JP2006150623A - 電動丸鋸 - Google Patents

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Koji Matsumoto
宏司 松本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】 風を吹き出して切り屑を吹き飛ばす電動丸鋸において、切り屑が必要以上に吹き飛ばされるのを抑制する
【解決手段】 モータ4の回転を減速機10を介して減速してファン16を回転させ、当該ファン16の回転によって生じた風を固定カバー3に設けた吹出口21から吹き出して、切り屑を吹き飛ばすようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、木材等の切断に用いられる電動丸鋸に関する。
従来より、モータの回転によって円板状の丸鋸刃を回転させて木材等の切断を行う携帯型の電動丸鋸が知られている。
この種の電動丸鋸で切断作業を行う場合、予め切断対象物に切断線を記しておき、当該切断線に沿って丸鋸刃を進めて切断を行うことが多い。しかし、この場合、切り屑によって切断線が隠されてしまい、実際に切断した位置が切断線からずれてしまう場合がある。
この点、特許文献1によれば、モータ冷却用に導入した空気を吹き出させて切り屑を吹き飛ばすため、切断線が切り屑によって隠されるのを防止することができる。
米国特許第5084971号明細書
しかしながら、上記特許文献1の方式では、吹き出す風の勢いが強すぎて切り屑が飛散し、作業場の周辺が散らかってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、電動丸鋸において、切り屑が必要以上に吹き飛ばされるのを抑制することを目的とする。
請求項1の発明にあっては、モータによって丸鋸刃を回転させる電動丸鋸において、モータの回転を減速してファンを回転させ、当該ファンの回転によって生じた風を用いて切り屑を吹き飛ばすようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、上記ファンを、モータの回転を減速して丸鋸刃を回転させる減速機に取り付けたことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、上記ファンを、上記減速機を収容する減速機ケーシングとは別のケーシング内に収容したことを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、上記ファンの回転によって生じた風の吹出口を、丸鋸刃のカバーに設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、モータの回転を減速して回転させたファンにより、適切な勢いの風を吹き出させることができる。
請求項2の発明によれば、ファンを取り付けた減速機と丸鋸刃用の減速機とをそれぞれ別に設けた場合に比べて、装置構成をより簡素化することができる。
請求項3の発明によれば、減速機ケーシング内の潤滑剤がファンに作用するのを抑制することができる。
請求項4の発明によれば、丸鋸刃のカバーに吹出口を設定したため、比較的簡素な構成で切断位置に風を当てることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる電動丸鋸の分解斜視図、図2および図3は、使用時における電動丸鋸の正面図、図4および図5は、使用時における電動丸鋸の側面図である。
本実施形態にかかる電動丸鋸1では、モータ4によって丸鋸刃8を回転させ、木材等の切断対象物を切断するものである。本体ハウジング2の前部の片側には、丸鋸刃8の上側を被覆する固定カバー3が設けられており、他方側には、モータ4を被覆するモータカバー5が設けられている。モータ4や、減速機10、制御回路(図示せず)等の主要な構成部品は、これら固定カバー3およびモータカバー5の内側に収容される。また、本体ハウジング2の下部には、板状の切断対象物を沿わせるガイドとして機能するベースプレート6が設けられている。さらに、本体ハウジング2の後端部には、電池パック(図示せず)を着脱可能に装着することができるようになっている。なお、丸鋸刃8の下側は、本体ハウジング2に回転スライド可能に取り付けられたロアガード7で覆われている。
モータ4の回転は、その出力軸(図示せず)に取り付けられたギヤ9から減速機10内のギヤ(図示せず)に伝達されて減速され、丸鋸刃8に伝達される。
ここで、モータ4内には、冷却用のファン11が設けられている。このファン11が回転すると、モータカバー5のモータ収容部の先端側(底部)に設けられた空気導入口12からモータカバー5内に空気(外気)が導入され、当該モータ収容部の根元側に設けられた空気排出口としての窓部14からモータカバー5内の空気が排出される。
さらに、本実施形態にかかる電動丸鋸1は、切り屑を吹き飛ばすべく切断位置より前方側の位置(切断前の位置)に向けて風を吹き出すための機構を備えている。具体的には、丸鋸刃8を駆動するための減速機10から当該丸鋸刃8の他方側に突出する回転軸15によって回転するファン16を備え、このファン16の回転により生じた風を、チューブ20を経由して固定カバー3の前端部に取り付けた吹出口21から吹き出すように構成されている。
なお、このファン16は、減速機10のケーシング13内とは隔絶された別のケーシング17内に収容されており、このケーシング17に設けられた開口部18からケーシング17内に空気(外気)が導入され、ケーシング17の側壁に設けられた吐出ポート19から当該吐出ポート19に接続されたチューブ20内に空気が排出されるようになっている。減速機10の潤滑剤がファン16に巻き込まれた場合、空気経路に潤滑剤が詰まる等の問題が生じることが懸念されるが、本実施形態では、別のケーシング17にファン16を収容したため、そうした事態を防止できる。
ここで、本実施形態では、図2および図3に示すように、図示しない締結機構により、本体ハウジング2(丸鋸刃8)とベースプレート6との角度(ロール角)を可変設定できるように構成されている。図2は、丸鋸刃8とベースプレート6の底面との角度がほぼ垂直な状態、図3は、丸鋸刃8とベースプレート6の底面とが斜めに交叉している状態を示している。しかし、上述したように、本実施形態では、吹出口21(のノズル)を、固定カバー3の前端側の外周壁に張り出すように設けている。よって、図2および図3に示すように、本体ハウジング2(丸鋸刃8)のベースプレート6に対するロール方向の傾斜角度によらず、吹出口21から、丸鋸刃8が切断対象物30を切断する位置より前方側の位置(切断前の位置)に風を吹き付けることができる。
また、本実施形態では、図4および図5に示すように、図示しない締結機構により、本体ハウジング2とベースプレート6との角度(ピッチ角)も可変設定できるように構成されている。図4は、本体ハウジング2が進行方向に対してやや後傾した状態、図5は、本体ハウジング2が進行方向に対してやや前傾した状態を示す図である。しかし、上述したように、本実施形態では、吹出口21がベースプレート6の前端部より外側(前側)に位置するように設定している。よって、図4および図5に示すように、本体ハウジング2のベースプレート6に対するピッチ方向の傾斜角度によらず、ベースプレート6によって遮られることなく、吹出口21から、丸鋸刃8が切断対象物30を切断する位置より前方側の位置(切断前の位置)に風を吹き付けることができる。
以上のように、本実施形態によれば、モータ4の回転を減速して切り屑を吹き飛ばすためのファン16を回転させるため、適切な勢いの風を吹き出させて、切り屑が必要以上に飛散するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、丸鋸刃8用の減速機10に切り屑を吹き飛ばすためのファン16を取り付けたため、ファン16の減速機を別途設けた場合に比べて装置構成をより簡素化することができる。
また、本実施形態によれば、減速機10を収容するケーシング13とは別のケーシング17内にファン16を収容したため、減速機10内の潤滑剤がファン16に作用するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、風の吹出口21を固定カバー3に設けたため、比較的簡素な構成で切断位置により確実に風を当てることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
本発明の実施形態にかかる電動丸鋸の分解斜視図。 本発明の実施形態にかかる電動丸鋸の使用時における正面図。 本発明の実施形態にかかる電動丸鋸の使用時における正面図。 本発明の実施形態にかかる電動丸鋸の使用時における側面図。 本発明の実施形態にかかる電動丸鋸の使用時における側面図。
符号の説明
1 電動丸鋸
3 固定カバー(丸鋸刃8のカバー)
4 モータ
8 丸鋸刃
10 減速機
13 (減速機10を収容する)ケーシング
16 ファン
17 (ファン16を収容する)ケーシング
21 吹出口

Claims (4)

  1. モータによって丸鋸刃を回転させる電動丸鋸において、
    モータの回転を減速してファンを回転させ、当該ファンの回転によって生じた風を用いて切り屑を吹き飛ばすようにしたことを特徴とする電動丸鋸。
  2. 前記ファンを、モータの回転を減速して丸鋸刃を回転させる減速機に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の電動丸鋸。
  3. 前記ファンを、前記減速機を収容するケーシングとは別のケーシング内に収容したことを特徴とする請求項2に記載の電動丸鋸。
  4. 前記ファンの回転によって生じた風の吹出口を、丸鋸刃のカバーに設けたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電動丸鋸。

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JP4908646B1 (ja) * 2011-05-17 2012-04-04 柚実 阿部 木屑処理装置
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