JP2006005659A - 画像符号化装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 最適なイントラ予測モードを容易に選択できるようにする。
【解決手段】 入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割して、入力画像データの画像パターンを判定する判定部と、判定された画像パターンに基づいて、フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測して予測画素値を生成する予測方式を選択する選択部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像符号化装置及びその方法に関し、特に、H.264符号化方式を採用した画像符号化装置及びその方法において、最適なイントラ予測モードを選択する為の技術に関する。
動画像を高能率符号化するための技術として、MotionJPEGやMPEG1,2といった符号化方式が確立されている。各メーカーはこれらの符号化方式を利用して動画像を保存可能としたディジタルカメラやディジタルビデオカメラといった撮像装置或いはDVDレコーダーなどを開発し、製品化しており、ユーザーはこれらの装置或いはパーソナルコンピュータやDVDプレーヤーなどを用いて簡単に動画像を視聴することが可能となっている。
ところで、ディジタル化された動画像は膨大なデータ量となる。そこで、上記したMPEG1,2などよりも更なる高圧縮が望める動画像の符号化方式が研究され続けてきて、近年ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)とISO(国際標準化機構)によりH.264/MPEG−4 part10という符号化方式(以下、H.264と称す)が標準化された。
H.264は、MPEG1,2等の従来の符号化方式に比べ、その符号化又は復号化により多くの演算量が要求されるが、より高い符号化効率が実現されることが知られている。H.264の演算処理の構成については、例えば特許文献1に開示されている。
ところで、H.264には、フレーム内画素値を用いて同一フレーム内画素値を予測するイントラ予測という予測方式が存在する。このイントラ予測においては、複数のイントラ予測モードが存在し、これらを選択的に用いることが規定されている。このとき入力画像に適したイントラ予測モードが選択されることにより、高レベルな圧縮を施しても劣化が少ない符号化データが生成されることになる。
特開2004−56827号公報
前記したイントラ予測に関して、複数のイントラ予測モードの中から最適な1つのイントラ予測モードを選択する方法としては、入力画像に対してすべてのイントラ予測モードを実行して試した結果に基づいて、最良な結果を得られるイントラ予測モードを選択する方法が一般的である。
しかしながら、複数のイントラ予測モードの中から最適な1つのイントラ予測モードを選択するために、上記したすべてのイントラ予測モードを試してから選ぶ方法を用いた場合、H.264における演算量の増加につながり、ひいては符号化処理時間の超過や、消費電力の浪費につながっていた。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、最適なイントラ予測モードを容易に選択できるようにすることを目的とする。
また、本発明の他の目的は、H.264を用いた画像符号化装置における演算処理を軽減させて、効率的な符号化を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明の画像符号化装置は、フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測し、予測画素値を生成する予測方式を複数備えた画像符号化装置において、入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割手段と、前記分割手段でブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定手段と、前記判定手段で判定された画像パターンに基づいて、フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測して予測画素値を生成する予測方式を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の画像符号化装置は、画像データを入力する入力手段と、前記入力手段で入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割手段と、前記分割手段でブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定手段と、前記判定手段で判定された画像パターンに基づいて画素値の予測方式を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された予測方式に従って、複数種の予測方式の中から少なくとも一つを選んで、画面内の画素値を用いて同一画面内の画素値を予測する処理を実行し、予測画素値を出力する処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像符号化方法は、フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測し、予測画素値を生成する予測方式を複数備えた画像符号化方法において、入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割ステップと、前記分割ステップでブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定ステップと、前記判定ステップで判定された画像パターンに基づいて、フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測して予測画素値を生成する予測方式を選択する選択ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の画像符号化方法は、画像データを入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割ステップと、前記分割ステップでブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定ステップと、前記判定ステップで判定された画像パターンに基づいて画素値の予測方式を選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択された予測方式に従って、複数種の予測方式の中から少なくとも一つを選んで、画面内の画素値を用いて同一画面内の画素値を予測する処理を実行し、予測画素値を出力する処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、すべてのイントラ予測モードを試すことなく、複数のイントラ予測モードの中から最適なイントラ予測モードを容易に選択でき、その上H.264における符号化時の演算処理を軽減させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
図6は、本実施形態における画像符号化装置600の構成を表わしたブロック図である。画像符号化装置600は、減算器601、整数変換部602、量子化部603、エントロピー符号化部604、逆量子化部605、逆整数変換部606、加算器607、フレームメモリ608及び611、イントラ予測部609、ループフィルタ610、インター予測部612、動き検出部613及びスイッチ614から構成され、入力画像データを符号化処理して符号化データを出力する。
続いて、図6の画像符号化装置600の符号化プロセスについて説明する。
画像符号化装置600は、H.264符号化方式に従って符号化処理を行う。また、入力された画像データをブロックに分割し、そのブロック毎に処理を行う。
まず、減算器601は、画像符号化装置600に入力された画像データ(入力画像データ)から予測画像データを減算し、画像残差データを出力する。予測画像データの生成については後述する。
整数変換部602は、減算器601から出力された画像残差データを直交変換処理して、変換係数を出力する。そして、量子化部603は上記変換係数を所定の量子化パラメータを用いて量子化する。
エントロピー符号化部604は、量子化部603で量子化された変換係数を入力し、これをエントロピー符号化して、符号化データとして出力する。
一方、量子化部603で量子化された変換係数は予測画像データの生成にも使われる。逆量子化部605は、量子化部603で量子化された変換係数を逆量子化する。さらに、逆整数変換部606は逆量子化部605で逆量子化された変換係数を逆整数変換し、復号残差データとして出力する。加算器607は、復号残差データと予測画像データとを加算し、再構成画像データとして出力する。
再構成画像データはフレームメモリ608に保存されるとともに、ループフィルタ610を介して、フレームメモリ611に保存される。再構成画像データの中で、以降の予測で参照される可能性があるデータは、フレームメモリ608または611に暫くの期間、保存される。また、ループフィルタ610はノイズを除去する為に用いられる。
イントラ予測部609は、フレームメモリ608に保存された再構成画像データを用いてフレーム内予測処理を行い、予測画像データを生成する。また、インター予測部612は、フレームメモリ611に保存された再構成画像データを用いて、動き検出部613によって検出された動きベクトル情報に基づいてフレーム間予測処理を行い、予測画像データを生成する。動き検出部613は入力画像データにおける動きベクトルを検出し、検出した動きベクトル情報をインター予測部612とエントロピー符号化部604へ出力する。
スイッチ614は、マクロブロック単位で、イントラ予測、インター予測のどちらを用いるか選択するための選択部である。イントラ予測部609からの出力とインター予測部612からの出力の一方を選択して、選択された予測画像データを減算器601、加算器607へ出力する。以上が、図6の画像符号化装置に関する説明である。
続いて、図1は本発明におけるイントラ予測に係わる構成を表わしたブロック図である。図1は前述した図6の画像符号化装置におけるイントラ予測部609に対応している。図1を用いて、イントラ予測処理について説明する。
図1において、101は入力画像をアダマール変換することにより画像パターンを判定する画像パターン判定部(アダマール変換部)である。102は画像パターン判定部101により判定された画像パターンに基づき、複数のイントラ予測モードの中から最適な1つのイントラ予測モードを指定するイントラ予測モード指定部である。103及び107はイントラ予測モード指定部102で指定されたイントラ予測モードと同じイントラ予測モードを選択するセレクタである。104はVertical(垂直)イントラ予測部、105はHorizontal(水平)イントラ予測部、106はDCイントラ予測部であり、各モード別にイントラ予測を行う。前記各モードとして、104はVerticalイントラ予測モード、105はHorizontalイントラ予測モード、106はDCイントラ予測モードを実行する。セレクタ103、107による選択に応じて、入力画像に対して、104、105及び106のうちいずれかのイントラ予測モードが選択されて実行される。その結果、予測画像を出力する。
続いて、図1のイントラ予測処理について主要な部分の詳細な説明を行う。本実施の形態では、前記した画像パターン判定部101の一例として、4×4画素ブロックに切り出した入力画像に対してアダマール変換を行う構成を説明する。ただし、ブロックサイズ及び画像パターンを判定する構成はこれに限ったものではない。
画像パターン判定部101は、入力画像の画素データを4×4画素のブロックに分割してから、アダマール変換し、得られたアダマール変換係数に基づき画像パターンを判定する。
ここで、アダマール変換について図2を参照して説明する。アダマール変換は直交変換の一種である。図2は、前記画像パターン判定部101における4×4のアダマール変換の様子を示しており、図2(a)が4×4画素の入力画像、図2(b)がアダマール変換することにより得られたアダマール変換係数を表わしている。ここで、Hを4×4のアダマール変換行列、Xを入力画像信号、Yをアダマール変換係数の信号とするとアダマール変換は、
[Y]=[H][X][H] (式1)
で表わされる。ここで、
Figure 2006005659
Figure 2006005659
Figure 2006005659
とすれば、アダマール変換は
Figure 2006005659
となり、1回の割り算と加算と減算のみで実行できる。なお、式5の左辺のY11が入力画像のDC成分、Y12〜Y44が入力画像のAC成分を表すアダマール変換係数である。
図3は、1画素8bit(256階調)の画像データを4×4画素のブロックに切り出した入力画像に対するアダマール変換の例を示している。図3中の(a)が入力画像、(b)がアダマール変換係数を示す。図3の(1)−(a)のような垂直エッジが入力画像ブロック内に存在する場合は、図3の(1)−(b)のように図2(b)のY14の位置に対応するアダマール変換係数が大きな値となる。また、図3の(2)−(a)のような水平エッジが入力画像ブロック内に存在する場合は、図3の(2)−(b)のように図2(b)のY41の位置に対応するアダマール変換係数が大きな値となる。また、図3の(3)−(a)のように入力画像ブロック内が平坦な画像の場合は、図3の(3)−(b)のように図2(b)のY11の位置に対応するアダマール変換係数が大きくなり、その他の係数は0となる。一般的に、入力画像ブロック内に垂直エッジが存在する場合は、例えば、図3の(1)−(b)の楕円で囲んだ変換係数のように縦方向周波数が低いアダマール変換係数のみが大きくなり、また、入力画像ブロック内に水平エッジが存在する場合は、例えば、図3の(2)−(b)の楕円で囲んだ変換係数のように横方向周波数が低いアダマール変換係数のみが大きくなり、また、入力画像ブロック内が平坦部の場合は、入力画像のAC成分を表すアダマール変換係数が小さくなることが知られている。
このような手法を用いることにより、入力画像をアダマール変換することによって得られたアダマール変換係数に基づいて、垂直エッジ、水平エッジ、平坦さ等の入力画像の画像パターンを判定することができる。
続いて、イントラ予測について図4を参照して説明する。図4は、各イントラ予測モードの一例を示した図である。
まず、イントラ予測について説明する。図4の(1),(2),(3)のa〜pは、これから符号化しようとする入力画像ブロックの画素値を示し、A〜Mは隣接ブロックに属する画素値を示している。a〜pとA〜Mは同一フレーム内に位置する。イントラ予測は、A〜Mの画素値を用いてa’〜p’の予測画素値を生成する。この予測画素値a’〜p’をひとまとまりにしたものが予測画像となる。
次に、各イントラ予測モードについて順に説明する。
図4(1)のVerticalイントラ予測モードについて説明する。Verticalイントラ予測モードでは、垂直方向の予測が行われ、画素値a,e,i,mが画素値Aと等しく、画素値b,f,j,nが画素値Bと等しく、画素値c,g,k,oが画素値Cと等しく、画素値d,h,l,pが画素値Dと等しいと予測し、a’〜p’の予測画素値を生成する。
つまり、
a’=e’=i’=m’=A
b’=f’=j’=n’=B
c’=g’=k’=o’=C
d’=h’=l’=p’=D
という予測画素値が生成される。
図4(2)のHorizontalイントラ予測モードについて説明する。Horizontalイントラ予測モードでは、水平方向の予測が行われ、画素値a,b,c,dが画素値Iと等しく、画素値e,f,g,hが画素値Jと等しく、画素値i.j.k.lが画素値Kと等しく、画素値m,n,o,pが画素値Lと等しいとして、a’〜p’の予測画素値を生成する。
つまり、
a’=b’=c’=d’=I
e’=f’=g’=h’=J
i’=j’=k’=l’=K
m’=n’=o’=p’=L
という予測画素値が生成される。
図4(3)のDCイントラ予測モードについて説明する。DCイントラ予測モードでは、全ての画素を同じ値とする予測が行われ、a〜pの画素値すべてが等しいとしてa’〜p’の予測画素値を生成する。
つまり
a’=b’=c’=d’=e’=f’=g’=h’=i’=j’=k’=l’=m’=n’=o’=p’
という予測画素値が生成される。
このときの予測画素値と入力画像の画素値の差分が小さいほど、予測精度は高くなり効率的な画像圧縮が可能となる。
次に、画像パターンに応じたイントラ予測モードの指定方法について説明する。
イントラ予測モード指定部102は、前述したように画像パターン判定部101で判定された画像パターンに基づいて、上記複数のイントラ予測モードの中から、判定された画像パターンに最適な1つのイントラ予測モードを指定することになる。例えば、垂直エッジを含むと判定されているときはVerticalイントラ予測モードを指定し、水平エッジを含むと判定されているときはHorizontalイントラ予測モードを指定し、平坦と判定されているときはDCイントラ予測モードを指定する。
つまり、図3(1)のような垂直エッジが入力画像ブロック内に存在する場合の画素値は、
a=e=i=m
b=f=j=n
c=g=k=o
d=h=l=p
となる。この入力画像ブロックをアダマール変換することにより得られたアダマール変換係数に基づいてこの画像パターンが垂直エッジと判定されたならば、最も予測精度の高いVerticalイントラ予測モードを指定する。
また、図3(2)のような水平エッジが入力画像ブロック内に存在する場合の画素値は、
a=b=c=d
e=f=g=h
i=j=k=l
m=n=o=p
となる。この入力画像ブロックをアダマール変換することにより得られたアダマール変換係数に基づいてこの画像パターンが水平エッジと判定されたならば、最も予測精度の高いHorizontalイントラ予測モードを指定する。
また、図3(3)のような平坦な入力画像ブロックの場合の画素値は、
a=b=c=d=e=f=g=h=i=j=k=l=m=n=o=p
となる。この入力画像ブロックをアダマール変換することにより得られたアダマール変換係数に基づいてこの画像パターンが平坦と判定されたならば、最も予測精度の高いDCイントラ予測モードを指定する。
そして、セレクタ103,107は、上記イントラ予測モード指定部102によって指定されたイントラ予測モードに応じて、各イントラ予測部104〜106の中から対応する一つを選択して、入力画像のイントラ予測処理を行わせる。その結果、最適なイントラ予測モードによる予測画素値が生成できる。なお、入力画像の画像パターンの判定が定まらず、イントラ予測モード指定部102で最適なイントラ予測モードを指定できなかった場合や、その他の理由により、セレクタ103,107によって各イントラ予測部104〜106のいずれも選択されなかった場合は、そのまま入力画像を出力することもある。
なお、画像パターンの判定の際のアダマール変換に要する時間を考慮するならば、セレクタ103の前段に所定の遅延量を生じさせるメモリ等のタイミング調整手段を付加したり、或いはイントラ予測部自体がタイミング調整したりすることにより、入力画像における判定した画像とイントラ予測処理される画像のタイミングを合致させるようにしても良い。
次に、図1のブロック図と図5のフローチャートを参照しながら、本実施形態におけるイントラ予測モードを選択する為の処理について説明する。なお、図5のフローチャートは図1における各部を制御する不図示のコントローラが実行する制御プログラムに応じたフローを表わしたものである。
まず、画像パターン判定部101は入力画像を4×4画素に分割して入力し(ステップS501)、画像パターン判定部101はアダマール変換を行い(ステップS502)、以下のとおり画像パターンの判定を行う。
アダマール変換することで得られたアダマール変換係数に基づき、入力された4×4画素ブロックは、水平エッジを含む(ステップS503)か、垂直エッジを含む(ステップS504)か、平坦である(ステップS505)か、それぞれ判定される。
そして、画像パターン判定部101によって、前記ブロックが垂直エッジを含むと判定された場合(ステップS503でyesのとき)は、イントラ予測モード指定部102によって複数のイントラ予測モードの中からVerticalイントラ予測モードが指定され、セレクタ103,107によってVerticalイントラ予測モードが選択される(ステップS506)。
また、画像パターン判定部101によって、前記ブロックが水平エッジを含むと判定された場合(ステップS503がnoで、S504がyesのとき)は、イントラ予測モード指定部102によって複数のイントラ予測モードの中からHorizontalイントラ予測モードが指定され、セレクタ103,107によってHorizontalイントラ予測モードが選択される(ステップS507)。
さらに、画像パターン判定部101によって、前記ブロックが平坦と判定された場合(ステップS503とステップS504がともにnoで、S505がyesのとき)は、イントラ予測モード指定部102によって複数のイントラ予測モードの中からDCイントラ予測モードが指定され、セレクタ103,107によってDCイントラ予測モードが選択される(ステップS508)。
一方、前記ブロックがいずれの画像パターンに当てはまらない場合、すなわち画像パターン判定部101によって判定不可能なときは(ステップS503、ステップS504、ステップS505がともにnoのとき)は、セレクタ103,107はいずれのイントラ予測モードも選択せず、そのまま入力画像を出力するようにする。(ステップS509)。以上で図5のフローは終了となる。
なお、画像パターン判定部101によって判定不可能なときには、セレクタ103,107が独自にイントラ予測モードを選択するように構成しても良い。
以上が図1のブロック図と図5のフローチャートの説明である。
なお、上記した本実施の形態では、選択するイントラ予測モードとしてVerticalイントラ予測モードと、Horizontalイントラ予測モードと、DCイントラ予測モードを例示したが、これらのイントラ予測モード以外のイントラ予測モードに対して適用した場合も、本発明の範疇となる。
また、上記実施の形態では水平エッジ・垂直エッジ・平坦を判定する構成としたが、これらを組み合わせることも可能であり、その結果に応じたイントラ予測モードを選択するように変形することも可能である。
また、上記実施の形態では水平エッジ・垂直エッジ・平坦から一つを判定する構成としたが、例えば“水平エッジではない”(すなわち垂直エッジ或いは平坦の可能性あり)といったように、候補となるイントラ予測モードを絞り込むように判定することも可能である。このように構成しても、イントラ予測モードの効率的な選択と、符号化装置における演算量の削減という目的は達成されよう。
また、上記実施の形態では符号化装置600におけるイントラ予測部609内に画像パターン判定部(アダマール変換部)101やイントラ予測モード指定部102を含む構成としたが、画像パターン判定部(アダマール変換部)101やイントラ予測モード指定部102は、例えば符号化装置600の外部に設けたり、或いはイントラ予測部609の外部に設けたりすることも可能であり、例えば図6における符号化装置600への入力画像データを直接入力して、画像パターンの判定、イントラ予測モードの指定を行い、同様の効果を得られるように構成してもよい。
このように本発明の画像符号化装置によれば、入力画像の画像パターンを判定することにより、すべてのイントラ予測モードを実行することなく複数のイントラ予測モードの中から最適な1つのイントラ予測モードを選択することができる。従って、すべてのイントラ予測モードを実行し最適な1つのイントラ予測モードを選択する方法に比べ、少ない演算量にて最適なイントラ予測モードを選択することができるという効果がある。
<第2の実施形態>
引き続き、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、第1の実施形態で説明した図1の画像パターン判定部101の変形例として、アダマール変換による手法に替えて、入力画像に対してフィルタ処理を施す手法によって画像パターンを判定する構成について説明する。なお、画像パターン判定部101以外の構成及び動作内容は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を省略する。
本実施形態における画像パターン判定部(フィルタ処理部)101は、エッジなどの画像パターンを検出するために、ブロックに切り出した入力画像に対して差分フィルタをかけ、得られたエッジ強度値の大きさを評価することにより画像パターンを判定する。画像パターン判定部101を構成する差分フィルタには、例えばオペレータを用いる。オペレータとは重み値を格納した配列である。ただし、フィルタ処理はこれに限ったものではない。
次に、オペレータによるエッジ検出方法について説明する。
オペレータによるエッジ検出方法は、画像中の対象画素とその近傍の画素の画素値にそれぞれ対応する重みをかけて足し合わせた値を対象画素におけるエッジ強度値とする。適当な重み値を設定し、エッジ強度値の大きさを評価することにより、画像ブロック内の水平エッジ、垂直エッジ及び平坦部などの画像パターンを判定することができる。
このような画像パターン判定部101の構成及び動作により画像パターンが判定されれば、以降、第1の実施形態と同様に画像パターンに最適なイントラ予測モードを少ない演算量で選択することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、ブルーレイディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャート図に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明におけるイントラ予測を説明する為のブロック図である。 アダマール変換を説明する為の図である。 アダマール変換の変換例を説明する為の図である。 イントラ予測モードを説明する為の図である。 イントラ予測モードを選択する際のフローチャートである。 H.264を用いた画像符号化装置のブロック図である。
符号の説明
101 画像パターン判定部
102 イントラ予測モード指定部
103,107 セレクタ
104 Verticalイントラ予測部
105 Horizontalイントラ予測部
106 DCイントラ予測部
600 画像符号化装置
601 減算器
602 整数変換部
603 量子化部
604 エントロピー符号化部
605 逆量子化部
606 逆整数変換部
607 加算器
608,611 フレームメモリ
609 イントラ予測部
610 ループフィルタ
612 インター予測部
613 動き検出部
614 スイッチ

Claims (10)

  1. フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測し、予測画素値を生成する予測方式を複数備えた画像符号化装置において、
    入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割手段と、
    前記分割手段でブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定手段と、
    前記判定手段で判定された画像パターンに基づいて、フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測して予測画素値を生成する予測方式を選択する選択手段とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
  2. 前記判定手段は、判定する画像パターンの種類として、垂直エッジ、水平エッジ、平坦さの少なくとも何れか一つを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  3. 前記選択手段は、判定された前記画像パターンの種類に応じて異なる予測方式を選択することを特徴とする請求項2に記載の画像符号化装置。
  4. 前記判定手段は、前記分割手段でブロック分割された画像に対して直交変換を行うことにより、前記画像パターンを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  5. 前記判定手段は、前記分割手段でブロック分割された画像に対してフィルタ処理を行うことにより、前記画像パターンを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  6. 前記判定手段は、前記分割手段でブロック分割された画像に対してアダマール変換を行うことにより、前記画像パターンを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
  7. 前記選択手段は、前記判定手段で判定された画像パターンとして、縦方向周波数が低いアダマール変換係数が大きいときは垂直方向の予測方式を選択し、横方向周波数が低いアダマール変換係数が大きいときは水平方向の予測方式を選択し、アダマール変換係数のAC成分が小さいときは全ての画素を同じ値とする予測方式を選択することを特徴とする請求項6に記載の画像符号化装置。
  8. 画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割手段と、
    前記分割手段でブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定手段と、
    前記判定手段で判定された画像パターンに基づいて画素値の予測方式を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された予測方式に従って、複数種の予測方式の中から少なくとも一つを選んで、画面内の画素値を用いて同一画面内の画素値を予測する処理を実行し、予測画素値を出力する処理手段とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  9. フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測し、予測画素値を生成する予測方式を複数備えた画像符号化方法において、
    入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割ステップと、
    前記分割ステップでブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで判定された画像パターンに基づいて、フレーム内の画素値を用いて同一フレーム内の画素値を予測して予測画素値を生成する予測方式を選択する選択ステップとを有することを特徴とする画像符号化方法。
  10. 画像データを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップで入力した画像データを複数画素で構成されるブロックに分割する分割ステップと、
    前記分割ステップでブロック分割された画像データの画像パターンを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで判定された画像パターンに基づいて画素値の予測方式を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された予測方式に従って、複数種の予測方式の中から少なくとも一つを選んで、画面内の画素値を用いて同一画面内の画素値を予測する処理を実行し、予測画素値を出力する処理ステップとを有することを特徴とする画像符号化方法。
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