JP2006156118A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリント基板との接続構造が簡明で、マイクロストリップラインとの接続作業が容易で、インピーダンスの不整合が起こりにくく、プリント基板の板厚に関係なく取り付け可能で、確実なグランド接触が得られる構造を備えるコネクタとその実装構造を提供する。
【解決手段】 略直線状の導体と、前記導体を囲むインシュレータと、前記インシュレータの外周を更に取り囲む枠体を備えるコネクタであって、前記枠体は側面に貫通孔を備え、前記導体は、前記枠体内の所定箇所において折り曲げられるかまたは他の導体と接続されて、前記貫通孔を貫通して前記枠体の外へ引き出された引出導体の構成を備えるコネクタとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高周波デバイスのインタフェースなどに用いられているコネクタにかかり、より詳細には、高周波モジュールの入出力端子として、マイクロストリップラインと同軸線の接続に使用されるのに適する高周波同軸用のコネクタに関するものである。
図6(1)および(2)は、従来の高周波同軸用のコネクタ50をプリント基板70に実装する状況を説明するための図である。このコネクタ50は、外観上は支持体60を有する略円柱体の形状をなしており、コネクタ50の中心軸に従って上下に貫通されて下部(外部)へ抜ける導体(芯体、中心導体)51を備え、この中心導体51の回りには円柱形のインシュレータ(絶縁材)(図示せず)が配置され、さらに、このインシュレータを介して同心円状に配置された円柱状のシェル52(枠体、外部導体またはケース体)を備えている。
このコネクタ50は、円柱状のシェル52と導通してこれを実装時にプリント基板70に位置決めしてグランド接触をとるための支持体60を備える。そして、この支持体60は、シェル52と接続してこれを保持するための円環状または円盤状の主部61と、プリント基板70上にこのコネクタ50を配置するための、フック部(62f,64f)を有した略L字状の支持足部(62,63,64,65(図示せず))と、を備えている。
また、このコネクタ50の支持体60は4本の支持足部(62,63,64,65)を備えているが、そのうちの1本の支持足部62に着目するに、図6(1)に示すように、主部61の面上の円周端部から一部が突起されたように設けられる水平部62aと、この水平部62aから略鉛直下に折り曲げられた折曲部62bとを有しており、この折曲部62bの中心軸側の内面の所定位置には、プリント基板70の下面に掛止されるためのフック部62fが設けられている。
そして、このフック部62fの上面とこの水平部62aの下面とでは、所定の間隔(図6(1)の距離m)が設定されており、図6(2)に示すように、このコネクタ50はプリント基板70の上面から(図6(2)の上から下方向へ向かって)取り付けられ、このフック部62fの上面にプリント基板70の下面が当接したときにそこに掛止されて配置され、このプリント基板70の下面側から位置決めして、コネクタ50をプリント基板70に実装することができる。ここで、プリント基板70の厚さがLであるとき、このコネクタ50のフック部62fより上の所定間隔はmであるので、この所定間隔mを厚さLにほぼ等しいか僅かに大にして設計することにより、図6(2)に示された支持体60の主部61との隙間nが生じないように設定されることが望まれる。
なお、高周波同軸用コネクタに関する技術文献としては、次のようなものがある。
日本航空電子(株) 製品カタログ CONNECTORS p31〜32. CAT.NO.COAX-004. SEP.2003
さて、従来のコネクタ50を用いて、その中心導体51をプリント基板70上のマイクロストリップライン85に接続させるにあたっては、図6(2)に示すように、ラインのプリントパターンを、プリント基板70の上下面を貫通して形成されたスルーホール76を通して、プリント基板70の上面に配置されていたマイクロストリップライン85をプリント基板の下面側に落として移設した上で、hの箇所を半田付けしなければならない。この半田付作業を行う場合には、コネクタ50をプリント基板70に挿入したあと、このプリント基板70をひっくり返して作業を行わねばならず、作業効率が悪かった。従来のコネクタによるプリント基板への実装作業は、このように大変に面倒な接続作業が必要となっており、しかもインピーダンスの不整合が起こりやすい、という問題点があった。
また、図6のような従来のコネクタ50では、フックするための返しがあって、フック部62fより上の所定間隔mが固定値に決定されてしまっているため、適用できるプリント基板70の板厚Lが限定されてしまうという不都合もあった。
さらに、プリント基板70の板厚Lと返し部(フック部)の間隔mとの寸法公差によっては、隙間nがやや大きめに生じることがあり、その場合には、シェル(枠体)52とグランドとの接触が十分得られず、シールドやグランドが不安定になるという不具合があった。
本発明は、従来の上記した問題点に鑑みてなされたものであり、高周波デバイスのインタフェースなどに用いられているコネクタにおいて、コネクタとプリント基板との接続構造が簡明であって、プリント基板上のマイクロストリップラインとの接続作業がきわめて容易であり、インピーダンスの不整合が起こりにくく、プリント基板の板厚に関係なく取り付け可能となり、確実なグランド接触が得られる構造を備えるコネクタとその実装構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、
略直線状の導体と、前記導体を囲むインシュレータと、前記インシュレータの外周を更に取り囲む枠体を備えるコネクタであって、
前記枠体は側面に貫通孔を備え、前記導体は、前記枠体内の所定箇所において折り曲げられるかまたは他の導体と接続されて前記貫通孔を貫通して前記枠体の外へ引き出された引出導体の構成を備える。
このコネクタにより、マイクロストリップラインを有するプリント基板への取り付けが容易になる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記枠体は外周にフランジ部を有し、
前記引出導体は前記フランジ部から引き出される。
これにより、その中心導体とマイクロストリップラインとは、プリント基板上のマイクロストリップラインのある面と同一の面上での接合が可能となる構造を備えることができ、またこれにより、インピーダンスの不整合が起こりにくくなり、組立てや実装の作業も容易なものになる。
第3の発明は、第2の発明において、
前記フランジ部には切欠き部が設けられ、前記引出導体は前記切欠き部から引き出される。
これにより、シェル(枠体)から引き出された導体が、輸送中などに折れ曲がってしまうのを防ぐことができる。
第4の発明は、第1〜3の発明において、
前記コネクタのフランジ部は、実装時にプリント基板と面接触する接触面を有し、
前記引出導体の端辺部は、前記接触面の位置に合わせて構成される。
これにより、プリント基板の板厚に限定されずに取り付け可能となる仕様となるよう設計することができ、また、確実なグランド接触が得られる構造を有する。
第5の発明は、 コネクタをプリント基板に実装する構造において、
前記コネクタは、略直線状の導体と、前記導体を囲むインシュレータと、前記インシュレータの外周をさらに取り囲み側面に貫通孔を有する枠体と、から成り、
前記導体は、前記枠体内の所定箇所において折れ曲げられるかまたは他の導体と接続されて前記貫通孔を貫通して前記枠体の外へ引き出された引出導体の構成を備え、
前記プリント基板は、前記コネクタの取り付け面にグランド用パターンと信号線用パターンとを備えるコネクタ実装構造とした。
このコネクタ実装構造により、組立工数低減に大きく寄与できる。
上記した本発明によるコネクタおよびコネクタ実装構造によれば、マイクロストリップラインを有するプリント基板への取り付けが容易になる。
次に、添付の図1〜5を参照して、本発明によるコネクタの実施の形態について、詳細に説明する。図については、図1は本発明の一実施形態によるコネクタ100の外観斜視図であり、図2はコネクタ100の分解図・断面図および実装図であり、図3は本発明のコネクタの他の実施形態によるコネクタ101の断面による構造説明図であり、図4は本発明のコネクタ100を基板に実装する状況を示す図であり、図5は本発明のコネクタの別の実施形態によるコネクタ102の外観斜視図である。
まず図1において、図1(1)は、本発明の一実施形態によるコネクタ100の外観斜視図であり、また、図1(2)は、(1)のコネクタ100を天地逆にして配置したときの外観斜視図である。
このコネクタ100は、高周波同軸用コネクタの基本的構成を有していて、中心導体20と、この中心導体20を囲む円柱体状のインシュレータ(図示せず)と、このインシュレータの外周を更に取り囲む略円筒状のシェル10を備えるコネクタである。
このコネクタ100のシェル10は、円柱形のインシュレータを内包する導体側円筒部12と、一端部の外周にネジ山のあるねじ側円筒部14と、それらの二つの円筒部に挟まれた位置でその外周面から鉛直に突設されたフランジ部16と、を有しており、これらの3つの構成要素が一体的に構成されている。また、このコネクタ100のシェル10の中心導体20は、シェル10の導体側円筒部12の中心軸に添って貫通されており、このシェル10内の所定箇所において、この中心導体20が折曲されるかまたは他の導体部材と接続されるかによって、シェル10の円柱形側面から1本の導体20Bがその中心から外側に向けて引き出されており、すなわち側面引出し用の引出導体20Bを備えた構成となっている。
そして、このコネクタ100のシェル10のフランジ部16では、その一部が凹形に切り欠かれた切欠き部18が形成されていて、その切欠き部18がある位置の円周側面からは、先の示した側面引出し用の引出導体20Bが突出または露出されている。ここで、フランジ部16の一部に切り欠き18を設けたのは、引出導体20Bがそこからフランジ部の外周より出っ張らない範囲内で突出させ、切り欠き18内に引出導体20Bを配置してそれを保護する構造としたものであり、これにより、コネクタ納入時などにおいて引出導体20Bの破損を防止することができる。
また、フランジ部16のプリント基板と接触する側には円環状接触面16aを有して、良好なグランド接触が得られる構造とし、その円環状接触面16a上には、プリント基板搭載時の位置決めのため、2箇所にボス(図2(2)の16xと16y)を配設しており、実装時に配慮した構成をとっている。
次の図2(1)〜(3)において、(1)はこのコネクタ100の各構成部材を中心導体方向に添って分離して示した分解図であり、(2)はこのコネクタ100の断面図、また(3)はこのコネクタ100とプリント基板との実装時の断面図である。
図2(1)のコネクタ100は、丸棒状の電気導体からなる中心導体20A、インシュレータ40、導体側円筒部12と切欠き部18のあるフランジ部16とねじ側円筒部14とを含むシェル10、ねじ側円筒部14と螺合してプリント基板70を挟持する締結用のグランドナット30、ねじ側円筒部14の開口端部を封止するための蓋体32の各構成部材を備えるとともに、中心導体20Aに接続して円筒側面から引き出される引出導体20B、この引出導体20Bをシェル10内で絶縁配置設定するためのインシュレータ24を備えて構成されている。なお、ここでのシェル10は、プリント基板と確実に接触してグランド接続ができるようにフランジ16とシェル10を導体で一体構造とし、プリント基板への接触面を金属としている。
次の図2(2)に示した断面図により、コネクタ100の内部構造を明らかする。中心導体20Aは、シェル10の導体側円筒部12内にインシュレータ40とともに圧入して設置されており、導体側円筒部12の開口端付近からフランジ部16のある位置まで直線的に配置され、その端部20aを備える。また、シェル10のフランジ部16の切欠き部18において、やはり丸棒状体の引出導体20Bが右側方に向けて引き出されており、シェル10内にはその端部22aを備えている。これらの中心導体20Aの端部20aと引出導体20Bの端部20bとは、シェル10の中心軸上の所定箇所(ここではフランジ部16のある箇所)で相互につき合わされ、半田付けによって接合され(H:半田付け箇所)、2つの導体は一体的に導電接続される。
また、図2(2)において、これらの中心導体20Aと引出導体20Bとを半田付けする作業を行うときには、蓋体32は外してねじ側円筒部14の下方向を開放しておき、開放された側のH方向から、その半田付け作業を容易に行うことができる。図2(2)中のHは、半田付け時の作業の方向とその半田付け箇所とを示している。そして、この半田付け作業が終了したコネクタ100は、かしめ手段などによる固着手段を用いて、この蓋体32をねじ側円筒部14の端部に固定することができる。なお、中心導体20Aと引出導体20Bとの接続は、溶接でもよく、プリント基板70への実装の際には、引出導体20Bや蓋体32は固着されて一体化されたコネクタ100が用いられる。
図2(2)および図2(3)において示すように、このコネクタ100では、シェル10の外周面から直角方向に突設して形成された鍔状のフランジ部16は、プリント基板70の側に平板な円環状平面16aを有しており、実装の際には、この円環状平面16aがプリント基板70の上面70aに当接して面接触するよう構成されている。また、フランジ部16がある位置で側方に向けて引き出される丸棒状体の引出導体20Bは、直線状の端辺部(下端辺)20Tを有しており、このコネクタ100では、この引出導体20Bの端辺部20Tとフランジ部16の円環状平面16aとの位置が合わせられて、それらが一致するように構成されている。こうして、図2(3)の実装状態においては、プリント基板70の上面70aのフランジ取付け部70A、フランジ部16の円環状平面16a、引出導体20Bの端辺部20Tは、それら全ての位置が合わせられて一致するような構造が得られる。
図3は、本発明によるコネクタの他の実施形態を示す断面図である。ここでのコネクタ101は、円筒状のシェル10Aと内部を貫通する導体21とを備えるものであるが、図3に示した導体21は、シェル10A内の中心導体21'として設けられた1本の丸棒状導体を、その湾曲部WにおいてL字状に湾曲させて引出導体21''を形成した構造となっている。この中心導体は、コネクタ100の中心導体のように2部材を接合したものではなく、1本の電気導体をその途中を曲げることによって、全体としてはL字型状に形成したものである。
ところで、図3のシェル10Aが、導体側円筒部12とねじ側円筒部14とフランジ部16とが一体的に構成された略円筒形状を備えるのは、図2のコネクタ100のシェル10と同様である。しかしながら、図3のコネクタ101では、中心を通る導体21がL字型になっているので、予め円筒形状に一体的に形成されたシェル10Aに、あとからこのL字型の導体21を組み込むことは、構造上難しい。よって、シェル10Aは、内部に挿通される導体21の通り道に添って2分割体となるような2つの部材として形成しておき、L字型の導体21を通り道に組み込んでからこの2つの部材を合わせて一体物のシェル10Aとする、というような構造のコネクタ101として設計されるとよい。
図4は、本発明によるコネクタ100をプリント基板70に実装する状況を示す図であり、(1)は実装前の状況、(2)は実装後の状況をそれぞれ示している。なお、図4でのコネクタ100は、図2に示した2導体を接合してL型とした導体構成を有するコネクタが適用されているが、これに限らず、図3に示した一体物の湾曲L型の導体構成を有するコネクタ101が適用されてもよいのはもちろんである。
図4を参照してコネクタ100の取り付けに関して説明する。コネクタ100は、プリント基板70の上下面を貫通して穿設されたシェル用の丸穴71に、シェル10のねじ側円筒部14を挿通して配置される。プリント基板70上には円環状のフランジ取付け部70Aがあってそこに位置決め用穴(72a72b)が開いているので、そこに、フランジ部16の円環状平面16aの位置決めボス(図1における16xと16y)を一致させることにより、プリント基板70上でのコネクタ100の位置が決定される。そして、プリント基板70の円環状のフランジ取付け部70Aにはフランジ部16の円環状平面16aが面接触し、平板薄型のナット30を締結することにより、プリント基板70はフランジ部16とナット30間に挟持されて取り付けされる。この図4の実装構造は、コネクタ100のプリント基板を貫通させた端部にはネジ山が形成されており、ここにナット30を締結させて、プリント基板を挟持して固定する構造である。
そして、図4において、コネクタ100がプリント基板70上で取り付けられた位置においては、側面から突出された引出導体20Bは、プリント基板70上面のマイクロストリップライン73に合わせられた位置に配置されるよう構成されており、ここでは、プリント基板70の上面70aのフランジ取付け部70A、フランジ部16の円環状平面16a、引出導体20Bの端辺部20Tは、それら全ての位置が合わせられて一致するような構造が得られている。こうして、引出導体20Bの端辺部20Tとマイクロストリップライン73のある位置は一致されて設定されているので、このままの位置関係にして両者の半田付けを容易に行うことができる。なお、このような中心導体20に接続する引出導体20Bとマイクロストリップライン73とを接合するにあたっては、半田付けがしやすいように引出導体20Bに面取りを設けるとよい。
また、プリント基板70の上面において、フランジ部16の位置に合わせられ円環状のフランジ取付け部70AにはグランドパターンGPが形成されており、フランジ部の円環状平面16aとグランドパターンGPとがここで確実に接触して、グランド接続が得られる構成となっている。さらに、ナット30を締めたときに接触するプリント基板70の下面70bにある接触部位も、プリント基板70の上面のグランドパターンGPと同様に、グランドパターンを形成することができ、このようにすれば、上下両方の面でのグランド接触が可能となる。
図5は、本発明によるコネクタの他の実施形態を示す図であって、コネクタ102の外観斜視図である。このコネクタ102は、外観的には図6(1)に示した支持体90と支持足部(92,93,94,95)を有するコネクタではあるが、内部構造としては図2(2)または図3の断面図に従った引出導体を有する導体構成を備える。すなわち、コネクタ102の導体は、シェル10Bの中心軸に従って上方の開口部から下へと貫通され、所定の位置において横方向に進路を変えて、側面から外部へ抜け出る引出導体22となる構造を備えている。また、これらの4本の支持足部(92,93,94,95)はそれぞれがフック部(92f,93f,94f,95f)を備え、このフック部の上面と水平部91下面とでは、所定の間隔(図5の距離M)を設定することができるので、実装のプリント基板の厚さに合わせて設計されるとよい。
また、本発明のコネクタおよびその実装構造では、プリント基板に搭載されるコネクタの構造については、適宜な部分的変更を加えることにより、種々の異なる構成を有するコネクタを製作することが可能となっている。図5に示した一実施形態にかかるコネクタ102の場合では、シェル10Bの中心にある導体に接続されて突出される引出し導体22が、プリント基板との高さ方向の位置合わせの都合によって、引出し導体22が斜め下方向に突出する構成を有するコネクタを示したものである。
本発明のコネクタおよびその実装構造は、マイクロストリップラインで構成される高周波回路または複数の高周波回路を1つの筐体内に集約して1つの機能を受け持たせた高周波モジュールの入出力端子や、プリント回路基板上のマイクロストリップラインと同軸線との接続に使用する高周波同軸コネクタとして利用でき、コネクタおよびそれを基板に実装する技術が必要な産業分野において、大いに活用されることが期待できる。
本発明の一実施形態によるコネクタ100の外観斜視図である。 本発明の一実施形態によるコネクタ100の分解図(1)・断面図(2)およびプリント基板(PCB)との実装図(3)である。 本発明の他の実施形態にかかるコネクタ101の断面による構造説明図である。 本発明によるコネクタ100をプリント基板(PCB)に実装する状況を示す図である。 本発明の別の実施形態にかかるコネクタ102の外観斜視図である。 従来のコネクタを示す外観斜視図(1)および実装図(2)である。
符号の説明
100,101,102 コネクタ
10,10A,10B シェル(枠体)
12 導体側円筒部
14 ねじ側円筒部
16 フランジ部
16a フランジ部の円環状接触面
16x,16y 位置決めボス
18 切欠き部
20,20A,21' 中心導体
20B,21'' 引出導体
20a 導体側円筒部の端部
20b 引出導体の端部
20T 引出導体の端辺部(下端辺)
H 半田付け箇所
W 湾曲部
24 引き出し側のインシュレータ
30 ナット
32 蓋体
40 インシュレータ(絶縁体)
70 プリント基板(PCB)
70a プリント基板の上面
70b プリント基板の下面
70A フランジ取り付け面
GP グランドパターン
71 シェル挿通用の丸穴
72a、72b 位置決め用穴
73 マイクロストリップライン
90 支持体
92,93,94,95 支持足部
92f,93f,94f,95f フック部
M,m フック部の上面と水平部下面との間隔(距離)

Claims (5)

  1. 略直線状の導体と、前記導体を囲むインシュレータと、前記インシュレータの外周をさらに取り囲む枠体を備えるコネクタであって、
    前記枠体は側面に貫通孔を備え、前記導体は、前記枠体内の所定箇所において折り曲げられるかまたは他の導体と接続されて前記貫通孔を貫通して前記枠体の外へ引き出された引出導体の構成を備える、ことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記枠体は外周にフランジ部を有し、
    前記引出導体は前記フランジ部から引き出される、ことを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記フランジ部には切欠き部が設けられ、
    前記引出導体は前記切欠き部から引き出される、ことを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1〜3いずれかに記載のコネクタにおいて、
    前記コネクタのフランジ部は、実装時にプリント基板と面接触する接触面を有し、
    前記引出導体の端辺部は、前記接触面の位置に合わせて構成されることを特徴とするコネクタ。
  5. コネクタをプリント基板に実装する構造において、
    前記コネクタは、
    略直線状の導体と、
    前記導体を囲むインシュレータと、
    前記インシュレータの外周をさらに取り囲み側面に貫通孔を有する枠体と、から成り、
    前記導体は、前記枠体内の所定箇所において折れ曲げられるかまたは他の導体と接続されて前記貫通孔を貫通して前記枠体の外へ引き出された引出導体の構成を備え、
    前記プリント基板は、前記コネクタの取り付け面にグランド用パターンと信号線用パターンとを備える、ことを特徴とするコネクタの実装構造。
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