双方向通信を行う通信装置において、
所定の初期信号パターンを示す信号波を他の装置へ送信する手段と、
送信する初期信号パターンを示す信号波の振幅を経時的に変化させる手段と、
他の装置から初期信号パターンを受信した場合に、受信した初期信号パターンに基づいて、他の装置へ送信する信号波の振幅を決定する手段と
を備えることを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004344748A JP2006157448A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 通信方法、通信システム及び通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004344748A JP2006157448A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 通信方法、通信システム及び通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006157448A true JP2006157448A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36635197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004344748A Pending JP2006157448A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 通信方法、通信システム及び通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006157448A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008022392A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Hitachi Ltd | シリアアライザ/デシリアライザ方式の転送装置 |
WO2015052879A1 (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-16 | 株式会社デンソー | 歪み補償システム及び通信装置 |
JP2015192168A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 日本電気株式会社 | 信号伝送システム、送信装置、信号伝送方法、および送信装置制御プログラム |
-
2004
- 2004-11-29 JP JP2004344748A patent/JP2006157448A/ja active Pending
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