JP2006149906A - ブーツ - Google Patents

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【目的】 本発明は、家庭菜園などの作業に適し、履き心地のよいブーツを提供するものである。
【構成】 本発明のブーツ1は、本体筒部2と本体筒部の上縁に連結されたシート筒部3とからなる筒部を有し、シート筒部3が繊維系シートで形成され、本体筒部2の高さが前方に向かうにしたがって低くされていることを特徴とする。好ましくは、シート筒部3の上方部分に筒部絞り紐4が具備されており、シート筒部3が、ナイロンオックスなどの織布で形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、履き心地の良いブーツに関し、特に家庭菜園等の作業に適した特異なファッション性を有するブーツに関する。
このごろ雨天や軽い農作業において、ブーツ(長靴)を履くという習慣が減ってきている。その要因を分析すると、ブーツは履き脱ぎしづらいことに加えて、膝を曲げてかがもうとしたときにかがみづらく、また一般におしゃれでないからである。
しかしながら、ブーツは、雨、泥、土や砂などから足を守るという機能を基本的に備えているもので、本来、大いに活用されるべきものである。
実開平3−102901
本発明は、家庭菜園などの作業に適し、履き心地のよいブーツを提供するものである。
本発明のブーツは、本体筒部と本体筒部の上縁に連結されたシート筒部とからなる筒部を有し、シート筒部が繊維系シートで形成され、本体筒部の高さが前方に向かうにしたがって低くされている構成である。また、好ましくはシート筒部の上方部分に筒部絞り紐が具備されている構成であり、シート筒部が織布で形成されている構成である。
ブーツの着用者が歩行や膝を曲げてかがむなどの動作をすると、筒部の前方部分が圧縮される。このとき、筒部の元に戻ろうとする反発力によって履き心地が損ねられることがある。本発明のブーツは、本体筒部の高さが前方に向かうにしたがって低くされているために、その反発力が小さい。
また、本発明のブーツは、本体筒部の高さが前方に向かうにしたがって低くされており、本体筒部の上縁にシート筒部がつながれているので、従来のブーツにはないおしゃれな感覚を醸し出しているという効果も奏している。
本発明のブーツを実施形態に基づいて具体的に説明する。図1に示すように、ブーツ1は、靴底10、本体筒部2及びシート筒部3で基本的な形をなしており、図2に示すように、本体筒部2は、一定の高さではなく、前方部分を切り取ったように低くしてあり、後方部分を高くしてある。ここで靴底10や本体筒部3は、ゴム材料又は合成樹脂材料などで従来公知の製法によって形成されるものである。
本体筒部2は以下の寸法割合で形成されていることが好ましい。(1)人の足長サイズを基準長とすれば靴底上面(足をおく面)から測定した最大高さは基準長の0.8〜1.2倍、(2)同じく前方の低くしてある最小高さは基準長の0.5〜0.9倍、(3)最大高さに対する最小高さは0.45〜0.8倍である。
シート筒部3は、繊維系シートを用いて本体筒部よりも柔軟に作製されており、土や砂などがブーツ内に入ることを防止するためにその上方部分に筒部絞り紐4を具備している。シート筒部3の上縁は靴底底面にほぼ平行とされており、下縁は本体筒部の上縁につなぎ合わされている。シート筒部3は、人の足長サイズを基準長とすれば本体筒部の最大に高い点から基準長の0.1〜0.3倍の長さ分だけ高くしてある。
筒部絞り紐4は、一般に靴や衣服の絞り紐として流通しているものがそのまま利用できる。筒部絞り紐4をシート筒部3の上方部分に具備させておけば、足をブーツ内に挿入しようとしてシート筒部を摘んでブーツを引き上げるときに筒部絞り紐4の部分に指が引っ掛かるので都合がよい。筒部絞り紐4は、断面円形で太さ2.5〜5.0mmのものが好適である。
シート筒部3は伸縮性が小さいことが好ましい。具体的に言えば、シート筒部の物性は、ブーツの高さ方向を長さとする幅5cmの試験片に、14.7N(1.5kgf)の引張荷重を加えたときの長さ方向の伸びが5%以下であることが好ましい。伸びがこれより大きいと、シート筒部を摘んでブーツを履く動作がしづらくなる。なお、2枚の繊維系シートを重ね合わせてシート筒部を形成しているときは、この2枚での伸びが5%以下であることが好ましい。
シート筒部3の作製に用いられている繊維系シートとしては、織布や不織布、あるいは織布や不織布を基材とする人工皮革や合成皮革が挙げられる。織布や不織布の材料は、吸水性の小さい、例えばナイロン、ポリエステルなどの化学繊維がよい。このようなシートの中で、平織り、畝織り、斜子織り、綾織りあるいは朱子織りした織布でシート筒部を作製すると、ブーツは特異なファッション性を大いに醸し出す。不織布としては、カード法、エアレイ法、湿式法、スパンボンド法などにより得られる繊維ウエブを、水流又はニードルを作用させることにより繊維同士を絡合する方法、接着剤により結合する方法、構成繊維の融着に結合する方法などで作製したものが挙げられる。シート筒部3に撥水処理、防汚処理などを施すこともできる。
靴下(不図示)をラストモールド(不図示)に装着し、その上に未加硫ゴムを貼着したのち加熱加硫して本体筒部2を作製し、別のモールド(不図示)で作製した靴底10をこの本体筒部2に接着した。また、図2に示すように、本体筒部の上縁に沿ってテープ状部材6を貼り付けて、シート筒部をつなぐための縫合しろ61を形成した。なお、ここで言う縫合しろとは、糊代のようなものである。
本体筒部2は、上方に向かうにしたがって径を徐々に太くしてあり、前方に向かうにしたがって高さを徐々に低くしてある。本体筒部の高さの低くなった部分は、ブーツを前方から眺めたときに中央がすり鉢状に切り取られたような形状であり、ブーツを横方から眺めたときに前方が斜めに切り取られたような形状になっている。また本体筒部には、踵部にスリップダウン5を、踝の位置にアンクルパット7を設けてある。スリップダウンは手が塞がっていてもブーツを脱ぐことができるように筒部から隆起させたもので、アンクルパット7は農具などが踝にぶつかったときの衝撃を和らげるための当て物である。
次ぎに、繊維系シートとして150D−30ナイロンオックス(斜子織)を、上記本体部の上縁につなげられる形状に粗裁断した。このシートを筒状に縫合するとともに、シートの下部を本体筒部の上縁の描く線と同じ線を描くように内側へ折り返してシート同士を接着してシート筒部下縁を形成し、シートの上部を内側へ折り返して縫合(縫合部9)してシート筒部上縁を形成することでシート筒部3を作製した。縫合部位9はシート間に筒部絞り紐4を挿通可能な位置にし、シート間には太さ3mmの筒部絞り紐4を挿通した。
以上のように作製した本体筒部2とシート筒部3とをつなぎ合わせて本発明のブーツ1を完成した。なお、両者のつなぎ合わせは、本体筒部の縫合しろ61に接着剤を塗り、この上にシート筒部の下縁を重ねて仮止めし、仮止めした部分を縫合(縫合部8)することにより行った。縫合部8は可能な限りテープ状部材6に近い位置とした。
実施例1のブーツは、シート筒部3の伸びが1%、足長サイズが23cmである。本体筒部2は靴底上面からの最大高さが26cm、靴底上面からの最小高さが20cm、最大高さに対する最小高さが20/26=0.77である。シート筒部は、本体筒部の最大に高い点からシート筒部上縁までの長さが5cmである。
この実施例1のブーツは、履き脱ぎがしやすいとともに、これを着用して膝を曲げてかがんでみると、本体筒部2があまり変形しないために、その反発力が抑えられ、従来型のブーツよりも履き心地に優れるものであった。
以上実施例を説明したが、本発明は実施例に限定されるものでない。例えば、本体筒部は、合成樹脂材料で作製してもよい。
本発明のブーツの斜視図説明図。 本体筒部及び靴底部の斜視説明図。
符号の説明
1 本発明のブーツ
2 本体筒部
3 シート筒部
4 筒部絞り紐
6 テープ状部材
61 縫合しろ

Claims (3)

  1. 本体筒部と本体筒部の上縁に連結されたシート筒部とからなる筒部を有し、シート筒部は繊維系シートで形成され、本体筒部の高さは前方に向かうにしたがって低くされていることを特徴とするブーツ。
  2. シート筒部の上方部分に筒部絞り紐が具備されていることを特徴とする請求項1に記載のブーツ。
  3. シート筒部が、織布で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のブーツ。
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