JP2006153175A - 直線駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 モータの回転を減速輪列で減速して可動体を駆動するように構成した場合でも、停電時に可動体が後退した際に減速輪列に欠歯などの不具合が発生しない直線駆動装置を提供すること。
【解決手段】 直線駆動装置1では、ステッピングモータ20への通電が停止されたときに復帰動作用コイルバネ60が作動して最終歯車体34が逆回転すると、その回転は、減速機構30によって増速した状態でロータ26に伝達され、ロータ26が高速回転する。但し、最終歯車体34が急停止しても、ロータ26の慣性による回転は、クラッチ用コイルバネ70を用いたワンウエイクラッチで遮断され、減速輪列30に伝達されない。従って、減速歯車30を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生しない。
【選択図】 図2
【解決手段】 直線駆動装置1では、ステッピングモータ20への通電が停止されたときに復帰動作用コイルバネ60が作動して最終歯車体34が逆回転すると、その回転は、減速機構30によって増速した状態でロータ26に伝達され、ロータ26が高速回転する。但し、最終歯車体34が急停止しても、ロータ26の慣性による回転は、クラッチ用コイルバネ70を用いたワンウエイクラッチで遮断され、減速輪列30に伝達されない。従って、減速歯車30を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生しない。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ガス流量制御装置のニードル弁などを駆動するための直線駆動装置に関するものである。
ガス流量制御装置のニードル弁などを直線駆動するには、ステッピングモータのモータ出力軸とスライダとの間に構成したネジ機構によってスライダを直線駆動し、ニードル弁を駆動している(例えば特許文献1参照)。
特開2002−310424号公報
しかしながら、ネジ機構によってモータ出力軸の回転をスライダの直線移動に変換する構成では、スライダの位置精度が低いという問題点がある。
そこで、本願出願人は、モータの回転を減速機構を介して伝達することを提案する。但し、このように構成した場合には、停電時、最終歯車体を逆回転させて可動体を後退させようとすると、その回転は減速輪列を逆方向に増速した状態で伝達され、ロータが高速回転する。それ故、最終歯車体の逆回転を急停止させると、減速輪列は回転を停止するが、ロータは慣性力で回転し続けようとするため、減速歯車を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生するという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、モータの回転を減速輪列で減速して可動体を駆動するように構成した場合でも、停電時に可動体が後退した際に減速輪列に欠歯などの不具合が発生しない直線駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明では、可動体を軸線方向に直動させる直線駆動装置であって、モータと、該モータの回転を減速して伝達する減速輪列と、該減速輪列の最終歯車体の正回転動作を変換して前記可動体に伝達することにより前記可動体を軸線方向に前進させる変換機構と、前記モータの通電が停止されたときに前記最終歯車体を逆方向に回転させる復帰機構とを有し、前記モータのロータと前記減速輪列との間には、前記最終歯車体が逆方向に回転した後、急停止した際、前記モータのロータの慣性による回転の前記減速輪列への伝達を阻止するワンウエイクラッチが構成されていることを特徴とする。
本発明では、モータの通電が停止されたときに復帰機構が作動して最終歯車体が逆回転すると、その回転は、減速輪列によって増速してロータに伝達され、ロータが高速回転するが、最終歯車体が急停止した際、モータのロータの慣性による回転は、ワンウエイクラッチで遮断され、減速輪列に伝達されない。従って、減速歯車を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生しない。
本発明において、前記モータは、例えば、ステッピングモータである。ステッピングモータを用いれば、可動体の位置をさらに精度よく制御できる。
本発明において、前記ワンウエイクラッチは、前記ロータと前記減速輪列との間において前記最終歯車体を正回転させる際には巻き締まるように配置されたクラッチ用コイルバネを備えていることが好ましい。
本発明に係る構成は、前記モータにおいて、ステータとロータとの間に仕切り壁が形成されている場合に効果的である。すなわち、前記モータにおいて、ステータとロータとの間に仕切り壁が形成されている場合、ステッピングモータを用いた場合でも、ステータとロータとの間に作用する保持力が小さいので、最終歯車体が逆回転した際、ロータが高速回転してしまうが、本発明によれば、このような場合でも、減速歯車を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生するのを確実に防止することができる。
本発明に係る直線駆動装置では、最終歯車体が逆回転すると、その回転は、減速輪列によって増速してロータに伝達され、ロータが高速回転するが、最終歯車体が急停止した際、モータのロータの慣性による回転は、ワンウエイクラッチで遮断され、減速輪列に伝達されない。従って、減速歯車を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生しない。
以下、添付図面に基づいて、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(全体構成)
図1および図2はそれぞれ、本発明に係る直線駆動装置の外観図およびその断面図である。
図1および図2はそれぞれ、本発明に係る直線駆動装置の外観図およびその断面図である。
図1および図2において、本形態の直線駆動装置1は、可動体40の軸線方向Lの移動によって、ガス流量制御装置のニードル弁(図示せず)などを直線駆動するための装置である。この直線駆動装置1は、まず、駆動源としてのステッピングモータが収納される下ケース11と、可動体40などが収納される上ケース13と、下ケース11と上ケース13とを連結させる中ケース15(図1では図示を略)とを有している。また、中ケース15の内側にはスリーブ17が固定されている。下ケース11にはステッピングモータ20への給電を行うための端子台28が形成され、そこに固着された端子281にはフレキシブル配線基板280(図1では図示を略)が接続されている。
下ケース11の内部は、カップ状の密閉ケース14によって2つの空間に仕切られており、この密閉ケース14のフランジ部分は、下ケース11のフランジ部と中ケース15のフランジ部を連結した状態でこれらのフランジ部の間に保持され、かつ、密閉ケース14の内側はOリング16によって密閉されることになる。
ここで、上ケース13の上端部には、その円形の開口の中央を跨ぐように支持部130が形成されている一方、密閉ケース14の底部には小さな凹部140が形成されており、支持部130の孔135と密閉ケース14の凹部140によって支軸19の両端が固定されている。
(減速輪列、斜面カム機構の構成)
図3および図4はいずれも、本発明に係る直線駆動装置に用いた減速輪列、斜面カム機構および可動体を示す斜視図である。図5は、本発明に係る直線駆動装置に用いたストッパ機構の斜視図である。
図3および図4はいずれも、本発明に係る直線駆動装置に用いた減速輪列、斜面カム機構および可動体を示す斜視図である。図5は、本発明に係る直線駆動装置に用いたストッパ機構の斜視図である。
本形態の直線駆動装置1では、以下に詳述するように、下段側から上段側に向かって、駆動源としてのステッピングモータ20、減速輪列30、可動体40が配置されている。
まず、密閉ケース14の外周側には、駆動コイル21を備えた環状のステータ23が配置され、その内側にはロータマグネット26を備えたロータ27が形成されている。ここで、ステータ23の内周面にはヨーク22の極歯が周方向に配置され、ロータマグネット26の外周面は周方向に分極着磁されている。
また、図3および図4に示すように、ロータ27の上方位置には、第1の歯車体31、第2の歯車体32、第3の歯車体33、および最終歯車体34を備えた減速輪列30が地板18上に構成されている。ここで、最終歯車体34は、その外周側下半部に外歯340を備え、支軸19に回転可能な状態で支持されている。
最終歯車体34の上部は、上方に向けて開口する円筒部348になっており、この円筒部348の内部には、その上方位置に配置された丸棒状の可動体40の下端部が嵌っている。この可動体40も支軸19に回転可能な状態で支持され、かつ、可動体40と最終歯車体34とは独立して回転可能である。
最終歯車体34の上端縁には、上向きの傾斜カム面345が1重に形成されている一方、可動体40の外周面には下向きの傾斜カム面445が1重に形成されており、これらの傾斜カム面345、445によって斜面カム機構50が構成されている。また、可動体40の上半部は、軸線方向に延びる溝43によって2つの横断面半円形の柱状部41、42に分割されており、かつ、2つの柱状部41、42の各上端部はそれぞれ、上ケース13の上端部において支持部130によって分割された半円形の開口131、132に嵌って、可動体40の供回り防止機構51が構成されている。従って、本形態では、斜面カム機構50および供回り防止機構51によって、最終歯車体34の矢印CCW(図3、図4参照)で示す正回転動作を変換して可動体40に伝達することにより可動体40を軸線方向上側に向けて前進させる変換機構55が構成されている。
このように構成した直線駆動装置1では、ステッピングモータ20に通電してロータ27を回転させ、この回転の減速輪列30を介して減速した後、最終歯車体34の回転を変換機構55を介して可動体40に伝達する。その際、最終歯車体34が正方向(図3、図4に矢印CCWで示す方向)に回転すると、その回転が変換機構55を介して可動体40に伝達されて、可動体40は、軸線方向において矢印Aで示す方向に前進し、ガス流量制御装置のニードル弁(図示せず)を開方向に移動させる。
ここで、最終歯車体34および可動体40の傾斜カム面345、445は1重に形成されており、可動体40の動作は、最終歯車体34の1回転以下の動作で可動体40の前進動作が完了する。従って、本形態では、図5に示すように、最終歯車体34のフランジ部の底面に突起349を形成する一方、スリーブ17の上端面に突起149を形成し、これらの突起149、349が度当たりすることにより、最終歯車体34の1回転以上の回転を阻止するストッパ80が形成されている。ここで、ストッパ80は、以下に説明する停電の動作において、最終歯車体34が逆方向に回転した際に最終歯車体34を停止させるストッパとしても機能する。
(停電対策)
図6(a)、(b)は、本発明に係る直線駆動装置において最終歯車体体に復帰機構を組み込んだ状態の斜視図、および復帰機構を構成するコイルバネの斜視図である。図7(a)、(b)は、本発明に係る直線駆動装置においてロータにワンウエイクラッチを組み込んだ状態の斜視図、およびワンウエイクラッチを構成するコイルバネの斜視図である。
図6(a)、(b)は、本発明に係る直線駆動装置において最終歯車体体に復帰機構を組み込んだ状態の斜視図、および復帰機構を構成するコイルバネの斜視図である。図7(a)、(b)は、本発明に係る直線駆動装置においてロータにワンウエイクラッチを組み込んだ状態の斜視図、およびワンウエイクラッチを構成するコイルバネの斜視図である。
本形態の直線駆動装置1において停電が発生すると、ガス流量制御装置では、1秒以内にニードル弁を完閉位置に移動させる必要がある。このような復帰動作を行うにあたって、本形態では、変換機構55として斜面カム機構50を採用したこと、および可動体40はガス流量調整装置の側から後退する方向に付勢されていることを利用して、以下の復帰機構などが構成されている。
まず、本形態では、可動体40が前進した状態でステッピングモータ20への給電が停止した際に可動体40を後退させるための復帰機構として、図6(a)(b)に示す復帰動作用コイルバネ60が搭載されている。すなわち、復帰動作用バネ60の一方端61は、上ケース13(固定部材)の内側のフック部137に掛けられ、復帰動作用バネ60の他方端62は、最終歯車体34のフック部347に掛けられている。ここで、復帰動作用コイルバネ60は、最終歯車体34を逆回転方向に付勢する方向にある程度、変形した状態で組み込まれている。
このような復帰動作用コイルバネ60を配置した場合も、通常時、ステッピングモータ20に給電してロータ27を回転させて最終歯車体34を正方向(図3、図4に矢印CCWで示す方向)に回転させる際には、その駆動力が復帰動作用コイルバネ60の形状復帰力に打ち勝っているので、最終歯車体34を正方向に回転させ、可動体40を前進させることができる。
但し、復帰動作用コイルバネ60の形状復帰力は、ステッピングモータ20のコギングトルクによって最終歯車体34を停止させようとする力よりも大きい。従って、ステッピングモータ20への給電が停止すると、復帰動作用コイルバネ60は、その形状復帰力によって最終歯車体34を逆方向(図3、図4に矢印CWで示す方向)に回転させる。その結果、可動体40は、ガス流量制御装置からの付勢力で、図1〜図4に矢印Bで示す方向に後退するので、ガス流量制御装置では1秒以内にニードル弁が完閉位置に移動する。
このような復帰動作が行われる際、最終歯車体34が逆方向に回転すると、その回転は減速輪列30を逆方向に増速した状態で伝達され、ロータ27が高速回転する。しかも、本形態では、ステッピングモータ20において、ステータ23とロータ27との間に密閉ケース14(仕切り壁)が存在し、ステータ23とロータ27との間に作用するコギングトルクが小さい。さらにまた、最終歯車体34の逆回転はストッパ80の作動により急停止する。このため、減速輪列30は回転を停止した際、ロータ27は慣性力で回転し続けようとするため、このままでは、減速歯車を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生するおそれがある。
そこで、本形態では、図2および図7(a)に示すように、図7(b)に示すクラッチ用コイルバネ70を利用して、ロータ27の慣性による回転の減速輪列30への伝達を阻止するワンウエイクラッチが構成されている。すなわち、本形態では、ロータ27と減速輪列30の第1の歯車体31を各々独立して構成し、かつ、図7(b)に示すクラッチコイルバネ70の一方端71をロータ27内の溝などに掛ける一方、クラッチ用コイルバネ70の一方端を第1の歯車体31の溝などに掛けてある。このため、クラッチ用コイルバネ70は、ロータ27と減速輪列30との間において最終歯車体34を正回転させる際には巻き締まって回転を伝達するが、ロータ27の慣性力による回転は、クラッチ用コイルバネ70を緩めるだけで減速輪列30の第1の歯車に伝達されない。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、ステッピングモータ20の正回転動作を変換して可動体40を軸線方向に前進させる変換機構55として斜面カム機構50が用いられているため、ネジ機構と比較して、リード角を大きくできる。従って、可動体40を移動させる際、最終歯車体34の1回転以下の回転動作で可動体40の移動を完了することができる。また、斜面カム機構50であれば、停電時、復帰動作用バネ60の付勢力などといった小さな力で最終歯車体34を逆回転させて可動体40を後退させることができる。また、ステッピングモータ20を駆動源として用いたため、可動体40の位置を高い精度で制御することができる。
以上説明したように、本形態では、ステッピングモータ20の正回転動作を変換して可動体40を軸線方向に前進させる変換機構55として斜面カム機構50が用いられているため、ネジ機構と比較して、リード角を大きくできる。従って、可動体40を移動させる際、最終歯車体34の1回転以下の回転動作で可動体40の移動を完了することができる。また、斜面カム機構50であれば、停電時、復帰動作用バネ60の付勢力などといった小さな力で最終歯車体34を逆回転させて可動体40を後退させることができる。また、ステッピングモータ20を駆動源として用いたため、可動体40の位置を高い精度で制御することができる。
さらに、斜面カム機構50に用いられた傾斜カム面は、最終歯車体34の1回転以下の動作で可動体40の前進動作を完了させるため、可動体40を応答ヨーク22駆動することができる。また、傾斜カム面を1重に形成すればよいので、構造を簡素化できる。また、1重の傾斜カム面であり、かつ、最終歯車体34に形成された傾斜カム面は、可動体40の前進方向に向いているため、直線駆動装置1を組み立てる際、最終歯車体34および可動体40を同一方向から順次、組み込んでいく方法でカム機構を組み立てることができる。このように構成すれば、直線駆動装置1を組み立てる際、最終歯車体34および可動体40を同一方向から順次、組み込んでいく方法でカム機構を組み立てることができる。
また、復帰機構に用いた復帰動作用コイルバネは、最終歯車体34を逆回転方向に付勢する方向に変形した状態で組み込まれているため、最終歯車体34がどのような回転位置にあっても、停電の際、最終歯車体34を逆回転させて可動体40を後退させることができる。
さらに、クラッチ用コイルバネ70を利用して、ロータ27と減速輪列30との間には、最終歯車体34が逆方向に回転した後、急停止した際、ロータ27の慣性による回転の減速輪列30への伝達を阻止するワンウエイクラッチが構成されているため、最終歯車体34が急停止しても、モータのロータ27の慣性による回転が減速輪列30に伝達されることがないので、減速歯車を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生しない。とりわけ、本形態では、ステータ23とロータ27との間に密閉ケース14が開示しているため、ステータ23とロータ27との間に作用するコギングトルクが小さいので、最終歯車体34が逆回転した際、ロータ27が高速回転してしまうが、本形態によれば、このような場合でも、減速歯車を構成する歯車に欠歯などの不具合が発生するのを確実に防止することができる。
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形可能である。例えば、ワンウエイクラッチとしては、クラッチ用コイルバネ70に代えて、ラチェット機構などを用いてもよい。また、復帰機構には、復帰用コイルバネ60に代えて、ゼンマイなどを用いてもよい。さらに、斜面カム機構50としては、最終歯車と可動体40とを部分的に軸線と直交する方向で重ね合わせ、その重ね合わせ部分に斜面カム機構50を構成してもよい。
1 直線駆動装置
14 密閉ケース(仕切り壁)
19 支軸
20 ステッピングモータ
27 ロータ
30 減速輪列
34 最終歯車体
40 可動体
50 斜面カム機構
51 供回り防止機構
55 変換機構
60 復帰動作用コイルバネ(復帰機構)
70 クラッチ用コイルバネ(ワンウエイクラッチ)
80 ストッパ
345、445 傾斜カム面
14 密閉ケース(仕切り壁)
19 支軸
20 ステッピングモータ
27 ロータ
30 減速輪列
34 最終歯車体
40 可動体
50 斜面カム機構
51 供回り防止機構
55 変換機構
60 復帰動作用コイルバネ(復帰機構)
70 クラッチ用コイルバネ(ワンウエイクラッチ)
80 ストッパ
345、445 傾斜カム面
Claims (5)
- 可動体を軸線方向に直動させる直線駆動装置であって、
モータと、該モータの回転を減速して伝達する減速輪列と、該減速輪列の最終歯車体の正回転動作を変換して前記可動体に伝達することにより前記可動体を軸線方向に前進させる変換機構と、前記モータの通電が停止されたときに前記最終歯車体を逆方向に回転させる復帰機構とを有し、
前記モータのロータと前記減速輪列との間には、前記最終歯車体が逆方向に回転した後、急停止した際、前記モータのロータの慣性による回転の前記減速輪列への伝達を阻止するワンウエイクラッチが構成されていることを特徴とする直線駆動装置。 - 請求項1において、前記モータは、ステッピングモータであることを特徴とする直線駆動装置。
- 請求項1または2において、前記ワンウエイクラッチは、前記ロータと前記減速輪列との間において前記最終歯車体を正回転させる際には巻き締まるように配置されたクラッチ用コイルバネを備えていることを特徴とする直線駆動装置。
- 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記最終歯車体が逆方向に回転した際に当該最終歯車体を停止可能なストッパが構成されていることを特徴とする直線駆動装置。
- 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記モータでは、ステータとロータとの間に仕切り壁が形成されていることを特徴とする直線駆動装置。
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ITTO20050842 ITTO20050842A1 (it) | 2004-11-30 | 2005-11-29 | Dispositivo azionatore lineare |
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- 2004-11-30 JP JP2004345943A patent/JP2006153175A/ja active Pending
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