JP2006149913A - ギャザーベルト装置 - Google Patents

ギャザーベルト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006149913A
JP2006149913A JP2004348164A JP2004348164A JP2006149913A JP 2006149913 A JP2006149913 A JP 2006149913A JP 2004348164 A JP2004348164 A JP 2004348164A JP 2004348164 A JP2004348164 A JP 2004348164A JP 2006149913 A JP2006149913 A JP 2006149913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buckle
belt
string
shoulder
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004348164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006149913A5 (ja
Inventor
Hiroo Nakatsuji
洋男 中辻
Yoshio Nakatsuji
美穂 中辻
Reiko Nakatsuji
玲子 中辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004348164A priority Critical patent/JP2006149913A/ja
Publication of JP2006149913A publication Critical patent/JP2006149913A/ja
Publication of JP2006149913A5 publication Critical patent/JP2006149913A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】手提げ、肩掛け兼用バッグにてショルダーベルトを常設する場合、肩掛から手提げに切り替えた際に、ショルダーベルトが成り行きのまま垂れ下がることを防ぎ、人手を煩わす事無く自動的に一定の場所に集める事ができる手段を講じる。
【解決手段】リール装置3より露出した紐8を引き込み及び引き出し作動可能とし、さらに紐が引き出された状態で手放したときに引き込み作動する装置をバッグ本体に接続したバックル6、もしくはショルダーベルト2の接続部材に取り付ける。さらにその装置から引き出された紐の先端を接続部材によりバックルと一体化し、そのバックルをショルダーベルトの適宜箇所に止着する事により、肩からショルダーベルトが外れると紐の先端と装置における両端からの張力が無くなり、紐が装置内に引き込まれる。その結果、適宜箇所にまとめる事が出来、歩行の阻害要素を取り除く事が可能となる。
【選択図】図3

Description

ショルダーバッグ・リュックサック等において肩からショルダーベルトをはずす事により、不要となったショルダーベルトを人手の介入なしで適宜箇所に集めることでベルトの垂れ下がりを防ぐことに関する。
ショルダーベルトをテーマとした技術に関し、引掛け金具等により着脱自在としたものは数多く知られているが、ベルトの要、不要に関しどちらかの状態が継続されるという条件下で効力を発揮するものであって、都度変化する要、不要といった事態に耐えられるものではない。
このような状況下、垂れ下がってしまうショルダーベルトに対し、携帯物に接続したまま中央部分をバッグの外ポケットに収納するとか、ベルトを取手と一緒に持つなど原始的な方法で対処しているのが実状である。
これらの改善策として、鞄本体にショルダーベルトそのものを巻きつける装置を装着しベルトが不要となった際は、片方の引掛け金具等を外し装置のロックを解除する事によりベルトを巻きこんで収納する装置。 (例えば、特許文献1参照。)
自動的に適宜個所でショルダーベルトの垂れ下がりを防ぐものとしては、当出願人による、ベルトの片面に手放し状態としたときに、ロール状またはU字状に巻き戻る力を有するギャザー帯を取り付けることによりベルトの垂れ下がりを防ぐもの。 (例えば、特許文献2参照。)
また同じく当出願人によるもので当出願に類似した事件であるが、バックルおよびバックルに対する接続方法まで定めている当出願事件に対し、広義の範囲で出願したものがある。 (例えば、特許文献3参照。)
特開平3−202001 (第2―3頁、第1図) 特開2004−089596(第1頁、第1図) 特開2004−222881(第1頁、第1図)
携帯物のショルダーベルトを連続した接続状態とする場合、肩に掛けていたものを手提げに切り替えた際には、手を加えないかぎりショルダーベルトが垂れ下がる。その結果垂れ下がったベルトが足に当り歩行の妨げとなる。場合によるとベルトの輪の中に足を入れ転倒することもあり、非常に危険である。
この様な状態にならないように、人により色々な工夫をしているのが実状だ。例をあげてみると、ベルトを取手と一緒に持つ人。
ベルトを鞄の周りに巻きつけるように短くする人や、それに近い状態までベルトの長さを調節し、垂れ下がっても足には当たらないようにする人。
ベルトの片端を外し鞄の中に収納する人、またはベルト中央部分を鞄の外ポケットに入れ垂れ下がりを防ぐ人。
鞄の取手が鞄の前後2箇所にある場合は、2箇所の取手の間にいれる。そうする事により垂れ下がってしまう部分が少なくなる。
このように、さまざまな方法で何らかの工夫をしている人が多い。このような状況下の中、肩から外した際に、ショルダーベルトが成り行きのまま垂れ下がることを防ぎ、人手を煩わす事無く、自動的に一定の場所に集める為の手段を講じる。
次に上記課題を解決するため不可欠な件として、リールから露出した紐を如何にしてベルトに止着するかという点である。通常のバックルは大きく二通りの目的で使用されている。異なるものを接続する補助部材として、またはベルト等の長さの調節用として用いられている。どちらの用途においてもバックルの中央軸または環状部材の内1辺はベルト状のものにより巻きこんで折り返した上で縫着される構造となっているため、完成されたベルトの適宜箇所への取り付けは不可能である。
このようにショルダーベルトとして完成されたものは、鞄に直接逢着されているか、もしくは両端に鞄本体に接続するための接続部材が装着されており、ベルトの適宜個所にてバックルあるいはそれに類するものを取り付けるには現在流通しているバックル類においては不可能である。
さらにベルトの適宜箇所に簡単に止められるものとしては、針をベルトの平面に貫通し針の先端部分を受け筒により止めることが可能なピンバッチ等は、当発明のリールから露出した紐の先端をピンバッチに接続し、引き込み、引出し作動をした場合は何度となく繰り返すことによりピンが筒から抜けてしまい危険である。
従って完成されたショルダーベルトにリールから露出した紐をベルトの適宜箇所に止着させるための手段も講じる必要がある。
本発明のリールより露出した紐は引き込み及び引き出し作動可能とし、且つ引き出された紐は手放し状態としたときに引き込み作動する当リールを、鞄本体に接続されているバックル、またはショルダーベルトのバックル、もしくは接続部材に取り付ける。
次に、リールより露出した紐の先端には既存するベルトにも適宜箇所に取り付けられることを目的に発明された当発明のバックルに装着可能な接続部材を介して一体化したうえで、ショルダーベルトに接続する事により、肩からショルダーベルトが外れるとショルダーベルトに接続されたバックルとリール間の張力が無くなり、紐が装置内に引き込まれる。その結果、適宜箇所にまとめる事が出来、垂れ下がることなく歩行の阻害要素を取り除く事が可能となる。
ショルダーベルトの要から不要への切り替えの際、ベルトを携帯物へ収納したり、取手と一緒に持つ等といった無駄な動作がはぶける事により精神的に余裕ができ、他への気配りであるとか、物事への集中力が増す事にもつながる。
ショルダーベルトが垂れ下がったまま歩行を継続する事により、混雑した中では自分だけでなく他人の足に当り迷惑を掛けるとか、ショルダーベルトの垂れ下がりを回避するために歩行途中で立ち止まる事により後ろから歩いて来る人の邪魔になるというような状況の減少が考えられる。特に階段での昇降の際は鞄の左右のゆれが生じると、垂れ下がったベルトの輪の中に足が入り、転倒する可能性があるため非常に危険である。
本発明の装置は、すでに使用者によって利用されているショルダーベルトにも簡単に取り付けが出来る為、既存の物を廃棄する必要もなく環境問題も配慮されている。
リールの裏面には鞄本体に接続されたバックルまたはベルトの接続部材等に取り付けるためのフックが装着されている。そのフックはベルトを肩に掛けた際は挿入位置が下を向くため、ずり落ちないよう、フックの一部がリール裏面に接触しているか、非常に接近している。あるいはフックの先端近くにネジがありそれを締め付ける事によって止着可能な構造となっている。
リールの取り付け場所は図3,図4の如く、鞄本体に装着されているベルト接続用のバックル、もしくはベルトに装着されている接続部材にリールから露出している紐がベルト中央に向かうようにセッティングする。
リールから露出した紐の先端には図2の如く接続部材5により、バックルの中央が切断されているコの字部分を上下にしたうえで、左右に穴のあいた接続部材5を貫通しバックルに接続する。
バックルをベルトに装着する方法は、リールから紐を介して接続されたバックルを引き出し適宜箇所にて図7のようにショルダーベルトを波状とし山の部分をバックルの下方向からバックルの中央軸が山となった空間に挿入出来るまで挿通し、中央軸を回転させ対向する辺にて停止させる。そのうえでベルトの左右を引き込むことによりベルトに装着させる。
当バックルの中央軸に平行する環状辺はベルトを挿通する事によりバックルとで摩擦が働き、止着が可能となっている。
上記方法でベルトの両端にて取り付けることにより2分割されるため、短い間隔でバックルのセッティングが可能となる。このことによりバネによる巻き戻す力が弱いためゆるやかな状態で引き込み、引出し作動する。例えていうならばベルトを40cm集める場合は20cmずつでよい。尚、ベルトの片端のみでベルトを集めることも可能である。
当発明は鞄のショルダーベルトに使用することと限定しており、この発明を応用することはあっても利用することは考えにくい。
図2,3,7,8,9においてバックルは図面上わかりやすく表現するため、中央軸および平行する左右の環状部材の間隔を、あえて広く描いている。
バッグに取り付けられたショルダーベルトが不要時の際、本発明のリール装置により紐が引き込まれ、ベルトが集められたバッグの正面図。 バックルが接続されたリールの正面断面図。 本発明のリール装置がフックによりショルダーベルトに取り付けられ、さらにその装置より引き出されたバックルがショルダーベルトに接続された状態を示した正面図。 リールとバックルがベルトに装着された側面図。 リールに装着されたフックの一部がリールに接触している側面図。 リールに装着されたフックにネジが挿入されている側面図。 バックルの下方向からベルトの山部分を中央軸よりも高い位置まで挿通した斜視図。 中央軸が対向する辺にて停止しているバックルの斜視図。 中央軸を90度以上回転した状態のバックルの斜視図。
符号の説明
1 バッグ(携帯物)本体
2 ショルダーベルト
3 リール
4 ゼンマイ
5 リールから露出した紐をバックルに取付ける部材
6 本発明のバックルの環状部材
7 本発明のバックルの中央軸
8 紐
9 一般的なバックル
10 挿通行1
11 挿通行2
12 挿通行3
14 環状部材への貫通箇所
15 フック1
16 フック2
17 ネジ

Claims (1)

  1. バッグ等の携帯物に設けられたショルダーベルト等の吊り下げ帯(以下『ショルダーベルト』と言う)を適宜箇所で一定の位置に集めるべく、紐、ワイヤーもしくは鎖等(以下総称して『紐』という)を引き込み及び引き出し作動可能とし、引き出された紐を手放し状態とした際、自動的に引き込み作動を有する装置(以下『リール』)という)を使用し、リールから露出した紐の先端には図2のバックルへの取付けが可能な接続部材5が取りつけられている。そのバックルは図8の如く「日」状を変形したバックルであり、その中央軸は一端において回動を可能とし、対向する環状部材の辺にて停止するようになっている。また中央軸の辺に対向する環状部材の2辺は、相互に間隔を短くすることでベルトをセッティングすることにより、ベルトとバックルとで摩擦が働き止着が出来るように形成されたバックルである。さらにバックルは中央軸に平行する外側の1辺においては、中央部分にてコの字となっており且つその中央は切断されている。このバックルの切断されている部分を上下にしたうえで左右に穴のあいた接続部材5を貫通することでバックルに接続することにより一体化したショルダーベルトの垂れ下がり防止装置。

JP2004348164A 2004-12-01 2004-12-01 ギャザーベルト装置 Pending JP2006149913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004348164A JP2006149913A (ja) 2004-12-01 2004-12-01 ギャザーベルト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004348164A JP2006149913A (ja) 2004-12-01 2004-12-01 ギャザーベルト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006149913A true JP2006149913A (ja) 2006-06-15
JP2006149913A5 JP2006149913A5 (ja) 2007-08-16

Family

ID=36628869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004348164A Pending JP2006149913A (ja) 2004-12-01 2004-12-01 ギャザーベルト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006149913A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7600660B2 (en) * 2004-03-11 2009-10-13 Raymond Nevin Kasper Harness tightening system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662917A (ja) * 1992-08-24 1994-03-08 Wakai:Kk 袋物類バンド取付具
JPH0718625U (ja) * 1993-09-20 1995-04-04 モミジヤ鞄材有限会社 バックル
JP2004222881A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Hiroo Nakatsuji ギャザーベルト装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662917A (ja) * 1992-08-24 1994-03-08 Wakai:Kk 袋物類バンド取付具
JPH0718625U (ja) * 1993-09-20 1995-04-04 モミジヤ鞄材有限会社 バックル
JP2004222881A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Hiroo Nakatsuji ギャザーベルト装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7600660B2 (en) * 2004-03-11 2009-10-13 Raymond Nevin Kasper Harness tightening system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8061480B2 (en) Drag harness improvements
USRE43766E1 (en) Bra strap retainer
TWM335293U (en) Elastic pulling-force rope for the dragrope exercise machine
US20130331236A1 (en) Wrist Strap
US20080047997A1 (en) Tool holder
US20190283967A1 (en) Rescue device
JP6999792B2 (ja) ショルダーバッグの肩ベルトずり落ち防止方法及びショルダーバッグの肩ベルトずり落ち防止具並びにショルダーバッグ
JP2006149913A (ja) ギャザーベルト装置
US8490255B1 (en) Article securing apparatus
US7407069B1 (en) Fishing stringer with multiple integral fishing tools
US20140130308A1 (en) Elastic safety pull rope with maximum tensile range limitation functions
CN117223172A (zh) 可调服装及耳塞保持装置
US6039708A (en) Flexible cord collar harness device
JP2006097220A (ja) 衣服掛止具
JP2004222881A (ja) ギャザーベルト装置
US20220031052A1 (en) Phone Tethering Device
US20230149751A1 (en) Belt Having a Retracting Lanyard
KR20130018030A (ko) 길이 조절용 클립
JP2003174916A (ja) 肩ベルトおよび肩ベルト付き鞄
AU704069B3 (en) A cellular telephone safety device
JP3050429U (ja) ショルダーバッグの滑り止め具
AU725603B2 (en) A safety line assembly for waist mounted equipment
JP2018122020A (ja) バッグの保持ベルト
JP2011067477A (ja) 杖用ショルダーストラップ
JP3887642B2 (ja) 荷物運搬補助具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20070411

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Effective date: 20070411

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Effective date: 20070531

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070601

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100413