JP2006151531A - ばね搬送装置 - Google Patents

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JP2006151531A JP2004341233A JP2004341233A JP2006151531A JP 2006151531 A JP2006151531 A JP 2006151531A JP 2004341233 A JP2004341233 A JP 2004341233A JP 2004341233 A JP2004341233 A JP 2004341233A JP 2006151531 A JP2006151531 A JP 2006151531A
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尚雄 手塚
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Abstract

【課題】 ばね搬送装置において、ストレート形状のばねだけでなく、コイル軸が湾曲した形状のばね、座面がコイル軸に対して傾いたS形状のばね等多様な形状のばねでも確実に保持して搬送すること。
【解決手段】 相対するばね保持治具21、22によりばね1の両端部を保持して搬送するばね搬送装置10において、ばね保持治具21、22がばね1の座面に当接する鋸歯状保持部21A、22Aを備えるもの。そして、鋸歯状保持部の両端部に谷を設けるもの。また、相並ぶ2個の鋸歯状保持部を備えるもの。
【選択図】 図3

Description

本発明はばね搬送装置に関する。
ばね製造ラインでは、特許文献1に記載の如く、例えばコイリング工程から熱処理工程を経たばねをセッチング工程以降の各工程へ搬送するに際し、相対するばね保持治具によりばねの両端部を保持して搬送することとしている。従来のばね保持治具は、ばねを軸方向で挟持するアームにピンを突出し、このピンにばねの座巻の内周を引っかけることにてばねを保持するものである。
特開2000-345238
近年のばね製造ラインにより製造されるばねは、ストレート形状のばねだけでなく、コイル軸が湾曲した形状のばね、座面がコイル軸に対して傾いた形状のばね等多様である。そして、ばね保持治具のピンによりばねの座巻の内周を引っかける方法では、湾曲形状のばねや座面が傾いたばねを保持できないことがある。
本発明の課題は、ばね搬送装置において、どんな形状のばねでも確実に保持して搬送することにある。
請求項1の発明は、相対するばね保持治具によりばねの両端部を保持して搬送するばね搬送装置において、ばね保持治具がばねの座面に当接する鋸歯状保持部を備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記ばね保持治具が、鋸歯状保持部の両端部に谷を設けたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において更に、前記ばね保持治具が、相並ぶ2個の鋸歯状保持部を備えたものである。
(請求項1)
(a)相対するばね保持治具がばねを両端部から挟持するとき、各ばね保持治具の鋸歯状保持部がばねの座面に当接する。ばねがコイル軸の湾曲やコイル軸に対する座面の傾き等により、ばねの座面がどの方向を向いていても、ばねの座巻の線材が鋸歯状保持部の山から谷にスライドして該谷に確実に保持され、搬送途中で落ちることなく保持される。
(請求項2)
(b)ばね保持治具が鋸歯状保持部の両端部に谷を設けることにより、少なくとも2つの谷を備えるものになり、ばねの座巻の線材をいずれかの谷で確実に保持できる。ばねがコイル軸の周囲180度以上に渡る、換言すれば1/2巻以上の座巻を備えるときには、2つの谷によりばねの直径部分を保持し得る可能性もある。
(請求項3)
(c)ばね保持治具が相並ぶ2個の鋸歯状保持部を備えることにより、ばねの1/4巻以上の座巻の線材を各鋸歯状保持部が備える少なくとも2つの谷を含む、少なくとも全4つの谷のうちの2つ以上の谷で保持し、ばねの回転を防止できる。
図1はばね搬送装置を示す正面図、図2はばね搬送装置を示す側面図、図3はばね搬送装置のばね保持状態を示す正面図、図4はばね搬送装置のばね保持状態を示す側面図である。
図1、図2のばね搬送装置10は、ばね製造ラインで、例えばコイリング工程から熱処理工程を経たばね1をセッチング工程以降の各工程へ搬送するのに用いられる。従って、ばね搬送装置10は、熱処理工程とセッチング工程の間、セッチング工程と座面研削工程の間、座面研削工程とショットピーニング工程の間、ショットピーニング工程と塗装工程の間のそれぞれに設備される。
ばね搬送装置10は、架台11に固定した左右ガイドレール12(図2における左右を左右と称するものとする)を前工程の払い出し位置から次工程の投入位置に渡るように延在し、左右動フレーム13をガイドレール12に横架し、不図示の左右動シリンダにより左右動フレーム13をガイドレール12に沿って左右動可能にする。左右動フレーム13は上下ガイドロッド14を備え、上下動フレーム15をガイドロッド14に支持し、上下動シリンダ16により上下動フレーム15をガイドロッド14に沿って上下動可能にする。上下動フレーム15は旋回フレーム17を旋回可能に備え、旋回アクチュエータ18により旋回フレーム17を上下動フレーム15に対して旋回可能にする。
ばね搬送装置10は、旋回フレーム17に左右各1組のばね保持装置20、30を備える。一方のばね保持装置20は旋回フレーム17の固定台17Aに対して左右方向に関し固定される。他方のばね保持装置30は旋回フレーム17に設けたスライドガイド41に支持された可動台17Bに取着され、シリンダ42によりスライドガイド41に沿って左右方向に可動とされる。これにより、ばね保持装置20、30が取り扱うばね1のコイル径等によりばね保持装置20、30の配置間隔を調整可能にする。
ばね搬送装置10は、各ばね保持装置20、30のそれぞれにより各1個のばね1を、前工程の払い出し位置から保持して、次工程の投入位置にまで搬送可能にするものであり、両ばね保持装置20、30により同時に2個のばね1を搬送可能にする2連式である。
ばね保持装置20は、図3、図4に示す如く、相対するばね保持治具21、22により、ばね1の両端部を保持して搬送する。一方のばね保持治具21は旋回フレーム17の固定台17Aに固定された固定アーム23に固定される。他方のばね保持治具22は旋回フレーム17の固定台17Aに設けたスライドガイド24に支持された可動アーム25に取着され、シリンダ26によりスライドガイド24に沿って可動とされる。これにより、ばね保持治具21とばね保持治具22はばね1を挟持するように相対移動する。
ばね保持治具21(22も同じ)は、相並ぶ2個の鋸歯状保持部21A、21A(ばね保持治具22については鋸歯状保持部22A、22A)を備える(唯1個の鋸歯状保持部21Aを備えるものでも可)。各鋸歯状保持部21Aは、ばね1の座面に当接する山と谷(又は溝)を備え、本実施例では上下両端部を含む上中下3ヶ所に谷(又は溝)21B(ばね保持治具22は谷22B)を設けてある(谷21B、22Bは各鋸歯状保持部21A、22Aの少なくとも両端2ヶ所にあれば可)。谷21B、22Bの谷の深さはばね1の線径より深いことが好ましい。
ばね保持装置30もばね保持装置20と実質的に同一構成であり、相対するばね保持治具31、32により、ばね1の両端部を保持して搬送する。一方のばね保持装置31は旋回フレーム17の可動台17Bに固定された固定アーム33に固定される。他方のばね保持装置30には旋回フレーム17の可動台17Bに設けたスライドガイド34に支持された可動アーム35に取着され、シリンダ36によりスライドガイド34に沿って可動とされる。これにより、ばね保持治具31とばね保持治具32は、ばね1を挟持するように相対移動する。
ばね保持治具31(ばね保持治具32も同じ)は、相並ぶ2個の鋸歯状保持具31A、31A(ばね保持治具32については鋸歯状保持部32A、32A)を備える(唯1個の鋸歯状保持部31Aを備えるものでも可)。各鋸歯状保持部31Aは、ばね1の座面に当接する山と谷(又は溝)を備え、本実施例では上下両端部を含む上中下3ヶ所に谷(又は溝)31B(ばね保持治具32は谷32B)を設けてある(谷31B、32Bは各鋸歯状保持部31A、32Aの少なくとも両端2ヶ所にあれば可)。谷31B、32Bの谷の深さはばね1の線径より深いことが好ましい。
以下、ばね搬送装置10のばね搬送動作について説明する。
(1)左右動フレーム13、上下動フレーム15、旋回フレーム17を制御し、旋回フレーム17が備えるばね保持装置20、30を例えば熱処理工程(熱処理炉)の出側の払い出し位置に払い出されたばね1に対して位置付ける。コイル軸が湾曲した形状のばね1にあっては、熱処理炉から払い出された払い出し台の上でその座面の向きを不特定(ばらばら)にしている。
(2)ばね保持装置20(ばね保持装置30も同じ)の相対するばね保持治具21、22の間にばね1を入れてからそれらを互いに相対接近移動し、ばね保持治具21の2個の鋸歯状保持部21A、21Aとばね保持治具22の2個の鋸歯状保持部22A、22Aの間にばね1の両端部を挟持する。ばね1の両端部で、それらの座巻の線材を各鋸歯状保持部21Aの谷21Bと各鋸歯状保持部22Aの谷22Bのそれぞれによって保持する。ばね1の両端部の座面の向きがいずれの方向に向いていても、ばね1の両端部の座巻の線材は鋸歯状保持部21A、21Aと鋸歯状保持部22A、22Aの山から谷21B、22Bにスライドして該谷21B、22Bに保持される。
(3)上下動フレーム15の上昇、左右動フレーム13の横移動、旋回フレーム17の旋回動作により、ばね保持装置20(30)が保持したばね1を次工程への投入位置に対し所望の姿勢となるように搬送し、相対するばね保持治具21、22を相対離隔移動し、ばね保持治具21の鋸歯状保持部21A、21Aとばね保持治具22の鋸歯状保持部22A、22Aの間からばね1を解放する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)相対するばね保持治具21、22(31、32)がばね1を両端部から挟持するとき、各ばね保持治具21、22(31、32)の鋸歯状保持部21A、22A(31A、32A)がばね1の座面に当接する。ばね1がコイル軸の湾曲やコイル軸に対する座面の傾き等により、ばね1の座面がどの方向を向いていても、ばね1の座巻の線材が鋸歯状保持部21A、22A(31A、32A)の山から谷21B、22B(31B、32B)にスライドして該谷21B、22B(31B、32B)に確実に保持され、搬送途中で落ちることなく保持される。
(b)ばね保持治具21、22(31、32)が鋸歯状保持部21A、22A(31A、32A)の両端部に谷21B、22B(31B、32B)を設けることにより、少なくとも2つの谷21B、22B(31B、32B)を備えるものになり、ばね1の座巻の線材をいずれかの谷21B、22B(31B、32B)で確実に保持できる。ばね1がコイル軸の周囲180度以上に渡る、換言すれば1/2巻以上の座巻を備えるときには、2つの谷21B、22B(31B、32B)によりばね1の直径部分を保持し得る可能性もある。
(c)ばね保持治具21、22(31、32)が相並ぶ2個の鋸歯状保持部21A、22A(31A、32A)を備えることにより、ばね1の1/4巻以上の座巻の線材を各鋸歯状保持部21A、22A(31A、32A)が備える少なくとも2つの谷21B、22B(31B、32B)を含む、少なくとも全4つの谷21B、22B(31B、32B)のうちの2つ以上の谷21B、22B(31B、32B)で保持し、ばね1の回転を防止できる。
ばね保持装置20(30)のばね保持治具21の鋸歯状保持部21A、ばね保持治具22の鋸歯状保持部22Aにより、コイル軸が湾曲した形状のばね1、座面がコイル軸に対して傾いた形状のばね1等でも、それらばね1の座面の向きを予め調整することなく、それら座面を確実に保持でき、搬送途中で脱落させることがない。また、ばね1の座巻径を異にする複数品種のばね1についても、ばね保持治具21、22の鋸歯状保持部21A、22Aの山から谷へのテーパ部の存在により、各ばね1の両端座面をセンタリングしつつ保持でき、ばね保持治具21、22の交換なしに複数品種のばね1に対応できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1はばね搬送装置を示す正面図である。 図2はばね搬送装置を示す側面図である。 図3はばね搬送装置のばね保持状態を示す正面図である。 図4はばね搬送装置のばね保持状態を示す側面図である。
符号の説明
1 ばね
10 ばね搬送装置
21、22、31、32 ばね保持治具
21A、22A、31A、32A 鋸歯状保持部
21B、22B、31B、32B 谷

Claims (3)

  1. 相対するばね保持治具によりばねの両端部を保持して搬送するばね搬送装置において、
    ばね保持治具がばねの座面に当接する鋸歯状保持部を備えることを特徴とするばね搬送装置。
  2. 前記ばね保持治具が、鋸歯状保持部の両端部に谷を設けた請求項1に記載のばね搬送装置。
  3. 前記ばね保持治具が、相並ぶ2個の鋸歯状保持部を備えた請求項2に記載のばね搬送装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03256915A (ja) * 1990-02-28 1991-11-15 Toray Eng Co Ltd 多孔治具への頭付きピン状体群の挿入方法
JPH07251375A (ja) * 1994-03-15 1995-10-03 Fried Krupp Ag Hoesch Krupp 圧縮コイルばねのためのボールショットピーニング装置

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