JP2006150158A - 畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法並びにその装置 - Google Patents
畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法並びにその装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006150158A JP2006150158A JP2004340061A JP2004340061A JP2006150158A JP 2006150158 A JP2006150158 A JP 2006150158A JP 2004340061 A JP2004340061 A JP 2004340061A JP 2004340061 A JP2004340061 A JP 2004340061A JP 2006150158 A JP2006150158 A JP 2006150158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- waste
- organic waste
- condensate
- methane fermentation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/20—Sludge processing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
【解決手段】 消化液L0を脱水して脱水ケーキCと脱水濾液L1とに分離し、この脱水ケーキCを堆肥として有効利用し、脱水濾液L1を濃縮して得た濃縮液を堆肥として有効利用するものであり、脱水濾液L1を濃縮するときに生成される第一凝縮液L2を更に濃縮することにより、アンモニアを高濃度で含んだ第二凝縮液L4と、アンモニアを環境基準値以下の低濃度でしか含まない第二濃縮液L5とを得て、前記第二凝縮液L4を液肥等として有効利用し、第二濃縮液L5を河川等に放流することを特徴として成り、アンモニアを高濃度で含んだ第二凝縮液L4を得ることができるため、畜産廃棄物等の有機廃棄物をよりいっそう有効利用することができる。
【選択図】図1
Description
このようなメタン醗酵処理システムS′のうち現在稼動されているものの一つに、図3に示したものがある。このシステムは、畜産廃棄物等の有機廃棄物を醗酵させてメタンガスGを生成するための消化槽1′と、この消化槽1′から排出される消化液L0を処理して有効利用または廃棄するための操作を行う消化液処理装置2′と、前記メタンガスGから熱エネルギー及び電気エネルギーを得るためのエネルギー変換装置3′とを具えて成り、前記エネルギー変換装置3′で得られた熱エネルギー及び電気エネルギーを、前記消化槽1′や、消化液処理装置2′の熱源や動力源、更には施設建屋内の空調・照明用等として活用するようにしたものである。
一方、前記脱水濾液L1は、一例として微生物を利用した活性汚泥法によって処理されるものであり、消化液処理装置2′に送られてBOD値の低下や脱色等が図られ、最終的に河川や下水に放流されることとなる。この際、脱色や殺菌のためにエタノール、第二塩化鉄等の薬剤や、高分子凝集剤、消毒薬、オゾン発生装置等が必要になるため、脱色施設、殺菌施設の付加のためのイニシャルコストの増加や、薬剤の使用によるランニングコストの増大を招いてしまっている。
また前記消化液L0はBOD値が高いため、上述のような活性汚泥法により処理されたものが、法に定められた河川放流基準を満たすようにするためには、消化液処理装置2′に供給される脱水濾液L1を事前に数倍〜数十倍の水で希釈しておき、消化液処理装置2′の負荷を減らす必要があり、結果的に処理量が増大して消化液処理装置2′が大型化してしまうことは避けられなかった。
また活性汚泥法では、処理後に余剰汚泥が残ってしまうため、このものを再び処理槽1′に戻して再処理することとなり、処理槽1′の負荷が増大してしまっている。
またメタン醗酵処理システムS′内でのエネルギー消費量は、消化槽1′において生成されるメタンガスGのエネルギー量に比べて少ないため、余剰エネルギー分の電力を電力会社へ売却することが行われているが、常に全ての余剰エネルギー分の電力を売却できるわけではないので、売却することのできない分はメタンガスGの段階で燃焼処分しているのが実情であり、不用意にCO2 を放出してしまうこととなり、環境への配慮や、効率的なエネルギー利用といった観点においても改善の余地があった。
この発明によれば、アンモニアを高濃度で含んだ第二凝縮液を得ることができるため、畜産廃棄物等の有機廃棄物をよりいっそう有効利用することができる。
また薬剤や希釈水を用いることなく、アンモニアを環境基準値以下の低濃度でしか含まない状態の第二濃縮液が得られるため、下水処理施設のない地域等にあっても畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムを構築することができる。
この発明によれば、第二濃縮液を確実に河川やに放流することのできる状態とすることができるため、特に下水設備の設けられていない畜産地域等にメタン醗酵処理システムを構築することが可能となる。
この発明によれば、アンモニアを高濃度で含んだ第二凝縮液を得ることができるため、畜産廃棄物等の有機廃棄物をよりいっそう有効利用することができる。
また薬剤や希釈水を用いることなく、アンモニアを環境基準値以下の低濃度でしか含まない状態の第二濃縮液を得ることができ、下水処理施設のない地域等にあっても畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムを構築することができる。
更にまたヒートポンプ式蒸発装置は消化液または第一凝縮液を希釈することなく処理することができるので、希釈による処理量の増大を招いてしまうことがなく、大型のものを用いる必要がない。
更にまたヒートポンプ式蒸発装置を採用することにより、消化液処理装置で供する蒸気量を抑え、メタンガスから得られる熱エネルギー及び電気エネルギーを、メタン醗酵処理システム内でバランス良く消費することができ、余剰ガスの燃焼と、これに伴うCO2 の放出を回避することができる。
更にまたメタン醗酵処理システムを低コストで構築することができるとともに、低コストで運用することができる。
この発明によれば、メタンガスから得られる熱エネルギー及び電気エネルギーを、メタン醗酵処理システム内でバランス良く消費することができ、余剰ガスの燃焼と、これに伴うCO2 の放出を回避することができる。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
以下これらメタン醗酵処理システムSを構成する各要素について順次説明した後、メタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法について説明する。
なおこの消化槽1には、醗酵を好適に促すため、内容物を所望の温度に保つためのヒータ等の昇温・保温機構が具えられる。
更に消化槽1の補機として、消化液L0を貯留しておくための消化液槽11と、この消化液L0を脱水濾液L1と脱水ケーキCとに分離するための脱水機12(一例としてドラムスクリーン型、スクリュープレス型等)とが具えられる。
まず前記加熱缶20について説明すると、このものは密閉性が確保された筐体20a内に、金属等の耐熱素材から成る管路である長管20bが複数本具えられたものであり、この長管20bの下端部が給液口20cと連通状態され、一方、長管20bの上部が排出口20dに臨むように構成されたものである。また前記筐体20a側周部分には蒸気口20e及びドレン口20fが形成される。
なお戻り管路23の途中には濃縮液排出口23aが形成されるものであり、バルブ23bが開放されることにより、排出ポンプP3、P5によって、濃縮された状態の液体成分L(第一濃縮液L3または第二濃縮液L5)が外部に排出できるように構成される。
なおこの実施例では、前記圧縮機27としてターボブロワやルーツブロワが採用されるものであり、駆動用のモータMが具えられる。
またヒートポンプ式蒸発装置2Aにおける前記ドレン口20fの後段部分には、脱水濾液L1を昇温するための熱交換器28及び凝集液排出ポンプを兼用する真空ポンプP2が具えられる。
またヒートポンプ式蒸発装置2Bにおけるドレン口20fの後段部分には、凝縮液排出ポンプを兼用する真空ポンプP4が具えられる。
また前記温水ボイラ32によって生成された温水は、消化槽1の保温や建屋内の空調等に供される。
更に前記蒸気ボイラ33によって生成された蒸気は、前記消化液処理装置2の加熱缶20における蒸気口20eに供給される。
まず家畜の排泄物、藁屑等の畜産廃棄物や、おから、おが屑等の産業廃棄物、更には管理排水等の有機廃棄物を消化槽1に投入するものであり、この消化槽1内の温度を醗酵に適した条件とすると、やがてメタンガスGと、副産物たる消化液L0が生成される。
次いで前記メタンガスGはエネルギー変換装置3に送られ、発電機31、温水ボイラ32及び蒸気ボイラ33によって、電力、温水、蒸気が生成される。
なお消化液処理装置2は、外部からの蒸気供給量が少なくて済むヒートポンプ式蒸発装置が採用されているため、蒸気ボイラ33に供給するメタンガスG量も少なくて済み、その分を発電機31に廻してより多くの電力を発電することが可能となるものである。
そしてこの実施例においては、前記消化槽1において生成されたメタンガスGから、前記発電機31によって生起された電力によって、メタン醗酵処理システムSで消費される全電力を賄うことができるものである。
すなわち図1に示したメタン醗酵処理システムSにあっては、一例として消化槽1において生成されるメタンガスGの量は約3029m3 /dであり、消化液処理装置2が必要とする蒸気量は約7200kg/dであるため、蒸気ボイラ33ではこの分のメタンガスGだけしか必要としない。
一方、メタン醗酵処理システムS内において消費される電力の内訳は、施設内の照明・空調等に約1000kWh/d、ヒートポンプ式蒸発装置2Aに約3360kWh/d、ヒートポンプ式蒸発装置2Bに約1440kWh/dの合計約5800kWh/dであり、蒸気ボイラ33に供給されたメタンガスGの残りを全て発電機31に廻した場合には約6075kWh/dの電力を発電することができるため、その差約275kWh/dの電力が余剰となり、これを売電することが可能となるものである。
なおこの実施例では、温水ボイラ32を使用しなかったが、これを使用した場合には上記エネルギーの配分は異なってくるものである。
一方、前記消化槽1から排出された消化液L0は、いったん消化液槽11に貯留された後、脱水機12によって脱水ケーキCと脱水濾液L1とに分離され、この脱水ケーキCは堆肥施設6に送られる。
そして消化液処理装置2における第一のヒートポンプ式蒸発装置2Aにあっては、真空ポンプP2が起動されてヒートポンプ式蒸発装置2A内の減圧が行われ、この状態でバルブ24の開度が調節され、脱水濾液L1はノズル25から蒸発缶21内に供給される。なお脱水濾液L1の種類等によっては減圧を要さない場合もある。
次いで蒸気成分Vと液体成分Lとは、蒸発缶21における流入口21dから筐体21a内に流入するものであり、蒸気成分Vは排気口21bから蒸気循環管路26内を移動して圧縮機27に至り、この圧縮機27の圧縮作用により高温の加熱蒸気Hとなり、蒸気口20eに供給されるものである。
なお、長管20bを加熱した加熱蒸気Hは凝集し、第一凝縮液L2としてドレン口20fから排出され、熱交換器28を通過する際に脱水濾液L1を昇温して第二のヒートポンプ式蒸発装置2Bに供給される。
因みに消化液処理装置2にあっては、蒸発缶21内で液体成分Lと分離された蒸気成分Vを圧縮機27によって圧縮することにより加熱蒸気Hが生成されるため、装置の始発状態において蒸気循環管路26内に蒸気成分Vが存在しないときには、蒸気ボイラ33から蒸気循環管路26内に補助蒸気を供給するようにする。
そして以上のような操作が継続され、液体成分Lが所望の濃度となった時点でバルブ23bを開放し、濃縮された状態の液体成分Lすなわち第一濃縮液L3を排出ポンプP3によって堆肥施設6に送るものである。
また前記加熱蒸気Hが凝集してドレン口20fから排出された第一凝縮液L2は、第二のヒートポンプ式蒸発装置2Bに供給されるものであり、この第一凝縮液L2を、前記第一のヒートポンプ式蒸発装置2Aと同様の手法により濃縮して、第二凝縮液L4及び第二濃縮液L5が生成される。
この実施例では、加熱蒸気Hの圧力を0.02MpaG、飽和蒸気温度105℃、装置内圧力73kPa、液体成分Lの温度89℃で運転を行い、重量10.0kg、pH9.0、アンモニウムイオン含有率1300mg/Lの第一凝縮液L2から、重量5.9kg、pH9.0、アンモニウムイオン含有率20mg/Lの第二濃縮液L5と、重量4.1kg、pH9.2、アンモニウムイオン含有率3100mg/Lの第二凝縮液L4とを得た。
このように、第一凝縮液L2から第二濃縮液L5への濃縮倍率を1.6倍以上とすることにより、第二濃縮液L5を確実に河川に放流することのできる状態(全窒素含有量60mg/L、アンモニア含有量73mg/L以下)とすることができる。
またアンモニアを高濃度で含んだ第二凝縮液L4は、液肥として有効利用される。
また薬剤や希釈水を用いることなく、アンモニアを環境基準値以下の低濃度でしか含まない状態の第二濃縮液L5が確実に得られるため、下水処理施設のない地域等にあっても畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムSを構築することができる。
更にまたヒートポンプ式蒸発装置2A、2Bは消化液L0または第一凝縮液L2を希釈することなく処理することができるので、希釈による処理量の増大を招いてしまうことがなく、大型のものを用いる必要がない。
更にまた消化液処理装置2にヒートポンプ式蒸発装置2A、2Bを採用することにより、消化液処理装置2で供する蒸気量を抑え、メタンガスGから得られる熱エネルギー及び電気エネルギーを、メタン醗酵処理システムS内でバランス良く消費することができ、余剰ガスの燃焼と、これに伴うCO2 の放出を回避することができる。
更にまたメタン醗酵処理システムSを低コストで構築することができるとともに、低コストで運用することができる。
1 消化槽
11 消化液槽
12 脱水機
2 消化液処理装置
2A ヒートポンプ式蒸発装置(第一の)
2B ヒートポンプ式蒸発装置(第二の)
20 加熱缶
20a 筐体
20b 長管
20c 給液口
20d 排出口
20e 蒸気口
20f ドレン口
21 蒸発缶
21a 筐体
21b 排気口
21c 流出口
21d 流入口
22 吹込管路
23 戻り管路
23a 濃縮液排出口
23b バルブ
24 バルブ
25 ノズル
26 蒸気循環管路
27 圧縮機
28 熱交換器
3 エネルギー変換装置
31 発電機
32 温水ボイラ
33 蒸気ボイラ
6 堆肥施設
C 脱水ケーキ
G メタンガス
H 加熱蒸気
L 液体成分
L0 消化液
L1 脱水濾液
L2 第一凝縮液
L3 第一濃縮液
L4 第二凝縮液
L5 第二濃縮液
M モータ
P1 供給ポンプ
P2 真空ポンプ
P3 排出ポンプ
P4 真空ポンプ
P5 排出ポンプ
V 蒸気成分
Claims (4)
- 畜産廃棄物等の有機廃棄物を醗酵させて得られたメタンガスを有効利用するとともに、このとき生じる消化液を処理して再利用または廃棄するための操作を行うメタン醗酵処理において、前記消化液を脱水して脱水ケーキと脱水濾液とに分離し、この脱水ケーキを堆肥として有効利用し、一方、前記脱水濾液を濃縮して得た濃縮液を堆肥として有効利用するものであり、前記脱水濾液を濃縮するときに生成される第一凝縮液を更に濃縮することにより、アンモニアを高濃度で含んだ第二凝縮液と、アンモニアを環境基準値以下の低濃度でしか含まない第二濃縮液とを得て、前記第二凝縮液を液肥等として有効利用し、一方、前記第二濃縮液を河川等に放流することを特徴とする畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法。
- 前記第二凝縮液から第二濃縮液への濃縮倍率は、1.6倍以上とすることを特徴とする請求項1記載の畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法。
- 畜産廃棄物等の有機廃棄物を醗酵させてメタンガスを生成するための消化槽と、この消化槽から排出される消化液を処理して再利用または廃棄するための操作を行う消化液処理装置とを具えて成り、前記畜産廃棄物等の有機廃棄物を堆肥等として有効利用するための処理システムにおいて、前記消化液処理装置は、第一のヒートポンプ式蒸発装置を具えて成り、更にこの第一のヒートポンプ式蒸発装置から排出される第一凝縮液を濃縮処理するための第二のヒートポンプ式蒸発装置を具えたことを特徴とする畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理装置。
- 前記ヒートポンプ式蒸発装置の動力は、前記畜産廃棄物等の有機廃棄物を醗酵させて得られたメタンガスによって発電された電力により賄うことを特徴とする請求項3記載の畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004340061A JP2006150158A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004340061A JP2006150158A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法並びにその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006150158A true JP2006150158A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36629072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004340061A Pending JP2006150158A (ja) | 2004-11-25 | 2004-11-25 | 畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法並びにその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006150158A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023434A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | National Agriculture & Food Research Organization | メタン発酵消化液の濃縮装置とその濃縮方法 |
JP2009018211A (ja) * | 2007-06-15 | 2009-01-29 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 家畜糞尿の処理装置 |
CN102241418A (zh) * | 2011-05-20 | 2011-11-16 | 新煤化工技术(上海)有限公司 | 一种剩余氨水负压蒸馏设备及方法 |
CZ308740B6 (cs) * | 2020-02-11 | 2021-04-14 | Vysoké Učení Technické V Brně | Způsob a zařízení k zahušťování fugátu bioplynové stanice |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170614A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有機性廃水の処理方法及び処理システム |
JP2002113494A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 畜産廃棄物の処理方法及び装置 |
JP2003063886A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有機性廃棄物の資源化装置および資源化方法 |
JP2003117593A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 有機性廃棄物の処理方法及び装置 |
-
2004
- 2004-11-25 JP JP2004340061A patent/JP2006150158A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001170614A (ja) * | 1999-12-16 | 2001-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有機性廃水の処理方法及び処理システム |
JP2002113494A (ja) * | 2000-10-06 | 2002-04-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 畜産廃棄物の処理方法及び装置 |
JP2003063886A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 有機性廃棄物の資源化装置および資源化方法 |
JP2003117593A (ja) * | 2001-10-11 | 2003-04-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 有機性廃棄物の処理方法及び装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023434A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | National Agriculture & Food Research Organization | メタン発酵消化液の濃縮装置とその濃縮方法 |
JP2009018211A (ja) * | 2007-06-15 | 2009-01-29 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 家畜糞尿の処理装置 |
CN102241418A (zh) * | 2011-05-20 | 2011-11-16 | 新煤化工技术(上海)有限公司 | 一种剩余氨水负压蒸馏设备及方法 |
CZ308740B6 (cs) * | 2020-02-11 | 2021-04-14 | Vysoké Učení Technické V Brně | Způsob a zařízení k zahušťování fugátu bioplynové stanice |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106495384A (zh) | 一种利用有机污染高盐废水制备工业精制盐的工艺 | |
JP2008284544A (ja) | 高速発酵乾燥装置 | |
JP2011167648A (ja) | 生物反応槽の加温システム | |
CN110052481A (zh) | 一种餐厨及厨余垃圾干燥处理装置及方法 | |
JPH09507036A (ja) | 蒸気浄化能力を有する蒸発濃縮乾燥装置及び方法 | |
JP2011036781A (ja) | 汚泥消化システム | |
CN113735209A (zh) | 一种全量化垃圾渗滤液处理装置及工艺 | |
JP2006150158A (ja) | 畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システムにおける消化液処理方法並びにその装置 | |
JP2004249226A (ja) | ごみ埋立地における浸出水の処理方法及びその装置 | |
KR100925234B1 (ko) | 슬러지 건조 장치 | |
CN215905885U (zh) | 一种全量化垃圾渗滤液处理装置 | |
JP2006150159A (ja) | 畜産廃棄物等の有機廃棄物のメタン醗酵処理システム並びにその運転方法 | |
CN102021061B (zh) | 有机污泥制备燃料的方法 | |
JP4686163B2 (ja) | 有機性廃棄物の処理方法 | |
CN108622971B (zh) | 利用新能源的mvr节能环保污水处理系统 | |
KR102073704B1 (ko) | 초음파 발생 장치와 열교환 장치가 상호 연계되는 고효율 하이브리드 하폐수 처리 및 슬러지 감량화 처리 시스템 | |
JPS6351997A (ja) | し尿、厨芥混合処理装置 | |
JPH05288010A (ja) | エネルギのリサイクル装置 | |
CN215756526U (zh) | 一种垃圾渗滤液浸没燃烧处理装置 | |
CN213793412U (zh) | 一种分布式餐厨垃圾生化处理系统 | |
CN216039187U (zh) | 一种污泥氧化处理设备 | |
CN213037648U (zh) | 一种污泥干化系统 | |
JP3808475B2 (ja) | 有機性汚泥の嫌気性消化システム | |
CN215756877U (zh) | 一种市政污水无污泥一体化处置设备 | |
JPS58114800A (ja) | 汚泥処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070724 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100518 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100713 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100921 |