JP2006157239A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレーム内の画像を任意形状で複数の領域に分割する領域分割部112と、前記複数のフレーム間の動きを検出する動き検出部116と、前記動き検出部116の検出結果と、前記領域分割部112の分割結果とから各フレーム間の対応領域を求める対応領域判定部117と、前記動画像の符号化処理をフレーム内もしくはフレーム間の何れで行うかを選択するIPB選択部119と、前記IPB選択部119の選択結果に基いて適応的にフィルタ強度を設定するフィルタ選択部114と、前記フィルタ選択部114により設定されたフィルタ強度でフィルタ処理を行うフィルタ処理部115とを設けて、複数のフレームから構成される動画像の情報量を削減して出力できるようにする。
【選択図】 図1
Description
また、本発明の画像処理装置の他の特徴とするところは、前記フィルタ設定手段は、前記符号化データ生成手段からの符号化情報と、前記領域分割手段からの領域分割情報と、前記対応領域判定手段からのフレーム間対応情報と、前記処理モード選択手段からの情報とにより、各領域のフィルタ強度を設定することを特徴としている。
また、本発明の画像処理装置のその他の特徴とするところは、前記フィルタ設定手段は、前記処理モード選択手段により選択されたフレーム間処理の領域に対し、フレーム間のフィルタの強度差が予め設定した閾値よりも大きくならないフィルタ強度を設定することを特徴としている。
また、本発明の画像処理装置のその他の特徴とするところは、前記領域分割手段は、特定色の検出を行う色検出手段を備え、前記色検出手段により特定色を検出した領域を弱フィルタ領域とし、前記特定色を検出しなかった領域を強フィルタ領域とすることを特徴としている。
また、本発明の画像処理装置のその他の特徴とするところは、前記領域分割手段は、入力画像と背景画像とを比較する画像比較手段を備え、入力画像と背景画像の差分の小さい領域を強フィルタ領域、差分の大きい領域を弱フィルタ領域とすることを特徴としている。
また、本発明の画像処理方法の他の特徴とするところは、前記フィルタ設定工程は、前記符号化データ生成工程からの符号化情報と、前記領域分割工程からの領域分割情報と、前記対応領域判定工程からのフレーム間対応情報と、前記処理モード選択工程からの処理モード情報とにより、各領域のフィルタ強度を設定することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記フィルタ設定工程は、前記処理モード選択工程により選択されたフレーム間処理の領域に対し、フレーム間のフィルタの強度差が予め設定した閾値よりも大きくならないようにフィルタ強度を設定することを特徴としている。
また、本発明の画像処理方法のその他の特徴とするところは、前記領域分割工程は、特定色の検出を行う色検出工程を有し、前記色検出工程により特定色を検出した領域を弱フィルタ領域とし、前記特定色を検出しなかった領域を強フィルタ領域とすることを特徴としている。
また、本発明の画像処理方法のその他の特徴とするところは、前記領域分割工程は、入力画像と背景画像とを比較する画像比較工程を有し、前記画像比較工程の画像比較結果に基いて、前記入力画像と前記背景画像との差分の小さい領域を強フィルタ領域とし、差分の大きい領域を弱フィルタ領域とすることを特徴としている。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)は、符号化装置の全体構成を示すブロック図である。入力された画像は、前処理部101でプリフィルタなどの処理が行われ、DCT部102、量子化部103及び可変長符号化部104よりなる符号化部に送られる。本実施の形態の画像処理装置における符号化はマクロブロック単位で行われ、フレーム内処理を行うイントラモードと、フレーム間処理を行うインターモードに分かれる。
入力画像は、領域分割部112、IPB選択部119及び動き検出部116に入力される。
図4は、色を識別することにより、領域分けを行う処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、この例においては、入力はフレーム単位、処理は画素単位としている。
まず、ステップS501で、画像の入力を行う。
まず、ステップS1201に進み、前画像を入力し、その後ステップS1202に進み、現画像を入力する。次に、ステップS1203において、現画像が前画像からどれだけ移動しているかを示す、動きベクトルを算出する。次に、ステップS1204に進み、ステップS1203で算出した動きベクトルを当てはめて、対応する領域の位置合わせを行う。
まず、ステップS1701に進み、フィルタを強化する必要があるか否かを判定する。この判定の結果、必要と判定したら、ステップS1702に進む。
図9は、弱フィルタ領域のフィルタ強度からアップしていくもので、図8(b)に示すように、強フィルタとの強度差hが大きくならない特徴がある。
まず、ステップS1901に進み、フィルタ強化が必要か否かを判定する。この判定の結果、フィルタ強化が必要でないと判定したら処理を終了する。また、フィルタ強化が必要と判定したらステップS1902に進み、弱フィルタの強度をアップする処理を行う。
次に、第2のフィルタ制御例の詳細を、図10と図8(c)を用いて説明する。
図10は、強フィルタ領域のフィルタ強度からアップしていくもので、図8(c)に示すように、隣接するフィルタの強度差hが一定値より小さくならない特徴がある。まず、ステップS2001において、フィルタ強化が必要か否か判定する。
上述した本発明の実施の形態を示し、画像処理装置を構成する各手段、並びに画像処理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
102 DCT部
103 量子化部
104 可変長符号化部
105 バッファ部
106 逆量子化部
107 逆DCT部
108 メモリ部
109 動き補償部
110 動き検出部
111 符号量制御部
112 領域分割部
114 フィルタ選択部
115 フィルタ処理部
116 動き検出部
117 対応領域判定部
119 IPB選択部
Claims (12)
- 複数のフレームから構成される動画像の情報量を削減して出力する前処理手段と、前記前処理手段により情報量が削減された動画像から符号化データを生成する符号化データ生成手段とを有する画像処理装置であって、
前記前処理手段は、フレーム内の画像を任意形状で複数の領域に分割する領域分割手段と、
前記複数のフレーム間の動きを検出する動き検出手段と、
前記動き検出手段の検出結果と、前記領域分割手段の分割結果とから各フレーム間の対応領域を求める対応領域判定手段と、
前記動画像の符号化処理をフレーム内もしくはフレーム間の何れで行うかを選択する処理モード選択手段と、
前記処理モード選択手段の選択結果に基いて適応的にフィルタ強度を設定するフィルタ設定手段と、
前記フィルタ設定手段により設定されたフィルタ強度でフィルタ処理を行うフィルタ処理手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記フィルタ設定手段は、前記符号化データ生成手段からの符号化情報と、前記領域分割手段からの領域分割情報と、前記対応領域判定手段からのフレーム間対応情報と、前記処理モード選択手段からの情報とにより、各領域のフィルタ強度を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記フィルタ設定手段は、前記処理モード選択手段により選択されたフレーム間処理の領域に対し、フレーム間のフィルタの強度差が予め設定した閾値よりも大きくならないフィルタ強度を設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記領域分割手段は、特定色の検出を行う色検出手段を備え、
前記色検出手段により特定色を検出した領域を弱フィルタ領域とし、前記特定色を検出しなかった領域を強フィルタ領域とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記領域分割手段は、入力画像と背景画像とを比較する画像比較手段を備え、入力画像と背景画像の差分の小さい領域を強フィルタ領域、差分の大きい領域を弱フィルタ領域とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 複数のフレームから構成される動画像の情報量を削減して出力する前処理工程と、前記前処理工程により情報量が削減された動画像から符号化データを生成する符号化データ生成工程とを有する画像処理方法であって、
前記前処理工程は、フレーム内の画像を任意形状で複数の領域に分割する領域分割工程と、
前記複数のフレーム間の動きを検出する動き検出工程と、
前記動き検出工程の検出結果と、前記領域分割工程の分割結果とから各フレーム間の対応領域を求める対応領域判定工程と、
前記動画像の符号化処理をフレーム内もしくはフレーム間の何れで行うかを選択する処理モード選択工程と、
前記処理モード選択工程の選択結果に基いて適応的にフィルタ強度を設定するフィルタ設定工程と、
前記フィルタ設定工程により設定されたフィルタ強度でフィルタ処理を行うフィルタ処理工程とを有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記フィルタ設定工程は、前記符号化データ生成工程からの符号化情報と、前記領域分割工程からの領域分割情報と、前記対応領域判定工程からのフレーム間対応情報と、前記処理モード選択工程からの処理モード情報とにより、各領域のフィルタ強度を設定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
- 前記フィルタ設定工程は、前記処理モード選択工程により選択されたフレーム間処理の領域に対し、フレーム間のフィルタの強度差が予め設定した閾値よりも大きくならないようにフィルタ強度を設定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記領域分割工程は、特定色の検出を行う色検出工程を有し、
前記色検出工程により特定色を検出した領域を弱フィルタ領域とし、前記特定色を検出しなかった領域を強フィルタ領域とすることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。 - 前記領域分割工程は、入力画像と背景画像とを比較する画像比較工程を有し、
前記画像比較工程の画像比較結果に基いて、前記入力画像と前記背景画像との差分の小さい領域を強フィルタ領域とし、差分の大きい領域を弱フィルタ領域とすることを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。 - 複数のフレームから構成される動画像の情報量を削減して出力する前処理工程と、前記前処理工程により情報量が削減された動画像から符号化データを生成する符号化データ生成工程とを有する画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記前処理工程は、フレーム内の画像を任意形状で複数の領域に分割する領域分割工程と、
前記複数のフレーム間の動きを検出する動き検出工程と、
前記動き検出工程の検出結果と、前記領域分割工程の分割結果とから各フレーム間の対応領域を求める対応領域判定工程と、
前記動画像の符号化処理をフレーム内もしくはフレーム間の何れで行うかを選択する処理モード選択工程と、
前記処理モード選択工程の選択結果に基いて適応的にフィルタ強度を設定するフィルタ設定工程と、
前記フィルタ設定工程により設定されたフィルタ強度でフィルタ処理を行うフィルタ処理工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記請求項11に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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