JP2006153390A - 排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置 - Google Patents

排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 燃焼設備における排ガスダクトやガス冷却塔等のガス流通路の内壁面にダストが付着するのを抑制するとともに、付着したダストが成長する前に払い落とすことができるようにする。
【解決手段】 ガス冷却塔6の上部位置の内壁面に沿わせて複数の簾状部材28を配置する。各簾状部材28を、駆動装置36に吊り索状物35を介して吊下げ支持させる。駆動装置36により簾状部材28を昇降させ、排ガス2中のダストがガス冷却塔6の内壁面に付着するのを抑制すると共に、ガス冷却塔6の内壁面に付着したダスト14を簾状部材28が下降するときに払い落とすようにする。又、簾状部材28に付着したダスト14も振り落とすようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ごみ処理施設、あるいはセメントプラント等における燃焼設備において、ダストを含む排ガスの流通路の内壁面にダストが付着しようとするところに用いる排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置に関するものである。
一般に、ごみ処理施設、あるいはセメントプラント等における如く燃焼炉を有する燃焼設備では、図12に概要を示す如く、燃焼炉1において発生した排ガス2を、排ガスダクト3を通して下流側の集塵器4に導き、該集塵器4で集塵処理した後、煙突5等に送って大気中に放出させるようにしてある。この際、上記集塵器4としてバグフィルタを用いる場合、処理温度に制限があることから、集塵器4の入口側において排ガス2の温度を下げる必要がある。このため、該集塵器4よりも上流側の排ガスダクト3の途中に、燃焼炉1より導かれる高温(400℃前後)の排ガス2を、集塵器4における集塵処理に適した180℃程度まで冷却するためのガス冷却塔6を設けるようにしてある。
かかるガス冷却塔6は、図13にその一例の概略を示す如く、耐火材で形成された円筒形状の頂部中央に、燃焼炉1より排ガス2を導くための排ガスダクト3を接続する排ガス入口部7を設けると共に、下端部一側に排ガス出口8を設けて、該排ガス出口8に、排ガス2を集塵器4に導くための排ガスダクトを接続し、更に、上部位置に、周方向に所要間隔で複数のスプレーノズル9を上下二段に設け、該各スプレーノズル9を、それぞれ図示しない冷却水ラインを介して冷却水供給部に接続した構成としてあり、燃焼炉1より導かれた高温の排ガス2を、排ガス入口部7より流入して排ガス出口8へ流通させる間に、スプレーノズル9より噴霧された冷却水10を排ガス2に接触させることにより排ガス2を冷却し、該冷却された排ガス2を、下流側の集塵器4へ送るようにすると共に、冷却水10との接触で排ガス2中のダスト14が粉状になって落下するようにしてある。
更に、上記ガス冷却塔6の底面中央部には、上記落下して堆積するダスト14を掻き集めて排出させるためのスクレーパ13が設置してあり、該スクレーパ13は、ガス冷却塔6の下面中央部に設置してある駆動装置11の出力軸に連結して内部に突出させた回転軸12の上端部に取り付けてあり、回転軸12を回転することによりスクレーパ13が回転して、底面に堆積するダスト14を、ダスト排出口15より外部へ排出させるようにしてある(たとえば、特許文献1参照)。なお、16はダスト排出口15の下端に設けたロータリーバルブを示す。
燃焼炉1から排出される排ガス2は、下流に位置する排ガスダクト3やガス冷却塔6等のガス流通路を流通させられるときに、該排ガス2中に含まれているダスト14が、かかるガス流通路の内壁面に付着する。特に、ガス冷却塔6の上部におけるスプレーノズル9の近傍位置の内壁面には、スプレーノズル9から噴霧される冷却水10で排ガス2が冷却される際に冷却水10の一部を吸収したダスト14が付着する度合いが高く、継続したダスト14の付着により、内壁面には厚く堆積して来るという問題がある。
すなわち、ガス冷却塔6に、ダスト14を含んだ排ガス2が流入すると、上部位置でスプレーノズル9から噴霧される冷却水10の一部がダスト14に吸収されることと、ダスト14には塩分が多く含まれていることから、ガス冷却塔6の内壁面、特に、スプレーノ
ズル9がある上部位置の内壁面に多く付着する。これを放置すると、徐々に付着ダストが成長し、多量に付着したダストは、内壁面から剥がれ落ちることがあり、落ちると、内底面にあるスクレーパ13を故障させたり、トリップさせたりして、運転停止を余儀なくされるおそれがある。
このようなおそれを防止するために、従来では定期的に内壁面に配置した棒材をガス冷却塔6の外部より手動で上下動させることにより、付着したダストを除去するようにしていた。この場合、ダストを除去する効果は得られていたが、手動のため、作業者の労力が大であった。
そのために、従来、本出願人は、自動的にダストを除去するようにしたガス冷却塔の付着物除去装置を提案している。
上記ガス冷却塔の付着物除去装置は図14に示す如く、底盤上に落下して来たダストを排出口に掻き出すスクレーパ13が設けられているガス冷却塔6内に、内壁面より適宜間隔を隔てて、該内壁面の周方向に沿うよう円環状に形成されていて、外縁側下面に刃部17が形成されている付着物除去部材18を、昇降自在に設け、且つ該付着物除去部材18をガス冷却塔6の上部壁部に挿通させてあるワイヤー19で吊り下げ、該ワイヤー19を冷却塔上部に設置されたプーリー20に巻回した後、その端部を下部位置の駆動装置21に連結した構成を有している。
これにより、上記ガス冷却塔の付着物除去装置を用いて付着物を除去する場合には、駆動装置21を駆動してワイヤー19を繰り出し、付着物除去部材18をその自重によって降下させ、ガス冷却塔6の内壁面に付着したダスト14の如き付着物を上記付着物除去部材18の刃部17で掻き取らせるようにすることで、自動的に付着物を除去することが可能なものとしてある(たとえば、特許文献2参照)。
又、排ガスを流通させる排ガスダクトの内壁に付着した付着物を除去するための装置として、本出願人は、図15に示す如く、灰溶融炉の排ガス通路となるダクト、すなわち、煙道22を、外管23と該外管内に回動自在に配置した内管24とからなる二重管構造とし、内管24は内壁に波形の凹凸部24aを形成し、外管23に対し回動自在に支持させて、内管24の外壁に作動片25を突設し、作動片25を挟んでノッカー26とストッパ27を対向させて組み付けることで、ノッカー26の作動で作動片25を介し内管24を回動させ、そのとき生ずる円周方向の衝撃力で内壁付着物を落下させるようにしたものも提案している(たとえば、特許文献3参照)。
特開2004−162989号公報 実開昭62−185335号公報 特開平11−22951号公報
ところが、特許文献2に記載されているものは、ガス冷却塔6の内壁面に付着した付着物を自動的に除去できるようにしたものであるが、上記付着物除去部材18の自重だけで付着物を掻き取るようにしてあるため、付着物がガス冷却塔6の内壁面に固く肥大化してこびり付く前に、掻き落とすようにすることが必要であるが、内壁面への付着物の付着を抑制する機能はなく、内壁面への付着物の付着が進むと、頻繁に昇降動作をさせる必要がある。又、上記ガス冷却塔6の内部の付着物除去部材18に一端が結着してあるワイヤー19は、ガス冷却塔6の外部にある駆動装置21に連結してあるため、ガス冷却塔6の壁部に設けてあるワイヤー19の挿通部分から排ガス2が漏洩しないようにする必要があるが、該ワイヤー19は昇降作動時に横方向に振れ易いため、ワイヤー19の挿通口は、ワイヤー19の径に比して大きな開口とする必要があり、そのため、ワイヤー19の挿通部分を充分にシールするための工夫が必要となる。
又、特許文献3に記載されているものは、排ガスダクト3の内壁面に付着する付着物を除去するものとしては有用なものであるが、ガス冷却塔6の内壁面に付着した付着物の除去に利用することはできないものである。
そこで、本発明は、排ガスダクトやガス冷却塔等のガス流通路の内壁面にダストが付着するのを抑制するとともに、付着したダストが成長する前に自動的に払い落とすことができるようにしようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、ダストを含む排ガスが流通する排ガス流通路の内壁面に、所要の長さ及び幅を有する簾状部材を沿わせて配置し、該簾状部材を吊り上げてから落下させるように該簾状部材の長手方向の一端部を駆動装置に吊り下げ支持させ、上記簾状部材が位置する排ガス流通路の内壁面へのダストの付着の抑制と該排ガス流通路内壁面に付着したダストの払い落しを行わせるようにした構成を有することを特徴とする排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置とする。
又、上記構成において、排ガス流通路の内壁面が、ガス冷却塔の内壁面であり、且つ簾状部材を周方向に配置して、駆動装置に吊り下げ支持させるようにしたり、排ガス流通路の内壁面が、排ガスダクトの内壁面であり、該ダクトの内壁面に沿わせた簾状部材を駆動装置に吊り下げ支持させた構成とする。
更に、上記構成における簾状部材が、平行に配した複数本のチェーンと、該複数本のチェーンの長手方向の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにしたり、平行に配した複数本の棒材と、該複数本の棒材の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにしたり、所要の長さ及び幅に形成した網材と、該網材の長手方向の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにしたり、長手方向に延びる複数本の細長い板材又は棒材と長手方向と直角方向に延びる複数本の細長い板材又は棒材とからなる所要の長さ及び幅の格子状構造体と、該格子状構造体の長手方向の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにした構成とする。
本発明の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
(1)ダストを含む排ガスが流通する排ガス流通路の内壁面に、所要の長さ及び幅を有する簾状部材を沿わせて配置し、該簾状部材を吊り上げてから落下させるように該簾状部材の長手方向の一端部を駆動装置に吊下げ支持させ、上記簾状部材が位置する排ガス流通路の内壁面へのダストの付着の抑制と該排ガス流通路内壁面に付着したダストの払い落しを行わせるようにした構成としてあるので、排ガス流通路としてのガス冷却塔や排ガスダクトの各内壁面に付着しようとするダストの付着を簾状部材で抑制することができると共に、該簾状部材を上昇させて急激に落下させることにより、排ガス流通路内壁面に付着したダストを払い落すことができるばかりでなく、簾状部材に付着したダストをも振り落すことができる。
(2)上記(1)の構成における排ガス流通路の内壁面が、ガス冷却塔の内壁面であり、且つ簾状部材を周方向に配置して、駆動装置に吊下げ支持させるようにした構成とすることにより、ガス冷却塔の内壁面に付着しようとするダストの付着を簾状部材で抑制させることができて、内壁面に付着して成長することを防止でき、又、内壁面に付着するダストも大きく成長する前に簾状部材で払い落すことができて、大きく成長したダストの塊がガス冷却塔の内壁面から剥れ落ちて底部にあるスクレーパを損傷させる事態を未然に防止でき、運転を停止させることなく安定した操業を行うことができる。
(3)簾状部材の外側面に凹凸部を設けることにより、簾状部材が内壁面に沿って下降するとき、該内壁面に付着したダストを積極的に掻き取ることができて、内壁面に付着したダストを大きく成長させることがない。
以下、本発明の実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1(イ)(ロ)乃至図3は本発明の実施の一形態を示すもので、排ガス流通路として、ガス冷却塔の内壁面に付着しようとするダストの付着を抑制すると共に、該ガス冷却塔の内壁面に付着したダストを払い落すものとして適用した場合について示す。
図13に示すガス冷却塔と同様に、頂部に排ガスの入口部7を有し且つ下部に排気ガスの出口8を有して底面部にスクレーパ13を駆動装置11により回転駆動させるように有しており、更に、上部位置にスプレーノズル9を周方向の複数個所に設けた構成としてあるガス冷却塔6において、該ガス冷却塔6内の上部位置に、排ガス2中のダスト14がガス冷却塔6の内壁面に付着するのを抑制すると共に該内壁面に付着したダストを払い落すようにするための簾状部材28を、ガス冷却塔6の内壁面の円弧に合わせて円弧形状として、周方向に隣接させて複数個(実施の形態では4個)配置し、各簾状部材28を駆動装置36により昇降できるように吊下げ支持させるようにする。
詳述すると、上記各簾状部材28は、図2の(イ)に示す如く、所要の長さに揃えて所要の間隔で平行に配置した複数本(図では10本の場合を示す)と、ガス冷却塔6の内壁面の周方向に沿う曲面に合わせて円弧状に成形加工した所要長さの2つの支持部材30及び31と、各チェーン29の長手方向の所要個所に連結して各チェーン29を一定間隔に拘束させるようにする連結部材32とからなり、平行に配置した各チェーン29の両端部を上記支持部材30と31にそれぞれ取り付けて、全体として所要の長さ及び幅を有する簾状としたものである。上記各支持部材30と31は、ともに円弧形状に変形させた所要幅の支持プレート33の両面に、断面形状をコの字形とした補強部材34を対称的に取り付けてなる構成としてあり、各支持部材30,31と各チェーン29と連結部材32を合わせて、全重量が、たとえば、約200kg〜300kg程度のものとする。上記各チェーン29や支持部材30,31等は、ガス冷却塔6内の雰囲気温度によってSS材やSUS材を選定するようにする。
上記一端側の支持部材(図2(イ)の場合は支持部材30)には、チェーンやワイヤロープ等の吊り索状物(図2(イ)の場合はチェーンの場合を示している)35を取り付けて、該吊り索状物35を介してチェーン式の簾状部材28を吊るようにする。
かかる構成としてある複数個(本実施の形態の場合は4個)の簾状部材28を、図1(イ)(ロ)に示す如く、ガス冷却塔6の上部位置における内壁面に沿わせて周方向に隣接配置し、上記ガス冷却塔6の頂部壁6aの外側の周方向4個所に設置した駆動装置36に、上記吊り索状物35を介して各簾状部材28を吊り下げ支持させ、該駆動装置36により簾状部材28を上昇させてから一気に落すような昇降を行わせるようにすると共に、各簾状部材28の下端側に位置する支持部材31に、ガス冷却塔6の中間位置の側壁に気密を保持した状態で取り付けてある落下防止用索状物37を取り付ける。
上記各駆動装置36により吊り下げ支持される各簾状部材28とガス冷却塔6の内壁面との間隙は、たとえば、30mm〜50mm程度のものとし、各簾状部材28が駆動装置36により上昇させられてから一気に落されるときの衝撃でチェーン29等の表面に付着したダストを振り落とすと共に、下降させられたときの前後方向(ガス冷却塔6の内壁面に近接離反する方向)への揺動によりガス冷却塔6の内壁面に付着したダストを払い落すことができるようにする。
上記各駆動装置36は、図3に拡大して示す如く、ガス冷却塔6の頂部壁6aの外側に上向きに設置された支持架台37上に、空気圧又は油圧シリンダの如き流体圧シリンダを設置した構成としてあり、該駆動装置36としての流体圧シリンダのピストンロッド38を下向きに突出させ、一方、ガス冷却塔6の頂部壁6aに内外方向に貫通して設けたロッド挿通孔39に、たとえば、丸棒状としたロッド40を挿通させ、ガス冷却塔6の頂部壁6aの外側に突出させた上記ロッド40の上端と上記ピストンロッド38の下端とをピン枢着して連結する。又、上記ガス冷却塔6の頂部壁6aの内側に位置する上記ロッド40の下端には、簾状部材28の支持部材30に取り付けた吊り索状物35を連結し、駆動装置36によりピストンロッド38を伸縮作動させて、ロッド40、吊り索状物35を介して簾状部材28を昇降させるようにする。
更に、上記ロッド40の昇降時に、該ロッド40とロッド挿通孔39との隙間をシールするため、ロッド挿通孔39の外側開口部に、ケース41を気密状態に固定し、該ケース41とロッド40との間にシール部材42を設けた構成とする。
なお、上記駆動装置36としては、図3に示す流体圧シリンダ以外に電動機を用いてロッド40を昇降させるようにすることもできる。
上記支持部材30への吊り索状物35と各チェーン29の取り付けは、吊り索状物35の端部と各チェーン29の端部を係止させればよいが、重量物としての簾状部材28を引き上げて落すときの衝撃を考慮して容易に外れることがないようにすることが好ましく、たとえば、図2(ロ)に一例を示す如く、支持部材30の支持プレート33に、吊り索状物35の2つの端部に対応する2つの連結金具挿通孔43と、複数のチェーン29に対応させて複数の連結金具挿通孔44とをそれぞれ設けて、連結金具挿通孔43に通した連結金具45に吊り索状物35の端部を連結して取り付けるようにすると共に、連結金具挿通孔44に通した連結金具45にチェーン29の端部を連結して取り付けるようにする。
各簾状部材28の下端側の支持部材31への各チェーン29の取り付けと、落下防止用索状物37の取り付けも、上記した連結金具45を用いて行うようにする。
なお、連結金具45としては、他の形式のもの、たとえば、フック形式のもの等、係止が確実に行えるものであれば、どのようなものでも採用することができる。
又、上記各チェーン式の簾状部材28における各チェーン29への連結部材32の連結は、連結部材32を針金として各チェーン29をつなぎ合わせて間隔を一定に保持させるようにしてもよく、又、図4(イ)(ロ)や、図4(ハ)(ニ)に示す如き連結方式によるものとしてもよい。すなわち、図4(イ)(ロ)に示すものは、上記支持部材30,31の円弧形状に合わせて円弧状に折り曲げ変形した帯板状の連結部材32aを2枚1組として用いるようにしたもので、各連結部材32aには、各チェーン29の間隔に対応させた位置にボルト挿通孔46を設けて、各チェーン29を同時に前後方向から挟持させ、ボルト47とナット48で連結部材32aをチェーン29に連結するようにしたものである。図4(ハ)(ニ)に示すものは、同様に支持部材30,31の円弧形状に合わせて円弧状に折り曲げ変形させたバー49を、各チェーン29の所定位置に通し、必要に応じてバー49とチェーン29とを溶接又は固縛するようにしたものである。
上記構成としてあるので、ダストを含む排ガス2がガス冷却塔6の頂部の排ガス入口部7より流入させられると、該排ガス2が排ガス入口部7から下端部の排ガス出口8に向け流通させられるときに、ガス冷却塔6の上部位置に設けてあるスプレーノズル9から冷却水10が噴霧させられ、排ガス2は冷却水10との接触で冷却させられる。これにより排ガス2中のダストは、粉状になってガス冷却塔6内を落下させられるが、スプレーノズル9があるガス冷却塔6の上部位置では、飛散する排ガス2中のダストが付着し易くなってガス冷却塔6の内壁面に付着するようになる。
本発明では、排ガス2中のダストが付着し易いガス冷却塔6の上部位置における内壁面の前面側に、チェーン29を用いた簾状部材28が、周方向の4個所に吊り下げられて配置してあるので、頂部中央部の排ガス入口部7から流入して湿った排ガス2中のダストは、ガス冷却塔6の内壁面に向けて移行する過程で簾状部材28のチェーン29や上下の支持部材30,31や連結部材32等に付着し、一方、該簾状部材28に付着し得なかったダストが簾状部材28の後側にあるガス冷却塔6の内壁面に付着することになる。
上記排ガス2の冷却するためのガス冷却塔6の運転中は、数分間に1回、たとえば、2〜3分間に1回の割り合いで駆動装置36を駆動させて各簾状部材28を上昇させて一気に落下させる昇降動作を行わせる。各簾状部材28は、各々の駆動装置36を個別に駆動させて個別に昇降させるようにする。この際、各簾状部材28の下端側の支持部材31に取り付けてある落下防止用索状物37は、十分な余裕をもった長さとしてあるので、各駆動装置36で各簾状部材28を上方位置まで(たとえば、700mm程度)上昇させることができ、上昇させた位置から駆動装置36としての流体圧シリンダの伸長側ストロークエンドまで各簾状部材28を一気に落下させることが可能となり、各簾状部材28は、落下時の衝撃を受けることになる。
この簾状部材28の落下時の衝撃により、該簾状部材28の表面、すなわち、チェーン29、支持部材30,31、連結部材32の表面に付着したダストは離脱させられて振り落される。
一方、ガス冷却塔6の内壁面に付着したダストは、簾状部材28がガス冷却塔6の内壁面に沿って急速に下降動作させられる動きにより、チェーン29、上下の支持部材30,31、連結部材32の各裏面側で掻き落される。
このように、簾状部材28をガス冷却塔6の内壁面の前面に吊下げ配置して、該簾状部材28を上下方向に動かすようにしてあることから、該ガス冷却塔6の内壁面へのダストの付着と、簾状部材28へのダストの付着と、ガス冷却塔内壁面に付着したダストの簾状部材28による払い落しとにより抑制若しくは防止することができると共に、ガス冷却塔内壁面へ付着するダストを大きく成長する前に掻き落すことが可能となる。
上記の運転において、万一、各簾状部材28の吊り索状物35が腐食等により駆動装置36側のロッド40より離脱した場合にも、各簾状部材28の下端側の支持部材31が落下防止用索状物37を介してガス冷却塔6の中間部位置に連結されているため、簾状部材28は、反転した状態で落下防止用索状物37に支持されることになり、ガス冷却塔6の底部へ落下することはない。この際、上記落下防止用索状物37は、ガス冷却塔6の充分な高さ位置に固定されているので、上記のように簾状部材28が反転した状態で落ちても、該簾状部材28が底部のスクレーパ13に当ることはなく、スクレーパ13を損傷させるようなことはない。
次に、図5(イ)(ロ)、図6は、いずれも上記チェーン29による簾状部材28を用いる場合の実施の他の形態を示すもので、簾状部材28の裏面側となる外側面に、凹凸部を形成して、ガス冷却塔内壁面に付着したダストの掻き取りを、より効果的に行わせるようにしたものである。
すなわち、図5(イ)(ロ)に示す実施の形態は、図4(イ)(ロ)に示した連結部材32aの外側に、掻き取り板50を所要長さの範囲に亘り取り付け、簾状部材28がガス冷却塔6の内壁面に沿って下降するとき、より積極的に付着ダストを掻き取ることができるようにしたものである。図4(イ)(ロ)と同一のものには同一符号が付してある。
この実施の形態によれば、ガス冷却塔6の内壁面に付着したダストを、簾状部材28が下降する動きで掻き取ることができて、ガス冷却塔内壁面へのダストの付着量を少なくし、付着するダストが成長することを確実に抑えることができることになる。
又、図6に示す実施の形態は、簾状部材28を形成している各チェーン29の長手方向の適宜位置のチェーン部材29aを、他の部分のチェーン部材29bよりも大きくして前後方向に突出するようにしたものである。
この実施の形態によれば、チェーン29自体に大小異なるチェーン部材29a,29bを用いて凹凸を形成するようにしてあるので、ガス冷却塔6の内壁面に付着したダストの掻き取りを簡単な構成で行うことができることになる。
次いで、図7(イ)(ロ)(ハ)は本発明の実施の他の形態を示すもので、図2(イ)に示した複数本のチェーン29と、上下の支持部材30,31と、各チェーン29を連結する連結部材32とからなる簾状部材28に代えて、所要長さを有する複数本の丸棒からなる棒材51と、各棒材51の両端部に取り付ける2つの支持部材30,31と、各棒材51を連結する連結部材52とからなる簾状部材28aとしたものであり、その他の構成は、図2(イ)に示したものと同じであり、同じものには同一符号が付してある。
この実施の形態における簾状部材28aの2つの支持部材30及び31への各棒材51の両端部の取り付けは、図7(ロ)(ハ)に一例として支持部材30の場合について示す如く、支持部材30,31の支持プレート33に取り付けた連結金具45に棒材51の端部を連結して取り付けるようにする。又、連結部材52としては、一例として針金を用いるようにし、該針金による連結部材52を、各棒材51に巻き付けるようにするか、あるいは、図示の如く、各棒材51に横方向に貫通させた横孔53に通して連結するようにする。
この実施の形態によれば、簾状部材28aを、棒材51として丸棒を所要間隔で配置した構成としてあるので、図1(イ)(ロ)に示す如く、ガス冷却塔6の上部位置の内壁面に沿って周方向に並べて吊下げ配置することにより、排ガスを冷却する運転中に、各簾状部材28aを昇降させることができ、前記したチェーン式の簾状部材28の場合と同様に数分間に1回という周期で繰り返し簾状部材28aを昇降させることにより、各簾状部材28aにダストを付着させてガス冷却塔内壁面へのダストの付着を抑制すると共に、該ガス冷却塔内壁面に付着したダストを、簾状部材28が下降するときに掻いて払い落すことができて、ガス冷却塔内壁面に付着したダストが大きく成長する前に掻き落すことができる。
更に、図8、図9、図10はいずれも簾状部材28の別の実施の形態を示すもので、図8は2つの支持部材30,31と、2つのフレーム54,55と、該支持部材30,31とフレーム54,55との間に組み込まれた網材56とからなる簾状部材28bとしたものである。
図9は所要の長さを有する複数の直線状の棒材又は板材57と、所要長さを有する複数の円弧形状にした棒材又は板材57aとを適宜の間隔で縦横に組み付けて格子状構造体58とし、該格子状構造体58の長手方向の両端部を支持部材30と31に取り付けて簾状部材28cとしたものである。
又、図10は短冊状に切断加工した複数枚(図では3枚)の板材59を長手方向にチェーン60で連結してなるものを、複数組所要間隔を隔てて平行に配置して、各々の両端部を支持部材30と31に取り付け、更に横方向に隣接するチェーン60を連結部材32で連結して簾状部材28dとしたものである。
上記図8乃至図10に示す簾状部材28b,28c,28dを、図1(イ)(ロ)に示すように用いることにより、前記した実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
上記した実施の形態では、本発明の装置を、ガス冷却塔6のダストが付着し易い上部位置の内壁面に沿うように配置して、ガス冷却塔6の内壁面へのダストの付着を抑制し且つガス冷却塔内壁面に付着したダストが成長する前に払い落すようにした場合について説明したが、排ガス2が流通するダクト3の途中に、本発明の装置を用いることができる。
図11はその一例を示すもので、ダクト3内を流通する排ガス2中のダストが比較的付着し易い部分に、たとえば、前記した簾状部材28,28a,28b,28c,28dのいずれかを沿わせて配置して、ダストが付着する壁面を覆うようにし、吊り索状物35を駆動装置36に連結支持させて、駆動装置36により吊り索状物35を介して簾状部材28(又は28b,28c,28d)を移動させ、ダクト3の壁面へのダストの付着を抑制すると共に、壁面に付着したダストの払い落しをすることができるようにしたものである。
なお、図11では、簾状部材28をダクト3内を排ガス2の流れ方向に移動させるようにしたものを示したが、排ガス2の流れ方向と直交する横方向へ移動させるようにすることが可能である。
この実施の形態によれば、ダクト3の内壁面に付着するダストを除去することができ、これによりダクト3内にダストが付着して流路を狭めて圧力損失が上昇するというトラブルを事前に防止することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、たとえば、排ガス2は、燃焼炉から排出されたものとして説明したが、灰溶融炉から排出される排ガスを下流の集塵装置を経て煙突より大気へ放出させるようにする場合においても採用できることは勿論であり、又、燃焼炉、溶融炉の下流設備のみならず、排ガス中に飛灰を同伴する各種設備に適用することができるものである。
又、図7(イ)(ロ)(ハ)、図8、図9、図10に示した各簾状部材の外側面に掻き取り板を取り付ける等により凹凸部を形成するようにすることは任意であり、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の装置をガス冷却塔の内壁面に沿わせて配置した状態を示すもので、(イ)は概略切断側面図、(ロ)は(イ)の切断平面図である。 本発明の装置における簾状部材の一例を示すもので、(イ)は正面図、(ロ)は(イ)のA方向からの支持部材と吊り索状物とチェーンとの取り付け状態を示す拡大切断斜面図である。 図1のB部の拡大断面図である。 図2(イ)に示す連結部材とチェーンの連結方式の一例を示すもので、(イ)は一部の背面図、(ロ)は(イ)のC−C断面図、(ハ)は連結方式の他の例の正面図、(ニ)は(ハ)のD−D断面図である。 本発明の実施の他の形態として、簾状部材の外側面に掻き取り板を取り付けた例を示すもので、(イ)は一部の背面図、(ロ)は(イ)のE−E断面図である。 本発明の実施の他の形態として、図2(イ)に示す簾状部材のチェーンの一部を大きくして掻き取り機能を持たせた状態を示す側面図である。 本発明の装置で用いる簾状部材の他の例を示すもので、(イ)は正面図、(ロ)は棒材と支持部材の取付状態を示す拡大正面図、(ハ)は(ロ)の側面図である。 簾状部材の別の例を示す正面図である。 簾状部材の更に別の例を示す正面図である。 簾状部材の更に他の例を示す正面図である。 本発明の装置をダクトの内壁面に配置した状態の一例を示す概略断面図である。 従来の燃焼炉を備えた燃焼設備の概要図である。 図12に示すガス冷却塔の一例の概略を示す切断側面図である。 従来のガス冷却塔の内壁に付着したダストを除去するようにした装置の概要を示す切断側面図である。 従来のダクト内壁面への付着物を除去するようにしたものの切断面図である。
符号の説明
2 排ガス
3 ダクト
6 ガス冷却塔
28,28a,28b,28c,28d 簾状部材
29 チェーン
30 支持部材
31 支持部材
35 吊り索状物
36 駆動装置
50 掻き取り板(凹凸部)
51 棒材
56 網材
57,57a 棒材又は板材
58 格子状構造物

Claims (8)

  1. ダストを含む排ガスが流通する排ガス流通路の内壁面に、所要の長さ及び幅を有する簾状部材を沿わせて配置し、該簾状部材を吊り上げてから落下させるように該簾状部材の長手方向の一端部を駆動装置に吊下げ支持させ、上記簾状部材が位置する排ガス流通路の内壁面へのダストの付着の抑制と該排ガス流通路内壁面に付着したダストの払い落しを行わせるようにした構成を有することを特徴とする排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
  2. 排ガス流通路の内壁面が、ガス冷却塔の内壁面であり、且つ簾状部材を周方向に配置して、駆動装置に吊下げ支持させるようにした請求項1記載の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
  3. 排ガス流通路の内壁面が、排ガスダクトの内壁面であり、該ダクトの内壁面に沿わせた簾状部材を駆動装置に吊下げ支持させた請求項1記載の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
  4. 簾状部材が、平行に配した複数本のチェーンと、該複数本のチェーンの長手方向の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにした請求項1、2又は3記載の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
  5. 簾状部材が、平行に配した複数本の棒材と、該複数本の棒材の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにした請求項1、2又は3記載の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
  6. 簾状部材が、所要の長さ及び幅に形成した網材と、該網材の長手方向の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにした請求項1、2又は3記載の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
  7. 簾状部材が、長手方向に延びる複数本の細長い板材又は棒材と長手方向と直角方向に延びる複数本の細長い板材又は棒材とからなる所要の長さ及び幅の格子状構造体と、該格子状構造体の長手方向の両端部にそれぞれ取り付けた支持部材とからなるものであり、長手方向の一端部の支持部材を駆動装置に吊下げ支持させるようにした請求項1、2又は3記載の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
  8. 簾状部材の外側面に凹凸部を設けるようにした請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の排ガス流通路内壁面へのダスト付着抑制兼付着ダスト払落し装置。
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