JP2006151025A - コロ部材およびキャビネット用車輪機構 - Google Patents

コロ部材およびキャビネット用車輪機構 Download PDF

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Abstract

【課題】
耐久性に優れ、且つ、高いロック性能を発揮し、また、ゴミや埃等が軸受に溜まることによるロック性能の低下を防ぐことができるキャビネットなどの家具用車輪であるコロ部材を提供する。
【解決手段】
本発明は、本体ケース10と、本体ケース10の内部に設置されているスライドストッパー30と小車輪20からなり、本体ケース10及びスライドストッパー30や小車輪20は樹脂製とされ、該スライドストッパー30のストッパー突起32の嵌合溝と小車輪20の側面に形成されるボス211を該嵌合溝に挿入可能とされると共に、該ストッパー突起の先端を軸受部22に当接可能とされるコロ部材とするものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ワゴンやキャビネット本体の下面に取り付けられた車輪の回転を確実に停止させることができる車輪のロック機構を備えたワゴンなどの家具用車輪に関するものである。
今日、ワゴンやキャビネットの本体の下面には、回転軸が固定されたコロや水平方向に任意に回転軸が変化可能なキャスターが設けられ、キャスターやコロの車輪は床を傷つけないために硬質ゴムや樹脂製のものが用いられており、4輪をキャスターとされるものや前の2輪がキャスターで後の2輪がコロとされるものがある。
また、ワゴンやキャビネットの本体が不用意に移動しないようにするためのロック装置が設置されているものがある。このロック装置としては、金属製の制動部材を樹脂製の車輪に嵌合させることで車輪を固定するものが多く用いられている。例えば、特許文献1に示すような、車輪と同軸にブレーキギアが固定され、該ブレーキギアに歯合するギアストッパーを備えるワゴンのロック装置がある。
実開昭57−194803
前述のように、従来のロック装置はブレーキギアとギアストッパーとの歯合により車輪をロックさせる構造のため、車輪をロックさせるための反力を得られるのは該歯合部のみであり該歯合部に応力が集中していた。
このため、この応力に耐えうる必要な強度を有するものとするために、ブレーキギアとギアストッパーのいずれか一方を金属製とし、他方を樹脂製とすることが多く、ロック時に板金部品が樹脂部品を削ることとなり、耐久性に問題があった。
そこで本発明はこのような欠点を排除し、ロック時に樹脂部品を削ることなく、且つ、確実にロックすることのできるのワゴンやキャビネットなどの家具に設置するロック機構を備えた車輪を提供するものである。
本発明は、本体ケースと、本体ケース内部を水平方向に摺動可能に設置されているスライドストッパーと、該本体ケースの内側に回転自在に軸止される小車輪からなり、本体ケース及びスライドストッパーや小車輪は樹脂製とされ、小車輪の両端側面に柱体のボスが円周状に複数個列設され、スライドストッパーが前進すると小車輪のボスと係合するコロ部材とするものである。
これにより、歯車機構の歯合により小車輪をロックするのではなくボスとストッパー突起との係合により小車輪をロックすることができ、また、本体ケース内にスライドストッパーや小車輪を組み込むため、ゴミや埃等のロック部への侵入を防ぐことができる。
またスライドストッパーは、本体部から突出する2本のストッパー突起を有し、該ストッパー突起は四角柱体とされ、ストッパー突起の向かい合う面に嵌合溝を有してボスを嵌合溝に挿入可能とされると共に、該ストッパー突起の先端を軸受部に当接可能とされているコロ部材とするものである。
これにより、ストッパー突起の先端が軸受部に支持され、嵌合溝に挟み込んだボスからの押圧に対して反力を形成することにより、車輪の回転を強く阻止することができる。
また本発明は、ボスは断面を半円形の曲面部とこの曲面部の両端から延びる2つの平面部による三角形と曲面部からなる柱体であって、その軸を小車輪の回転軸と並行とすると共に、半円形曲面部を外方として三角形の頂点が車輪部中心を向き、1つのボスを間に挟んだ2つのボスの相対する平面部は互いに平行とされて1つのボスを嵌合溝に挿入してその両側のボスの相対する面をストッパー突起の上下に接触させるコロ部材とするものである。
これにより、嵌合溝に組み込んだボスやストッパー突起の上面及び下面にボスを接触させてボスとの接触面を増大させ、スライドストッパーのストッパー突起やボスにかかる応力を分散することができる。
そして、ストッパー突起の嵌合溝より上部の先端と下部の先端の何れか一方の先端が、他方の先端よりも長いものとされてもよい。
これにより、嵌合溝よりも上方又は下方の長い方の先端がボスに接触したとき、長い方の先端がボスを押圧することで小車輪を回転させ、ボスをストッパー突起の上方や下方又は嵌合溝の位置にあわせることができる。
また本発明は、キャビネットの底部における2つの隅に各々取り付けられるコロ部材とリンクブラケット及びリンクバーを有し、コロ部材は、本体ケースと、本体ケース内部を水平方向に摺動可能に設置されているスライドストッパーと、該本体ケースの内側に回転自在に軸止される小車輪からなり、本体ケース及びスライドストッパーや小車輪は樹脂製とされ、小車輪の両端側面に柱体のボスが円周状に複数個列設され、スライドストッパーが前進すると小車輪のボスと係合する構造であり、本体ケースの側壁の正面壁側に段部が形成され、また、リンクブラケットの断面高さが本体ケースの段部の高さよりも僅かに低い棒状体とされるリンクブラケットの両端にスライドストッパーが固定され、リンクブラケットの中程からキャビネット前端近くに至るリンクバーを備えたキャビネット用車輪機構とするものである。
これにより、コロのロック機構部分の厚みを薄くすることができ、床面からのクリアランスをより多く確保することができる。
本発明は、樹脂で形成された、本体ケースとライドストッパーと小車輪からなり、小車輪の両端側面に列設されたボスがスライドストッパーと係合するコロ部材である。
したがって、金属製の制動部材を使用することなく樹脂製のスライドストッパーと小車輪を係合させるため、金属部材により樹脂部材を削ることなく耐久性を有するコロ部材を提供することができ、また、ゴミや埃等が軸受に溜まることによるロック性能の低下を防ぐことができる。
また本発明は、本体部から突出する四角柱体とされる2本のストッパー突起を有するスライドストッパーにおいて、ストッパー突起の向かい合う面に嵌合溝を有し、該ストッパー突起の先端を軸受部に当接可能とされているコロ部材とするものである。
したがって、強度が向上し壊れにくく、且つ、ロック性能の良いキャビネットなどの家具用車輪であるコロ部材を提供することができる。
また本発明は、ボスは断面を半円形の曲面部とこの曲面部の両端から延びる2つの平面部による三角形と曲面部からなる柱体であって、半円を外方として三角形の頂点が車輪部中心を向いているコロ部材とするものである。
したがって、より強度が向上し壊れにくいキャビネットなどの家具用車輪であるコロ部材を提供することができる。
そして本発明は、ストッパー突起の嵌合溝よりも上方の先端と下方の先端の何れか一方の先端を長くするものである。
したがって、スライドストッパーの先端が同時に2つのボスに接触してストッパーがボスの位置で止まることが無く、確実にストッパー突起を小車輪の奥まで挿入することができる。
また本発明は、キャビネットの底部における2つの隅に各々取り付けられるコロ部材とリンクブラケット及びリンクバーを有し、コロ部材は、樹脂製とされる、本体ケースとスライドストッパーと小車輪からなり、小車輪の両端側面に柱体のボスが円周状に複数個列設され、スライドストッパーとボスとが係合する構造であり、本体ケースの側壁の正面壁側に段部が形成され、また、リンクブラケットの断面高さが本体ケースの段部の高さよりも僅かに低い棒状体とされるリンクブラケットにスライドストッパーとリンクバーが固定されたキャビネット用車輪機構である。
したがって、ロック機構部分の厚みを薄くし、床面の突起などに引っ掛かることを少なくしたり、キャビネットなどの高さを低くすることができる。
本発明は、本体ケースと、本体ケース内部を水平方向に摺動可能に設置されているスライドストッパーと、該本体ケースの内側に回転自在に軸止される小車輪からなり、本体ケース及びスライドストッパーや小車輪は樹脂製とされ、該スライドストッパーは、本体部から突出する2本のストッパー突起を有し、該ストッパー突起は四角柱体とされ、ストッパー突起の向かい合う面に嵌合溝を有して小車輪の側面に形成されるボスを嵌合溝に挿入可能とされると共に、該ストッパー突起の先端を軸受部に当接可能とされ、またボスは断面を半円形の曲面部とこの曲面部の両端から延びる2つの平面部による三角形と曲面部からなる柱体であって、半円形曲面部を外方として三角形の頂点が車輪部中心を向き、1つのボスを間に挟んだ2つのボスの相対する平面部は互いに平行とされて1つのボスを嵌合溝に挿入してその両側のボスの相対する面をストッパー突起の上下に接触させるコロ部材とするものである。
本実施例は、図1に示すように、リンクバー70の先端に設けられるやリンクブラケット80の両端にコロ部材を設ける制動機構を備えたサイドキャビネット用車輪機構である。
このコロ部材は、本体ケース10と、該本体ケース10内部を水平方向に摺動可能に設置されているスライドストッパー30、そして該本体ケース10の内側に回転自在に軸止され、本体ケース10に収納される小車輪20からなる。
本体ケース10は、図2に示すように、裏面壁11、正面壁12、側壁13が底面14に対して垂直に形成され、上面は開口とされる。
該底面14の裏面壁11側に小車輪20を設置するための開口部141が穿設される。
そして、正面壁12の中央部にキャビネット本体と固定するための固定爪121が形成され、正面壁12の内面に円柱体のバネ止め突起122が形成される。
側壁13には、該開口部141の側壁13側の辺の略中点から壁面の高さ方向における略中央まで軸止欠切131を形成し、該軸止欠切131を覆うように側壁13の外面に軸止壁132を設置する。また、小車輪20を軸止する為のシャフト24からの押圧力が側壁13の軸止欠切131に集中するため、該側壁13に補強部133を形成することで側壁13と軸止欠切131の強度を向上させる。
また、側壁13の正面壁12側に段部134が形成され、該段部134の縁部に本体ケース10の内部に向かって平突起が形成される。
前記開口部141の位置に、側壁13の軸止欠切131に回転自在に軸止される小車輪20は、一対の向かい合う車輪部21が軸受部22により連結され、補強板23により一体とされて形成されている。
車輪部21は、円盤状に形成された板体であり、小車輪の両端面にはボス211が該車輪部21の側面に円周状に列設されている。
該ボス211は、図3に示すように、2つの平面部212と1つの曲面部213からなる柱体であって、車輪部21の平面に対して垂直に設置される。その底面の形状は半円と三角形を合わせたものとされ、半円を外方として三角形の頂点が車輪部21中心を向くものとされる。
1つのボス211を間に挟んだ2つのボスの相対する平面部212は互いに平行である。
また、軸受部22は円筒体とされ、図2に示すように、その中心に軸孔221が穿設されており、両車輪部21の間に軸受部22から放射状に補強板23が設置される。
そして、軸孔221にシャフト24を挿入し、該シャフト24の両端を前記本体ケース10の軸止欠切131に固定する。また、軸孔221とシャフト24は摺動可能であり、これにより車輪部21が本体ケース10に対して回転自在に設置される。
本体ケース10内部の底面14と側壁13と平突起と正面壁12とで囲まれた空間部にスライドストッパー30が水平方向に摺動可能に設置される。該スライドストッパー30は、本体部31と、該本体部31から突出して形成される2本のストッパー突起32とからなる。
そして、図3に示すように、四角柱体とされる2本のストッパー突起32同士の向かい合う面に嵌合溝が形成され、該嵌合溝により該ストッパー突起32は上部嵌合片321と下部嵌合片322に分割される。また、該ストッパー突起32の先端は、小車輪20の軸受部22外周とその形状が一致するような四半円状の凹部323が形成される。
また、本体部31の上部にリンクブラケット80に係止するための一対の係止爪311が形成され、また、図2に示したように、本体部31の裏面の中央付近に、バネ止め孔312が形成されている。そして、付勢バネ91の一端を本体ケース10のバネ止め突起122に嵌め込み、また、該付勢バネ91を圧縮した状態として他端をスライドストッパー30の本体部31のバネ止め孔312に嵌め込む。
このスライドストッパー30は底面14と段部134の上端に設けた内方への平突起に挟まれて、図4に示すように、本体ケース10内部を裏面壁11方向に摺動可能とされる。
これにより、ストッパー突起32の先端の凹部323は軸受部22に当接され、ストッパー突起32を後退させると先端をボスと接触しないようにすることができる。そして、ストッパー突起32を前進させたときは、上部嵌合片321の上面がボスAの平面部と接触し、そして、下部嵌合片322の下面がボスCの平面部と接触し、且つ、上部嵌合片321の下面と下部嵌合片322の上面がボスBの曲面部と接触するものである。
よって、小車輪20が図4において右に回転しようとしても、ストッパー突起32の先端の凹部323は軸受部と接触係合して先端の上下移動が規制され、嵌合溝に1つのボスを挟み込むと共に、下部嵌合片322の下面、上部嵌合片321の下面の各々がボスからの押圧に対して反力を形成することにより、小車輪20の回転をロックすることができる。
また、小車輪20が図4において左に回転しようとしても、ストッパー突起32の先端の凹部323、上部嵌合片321の上面、下部嵌合片322の上面の各々がボスからの押圧に対して反力を形成することにより、小車輪20の回転をロックすることができる。
これにより、スライドストッパー30が樹脂製であっても小車輪20の回転を強力にロックすることができ、また、樹脂部品同士の嵌合のため板金部品との嵌合に比べて部材が削れることが少なく耐磨耗性に優れており、また、ボス部のみに荷重が掛かることのない構造とされるものである。
したがって、強度が向上し壊れにくく、且つ、ロック性能の良い家具用のコロ部材を提供することができる。
なお、図2に示したように、スライドストッパー30が付勢バネ91により本体部31と結合されることで、小車輪20の回転位置がどの位置にあってもストッパーは軸受まで確実に挿入されることができ、確実なロック性能が発揮できる。
また、本体ケース10が小車輪20とスライドストッパー30を覆うことにより、ゴミや埃等の軸受部22への侵入を防ぐことができ、ゴミや埃等が軸受に溜まることによるロック性能の低下を防ぐことができる
このコロ部材をキャビネットの底面に取り付けてロック機構により車輪の回転を阻止し、キャビネットの不用意な移動を防止するものである。
該ロック機構は、図5に示すように、ロックレバー50が受け金具60に収納され、そして該ロックレバー50とリンクバー70が回動可能に結合され、さらに該ロックレバー50と垂直にリンクブラケットが固定されるものである。
ロックレバー50は、レバー部51と押出し部52からなる板体とされ、該レバー部51は直線状で、先端の持ち手部分にはゴムが覆設され、また、該押出し部52は、楕円の短軸付近から長軸付近までを切り取った扇形状で、扇形の直線部は他方に比べて一方が長いものとされる。さらに、前記押出し部52には誘導孔521が、扇形の周縁付近に該周縁に沿って穿設される。
リンクバー70は、棒状の板体とされ、その中央部がコの字断面とされることで補強される。前記ロックレバー50の誘導孔521とリンクバー70の連結孔71とに動カシメ92が嵌入されることで、該ロックレバー50とリンクバー70とが回転可能に軸止される。
リンクバー70に垂直に固定されているリンクブラケット80は、図2に示すように、コの字の断面形状とされる棒体である。そして、この断面の高さは本体ケース10の段部134の高さよりも僅かに低いものとされ、該段部134の位置にリンクブラケット80が設置される。
これにより、本体ケース10の高さの範囲にロック機構を収めることができる。
また、リンクブラケット80の両端に形成される係止孔81とスライドストッパー30の係止爪311とが係止されることにより、スライドストッパー30がリンクブラケット80に固定される。
図6に示すように、ロックレバー50を時計方向に回転することで、動カシメ92が誘導孔521に沿って摺動されることにより、リンクバー70が小車輪20の方へ水平に押出される。
このリンクバー70の水平移動により、該リンクバー70に固定されているリンクブラケット80も水平に移動され、これにより、図4に示したように、スライドストッパー30も本体ケース10内部を裏面壁11方向に水平に摺動される。
尚、ロックレバー50を回転させる前の状態においては、スライドストッパー30が付勢バネ91により小車輪20側に押出されていることで、このスライドストッパー30と連結されているリンクバー70が常に小車輪20側に引っ張られることとなり、レバー70が時計方向に回転されるように力が加えられる。
そこで、図6(A)に示すように、動カシメ92が掛止凹部522に掛け止められることで、レバー70の時計方向への回転を防ぎ、レバー70の位置を保持することとしている。
このロック機構により、2つのスライドストッパー30を同時に水平移動されることができ、ワゴンの左右に取り付けられた一対の小車輪20を同時にロックすることができる。
なお、コロ部材の小車輪20の両端面に設けるボス211部の形状は、柱状体であればその断面形状は半円と三角形とする場合に限ることなく、円形であってもよい。
また、下部嵌合片322は、図7に示したように、上部嵌合片321よりも長いものとしてもよい。
これにより、下部嵌合片322が上部嵌合片321よりも先にボス211に接触することとなり、該下部嵌合片322の先端が該ボス211を押圧することで小車輪が回転する。これにより、スライドストッパー30の両嵌合片が同時にボス211の曲面部213に接触し、ストッパーがボス部で止まることが無く、確実にストッパー突起32を小車輪20の奥まで挿入することができる。
なお、上部嵌合片321は下部嵌合片322よりも長いものとしてもよい。
本発明に係る実施例を示す斜視図である。 本発明に係る実施例を示す分解斜視図である。 本発明に係る小車輪とスライドストッパーの斜視図である。 本発明に係るコロ部材の動作状態を示した図である。 本発明に係る実施例のロック機構の分解斜視図である。 本発明に係る実施例のロック機構の動作状態を示した図である。 本発明に係るコロ部材の他の動作状態を示した図である。
符号の説明
10 本体ケース
11 裏面壁 12 正面壁
121 固定爪 122 バネ止め突起
13 側壁 131 軸止欠切
132 軸止壁 133 補強部
134 段部 14 底面
141 開口部 20 小車輪
21 車輪 211 ボス
212 平面部 213 曲面部
22 軸受部 221 軸孔
23 補強板 24 シャフト
30 スライドストッパー 31 本体部
311 係止爪 312 バネ止め孔
32 ストッパー突起 321 上部嵌合片
322 下部嵌合片 323 凹部
50 ロックレバー 51 レバー部
52 押出し部 521 誘導孔
522 掛止凹部 60 受け金具
70 リンクバー 71 連結孔
80 リンクブラケット 81 係止孔
91 付勢バネ 92 動カシメ
93 静カシメ

Claims (5)

  1. 本発明は、本体ケースと、本体ケース内部を水平方向に摺動可能に設置されているスライドストッパーと、該本体ケースの内側に回転自在に軸止される小車輪からなり、本体ケース及びスライドストッパーや小車輪は樹脂製とされ、小車輪の両端側面に柱体のボスが円周状に複数個列設され、スライドストッパーが前進すると小車輪のボスと係合することを特徴とするコロ部材。
  2. スライドストッパーは、本体部から突出する2本のストッパー突起を有し、該ストッパー突起は四角柱体とされ、ストッパー突起の向かい合う面に嵌合溝を有してボスを嵌合溝に挿入可能とされると共に、該ストッパー突起の先端を軸受部に当接可能とされていることを特徴とする請求項1に記載したコロ部材。
  3. ボスは断面を半円形の曲面部とこの曲面部の両端から延びる2つの平面部による三角形と曲面部からなる柱体であって、その軸を小車輪の回転軸と並行とすると共に、半円形曲面部を外方として三角形の頂点が車輪部中心を向き、1つのボスを間に挟んだ2つのボスの相対する平面部は互いに平行とされて1つのボスを嵌合溝に挿入してその両側のボスの相対する面をストッパー突起の上下に接触させる請求項2に記載したコロ部材
  4. ストッパー突起の嵌合溝より上部の先端と下部の先端の何れか一方の先端が、他方の先端よりも長いものとされることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載したコロ部材。
  5. キャビネットの底部における2つの隅に各々取り付けられるコロ部材とリンクブラケット及びリンクバーを有し、コロ部材は、本体ケースと、本体ケース内部を水平方向に摺動可能に設置されているスライドストッパーと、該本体ケースの内側に回転自在に軸止される小車輪からなり、本体ケース及びスライドストッパーや小車輪は樹脂製とされ、小車輪の両端側面に柱体のボスが円周状に複数個列設され、スライドストッパーが前進すると小車輪のボスと係合する構造であり、本体ケースの側壁の正面壁側に段部が形成され、また、リンクブラケットの断面高さが本体ケースの段部の高さよりも僅かに低い棒状体とされるリンクブラケットの両端にスライドストッパーが固定され、リンクブラケットの中程からキャビネット前端近くに至るリンクバーとされていることを特徴とするキャビネット用車輪機構。
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