JP2006150914A - 画像データ印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】あらかじめ機能要望が予測されそうなDPS規格での印刷機能の充実を図り、利用者の詳細な要求としてのカスタマイズ対応を簡略化した画像データ印刷システムを提供する。
【解決手段】画像データ印刷システム100は、DPS規格に対応したDSC1と、このDSC1により撮像されたデジタル画像データに基づいて画像を印刷するプリンタ2と、両者を接続するUSBインターフェース3と、を備えて構成され、このプリンタ2は、プリンタを制御するCPU10と、制御プログラムを記憶するROM11と、ワークメモリとしてデータを記憶するRAM12と、印刷設定条件等の情報や画像データ等を記憶する記憶装置13と、外部のLANとの接続を制御するLANコントローラ14と、プリンタの操作を制御するオペポート15と、プリンタエンジン等の入出力装置16と、DSC1と接続するUSBホスト17と、トランス18と、を備えて構成される。
【選択図】図1
【解決手段】画像データ印刷システム100は、DPS規格に対応したDSC1と、このDSC1により撮像されたデジタル画像データに基づいて画像を印刷するプリンタ2と、両者を接続するUSBインターフェース3と、を備えて構成され、このプリンタ2は、プリンタを制御するCPU10と、制御プログラムを記憶するROM11と、ワークメモリとしてデータを記憶するRAM12と、印刷設定条件等の情報や画像データ等を記憶する記憶装置13と、外部のLANとの接続を制御するLANコントローラ14と、プリンタの操作を制御するオペポート15と、プリンタエンジン等の入出力装置16と、DSC1と接続するUSBホスト17と、トランス18と、を備えて構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像データ印刷システムに関し、さらに詳しくは、DPS(Digital Photo Solution for imaging Devices)規格に対応したデジタルスチルカメラに記憶されたデジタル画像を印刷する画像形成装置において、画像形成装置側にDPS規格を用いた印刷設定条件を記憶する手段を設けて、デジタルスチルカメラの印刷条件に基づいた印刷を可能にする技術に関するものである。
DPS規格に対応したデジタルスチルカメラ(以下、DSCと記す)と画像形成装置を接続し、DSCからの操作でDPS規格を用いた印字を行う場合、印字に関する設定のうち、用紙サイズ、紙種、ファイル名印字、日付印字については指定が可能である。またN−up機能(N枚の画像を1枚の画像に印刷する機能)については、DPS規格ではオプション対応であるが、DSCが対応していない場合、画像形成装置で対応していても機能を利用することができなかった。即ち、従来技術の欠点として、以下のような点が挙げられる。
1)DPS規格対応のDSCからの印刷時は、フォーマット(画像出力位置、画像サイズの指定等)を詳細に指定はできない。そのためユーザが希望する設定での印字が不可能であった。
2)DPS規格のDSCからの印刷時は、DSCの機器毎に印刷動作のカスタマイズを行っていない。また、機器毎に印刷許容/禁止に対する制御も行っていないため、不正利用される虞がある。
3)DPS規格を指定して印刷する時は、ステープル、パンチ機能、両面印刷等の印刷オプションの設定が利用できない。またN−up機能については、DPS規格ではオプション対応であるが、DSCでこの機能に対応していない場合、画像形成装置で対応していても機能を利用することができなかった。
1)DPS規格対応のDSCからの印刷時は、フォーマット(画像出力位置、画像サイズの指定等)を詳細に指定はできない。そのためユーザが希望する設定での印字が不可能であった。
2)DPS規格のDSCからの印刷時は、DSCの機器毎に印刷動作のカスタマイズを行っていない。また、機器毎に印刷許容/禁止に対する制御も行っていないため、不正利用される虞がある。
3)DPS規格を指定して印刷する時は、ステープル、パンチ機能、両面印刷等の印刷オプションの設定が利用できない。またN−up機能については、DPS規格ではオプション対応であるが、DSCでこの機能に対応していない場合、画像形成装置で対応していても機能を利用することができなかった。
本発明は、かかる課題に鑑み、DSCからの画像形成装置への画像印字の際、印刷フォーマット、印刷時のオプションを詳細に設定できることにより、あらかじめ機能要望が予測されそうなDPS規格での印刷機能の充実を図り、利用者の詳細な要求としてのカスタマイズ対応を簡略化した画像データ印刷システムを提供することを目的とする。
また、他の目的は、DPS規格では対応しているが、DSC側が対応していないような機能の場合でも、あらかじめ画像形成装置に設定しておくことで、それらの機能を利用することを可能とすることである。
また、他の目的は、DSCからの画像印字の際、DSCの機器情報を画像形成装置の記憶装置に記憶させ、DSC機器毎に印刷動作に対する制御を変えることによって、セキュリティの向上、印字設定の簡略化を図ることである。
また、他の目的は、DPS規格では対応しているが、DSC側が対応していないような機能の場合でも、あらかじめ画像形成装置に設定しておくことで、それらの機能を利用することを可能とすることである。
また、他の目的は、DSCからの画像印字の際、DSCの機器情報を画像形成装置の記憶装置に記憶させ、DSC機器毎に印刷動作に対する制御を変えることによって、セキュリティの向上、印字設定の簡略化を図ることである。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、DPS規格に対応したデジタルスチルカメラと、該デジタルスチルカメラにより撮像されたデジタル画像データに基づいて画像を印刷する画像形成装置と、前記デジタルスチルカメラと画像形成装置間を接続するインターフェースと、を備えた画像データ印刷システムにおいて、前記画像形成装置は、管理者のみが設定及び変更が可能であるDPS規格を用いた印刷設定条件を記憶する記憶装置と、前記印刷設定条件を選択する印刷設定条件選択手段と、を備え、前記印刷設定条件選択手段により印刷時の印字フォーマットを事前に選択しておき、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際には、前記印刷設定条件選択手段により設定された印字フォーマットを前記記憶装置に記憶された印刷設定条件から検索し、該検索した印字フォーマットに基づいて画像形成を行うことを特徴とする。
本発明は、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に、あらかじめ記憶装置に登録しておいた印刷設定条件に従って写真印字を行うことが可能となる。そしてデジタルスチルカメラと画像形成装置が接続されると、記録した印刷設定条件に従って画像形成をおこなうものである。これにより、たとえば、カルテや履歴書のフォーマットを事前に作成しておくことで、デジタルスチルカメラで撮影した写真をそのまま特定フォーマットにあわせて印刷することが可能となる。このフォーマットを用いることによって多様化するニーズに容易に対応することができる。
請求項2は、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際には、前記印刷設定条件選択手段により設定された印刷オプションを前記記憶装置に記憶された印刷設定条件から検索し、該検索した印刷オプションに基づいて前記画像形成装置により画像形成を行うことを特徴とする。
本発明は、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に、あらかじめ登録しておいた印刷オプションに従って印刷可能である。たとえば、DPS規格で対応していない、両面印刷、ステープル、パンチ処理などのオプション機能がデジタルスチルカメラからの印刷時に使用可能となる。また、DPS規格でオプションとなっている機能(N-up機能)の場合、機能に対応していないデジタルスチルカメラからの印字であっても機能を使用できる。これにより、通常、一旦PCに画像データを転送しなければできなかった印刷機能をPCを介さずに利用することができる。
本発明は、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に、あらかじめ記憶装置に登録しておいた印刷設定条件に従って写真印字を行うことが可能となる。そしてデジタルスチルカメラと画像形成装置が接続されると、記録した印刷設定条件に従って画像形成をおこなうものである。これにより、たとえば、カルテや履歴書のフォーマットを事前に作成しておくことで、デジタルスチルカメラで撮影した写真をそのまま特定フォーマットにあわせて印刷することが可能となる。このフォーマットを用いることによって多様化するニーズに容易に対応することができる。
請求項2は、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際には、前記印刷設定条件選択手段により設定された印刷オプションを前記記憶装置に記憶された印刷設定条件から検索し、該検索した印刷オプションに基づいて前記画像形成装置により画像形成を行うことを特徴とする。
本発明は、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に、あらかじめ登録しておいた印刷オプションに従って印刷可能である。たとえば、DPS規格で対応していない、両面印刷、ステープル、パンチ処理などのオプション機能がデジタルスチルカメラからの印刷時に使用可能となる。また、DPS規格でオプションとなっている機能(N-up機能)の場合、機能に対応していないデジタルスチルカメラからの印字であっても機能を使用できる。これにより、通常、一旦PCに画像データを転送しなければできなかった印刷機能をPCを介さずに利用することができる。
請求項3は、予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を前記記憶装置に記憶しておくことにより、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際に、前記DPS規格を用いての印刷が可能か否かを前記機器情報に基づいて判断可能としたことを特徴とする。
本発明は、デジタルスチルカメラと画像形成装置が接続された場合、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に機器に対する利用制限を行うことができる。これによって、許可していないデジタルスチルカメラからの印字の制限を行うことができ、画像形成装置の不正利用を制限することができる。
請求項4は、予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を前記記憶装置に記憶しておくことにより、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際に、前記DPS規格を用いての印刷が可能か否かを前記印刷設定条件選択手段により設定された印字フォーマットまたは印刷オプションに基づいて判断可能としたことを特徴とする。
本発明は、予めデジタルスチルカメラの機器情報を記憶装置に記憶しておくことにより、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に機器毎に印刷動作を変更することができる。これによって、デジタルスチルカメラ毎に異なった設定での印刷設定ができ、毎回設定を変更することなく各デジタルスチルカメラ利用者の設定を利用することができる。
請求項5は、前記画像形成装置が請求項1乃至4に記載の機能を全て備えていた場合、前記デジタルスチルカメラの機種によらず前記機能への対応が可能であることを特徴とする。
画像形成装置が請求項1乃至4に記載の機能を全て備えていた場合、デジタルスチルカメラがDPS規格対応していれば、規格のバージョンによらず請求項1乃至4に記載の機能を利用することができる。
本発明は、デジタルスチルカメラと画像形成装置が接続された場合、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に機器に対する利用制限を行うことができる。これによって、許可していないデジタルスチルカメラからの印字の制限を行うことができ、画像形成装置の不正利用を制限することができる。
請求項4は、予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を前記記憶装置に記憶しておくことにより、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際に、前記DPS規格を用いての印刷が可能か否かを前記印刷設定条件選択手段により設定された印字フォーマットまたは印刷オプションに基づいて判断可能としたことを特徴とする。
本発明は、予めデジタルスチルカメラの機器情報を記憶装置に記憶しておくことにより、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に機器毎に印刷動作を変更することができる。これによって、デジタルスチルカメラ毎に異なった設定での印刷設定ができ、毎回設定を変更することなく各デジタルスチルカメラ利用者の設定を利用することができる。
請求項5は、前記画像形成装置が請求項1乃至4に記載の機能を全て備えていた場合、前記デジタルスチルカメラの機種によらず前記機能への対応が可能であることを特徴とする。
画像形成装置が請求項1乃至4に記載の機能を全て備えていた場合、デジタルスチルカメラがDPS規格対応していれば、規格のバージョンによらず請求項1乃至4に記載の機能を利用することができる。
請求項1の発明によれば、印刷設定条件選択手段により印刷時の印字フォーマットを事前に選択しておき、デジタルスチルカメラがインターフェースを介して接続された際には、印刷設定条件選択手段により設定された印字フォーマットを印刷設定条件から検索して印字フォーマットに基づいて画像形成を行うので、例えば、カルテや履歴書のフォーマットを事前に作成しておくことで、デジタルスチルカメラで撮影した写真をそのまま特定フォーマットにあわせて印刷することが可能となる。また、このフォーマットを用いることによって多様化するニーズに容易に対応することができる。
また請求項2では、デジタルスチルカメラがインターフェースを介して接続された際には、印刷設定条件選択手段により設定された印刷オプションを印刷設定条件から検索して、この印刷オプションに基づいて画像形成を行うので、たとえば、DPS規格で対応していない、両面印刷、ステープル、パンチ処理などのオプション機能がデジタルスチルカメラからの印刷時に使用可能となる。また、DPS規格でオプションとなっている機能(N-up機能)の場合、機能に対応していないデジタルスチルカメラからの印字であっても機能を使用できる。これにより、通常、一旦PCに画像データを転送しなければできなかった印刷機能をPCを介さずに利用することができる。
また請求項3では、予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を記憶装置に記憶しておくので、デジタルスチルカメラがインターフェースを介して接続された際に、許可していないデジタルスチルカメラからの印字の制限を行うことができ、画像形成装置の不正利用を制限することができる。
また請求項4では、予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を記憶装置に記憶しておき、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に機器毎に印刷動作を変更するので、デジタルスチルカメラ毎に異なった設定での印刷設定ができ、毎回設定を変更することなく各デジタルスチルカメラ利用者の設定を利用することができる。
また請求項5では、画像形成装置が請求項1乃至4に記載の機能を全て備えていた場合、デジタルスチルカメラがDPS規格対応していれば、規格のバージョンによらず請求項1乃至4に記載の機能を利用することができる。
また請求項2では、デジタルスチルカメラがインターフェースを介して接続された際には、印刷設定条件選択手段により設定された印刷オプションを印刷設定条件から検索して、この印刷オプションに基づいて画像形成を行うので、たとえば、DPS規格で対応していない、両面印刷、ステープル、パンチ処理などのオプション機能がデジタルスチルカメラからの印刷時に使用可能となる。また、DPS規格でオプションとなっている機能(N-up機能)の場合、機能に対応していないデジタルスチルカメラからの印字であっても機能を使用できる。これにより、通常、一旦PCに画像データを転送しなければできなかった印刷機能をPCを介さずに利用することができる。
また請求項3では、予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を記憶装置に記憶しておくので、デジタルスチルカメラがインターフェースを介して接続された際に、許可していないデジタルスチルカメラからの印字の制限を行うことができ、画像形成装置の不正利用を制限することができる。
また請求項4では、予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を記憶装置に記憶しておき、DPS規格を用いたデジタルスチルカメラからの印刷時に機器毎に印刷動作を変更するので、デジタルスチルカメラ毎に異なった設定での印刷設定ができ、毎回設定を変更することなく各デジタルスチルカメラ利用者の設定を利用することができる。
また請求項5では、画像形成装置が請求項1乃至4に記載の機能を全て備えていた場合、デジタルスチルカメラがDPS規格対応していれば、規格のバージョンによらず請求項1乃至4に記載の機能を利用することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明を実施するために必要な画像データ印刷システムの構成図である。この画像データ印刷システム100は、DPS規格に対応したDSC(デジタルスチルカメラ)1と、このDSC1により撮像されたデジタル画像データに基づいて画像を印刷するプリンタ(画像形成装置)2と、DSC1とプリンタ2を接続するUSBインターフェース3と、を備えて構成される。
図2はプリンタ2のハードウェア構成図である。このプリンタ2は、ROM11に記憶されたプログラムに基づいてプリンタを制御するCPU10と、プリンタの制御プログラムを記憶するROM11と、ワークメモリとして一時的なデータを記憶するRAM12と、印刷設定条件等の情報や画像データ等を記憶する記憶装置13と、外部のLANとの接続を制御するLANコントローラ14と、プリンタの操作を制御するオペポート15と、プリンタエンジン等の入出力装置16と、DSC1と接続するUSBホスト17と、電圧を変換するトランス18と、を備えて構成される。尚、本プリンタ2の動作は公知の動作であるので、説明を省略する。
図1は本発明を実施するために必要な画像データ印刷システムの構成図である。この画像データ印刷システム100は、DPS規格に対応したDSC(デジタルスチルカメラ)1と、このDSC1により撮像されたデジタル画像データに基づいて画像を印刷するプリンタ(画像形成装置)2と、DSC1とプリンタ2を接続するUSBインターフェース3と、を備えて構成される。
図2はプリンタ2のハードウェア構成図である。このプリンタ2は、ROM11に記憶されたプログラムに基づいてプリンタを制御するCPU10と、プリンタの制御プログラムを記憶するROM11と、ワークメモリとして一時的なデータを記憶するRAM12と、印刷設定条件等の情報や画像データ等を記憶する記憶装置13と、外部のLANとの接続を制御するLANコントローラ14と、プリンタの操作を制御するオペポート15と、プリンタエンジン等の入出力装置16と、DSC1と接続するUSBホスト17と、電圧を変換するトランス18と、を備えて構成される。尚、本プリンタ2の動作は公知の動作であるので、説明を省略する。
図3に本発明を実施するために必要なソフトウェア構成例を示す図である。このソフトウェア構成は、プリントエンジンに対する印刷制御を行う印刷制御プログラム20と、LANとのネットワークを制御するネットワーク制御プログラム21と、PictBridge規格に対応したDSCの制御を行うPictBridge制御プログラム22と、USB対応のデバイスを制御するUSBデバイスドライバ23と、OSの中核部分として、アプリケーションソフトや周辺機器の監視、ディスクやメモリなどの資源の管理、割りこみ処理、プロセス間の通信など、OSとしての基本機能を提供するソフトウェアであるカーネル24と、を備えて構成される。
図4は本発明を搭載する機器において、PictBridge(DSCとプリンタ間のダイレクトコミュニケーションについての規格であり、この規格では、DSCとプリンタのメーカが異なる場合でもダイレクト印刷を可能にしている。)での印刷時のフォーマット設定を変更する際に表示される設定画面の例を示す図である。図4(a)の設定画面30は、符号31にPictBridge印刷設定であることを示す内容が表示され、カッコ内に図12で選択した内容が設定される。この例では、図12の「登録なし端末」46が設定されている例である。そして印字フォーマットを変更するために、印字フォーマットの項目の「設定ボタン」32を押すと、画面30が図4(b)のように変化して例えば印字フォーマットを履歴書33に変更するのであればそこにカーソルを移動して「設定ボタン」34を押すことにより設定される。
図4は本発明を搭載する機器において、PictBridge(DSCとプリンタ間のダイレクトコミュニケーションについての規格であり、この規格では、DSCとプリンタのメーカが異なる場合でもダイレクト印刷を可能にしている。)での印刷時のフォーマット設定を変更する際に表示される設定画面の例を示す図である。図4(a)の設定画面30は、符号31にPictBridge印刷設定であることを示す内容が表示され、カッコ内に図12で選択した内容が設定される。この例では、図12の「登録なし端末」46が設定されている例である。そして印字フォーマットを変更するために、印字フォーマットの項目の「設定ボタン」32を押すと、画面30が図4(b)のように変化して例えば印字フォーマットを履歴書33に変更するのであればそこにカーソルを移動して「設定ボタン」34を押すことにより設定される。
図5は本発明の第1の実施形態に係るフォーマット設定変更する際のフローチャートである。PictBridge設定変更画面(図4)より、設定変更を行うメニューをユーザが入力することで(S1)、変更端末を選択し(S2)、さらに印字フォーマットを図4の画面から選択する(S3)。それによりフォーマット格納箇所よりフォーマット情報を収集して(S4)、その中にフォーマット情報が存在するか否かをチェックし(S5)、存在すればフォーマットファイル情報を出力情報に設定する(S6)。ステップS5で存在しなければフォーマットファイル未使用を出力情報に追加設定して(S7)、出力情報より選択画面を表示して(S8)、フォーマットファイルを選択、確定し(S9)、選択された情報を機器固有情報として記憶装置に記憶する(S10)。尚、ステップS1〜S2の具体的な動作は後述する。
このように本実施形態は、DPS規格を用いたDSC1からの印刷時に、あらかじめ記憶装置に登録しておいた印刷設定条件に従って写真印字を行うことが可能となる。そしてDSC1とプリンタ2が接続されると、記録した印刷設定条件に従って画像形成をおこなうものである。これにより、たとえば、カルテや履歴書のフォーマットを事前に作成しておくことで、DSC1で撮影した写真をそのまま特定フォーマットにあわせて印刷することが可能となる。このフォーマットを用いることによって多様化するニーズに容易に対応することができる。
図6は本発明を搭載する機器において、PictBridgeでの印刷時のフォーマット設定を変更する際に表示される設定画面の例を示す図である。図6(a)の設定画面30は、符号31にPictBridge印刷設定であることを示す内容が表示され、カッコ内に図12で選択した内容が設定される。この例では、図12の「登録なし端末」46が設定されている例である。そして印字フォーマットを変更するために、ステープルの項目の「設定ボタン」35を押すと、画面30が図6(b)のように変化して例えばステープルを「左上1箇所」36に設定するのであれば、そこにカーソルを移動して「設定ボタン」37を押すことにより設定される。
このように本実施形態は、DPS規格を用いたDSC1からの印刷時に、あらかじめ記憶装置に登録しておいた印刷設定条件に従って写真印字を行うことが可能となる。そしてDSC1とプリンタ2が接続されると、記録した印刷設定条件に従って画像形成をおこなうものである。これにより、たとえば、カルテや履歴書のフォーマットを事前に作成しておくことで、DSC1で撮影した写真をそのまま特定フォーマットにあわせて印刷することが可能となる。このフォーマットを用いることによって多様化するニーズに容易に対応することができる。
図6は本発明を搭載する機器において、PictBridgeでの印刷時のフォーマット設定を変更する際に表示される設定画面の例を示す図である。図6(a)の設定画面30は、符号31にPictBridge印刷設定であることを示す内容が表示され、カッコ内に図12で選択した内容が設定される。この例では、図12の「登録なし端末」46が設定されている例である。そして印字フォーマットを変更するために、ステープルの項目の「設定ボタン」35を押すと、画面30が図6(b)のように変化して例えばステープルを「左上1箇所」36に設定するのであれば、そこにカーソルを移動して「設定ボタン」37を押すことにより設定される。
図7は本発明の第2の実施形態に係るフォーマット設定変更する際のフローチャートである。PictBridge設定変更画面(図6)より、設定変更を行うメニューをユーザが入力することで(S11)、変更端末を選択し(S12)、さらにステープルを図6の画面から選択する(S13)。それによりフォーマット格納箇所よりステープルの能力情報を収集して(S14)、ステープルの能力情報を出力情報に設定する(S15)。出力情報より選択画面を表示して(S16)、ステープル設定の選択、確定し(S17)、選択された情報を機器固有情報として記憶装置に記憶する(S18)。
このように本実施形態は、DPS規格を用いたDSC1からの印刷時に、あらかじめ登録しておいた印刷オプションに従って印刷可能である。たとえば、DPS規格で対応していない、両面印刷、ステープル、パンチ処理などのオプション機能がデジタルスチルカメラからの印刷時に使用可能となる。また、DPS規格でオプションとなっている機能(N-up機能)の場合、機能に対応していないデジタルスチルカメラからの印字であっても機能を使用できる。これにより、通常、一旦PCに画像データを転送しなければできなかった印刷機能をPCを介さずに利用することができる。
図8は本発明を搭載する機器において、PictBridgeでの印刷時のフォーマット設定を変更する際に表示される設定画面の例を示す図である。図8(a)の設定画面30は、符号31にPictBridge印刷設定であることを示す内容が表示され、カッコ内に図12で選択した内容が設定される。この例では、図12の「登録なし端末」46が設定されている例である。そして印字フォーマットを変更するために、許可/禁止項目の「許可/禁止ボタン」40を押すと、画面30が図8(b)のように変化して例えば許可/禁止項目を「許可」41に設定するのであれば、そこにカーソルを移動して「設定ボタン」42を押すことにより設定される。
このように本実施形態は、DPS規格を用いたDSC1からの印刷時に、あらかじめ登録しておいた印刷オプションに従って印刷可能である。たとえば、DPS規格で対応していない、両面印刷、ステープル、パンチ処理などのオプション機能がデジタルスチルカメラからの印刷時に使用可能となる。また、DPS規格でオプションとなっている機能(N-up機能)の場合、機能に対応していないデジタルスチルカメラからの印字であっても機能を使用できる。これにより、通常、一旦PCに画像データを転送しなければできなかった印刷機能をPCを介さずに利用することができる。
図8は本発明を搭載する機器において、PictBridgeでの印刷時のフォーマット設定を変更する際に表示される設定画面の例を示す図である。図8(a)の設定画面30は、符号31にPictBridge印刷設定であることを示す内容が表示され、カッコ内に図12で選択した内容が設定される。この例では、図12の「登録なし端末」46が設定されている例である。そして印字フォーマットを変更するために、許可/禁止項目の「許可/禁止ボタン」40を押すと、画面30が図8(b)のように変化して例えば許可/禁止項目を「許可」41に設定するのであれば、そこにカーソルを移動して「設定ボタン」42を押すことにより設定される。
図9は本発明の第3の実施形態に係るフォーマット設定変更する際のフローチャートである。PictBridge設定変更画面(図8)より、設定変更を行うメニューをユーザが入力することで(S21)、変更端末を選択し(S22)、さらにステープルを図8の画面から選択する(S23)。それにより記憶装置より該当端末情報を収集して(S24)、許可/禁止情報を出力情報に設定する(S25)。出力情報より選択画面を表示して(S26)、許可/禁止を選択、確定し(S27)、選択された情報を機器固有情報として記憶装置に記憶する(S28)。
このように本実施形態は、DSC1とプリンタ2が接続された場合、PictBridge規格を用いたDSC1からの印刷時に機器に対する利用制限を行うことができる。これによって、許可していないDSCからの印字の制限を行うことができ、プリンタ2の不正利用を制限することができる。
図10は印刷動作におけるフローチャートである。まず、DSCが接続されると(S31)、記憶装置に設定されている端末情報と一致するか否かをチェックし(S32)、一致しなければ登録なし端末を許可するか否かを検証し(S33)、許可するのであれば登録なし端末の印刷設定を保持して(S34)、DSC画面より印刷指示して(S35)、保持した印刷設定で印刷を実行する(S36)。ステップS32で端末情報と一致すると該当端末を許可するか否かを検証し(S37)、許可するのであれば該当端末の印刷設定を保持して(S39)、DSC画面より印刷指示して(S35)、保持した印刷設定で印刷を実行する(S36)。また、ステップS33で登録なし端末を許可しなければDSCとの接続を切断する(S38)。またステップS37で該当端末を許可しなければDSCとの接続を切断する(S38)。
このように本実施形態は、DSC1とプリンタ2が接続された場合、PictBridge規格を用いたDSC1からの印刷時に機器に対する利用制限を行うことができる。これによって、許可していないDSCからの印字の制限を行うことができ、プリンタ2の不正利用を制限することができる。
図10は印刷動作におけるフローチャートである。まず、DSCが接続されると(S31)、記憶装置に設定されている端末情報と一致するか否かをチェックし(S32)、一致しなければ登録なし端末を許可するか否かを検証し(S33)、許可するのであれば登録なし端末の印刷設定を保持して(S34)、DSC画面より印刷指示して(S35)、保持した印刷設定で印刷を実行する(S36)。ステップS32で端末情報と一致すると該当端末を許可するか否かを検証し(S37)、許可するのであれば該当端末の印刷設定を保持して(S39)、DSC画面より印刷指示して(S35)、保持した印刷設定で印刷を実行する(S36)。また、ステップS33で登録なし端末を許可しなければDSCとの接続を切断する(S38)。またステップS37で該当端末を許可しなければDSCとの接続を切断する(S38)。
図11はDSCの機器情報を登録、変更する際のフローチャートである。PictBridge設定変更の要求があると(S41)、登録済み(登録情報含む)機器情報を記憶装置よりテンポラリに収集する(S42)。次にUSBホストボードにDSCが接続されているか否かをチェックし(S43)、接続されていれば、接続されているDSCの機器情報をテンポラリに収集して(S44)、接続中のDSC機器情報が記憶装置に設定されているかをチェックして(S45)、設定されていなければテンポラリの情報に接続中のDSC機器情報を追加設定し(S46)、図12の機器情報選択画面を表示する(S47)。尚、ステップS43でUSBホストボードにDSCが接続されていない場合、ステップS45で接続中のDSC機器情報が記憶装置に設定されていない場合は、ステップS47に進む。
このように本実施形態は、予めDSC1の機器情報を記憶装置に記憶しておくことにより、PictBridge規格を用いたDSC1からの印刷時に機器毎に印刷動作を変更することができる。これによって、DSC1毎に異なった設定での印刷設定ができ、毎回設定を変更することなく各DSC利用者の設定を利用することができる。
このように本実施形態は、予めDSC1の機器情報を記憶装置に記憶しておくことにより、PictBridge規格を用いたDSC1からの印刷時に機器毎に印刷動作を変更することができる。これによって、DSC1毎に異なった設定での印刷設定ができ、毎回設定を変更することなく各DSC利用者の設定を利用することができる。
1 DSC(デジタルスチルカメラ)、2 プリンタ(画像形成装置)、3 USBインターフェース、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 記憶装置、14 LANコントローラ、15 オペポート、16 入出力装置、17 USBホスト、18 トランス、100 画像データ印刷システム
Claims (5)
- DPS規格に対応したデジタルスチルカメラと、該デジタルスチルカメラにより撮像されたデジタル画像データに基づいて画像を印刷する画像形成装置と、前記デジタルスチルカメラと画像形成装置間を接続するインターフェースと、を備えた画像データ印刷システムにおいて、
前記画像形成装置は、管理者のみが設定及び変更が可能であるDPS規格を用いた印刷設定条件を記憶する記憶装置と、前記印刷設定条件を選択する印刷設定条件選択手段と、を備え、
前記印刷設定条件選択手段により印刷時の印字フォーマットを事前に選択しておき、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際には、前記印刷設定条件選択手段により設定された印字フォーマットを前記記憶装置に記憶された印刷設定条件から検索し、該検索した印字フォーマットに基づいて画像形成を行うことを特徴とする画像データ印刷システム。 - 前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際には、前記印刷設定条件選択手段により設定された印刷オプションを前記記憶装置に記憶された印刷設定条件から検索し、該検索した印刷オプションに基づいて前記画像形成装置により画像形成を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像データ印刷システム。
- 予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を前記記憶装置に記憶しておくことにより、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際に、前記DPS規格を用いての印刷が可能か否かを前記機器情報に基づいて判断可能としたことを特徴とする請求項1に記載の画像データ印刷システム。
- 予め前記デジタルスチルカメラの機器情報を前記記憶装置に記憶しておくことにより、前記デジタルスチルカメラが前記インターフェースを介して接続された際に、前記DPS規格を用いての印刷が可能か否かを前記印刷設定条件選択手段により設定された印字フォーマットまたは印刷オプションに基づいて判断可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像データ印刷システム。
- 前記画像形成装置が請求項1乃至4に記載の機能を全て備えていた場合、前記デジタルスチルカメラの機種によらず前記機能への対応が可能であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像データ印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004349158A JP2006150914A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 画像データ印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004349158A JP2006150914A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 画像データ印刷システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2006150914A true JP2006150914A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36629760
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2006150914A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010183286A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Canon Inc | 画像供給装置、方法及びプログラム |
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2004
- 2004-12-01 JP JP2004349158A patent/JP2006150914A/ja active Pending
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