JP2006148859A - 電子機器、電子機器の表示方法、及び電子機器システム - Google Patents

電子機器、電子機器の表示方法、及び電子機器システム Download PDF

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Abstract

【課題】サービスに係わる処理を行う前にドッキングステーションとの間で対応可能なサービスを検索し表示する電子機器などを提供する。
【解決手段】ドッキングステーション2とダイレクトにデータの送受を行う電子機器1であって、電子機器1がサポートするサービス毎に対応して作成させる仮想ファイルや、ドッキングステーション2においてメモリ23に記憶されたファイルからドッキングステーション2がサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときにドッキングステーション2から送信されるその検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報などが記憶されるメモリ23と、メモリ23に記憶された仮想ファイルのファイル情報に応じたサービスを表示する表示部17などを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドッキングステーション(「クレードル」ともいう)に電子機器が載置され、ドッキングステーションと電子機器との間でダイレクトにデータの送受が行われる電子機器システムに関する。
特許文献1や特許文献2には、電子カメラとクレードルを含む電子カメラシステムが記載されている。
特許文献1の図3や図7及び段落番号[0041]から[0043]には、撮影レンズ16をユーザ側に向けるように電子カメラ14をクレードル11に設置した場合、電子カメラ14の制御により、撮影レンズ16を介して撮影された映像をTVでモニタできるTVカメラ機能や所定時間ごとに撮影ができる監視機能が実現されることが示されている。また、当該文献1の段落番号[0044]には、液晶表示部17をユーザ側に向けるように電子カメラ14をクレードル11に設置した場合には電子フォトスタンド機能が実現されることが示されている。また、当該文献1の図3(a) に示されている、撮影レンズ16をユーザ側に向けるように電子カメラ14をクレードル11に設置した場合や、同図(b) に示されている、液晶表示部17をユーザ側に向けるように電子カメラ14をクレードル11に設置した場合の識別手段についても開示されている。
また、特許文献2の図2や図3及び段落番号[0009]には、PC(パーソナルコンピュータ)からクレードルにファームウェアデータが転送され、通信IFコントローラ(第2のコネクタ11)を経由してクレードルのフラッシュROMにファームウェアデータを格納することが示されている。また、第1のコネクタ10の「書換制御」端子を使用し、クレードル1内のCPU17は、電子カメラ3がクレードル1に接続されたことを検出し、第1のコネクタ10のI/F端子を使用し、フラッシュROMに格納されているファームウェアデータを電子カメラ3に対して転送し、ファームウェアを書き換えることが示されている。
特開2003−198910号公報 特開2004−104533号公報
一般的にディスカバリ動作では、電子カメラに接続されている周辺装置がDC−001−2003に準拠した装置であると電子カメラが検出すると、電子カメラは、その周辺装置を常にプリンタとして認識してしまう虞がある。
本発明は上記実情に鑑み、ドッキングステーションに載置されてドッキングステーションとの間でデータの送受を行う際、サービスに係わる処理を行う前にドッキングステーションとの間で対応可能なサービスを検索し表示する電子機器、その表示方法、及びその電子機器を含む電子機器システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係る電子機器は、電子機器が載置できるドッキングステーションとダイレクトにデータの送受を行う電子機器であって、当該電子機器がサポートするサービス毎に対応して作成させる仮想ファイルが記憶される第1の記憶手段と、前記ドッキングステーションにおいて前記第1の記憶手段に記憶されたファイルから前記ドッキングステーションがサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときに前記ドッキングステーションから送信される前記検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報が記憶される第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された前記仮想ファイルのファイル情報に応じたサービスを表示する表示手段と、を有する構成である。
本発明の第2の態様に係る電子機器の表示方法は、電子機器が載置できるドッキングステーションとダイレクトにデータの送受を行う電子機器の表示方法であって、当該電子機器がサポートするサービス毎に対応して作成させる仮想ファイルを第1の記憶部に記憶し、前記ドッキングステーションにおいて前記第1の記憶部に記憶されたファイルから前記ドッキングステーションがサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときに前記ドッキングステーションから送信される前記検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報を第2の記憶部に記憶し、前記第2の記憶部に記憶された前記仮想ファイルのファイル情報に応じたサービスを表示する、構成である。
本発明の第3の態様に係る電子機器の表示方法は、電子機器が載置されたことを検出する検出部を有するドッキングステーションとダイレクトにデータの送受を行う電子機器の表示方法であって、電子機器が載置されたことを検出する検出部からの出力信号に基づいて当該電子機器がサポートするサービス毎に対応して作成させる仮想ファイルを第1の記憶部に記憶し、前記ドッキングステーションにおいて前記第1の記憶部に記憶されたファイルから前記ドッキングステーションがサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときに前記ドッキングステーションから送信される前記検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報を第2の記憶部に記憶し、前記第2の記憶部に記憶された前記仮想ファイルのファイル情報に応じたサービスを表示する、構成である。
本発明の第4の態様に係る電子機器システムは、 ドッキングステーションに前記第
1の態様に係る電子機器が載置され、前記ドッキングステーションと前記電子機器との間でダイレクトにデータの送受が行われる電子機器システムであって、前記電子機器に端子部を設けると共に、前記ドッキングステーションに、前記端子部から出力される信号を織別することにより前記ドッキングステーションに設置されている前記電子機器の向きを検出する検出部と、この検出部によって前記電子機器の表示手段が設けられている面が表面か裏面かの状態を表示する表示手段とを設けた、構成である。
本発明の第5の態様に係る電子機器システムは、前記第4の態様において、ホスト機能をもつ前記ドッキングステーションとデバイス機能をもつ前記電子機器とが、ハブおよび切換えスイッチを経由して接続された、構成である。
本発明の第6の態様に係る電子機器システムは、前記第4又は5の態様において、前記ドッキングステーションに装着され、前記ドッキングステーションを介して供給される電力によって前記電子機器内の電池を充電する、構成である。
本発明の第7の態様に係る電子機器システムは、前記第5の態様において、前記電子機器の向きを検出する検出部からの検出結果に基づいて前記電子機器に対応する機能が変更される、構成である。
本発明の第8の態様に係る電子機器は、前記第1の態様において、少なくとも電子カメラ、PDA、携帯電話機、携帯型オーディオプレーヤ、及びフォトビューワーのうちの何れか一つである、構成である。
本発明によれば、電子機器に記録されている画像データや電子機器のファームウェアデータ等をドッキングステーションに格納することや、またドッキングステーションに格納されている画像を電子機器の表示画面に表示することやドッキングステーションに格納されている電子機器のファームウェアデータを電子機器に格納すること等が可能になり、ユーザの利便性が向上する。
以下、本発明の電子機器システムにおいて一実施例に係る電子カメラを用いた場合のシステム(以下、単に「システム」という)を、図1乃至18を参照しながら説明する。
図1は、本システムの主要構成を示す図である。図2は、トレイが出ているときの情報処理装置の外観斜視図である。図3は、本システムに含まれる電子カメラの背面に設けられた表示部と各種キーを説明する図である。図4及び図5は、対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングに関する処理を説明する図である。図6は、電子カメラの外観図である。図7は、表示部を下位置に回動させたときの電子カメラの外観図である。図8は、表示部をカメラ背面に回り込むよう回動させて表示部の背面をカメラ背面に当接させたときの状態を示す電子カメラの背面図とその使用状態を示す図である。図9は、本システムに含まれるドッキングステーションの外観図である。図10は、ドッキングステーションに電子カメラを装着する方法が2通りあることを説明する図である。図11は、電子カメラの設置状態を検出する機構を説明する図である。図12は、電子カメラの設置状態を検出する他の機構の一部構成を示す図である。図13及び図14は、電子カメラの設置状態を検出する他の機構の例を示す図である。図15は、電子カメラが装着されたときに行われるドッキングステーションの切換え動作を示すフローチャートである。図16及び図17は、情報処理装置の上板に設けられた開閉蓋とUSBデバイスコントローラのUSBコネクタとのメカニズムを説明する図である。図18は、ドッキングステーションを介して情報処理装置がサポートするサービスが検索されたときの、電子カメラ背面の表示部の表示画面の一例を示す図である。
尚、本実施例に係るシステムでは、本実施例で説明する電子カメラに代えて、別の電子カメラや、カメラ機能を備えたものであって、電子メールなどを送受信できるPDA( Personal Digital Assistance )や,電話帳などのデータをバックアップする携帯電話機
や,音声データなどをバックアップする携帯型のオーディオプレーヤや,音声ファイル付フォトビューワー等の装置を用いてもよい。或いは、カメラ機能を備えていないこれらの装置を用いることもできる。
また、本実施例に係るシステムでは、情報処理装置として記録機能と印刷機能とを有する装置を用いて説明するが、記録機能のみを有する装置や印刷機能のみを有する装置等を用いてもよい。
また、本実施例に係るシステムでは、電子カメラとドッキングステーションとの間のデータの送受が有線により行われるものであるが、それを無線(光、音波又は電波)により行うようにしてもよい。また、本実施例に係るシステムでは、電子カメラとドッキングステーションの物理通信レイヤとしてUSB通信IFを用いるが、これに代えて、IEEE( Institute of Electrical and Electronic Engineers )1394やLAN( Local Area Network )等といった他の通信IFを適用しても良い。
まず始めに、本システムに含まれる情報処理装置の概略構成を、図1、図2及び図16を参照しながら説明する。
電子カメラ1に電源を供給するために充電したりテレビに静止画や動画などの画像を表示したりする等の機能を持つクレードル・アッセンブリ(以下「ドッキングステーション」という)2には、電子カメラ1や、記録機能及び印刷機能を有する情報処理装置3との間で画像データや制御信号を授受する接続手段であるUSB/HUB4が設けられている。そして、情報処理装置3の上面には、ドッキングステーション2と接続される、収納可能なUSBデバイスコントローラ16のUSBコネクタ6がある。このUSBコネクタ6は、回動可能な開閉蓋7と歯車で連結され回転可能にコネクタ載置されている。この開閉蓋7が回転するときの支点となる回転軸の軸線方向は、当該装置3に搭載されるディスクドライブ部(記録部)21が、ハードディスクドライブ(HDD)の場合には制限がないが、本実施例のようにスリム型(1/2インチ)タイプの光ディスク(DVD−RWなど)8を載せるトレイ9を備えた光ディスクドライブ部である場合には、トレイ9の引き出し方向に対して平行な方向になるように配置される。尚、本実施例では、ディスクドライブ部21として光ディスクドライブ部を採用するが、磁気ディスクドライブ部を採用しても良い。
また、情報処理装置3に搭載されるプリンタ部(印刷部)10のフロントべゼルには印刷用紙が収納されたカセット11が挿入されるカセット挿入ロ12がある。また情報処理装置3の上面には切換えスイッチ13とLED表示部14(14a,14b)が設けられている。また、情報処理装置3の、カセット挿入口12がある側面には、電源SW117やトレイ9のイジェクトボタン118が設けられている。この情報処理装置3にドッキングステーション2を介して電子カメラ1を直接接続したとき、プリンタ部10のカセット11の挿入方向と、ドッキングステーション2に装着された電子カメラ1のカメラ正面又はカメラ背面と、情報処理装置3の開閉蓋7の開閉するための回転軸とが、平行な関係で配置されるようになっている(詳細は後述)。この場合、プリンタ部10のカセット挿入口12と情報処理装置3に内蔵されたスリム型ディスクドライブ部21のトレイ9の開閉蓋とを右側面の方向にするとユーザにとって使いやすくなる。
次に、プリンタ部10とディスクドライブ部21とを有する情報処理装置3とPC15の構成及び接続関係について説明する。
情報処理装置3は、PC15の情報を無線または有線により送受信するために所定の形式にデータを変換するための送受信手段(不図示)を有する。この送受信手段には、USBなどのインターフェイスと接続可能なUSBデバイスコントローラ16のUSBコネクタ(不図示)が接続されている。
PC16は、画像や文字などの情報を表示する表示手段,入力手段,CPU(制御回路)等を備え、ユーザが入力手段を介して入力した情報を基に所定の制御を行う。そしてCPUからの指示に基づいてLEDなどへの表示出力が行われる。また、PC16には、ネットワーク上の通信機器に通信接線する際の属性情報、アドレスなどの接続情報を記録するハードディスク装置(HDD)がある。そして、CPUと、各手段を含む周辺回路とはバスで接続されており、各々がCPUによって制御される。その他として、CPUを動作させるプログラムが記録されているROMや、CPUの作業領域となるRAMのメモリ等がある。
次に、電子カメラ1の主要構成と機能について説明する。
ユーザは、電子カメラ1の表示部17に表示された内容に基づいて所定の操作を行うと、ドッキングステーション2、又は情報処理装置3のプリンタ部10或いはディスクドライブ部21の動作実行を切り換えることが可能になっている。すなわち、ユーザが直接操作のできる電子カメラ1の動作を入力できるスイッチを備えた操作部18を有する電子カメラ1が、例えば情報処理装置3のプリンタ部10或いはディスクドライブ部21との直接操作ができるように構成されている。この場合、ディスカバリ部119とサービス検索部120を備えた直接操作部19は、電子カメラ1に接続されている情報処理装置3との間で対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングを行う。尚、この対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングについては後に詳述する。撮影部20は、被写体を撮影し、撮影信号を生成すると共に種々の画像処理を行って画像データを作成する。表示部17は、例えばディスクドライブ部21とプリンタ部10とを備える情報処理装置3との間で対応可能なサービスやサービス終了や、画像データ等を表示する。大容量記憶メモリであるメモリカードなどの記録媒体22には、撮影部20により作成された画像データが格納される。メモリ23には、当該電子カメラ1がサポートするサービス毎に対応して作成される仮想ファイルや、周辺装置から送信される仮想ファイルのファイル情報や、当該電子カメラ1の各部の動作を制御するための情報などが格納される。ここで、仮想ファイルのファイル情報は、例えば、ドッキングステーション2において、当該ドッキングステーション2がサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときにドッキングステーション2から送信されるその検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報などである。尚、メモリ23には、当該電子カメラ1がサポートするサービス毎に対応して作成される仮想ファイルが格納される第1の記憶領域と、周辺装置から送信される仮想ファイルのファイル情報が格納される第2の記憶領域とが設けられている。電子カメラ1のUSBデバイスコントローラ24はUSB/HUB4と接続されているドッキングステーション2と、ドッキングステーション2はUSB/HUB4のUSBコネクタで接続された情報処理装置3のプリンタ部10やディスクドライブ部21との間でデータの送受信を行うUSB規格に準拠したインターフェイスである。
尚、図示していないが、情報処理装置3において個々の機能(記録機能と印刷機能等)に分離した製品の場合にも、プリンタ装置やディスクドライブ装置の上面の上板の一部の回動可能な開閉蓋が開位置まで移動されると、上板に形成されている開口部にUSBコネクタと一対の位置決め用の案内ピンが取り付いた回転可能なコネクタ載置部材が露出する。開閉蓋の回転軸とコネクタ載置部材の回転軸とは歯車で連結できるように取り付けられている。
また、他の使い方として、情報処理装置3に設けたドッキングステーション2は使わず、電子カメラ1と情報処理装置3とを直接接続することもでき、この情報処理装置3の上面に収納されるUSBホストコントローラ5のUSBコネクタの複数のピン端子(制御系端子、バスラインを介して電力供給する(バスパワーにより電力供給する)直流電源端子、ビデオ系端子、アース端子など)を同じとすることで、ケーブルを介することなく接続することも容易となる。
さらに、情報処理装置3が、記録機能を搭載せずに印刷機能のみを搭載している場合(例えばスリムタイプの光ディスク装置を搭載せずにプリンタ装置のみを搭載している場合)に、電子カメラ1とドッキングステーション2がコネクタ接続され、その状態でさらに、ドッキングステーション2に設けられたコネクタ(後述する図9に示す第2の接続部121)と、その印刷機能のみを搭載した情報処理装置3の上面に設けられたUSBコネクタ(後述する図16に示すコネクタ本体107)とが接続されたときには、ドッキングステーション2を自動的にスルーして電子カメラ1と情報処理装置3との間の信号の送受が行われる。
次に、電子カメラ1の背面に設けられた、前述の表示部17であるLCD( Liquid Crystal Display )と操作部18の一部であるキーの一例を、図3を用いて説明する。
同図に示したように、表示部17に表示された画像を選択するための上下左右キー25と、その選択されたものを確定するためのOKキー26がその中央に位置している。そして、その確定されたものをキャンセルするためのキャンセルキー27が下側に位置する。
表示部17には、一般の撮影モードや再生モードに応じたカメラ機能としての表示のほかに、例えばドッキングステーション2を介して情報処理装置3と接続されているときに検出されたサービスがプリントサービス又は及びストレージサービスであった場合には、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28と「プリント」又は及び「ストア」が表示される。尚、表示部17の表示画面の前面には、抵抗薄膜が接合された感圧式であって透明シート状のタッチパネルが配置されており、表示部17には、画像と共に、例えば「プリント」又は及び「ストア」が併せて表示される。或いは、表示部17を、画像を表示する第1の液晶表示部と、この画像も閲覧可能なタッチパネルが接合された第2の液晶表示部とからなる2つの液晶表示部によって構成することも可能である。この場合、「プリント」又は及び「ストア」表示は、抵抗型や静電型等のタッチパネルが接合された第2の液晶表示部によって表示される。
ここで、ユーザが表示されている「プリント」を押すと、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28の表示が消え、プリント中を示す「矢印」アイコンが「プリント」の横にフェイドインして表示される。プリントが無事終了すると、その「矢印」アイコンがフェイドアウトして消え、再び、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28が表示される。或いは、ユーザが表示されている「ストア」を押すと、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28の表示が消え、コピー中を示す「矢印」アイコンが「ストア」の横にフェイドインして表示される。コピーが無事終了すると、その「矢印」アイコンがフェイドアウトして消え、再び、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28が表示される。
また、情報処理装置3の切換スイッチ部29の操作(ドッキングステーション2の操作/表示部49を遮断し何も表示しない)により、PC15接続時には、「情報処理装置接続済み」アイコン31は表示しない。そして、直接(ドッキングステーション2を介さない場合)情報処理装置3が接続されている場合には、表示部17に、「情報処理装置接続済み」アイコン31が表示される。また、直接(ドッキングステーション2を介さない場合)PC15が接続されている場合には、表示部17に、「PC接続済み」アイコン32が表示される。その他、充電中やドッキングステーション2を介したPC15接続も、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28が表示される。
また、検出されたサービスがTV( television )サービス(ドッキングステーションサービス)であった場合(周辺装置がドッキングステーション2であった場合)、表示部17には、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28と「TVモニタ」又は及び「TV映像」が表示される。尚、表示部17を、画像を表示する第1の液晶表示部と、この画像も閲覧可能なタッチパネルが接合された第2の液晶表示部とからなる2つの液晶表示部によって構成した場合には、「TVモニタ」又は及び「TV映像」表示は、抵抗型や静電型等のタッチパネルが接合された第2の液晶表示部によって表示されることとなる。
「TV映像」とはDVDレコーダに記録された画像データをTV表示することである。あるいは、「TV映像」に変えて「カードコピー」とするとDVDレコーダの画像データを携帯情報端末機(例えば、電子カメラ)に装着されたメモリカードへ画像データを転送し、記録する処理を行うことも可能である。
ここで、ユーザが表示されている「TVモニタ」を押すと、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28の表示が消え、TVモニタ開始を示す「矢印」アイコンが「TVモニタ」の横にフェイドインして表示される。その後、その「矢印」アイコンがフェイドアウトして消える。TVモニタ中にキャンセルキー27を押した後、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28のみが再度表示される。
次に、情報処理装置3とドッキングステーション2の主要構成について説明する。
まず、情報処理装置3について説明する。
情報処理装置3において、制御回路(以下CPU)33は、サービス検索部34、ディスカバリ部35などを含む直接操作部36などを有し、当該装置3の各部の動作をも統括的に制御を行う。サービス検索部34は、当該装置3に接続されている電子カメラ1との間で対応可能なサービスの検索を行う。また、ディスカバリ部35は、当該装置3に接続されている電子カメラ1が直接換作できる機種であるか否かの検出を行う。直接操作部36は、当該装置3に接続されている電子カメラ1との間で対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングを行う。メモリ37には、当該装置3がサポートするプリントサービス及びストレージサービスに対応して作成される仮想ファイルや当該装置3の各部の動作を制御するための情報などが格納されている。印刷部10は、画像データをもとに画像印刷を行う。記録部21は、画像データを格納する。USBホストコントローラ5は、接続されている電子カメラ1との間でデータの送受信を行うUSB規格に準拠したインターフェイスである。また、その他、表示部38は、例えば切換スイッチ部29の切換えに応じたLED表示等、所定の表示を行う。また、電源部39は、当該装置3の各部へ電源を供給する。
図4は、電子カメラ1と、ドッキングステーション2や情報処理装置3等の周辺装置との間で行われる、対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングに関する処理フローの一例を示す図である。
同図において、電子カメラ1と周辺装置がUSB接続されると(S1)、まず互いにPTP( Picture Transfer Protocol )対応装置であるかのネゴシエーションが行われ、
互いにPTP対応装置であれば、PTP接続が確立する(S2)。
次に、ディスカバリにより、互いに直接操作装置であるかのネゴシエーションが行われる(S3)。互いに直接操作装置であれば、次にサービス検索が行われる(S4)。このサービス検索において、電子カメラ1と周辺装置との間で対応可能なサービスが検索できたら、次に直接操作接続確立処理により直接操作接続が確立される(S5)。直接操作接続確立後は、電子カメラ1と周辺装置との間で対応可能なサービスに係る処理(例えばプリント又はストア等)を実行することが可能となる(S6)。
尚、本願発明のフローチャートでは、ディスカバリ(S3)とサービス検索(S4)とを別々の処理としているが、これらを一つの処理とすることもできる。
図5は、図4のフローにおいて、電子カメラ1と周辺装置との間で対応可能なサービスが検索されたときの処理フローの一例を示した図であり、特にサービス検索に係る処理(S4)を詳細に示したものである。
図5において、S1乃至S3の処理は前述のとおりである。
続くS4のサービス検索に係る処理では、まず、ファイル識別子数要求信号が周辺装置から電子カメラ1へ送信される(S4a)。これを受信した電子カメラ1では、当該電子カメラ1がサポートするサービス毎に対応する仮想ファイルが作成され(S4b)、メモリ23に格納される。
本実施例では、電子カメラ1がサポートするサービスがプリントサービス,ストレージサービス,ドッキングステーションサービスの何れか一つ又は複数のサービスである場合に、その一つ又は複数のサービスに対応する一つ又は複数の仮想ファイルが作成されメモリ23に格納される。尚、こられの仮想ファイルは、ファイルサイズが0の空ファイルであっても良く、また後続のS4cが開始される前であれば、いつ作成されるものであっても良い。
このように仮想ファイルが作成されメモリ23に格納されると、続いて、前述のS4aのファイル識別子数要求に対する応答として、メモリ23に格納されているファイルの各々に対応して設けられているファイル識別子の数が電子カメラ1から周辺装置へ送信される(S4c)。
続いて、ファイル識別子リスト要求信号が周辺装置から電子カメラ1へ送信され(S4d)、その応答として前述のファイル識別子のリストが電子カメラ1から周辺装置へ送信される(S4e)。
続いて、周辺装置では、電子カメラ1との間で互いにサポートするサービスを検出するため、前述のS4eで取得されたファイル識別子リストを基に、当該周辺装置がサポートするサービスに対応する仮想ファイルを検索する処理が行われる(S4f,S4g,S4h)。
本実施例では、周辺装置がサポートするサービスがプリントサービスである場合(周辺装置がプリンタである場合)にはプリントサービスに対応する仮想ファイルが、それがストレージサービスである場合(周辺装置がストレージである場合)にはストレージサービスに対応する仮想ファイルが、それがプリントサービス及びストレージサービスである場合(周辺装置が情報処理装置3である場合)にはプリントサービスに対応する仮想ファイルとストレージサービスに対応する仮想ファイルが、又はそれがドッキングステーションサービスである場合(周辺装置がドッキングステーション2である場合)にはドッキングステーションサービスに対応する仮想ファイルの検索が行われる。
この仮想ファイルの検索処理では、取得されたファイル識別子リストにあるファイル識別子毎に、ファイル識別子に応じたファイルのファイル情報を要求する信号が周辺装置から電子カメラ1へ送信され(S4g)、その応答としてそのファイル情報(ファイル名等を含む)が電子カメラ1から周辺装置へ送信される(S4h)といった処理が、前述のS4cで取得されたファイル識別子数分だけ繰り返されながら、当該周辺装置のサポートするサービスに対応する仮想ファイルのファイル名と同一のファイル名を含むファイル情報の検索が行われる(S4f)。
本実施例では、このようなファイル情報の検索を行うことにより、当該周辺装置がサポートするサービスに対応する仮想ファイルの検索を行うようにしている。
この仮想ファイルの検索処理において、当該周辺装置のサポートするサービスに対応する仮想ファイルのファイル名と同一のファイル名を含むファイル情報が検索されると、周辺装置では、電子カメラ1との間で互いにサポートするサービスとして、その検索されたファイル情報に係るファイル(仮想ファイル)に対応するサービスが検出される(S4i)。
このように、電子カメラ1との間で互いにサポートするサービスが検出されると、当該周辺装置がサポートするサービス毎に対応する仮想ファイルが作成され(S4k)、周辺装置のメモリ(例えば情報処理装置3のメモリ37等)に格納される。
本実施例では、周辺装置がサポートするサービスがプリントサービスである場合(周辺装置がプリンタである場合)にはプリントサービスに対応する仮想ファイルが、それがストレージサービスである場合(周辺装置がストレージである場合)にはストレージサービスに対応する仮想ファイルが、それがプリントサービス及びストレージサービスである場合(周辺装置が情報処理装置3である場合)にはプリントサービスに対応する仮想ファイルとストレージサービスに対応する仮想ファイルが、又はそれがドッキングステーションサービスである場合(周辺装置がドッキングステーション2である場合)にはドッキングステーションサービスに対応する仮想ファイルが作成されメモリに格納される。尚、こられの仮想ファイルは、ファイルサイズが0の空ファイルであっても良く、また後続のS4lが開始される前であれば、いつ作成されるものであっても良い。
このように仮想ファイルが作成されメモリに格納されると、続いて、その仮想ファイルのファイル情報(ファイル名等を含む)が周辺装置から電子カメラ1へ送信され(S4l)、その応答としてファイル情報送信応答信号が電子カメラ1から周辺装置へ送信される(S4m)。電子カメラ1では、周辺装置から送信された仮想ファイルのファイル情報が取得されると、そのファイル情報が一時的にメモリ23に格納され、そのファイル情報(ファイル名等)から、接続されている周辺装置のサポートするサービスが検出され、検出されたサービスが表示部9に表示される(S4n)。例えば、ドッキングステーションサービスが検出されたときには、前述の「ドッキングステーション接続済み」アイコン28が表示される。或いは、電子カメラ1は、ドッキングステーションサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報を取得すると、ドッキングステーション2が接続されたことを検出し、「ドッキングステーション接続済み」アイコン28を表示するようにすることもできる。
このようにして、サービス検索等を含む、対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングに関する処理が行われる。尚、この処理の詳細については、当該出願人が先に出願した特願2003−357294号に詳細に記してある。
このように、ドッキングステーション2はUSBホスト機器として動作し、電子カメラ1及び情報処理装置3はUSBデバイス機器として動作して、通信プロトコルPTPを用いて電子カメラ1の操作によって画像データのコピー(保存)やプリント(印刷)が可能になる。
続いて、ドッキングステーション2について説明する。
ドッキングステーション2において、制御回路(以下CPU)40は、サービス検索部41、ディスカバリ部42などを含む直接操作部43などを有し、ドッキングステーション2の各部の動作をも統括的に制御を行う。サービス検索部41はドッキングステーション2に接続されている電子カメラ1との間で対応可能なサービスの検索を行う。また、ディスカバリ部42は、ドッキングステーション2に接続されている電子カメラ1が直接操作できる機種であるか否かの検出を行う。直接操作部43は、ドッキングステーション2に接続されている電子カメラ1との間で対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングを行う。メモリ44にはドッキングステーション2がサポートするドッキングステーションサービスに対応して作成される仮想ファイルやドッキングステーション2各部の動作を制御するための情報などが格納されている。USBホストコントローラ45は、USB/HUB4に接線されている電子カメラ1との間でデータの送受信を行うUSB規格に準拠したインターフェイスである。USB切換スイッチ122は、USB/HUB4との接続先を、USBホストコントローラ45又はPC端子51の何れかに切り換えるスイッチである。例えば、ドッキングステーション2に電子カメラ1と情報処理装置3とが接続された場合、ドッキングステーション2に情報処理装置3が接続された時点で第1の遮蔽板52がPC端子51を塞ぎ、これに同期して(情報処理装置3の接続に同期して)USB切換スイッチ122が、USB/HUB4との接続先をUSBホストコントローラ45に切り換えるようになっている。これにより、電子カメラ1とドッキングステーション2との間のUSB通信が可能になっている。また、ドッキングステーション2に電子カメラ1とPC(例えばPC15)が接続された場合、情報処理装置3は接続されないので第1の遮蔽板52はPC端子51を塞ぐことはなく、これに同期して(情報処理装置3が接続されないことに同期して)USB切換スイッチ122が、USB/HUB4との接続先をPC端子51に切り換えるようになっている。これにより、電子カメラ1とドッキングステーション2とPCとの間のUSB通信が可能になっている。
また、ドッキングステーション2は、その他、第1のTV用端子47、第2の遮蔽板103、カメラ設置状態検出部48、操作/表示部49、第2のTV用端子50、AC電源ケーブル端子124、及びAC電源(例えばAC100V)をDC電源(例えばDC6V)に変換するAC/DC変換回路104等も含んで構成されている。第2の遮蔽板103は、ドッキングステーション2と電子カメラ1とが接続されているときに電子カメラ1の第1の電力供給用端子123を塞ぐものである。
尚、メモリ44は、上記の他に、電子カメラ1から送信された画像データの一時格納用に利用することもできる。一般的に、電子カメラ1で撮影した画像データ(画像信号)を、圧縮処理を行わずに非圧縮状態とすれば、より高画質な印刷が後に可能となるが、それではデータ容量が大きくなりすぎて記録媒体22の記録容量が直ぐに不足してしまう。そこで、このような場合には、ドッキングステーション2のメモリ44に一時的に格納するようにし、それを情報処理装置3に送信することで、又は、PC端子51に接続されたPC(例えばPC15)を介して外部のプリンタへ送信することで印刷するようにすることもできる。或いは、ドッキングステーション2に外部ネットワークとの間でデータの送受を可能にするネットワークI/F(インターフェイス)を設けて、外部ネットワークに接続されたプリンタや、外部ネットワークに接続されたサーバのプリンタに送信することで印刷するようにすることもできる。若しくは、電子カメラ1に送り返して、電子カメラ1の記録媒体22に記録させたり表示部17に表示させたりすることもできる。或いは、電子カメラ1に代えてドッキングステーション2に接続されている他の装置(別の電子カメラ,携帯電話機,PDA等)に、メモリ44に格納されている画像データを送信し、画像データのコピーを行うようにすることもできる。
また、メモリ44は、電子カメラ1のファームウェアデータの格納用に利用することもできる。この場合、必要に応じてファームウェアデータを電子カメラ1へ送信することで電子カメラ1のファームウェアデータを更新することもできる。
次に、ドッキングステーション2のCPU40の動作により実現するカードリーダライタ機能について説明する。上記サービス検索部41は、TVから画像データを記録できるようにするために、TVに接続されている電子カメラ1との間で対応可能なサービスの検索を行うようにすることもできる。この場合、電子カメラ1の表示部17の液晶表示画面をユーザ側に向けるように電子カメラ1をドッキングステーション2に設置すると、ドッキングステーション2に接続されたTVを用いて、電子カメラ1に装着されたメモリカード(記録媒体22)に記録、或いは再生を行うための機能が実現する。このとき、ドッキングステーション2で制御は行われることなく、電子カメラ1内の信号処理部(NTSC変換部、またはPAL変換部)46で制御が行われる。信号処理部46は、第2のTV端子50とUSBホストコントローラ45を介さずダイレクト接続となる。なお、信号処理部(NTSC変換部、またはPAL変換部)46に接続される入出力端子30と第2のTV用端子50との間は、専用ケーブル108を経て接続され、第1のTV用端子47に接続されている。この場合、電子カメラ1と接続するためのコネクタは、USB/HUB4に係る接続端子と、第2のTV用端子50に係る接続端子と、前述の仮想ファイルを使用しない場合に電子カメラ1とドッキングステーション2との接続を検出するための接続端子と、を一つのコネクタに収納した専用のコネクタとすることもできる。メモリカード(記録媒体22)への画像データや音声データの書き込みを行うことができる。また、逆に、メモリカード(記録媒体22)に記録されている画像データや音声データを電子カメラ1の信号処理部46を介してTVのモニタに表示させることもできる。電子カメラ1の操作でTVを用いて電子カメラ1のメモリカード(記録媒体22)に格納されている画像データを見ることやTVの画像をメモリカードに記録することができる。
次に、ドッキングステーション2のCPU40の動作により実現する充電機能について説明する。ドッキングステーション2に電子カメラ1が設置されたことを、カメラ設置状態検出部48の出力信号により、CPU40が認識すると、CPU40は、操作/表示部49を制御して設置状態をLED表示する。具体的には、連続発光が断続的に発光する場合や青色か赤色かの場合などの2つの状態が識別できる。そして、ドッキングステーション2のAC電源ケーブル端子124からAC/DC変換回路104、第2の電力供給用端子125、必要に応じてUSBコネクタのバスラインを介して電力供給する(バスパワーにより電力供給する)USBコネクタの直流電源端子、電子カメラ1の第1の電力供給用端子123、必要に応じてUSBデバイスコントローラ24、及び充電回路53を介して、バッテリ(電池)54に電力が供給され、本機能が実現する。この充電機能は、電子カメラ1の制御回路(以下CPU)55の指令による動作状態(例えば、電子カメラ1のLCD制御回路がカメラ内のプログラム制御による表示状態、またはドッキングステーション2と電子カメラ1が接続した状態をCPU40が認識し、CPU40からの送信信号を電子カメラ1のCPU49が受信し、カメラ側の電源がオンのとき、またはオフのときなど)によって充電機能が動作するように、電子カメラ1のCPU55によって充電回路53を制御する。
次に、カメラ設置状態を検出するカメラ設置状態検出部48と操作/表示部49について、図6乃至9を参照しながら説明する。
まず、図6乃至8を用いて電子カメラ1の外観の構成を説明する。但し、ここで説明する電子カメラ1は、前述の図3に示したものと、機能は同じであるが外観構成は多少異なっている。
図6は、電子カメラ1の外観図であり、同図(a) は、電子カメラ1のカメラ正面図、同図(b) はカメラ右側面図、同図(c) はカメラ上面図である。
尚、同図(a),(b),(c) は、電子カメラ1の表示部17が閉成位置に畳まれているときのカメラの外観図である。
この電子カメラの表示部を閉じた状態(閉成位置)の時を検出するために図示されていない機械式スイッチがある。この状態ではカメラ本体56に装着された機械式スイッチの端子が表示部17のフレームに押圧され、機械式スイッチ端子からの出力は「オン状態」となる。この「オン状態」はカメラ内の制御回路(CPU)が認識できる。
同図(a),(b),(c) に示すように、電子カメラ1は、カメラ本体56の正面の図の左側ほぼ1/3(幅方向の寸法で)に把持部57が形成され、把持部57の上部にはセルフタイマ用報知窓58が設けられている。またカメラ本体56の右側ほぼ2/3を、表示部17がその背面をカメラ正面方向に見せて覆っており、その表示部17の上部にはカメラの種々の状態を点灯又は点滅報知するための報知光透過窓59が設けられ、表示部17の下部にダブルヒンジ60が取り付けられている。また、同図(c) に示すように、カメラ本体56の表示部17に対向する背面には、本体側端部側に段差部56aが形成されている。
カメラ上面には、セルフタイマ用報知窓58の上方に当たる位置に、ズームレバー61とシャッタボタン62が配置され、その右方にリモコン用受光部63が配設されている。同図(b) に示すように、電子カメラ1にはカメラ接続部64が設けられている。このカメラ接続部64のカメラ1の高さ方向における位置は、カメラ1の高さ方向の中心(1/2h)に位置するように配置されている。これにより、電子カメラ1の天地を逆にしても、カメラ接続部64の高さ位置は変わることがない。
図7は、表示部17を下位置に回動させたときのカメラの外観図であり、同図(a) はカメラ正面図、同図(b) はカメラ右側面図、同図(c) はカメラ上面図である。
同図(a) に示すように、表示部17がダブルヒンジ60を支点にして下方位置に回動すると、カメラ本体56の開成された前面上部左側(カメラ全体としてはほぼ中央)に撮影レンズ窓65、上部右端にストロボ窓66、その下にマイク67が、それぞれ現われる。また、表示部17がその表示面17aを前面に向けて配置される。
表示部17の表示面17aの右下方には電源ボタン68が設けられている。尚、報知光透過窓59は、図6(a) のように表示部17が畳まれているときでも図7(a) のように開かれているときでも報知光を外部に放散する。すなわち、表示部17の表裏両面方向に報知光を放散する。
尚、この図7(a),(b),(c) に示す表示部17の開成位置での電子カメラ1の使用方法は、カメラ1の使用者が自分で自分の居る方向を撮影するような場合に、表示部17の表示面17aをモニタとして見ながら用いられる方法である。
この電子カメラの表示部を開いた状態(開成位置)の時を検出するために図示されていない機械式スイッチがある。この状態ではカメラ本体56に装着された機械式スイッチの端子が表示部17のフレームから開放され、機械式スイッチ端子からの出力は「オフ状態」となる。この「オフ状態」はカメラ内の制御回路(CPU)が認識できる。
図8(a) は、上記の表示部17を下位置から更にカメラ背面に回り込むように回動させて表示部17の背面をカメラ本体56の背面に当接させた状態を示す図であり、同図(b) は、その使用状態を示す図である。尚、同図(a),(b) は、この電子カメラ1の本来の使用方法を示している。また、図8(a),(b) には図6(a),(b),(c) 及び図7(a),(b),(c) と同一の構成部分には図6(a),(b),(c) 及び図7(a),(b),(c) と同一の番号を付与して示している。
図8(a) に示すように、電子カメラ1の使用に当たって表示部17をカメラ1の背面に回り込ませてカメラ背面のほぼ2/3を覆い隠すように表示面17aをカメラ背面に配置したとき、カメラ背面の残る1/3の面に、モードダイヤル69、十字ボタン70、その他の操作ボタンが配設されており、表示部17の表示面17aに表示される表示画面を見ながら、種々の操作を行うことができるようになっている。
そして、撮影時には、同図(b) に示すように、把持部57を手に持って、表示面17aに映し出される映像を確認しながらシャッタボタン62を押して撮影を行うことが出来る。また、同図下段に示すように表示部17をカメラ背面にまで回り込ませると、図6に示す携帯時の配置から裏返ったダブルヒンジ60の裏面に形成されている三脚用ネジ穴71が下方に向けて外部に露出するようになっている。これにより、図8(a),(b) に示す状態で、三脚を用いて撮影を行うこともできる。
続いて、図9を用いてドッキングステーション2の外観の構成を示す。
図9は、ドッキングステーション2の外観図であり、同図(a) は上面図、同図(b),(c) は正面図、同図(d) は右側面図である。同図(a) 〜(d) に示すように、ドッキングステーション2は、本体72と収納部73とから成る。
収納部73は、電子カメラ1を載置する載置面74と、この載置面74の対向する2方の縁部から立設された側壁75とで形成されている。側壁75は載置面74に載置される電子カメラ1の高さ方向の2方の側面を保護し且つ位置決めする。
本体72は、上記収納部73の後方の側壁を形成する平面部72aを有し、この平面部72aとほぼ同一面上に回動面76aを形成されている円筒形状の回動部76を平面部72aの中央に備えている。
回動部76は、円筒形状の端面を回動面76aとし、この回動面76aが、電子カメラ1が収納部73に収納されたときカメラ接続部64に対向するように、本体72に配置されている。また、回動部76は、円筒形状の周面を操作部としてその一部を本体72の上部に露出するように配置されている。
そして、この回動部76の回動面76aには、電子カメラ1のカメラ接続部64と電気的に接続する第1の接続部77が突設されている。この第1の接続部77は、前述のUSB/HUB4のコネクタであって、少なくとも電子カメラ1に給電を行う給電端子を備えるよう構成され、本例では、更にUSB出力端子とビデオイン端子が備えられている。また、この第1の接続部77は、回動部76の回動面76aの回動中心から半径方向にややずれた位置に設けられている。
これにより、収納部73に収納された電子カメラ1の表向き又は裏返しの向きに応じて収納部73内での位置が異なる電子カメラ1のカメラ接続部64に対応して、使用者の操作による回動部76の回動により、同図(b) 又は同図(c) に示すように2つの位置に置き換わる。すなわち、同図(b) に示す位置又は同図(c) に示す位置の2つの位置を一方の位置から他方の位置に変位する。
また、回動部76の回動面76aには、第1の接続部77の近傍に板状の接続禁止部材78が設けられている。接続禁止部材78は、第1の接続部77よりも突出するように設けられている。これにより、詳しくは後述するように、第1の接続部77の位置がカメラ接続部64の位置に対応しない位置に在るとき、第1の接続部77とカメラ接続部64との接続を禁止するようになっている。従って、接続禁止部材78は、位置決め部材でもある。
尚、図9及び続く図10では、接続禁止部材78の形状及び回転部76の形状を簡易的に示しているが、詳しくは図11などを用いて後述するように、実際には、接続禁止部材78は切り欠き部を有し、回転部76は内壁部を有すると共に外周面には180度の位置に鋼球が埋め込まれている。
また、同図(d) に示したように、ドッキングステーション2の背面方向下部には、第2の接続部121が下向きに設けられている。この第2の接続部121は、外部配線を介さずに他の装置のコネクタに直接電気的に接続するためのものである。例えば、これは、情報処理装置3のコネクタ107に接続される。但し、第2の接続部121の長手方向の該接続部121の両側には、詳しくは図16等を用いて後述する情報処理装置3の第1載置部材109の一面側に形成されている一対の位置決め用凸部109aの穴部(ネジ配設孔109b)に対応して、一対の突起が設けられており、第2の接続部121を情報処理装置3のコネクタ107に接続した際には、この一対の突起が、その一対の位置決め用凸部109aの穴部に入り込むことにより、第2の接続部121と情報処理装置3のコネクタ107との接続の際の位置決めが行われるようになっている。
図10(a),(b),(c),(d) は、ドッキングステーション2に電子カメラ1を装着する方法が2通りあることを説明する図である。
図10(a) は、図8(a),(b) に示した状態の電子カメラ1を表示部17の表示面17aを上に向けて寝かせた状態を示しており、図10(b) はドッキングステーション2の回動部76を回動させて、ドッキングステーション2と接続禁止部材78との位置関係を図9(b) に示す位置に変位させた状態を示している。
この状態で、ドッキングステーション2の収納部73に対し、電子カメラ1を図10の矢印bで示すように移動させて、図10(b) に破線で示すように電子カメラ1をドッキングステーション2に装着すると、接続禁止部材78の先端が、カメラ本体56の段差部56aに入り込むと共に、第1の接続部77がカメラ接続部64に連結される。
このように電子カメラ1を裏向きにドッキングステーション2に装着すると、不図示のDC電源コネクタを介してDC電源から充電を受けている最中でも、表示部17の表示面17aの表示画面を見ながら、モードダイヤル69や十字ボタン70あるいはその他の操作ボタンを操作して、種々の処理を行うことができる。
また、図10(c) は、図6(a),(b),(c) に示した状態の電子カメラ1を正面を上に向けて寝かせた状態を示している。他方、図10(d) に示すドッキングステーション2は、その回動部76を回動させて、第1の接続部77と接続禁止部材78との位置関係を図9(c) に示す位置に変位させた状態を示している。
この状態で、ドッキングステーション2の収納部73に対し、電子カメラ1を図10の矢印cで示すように移動させて、図10(d) に破線で示すように電子カメラ1をドッキングステーション2に装着すると、接続禁止部材78の先端が、この場合もカメラ本体56の段差部56aに入り込むと共に、第1の接続部77がカメラ接続部64に連結される。
このように、ドッキングステーション2の収納部73に対する電子カメラ1の装着姿勢を表裏いずれを上に向けても、つまり図6(b) において電子カメラ1の天地を逆にしても、カメラ接続部64の電子カメラ1に対する高さ位置は変わることがないから、カメラ接続部64と、ドッキングステーション2の収納部73の背部壁面を形成する平面部72aの中央に配置されている回動部76の回動面76aとの対応関係に異動はない。
したがって、回動部76を180°回動させて、その回動面76aに配置されている第1の接続部77を、図9(b) に示す位置と図9(c) に示す位置とのいずれかに変位させるだけで、装着姿勢が表裏いずれかに変化した電子カメラ1のカメラ接続部64に容易に対応することができる。
そして、もし、電子カメラ1の装着姿勢とドッキングステーション2の回動部76の第1の接続部77との関係が、図10(a) と同図(d) の状態であると、電子カメラ1をドッキングステーション2に装着しようとしても、第1の接続部77がカメラ接続部64に連結される前に接続禁止部材78がカメラ本体部56の段差部56aが形成されていない側面に衝突するため、それ以上電子カメラ1をドッキングステーション2に押し込むことができない。これにより、第1の接続部77とカメラ接続部64との誤った接続が禁止される。
同様に、もし、電子カメラ1の装着姿勢とドッキングステーション2の回動部76の第1の接続部77との関係が、図10(c) と同図(b) の状態であると、電子カメラ1をドッキングステーション2に装着しようとしても、この場合も第1の接続部77がカメラ接続部64に連結される前に接続禁止部材78がカメラ本体部56の段差部56aが形成されていない側面に衝突するため、それ以上電子カメラ1をドッキングステーション2に押し込むことができない。したがって、この場合も第1の接続部77とカメラ接続部64との誤った接続が禁止される。
このように電子カメラ1をドッキングステーション2に表向きに装着すると、不図示のDC電源コネクタを介してDC電源から充電を受けている最中に、誤って他の物が電子カメラ1の上に落下したり当接したりしても表示部17の表示面17aを損傷させる虞がないので、充電状態のまま安心して外出などすることができる。
このようにしてユーザが電子カメラ1をドッキングステーション2に表向き或いは裏向きに装着し、電子カメラ1がドッキングステーション2に設置されると、このときの設置状態が表向きであるか裏向きであるかを、前述のカメラ設置状態検出部48が検出することができるようになっている。そして、CPU40は、カメラ設置状態検出部48の出力信号を基に操作/表示部49を制御して、ユーザが設置状態を認識できるような表示を行う。尚、この表示は、例えば、ドッキングステーション2の本体72に設けられた不図示のLED等によって行われる。この場合、電子カメラ1が表向きの場合には青色のLEDが、裏向きの場合には赤色のLEDが発光する。
また、情報処理装置3にドッキングステーション2が設置されると、PC端子51(PCと接続可能なUSBコネクタ)は第1の遮蔽板52で隠される構造となっている。
ここで、電子カメラ1の設置状態を検出する機構について詳細に説明する。
図11(a),(b) は、この検出機構を説明する図であり、同図(a) は、ドッキングステーション2を正面から見たときの一部断面図、同図(b) は、ドッキングステーション2を右側面から見たときの一部断面図である。
同図(a),(b) において、回動部76の外周面の一部にはスプライン加工が施されている(図9(a) 参照)。また、回動部76の回動面76aに設けられた第1の接続部77と接続禁止部材78は、第1の接続部77が回動部76の回動中心からaだけ離れて設けられ、接続禁止部材78がその回動中心からbだけ離れて設けられている。これにより、回動部76の回動によって第1の接続部77と接続禁止部材78が偏芯回転するようになっている。
また、同図(b) に示すように、右側面から見ると、接続禁止部材78の先端は第1の接続部77の先端よりもdだけ飛び出して設けられている。これは、設置されるカメラ本体56が先に接続禁止部材78の一面に接触するようにもなっており、第1の接続部77の端子ピンなどに負担がかからないようにもなっている。
回動部76は、中央に内壁部を有している。また接続禁止部材78の一部には切り欠き部79が設けられている。さらに取り付けねじ80が貫通する勘合孔81が設けられている。この取り付けねじ80の首下長さの方が回動部76の勘合穴81の長さより0・05mm長くなっている。この取り付けねじ80が、同図(b) で左側に抜けないように締め付け用のナット82と接着材で固定されている。回動部76の外周表面には、180度の位置にそれぞれ鋼球83(83a,83b)が埋め込まれている。
一方、ドッキングステーション2の本体72には、一対からなる、この鋼球83を落とし込むための孔が空いた上側に少々傾斜した板ばね84(84a,84b)が小ねじ85(85a,85b)によって取り付いている。また、それぞれの板バネ84には機械式のマイクロスイッチ88(88a,88b)がそれぞれ接触するようにドッキングステーション2の本体72に取り付けられている。
或いは、図12に示すように、一対からなる(但し同図では一方のみ示している)板ばね86の先端に円形部を持つ接触端子87を設け、更に板ばね86には機械式のマイクロスイッチ88が接触するようにドッキングステーション2の本体72に取り付けるようにすることも可能である。但し、この場合には、回動部76の外周表面には、180度の位置にV溝(但し同図紙面に対して垂直方向にずれた位置にある)が設けられる。
続いて、これらの機構の動作を説明する。
電子カメラ1の取り付け方向に合うように回動部76を回動して、図11(a) に示すように板ばね84の押圧力により鋼球83が板ばね84の孔に入り込むか、或いは図12に示すようにV溝に接触端子87の円形部が入り込むことにより、回動部76がロックした状態で固定される。この回動部76がロックされた状態を、一対のマイクロスイッチ88のいずれかが板ばね86に押されてマイクロスイッチ88が切り替わることによって検出する。すなわち、電子カメラ1の設置状態が表向きとなるときの回動部76がロックされた状態を一方のマイクロスイッチ88(例えば88a)により検出し、裏向きとなるときの回動部76がロックされた状態を他方のマイクロスイッチ(例えば88b)により検出するようになっている。そして、CPU40は、一対のマイクロスイッチ88の出力信号を検出し、該出力信号を基に、操作/表示部49を制御して設置状態に対応する色別表示を行う。例えば、電子カメラ1の表示部17の表示面が設けられている面が表面であるか裏面であるかを色別表示により表示するようにしても良い。従って、ユーザは、電子カメラ1がどのようにセットされたか色別表示を見ることでも判別することが可能になり、特に暗い場所でも簡単に対応できる利点がある。
或いは、この電子カメラ1の設置状態を検出する機構を、次のように構成することもできる。
図13(a),(b) は、その機構の他の例を示す図である。
同図に示したように、外周表面にスプライン加工を施した回動部76には、前述と同様に、第1の接続部77と接続禁止部材78とが設けられている。この回動部76の回動面76aと反対側の回動面には、鋼球90が二箇所に埋め込まれている。そして、この回動面に対向するドッキングステーション2の本体72の側面にも二箇所の半円球状の凹部(窪み)91が設けられている。さらに、回動部76の中心軸には軸部92があり、先端はEリング93で固定されている。Eリング93とドッキングステーション2の本体72の内側面との間には、圧縮ばね94が介在している。Eリング93や圧縮ばね94を隠すためのカバー95がドッキングステーション2の本体72に接着固定されている。このようにすると、ユーザが回動部76を同図(a) 左側に摘み出して回転させることで(圧縮ばね94の押圧力に打ち勝つ程度の力量を加えることで)、ドッキングステーション2の本体76の側面にある半円球状の凹み(窪み)91から鋼球90が飛び出すことで、切換えが可能となる。なお、ここでは、上記のように半円球の凹み(窪み)形状としたが、窪みの形状は180度に渡る長い半円球断面を有するレールとし、両端のみ更に0.5mm程度、レール溝より深い円球短部とした形状にしても良い。この場合、回動部76の側面と、この側面に対向する本体72の端面との隙間を設けることなく回動部76の回転ができ、360度くるくる回ることなく、ユーザにとって、より扱いやすいものとなる。このときの位置を検出する機構としては、同図(b) に示したように、一対の磁気感応センサ96を用いて、対応する回動部76の外周表面の二箇所にそれぞれ埋め込まれた永久磁石97(97a,97b)の何れかを検出するようになっている。この場合、CPU40は、この磁気感応センサ94の出力信号を検出し、この出力信号を基に、操作/表示部49を制御して設置状態に対応する色別表示を行う。従って、ユーザは、電子カメラ1がどのようにセットされたか色別表示を見ることでも判別することが可能になり、特に暗い場所でも簡単に対応できる利点がある。
更に、或いは、この電子カメラ1の設置状態を検出する機構を、次のように構成することもできる。
図14(a),(b),(c) は、その機構の他の例を示す図である。
本例においては、電子カメラ1に段差部56aを設けた構造ではなく、USB/HUB4のコネクタである第1の接続部77よりも背の低い突起部98を設けている。これに対応して、ドッキングステーション2には、回動部76の第1の接続部77の設置側の側面に窪み部99を設けてある。その他の構成は、接続禁止部材78が省かれている以外、図13(a),(b) を用いて説明したとおりである。
このようにすると、回動部76をロックした状態でカメラ接続部64を第1の接続部77に差し込み、挿入完了時にカメラ本体56の突起部98が回動部76の側面にある窪み部99嵌合することによって、電子カメラ1が固定される。
次に、電子カメラ1が装着されたときに行われるドッキングステーション2の切換え動作の一例を図15を用いて説明する。
図15は、その切換え動作を示すフローチャートである。
同図において、ドッキングステーション2に電子カメラ1が装着されると、前述してきた機構によってカメラ設置状態検出部48により電子カメラ1の設置状態が検出され(S11)、電子カメラ1が表向き(図10(d) に示した設置状態)に設置されているのか、裏向き(図10(b) に示した設置状態)に設置されているのかが判定される(S12)。
尚、本フローにおいては、電子カメラ1が表向きの場合には、図10(d) に示したように、基本的に撮影レンズが表示部17によって隠れているので、S12において表向き或いは裏向きの何れかに設置されている。仮に、電子カメラ1が一般の電子カメラのように背面に表示部17を設けたタイプのものであれば、S12の判定に表向きに設置されていると判断したならば、S17の処理「充電」へ進むことになる。
一方で、ドッキングステーション2に電子カメラ1が装着されると、前述の図4及び図5を用いて説明したように、ディスカバリ/サービス検索等といった処理を行って電子カメラ1との接続を確立する(S13)。尚、このディスカバリ/サービス検索において、電子カメラ1や情報処理装置3をサポートするサービスに対応する仮想ファイル、及びその版数などは、予めドッキングステーション2のメモリ44や電子カメラ1のSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)に格納しておくことも可能であり、PC15からダウンロードすることも可能である。
そして、S3の判定処理が終了であって、且つ、S13で接続が確立した後は、再生モード動作を開始して(S14)、TV画面表示の処理、或いは、さらに本フローでは図示していないが情報処理装置3と接続されているときにはプリント/ストアを実行し(S16)、充電を行い(S17)、本フローは終了することも可能である。
上記再生モードの状態において電子カメラ1の表示部17にAV端子が接続されていない場合は図3に示す「TVモニタ」が選択できなくなる。AV端子が接続されている場合は図3に示すメニュー画面が表示される。ユーザがリモコンの「TVモニタ」を操作すると表示部17には最新撮影日を優先に9枚のサムネイル画像が表示されると同時に、カメラ1内の信号処理部(NTSC変換部 PAL変換部)46、AVコネクタを介して、アナログ信号がTV表示画面に転送され、TV画面にもサムネイル画像が表示される。さらにユーザがサムネイル画像のうち、1枚の静止画やタイトル付き(年月グループ)のアルバムを選択するとマルチのサムネイル画像が所望の画像データに入れ替わる。また、電子カメラ1の表示部やTV画面に表示される画像データは1枚毎でもよい。あるいは、「プリント」釦を操作すると予約したプリントが自動的に印刷することもできる。さらに、「ストア」釦を操作すると電子カメラ1に装着されたメモリカードに記録された全画像データがDVD記録ディスクに記録することもできる。この場合、上書き保存処理も行われる。
但し、S12の判定において電子カメラ1が表向きに装着されていると判定したときには、電子カメラ1の表示部17が開成されている場合に限りS14の再生モード動作を開始するものとし、表示部17が閉じられたままの場合には、情報処理装置3が接続されている場合に限り電子カメラ1に保存されている画像データを自動的に情報処理装置3の記録部21に記録するものとする。
尚、本フローにおいて、図6等に示した電子カメラ1と外観構成のみが異なる電子カメラであって、撮影レンズが隠れることなく表に向くようにドッキングステーション2に装着されたときに第1の接続部と接続禁止部材78とが図10(d) に示した位置となり、画像等を表示する液晶表示部が隠れることなく表に向くようにドッキングステーション2に装着されたときに第1の接続部と接続禁止部材78とが図10(b) に示した位置となるように構成されたカメラがある場合に、この電子カメラがドッキングステーション2に装着されたときに、カメラ設置状態検出部48により設置状態が検出され、電子カメラ1が表向き(第1の接続部と接続禁止部材78とが図10(d) の位置)に設置されていると判定されたときには電子カメラにおいて撮影モードが設定され、電子カメラ1が裏向き(第1の接続部と接続禁止部材78とが図10(b) の位置)に設置されていると判定されたときには電子カメラ1において再生モードが設定され、各モードに応じて次のような動作が行われるように構成することもできる。
撮影モードが設定された場合には、例えば、ドッキングステーション2のメモリ44に予め格納されている電子カメラのファームウェアデータが電子カメラへ送信され、電子カメラにおいて当該カメラのファームウェアデータの更新が実行される。或いは、前述の充電動作が実行される。若しくは、監視用として電子カメラにより撮影された動画データがドッキングステーション2に送信されメモリ44に格納される。
また、再生モードが設定された場合には、例えば、ドッキングステーション2のメモリ44に予め格納されている画像データが電子カメラへ送信され、電子カメラにおいてその画像データの再生が行われる。或いは、前述のように、ドッキングステーション2を介して電子カメラとTVが接続されているときに、TVで電子カメラの記録媒体22に記録されている画像データを再生することや、電子カメラの表示部17でTVの映像を再生することが行われる。
また、ドッキングステーション2に携帯電話機やPDA等が接続されたときに、これらの機器にドッキングステーション2のメモリ44に格納されている画像データを送信し、画像データのコピーを行うようにすることも可能である。
次に、情報処理装置3の上板に設けられた開閉蓋7とUSBデバイスコントローラ16のUSBコネクタ6とのメカニズムを図16及び図17を用いて説明する。
図16は、上板の開閉蓋7を開成したときの情報処理装置3の一部斜視図であり、図17は、開閉蓋7とUSBコネクタ6とに関係する構成を示す図である。
図16及び図17において、上板100には、開閉蓋7によって塞がれる開口部100aと、スイッチ端子101が配設される貫通孔100bとが形成されている。スイッチ端子101は略T字形状であり、後述する連結端子(図17の符号102)を、この連結端子102が備える付勢力に抗して所定方向に摺動移動させる作用部101aが設けられている。
開閉蓋7は、開口部100aを略隙間なく塞ぐように形成されている。開閉蓋7の両側部には後述する支持部となる凸部7aが設けられている。一方の凸部7aには、所定の歯数で形成された開閉蓋用歯車105が例えば一体的に設けられている。
保護カバー106を有するコネクタ本体107の略中央部には、このコネクタ本体107を先端側部107aと基端側部107bとに分割するフランジ107cが設けられている。
第1載置部材109は平板状で硬質な樹脂部材で形成されている。第1載置部材109の略中央部には保護カバー106が摺動自在に配置される角穴109cが形成されている。一対の位置決め用凸部109aは第1載置部材109の一面側に形成されている。
第2載置部材110は硬質な樹脂部材で形成きれている。また、第2載置部材110の両側部にはそれぞれ円柱状の回動保持部110bが設けられている。一方の回動保持部110bの先端側には、付勢用の捻りコイルバネ111が配置される凸部110cが設けられ、他方の回動保持部110bには歯数を所定数に設定したコネクタ側歯車112が一体的に設けられている。さらに、第2載置部材110にはネジ配設孔109bに対向する雌ねじ部(不図示)及びフランジ107cが配設される凹部(不図示)が設けられている。
したがって、コネクタ本体107の先端側部107aに第1載置部材109の角穴109cを挿入配置させる一方、コネクタ本体107の基端側部107bに第2載置部材110を配置させる。そして、この配置状態で第1載置部材109のネジ配設孔109bに固定ネジ113を挿入し、この固定ネジ113を第2載置部材110に設けられている雌ねじ部に螺合する。このことによって、コネクタ本体107が、第1載置部材109と第2載置部材110とで挟持保持されて、コネクタ6が構成される。
コネクタ設置枠114は硬質な樹脂部材で略凹字形状に形成されている。コネクタ設置枠114に設けられた凹部114a内にはコネクタ6が配設される。コネクタ設置枠114には、コネクタ6を構成する第2載置部材110に設けられている回動保持部110bが回動自在に配設される一対の第1支持凹部114b、114cが設けられている。第1支持凹部114cには、コネクタ側歯車112の軸部が回動自在に設けられるようになっている。
また、コネクタ設置枠114の第1支持凹部114c近傍の側部所定位置には所定の歯数で形成された伝達用歯車115が回動自在に配設される軸部114d、スイッチ端子101によって摺動移動される連結端子102を構成する後述する枠部(図中の符号102a)が配置される連結端子設置部114eが設けられている。連結端子設置部114eには開口114fが形成されている。
さらに、コネクタ設置枠114には開閉蓋7に設けられている凸部7aが回動自在に配設される一対の第2支持凹部114gが設けられている。
連結端子102には枠部102aと付勢部102bとが設けられている。枠部102aは、連結端子設置部114eに配置される。枠部102aには開ロが形成されており、この開ロには開口114fを介してスイッチ端子101の作用部101aが配設されるようになっている。付勢部102bは、連結端子102をコネクタ設置枠114に形成されている連結端子設置部114cの所定位置に付勢配置させる所定の付勢力を有している。
最後に、電子カメラ1において、ドッキングステーション2を介して情報処理装置3がサポートするサービスが検索されたときの、電子カメラ1背面の表示部17の表示画面の一例を、図18を用いて説明する。尚、同図(a),(b),(c),(d) は、前述の図3に対応する図であり、何れも、撮影した画像と操作メニューとが同時に表示された例である。
同図(a) に示したように、検出されたサービスがプリントサービスやストアサービスであった場合には、透明のタッチパネルを介して表示される項目として「プリント」や「ストア」が表示される。この場合にドッキングステーション2を介して接続されていることを表示するアイコン28も画面右下に表示される。
同図(b) は、タッチパネルを介して「プリント」が押されて印刷を開始してから所望の時間が経過したときの表示例を示したものである。矢印(同図(b) では「プリント」の右横に表示されている矢印)が途切れている部分が印刷されたことを示す。また、サムネイル画像を直接網掛けを施すようにして印刷状態を実時間で表示するなどすることで、ユーザにわかりやすく確認させることもできる。例えば、その網掛けを実行する場合は、項目「ストア」や「プリント」表示を消去するか半透明にすることにより、サムネイル画像の印刷状態がより鮮明にわかりやすい状態となる。
同図(c) は、タッチパネルを介して項目「ストア」が押されてコピーを開始してから所望の時間が経過したときの表示例を示したものである。矢印(同図(c) では「ストア」の右横に表示されている矢印)が途切れている部分がコピーされた(保存された)ことを示す。
同図(d) は、コピーが終了した時点の表示例を示したものである。画面には保存された最後のサムネイル画像が表示され、保存が完了したことを表示している。また、この時には、画面に上下左右キーに対応するマーク116も併せて表示され、上下左右キーのキー入力を受け付け可能であることも表示している。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
電子カメラシステムの主要構成を示す図である。 トレイが出ているときの情報処理装置の外観斜視図である。 システムに含まれる電子カメラの背面に設けられた表示部と各種キーを説明する図である。 対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングに関する処理を説明する図である。 対応可能なサービスに係わるデータの転送およびハンドリングに関する処理を説明する図である。 (a) は電子カメラのカメラ正面図、(b) はそのカメラ右側面図、同図(c) はそのカメラ上面図である。 (a) は表示部を下位置に回動させたときのカメラ正面図、(b) はそのときのカメラ右側面図、(c) はそのときのカメラ上面図である。 (a) は表示部を下位置から更にカメラ背面に回り込むように回動させて表示部の背面をカメラ本体の背面に当接させた状態を示す図、(b) はその使用状態を示す図である。 (a) はドッキングステーションの上面図、(b),(c) はその正面図、(d) はその右側面図である。 (a),(b),(c),(d) はドッキングステーションに電子カメラを装着する方法が2通りあることを説明する図である。 (a),(b) は電子カメラの設置状態を検出する機構を説明する図である。 電子カメラの設置状態を検出する他の機構の一部構成を示す図である。 電子カメラの設置状態を検出する他の機構の例を示す図である。 電子カメラの設置状態を検出する他の機構の例を示す図である。 電子カメラが装着されたときに行われるドッキングステーションの切換え動作を示すフローチャートである。 情報処理装置の上板に設けられた開閉蓋とUSBデバイスコントローラのUSBコネクタとのメカニズムを説明する図である。 情報処理装置の上板に設けられた開閉蓋とUSBデバイスコントローラのUSBコネクタとのメカニズムを説明する図である。 ドッキングステーションを介して情報処理装置がサポートするサービスが検索されたときの、電子カメラ背面の表示部の表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 電子カメラ
2 ドッキングステーション
3 情報処理装置
4 USB/HUB
5 USBホストコントローラ
6 USBコネクタ
7 開閉蓋
8 光ディスク
9 トレイ
10 プリンタ部
11 カセット
12 カセット挿入口
13 切換えスイッチ
14 LED表示部
15 PC
16 USBデバイスコントローラ
17 表示部
18 操作部
19 直接操作部
20 撮影部
21 ディスクドライブ部
22 記録媒体
23 メモリ
24 USBデバイスコントローラ
25 上下左右キー
26 OKキー
27 キャンセルキー
28 アイコン
29 切換スイッチ部
30 入出力端子
31、32 アイコン
33 制御回路
34 サービス検索部
35 ディスカバリ部
36 直接操作部
37 メモリ
38 表示部
39 電源部
40 制御回路
41 サービス検索部
42 ディスカバリ部
43 直接操作部
44 メモリ
45 USBホストコントローラ
46 信号処理部
47 第1のTV用端子
48 カメラ設置状態検出部
49 操作/表示部
50 第2のTV用端子
51 PC端子
52 第1の遮蔽板
53 充電回路
54 電池
55 制御回路
56 カメラ本体
57 把持部
58 セルフタイマ用報知窓
59 報知光透過窓
60 ダブルヒンジ
61 ズームレバー
62 シャッタボタン
63 リモコン用受光部
64 カメラ接続部
65 撮影レンズ窓
66 ストロボ窓
67 マイク
68 電源ボタン
69 モードダイヤル
70 十字ボタン
71 三脚用ネジ穴
72 ドッキングステーションの本体
73 ドッキングステーションの収納部
74 載置面
75 側壁
76 回動部
77 第1の接続部
78 接続禁止部材
79 切り欠き部
80 取り付けねじ
81 勘合穴
82 締め付けようナット
83 鋼球
84 板ばね
85 小ねじ
86 板ばね
87 接触端子
88 マイクロスイッチ
90 鋼球
91 半円球状の凹み(窪み)
92 軸部
93 Eリング
94 圧縮ばね
95 カバー
96 磁気感応センサ
97 永久磁石
98 突起部
99 窪み部
100 上板
101 スイッチ端子
102 連結端子
103 第2の遮蔽板
104 AC/DC変換回路
105 開閉蓋用歯車
106 保護カバー
107 コネクタ本体
108 専用ケーブル
109 第1載置部材
110 第2載置部材
111 捻りコイルバネ
112 コネクタ側歯車
113 固定ネジ
114 コネクタ設置枠
115 伝達用歯車
116 マーク
117 電源SW
118 イジェクトボタン
119 ディスカバリ部
120 サービス検索部
121 第2の接続部
122 USB切換スイッチ
123 第1の電力供給用端子
124 AC電源ケーブル端子
125 第2の電力供給用端子

Claims (8)

  1. 電子機器が載置できるドッキングステーションとダイレクトにデータの送受を行う電子機器であって、
    当該電子機器がサポートするサービス毎に対応して作成させる仮想ファイルが記憶される第1の記憶手段と、
    前記ドッキングステーションにおいて前記第1の記憶手段に記憶されたファイルから前記ドッキングステーションがサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときに前記ドッキングステーションから送信される前記検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報が記憶される第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された前記仮想ファイルのファイル情報に応じたサービスを表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 電子機器が載置できるドッキングステーションとダイレクトにデータの送受を行う電子機器の表示方法であって、
    当該電子機器がサポートするサービス毎に対応して作成させる仮想ファイルを第1の記憶部に記憶し、
    前記ドッキングステーションにおいて前記第1の記憶部に記憶されたファイルから前記ドッキングステーションがサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときに前記ドッキングステーションから送信される前記検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報を第2の記憶部に記憶し、
    前記第2の記憶部に記憶された前記仮想ファイルのファイル情報に応じたサービスを表示する、
    ことを特徴とする電子機器の表示方法。
  3. 電子機器が載置されたことを検出する検出部を有するドッキングステーションとダイレクトにデータの送受を行う電子機器の表示方法であって、
    電子機器が載置されたことを検出する検出部からの出力信号に基づいて当該電子機器がサポートするサービス毎に対応して作成させる仮想ファイルを第1の記憶部に記憶し、
    前記ドッキングステーションにおいて前記第1の記憶部に記憶されたファイルから前記ドッキングステーションがサポートするサービスに対応する仮想ファイルが検索されたときに前記ドッキングステーションから送信される前記検索されたサービスに対応する仮想ファイルのファイル情報を第2の記憶部に記憶し、
    前記第2の記憶部に記憶された前記仮想ファイルのファイル情報に応じたサービスを表示する、
    ことを特徴とする電子機器の表示方法。
  4. ドッキングステーションに請求項1記載の電子機器が載置され、前記ドッキングステーションと前記電子機器との間でダイレクトにデータの送受が行われる電子機器システムであって、
    前記電子機器に端子部を設けると共に、前記ドッキングステーションに、前記端子部から出力される信号を織別することにより前記ドッキングステーションに設置されている前記電子機器の向きを検出する検出部と、この検出部によって前記電子機器の表示手段が設けられている面が表面か裏面かの状態を表示する表示手段とを設けた、
    ことを特徴とする電子機器システム。
  5. ホスト機能をもつ前記ドッキングステーションとデバイス機能をもつ前記電子機器とが、ハブおよび切換えスイッチを経由して接続された、
    ことを特徴とする請求項4記載の電子機器システム。
  6. 前記ドッキングステーションに装着され、前記ドッキングステーションを介して供給される電力によって前記電子機器内の電池を充電する、
    ことを特徴とする請求項4又は5記載の電子機器システム。
  7. 前記電子機器の向きを検出する検出部からの検出結果に基づいて前記電子機器に対応する機能が変更される、
    ことを特徴とする請求項5記載の電子機器システム。
  8. 当該電子機器は、少なくとも電子カメラ、PDA、携帯電話機、携帯型オーディオプレーヤ、及びフォトビューワーのうちの何れか一つである、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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