JP2006150503A - 打ち込み工具のフック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】打ち込み工具を対象部材に強く接触させたり落としたりした場合の衝撃を緩和することにより、打ち込み対象部材の表面を傷つけるのを有効に防止することができる釘打機のフック装置。
【解決手段】1本の金属製線材を中央部でU字形に折り曲げ、その両側の中途部を同じ側に屈曲し、この屈曲部9から平行に延長した2つの延長部10を釘打機、ねじ締め機等の打ち込み工具1のボディ2に固定し、延長部10の一部を上記打ち込み工具1の側方に突出させ、上記U字形折り曲げ部12を上記ボディ2に沿うように配置するとともに、上記U字形折り曲げ部12に軟質の中空チューブ8bを挿嵌した。
【選択図】図1
【解決手段】1本の金属製線材を中央部でU字形に折り曲げ、その両側の中途部を同じ側に屈曲し、この屈曲部9から平行に延長した2つの延長部10を釘打機、ねじ締め機等の打ち込み工具1のボディ2に固定し、延長部10の一部を上記打ち込み工具1の側方に突出させ、上記U字形折り曲げ部12を上記ボディ2に沿うように配置するとともに、上記U字形折り曲げ部12に軟質の中空チューブ8bを挿嵌した。
【選択図】図1
Description
本発明は、釘打機、ねじ締め機等の打ち込み工具を持ち運ぶ際に作業者のベルトに引っ掛けるためのフック装置に関する。
一般に、打ち込み工具を釘打ち込み作業の現場に持ち運ぶ場合、携帯に便利なように、打ち込み工具にはフックが設けられ、このフックを腰のベルトに引っ掛けて歩くことができるようになっている。ところが、フックは金属製で釘打機のボディの外側にむき出し状態になっているため、ねじ締め等の作業中にねじ締め等の対象となる部材に強く接触したり、作業現場では釘打機を使用しないときに一時的に被打ち込み材の表面に置くことがあり、このときに不注意に置いたり、打ち込み工具が手から滑り落ちたりしたとき、金属の硬いフックが対象部材の表面に当たり、その衝撃で対象部材の表面を傷つけてしまうことがある。この場合は、対象部材を張り直ししなければならないなど、余分な手間がかかってしまうという問題がある。
このような不都合を改善するため、金属製のフック本体を合成樹脂製の熱収縮チューブで覆って溶着させたり、フック自体を合成樹脂から構成したりすることが試みられた。どちらも表面は金属のような硬さはないので、釘打機を対象部材に強く接触させたり落としたりした場合の衝撃を緩和することができる。
特開平10−109281公報
しかしながら、チューブで覆って溶着させるタイプのものは、打ち込み工具を廃棄処分にする場合、金属製のフック本体から溶着した樹脂部分を分離することができないので、分別処理ができず、環境対策上問題がある。また、樹脂製フックの場合は強度が弱く、変形したり破損したりする可能性があり、信頼性に乏しいのが欠点である。
本発明は上記欠点を解消し、打ち込み工具を対象部材に強く接触させたり落としたりした場合の衝撃を緩和することにより、打ち込み対象部材の表面を傷つけるのを有効に防止することができる打ち込み工具のフック装置を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る打ち込み工具のフック装置は、1本の金属製線材を中央部でU字形に折り曲げ、その両側の中途部を同じ側に屈曲し、この屈曲部から平行に延長した2つの延長部を釘打機、ねじ締め機等の打ち込み工具のボディに固定し、延長部の一部を上記打ち込み工具の側方に突出させ、上記U字形折り曲げ部を上記ボディに沿うように配置するとともに、上記U字形折り曲げ部に軟質の中空チューブを挿嵌したことを特徴とする。
本発明によれば、打ち込み工具を不用意に落としてしまったり、打ち込み工具が作業中に打ち込み対象部材に強く接触したりしても、直接に接触するのは軟質の中空チューブであるから、衝撃は緩和され、対象部材が傷つくことはない。
また、フック装置は基本的には金属によって構成されているから、強度が損なわれることがない。
さらに、中空チューブは挿嵌されているだけであるから、取り付けが容易であるほか、取り付け後に延長部から抜き出して取り外すことができるから、廃棄時に金属部分と中空チューブとを簡単に分離して処分することができる。
また、中空チューブは屈曲部がストッパになって移動が規制される。したがって、中空チューブが動いて一方に偏り、金属のU字形折り曲げ部分が露出するのを防止することができる。
また、中空チューブは屈曲部がストッパになって移動が規制される。したがって、中空チューブが動いて一方に偏り、金属のU字形折り曲げ部分が露出するのを防止することができる。
図1および図2において符号1はねじ締め機を示す。このねじ締め機1はボディ2の一側にグリップ3を設けるとともに、ボディ2の先端側にドライバビット4を備えたもので、グリップ3の端部から取り入れた圧縮空気を起動ボタン5を操作することによってボディ2の内部に設けられたエアモータ(図示せず)に送り込んで作動させ、さらにエアモータに作動連結したドライバビット4を回転させてドライバビット4を回転させ、ドライバビット4の先端に係合したネジを打ち込み対象部材にねじ込むものである。
ところで、上記ねじ締め機1のヘッド部6の側面には上下1対の差込穴7が開口形成され、差込穴7にはフック装置8が取り付けられている。フック装置8はフック本体8aと中空チューブ8bとから構成されている。
フック本体8aは、1本の金属製線材を中央部でU字形に折り曲げ、その両側の中途部を同じ側に略直角に(U字形折り曲げ部12の内側に形成される面に対して略直角をなすように)屈曲し、この屈曲部9から平行に延長してなるもので、屈曲部9から延びる2つの延長部10はねじ締め機1のボディ2の差込穴7に挿入して止めネジ11で固定されている。また、延長部10の一部10aは上記ねじ締め機1の側方に突出し、U字形折り曲げ部12は上記ボディ2に沿うように配置されている。このように、フック本体8aは1本の鉄製線材を折り曲げ加工して形成すればよい。
次に、上記U字形折り曲げ部12には軟質合成樹脂製の中空チューブ8bが挿嵌されている。チューブ8bはポリウレタン製、ナイロン製などで構成されたものでよく、ねじ締め機1を傾けてもフック本体8aが露出しない程度に、U字形折り曲げ部12の全長にわたって挿嵌するのが好ましい。チューブ8bは予めフック本体8aの一端から挿通しておき、その後フック本体8aをねじ締め機1に固定すればよい。
上記構成のフック装置8によれば、ねじ締め機をねじ打ち込み作業の現場に持ち運ぶ場合、フック装置8を腰のベルトに引っ掛けて歩けばよい。フック装置8の表面は合成樹脂製のチューブ8bであるから、冷たい感触がなく手触りもよい。
打ち込み工具を使用中又は使用後に打ち込み工具を不用意に落としてしまったり、作業中に打ち込み対象部材14に強く接触させたりしても、図3に示されるように、直接に接触するのは軟質の中空チューブ8bであるから、衝撃は緩和され、対象部材14が傷つくことはない。
また、フック本体8aは金属によって構成されているから、強度が損なわれることがない。
さらに、中空チューブ8bは挿嵌されているだけであるから、取り付けが容易であるほか、取り外し後に延長部から抜き出して取り外すことができるから、廃棄時に金属部分と中空チューブ8bとを簡単に分離して処分することができる。
また、中空チューブ8bは屈曲部9がストッパになって移動が規制される。したがって、取り付け後に中空チューブ8bが動いて一方に偏り、金属のU字形折り曲げ部分が露出するのを防止することができる。
また、中空チューブ8bは屈曲部9がストッパになって移動が規制される。したがって、取り付け後に中空チューブ8bが動いて一方に偏り、金属のU字形折り曲げ部分が露出するのを防止することができる。
なお、延長部10はU字形折り曲げ部12の中途部を直接に屈曲したものに限定されない。例えば、図4(a)(b)に示されるように、中途部を互いに外側(内側)に折り曲げ、さらにこの折り曲げ部13を介して同じ側に略直角に折り曲げた構成であってもよい。
なお、中空チューブ8bは長いものを1本挿嵌させるのではなく、短いもの15、15、16を3本(2本でも4本以上でもよい)作り、これらを順次挿嵌し、互いに突合せて一体的に連続させるようにしてもよい。
また、上記構成のフック装置はねじ締め機に限定されない。釘打機等の打ち込み工具のボディにも取り付けることができる。
1 ねじ締め機
8a フック本体
8b 中空チューブ
8 フック装置
10 延長部
12 U字形折り曲げ部
8a フック本体
8b 中空チューブ
8 フック装置
10 延長部
12 U字形折り曲げ部
Claims (1)
- 1本の金属製線材を中央部でU字形に折り曲げ、その両側の中途部を同じ側に屈曲し、この屈曲部から平行に延長した2つの延長部を釘打機、ねじ締め機等の打ち込み工具のボディに固定し、延長部の一部を上記打ち込み工具の側方に突出させ、上記U字形折り曲げ部を上記ボディに沿うように配置するとともに、上記U字形折り曲げ部に軟質の中空チューブを挿嵌したことを特徴とする打ち込み工具のフック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004344781A JP2006150503A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 打ち込み工具のフック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004344781A JP2006150503A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 打ち込み工具のフック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006150503A true JP2006150503A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36629388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004344781A Abandoned JP2006150503A (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 打ち込み工具のフック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006150503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102303308A (zh) * | 2011-08-24 | 2012-01-04 | 浙江亚特电器有限公司 | 工具悬挂结构 |
TWI630076B (zh) * | 2018-03-09 | 2018-07-21 | 豐民金屬工業股份有限公司 | 具有掛勾之釘槍 |
-
2004
- 2004-11-29 JP JP2004344781A patent/JP2006150503A/ja not_active Abandoned
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102303308A (zh) * | 2011-08-24 | 2012-01-04 | 浙江亚特电器有限公司 | 工具悬挂结构 |
TWI630076B (zh) * | 2018-03-09 | 2018-07-21 | 豐民金屬工業股份有限公司 | 具有掛勾之釘槍 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070710 |
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20080924 |