JP2006150798A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストアップになる紙間ギャップ検出機構は用いずに記録ヘッドと被印刷媒体とが接触しないよう、紙間を自動調整することである。
【解決手段】インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて、被記録媒体に画像を記録可能なインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドと前記被記録媒体との間のギャップを電気的に調整可能な調整手段と、記録する画像の濃度を画像データから検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段によって自動的に前記ギャップを調整する自動調整手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて、被記録媒体に画像を記録可能なインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドと前記被記録媒体との間のギャップを電気的に調整可能な調整手段と、記録する画像の濃度を画像データから検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段によって自動的に前記ギャップを調整する自動調整手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、インクジェット記録装置に関するものである。
近年、インクジェット記録装置による記録画像の高画質化の進展が著しく、写真調の出力の品位向上が焦点となってきている。記録ヘッドのノズルから吐出されるインク滴の小滴化及び高密度化が進む中、インク滴の吐出角度や、インク滴が記録紙等の被記録媒体に到達するまでの挙動の安定性等の面から、ノズルと被記録媒体との間の距離(以下、「紙間ギャップ」とも言う)の影響の度合いが高まってきている。
又、記録の種類についても以前は被記録媒体の左右上下端部を非印字領域となっていた(以下、「フチあり」とも言う)のが、前面記録可能な形態(以下、「フチなし」とも言う)になってきている。
又、デジタルカメラなど写真画像の高密度化も進んでいて、今後益々記録紙へのインク吐出量も増えざるを得ない状況になっているため、記録媒体についてもそれに対応した記録紙の改良も進んでいる。
しかし、実際には、ユーザー先ではどのような記録媒体を使われるかは予想不可能であるために、写真画像のような高濃度の印字データにOAで用いられている普通紙等を印刷すると、吐出量が多いところ等で記録紙の表面が波打ち、場合によっては印字ヘッドと被記録媒体とが接触して印刷が失敗に終わる可能性もある。これを回避する方法として、例えば、記録紙の厚さを検出して印刷制御をする機構としては特許文献1のようなものがある。これは、記録ヘッドの基準位置から被記録媒体の表面までの距離を検出するオートギャップ選出手段を備えて被記録媒体の厚さが許容範囲以外の時には印刷を禁止して被記録媒体の排出を行っている。
又、特許文献2では、記録ヘッドと被記録媒体との距離を自動的に検出できる手段と、検出結果に基づいて、記録ヘッドと被記録媒体との間のギャップを調整できる機構を備えた印刷装置を挙げている。
しかしながら、上記従来例では以下のような解決すべき課題があった。
通常、市場で使用されるインクジェット記録装置は近年低価格が進み機器の廉価化が進んでいる。その中で、上記従来例で挙げた、記録ヘッドと被記録媒体との距離を検出する機構というのは非常にコストアップにつながり廉価版には装備することが難しい状況にある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、コストアップになる紙間ギャップ検出機構は用いずに記録ヘッドと被印刷媒体とが接触しないよう、紙間を自動調整することである。
上記課題を達成するため、本発明においては、インクジェット記録装置は、インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて、被記録媒体に画像を記録可能なインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを調整可能な調整手段と、記録する画像の濃度を印刷する画像データから検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段によって前記調整手段によって前記記録ヘッドと前記被記録媒体とのギャップを調整する手段とを備えたことを特徴とする。
又、本発明のインクジェット記録装置は、被記録媒体を検出する被記録媒体検出手段を備え、これと前記濃度検出手段とで記録ヘッドと被記録媒体とのギャップを調整する手段を備えたことを特徴とする。
又、本発明のインクジェット記録装置は、被記録媒体の左右のフチを残さずに全領域印刷ができる印刷手段と、ユーザーが前記全領域印刷を指定できる印刷設定手段と、前記印刷設定手段により全領域印刷指定を検出する検出手段と、前記検出手段により記録ヘッドと被記録媒体とのギャップを調整する手段とを備えたことを特徴とする。
更に、本発明のインクジェット記録装置は、印刷中に印刷を中断することができる手段と、中断された場合に続行することができる手段と、印刷中に印刷が中断されたことを検出する手段と、続行されたことを検出する手段と、中断されてから続行するまでの時間を測定する手段と、前記時間によって記録ヘッドと被印刷媒体とのギャップを調整する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドと被記録媒体との距離を検出して自動的に被記録媒体との距離をコントロールするようなコストアップになる特殊な機構を備えなくても、紙間の自動調整の実現が可能になった。
<実施の形態1>
以下に、本発明の適用可能なインクジェット記録装置を添付図面を参考にして構成例を具体的に説明する。
以下に、本発明の適用可能なインクジェット記録装置を添付図面を参考にして構成例を具体的に説明する。
図1に、本発明のインクジェット記録装置の一実施形態における、最良の構成のフローチャートを示す。
先ず、インクジェット記録装置に接続された画像を印刷データに展開する画像処理装置(以下「ホスト」と記す)から印刷が指示されると(1−1で‘Y’を選択)、被記録媒体給紙情報と印刷データを受信する。次に、インクジェット記録装置は、ホストから受信した印刷データより、そのスキャンで印刷する領域に吐出するインクの総量がいくらになるかを計算する(1−2)。
ここでの総量とは、これから1スキャン印字する間に吐出するインク総量だけではなく、それとは別に、既にマルチパス印字等で被記録媒体に吐出しているインク吐出分も記憶しておき、この吐出分との合計から算出される値であり、又、インクジェット記録装置のプログラムを格納するROMに予め被記録媒体ごとに規定値を持ち、先に通知された被記録媒体給紙情報から規定値を求め、インク総量とその規定値とを比較し、規定値に対して超えていると判断した場合(1−4の’Y’を選択)、モータをコントロールしてモータに連動した記録ヘッドを記録紙と垂直に離れる方向に稼動させ(1−5)、被記録媒体と記録ヘッドとの距離を広げ、1スキャン印字を実行する(1−7)。
又、先のインク打ち込み総量が規定値を超えていないと判断した場合、モータをコントロールして被記録媒体と記録ヘッドとの距離を狭めて、1スキャン印字を実行し(1−6)、印刷データなくなるまでこれらを行う。
以上説明したように、本発明によれば、これまで記録ヘッドと被記録媒体との距離を検出して自動的に被記録媒体との距離をコントロールするようなコストアップになる特殊な機構を備えなくても、紙間の自動調整の実現が可能になった。
Claims (4)
- インクを吐出可能な記録ヘッドを用いて、被記録媒体に画像を記録可能なインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドと前記被記録媒体との間のギャップを電気的に調整可能な調整手段と、
記録する画像の濃度を画像データから検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段によって自動的に前記ギャップを調整する自動調整手段を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 被記録媒体を検出する被記録媒体検出手段を持つことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
- 記録紙のフチを残さず全領域印刷可能なインクジェット記録装置で、フチなし印刷を指定された場合にギャップを調整する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
- 印刷中に印字が中断されたことを検出する手段と、再開させる手段と、中断された時間によって再開する際にギャップを調整する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2004346047A JP2006150798A (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004346047A JP2006150798A (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=36629654
Family Applications (1)
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-
2004
- 2004-11-30 JP JP2004346047A patent/JP2006150798A/ja not_active Withdrawn
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